JPH0617930Y2 - 壁貼り構造 - Google Patents
壁貼り構造Info
- Publication number
- JPH0617930Y2 JPH0617930Y2 JP8911988U JP8911988U JPH0617930Y2 JP H0617930 Y2 JPH0617930 Y2 JP H0617930Y2 JP 8911988 U JP8911988 U JP 8911988U JP 8911988 U JP8911988 U JP 8911988U JP H0617930 Y2 JPH0617930 Y2 JP H0617930Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- wall plate
- base
- view
- pasting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、家屋等の建物において下地に壁板を貼着す
る場合の壁貼り構造に関し、さらに詳しくは、上記下地
に補強金物等による不陸がある場合の壁貼り構造に関す
る。
る場合の壁貼り構造に関し、さらに詳しくは、上記下地
に補強金物等による不陸がある場合の壁貼り構造に関す
る。
壁貼りは壁板を下地に釘留めもしくは、ビス留めして行
なわれるが、この下地面に不陸が生じていてもそのまま
壁貼りするのが従来の工法であった。たとえば第６図の
ようなツーバイフォー工法によって建物が構築される場
合、下地を構成する構造用合板Ａ１〜Ａ５は相互に釘打
ちによって連結されると共に、強度を補う意味で下地表
面Ｂの要所要所に補強金物Ｃを打ちつけられるので、当
然補強金物Ｃによって下地表面Ｂに不陸を生じるが、従
来はこのような不陸を修正することなく壁貼りしてい
た。
なわれるが、この下地面に不陸が生じていてもそのまま
壁貼りするのが従来の工法であった。たとえば第６図の
ようなツーバイフォー工法によって建物が構築される場
合、下地を構成する構造用合板Ａ１〜Ａ５は相互に釘打
ちによって連結されると共に、強度を補う意味で下地表
面Ｂの要所要所に補強金物Ｃを打ちつけられるので、当
然補強金物Ｃによって下地表面Ｂに不陸を生じるが、従
来はこのような不陸を修正することなく壁貼りしてい
た。
従って、壁板を釘打ちすると、補強金物Ｃの部分で該壁
板が下地表面から浮いて強い反りを生じ、建屋壁外面に
顕著な凹凸やゆがみが現れ、美感が著しく損なわれるこ
とになっている。また、補強金物Ｃの部分で壁板に強い
力が働くので壁板自体にクラック等の傷みが生じる問題
があった。
板が下地表面から浮いて強い反りを生じ、建屋壁外面に
顕著な凹凸やゆがみが現れ、美感が著しく損なわれるこ
とになっている。また、補強金物Ｃの部分で壁板に強い
力が働くので壁板自体にクラック等の傷みが生じる問題
があった。
この考案は上記問題点に鑑み、下地表面に不陸があって
も、この不陸を緩和して反りの少ない状態で壁貼りする
ことができ、同時に壁板自体の傷みも軽減できる壁貼り
構造を提供することを目的としてなされたものである。
も、この不陸を緩和して反りの少ない状態で壁貼りする
ことができ、同時に壁板自体の傷みも軽減できる壁貼り
構造を提供することを目的としてなされたものである。
即ち、この考案の壁貼り構造は下地表面に取付けた下地
材用補強金物の周囲に適当な距離をおいて前記下地表面
に所要厚のクッション材が適宜数、貼着され、これら補
強金物及びクッション材に跨がって壁板が当てつけら
れ、該壁板は前記クッション材よりも外側に位置する部
位で前記下地に留めつけ固定されたことを特徴とするも
のである。
材用補強金物の周囲に適当な距離をおいて前記下地表面
に所要厚のクッション材が適宜数、貼着され、これら補
強金物及びクッション材に跨がって壁板が当てつけら
れ、該壁板は前記クッション材よりも外側に位置する部
位で前記下地に留めつけ固定されたことを特徴とするも
のである。
以下、この考案を実施例により説明する。
第１図及び第２図はこの考案の実施例の要部正面図及び
拡大横断面図、第３図は実施例の断面図、第４図は実施
例の要部縦断面図を示す。
拡大横断面図、第３図は実施例の断面図、第４図は実施
例の要部縦断面図を示す。
この考案の壁貼り構造は構造用合板等からなる下地材Ａ
の表面Ｂに第６図と同様な下地材用補強金物（以下単に
「補強金物」という）Ｃが釘打ちされ、不陸が生じてい
る時に、この補強金物Ｃの上部や両側の位置に該補強金
物に対し所要の距離をおいて適宜数のクッション材１…
が接着され、第３図及び第４図のように、これら補強金
物Ｃ及びクッション材１…の上に跨がって壁板３が当て
つけられ、クッション材１…の外縁部分で釘打ち４…な
どにより止付けられて構成されている。
の表面Ｂに第６図と同様な下地材用補強金物（以下単に
「補強金物」という）Ｃが釘打ちされ、不陸が生じてい
る時に、この補強金物Ｃの上部や両側の位置に該補強金
物に対し所要の距離をおいて適宜数のクッション材１…
が接着され、第３図及び第４図のように、これら補強金
物Ｃ及びクッション材１…の上に跨がって壁板３が当て
つけられ、クッション材１…の外縁部分で釘打ち４…な
どにより止付けられて構成されている。
上記クッション材１は、第５図に示すように片面に粘着
層２を有した発泡樹脂製のものが使用され、これを予め
長くテープ状に製作しておき、適当長さに切って使用す
るようにすれば便利であり、またクッション材１の厚み
は補強金物Ｃと同程度もしくは若干厚目が望ましい。
層２を有した発泡樹脂製のものが使用され、これを予め
長くテープ状に製作しておき、適当長さに切って使用す
るようにすれば便利であり、またクッション材１の厚み
は補強金物Ｃと同程度もしくは若干厚目が望ましい。
さらにクッション材１…は、第３図及び第４図のように
補強金物Ｃの上に貼りつける壁板３の、矢印４で示す釘
打ち個所４…の内側領域に不陸段差をなだらかに緩和修
正する位置を選んで貼付けされる。
補強金物Ｃの上に貼りつける壁板３の、矢印４で示す釘
打ち個所４…の内側領域に不陸段差をなだらかに緩和修
正する位置を選んで貼付けされる。
以上によって壁板３は下地表面Ｂから広範囲の多数個所
でクッション材１…により支えるため、これらクッショ
ン材１…を圧縮しつつ、全体としてゆるく湾曲して補強
金物Ｃによる不陸段差を吸収する。
でクッション材１…により支えるため、これらクッショ
ン材１…を圧縮しつつ、全体としてゆるく湾曲して補強
金物Ｃによる不陸段差を吸収する。
この考案によれば、下地表面に貼った壁板が不陸部分で
強く折れ曲がろうとする傾向が、該不陸周りに接着され
たクッション材で阻害され、これらクッション材による
不陸緩和により壁板全体のゆるやかな曲げに変換され
る。
強く折れ曲がろうとする傾向が、該不陸周りに接着され
たクッション材で阻害され、これらクッション材による
不陸緩和により壁板全体のゆるやかな曲げに変換され
る。
従って、建屋壁外面に壁板の強い反りによる凹凸が見ら
れず、外観の美感が保たれると共に、クラック等による
壁板の傷みもなくなる。
れず、外観の美感が保たれると共に、クラック等による
壁板の傷みもなくなる。
第１図はこの考案の実施例の要部正面図、第２図は第１
図の拡大横断面図、第３図は実施例の横断面図、第４図
は同じく壁貼り構造の要部縦断面図、第５図はクッショ
ン材の斜視図、第６図は下地表面の不陸の一例を示す斜
視図である。
図の拡大横断面図、第３図は実施例の横断面図、第４図
は同じく壁貼り構造の要部縦断面図、第５図はクッショ
ン材の斜視図、第６図は下地表面の不陸の一例を示す斜
視図である。
Claims (1)
- 【請求項１】下地表面に取付けた下地材用補強金物の周
囲に適当な距離をおいて前記下地表面に所要厚のクッシ
ョン材が適宜数、貼着され、これら補強金物及びクッシ
ョン材に跨がって壁板が当てつけられ、外壁板は前記ク
ッション材よりも外側に位置する部位で前記下地に留め
つけ固定されたことを特徴とする壁貼り構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8911988U JPH0617930Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 壁貼り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8911988U JPH0617930Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 壁貼り構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0211932U JPH0211932U (ja) | 1990-01-25 |
| JPH0617930Y2 true JPH0617930Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31313671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8911988U Expired - Lifetime JPH0617930Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 壁貼り構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617930Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5117835A (ja) * | 1974-08-01 | 1976-02-13 | Masae Oorui | Suzu |
-
1988
- 1988-07-05 JP JP8911988U patent/JPH0617930Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0211932U (ja) | 1990-01-25 |
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