JPS5915686Y2 - サスペンシヨンア−ムの取付構造 - Google Patents
サスペンシヨンア−ムの取付構造Info
- Publication number
- JPS5915686Y2 JPS5915686Y2 JP18516479U JP18516479U JPS5915686Y2 JP S5915686 Y2 JPS5915686 Y2 JP S5915686Y2 JP 18516479 U JP18516479 U JP 18516479U JP 18516479 U JP18516479 U JP 18516479U JP S5915686 Y2 JPS5915686 Y2 JP S5915686Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- suspension arm
- yoke
- hole provided
- tightening bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は前輪が駆動輪である車両の前輪の懸架装置とし
てトレーリングアーム方式を用い、且つ該トレーリング
アームとハウジングとをエリオツド式ヨークで結合した
ものにおける上記アームとハウジングの取付構造に関す
るものである。
てトレーリングアーム方式を用い、且つ該トレーリング
アームとハウジングとをエリオツド式ヨークで結合した
ものにおける上記アームとハウジングの取付構造に関す
るものである。
前輪（操舵輪）が駆動輪である車両の前輪懸架装置とし
てトレーリングアームと車輪を支持するハウジングとを
ヨークで結合した所謂オリエツトタイプのものを用いた
ものにおいては、該トレーリングアームとハウジングの
上下をそれぞれボールジヨイントを介して結合した構成
となっている。
てトレーリングアームと車輪を支持するハウジングとを
ヨークで結合した所謂オリエツトタイプのものを用いた
ものにおいては、該トレーリングアームとハウジングの
上下をそれぞれボールジヨイントを介して結合した構成
となっている。
ボールジヨイントは通常ハウジングの上下にそれぞれ固
着され、該ボールジヨイントのポールスタッドを先細り
のテーパ形状に構威し、それをトレーリングアームのヨ
ーク部上下にそれぞれ設けたテーパ状結合孔に嵌め、こ
れをナツトにより締付けて結合するのが普通である。
着され、該ボールジヨイントのポールスタッドを先細り
のテーパ形状に構威し、それをトレーリングアームのヨ
ーク部上下にそれぞれ設けたテーパ状結合孔に嵌め、こ
れをナツトにより締付けて結合するのが普通である。
ところがハウジングの上下幅とトレーリングアームのヨ
ーク幅とは、製作上のバラツキにより両者を完全に一致
させることは極めて困難であり、その製作誤差により上
下いずれか一方のボールジヨイントをナツトにて締付固
定すると他方のボールジヨイントのポールスタッドと結
合孔のテーパ面同志にすき間が生じナツトによる締付け
が的確に行われないと言う欠点を有している。
ーク幅とは、製作上のバラツキにより両者を完全に一致
させることは極めて困難であり、その製作誤差により上
下いずれか一方のボールジヨイントをナツトにて締付固
定すると他方のボールジヨイントのポールスタッドと結
合孔のテーパ面同志にすき間が生じナツトによる締付け
が的確に行われないと言う欠点を有している。
本考案は上記のような従来の問題に対処することを目的
とするもので、以下附図実施例につき説明する。
とするもので、以下附図実施例につき説明する。
第１図において、１はブレーキドラム１０を介して車輪
９を支持するハウジングで、該ハウジング１の内側の上
、下は、一端を車体側に揺動可能に支持されたトレーリ
ングアーム２の上、下のヨーク部２ａ、２ｂにボールジ
ヨイント３，４を介して結合されている。
９を支持するハウジングで、該ハウジング１の内側の上
、下は、一端を車体側に揺動可能に支持されたトレーリ
ングアーム２の上、下のヨーク部２ａ、２ｂにボールジ
ヨイント３，４を介して結合されている。
１１はアクスルシャフトである。
上、下のボールジヨイント３，４のうちのいずれか一方
例えば下側のボールジヨイント４は従来通りそのソケッ
ト部４ａをハウジング１に固定し、そのポールスタッド
４ｂは下側ヨーク部２ｂに設けたテーパ状の結合孔２ｂ
’に嵌着され、それをナツト６にて締付けて固定した結
合構造となっているが、他方例えば上側のボールジヨイ
ント３はソケット部３ａを上側ヨーク部２ａの嵌着孔２
ａ′に嵌装されそのボールスタッド３ｂをハウジング１
の上部に形成したテーパ状の結合孔１ａに嵌着しナツト
５にて締付は固定した結合構造となっている。
例えば下側のボールジヨイント４は従来通りそのソケッ
ト部４ａをハウジング１に固定し、そのポールスタッド
４ｂは下側ヨーク部２ｂに設けたテーパ状の結合孔２ｂ
’に嵌着され、それをナツト６にて締付けて固定した結
合構造となっているが、他方例えば上側のボールジヨイ
ント３はソケット部３ａを上側ヨーク部２ａの嵌着孔２
ａ′に嵌装されそのボールスタッド３ｂをハウジング１
の上部に形成したテーパ状の結合孔１ａに嵌着しナツト
５にて締付は固定した結合構造となっている。
そして上側ボールジヨイント３のソケット部３ａの外周
面にはポールスタッド３ｂの中心線と直交する面に対し
ある角度θ°だけ傾斜した面に沿って係合溝８が形成さ
れており、ヨーク部２ａの嵌着孔２ａ′周縁部を貫通す
るように設けた締付ボルト孔２ａ″にボルト７をねじ込
むことにより該ボルト７が上記係合溝８に係合すると共
にソケット部３ａ外周を締めつけてボールジヨイント３
を固定するようになっている。
面にはポールスタッド３ｂの中心線と直交する面に対し
ある角度θ°だけ傾斜した面に沿って係合溝８が形成さ
れており、ヨーク部２ａの嵌着孔２ａ′周縁部を貫通す
るように設けた締付ボルト孔２ａ″にボルト７をねじ込
むことにより該ボルト７が上記係合溝８に係合すると共
にソケット部３ａ外周を締めつけてボールジヨイント３
を固定するようになっている。
尚２ ａ／／／はトレーリングアーム２の上側ヨーク部
２ａの端部に設けたスリットで、該スリット２ａｌ〃に
より嵌着孔２ａ′の締付方向に幾分の弾性をもたせたボ
ルト７によるソケット部３ａ外周面の締付けを的確に行
い得るようになっている。
２ａの端部に設けたスリットで、該スリット２ａｌ〃に
より嵌着孔２ａ′の締付方向に幾分の弾性をもたせたボ
ルト７によるソケット部３ａ外周面の締付けを的確に行
い得るようになっている。
本考案では上記のような構成を採ることにより、例えば
下側ボールジヨイント４により下側ヨーク部２ｂをハウ
ジング１の下部に取付けた上で、上側ボールジヨイント
３のソケット部３ａを嵌着孔２ａ’内において回動させ
、ボルト７の係合溝８との係合位置を変化させることに
よりその取付高さ位置を調整して、そのポールスタッド
３ｂがハウジング１のテーパ状結合孔１ａに合致したと
ころでボルト７をかたく締付け、その状態でナツト５で
締付固定することにより、ヨーク部２ａ。
下側ボールジヨイント４により下側ヨーク部２ｂをハウ
ジング１の下部に取付けた上で、上側ボールジヨイント
３のソケット部３ａを嵌着孔２ａ’内において回動させ
、ボルト７の係合溝８との係合位置を変化させることに
よりその取付高さ位置を調整して、そのポールスタッド
３ｂがハウジング１のテーパ状結合孔１ａに合致したと
ころでボルト７をかたく締付け、その状態でナツト５で
締付固定することにより、ヨーク部２ａ。
２ｂとハウジング１との結合を的確に行うことができる
ものである。
ものである。
以上のように本考案によれば極めて簡単なる構成におい
て、ヨーク幅とハウジング幅の誤差を吸収することがで
き、組付作業の容易化をはかり得るもので、実用上多大
の効果をもたらし得るものである。
て、ヨーク幅とハウジング幅の誤差を吸収することがで
き、組付作業の容易化をはかり得るもので、実用上多大
の効果をもたらし得るものである。
第１図は本考案の実施例を示す要部断面図、第２図は第
１図の上部ボールジヨイント結合部の平面図である。 １・・・・・・ハウジング、１ａ・・・・・・結合孔、
２・・・・・・トレーリングアーム、２ａ、２ｂ・・・
・・・ヨーク部、２ａ′・・・・・・嵌着孔、２ａ″・
・・・・・締付ボルト孔、２ｂ’・・・・・・結合孔、
３，４・・・・・・ボールジヨイント、３ａ、４ａ・・
・・・・ソケット部、３ｂ、４ｂ・・・・・・ポールス
タッド、５．６・・・・・・ナツト、８・・・・・・係
合溝、９・・・・・・車輪、１０・・・・・・ブレーキ
ドラム、１１・・・・・・アクスルシャフト。
１図の上部ボールジヨイント結合部の平面図である。 １・・・・・・ハウジング、１ａ・・・・・・結合孔、
２・・・・・・トレーリングアーム、２ａ、２ｂ・・・
・・・ヨーク部、２ａ′・・・・・・嵌着孔、２ａ″・
・・・・・締付ボルト孔、２ｂ’・・・・・・結合孔、
３，４・・・・・・ボールジヨイント、３ａ、４ａ・・
・・・・ソケット部、３ｂ、４ｂ・・・・・・ポールス
タッド、５．６・・・・・・ナツト、８・・・・・・係
合溝、９・・・・・・車輪、１０・・・・・・ブレーキ
ドラム、１１・・・・・・アクスルシャフト。
Claims (1)
- サスペンションアーム先端の上下のヨーク部と、車輪を
支持するハウジングの上下を、それぞれホールジヨイン
トを介して結合した車輪懸架装置において、上下いずれ
か一方のポールズヨイントのソケット部の外周面に、該
ソケット部の中心線と直交する面に対し所定角度傾斜し
た面に沿って保合溝を構威し、該ソケット部をヨーク部
に設けた嵌着孔に上下移動及び回動調整可能なるよう嵌
装し、該ヨーク部に設けた締付ボルト孔に締付ボルトを
ねじ込んで該締付ボルトを上記ソケット部外周の保合溝
に係合させて固定すると共に、該ボールジヨイントのポ
ールスタッドをハウジングに設けたテーパ状の結合孔に
嵌装しナツト締めして固定したことを特徴とするサスペ
ンションアームの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18516479U JPS5915686Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | サスペンシヨンア−ムの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18516479U JPS5915686Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | サスペンシヨンア−ムの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56102705U JPS56102705U (ja) | 1981-08-12 |
| JPS5915686Y2 true JPS5915686Y2 (ja) | 1984-05-09 |
Family
ID=29695361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18516479U Expired JPS5915686Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | サスペンシヨンア−ムの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915686Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6527350B2 (ja) * | 2015-03-04 | 2019-06-05 | 本田技研工業株式会社 | ストラット式サスペンション装置 |
-
1979
- 1979-12-29 JP JP18516479U patent/JPS5915686Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56102705U (ja) | 1981-08-12 |
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