JPS59149955A - 耐アーク性スイッチ材料用組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐アーク性の改良されたポリアミド組成）勿
に関するものである〇 ポリアミドは、その後れた熱的性創、機械的性質、…、
気的性賀により、工業用制脂として多方向にわたって使
用されている。特に、このようにバランスのとれた凌れ
た性能から、電気部品材料として大いに使用δ７してき
た。

これら、Ｆｌ＝、気部品材料として、例えは、活凧部支
持用側科、フユーズ用材料、スイッチ材料等かめけられ
る。このような用途では、電気特性、耐熱性、寸法安定
性や、摺動性等が要求θれる。

一般に、ポリアミドは、その特性を多いに向上せしめる
ため、鉱石粉末やガラス繊維なとによって補角して使わ
れる仁とが多い。これら袖頻材料は、ポリアミドに対し
て安水される（成１によって使いわけがなされているの
が辿′帛でろる０＃１強力を８賛とする用途には、ガラ
ス繊維で佛彊したポリアミドが、又摺動性や、寸法安更
性の要求される用途には、適当な鉱石粉末を含有したポ
リアミドが、てれそれ好まれて使用きれ、従って、活゛
也部支持用＠糾、フユーズ用拐科、スイッチ材料等には
鉱石粉末を含有したポリアミドがより多く便用されてい
る。

しかしながら近年、電気部品樹脂材料が強力なアークに
さらされる状況が多くなり、これに対する剛性が＠賛と
なってきた。鉱石粉末含Ｍポリアミドは、摺動性、寸法
安定性、耐熱性に肯れているたけに、このポリアミド組
成物を耐アーク性にすることの工業的意義は大きなもの
がある。

本発明者らは、ポリアミドの摺動性と耐トラツキング性
のすぐれた組成物について検討を加え、アルミニウムの
硅酸塩および／又はマグネシウムの硅酸塩からなる無磯
賀光掴剤を注むポリアミドが南効なことを見出した。し
かし当組酸物では未袖強のポリアミドに比べ、耐トラツ
キング性は改書されているものの、弾力なアークの発生
する個所においては、充分満足されるものでな、１なか
った。

これに対処して離燃剤を用いることが考えられた０　７
Ｊ・かる場合の難燃剤として最も一般的な離燃剤である
ハ１Ｊケゞン化合物を配合したポリアミド強化物が用意
され訂１１１１Ｉ延れたが、耐トラツキング性は逆に者
しく低下し、絶縁劣化を起しやすく、上記問題に対処す
ることはできなかった。

本発明者らは、かかる問題を解決するため、すなわち、
鉱石粉末含有のポリアミドの優れた特性を活かし、より
島い耐トラツキング性を付与１゛るため鋭意研究を行っ
た結果、本発明に到達したものでりる。

すなわち、本発明は、メラミンシアヌレート０．０１乃
至６重量％と鉱石粉末１０乃至６０’、ｍｆ％を貧有す
る耐アーク性の改良されたポリアミド組成物に関する。

本発明で用いられるメラミンシアヌレートは、メラミン
とそれと実質的に等モルのシアヌール酸との付加物であ
る。

本発明において、用いられる鉱石粉末は、マグネシウム
の硅酸塩および／又はアルミニウムの硅Ｍ塙からなる無
機質充填剤でるる。マグネシウムの４？Ｒ塩には、タル
ク、セピオライト、エンスタタイト咎があるが特にタル
クが好ましい。又、不発明でいうアルミニウムの硅酸塩
には、カオリン、マイカ、シマライト、ピロフィルライ
ト等があるが特にカオリン、マイカが好ましい。就中マ
グネシウムの硅酸塩がより好ましく、中でもタルクが最
も好ましい。

これらの鉱石粉末の添加量は、１０〜６０基量チである
。配合量が少いと、摺動特性が低下し好ましくないし、
配合量が６０患箪％を越えると、もろくな＃）実用的で
゛はない。っまシ鉱石粉末が１０、亀員チ未満や、６０
１．輩うを越えるところではあまり効果がない。メラミ
ンシアヌレート配合の効果を発揮するのは、１Ｕ乃至６
ｏ崖殿饅であり、好ましくは２０乃至５０３１ｊｔ％で
あり、最も好ましくは６０乃至４５崖童饅である。

本発明で用いられるポリアミドとは一般に用いられるポ
リアミドを示し、特に眠屋されるものではない。例えば
、ナイロン６、ナイロン６６、ナイロン６１０．ナイロ
ン６１２．及びこれらの共重合体等が挙げられる。なか
でもナイロン６６が賊も好ましい。

本発明の組成ｗ１に得るためには、０ンポリアミドに予
め得られたメラミンシアヌレート粉末及び鉱石粉末を配
合し、混線機を用い溶融混合する方法、（ロ）メラミン
及びそれと実質的に等モル凰のシ・アヌールｆＶＴｈポ
リアミド形成単菫体に配合し、水の存在ｆに加熱しム合
して得られるメラミン７アスレート含有ポ゛リアミドに
鉱石粉末を配合し、混練機を用いｆ６融混合する方法も
ある。好ましくは、本法つまり（ロ）法である０又、メ
ラミンシアヌレート含肩ポリアミド及び鉱石粉末含有ポ
リアミド會、ベレットブレンドし、混ｌａ機を用い浴融
混合しても技い・７又、上記ペレットブレンド物音その
まま、射出成形法寺で成形品とすることもでさる。

このようにして得られたポリアミド組成物中の、メラミ
ンシアヌレートの、姫加駁は、０．０１乃主６息ＪＩｔ
チである。この算がＬ］、０１本訊−未満では、耐トラ
ツキング防止効果が乏しく、父、６虚Ｍ％をこえると、
機械的物性が低下し好ましくない。

この量は、好ましくは０．０５重幇チ乃至４貞菫チであ
る。更に好ましく′は０．１乃至２孤量チでおる。

つまり本発明は極めて特徴的である。

（１）本発明の目的を達成するのに、一般的な離燃剤、
であるハロゲン糸離燃剤では全く効果なく、むしろ耐ト
ラツキング性を悪化させるのに対し、メラミンシアヌレ
ートは篤くべきことに耐トラツキング性を改善するのに
有効であったのである。ポリアミドにおいて、ガラス繊
維、鉱石粉末等で強化した組成物の難燃化には、ノ・ロ
ダン系−燃剤が一般的工あり、非強化ポリアミドに用い
られているメラミンシアヌレートは強化した組成物には
はとんど使用されていない。

（２）本発明の目的達成に１効なメラミンシアヌレ−ト
の硲苅１．ｔは、常識的な賞からづれてお９．０．０１
乃至６ＪｊＥ、前チであり、好ましくは０．０５乃至４
］１％でるり、厳゛も好ましくは０．１乃至２ｊｌＬ菫
チである。

（３）本発明の目的達成にメラミンシアヌレートの配合
が有効であるが、この有効性は鉱石粉末量と密接な関係
がある。つまり、鉱石粉末が１０厘量う未満ではあまり
効果がない。本発明の鉱石粉末ａｔは耐トラツキング性
に及ばずメラミンシアヌレート配合の効果ともろさと関
係から、１０乃至６ＬＩＪａ電チでろり、好ましくは２
０乃至５０亜ｊＩＪチであり、最も好ましくは６０乃至
４５ｍ’Ｍ矛で２り金。このように難燃剤の効果が鉱石
粉末の配合蓋と密接な関係があることは、＃１とんど知
られてないことである。

以下、実施例により本発明を更に絆しく説明する０ 実施例１ ナイロン６６に相当する結合単位９０重量％、ナイロン
６に相当する結合単位１０ｘｊ！１％１１むナイロン６
６／６共電合体ｔ−ａ造するのに必要な単量体水溶液を
５０皿童−のアジピン酸ヘキザメチレンジアンモニウム
塩水浴液とε−カプロラクタムとを混合して！１１１！
した。次に該単量体水浴液を単量体濃度７０重量％まで
凝縮した１〕次に、加熱装置、かくはん機、圧力計、温
度計及び圧力病整弁を備え付けた４ＵＯｔ耐圧オートク
レーブに該単量体水溶液と、メラミンに水を加えてスラ
リー状にしたものと、シアヌレートに水を加えてスラリ
ー状にしたものを、これら両者の合計賃がポリアミドに
対して１２ｍｍ％になるよう注入し、ただちにかくはん
しながら、加熱し、温度と圧力をｌｌｉ！！して約４時
間４０分反心金行った。反応終了後、内容物をオートク
レーブ下部のダイスよりシート状で排出し、水冷後カッ
ターで６簡φ×６叫長の円柱状ペレットに切断しポリア
ミド組成物（Ａ）を製造した。

又、ナイロン６６（無化成工業■製しオナ琳１３００）
Ｋタルク（■龍森社製（ｊＲ８６００２）　’ｔ−５７
、１１慧チ配合し、混合したのち、石中妖土鞠社製７０
ｔＭＲφ単軸押出磯にて浴融混練造粒を行い、ポリ１４
１組成１勿ベレット（Ｂ）　ｔ−得た。

このより報して得られたベレット（尋及び（Ｂ）　ｔ−
１Ｍ′Ｍ比で１対２になるよう配合、ブレンドし、７０
謔φ単軸押出機にて溶融混線造粒を行い、本発明のポリ
アミド組成物を得た。この組成物中のメラミンシアヌレ
ートの含量は４皇ｆ％である。

このようにして得られた本発明のポリアミド組成物を射
出成群機にて成形し、耐アーク性、引張強度を測定した
０測定結果を表に示ず０尚、これらの側足は次のように
して行った。

耐７−り性：　ＪＩＳ　Ｋ−６９１１（１）Ｗ（段階、
即ち１２．５００　ＶＯ）を圧下、２回／秒の頻度でア
ークを発生（アーク時間ｌ／４秒）させ、材料が絶縁劣
化する迄の抄ａを廁定した。

引張強度；　Ａ８ＴＭ　Ｄ　−６３８に従った。

比較例 ナイロン６６６０重１．チにタルク４０重諷襲を配合し
、＊地側に従ってポリアミド組成物を得た。この組成物
を成形後、耐アーク性、引張強度ｔ−測測定た。結果を
表に示す。

表 特許出願人　　旭化成工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. メラミンシアヌレートＯ，Ｌ１１乃至６ＪＩ量チと鉱石
   粉末１υ乃至６０爪加゛％１に：含有する耐アーク性の
   改良されたポリアミド組成物。