JPS5914928Y2 - カセット式テ−プレコ−ダ - Google Patents
カセット式テ−プレコ−ダInfo
- Publication number
- JPS5914928Y2 JPS5914928Y2 JP16659178U JP16659178U JPS5914928Y2 JP S5914928 Y2 JPS5914928 Y2 JP S5914928Y2 JP 16659178 U JP16659178 U JP 16659178U JP 16659178 U JP16659178 U JP 16659178U JP S5914928 Y2 JPS5914928 Y2 JP S5914928Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- head
- magnetic
- cassette
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカセット式テープレコーダに関するもので、特
に3ヘッド方式において磁気ヘッドに対して磁気テープ
の接触を良好ならしめるものである。
に3ヘッド方式において磁気ヘッドに対して磁気テープ
の接触を良好ならしめるものである。
従来3ヘッド方式のカセットテープレコーダにおいては
、装着されたカセットテープに対してテープの走行方行
の上流側から順次消去ヘッド、録音ヘッド及び再生ヘッ
ドの各専用磁気ヘッドを対接させている。
、装着されたカセットテープに対してテープの走行方行
の上流側から順次消去ヘッド、録音ヘッド及び再生ヘッ
ドの各専用磁気ヘッドを対接させている。
このようなテープレコーダで前記録音ヘッドをカセット
前面の消去ヘッド挿入用開口部と再生ヘッド挿入用中央
開口部との間の小窓を利用して挿入するようにしたもの
では該小窓部にはパッドが具備されていないため、テー
プとの接触が不安定となる欠点があった。
前面の消去ヘッド挿入用開口部と再生ヘッド挿入用中央
開口部との間の小窓を利用して挿入するようにしたもの
では該小窓部にはパッドが具備されていないため、テー
プとの接触が不安定となる欠点があった。
前記欠点を解消するために従来、固定したテープ受は部
材をカセットの装着時そのカセットのテープ走行に関し
て上流側のキャプスタン挿通孔内に挿入し、該テープ受
は部材に対して消去ヘッドをばね等の弾性部材で附勢し
、その間で磁気テープを挟圧させてテープにテンション
を与え、録音ヘッドのテープの接触を良好ならしめるよ
うにしているが、この方法では消去ヘッド支持装置が複
雑となって消去ヘッドの取り付は位置精度が不安定とな
ったり、又消去ヘッドが衝激等により動作中に後退し、
誤消去動作をする等の欠点があった。
材をカセットの装着時そのカセットのテープ走行に関し
て上流側のキャプスタン挿通孔内に挿入し、該テープ受
は部材に対して消去ヘッドをばね等の弾性部材で附勢し
、その間で磁気テープを挟圧させてテープにテンション
を与え、録音ヘッドのテープの接触を良好ならしめるよ
うにしているが、この方法では消去ヘッド支持装置が複
雑となって消去ヘッドの取り付は位置精度が不安定とな
ったり、又消去ヘッドが衝激等により動作中に後退し、
誤消去動作をする等の欠点があった。
他の従来の方法として、テープ受は部材を弾性体で支持
し、消去ヘッドを当接させて磁気テープを挟圧させてい
るものもあるが、この方法では前記テープ受は部材をあ
らかじめ消去ヘッド方向に位置させ、消去ヘッドが当接
されたとき正規の位置に変位して挟圧力を得るようにし
なければならないため、カセット装着時に支障をきたす
欠点があった。
し、消去ヘッドを当接させて磁気テープを挟圧させてい
るものもあるが、この方法では前記テープ受は部材をあ
らかじめ消去ヘッド方向に位置させ、消去ヘッドが当接
されたとき正規の位置に変位して挟圧力を得るようにし
なければならないため、カセット装着時に支障をきたす
欠点があった。
またこの欠点を解消するためにカセット装着時にテープ
受は部材をキャプスタン挿通孔の略中心に位置させ、装
着に支障がないようにすると、消去ヘッドがテープ受は
部材に当接した間テープ受は部材が変位して挟圧力を得
るようにしなければならないため、この変位により前記
テープ受は部材がカセットに当接してカセットの色情が
正規の位置から変化して磁気テープの走行にま障をきた
す欠点があった。
受は部材をキャプスタン挿通孔の略中心に位置させ、装
着に支障がないようにすると、消去ヘッドがテープ受は
部材に当接した間テープ受は部材が変位して挟圧力を得
るようにしなければならないため、この変位により前記
テープ受は部材がカセットに当接してカセットの色情が
正規の位置から変化して磁気テープの走行にま障をきた
す欠点があった。
本考案はこのような従来の欠点を解消するようにしたも
ので、以下その一実施例を図面を用いて説明する。
ので、以下その一実施例を図面を用いて説明する。
1はカセットで、磁気テープ2、リールハブ3゜4、キ
ャプスタン挿通孔5,6、中央開口部7、左右両端寄り
に設けられた対称的な開口部8,9、前記中央開口部7
に隣接する対称的な小窓10,11及びパッド12等を
有している。
ャプスタン挿通孔5,6、中央開口部7、左右両端寄り
に設けられた対称的な開口部8,9、前記中央開口部7
に隣接する対称的な小窓10,11及びパッド12等を
有している。
13,14はリール台で基板15の軸16.17に回転
自在に設けられている。
自在に設けられている。
消去ヘッド18、録音ヘッド19、再生ヘッド20はそ
れぞれ前記基板15のガイド部材(図示せず)により摺
動自在に設けられたヘッド基板21に載置されている。
れぞれ前記基板15のガイド部材(図示せず)により摺
動自在に設けられたヘッド基板21に載置されている。
22はピンチローラで、ピンチローラレバー23C軸2
4に回転自在に取付けられている。
4に回転自在に取付けられている。
前記ピンチローラレバー23は前記ヘッド基払21の軸
25に回動自在に取り付けられ、ばね26により時計方
向に付勢され、前記磁気テープ2をキャプスタン27と
の間で挟圧させるようになっている。
25に回動自在に取り付けられ、ばね26により時計方
向に付勢され、前記磁気テープ2をキャプスタン27と
の間で挟圧させるようになっている。
28はテープ受けで、フェルト等の得体の受は音[29
を有し、圧接レバー30上に設けられている。
を有し、圧接レバー30上に設けられている。
前記圧接レバー30は前記基板15の軸31に匣動自在
に設けられ、ばね32により反時計方向に付勢されてい
る。
に設けられ、ばね32により反時計方向に付勢されてい
る。
前記圧接レバー30の端部30 aには板ばね3;が取
り付けられており、その板ばね33の端部3こaは前記
ヘッド基板21の第1、第2の段部21a。
り付けられており、その板ばね33の端部3こaは前記
ヘッド基板21の第1、第2の段部21a。
21 bに当接するようになっている。
以上のような構成からなり、次に動作について説明する
。
。
第1図の停止状態では板ばね33の端部33 aはヘッ
ド基板21の第1の段部21 aに当接され、これによ
り圧接レバー30の反時計方向の付勢回動が阻止されて
テープ受け28をカセット1のキャプスタン挿通孔5と
対応する位置に停止されている。
ド基板21の第1の段部21 aに当接され、これによ
り圧接レバー30の反時計方向の付勢回動が阻止されて
テープ受け28をカセット1のキャプスタン挿通孔5と
対応する位置に停止されている。
前記停止状態でカセット1を装着すると前記キャプスタ
ン挿通孔5内にテープ受28か挿入され、そしてこの状
態でヘッド基板21を前進させると、消去ヘッド18、
録音ヘッド19、再生ヘッド20がカセット1の開口部
8、小窓10、中央開口部7からそのカセット1内に挿
入されて磁気テープ2に接触され、またピンチローラ2
2は開口部9から挿入されてキャプスタン27とともに
テープ2を挾持する。
ン挿通孔5内にテープ受28か挿入され、そしてこの状
態でヘッド基板21を前進させると、消去ヘッド18、
録音ヘッド19、再生ヘッド20がカセット1の開口部
8、小窓10、中央開口部7からそのカセット1内に挿
入されて磁気テープ2に接触され、またピンチローラ2
2は開口部9から挿入されてキャプスタン27とともに
テープ2を挾持する。
これとともに前記板ばね33の端部33 aは前記ヘッ
ド基板21の第2の段部21 bに当接され、圧接レバ
ー30はばね32に抗して時計方向に付勢されるが、前
記消去ヘッド18が前記テープ受け28に当接されるた
め、圧接レバー30は特に第3図に示す状態となり、テ
ープ受け28は板ばね33により時計方向の付勢力を受
けて磁気テープ2を前記消去ヘッド18との間で挟圧す
る。
ド基板21の第2の段部21 bに当接され、圧接レバ
ー30はばね32に抗して時計方向に付勢されるが、前
記消去ヘッド18が前記テープ受け28に当接されるた
め、圧接レバー30は特に第3図に示す状態となり、テ
ープ受け28は板ばね33により時計方向の付勢力を受
けて磁気テープ2を前記消去ヘッド18との間で挟圧す
る。
この時前記テープ受け28は第2図に示すように前記キ
ャプスタン挿通孔5の略中心部に位置されるように消去
ヘッド18の位置が設定されている。
ャプスタン挿通孔5の略中心部に位置されるように消去
ヘッド18の位置が設定されている。
この状態で、前記キャプスタン27とピンチローラ22
により磁気テープ2を走行させると、該磁気テープ2に
はテープテンションが付加されるので、前記録音ヘッド
19に磁気テープ2は圧接され、確実な接触が得られる
。
により磁気テープ2を走行させると、該磁気テープ2に
はテープテンションが付加されるので、前記録音ヘッド
19に磁気テープ2は圧接され、確実な接触が得られる
。
なお、以上の実施例では録音ヘッドをカセットの小窓に
挿入させる形成のものにつき述べたが、これはその他の
形式のテープレコーダでも同様であり、また必ずしも3
ヘッド方式のテープレコーダに限られるものではなく、
磁気テープにテンションを付与させる必要があるもので
あればどのような形式のものであっても実施できるもの
である。
挿入させる形成のものにつき述べたが、これはその他の
形式のテープレコーダでも同様であり、また必ずしも3
ヘッド方式のテープレコーダに限られるものではなく、
磁気テープにテンションを付与させる必要があるもので
あればどのような形式のものであっても実施できるもの
である。
本考案は、磁気ヘッドを載置し、該磁気ヘッドを録音又
は再生状態とさせる第1の位置と停止とさせる第2の位
置に移動させるヘッド基板と、カセット装着時にテープ
の走行に関して上流側のキャプスタン挿通孔に挿入され
、かつ前記ヘッド基板の移動方向と略同一方向に移動可
能なテープ受は部材を設け、前記ヘッド基板が第2の位
置では、前記テープ受は部材がキャプスタン挿通孔に対
応する位置にあり、ヘッド基板が第2の位置から第1の
位置に移動すると前記テープ受は部材を前記磁気ヘッド
の方向に付勢させ、該テープ受は部材と前記磁気ヘッド
により磁気テープを挟圧させるように前記テープ受は部
材とヘッド基板を弾性部材を介して関連させると共にこ
の磁気テープを挟圧した状態では前記テープ受は部材は
キャプスタン挿通孔9略中心位置に挿入された状態とな
るように、前記磁気ヘッドの位置を設定したので、カセ
ットの着脱操作時に前記テープ受は部材は何ら障害とは
ならずしたがってカセットの着脱を円滑に行なうことが
でき、録音又は再生時にも前記テープ受は部材はカセッ
トに対して何ら障害とはならず、さらに磁気テープにテ
ンションを付与せしめるため走行が安定となると共に、
磁気ヘッドと磁気テープの確実な接触が行なわれるもの
であり、その実用性は大である。
は再生状態とさせる第1の位置と停止とさせる第2の位
置に移動させるヘッド基板と、カセット装着時にテープ
の走行に関して上流側のキャプスタン挿通孔に挿入され
、かつ前記ヘッド基板の移動方向と略同一方向に移動可
能なテープ受は部材を設け、前記ヘッド基板が第2の位
置では、前記テープ受は部材がキャプスタン挿通孔に対
応する位置にあり、ヘッド基板が第2の位置から第1の
位置に移動すると前記テープ受は部材を前記磁気ヘッド
の方向に付勢させ、該テープ受は部材と前記磁気ヘッド
により磁気テープを挟圧させるように前記テープ受は部
材とヘッド基板を弾性部材を介して関連させると共にこ
の磁気テープを挟圧した状態では前記テープ受は部材は
キャプスタン挿通孔9略中心位置に挿入された状態とな
るように、前記磁気ヘッドの位置を設定したので、カセ
ットの着脱操作時に前記テープ受は部材は何ら障害とは
ならずしたがってカセットの着脱を円滑に行なうことが
でき、録音又は再生時にも前記テープ受は部材はカセッ
トに対して何ら障害とはならず、さらに磁気テープにテ
ンションを付与せしめるため走行が安定となると共に、
磁気ヘッドと磁気テープの確実な接触が行なわれるもの
であり、その実用性は大である。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は停止状
態の上面図、第2図は録音又は再生状態の一部切欠上面
図、第3図は同カセットを取り除いた状態の上面図であ
る。 1・・・・・・カセット、2・・・・・・磁気テープ、
5・・・・・・キャプスタン挿入孔、18・・・・・・
消去ヘッド、21・・・・・・ヘッド基板、21 a、
21 b・・・・・・段部、28・・・・・・テープ
受け、30・・・・・・圧接レバー、33・・・・・・
板ばね。
態の上面図、第2図は録音又は再生状態の一部切欠上面
図、第3図は同カセットを取り除いた状態の上面図であ
る。 1・・・・・・カセット、2・・・・・・磁気テープ、
5・・・・・・キャプスタン挿入孔、18・・・・・・
消去ヘッド、21・・・・・・ヘッド基板、21 a、
21 b・・・・・・段部、28・・・・・・テープ
受け、30・・・・・・圧接レバー、33・・・・・・
板ばね。
Claims (1)
- 磁気ヘッドを載置し、該磁気ヘッドを録音又は再生状態
とさせる第1の位置と停止状態とさせる第2の位置に移
動させるヘッド基板と、カセット装着時にテープの走行
に関して上流側のキャプスタン挿通孔に挿入され、かつ
前記ヘッド基板の移動方向と略同一方向に移動可能なテ
ープ受は部材を設け、前記ヘッド基板が第2の位置では
、前記テープ受は部材がキャプスタン挿通孔に対応する
位置にあり、ヘッド基板が、第2の位置から第1の位置
に移動すると前記テープ受は部材を前記磁気ヘッドの方
向に付勢させ、該テープ受は部材と前記磁気ヘッドによ
り磁気テープを挟圧させるように前記テープ受は部材と
ヘッド基板を弾性部材を介して関連させると共に、この
磁気テープを挟圧した状態では前記テープ受は部材はキ
ャプスタン挿通孔の略中心位置に挿入された状態となる
ように、前記磁気ヘッドの位置を設定したことを特徴と
するカセット式テープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16659178U JPS5914928Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | カセット式テ−プレコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16659178U JPS5914928Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | カセット式テ−プレコ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5584768U JPS5584768U (ja) | 1980-06-11 |
JPS5914928Y2 true JPS5914928Y2 (ja) | 1984-05-02 |
Family
ID=29166032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16659178U Expired JPS5914928Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | カセット式テ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914928Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-01 JP JP16659178U patent/JPS5914928Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5584768U (ja) | 1980-06-11 |
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