JPS6232341Y2 - - Google Patents

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JPS6232341Y2
JPS6232341Y2 JP2499478U JP2499478U JPS6232341Y2 JP S6232341 Y2 JPS6232341 Y2 JP S6232341Y2 JP 2499478 U JP2499478 U JP 2499478U JP 2499478 U JP2499478 U JP 2499478U JP S6232341 Y2 JPS6232341 Y2 JP S6232341Y2
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cassette
magnetic
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tape
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JP2499478U
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JPS54128408U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案はカセツトを使用する磁気記録再生装置
に係り特に装填位置に支持されたカセツト内の磁
気テープとこれに対向する磁気ヘツドの相対的位
置関係を正確に保持するための装置に関する。
カセツトを使用する磁気記録再生装置は磁気テ
ープを収容したカセツトをテープレコーダ本体に
装着しこれに磁気ヘツド、テープ駆動機構を係合
させることにより磁気記録再生を行なうものであ
り特に磁気テープの装着操作の簡便性を最大の特
長とするものである。
反面、磁気テープ及び磁気ヘツドの相対的位置
関係が不安定になりがちとなりテープのガイド装
置、磁気ヘツドを支持する部分について過去種々
考案されて来たが構造簡潔にして精度の高いもの
は得られなかつた。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので装填位
置に装着されたカセツトの磁気テープとこれに対
向する磁気ヘツドの相対的位置関係を正確に保持
し得、しかも構成の簡略化を図り得る磁気記録再
生装置を提供するものである。
以下図面を参照して本考案に係る磁気記録再生
装置の一実施例を説明する。
第1図は本考案に係る磁気記録再生装置にカセ
ツトを装着した状態を示すものである。
カセツト10は周知のとおり内部に磁気テープ
11を収容しておりその一部が前記カセツト10
の一側面に形成した窓を介して露出されるように
構成されている。
装填位置に装着されたカセツト10の前記露出
した磁気テープに対向して磁気消去ヘツド21、
磁気記録再生ヘツド22、ピンチローラ23、第
1のガイド装置24、第2のガイド装置25が配
列されている。反対側に板ばね部材29が設けら
れており、カセツト10を磁気ヘツド側におして
いる。
前記磁気消去ヘツド21、磁気記録再生ヘツド
22はヘツド支持部材30の上にねじ31,3
2,33,34によつて取着されている。
前記第1のガイド部材24及び第2のガイド部
材25は前記磁気消去ヘツド21及び磁気記録再
生ヘツド22を含む磁気ヘツドの両側に配置され
ており前記ヘツド支持部材30の上にねじ35,
36によつて取着されている。
前記ヘツド支持部材30は第2図に示すように
長孔37と、基板40に突設されたピン38との
組合せにより矢印A−B方向に移動自在に支持さ
れ第1図においてカセツト10に対し磁気ヘツド
21,22及びガイド部材24,25を進退自在
に支持するものであり基板40との間に掛けられ
たスプリング26によつて矢印B方向の力が常に
付勢されている。
前記ヘツド支持部材30は前記基板40によつ
て構成される基準面に対し一定の水準に位置づけ
されこの水準において進退自在の動作を行なうよ
うに構成されている。
なお前記基板40にはカセツト支持柱39,3
9が突設されておりカセツト10の後部を装填位
置に支持する。
また前記基板40の両側に設けられた折曲部7
1,72には軸73によつて蓋体74が回動自在
に支持されている。この蓋体74は合成樹脂製で
あり中間部にカセツト押圧用のばね片75が一体
に形成されておりこのばね片75によつて装填位
置にあるカセツト10を前記上面より押圧するよ
うに構成されている。前記蓋体74の表面には透
明または半透明の装飾板76が装着されている。
前記蓋体74には図示しないが第4図において
軸73を中心に反時計方向の回動力が常時付勢さ
れており、また蓋体74の回動端寄に鉤状係止片
77が設けられている。この係止片77はピン7
8に係脱自在であり図示のとおり係合した状態で
蓋体74はばね片75をしてカセツト10を押圧
すると同時にカセツト10を覆い係合が解かれた
状態で蓋体74はカセツト10の押圧を解くと同
時にカセツト10を開放する。
前記係止片77に対するピン78の係合解除は
外部より例えば押し釦により操作される。
次に前記ヘツド支持部材30を基板40に対し
一定の水準に設置する手段について説明する。
前記ヘツド支持部材30に取着された前記第1
のガイド部材24及び第2のガイド部材25は第
3図ないし第6図に示すように前記ヘツド支持部
材30を貫通して反対側に突出する脚部41,4
2をそれぞれ備えておりこの脚部41,42の先
端部が前記基板40の表面即ち基準面に当接され
ている。
しかして前記ヘツド支持部材30の基準面に対
する水準は前記脚部41,42の突出長によつて
決定される。
また前記ガイド部材24,25は前記カセツト
10の窓に対向して磁気テープ11に係合した状
態で磁気テープ走行中の幅方向の振動を抑えるテ
ープガイド部27,28と、このテープガイド部
27,28に並行して設けられるカセツト支承部
43,44とを一体に有している。このカセツト
支承部43,44は前記カセツト支持柱39,3
9と相俟つて前記蓋体74のばね片75の押圧力
を受けて前記カセツト10を装填位置に支持する
役割を果すものである。
前記ヘツド支持部材30に重合して再生操作部
材51が配設されている。この再生操作部材51
は一端に釦61を取着し前記ピン38によつて矢
印A−B方向に移動自在に支持されている。
前記再生操作部材51の側部に突出部52と磁
気ヘツド支持部材30との間にスプリング53が
掛けられている。
また前記ヘツド支持部材30の右端部に突出部
54が設けられておりこれがピンチローラ23の
ブラケツト55に突設された突出部56に係合さ
れている。
前記ピンチローラ23は軸57によつて基板4
0に回動自在に支持されたブラケツト55に回転
自在に支持されている。
前記ブラケツト55はスプリング59によつて
前記軸57を中心に時計方向に回動力が付勢され
ている。
前記ピンチローラ23に対向してキヤプスタン
60が配設されている。
前記再生操作部材51には透孔62が穿設され
ておりこの透孔62の一辺に鉤状の係止部63が
設けられている。
前記透孔62内にロツク板100の突起101
が介入している。
前記ロツク板100は基板40の両側に設けら
れた支持部材102,103によつて長手方向に
移動自在に支持されており前記支持部材102と
の間に掛けられたスプリング104によつて常に
図中右方向への力が付勢されている。
停止兼蓋開放操作部材81は一端に釦82が取
着され傾斜部83が形成された透孔84が穿設さ
れている。この透孔84の中に前記ロツク板10
0の突起105が介入している。
前記再生操作部材51と並列に記録操作部材8
5、テープ巻戻し操作部材86、テープ早送り操
作部材87が設けられている。
前記停止兼蓋体開放操作部材81が釦82によ
つて押圧操作されその長手方向に移動すると透孔
84の傾斜部83がロツク板100の突起105
を図中左側に押しやるのでロツク板100はスプ
リング104の張力に抗して図中左側に移動す
る。ロツク板100が左側に移動することにより
ロツク板100の突起101が再生操作部材51
の鉤状係止部63から外れるので、同操作部材5
1はスプリング53及び26の共作により非操作
位置に復帰する。
この再生操作部材51の復帰によりスプリング
53の張力が減少するとスプリング26の張力に
よつてヘツド支持部材30がガイド部材24,2
5の突出脚部41,42に支えられながら基板4
0の平面上を矢印B方向に移動し前記ガイド部材
24,25、磁気ヘツド装置21,22をカセツ
ト10内の磁気テープ11から退却させる。
前記ヘツド支持部材30が矢印B方向に移動す
ることにより同部材30の突出部54がブラケツ
ト55の突出部56に係合しブラケツト55を軸
57の囲りにスプリング59の力に抗して反時計
方向に回動させるので、ピンチローラ53はキヤ
プスタン60から離間する。
しかしてヘツド支持部材30及びこれに関連す
る磁気ヘツド装置21,22、ピンチローラ2
3、ガイド部材24,25のテープガイド部2
7,28はカセツト10に対して退却して離間し
た停止状態(第6図参照)と、カセツト10に対
して係合した動作状態(第1図、第4図参照)と
の状態をとる。しかし前記ガイド部材24,25
に設けられたカセツト支承部43,44はガイド
部材24,25の上記いずれの位置においてもカ
セツト10を載置し得る位置にある。
本考案に係る磁気記録再生装置はヘツド支持部
材に取着されるガイド部材に、テープをガイドす
るテープガイド部とカセツトを支持するカセツト
支承部を一体に形成したので、カセツトの装填位
置における水準が前記ガイド部材のカセツト支承
部によつて規制されるのでカセツト内の磁気テー
プに対してテープガイド部が正確な位置で磁気テ
ープをガイドし得るものである。
また従来設けられていた一対のカセツト受けピ
ンが不要となり、部品点数が削減されることで、
構成の簡略化が実現され、このカセツト受けピン
とテープガイド部材を別々に取着していたものに
比較してカセツトとテープガイド部材そしてカセ
ツトと磁気ヘツドの相対的位置関係を精度の高い
ものとし得る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る磁気記録再生装置の一実
施例を示す平面図、第2図は同上内部構造の概要
を示す平面図、第3図は第2図3−3線における
断面を矢印の方向に視た断面図、第4図はカセツ
トを装填位置に装着した状態でガイド部材がカセ
ツトに係合した状態を示す側面図、第5図は同上
ガイド部材がカセツトから離間した状態を示す第
1のガイド部材に関する側面図、第6図は同上第
2のガイド部材に関する側面図である。 10……カセツト、11……磁気テープ、21
……磁気消去ヘツド、22……磁気記録再生ヘツ
ド、23……ピンチローラ、24……第1のガイ
ド部材、25……第2のガイド部材、26……ス
プリング、27,28……テープガイド部、30
……ヘツド支持部材、37……透孔、38……ピ
ン、39……カセツト支持柱、40……基板、4
1,42……脚部、43,44……カセツト支承
部、51……操作部材、74……蓋体、75……
ばね片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に磁気テープを収容し、側面に前記磁気テ
    ープの一部を露出する複数の窓を有するカセツト
    を装填位置に支持するカセツト支持装置と、この
    カセツト支持装置に対して前記カセツトを押圧す
    るばね装置と、前記装填位置に支持されたカセツ
    トの前記窓に対向して配置される磁気ヘツド装置
    と、この磁気ヘツド装置を支持して基板に対向さ
    れるヘツド支持部材と、このヘツド支持部材を前
    記カセツトに対して退進自在に支持する支持装置
    と、前記ヘツド支持部材を退却して停止状態の第
    1の位置及び進ませて動作状態の第2の位置に制
    御する操作部材と、前記磁気ヘツド装置の両側に
    隣接して前記ヘツド支持部材に取着され、かつ、
    前記カセツトの窓に対向して設けられるテープガ
    イド部及び前記基板に摺接する位置規制用の脚部
    及び前記テープガイド部に並行して設けられ前記
    カセツト支持装置と相俟つて前記第1及び第2の
    位置間における前記カセツトを装填位置に支持す
    るカセツト支承部を一体形成したガイド装置とを
    具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP2499478U 1978-02-28 1978-02-28 Expired JPS6232341Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2499478U JPS6232341Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2499478U JPS6232341Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS54128408U JPS54128408U (ja) 1979-09-06
JPS6232341Y2 true JPS6232341Y2 (ja) 1987-08-19

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ID=28864516

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2499478U Expired JPS6232341Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28

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JPS54128408U (ja) 1979-09-06

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