JPH0610543Y2 - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPH0610543Y2
JPH0610543Y2 JP1986039984U JP3998486U JPH0610543Y2 JP H0610543 Y2 JPH0610543 Y2 JP H0610543Y2 JP 1986039984 U JP1986039984 U JP 1986039984U JP 3998486 U JP3998486 U JP 3998486U JP H0610543 Y2 JPH0610543 Y2 JP H0610543Y2
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JP
Japan
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magnetic disk
media board
cassette
magnetic
media
Prior art date
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Application number
JP1986039984U
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English (en)
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JPS62150762U (ja
Inventor
実 糸魚川
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Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、カセットケース内にメディア盤を回転自在に
収納した磁気ディスクカセットと、上記メディア盤の情
報を読み取りまたは書き込みを行なう磁気ヘッドを備え
た磁気ディスクドライブとを具備してなる磁気記録装置
に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置として、メディア盤の内周に設けた
ハブ部の表面にら旋溝を設け、このら旋溝を、磁気ディ
スクドライブのキャリッジに装着された針によってトレ
ースし、針とともに一体的に移動するキャリッジに装着
された磁気ヘッドでメディア盤の情報を記録再生する装
置が知られている(国際公開番号WO−02484
号)。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上記従来の技術では、メディア盤はカセット
ケースにハブ部で回転自在に支持され、一方、磁気ディ
スクドライブ側では、回転状態のメディア盤が磁気ヘッ
ドとパッドだけで支持されて磁気ヘッドでメディア盤に
対して読み取りまたは書き込みが行なわれている。
このため、メディア盤に面ぶれが発生した場合に、メデ
ィア盤と磁気ヘッドとの接触圧が変動し、磁気ヘッドか
ら安定した出力を得ることができないという問題点があ
った。これを防止するために、パッド圧を大きくする
と、メディア盤の回転負荷が大きくなり、かえって回転
むらを生じて安定した出力を得ることができないという
問題点があった。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するためになされた本考案は、カセッ
トケース内にメディア盤がハブ部を介して回転自在に支
持され、該ケースにメディア盤を露出するアクセス開口
部を形成した磁気ディスクカセットと、 ドライブケース内に設けられて上記磁気ディスクカセッ
トを装填する装填室、この装填室に装填されたメディア
盤への読み取りまたは書き込みのうち少なくとも一方を
行なう磁気ヘッド、及び、この磁気ヘッドとともにメデ
ィア盤を挟むパッドを装着したパッドアームを有する磁
気ディスクドライブと を備えた磁気記録装置において、 上記磁気ディスクカセットには、上記メディア盤が送り
込まれる側のカセットケースのアクセス開口部近傍に案
内部材が設けられ、 上記磁気ディスクドライブには、上記磁気ヘッドと略同
じ高さであってこの磁気ヘッドの側方に案内台が設けら
れ、 上記案内部材と上記案内台とが上記メディア盤に対して
各々異なる方向から異なる位置にて接触してなることを
要旨とする。
[作用] 本考案において、磁気ディスクカセットのハブ部の表面
のら旋溝が、磁気ディスクドライブのキャリッジに装着
された針によってトレースされ、針を装着した針取付部
材とともに一体的にキャリッジが移動し、キャリッジに
装着された磁気ヘッドでメディア盤の情報を読み取りま
たは書き込みがおこなわれる。このとき、キャリッジ上
で磁気ヘッド側方に形成された案内台と、磁気ディスク
カセットのアクセス開口部に設けられた案内部材によ
り、メディア盤が磁気ヘッドの上面と同一面上に案内さ
れる。ここで、メディア盤に面ぶれが生じている場合、
このメディア盤を磁気ヘッドとパッドとにより挟持して
いる点、案内部材が接触している点、及び、案内台が接
触している点の計3点によりモーメントが発生し、これ
によって面ぶれが防止される。一方、面ぶれが生じてい
ない場合、上記モーメントが発生せず、メディア盤に負
荷がかからない。したがって、メディア盤の面ぶれを磁
気ヘッド上へ移動するまでに、抑えることができるの
で、磁気ヘッドから安定した出力を得ることができる。
また、メディア盤が面ぶれを起こすのを防止するのに、
案内部材の押圧力を大きく設定する必要がないので、メ
ディア盤の回転負荷を小さくすることができる。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
第2図において、1は磁気ディスクカセットであり、こ
のカセットケース3内には、ハブ5で回転自在に支持さ
れたメディア盤7が収納されている。すなわち、メディ
ア盤7は、外側表面にら旋溝を有する1対のハブ部5の
内周部で挟持固定され、中央部の軸部11でカセットケ
ース3に回転自在に支持されている。カセットケース3
の外側上下面には、案内溝9aおよび係合用の凹所3e
が形成されている。
カセットケース3の一部には、突起13aを有するスラ
イド部材13がスライド自在に設けられており、このス
ライド部材13をスライドすることにより、アクセス開
口部14を介してメディア盤7が露出するようになって
いる。上記カセットケース3のアクセス開口部14に
は、第1図に示すように、メディア盤7に近接した案内
部材としてのパッド15a,15b(第3図)が装着さ
れている。
第2図に示す21は磁気ディスクドライブであり、この
ドライブケース23内には、上記磁気ディスクカセット
1を装填する装填室25が形成されている。装填室25
におけるシャーシ27を構成する下壁27a、および上
壁25cには、上記カセット側案内溝9aに対して上記
カセット1をスライド自在に案内するドライブ側案内レ
ール25aが形成され、また、上記スライド部材13の
突起13aを案内してスライド部材13を開口させる案
内溝23aが形成され、さらに、上記係合用の凹所3e
と係合する押え舌片25eが形成されている。
31はシャーシ27に対して図示しない4つのボールベ
アリングによりスライド自在に支持されたキャリッジで
ある。このキャリッジ31上の一端には、磁気ヘッド4
1が支持ドラム43上に取付けられており、また、磁気
ヘッド41の側方に磁気ヘッド41とほぼ同じ高さの案
内台42が形成されている(第1図)。
一方、キャリッジ31の他端には、支持部45が形成さ
れ、支持部45にキャリッジ31と一体的に移動する針
取付部材51が上端部で支持されている。針取付部材5
1の他端には、磁気ディスクカセット1のハブ部5のら
旋溝をトレースする針53が設けられるとともに、キャ
リッジ31の突出片31eと当接するストッパ51eが
設けられており、さらにキャリッジ31と該針取付部材
51との間に該針53にメディア盤7方向へのばね力を
付勢する圧縮ばね55が介在している。
また、キャリッジ31の一端から立設された取付部61
には、磁気ヘッド41とともにメディア盤7を挟むパッ
ド63を装着したパッドアーム65がその両端部で回動
自在に取付られ、また、パッドアーム65の下面とキャ
リッジ31上面との間には、ばね69が介在している。
上記シャーシ27の下面の側部には、ばね70によりば
ね力を付勢された回動部材71が回動自在に装着されて
おり、回動部材71の上部突起71aは、シャーシ27
の穴を介して装填室25まで突出し、端部71bは、キ
ャリッジ31に当接するように形成されている。
81はシャーシ27の下面に設けられたモータであり、
このモータ81は、シャーシ27の下面の端部に回動自
在に取付られた保持部材83により保持されている。上
記モータ81の保持部材83は、ドライブケース23に
取付られたばね88によりばね力が付勢されており、こ
のばね力により、モータ81の回転軸81aに装着され
たローラ89を磁気ディスクカセット1の装填時に該磁
気ディスクカセット1の軸部11の側面11aに当接さ
せて、モータ81の駆動力でメディア盤7を回転させ
る。
次に、上記構成の動作について説明する。
第2図において、磁気ディスクカセット1を磁気ディス
クドライブ21の装填室25に装填すると、以下の動作
がほぼ同時に行なわれ、メディア盤7の情報が読み取り
または書き込み可能な状態になる。
(1)磁気ディスクカセット1のスライド部材13の突
起13aが装填室25に設けられた案内溝23aに案内
されてスライド部材13がスライドし、アクセス開口部
14を開口する。
(2)装填室25の内壁の案内レール25aが、磁気デ
ィスクカセット1の案内溝9aを案内し、その後、押え
舌片25eが係合用の凹所3eに係合して磁気ディスク
カセット1を位置決めする。
(3)カセットケース3の端部が磁気ディスクドライブ
21の回動部材71の上部突起71aを押して、該回動
部材71を反時計方向へ回動させてキャリッジ31をば
ね70によるばね力の付勢状態から釈放し、スライド自
在な状態にする。
(4)磁気ヘッド41とパッド63との間にメディア盤
7の外周部が介挿され、メディア盤7の情報が読み取り
または書き込み可能な状態になる。
(5)針取付部材51の先端の針53がハブ部5の外周
のら旋溝に、メディア盤7方向へのばねを付勢した状態
でセットされる。
(6)磁気ディスクカセット1の軸部11がモータ81
のローラ89をばね88のばね力に抗して押圧移動さ
せ、ローラ89にばね力を付勢した状態で接触する。
このような動作により磁気ディスクカセット1がセット
された状態から、モータ81を回転駆動すると、その回
転力がローラ89を介してメディア盤7の軸部11に伝
達し、メディア盤7を回転させる。これにより、針53
がら旋溝をトレースし、針取付部材51を介してキャリ
ッジ31をメディア盤7の内周方向へ移動させる。この
移動により、キャリッジ31上の磁気ヘッド41がメデ
ィア盤7に接触した状態で内周方向へ移動し、メディア
盤7の情報をアクセスする。そして、マイクロコンピュ
ータ等の指令により、モータ81を正転、逆転または停
止することにより、メディア盤7の所望の位置にアクセ
スできる。
そして、読み取りまたは書き込みを終えて、磁気ディス
クカセット1を取り出したときに、回動部材71がばね
70のばね力により時計方向へ回動し、回動部材71の
端部71bでキャリッジ31がカセットの取り出し方向
と反対方向に押されて初期位置まで移動する。この状態
にて、再度、磁気ディスクカセット1がセットされるま
で待機する。
ところで、磁気ディスクカセット1のら旋溝を、磁気デ
ィスクドライブのキャリッジに装着された針によってト
レースし、メディア盤7を磁気ヘッド41上に案内する
際に、第3図に示すように、アクセス開口部14のパッ
ド15aからキャリッジ31の案内台42を経て、磁気
ヘッド41とパッド63間にメディア盤7が案内され
る。したがって、メディア盤7の面ぶれが抑えられて、
磁気ヘッド41上に案内されるので、磁気ヘッドから安
定した出力を得ることができる。このため、従来の技術
で説明したように、メディア盤の面ぶれを防止するの
に、パッドの押圧力を大きく設定する必要がないので、
メディア盤の回転負荷を小さくすることができる。な
お、アクセス開口部14のパッド15bは、メディア盤
7の裏面用である。
なお、上記実施例で説明したようなアクセス開口部14
のパッド15a,15bおよび案内台42の代わりに、
磁気ヘッド41とパッド63とほぼ同様な形状の仮想ヘ
ッドをメディア盤7の回転方向の手前に設けても上記実
施例と同様なメディア盤の面ぶれの防止効果が得られ
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、メディア盤の面
ぶれを磁気ヘッド上へ移動するまでに、抑えることがで
きるので、磁気ヘッドから安定した出力を得ることがで
きる。また、メディア盤が面ぶれを起こすのを防止する
のに、パッドの押圧力を大きく設定することがないの
で、小さいパッドの押圧力でもってメディア盤の回転負
荷を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例による磁気記録装置の要部を
示す斜視図、第2図は同実施例の磁気記録装置を一部破
断して示す斜視図、第3図は同実施例の作用を説明する
断面図である。 1……磁気ディスクカセット、3……カセットケース、
5……ハブ部、7……メディア盤、11……軸部、14
……アクセス開口部、15a,15b……パッド、21
……磁気ディスクドライブ、23……ドライブケース、
25……装填室、31……キャリッジ、41……磁気ヘ
ッド、42……案内台、51……針取付部材、53……
針、65……パッドアーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットケース内にメディア盤がハブ部を
    介して回転自在に支持され、該ケースにメディア盤を露
    出するアクセス開口部を形成した磁気ディスクカセット
    と、 ドライブケース内に設けられて上記磁気ディスクカセッ
    トを装填する装填室、この装填室に装填されたメディア
    盤への読み取りまたは書き込みのうち少なくとも一方を
    行なう磁気ヘッド、及び、この磁気ヘッドとともにメデ
    ィア盤を挟むパッドを装着したパッドアームを有する磁
    気ディスクドライブと を備えた磁気記録装置において、 上記磁気ディスクカセットには、上記メディア盤が送り
    込まれる側のカセットケースのアクセス開口部近傍に案
    内部材が設けられ、 上記磁気ディスクドライブには、上記磁気ヘッドと略同
    じ高さであってこの磁気ヘッドの側方に案内台が設けら
    れ、 上記案内部材と上記案内台とが上記メディア盤に対して
    各々異なる方向から異なる位置にて接触してなる磁気記
    録装置。
JP1986039984U 1986-03-17 1986-03-17 磁気記録装置 Expired - Lifetime JPH0610543Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986039984U JPH0610543Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17 磁気記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986039984U JPH0610543Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17 磁気記録装置

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Publication Number Publication Date
JPS62150762U JPS62150762U (ja) 1987-09-24
JPH0610543Y2 true JPH0610543Y2 (ja) 1994-03-16

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ID=30853662

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986039984U Expired - Lifetime JPH0610543Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17 磁気記録装置

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JP (1) JPH0610543Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137160U (ja) * 1984-08-11 1986-03-07 日立マクセル株式会社 磁気デイスク駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62150762U (ja) 1987-09-24

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