JPS5912764Y2 - 磁気録音再生機構 - Google Patents

磁気録音再生機構

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Publication number
JPS5912764Y2
JPS5912764Y2 JP5076977U JP5076977U JPS5912764Y2 JP S5912764 Y2 JPS5912764 Y2 JP S5912764Y2 JP 5076977 U JP5076977 U JP 5076977U JP 5076977 U JP5076977 U JP 5076977U JP S5912764 Y2 JPS5912764 Y2 JP S5912764Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
recording
erasing head
lever
magnet
Prior art date
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Expired
Application number
JP5076977U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53145816U (ja
Inventor
力 河合
Original Assignee
エフテイ技研株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エフテイ技研株式会社 filed Critical エフテイ技研株式会社
Priority to JP5076977U priority Critical patent/JPS5912764Y2/ja
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Application granted granted Critical
Publication of JPS5912764Y2 publication Critical patent/JPS5912764Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、現行のコンパクトカセットよりさらに小型の
カセットを使用した超小型録音機(大別するとキャプス
タン・ピンチローラ駆動方式とリール駆動方式との2種
)のうち、特にリール駆動方式に適する磁気録音再生機
構に関するものである。
通常、この種の機械は小型軽量(背広のポケットに入る
程度)を目標とし電池で作動させ、その電池の電圧も3
〜9ボルト位で比較的低電圧で作動させている。
従って、モータのトルルクに限度があり、如何に走行抵
抗を減らすかが技術開発の問題点となっている。
現在使用されている小型カセットの機械は殆んど録音ヘ
ッドおよび消去ヘッドが機枠に固定されていて、それら
のヘッドと磁気テープとが全ての走行状態で圧接され、
そのため半巻戻し、早送りでの減電圧特性の悪化、電池
の消費電流の増大、種々のカセットによる走行の不安定
などの欠点がある。
そこで、本考案は種々研究した結果、録音再生以外の走
行状態すなわち半巻戻し、早送りなどで消去ヘッドを磁
気テープに圧接するのを解除することによって、上記の
従来の欠点を除去することのできる考案を案出したので
ある。
次に本考案の実施例を示す図面に基づいて説明すると、
1はシャーシ、2は摺動レバーで、その両側部に設けた
長孔21.22でピン11.12によってシャーシ1に
対して摺動自在に取付けられている。
23は摺動レバー2の一端部に設けられたピンで、この
ピン23と前記ピン12との間にスプリング24が間在
されて、摺動レバー2を常に矢印方向に弾圧している。
3はピン13によってシャーシ1に回動自在に軸支した
クランクで、その一端部に設けたピン31が前記摺動レ
バー2の中間部に設けた長孔25と係合している。
このクランク3の他端部には消去ヘッド4の軸41が軸
支されている。
この消去ヘッド4の一周面部にはマグネット42が埋設
されていると共に、下面にピン43が垂設されている。
消去ヘッド4の軸41に巻付けたバネ44の一端部はピ
ン43と、他端部は前記クランク3に設けた突起32と
係合して、そのバネ44の復元力によって消去ヘッド4
に常に矢印と反対方向の回動力を与えている。
5は録音レバーで、その一端部に設けた録音ボタン51
と前記シャーシ1の突起14との間にバネ52を間在し
、このバネ52で録音レバー5を常に矢印の方向に挿圧
している。
この録音レバー5の他端部には、前記摺動レバー2に設
けたフック26と係合する排斥53が設けられると共に
、前記消去ヘッド4のピン43と係合する突片54が設
けられている。
6は巻戻し早送り、及び再生を行う操作レバーで、一端
部に操作ボタン61が、他端部に前記摺動レバー2と当
接するカム62が設けられている。
7は録音ヘッドで、プレート71によって、前記シャー
シ1に取付けられている。
8はカセットである。
図示実施例は上記のように構威したので、録音ボタン5
1をバネ52に抗して矢印と反対に押圧することによっ
て、録音レバー5の突片54で消去ヘッド4のピン43
をバネ劇に抗して矢印方向に回動させて、マグネット4
2をカセット8のテープ81に当接させる一方、録音レ
バー5の排斥53を摺動レバー2のフック26に係合さ
せて、その状態を固定させ、さらに操作ボタン61を矢
印方向に押動させることによってテープ81がレコーデ
ィング状態となるのである。
次に、操作ボタン61を矢印と反対方向に押動すること
によって、操作レバー6のカム62により摺動レバー2
を矢印と反対方向にスプリング24に抗して移動させて
、録音レバー5の排斥53より摺動レバー2のフック2
6を解除して録音レバー5を矢印方向に復帰させると共
に、摺動レバー2の長孔25によってクランク3を矢印
方向に回動し、そのクランクに取付けた消去ヘッド4を
テープ81より離し、その動作および前述の録音レバー
5の復帰により消去ヘッド4はバネ劇の復元力によって
回転されて、マグネット42はテープ81の対向面より
変位するのである。
以上のように本考案の磁気録音再生装置は、キャプスタ
ン及びピンチローラを使用しないで磁気テープを駆動す
るリール駆動式磁気録音再生機構において、マグネット
42を埋設した円形の消去ヘッド4の中心下面に軸41
を、また下面偏心位置にピン43を設け、前記軸41を
、シャーシ1に枢着したクランク3の一端に取り付ける
と共に、バネ44で前記消去ヘッド4に回動力を付勢し
てマグネット42をテープ81から変位させ、前記ピン
43には録音レバー5の突片54を対向させて、録音レ
バ−5操作時に該突片54でピン43を押圧して消去ヘ
ッド4のマグネット42をテープ81に当接すべく構成
する一方、前記クランク3の他端を、摺動レバー2と係
合させて、該摺動レバー2の摺動時に消去ヘッド4をバ
ネ44力によって復元させてマグネット42をテープ8
1面から変位すべく構威し、録音再生時には消去ヘッド
を磁気テープに圧接し、それ以外の早春戻し、早送りな
どにおいては消去ヘッドの圧接を前記磁気テープより解
除するようにしたものであるから、早春戻しおよび早送
りでの減電圧特性の悪化を防止し、電池の消費電流を減
少させ、種々のカセットの走行を安定させ、さらに構造
が簡単で製作が容易なため多量により安価に提供するこ
とができるのである。
さらに、マグネット42を埋設した円形の消去ヘッド4
それ自体を同ヘッド4中心部を支点にして回動させて、
マグネット42を磁気テープ81に当接させなり離反さ
せたりするものであるから、斯る機構がコンパクトとな
り、超小型のリール駆動式磁気録音再生機構への組み込
みが可能となる。
しかも消去ヘッド4のテープ81に対する録音再生時の
摩擦力が等価となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は録音状態
を示す簡略斜面図、第2図は前面の要部の平面図である
。 1・・・・・・シャーシ、2・・・・・・摺動レバー、
3・・・・・・クランク、4・・・・・・消去ヘッド、
5・・・・・・録音レバー6・・・・・・巻戻しレバー
、7・・・・・・録音ヘッド、8・・・・・・カセット
、81・・・・・・カセットテープ(磁気テープ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャプスタン及びピンチローラを使用しないで磁気テー
    プを駆動するリール駆動式磁気録音再生機構において、
    マグネット42を埋設した円形の消去ヘッド4の中心下
    面に軸41を、また下面偏心位置にピン43を設け、前
    記軸41を、シャーシ1に枢着したクランク3の一端に
    取り付けると共に、バネ44で前記消去ヘッド4に回動
    力を付勢してマグネット42をテープ81から変位させ
    、前記ピン43には録音レバー5の突片54を対向させ
    て、録音レバ−5操作時に該突片54でピン43を押圧
    して消去ヘッド4のマグネット42をテープ・81に当
    接すべく構成する一方、前記クランク3の他端を、摺動
    レバー2と係合させて、該摺動レバー2の摺動時に前記
    クランク3を回動させて消去ヘッド4をテープ81より
    離すと共に、消去ヘッド4をバネ44力によって復元回
    動させてマグネット42をテープ81面から変位すべく
    構成したことを特徴とする磁気録音再生機構。
JP5076977U 1977-04-20 1977-04-20 磁気録音再生機構 Expired JPS5912764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5076977U JPS5912764Y2 (ja) 1977-04-20 1977-04-20 磁気録音再生機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5076977U JPS5912764Y2 (ja) 1977-04-20 1977-04-20 磁気録音再生機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53145816U JPS53145816U (ja) 1978-11-16
JPS5912764Y2 true JPS5912764Y2 (ja) 1984-04-17

Family

ID=28938865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5076977U Expired JPS5912764Y2 (ja) 1977-04-20 1977-04-20 磁気録音再生機構

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JPS53145816U (ja) 1978-11-16

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