JPS5813482Y2 - カセツトテ−プレコ−ダ - Google Patents
カセツトテ−プレコ−ダInfo
- Publication number
- JPS5813482Y2 JPS5813482Y2 JP1975166897U JP16689775U JPS5813482Y2 JP S5813482 Y2 JPS5813482 Y2 JP S5813482Y2 JP 1975166897 U JP1975166897 U JP 1975166897U JP 16689775 U JP16689775 U JP 16689775U JP S5813482 Y2 JPS5813482 Y2 JP S5813482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- head
- playback
- tape
- cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はカセット式磁気記録テープを使用し、磁気ヘ
ッドを備えて記録、再生を行うカセットテープレコーダ
に関する。
ッドを備えて記録、再生を行うカセットテープレコーダ
に関する。
従来カセットテープレコーダで録音、再生を行う場合、
通常リン青銅板にフェルトを貼り付けたパッドが、録音
、再生用ヘッドと磁気テープの密着をよくして性能を向
上するように、カセット内部に組込筐れているが、構造
上このパッドはテープ走行方向にガタを持ち、又、規格
上２閣程度の幅のものも使用されるため、録音、再生開
始時のテープの移動によってパッドもこのガタの分だけ
移動し、ヘッドのギャップ部分からずれて、録音、再生
上充分な性能を維持できないことがあった。
通常リン青銅板にフェルトを貼り付けたパッドが、録音
、再生用ヘッドと磁気テープの密着をよくして性能を向
上するように、カセット内部に組込筐れているが、構造
上このパッドはテープ走行方向にガタを持ち、又、規格
上２閣程度の幅のものも使用されるため、録音、再生開
始時のテープの移動によってパッドもこのガタの分だけ
移動し、ヘッドのギャップ部分からずれて、録音、再生
上充分な性能を維持できないことがあった。
又、録音と再生のそれぞれのギャップを備えたデュアル
ギャップヘッドをカセットケースのパッドのある開口部
に挿入して使用する場合、録音、再生のギャップ間に隔
りがあるため、パッドを両ギャップのほぼ中央に位置さ
せ、両性能を満足させるようにすることはなお一層困難
であった。
ギャップヘッドをカセットケースのパッドのある開口部
に挿入して使用する場合、録音、再生のギャップ間に隔
りがあるため、パッドを両ギャップのほぼ中央に位置さ
せ、両性能を満足させるようにすることはなお一層困難
であった。
この考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなりシ、
常に安定した磁気テープのへラドタッチを行わしめ、録
音、再生における高能性を維持することのできるカセッ
トテープレコーダを提供することにある。
常に安定した磁気テープのへラドタッチを行わしめ、録
音、再生における高能性を維持することのできるカセッ
トテープレコーダを提供することにある。
この考案の要点は、ヘッドまたはヘッド基板に、テープ
走行時に、テープによってパッドが移動するのを規制す
る部材を設けた点にある。
走行時に、テープによってパッドが移動するのを規制す
る部材を設けた点にある。
以下この考案を図面に示した一実施例によって説明する
。
。
第１図は磁気ヘッド１にリン青銅板等の弾性材よりなる
パッド規制部材３を取付けた例を示すもので、規制部材
３はビス４によりテープガイド２と共にヘッド１の側面
へ取付けられている。
パッド規制部材３を取付けた例を示すもので、規制部材
３はビス４によりテープガイド２と共にヘッド１の側面
へ取付けられている。
一方、カセットケース１１内には、リン青銅板等の弾性
材よりなるバンド支持バネ６上に第２図に示すように固
定されたフェルト材等よりなるパッド５が、プレート１
により支持されて内装されていることは公知である。
材よりなるバンド支持バネ６上に第２図に示すように固
定されたフェルト材等よりなるパッド５が、プレート１
により支持されて内装されていることは公知である。
ヘッド１は第３図に示すように、ピンチロール９や消去
ヘッド８と共に、カセットケース１１へ対向して、録音
、再生時に所定位置ｌで移動するヘッド基板１０上に取
付けられ、規制部材３は先端にわん曲部３ａが形成され
、録音、再生時にヘッド１と共にカセットケース１１の
開口部１１ａより侵入し、パッド５の側面５ａにわん曲
部３ａが当接するように配置されている。
ヘッド８と共に、カセットケース１１へ対向して、録音
、再生時に所定位置ｌで移動するヘッド基板１０上に取
付けられ、規制部材３は先端にわん曲部３ａが形成され
、録音、再生時にヘッド１と共にカセットケース１１の
開口部１１ａより侵入し、パッド５の側面５ａにわん曲
部３ａが当接するように配置されている。
以上のような構成となしたので、録音、再生時にヘッド
基板１０が前進し、第３図に示した所定位置ｌで移動す
ると、規制部材３はヘッド１と共に開口部１１ａよりカ
セットケース１１内に侵入シ、ヘッド１の先端部はカセ
ットケース内のパツド５に当接し、パッド支持バネ６に
よって適度の圧接を受ける。
基板１０が前進し、第３図に示した所定位置ｌで移動す
ると、規制部材３はヘッド１と共に開口部１１ａよりカ
セットケース１１内に侵入シ、ヘッド１の先端部はカセ
ットケース内のパツド５に当接し、パッド支持バネ６に
よって適度の圧接を受ける。
この時巻取側リール（図示せず）が駆動されると共に、
テープ１２はキャプスタン１３とピンチローラ９により
駆動されて、第３図に示す矢印方向に移動するから、パ
ッド５もヘッド１との間の圧接力によってテープ１２間
に摩擦力が働くため、パッド支持バネ６とプレート１の
間に設けられたすき間（ガタ）の分だけパッド５はパッ
ド支持バネ６と共にテープ走行方向へ移動しようとする
。
テープ１２はキャプスタン１３とピンチローラ９により
駆動されて、第３図に示す矢印方向に移動するから、パ
ッド５もヘッド１との間の圧接力によってテープ１２間
に摩擦力が働くため、パッド支持バネ６とプレート１の
間に設けられたすき間（ガタ）の分だけパッド５はパッ
ド支持バネ６と共にテープ走行方向へ移動しようとする
。
しかし、ここで規制部材３のわん曲部３ａがパッド５の
側面部５ａに当たりストッパとなるからパッド５の移動
量は規制される。
側面部５ａに当たりストッパとなるからパッド５の移動
量は規制される。
この時わん曲部３ａはパッド５がヘッド１に対して最適
位置、例えば最も幅の狭いパッドでもヘッドのギャップ
を覆うような位置に、パッドの移動量を規制するよう設
ける。
位置、例えば最も幅の狭いパッドでもヘッドのギャップ
を覆うような位置に、パッドの移動量を規制するよう設
ける。
なお、上記実施例において、パッド規制部材をヘッドに
取付けた例について説明したが、パッド規制部材をヘッ
ド基板に取付けても等効である。
取付けた例について説明したが、パッド規制部材をヘッ
ド基板に取付けても等効である。
以上のようにこの考案によれば、カセットのパッドの幅
の大小にかかわらず、又、パッドの左右ガタ量の大小に
かかわらず、常にパッドをヘッドに対して最適位置に保
って使用することが可能となるので、テープのヘッドに
対するスペーシングロスをおさえ、録音、再生時のレベ
ル変動を著しく低減して、安定した性能を維持するとい
う大きな効果を有する。
の大小にかかわらず、又、パッドの左右ガタ量の大小に
かかわらず、常にパッドをヘッドに対して最適位置に保
って使用することが可能となるので、テープのヘッドに
対するスペーシングロスをおさえ、録音、再生時のレベ
ル変動を著しく低減して、安定した性能を維持するとい
う大きな効果を有する。
図面はこの考案の一実施例を示すものであって、第１図
はヘッドの斜視図、第２図はパッドの斜視図、第３図は
一部切断平面図である。 １・・・・・・ヘッド、３・・・・・・バンド制御部材
、５・・・・・・バンド、６・・・・・・ヘッド支持ハ
ネ、１０・・・・・・ヘッド基板、１１・・・・・・カ
セットケース、１２・・・・・・テープ。
はヘッドの斜視図、第２図はパッドの斜視図、第３図は
一部切断平面図である。 １・・・・・・ヘッド、３・・・・・・バンド制御部材
、５・・・・・・バンド、６・・・・・・ヘッド支持ハ
ネ、１０・・・・・・ヘッド基板、１１・・・・・・カ
セットケース、１２・・・・・・テープ。
Claims (1)
- 磁気ヘッドに対向してカセットケース内に録音、再生時
にテープを押圧するパッドを弾性的に支持せしめ、この
パッドに対向して磁気ヘッド筐たはヘッド基板に、上記
パッドが録音、再生時にテープ走行方向に移動するのを
規制する部材を設けたことを特徴とするカセットテープ
レコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975166897U JPS5813482Y2 (ja) | 1975-12-12 | 1975-12-12 | カセツトテ−プレコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975166897U JPS5813482Y2 (ja) | 1975-12-12 | 1975-12-12 | カセツトテ−プレコ−ダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5279913U JPS5279913U (ja) | 1977-06-15 |
| JPS5813482Y2 true JPS5813482Y2 (ja) | 1983-03-16 |
Family
ID=28645550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975166897U Expired JPS5813482Y2 (ja) | 1975-12-12 | 1975-12-12 | カセツトテ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813482Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2783706B2 (ja) * | 1991-10-03 | 1998-08-06 | シャープ株式会社 | カセットテープ装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50138012U (ja) * | 1972-10-05 | 1975-11-13 |
-
1975
- 1975-12-12 JP JP1975166897U patent/JPS5813482Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5279913U (ja) | 1977-06-15 |
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