JPS633000Y2 - - Google Patents

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JPS633000Y2
JPS633000Y2 JP12730279U JP12730279U JPS633000Y2 JP S633000 Y2 JPS633000 Y2 JP S633000Y2 JP 12730279 U JP12730279 U JP 12730279U JP 12730279 U JP12730279 U JP 12730279U JP S633000 Y2 JPS633000 Y2 JP S633000Y2
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JP
Japan
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capstan
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board
capstan bearing
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JP12730279U
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JPS5646039U (ja
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はメカニズム基板がプラスチツク等の絶
縁部材にて形成されるか、又は該基板が金属等の
良導体部材にて形成されたものであつて、該基板
とキヤプスタン軸受とが電気的絶縁状態にある場
合に、発生し得る帯電ノイズを除去するようにし
た、キヤプスタン軸受にアース装置を有するテー
プレコーダに関するものである。
従来よりテープレコーダのメカニズムの基板は
その軽量化ローコスト化等のためプラスチツク化
されたり、金属板等をプレス加工したものにプラ
スチツク製ブツシユを装着して(所謂アウトサー
ト加工されたもの)形成されていた。斯るテープ
レコーダでは基板と基板に装着される各種部品と
の間に電気的絶縁関係が生じ、従つてピンチロー
ラ等との摩擦によりキヤプスタンに帯電する静電
気が有効に除去し得ず、その結果前記キヤプスタ
ンに帯電する静電気が他の金属部に放電し、所謂
帯電ノイズが発生することになる。これを防止す
るため、従来は第1図に示すようにキヤプスタン
軸受1にアース用リード線2を接続しキヤプスタ
ン3をアースしていた。また基板に対し絶縁状態
で摺動自在に装着された導電性基板上には磁気ヘ
ツドが搭載されているが、該磁気ヘツドは誘導ハ
ム等の影響を受けないように必ずシールドされて
いなければならず、そのためシールドケースに内
挿され且つ該シールドケースはアースされていな
ければならない。従つて上記キヤプスタンのアー
ス用リード線とは別個に他のアース用リード線が
必要となり、信頼性の低下及びコストアツプにつ
ながつていた。
また、斯る従来例の難点を解決するために、キ
ヤプスタン軸受と導電性基板との間に別途板状部
品を装架し、アース用リード線を1本にする手段
(例えば実公昭54−7135)が開示されているが、
この手段に依つてもアース用リード線の数は減る
がキヤプスタン軸受と導電性基板との間に装架す
る部品が別途必要となり、やはりコストアツプは
免れない。
本考案は叙上の種々の難点を除去すべくなされ
たもので、必要なときに導電性基板とキヤプスタ
ン軸受とを接触せしめ、別途部品を追加すること
なくアース用リード線を減らさんとするものであ
り、以下一実施例につき図面に従い詳述する。
4はプラスチツクにて形成された絶縁性のメカ
ニズム基板であり、その上面には板金をプレス加
工して形成された導電性基板5(以下ヘツドスラ
イド板と呼ぶ)が上下方向(正立紙面に対し直角
方向より見て、以下同じ)に摺動自在に装着さ
れ、該ヘツドスライド板5の略中央部横方向に左
方より消去ヘツド6、録音(再生)ヘツド7、ピ
ンチローラ8が順次配設される。ヘツドスライド
板5の上方延出部9及び下方延出部10には夫々
上下に長円形の透孔11,12が略同一線上に穿
設配置され、該透孔11,12は夫々前記基体4
に植設されたガイドピン13,14と遊嵌係合さ
れる。15は前記基板4下面に摺動自在に装着さ
れた再生釦16用の摺動板であり、ヘツドスライ
ド板5の一部に穿設された透孔17を挿通して引
張バネ18の一端を係止するためのピン19が上
方上面に植設されると共に、該ピン19近傍には
他の引張バネ20の一端を係止するための起立舌
片21が下面方向に垂設される。上記ヘツドスラ
イド板5下端部には前記引張バネ18の他端を係
止するための起立舌片22が上面方向に垂設さ
れ、基体4下端部には他の引張バネ20の他端を
係止するための起立舌片23が下面方向に垂設さ
れる。従つて再生釦用摺動板15は引張バネ20
により下方に付勢され、ヘツドスライド板5も引
張バネ18を介して該再生釦用摺動板15と共に
下方に付勢される。
24はヘツドスライド板5の上方延出部9右側
辺に削設され、キヤプスタン軸受1直径より充分
に広い空間を有する組合孔(例えば、逆コ状の凹
所であり該凹所24に対応する基板4上の部位に
はキヤプスタン3が保持されたキヤプスタン軸受
1が挿通固設される。この際、ヘツドスライド板
5が上動したときには凹所24下内縁25がキヤ
プスタン軸受1下部に当接すると共に、キヤプス
タン3が前記ピンチローラ8に圧接され、ヘツド
スライド板5が下動したときには凹所24上内縁
26がキヤプスタン軸受1上部に当接する関係に
なるよう夫々配置されるものとする。
本考案の構成は叙上の如くであり、次にその動
作について詳述する。先ずテープ(図示せず)が
早送り、巻戻し及び停止状態にある場合について
述べると、第2図に於てこれらの状態の場合には
磁気ヘツド6,7はテープに接触せず、従つてヘ
ツドスライド板5は下動したままで停止状態を保
つが、この際前記キヤプスタン軸受1は、再生釦
用摺動板15と基板4との間に装架された引張バ
ネ20の応力により、ヘツドスライド板5に削設
された前記凹所24上内縁26に圧接される。次
にテープが録音、再生状態にある場合について述
べると、第4図に示す如くこれらの状態の場合に
は磁気ヘツド6,7はテープに接触し、従つてヘ
ツドスライド板4は上動した位置にロツク手段に
て保持されており、この際前記キヤプスタン軸受
1は再生釦用摺動板15とヘツドスライド板5と
の間に装架された引張バネ18の応力により、前
記凹所24下内縁25に圧接される。
尚、図面には示されていないが、消去ヘツド
6、録音(再生)ヘツド7のシールドケースはヘ
ツドスライド板5に電気的に接続されており、該
ヘツドスライド板5からは1本のアース用リード
線が延出している。従つてキヤプスタン3に帯電
されている静電気は随時キヤプスタン軸受1及び
ヘツドスライド板5を伝導しアースされる。
而して、本考案によると他に別途部品を装着す
ることなく、ヘツドスライド板5より1本のアー
ス用リード線を延出せしめるだけで磁気ヘツド
6,7はもとよりキヤプスタン3をもアースする
ことができる。更にキヤプスタン軸受1をヘツド
スライド板5が上下動する際の位置決ピンとして
兼用できるので、別途位置決ピンを設ける必要が
なく安価で高信頼性のテープレコーダを提供でき
るものである。
また、他の実施例、即ち第6図に示す如く基板
4が金属板等をプレス加工することにより形成さ
れ、キヤプスタン軸受1と該基板4との間にプラ
スチツク製のブツシユ27が介されている場合に
あつても本考案の効果に異なるところはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す部分断面図、第2図及
び第4図は本考案の一実施例を示す平面図で、第
2図は停止状態、第4図は録音状態を示し、第3
図及び第5図は夫々第2図及び第4図に対応する
A−A′,B−B′断面図、第6図は本考案の他の
実施例を示す部分断面図である。 1……キヤプスタン軸受、3……キヤプスタ
ン、4……メカニズム基板、5……ヘツドスライ
ド板、6……消去ヘツド、7……録音(再生ヘツ
ド)、24……凹所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) メカニズム基板と、前記メカニズム基板上に
    該基板と電気的絶縁状態にて植設されたキヤプ
    スタン軸受と、前記メカニズム基板上で上下方
    向に摺動自在に配されその一端部に前記キヤプ
    スタン軸受と組合う組合孔が形成された導電性
    のヘツドスライド板とより成り、前記ヘツドス
    ライド板の上動による演奏位置及び下動による
    非演奏位置でその組合孔の上下内縁側を夫々キ
    ヤプスタン軸受に当接させ、該ヘツドスライド
    板の上下動位置でヘツドスライド板とキヤプス
    タン軸受とが電気的に接続されるよう構成した
    事を特徴とするテープレコーダ。 (2) 前記メカニズム基板がプラスチツク等の不良
    導体部材にて形成されてなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のテープレコーダ。 (3) 前記メカニズム基板が金属等の良導体部材に
    て形成され、キヤプスタン軸受が不良導体部材
    を介して該基板に植設されてなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のテープレコーダ。
JP12730279U 1979-09-14 1979-09-14 Expired JPS633000Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12730279U JPS633000Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14

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JP12730279U JPS633000Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5646039U JPS5646039U (ja) 1981-04-24
JPS633000Y2 true JPS633000Y2 (ja) 1988-01-25

Family

ID=29359165

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JP12730279U Expired JPS633000Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6051622U (ja) * 1983-09-12 1985-04-11 三洋電機株式会社 テ−プレコ−ダ−

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Publication number Publication date
JPS5646039U (ja) 1981-04-24

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