JPS6235137Y2 - - Google Patents

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JPS6235137Y2
JPS6235137Y2 JP1979054540U JP5454079U JPS6235137Y2 JP S6235137 Y2 JPS6235137 Y2 JP S6235137Y2 JP 1979054540 U JP1979054540 U JP 1979054540U JP 5454079 U JP5454079 U JP 5454079U JP S6235137 Y2 JPS6235137 Y2 JP S6235137Y2
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JP1979054540U
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JPS55153631U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は往復記録再生式カセツトテープレコー
ダに関するもので、特に従来よりも良好なる記録
再生性能を有する3ヘツドタイプで、かつ、往復
共記録再生可能なカセツトテープレコーダを提供
するものである。
従来の往復記録再生式カセツトテープレコーダ
においては、カセツトの前面の中央窓には記録再
生兼用磁気ヘツドもしくは記録用磁気ヘツドまた
は再生用磁気ヘツドのいずれか一つが対峙され、
前記中央窓とその両側の一対の側方窓との中間に
設けられた一対の小窓にそれぞれ消去用磁気ヘツ
ドが設置されている。
しかしながら、このような磁気ヘツドの配置の
場合、記録中にその記録状態を同時にモニターす
ることができないという欠点を有していた。
この欠点を改良するために、3ヘツドタイプで
往復共記録再生可能となしたカセツトテープレコ
ーダが従来から提案されてきたが、従来のものに
おいては、カセツトの中央窓に対峙させて往方向
消去ヘツド部、往方向記録ヘツド部、復方向消去
ヘツド部および復方向記録ヘツド部をすべて一体
に形成した複合型磁気ヘツドが設けられ、一方、
一対の小窓に対峙させてそれぞれ再生用磁気ヘツ
ドが設けられていた。
ところが、このような磁気ヘツドの構造および
配置の場合は記録再生性能に関し、以下に述べる
ような多くの好ましからざる点を有している。
すなわち、第1に再生用磁気ヘツドを対峙させ
たカセツトの一対の小窓の部分には磁気テープを
再生用磁気ヘツドに押しつけるためのテープパツ
ドが設けられていないので、磁気テープとの安定
なる接触を最も必要とする再生用磁気ヘツドにと
つては好ましからざる状態となりやすく、再生レ
ベル変動やワウ・フラツタの悪化をまねいてい
た。
第2に記録磁気ヘツド部と再生用磁気ヘツドと
が別個の磁気ヘツドとなつているために、テープ
レコーダへの組込み時に必要な両方の磁気ヘツド
のトラツク位置調整とアジマス調整との作業が非
常に煩雑となつていた。
第3に、記録磁気ヘツド部と再生用磁気ヘツド
とのギヤツプ間隔がかなり広くなつてしまうた
め、記録磁気ヘツド部で記録中に再生用磁気ヘツ
ドで同時モニターをする場合、一方の磁気ヘツド
から他方の磁気ヘツドへ回路を切り換えた際の音
の不連続性の度合いが大きくなり、聴感上不自然
さが増大していた。
かかる点に鑑み、本考案は新たな磁気ヘツドの
構造および配置によつて上述した欠点を改善した
3ヘツドタイプで、しかも往復記録再生可能なカ
セツトテープレコーダを提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面によつて詳細に
説明する。
第1図は標準型コンパクトカセツトの正面図で
あり、該標準型コンパクトカセツト1の前面には
長手方向の中央に中央窓2が、またその両側に一
対の側方窓3,4が、さらに該一対の側方窓3,
4と前記中央窓2のそれぞれ中間に一対の小窓
5,6が設けられている。前記標準型コンパクト
カセツト1内には一対のリール間に掛渡された磁
気テープ7が収納されており、該磁気テープ7は
前記各窓2,3,4,5,6において外部に露出
されるようになつている。
そして、前記中央窓2と対向する位置で磁気テ
ープ7よりも内側にフエルト等の弾性体よりなる
テープパツド8が設けられている。
第2図は前記標準型コンパクトカセツト1を装
着し、往方向再生(記録)中の本考案による往復
記録再生式カセツトテープレコーダの要部の平面
図、第3図はその−線に沿つた断面図であ
る。基板9には、それぞれ外部駆動源よりもしく
は直接駆動源より所定の回転数で回転される往方
向走行用キヤプスタン10と復方向走行用キヤプ
スタン11の2本のキヤプスタンが設けられてい
る。磁気ヘツド基板12上には前記標準型コンパ
クトカセツト1の前面の中央窓2に対応して、往
方向記録ヘツド部18、往方向再生ヘツド部1
9、復方向記録ヘツド部20および復方向再生ヘ
ツド部21をすべてのヘツドギヤツプを同一面内
に配して一体に形成した第1の磁気ヘツド13が
設けられ、また前記側方窓3に対応して往方向走
行用ピンチローラ14が設けられ、さらに側方窓
4に対応して復方向走行用ピンチローラ15が設
けられていると共に前記小窓5に対応して往方向
消去用の第2の磁気ヘツド16が、同じく前記小
窓6に対応して復方向消去用の第3の磁気ヘツド
17がそれぞれ取り付けられている。そして、前
記磁気ヘツド基板12は、図示していないが衆知
の機構により記録(および再生)時に前記標準型
コンパクトカセツト1の前面側に移動せられ、そ
して往方向走行時においては前記第1の磁気ヘツ
ド13は前記テープパツド8により所定の接触圧
をもつて前記磁気テープ7の磁性面と接触し、消
去用の第2の磁気ヘツド16および第3の磁気ヘ
ツド17もテープパツドはないが、前記磁気テー
プ7の磁性面と接触する。また前記往方向走行用
ピンチローラ14はこれもすでによく知られた機
構により磁気テープ7を前記往方向走行用キヤプ
スタン10に押圧し、これにより磁気テープ7は
往方向に走行され、消去、記録ならびに再生が行
なわれる。
なお、前記往方向時においては第1の磁気ヘツ
ド13のうち、往方向記録ヘツド部18、往方向
再生ヘツド部19と往方向消去用の第2の磁気ヘ
ツド16とが動作するように切換回路手段により
制御されている。
一方、復方向走行記録(および再生)時におい
ては、前記磁気テープ7は前記第1、第2および
第3の磁気ヘツド13,16,17と接触しつつ
復方向走行用キヤプスタン11と復方向走行用ピ
ンチローラ15とによつて走行される。この際、
前記第1の磁気ヘツド13のうち、復方向記録ヘ
ツド部20および復方向再生ヘツド部21と、復
方向消去用の第3の磁気ヘツド17とが動作する
ように切換回路手段により切換えられる。
このような磁気ヘツドの構造および配置を有す
る本考案による3ヘツドタイプの往復記録再生式
カセツトテープレコーダによれば、まず第1に再
生磁気ヘツド部は往方向、復方向共記録磁気ヘツ
ド部と一体となされた形でカセツトの中央窓に対
峙させているので、カセツト内に設けられている
テープパツドの押圧力により磁気テープと安定し
て接触し、したがつて、記録された信号を忠実に
再生するため、再生レベルの変動およびワウ・フ
ラツタが従来よりも格段に向上する。
第2に、記録磁気ヘツド部と再生磁気ヘツド部
とが一体に形成された複合型磁気ヘツドとなつて
いるので、往複走行とも両者のトラツク位置およ
びアジマスの調整を複合型磁気ヘツドの製造にお
いて管理しておけばテープレコーダへの組込みに
際しては両者が別個の磁気ヘツドとなつている場
合にくらべて調整作業を格段に簡単化できるとい
う利点を有している。
第3には記録磁気ヘツド部と再生磁気ヘツド部
とが往復とも一体に形成された複合型磁気ヘツド
となしてカセツトの中央窓に対峙させているので
両磁気ヘツド部のギヤツプ間隔を磁気ヘツドの内
部構造上の限度まで狭めることができる。
したがつて、記録磁気ヘツド部で記録中に再生
磁気ヘツド部で同時モニターをする場合、一方の
磁気ヘツドから他方の磁気ヘツドへ回路を切りか
えた際の音の不連続性を聴感上無視できる程度に
改善できるという利点を有している。
以上、述べたように、本考案によれば3ヘツド
タイプで、しかも従来のものが有する欠点を改善
した往復記録再生式カセツトテープレコーダが得
られ、その有用性大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は標準型コンパクトカセツトの正面図、
第2図はその標準型コンパクトカセツトを装着し
た本考案の一実施例を示す平面図、第3図は第2
図の−線に沿つた断面図である。 1……標準型コンパクトカセツト、2……中央
窓、3,4……側方窓、5,6……小窓、7……
磁気テープ、8……テープパツド、10……往方
向走行用キヤプスタン、11……復方向走行用キ
ヤプスタン、12……磁気ヘツド基板、13……
第1の磁気ヘツド、14……往方向走行用ピンチ
ローラ、15……復方向走行用ピンチローラ、1
6……第2の磁気ヘツド、17……第3の磁気ヘ
ツド、18……往方向記録ヘツド部、19……往
方向再生ヘツド部、20……復方向記録ヘツド
部、21……復方向再生ヘツド部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に一対のリールと該リール間に掛渡された
    磁気テープとを収納し、一端面に中央窓とその両
    側に一対の側方窓とこれら一対の側方窓と前記中
    央窓のそれぞれの中間に一対の小窓を有し、前記
    中央窓の前記磁気テープよりも内側にテープパツ
    ドを有し、且つ、前記磁気テープを前記各窓にお
    いて外部に露出せしめるようになしたカセツトを
    使用する往復記録再生式カセツトテープレコーダ
    であつて、前記カセツトの前記一対の側方窓にそ
    れぞれ対峙せしめ、互いに共働して前記磁気テー
    プを往方向および復方向に走行させるようになし
    た二対のキヤプスタンとピンチローラと、記録お
    よび再生時に前記カセツトの前記一端面側に移動
    する磁気ヘツド基板と、その磁気ヘツド基板上に
    設けられ、前記カセツトの中央窓に対峙せしめた
    第1の磁気ヘツドと、同じく前記磁気ヘツド基板
    上に設けられ、前記カセツトの一対の小窓にそれ
    ぞれ対峙せしめた第2および第3の磁気ヘツドと
    を具備し、前記第1の磁気ヘツドを往方向記録ヘ
    ツド部、往方向再生ヘツド部、復方向記録ヘツド
    部および復方向再生ヘツド部を備えるとともに、
    すべてのヘツドギヤツプを同一面内に配した複合
    型磁気ヘツドにより構成し、前記第2および第3
    の磁気ヘツドをそれぞれ往方向消去ヘツド、復方
    向消去ヘツドで構成し、往復とも記録および再生
    を可能となすと共に往復とも記録中の信号をモニ
    ター可能としたことを特徴とする往復記録再生式
    カセツトテープレコーダ。
JP1979054540U 1979-04-23 1979-04-23 Expired JPS6235137Y2 (ja)

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JP1979054540U JPS6235137Y2 (ja) 1979-04-23 1979-04-23

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JP1979054540U JPS6235137Y2 (ja) 1979-04-23 1979-04-23

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Publication Number Publication Date
JPS55153631U JPS55153631U (ja) 1980-11-06
JPS6235137Y2 true JPS6235137Y2 (ja) 1987-09-07

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ID=28949235

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502514A (ja) * 1973-03-29 1975-01-11
JPS5121720U (ja) * 1974-08-07 1976-02-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502514A (ja) * 1973-03-29 1975-01-11
JPS5121720U (ja) * 1974-08-07 1976-02-17

Also Published As

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JPS55153631U (ja) 1980-11-06

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