JPS5928546Y2 - 磁気テ−プカ−トリツジ - Google Patents
磁気テ−プカ−トリツジInfo
- Publication number
- JPS5928546Y2 JPS5928546Y2 JP1976060652U JP6065276U JPS5928546Y2 JP S5928546 Y2 JPS5928546 Y2 JP S5928546Y2 JP 1976060652 U JP1976060652 U JP 1976060652U JP 6065276 U JP6065276 U JP 6065276U JP S5928546 Y2 JPS5928546 Y2 JP S5928546Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- head
- pad
- magnetic head
- magnetic tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、磁気テープカートリッジにおける磁気ヘッ
ド挿入口の後方に設置されるパッド装置の改良に係り、
磁気テープと磁気ヘッドの接触状態を常に良好に維持す
ることを目的とする。
ド挿入口の後方に設置されるパッド装置の改良に係り、
磁気テープと磁気ヘッドの接触状態を常に良好に維持す
ることを目的とする。
従来この種のパッド装置は第３図に示すように、磁気ヘ
ッド２１と対向する面２２が平面であるパッド２３をコ
字状に折曲された板バネ２４の中央に貼着し、この板バ
ネ２４をコ字状に形成された遮磁板２５とカートリッジ
ケース（図示しない）に突設されたピン２６の間に挿入
して支持していた０ 録音ヘッドと再生ヘッドを兼用した磁気ヘッドは、ヘッ
ドキャップが磁気ヘッドの先端中央部にあるため、従来
のパッド装置のようにパッド面２２が平面であっても磁
気テープと磁気ヘッドの接触は良好であるが磁気テープ
カー１− ＩＪツジを使用する際に遮磁板２５の内側に
板バネ２４がわん曲して入り込めるよう板バネ２４と遮
磁板２５の間にはギャップ２９が設けられているのでパ
ッド面２２が平面であると磁気テープカートリッジの搬
送時や使用開始時に板バネ２４がずれて、パッド２３の
磁気ヘッド２１が適正な位置で対向しないで、磁気テー
プと磁気ヘッド２１の接触が悪くなることがあった。
ッド２１と対向する面２２が平面であるパッド２３をコ
字状に折曲された板バネ２４の中央に貼着し、この板バ
ネ２４をコ字状に形成された遮磁板２５とカートリッジ
ケース（図示しない）に突設されたピン２６の間に挿入
して支持していた０ 録音ヘッドと再生ヘッドを兼用した磁気ヘッドは、ヘッ
ドキャップが磁気ヘッドの先端中央部にあるため、従来
のパッド装置のようにパッド面２２が平面であっても磁
気テープと磁気ヘッドの接触は良好であるが磁気テープ
カー１− ＩＪツジを使用する際に遮磁板２５の内側に
板バネ２４がわん曲して入り込めるよう板バネ２４と遮
磁板２５の間にはギャップ２９が設けられているのでパ
ッド面２２が平面であると磁気テープカートリッジの搬
送時や使用開始時に板バネ２４がずれて、パッド２３の
磁気ヘッド２１が適正な位置で対向しないで、磁気テー
プと磁気ヘッド２１の接触が悪くなることがあった。
また録音ヘッドのヘッドギャップ２７と再生ヘッドのヘ
ッドギャップ２８が別別になったいわゆるデュアルヘッ
ド２１は、それぞれのヘッドギャップ２７．２８が磁気
ヘッド２１の先端中央より互に左右にずれた位置に設け
られているため、従来のようにパッド面２２が平面であ
ると、パッド２３による磁気テープ（図示しない）と磁
気ヘッド２１の接触圧が低くなり、したがって磁気特性
の低下を招く。
ッドギャップ２８が別別になったいわゆるデュアルヘッ
ド２１は、それぞれのヘッドギャップ２７．２８が磁気
ヘッド２１の先端中央より互に左右にずれた位置に設け
られているため、従来のようにパッド面２２が平面であ
ると、パッド２３による磁気テープ（図示しない）と磁
気ヘッド２１の接触圧が低くなり、したがって磁気特性
の低下を招く。
この考案は、このような従来の欠点を解消するもので、
パッド装置の磁気ヘッドとの接触面を磁気ヘッドの先端
の曲面にほぼ沿うようわん曲させることにより、磁気ヘ
ッドとの接触を常に適正に保つとともに、いわゆるデュ
アルヘッドにも適したパッド装置を提供しようとするも
のである。
パッド装置の磁気ヘッドとの接触面を磁気ヘッドの先端
の曲面にほぼ沿うようわん曲させることにより、磁気ヘ
ッドとの接触を常に適正に保つとともに、いわゆるデュ
アルヘッドにも適したパッド装置を提供しようとするも
のである。
以下本考案の一実施例を第１図ならびに第２図を用いて
説明する。
説明する。
カートリッジケース１の前面に磁気ヘッド挿入口２とピ
ンチローラ挿入口３が設けられ、中央には磁気テープ４
を巻回した一対のスプール５が回転自在に遊嵌されてい
る。
ンチローラ挿入口３が設けられ、中央には磁気テープ４
を巻回した一対のスプール５が回転自在に遊嵌されてい
る。
一方のスプール５から繰り出された磁気テープ４は、ガ
イドピン６ならびにガイドローラ７によってカートリッ
ジケース１の前面に案内され、磁気ヘッド挿入口２の後
方を通って他方のスプール５に巻き取られるようになっ
ている。
イドピン６ならびにガイドローラ７によってカートリッ
ジケース１の前面に案内され、磁気ヘッド挿入口２の後
方を通って他方のスプール５に巻き取られるようになっ
ている。
磁気ヘッド挿入口２の後方には磁気テープ４を介してパ
ッド装置８が設置されている。
ッド装置８が設置されている。
このパッド装置８は第２図に示すように、リン青銅板か
らなり両端が同一方向に折り曲げられた板バネ１２と、
この板バネ１２の中央部に貼着されたパッド１３とから
なり、パッド１３は、磁気ヘッド９と対向する面１９が
磁気ヘッド９の先端部１１における曲面にほぼ沿うよう
にわん曲された板バネ１２の前記わん曲面１０に沿って
中央に従来よりも幅広のパッド１３が貼着されている。
らなり両端が同一方向に折り曲げられた板バネ１２と、
この板バネ１２の中央部に貼着されたパッド１３とから
なり、パッド１３は、磁気ヘッド９と対向する面１９が
磁気ヘッド９の先端部１１における曲面にほぼ沿うよう
にわん曲された板バネ１２の前記わん曲面１０に沿って
中央に従来よりも幅広のパッド１３が貼着されている。
この板バネ１２は遮磁板１４とケース１に突設されたピ
ン１５の間に挿入した際、前記板バネ１２の折曲部と遮
磁板１４間に、間隙１８が形成されており、したがって
、板バネ１２は、遮磁板１４と前記ピン１５の間で磁気
テープ４の走行方向に移動自在に支持されている。
ン１５の間に挿入した際、前記板バネ１２の折曲部と遮
磁板１４間に、間隙１８が形成されており、したがって
、板バネ１２は、遮磁板１４と前記ピン１５の間で磁気
テープ４の走行方向に移動自在に支持されている。
要するに本考案においては、磁気ヘッド９とパッド装置
８とがわん曲面で接するようにすればよく、この趣旨を
満足する限り、上述の実施例に示される構造に限られな
いこというまでもない。
８とがわん曲面で接するようにすればよく、この趣旨を
満足する限り、上述の実施例に示される構造に限られな
いこというまでもない。
この考案の構成によれば、パッド１３の磁気ヘッドとの
対接面１９がわん曲面に形成されているから、録音ヘッ
ドのヘッドギャップ１６と再生ヘッドのヘッドギャップ
１７が別々になっているいわゆるデュアルヘッドに用い
ても磁気テープ４と磁気ヘッド９を適正な圧力で接触さ
せることができ、また録音ヘッドと再生ヘッドを兼用し
た一般的な磁気ヘッドに用いた場合でも、パッド１３が
磁気ヘッドに対して所定の位置からずれても、パッド１
３のわん曲１９と磁気ヘッド９の先端１１の接合により
板バネ１２を所定の位置に移行できるのでパッド１３を
磁気ヘッド９に対して常に適正な位置で対接できるため
、磁気特性の低下が解消される。
対接面１９がわん曲面に形成されているから、録音ヘッ
ドのヘッドギャップ１６と再生ヘッドのヘッドギャップ
１７が別々になっているいわゆるデュアルヘッドに用い
ても磁気テープ４と磁気ヘッド９を適正な圧力で接触さ
せることができ、また録音ヘッドと再生ヘッドを兼用し
た一般的な磁気ヘッドに用いた場合でも、パッド１３が
磁気ヘッドに対して所定の位置からずれても、パッド１
３のわん曲１９と磁気ヘッド９の先端１１の接合により
板バネ１２を所定の位置に移行できるのでパッド１３を
磁気ヘッド９に対して常に適正な位置で対接できるため
、磁気特性の低下が解消される。
第１図はこの考案に係る磁気テープカートリッジの平面
図、第２図はこのカートリッジに用いるパッド装置の拡
大図、第３図は従来のパッド装置の拡大図である。 ８・・・・・・バット装置、９・・・・・・磁気ヘッド
、１０・・・・・・わん曲面、１１・・・・・・先端部
、１２・・・・・・板バネ、１３・・・・・・パッド、
１９・・・・・・わん曲面。
図、第２図はこのカートリッジに用いるパッド装置の拡
大図、第３図は従来のパッド装置の拡大図である。 ８・・・・・・バット装置、９・・・・・・磁気ヘッド
、１０・・・・・・わん曲面、１１・・・・・・先端部
、１２・・・・・・板バネ、１３・・・・・・パッド、
１９・・・・・・わん曲面。
Claims (1)
- 板バネ１２の中央にパッド１３を貼着したパッド装置の
磁気ヘッド９と対向する箇所が、磁気ヘッド９の先端部
１１における曲面にほぼ沿うようにわん曲されており、
かつ前記パッド装置が遮磁板１４とケース１に突設され
たピン１５の間に挿入されて磁気テープ４の走査方向に
移動自在に支持しであることを特徴とする磁気テープカ
ートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976060652U JPS5928546Y2 (ja) | 1976-05-12 | 1976-05-12 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976060652U JPS5928546Y2 (ja) | 1976-05-12 | 1976-05-12 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52151014U JPS52151014U (ja) | 1977-11-16 |
| JPS5928546Y2 true JPS5928546Y2 (ja) | 1984-08-17 |
Family
ID=28521342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976060652U Expired JPS5928546Y2 (ja) | 1976-05-12 | 1976-05-12 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928546Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4725007U (ja) * | 1971-04-12 | 1972-11-21 | ||
| JPS4886818U (ja) * | 1972-01-20 | 1973-10-20 |
-
1976
- 1976-05-12 JP JP1976060652U patent/JPS5928546Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52151014U (ja) | 1977-11-16 |
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