JPS59149280A - エレベ−タの管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は工１ノベータを管理する装置の改良に関する
ものである。

複数台のかごを群管理する場合、閑散時に一定時間乗場
呼びが発生しないと、かごを指令された階まで走行させ
て分散待機させ、次に発生する乗場呼びに対する応答を
早くすることが一般的であり、例えば特開昭４８−９１
’７４２号公報に示されている。

ところが、従来の群管理エレベータでは、分散待機させ
る階はあらかじめ設定きれているので、特定の階にいつ
もかごが待機することになり、その階だけサービスがよ
くなったり、時間帯について交通の変動がおることから
実際のエレベータ交通に適していない階に待機していた
シする等の事態が生じている。

この発明は上記不具合を改良するもので、かごの需要量
の推定値により、各時間帯ごとに各かごが均等な需要量
を分担するように分散待機階を決定することにより、次
に発生する乗場呼びに対して最も効率よくサービスでき
、また全乗場に平等な丈−ビスができるようにしたエレ
ベータの群青埋装置を提供することを目的とする。

以下、第１図〜第１１図によりこの発明の一実施例を説
明する。

第１図及び第２図中、（１）は乗場ボタン、（２）は乗
場ボタン（１）の出力からエレベータの交通量を測定す
る交通量測定手段、（３）は各時間・耽の交通量を各階
ごとに統計して今後の者を量を推定する篇要量推定手段
、（４）はかごの分散待機階を出記需要量の推定値が均
等になる階に決定する分散待機階決定手段、（５）は決
定された待機階にかと′ｆ：運転するように巷上市動機
（６）を駆動しかつ制御する駆動制御Ｈｕｔ、Ｃ７）は
マイクロコンピュータ（以下マイコンという）で構成さ
れたかご制御装置（１台分だけを示す）で、例えは特開
昭ｂｌ−５３３５４号公報に示芒れており、中央処理装
置（以下ＣＰＵという）（７Ａ）、プログラム及び固定
値のデータが配憶された胱田し専用メモリ（以下ＲＯＭ
という）と演算結果等のデータを一時記１．はする読み
畳き可能メモリ（以下ＲＡＭという）からなる記憶装置
（７Ｂ）、データを送受４ｇする伝送装置Ｍ、（７Ｃ）
、及び駆動ｔ】１」御装置ｎ（５）に接続され入出力の
信号レベルを変換する変換装置（７Ｄ）を有している。

（８）は同じくマイコンで構成８れ、同様にＣＰＵ（８
Ａ）、記憶装置（８Ｂ）　、伝送装置（Ｆ３Ｃ）、（８
Ｊ］）　、変換装置（８Ｅ）及び時１１１（計°）を廟
する群管理装置、（９）は同じ〈マイコンで栴成妊れ、
同様にＣＰＵ（９Ａ）　、記憶装置（９Ｂ）及び伝送装
置（９Ｃ）を有する推定装置でめる。

次に、この実施例の動作を説Ｉｊｌｉする。

まず、実施例の概要を説明する。

群管理装置（８）は、かご制御装置（７）から送られて
米るかご情報と、各乗場から送られて来る乗場情報から
、かごの割当て等の運転方式を制御するＯ更に、これら
の情報の一部はエレベータ交通量として推定装置（９）
に送られて記憶される。推定装置（９）はめる時間帯の
エレベータ交通量を各階ことに統１１シ、市Ｈの交通量
の統計結果により、当日の交通１１ｔの発生を推定する
。

分散待機階を決めるために必女なエレベータ又通皿とし
ては、乗場呼びの発生個数、来用負荷（人数）、工業用
テレビジョンカメラ等を用いた乗場待客数検出装置から
の待客人数等が考えられるか、ここでは乗場呼び発生個
数を例に敗って説明する０ ある時間帯の各階の乗場呼び発生個数の推定値を、推定
装置（９）から敗り出し、全階床での乗場呼び発生個数
の総和を求める。それを、設置かご台数又は分散待機を
行うかご台数で除し、１白画たりの分担乗場呼び発生個
数を計算する。

ここに、ｘ：１白画たりの分担乗場呼びずれ生個数 に：階床数字 ｚｋ：に階の乗場呼び発生個数 Ｎ二階床欽（最下階を１とする） ｍ二分散待機かご台数 次に、各かごの分担来場呼び発生個数がＸに近づくよう
に、下式により分担階を決める。

０式に示すように、最下階を１階とし、％階の乗場呼ひ
発生個数Ｚｋを累積し、その匍、がＸになった階までを
１号機の担当階とする。次に、累積値に史に次の階から
の来場呼び発生個数を累積し、その値が２ｘになった階
までを２号機の担当階とする。最後にｍ号機（・１累′
Ｍ埴が（ｍ−１）Ｘを越えるすべての階を担当するＯＹ
は全Ｐ首の米−叶び拍生個数の躊；Ｆｉｌでるる。この
ようにして、ｍ台のかごのそれぞれの担当１首が犬走す
る。

仄に、谷かどの分担階の中で１．との階にかごを待ａ名
せるかを大足する。佇、ｇ号憔の分也階をＮ１階からＮ
μＩでとする。このとき、Ｎ１南からＮ４階までの来場
呼び発生４を、下式によシ計算する。

ここに、Ｋ、　：　１階の乗場呼び発生率Ｙ８：ｇ号機
の分担階の乗場呼び発 生個数の総和 そして、 ｔ　（ｋ、Ｐ）　　　　−一−−−■ をＰ階にいるかごかに階をサービスするのに要する時間
として、 ｊ Ｅ　＝　Σ　Ｋ　　Ｘｔ（ｋ、Ｐ）　　−−一■Ｐ　　
ｋ−１罎　　２ を計算すれば、ＥはかごをＰ階に待機芒せたときの各階
へのサービス時間の期待値となる。そして、群管理装置
（８）により、Ｅ、が最小となる階にｇ号機を分散待機
でせる。

上述の各動作を第３図〜第１０図の流れ図を用いて説明
する。

第３図及び第４図はエレベータ交通の需秩筋を推定する
手順で、一定間隔で発生す、る割込みによって制御きれ
、エレベータ交通量を統計する割込処理プログラム（第
３図）と、それ以外のときに実行きれ、エレベータ箭要
蛍を推定する主プログラム（第４図）によってイー；写
成される。

手順（１すで群龜理装置（８ＪのＣＩ？Ｕ（８Ａ）との
伝送を行い、予測交通毎による群管理情報を良し、エレ
ベータ交通の悄＠ｉを受は取る。手順（１２１でエレベ
ータ交通が発生したか否かを判断する。エレベータ交通
としては乗降車人数、来場呼び発生、かご呼び発生等か
める。エレベータ交通が発生すれは、手順（１場で現在
の時刻の含まれている時間帯を探し、手＋ｍ（１４１で
エレベータ交通の発生し１ζ階の統計値（記憶装置（９
Ｂ）のＲＡＭに記１．は）を増やす。手順（１２ｊでエ
レベータ交通が発生していないことが検出されれは、手
ｊ臓ｔ１３１　、　（１４＋は実行されなり０これで、
ＩＩ：Ｉ全一定数の時間帯に分欲口し、時間帯ごと及び
階床ごとにエレベータ交通の発生量、すなわちエレベー
タ交通量蓋が統Ｈ士される。

一方、手順ｃ２〃で時間イＩｒの開始時刻か台かを判断
し、開始時刻に達していなければ、開始時刻の来るのを
待つ。開始時刻になれは、手順□□□で現在の時刻が零
時零分であるかを判断し、零時零分でなければ手順−へ
飛び、現在の時刻の含まれる時間帯の統計データを上記
ＲＡＭから抽出する。そして、手順（４）で分散待機階
等の群管理情報を作成する。

この手順（ホ）は後述する第５図〜第１０図に相当する
。手順（４）で零時零分であることが検出されると、手
ｊ＠−で前回の統計結果を推定データの領域に移し、手
順−で前回の統計データを泊す。そして、手順■、ｃＩ
Ｑを実行し、手順（ｉ２］Ｊに戻る。

第５図〜第７図は各かごが分担する乗場呼び発生数が均
等になるように分担階を決める手順である。すなわち、
手順いυで全階の乗場呼び発生個数の総オｔｌＹ及び階
床数字ｋをそれぞれ零に初期設定する。手１１脅で階床
数字ｋを１階とし、手ＩＬ峙で全階の乗場呼び発生個数
の総和Ｙ　ＶＣ１階の乗場呼ひ発生個数２ｋを加える。

手順ｃＡで階床数字ｋが階床数Ｎに等しいか否かを判断
し、階床数Ｎに達していなければ、手順い４に戻って手
＋１１１’ｔＱ（４，（ト）を実行し、これを階床数字
ｋが階床数Ｎに達するまで繰シ返えす。これで、全階の
乗場呼び発生個数の総和Ｙを分散待機かご台１１１ｍで
除し、これをかご１白画たりの分担乗」易呼び発生個数
Ｘとして記憶する。手Ｉ＠内で再びｋ及びＹを零に設定
し、号機前号ｇを１ｃ号機）に、倍数Ｊ　（Ｘ　、　２
Ｘ、３Ｘと増える）をＸにそれぞれ設定する。手順ｃｍ
、ｃｍでそれぞれ階を表すｋを更新し、その階の乗場呼
び発生個数Ｚ、を総和Ｙに加える。手順に）で全階の乗
場呼び発生個数の総和Ｙが倍数Ｊ以下であるか否かを判
断し、以下であれば手順０υで１階を担当する号機ｖ（
ｋ）を１号機に設定する。手順（６）で階床数字ｋが階
床数Ｎに等しいか否かを判断し、階床数ＮＫ達していな
けれは、手順Ｃ（７１に戻って手順（ロ）。

閃を実行し、これをＹ≦Ｊになる壕で練シ返えす。

手順（７）でＹ≦Ｊになると、手順Ｉｔ）で号機番号ｇ
を２（号機）に、倍数Ｊを２ＸＫ設定する。そして、手
順（４υでに階を担当する号機ｖ（ｋ）を２号機に設定
する。上記手順は階床数字ｋが階床数Ｎに等しくなるま
で繰シ返えされる。これで、最下階から順゛次各かごの
分担階が決められたことになる。

第８図〜第１０図は、ｇ号機をその分担階城中のどの階
に待機させたらよいかを決める手順である。すなわち、
手順（５１）で階床数字ｋをＮ、（ｇ号機の担当階ｉＮ
、階及びＮｊ階とする）とし、Ｙｇを岑とする０手順（
５２）でＹ８＋Ｚｋを演算し、担当階における乗場呼び
発生個数の総和を求め、手順（５３）で階床数字ｋを更
新し、これが手順（５４）でに−Ｎｊ＋１になれは、手
順（５５）で階床数字ｋをＮ１階に設定する。手１１１
ｉｉｊ　（５６）でに階の乗場呼び発生率に５をｚ、／
ｙ８として求める。手順（５′２）で階床数字ｋを史新
し、これを手１１貝（５８）でｋ　＝　Ｎｊ＋１になる
まで繰り返えし、１（＝Ｎ、＋１になれば手順（５９）
に進む。手順（５９）でかごを待機させる階ＰをＮｉと
する。手順（６０）で階床゛　数字ｋをＮ、に、Ｅ、を
零に初期設定する。ここでＥ　はかごをＰ階に待機させ
たとき、次に発生する乗場呼びに応答するまでに必要な
時間の期待値である。手ＩＩ　（６１）で上述の０式に
従ってｐ、、、　ｘ　ｔ（ｋ。

Ｐ）を求め、これをＥ、に加える。ｔ（ｋ、Ｐ）はＰ階
にいるかごかに階に行く゛までに必要な時間としてあら
かじめ＝１典され、記規装置（９Ｂ〕のＲＯＭに記憶さ
れている。手Ｊ＠（６２）で階床数字ｋを更新し、手順
（６３）でに−Ｎ、＋１になるまで、手順（６１）　、
　（６２）を繰シ返えす。ｋ　＝　Ｎ’、＋１になれば
、手Ｊ＠　（６４）で待機階ＰをＪＩ！耕し、手順（６
５）でＰ　＝　Ｎｊ＋１になるまで手順（６０）〜（６
４）を繰り返えし、Ｐ　＝　Ｎ、＋１になれは一連の動
作は終了する。

次に、第１１図により上述の演算の具体例を示す。

今、１階（ｌＦ）〜８階（８Ｆ）の８階床に、１号機〜
３号機の３台のかごを分散待機させるものとし、各階の
乗場呼び発生個数が、 １１昔　　　　　２０個 ２階　　　　　３個 ３階　　　　　４個 ４階　　　　　６個 ５階　　　　　７個 ６階　　　　　７個 ７１ｉｆ＃　　　　　　　３個 ８階　　　　１１個 であるとする。乗場呼び発生個数の総和Ｙは、Ｙ　＝　
（２０＋３＋４＋６＋７＋７＋３＋１１）＝６１したが
って、１台当たりの乗場呼び帛生個舷Ｘは、ｘ　−６１
÷　３＝＋２０ になる。そのため、 １号株の分担階Ａ　　　　１１蹟 ２号機の分担階Ｂ　　　２階〜５階 ３号像の分担階０　　６階〜８階 となる。次に、分散待機階は、１号機は明らかに１１階
である。２号機を各階に待機８せた場合のＪｕｌ待値を
計算する。１階床間の走行時間を２秒とし減速及び停止
に２秒必要と設定すると、４　　　　６　　　　　７ ２Ｉｖ　　　ＯＸ−＋４Ｘ＝−＋６Ｘ−＋８Ｘ−＝ｂ、
４２０　　　　２０　　　　２０　　　　２０６ ３階　　　４Ｘ　−十ＯＸ　−＋４Ｘ−＋６Ｘ　−＝３
．９２０　　　　２０　　　　２０　　　　２０６ ４１竹　　６Ｘ　−＋　４Ｘ　−＋　ＯＸ　−＋　４Ｘ
−＝　３．１２０　　　　２０　　　　２０、　　２０
６　　　　　７ ５階　　　ＢＸ　−＋　６Ｘ　−＋４Ｘ　−＋　ＯＸ　
−＝　３．６２０　　　　　２０　　　　　２０　　　
　　２０となり、４階（４Ｆ）に待機させたときがブー
ビス時間の期待値が最小となることが分かる。同様にし
て、３号機は８階（８Ｆ）に待ｔｆ１に芒せたときに期
待値が最小となる。

以上説明したとおりこの発明では、交通量の測定値から
各時間帯のかごの需要量を推定し、その時間帯のかご１
台当たりの上記宵喪景の推定値が均等になる階城中の階
を分散待機階に決定し、かごをその階に分散待機させる
ようにしたので、次に発生する乗場呼びに対し″Ｃ最も
効率よくサービスでき、また全乗場に平等なサービスを
することができる。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明によるエレベータの有・埋装置の一実
施例を示す全体構成図、第２図は同じくブロック回路図
、第３図及び第４図は同じ０■量推定プログラムによる
動作の流れ図、第５図〜第７図はかと分担階決定プログ
ラムによる動作の流れ図、第８図〜第１０図は分散待機
階決定ブロクジムによる動作の流れ図、第１１図は分散
待機階決定動作の具体例説明図である。 （１）・・・栄場ボタン、（２）・・・交通１測定手段
、（３）・・・篇ｇ−４推定手段、（４戸・分散待機階
決定手段、（５）・・駆動制御装置、（７）・・・かご
制御装置、（８）・・・群管理装置、（９）・・推定装
置 なお、図中同一同号は同一部分を示す。 代理人　葛野信−（外１名） 第３図 第４図 第６図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０８１ 第１１図 手　示売補　正　書（自発） 特許庁長官殿 １、事件の表示　　　特願昭５８−２３０１９号２、発
明の名称　　　エレベータの管理装置３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　　　　東京都千代１］」区丸の内二丁目２番：
３号名　称　　（６０１）三菱電機株式会社代表者片山
仁八部 ４、代理人 住　所　　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号
５、補正の対象 図面の第６図 ６、補正の内容 図面中、第６図を添付別紙のとおり訂正する。 ７、添付書類の目録 訂正後の第６図を示す書面　　　　１通以上 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定条件が成立すると各かごをそれぞれ指令嘔れ
   た階に分散待機場せるようにしたものにおいて、上記か
   どの交通量を測定する交通量測定手段、１日が所定数に
   区切られた各時間帯について各階ごとに上記交通量から
   上記かどの需要量を推定する青壺量推定手段、及び上記
   分散待機階をその時間帯の上記かご１台当たりの」ユ記
   需要童の推定値が均等になる階城中の階に決定する分散
   待機階決定手段を備えたことを特徴とするエレベ〜りの
   管理装置。
2. （２）分散待機階決定手段を、次に発生する乗場呼びに
   応答するのに袈する時間の期待値が最小となる階に決定
   するようにした特許請求の範囲第１項記載のエレベータ
   の管理装置。