JPS5914893A - 乾燥機のヒ−タ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被乾燥物乾燥用の空気を加熱するヒータを具備
した衣類などの乾燥機のヒータ制御装置２ページ に関するものである。

第１図は排気温度の時間的変化を示し、ａで示す第１期
間は予熱期間、ｂで示す第２期間は恒率乾燥期間、Ｃで
示す第３期間は減率乾燥期間である。予熱期間ａは被乾
燥物と乾燥機本体の温度を上昇させる期間で排気温度は
上昇している。恒率乾燥期間すは、布に含まれた水分が
定常的に蒸発する期間で排気温度は、はとんど変化しな
い。減率乾燥期間Ｃは蒸発する水分が減り、排気温度は
上昇をはじめる。

とこで、恒率乾燥期間すは定常的に水分が蒸発する期間
で、蒸発潜熱を供給するだけでよいと考えられ、機内の
温度を保つ最小の熱量を与えてやるだけで、水分は蒸発
するものと考えられる。

従来、衣類乾燥機を使用するに際しては、使用者は、被
乾燥物の布質１重量などにより、ヒータの強弱つまりヒ
ータ発熱量を運転開始時に設定し、乾燥終了まで設定時
のままで運転していた。その泥め、ヒータは運転開始か
ら終了まで常に所定の電力にて発熱し続けることとなり
、第１図のａ。

３、・−５・ ｂ、ｃの関係からすると、電力の消費に無駄があること
は否めない。

本発明は前記恒率乾燥期間において、ヒータの発熱量を
、機内の温度を保つように、その他の期間よりも小さく
するものである。

これにより、乾燥時間はヒータの発熱量を恒率乾燥期間
で小さくしない場合と同程度とし、効率よく乾燥させる
ことが可能となる。

以下、本発明の詳細な説明する。第２図は基本構成を示
し、１は被乾燥物側からの排気温度を検知する排気温度
検知部、２は排気温度の変化の度合を検出する手段、３
は基準電圧設定部である。

前記排気温度の変化度合を検出する手段２によって得ら
れる電圧と、前記基準電圧設定部３の電圧とを比較手段
４で比較し、得られた信号によって制御手段５を動作さ
せ、乾燥用空気加熱用のヒータ６の発熱量を制御するも
のである。制御手段５は、排気温度の変化の度合を検出
する手段２によって得られる電圧が所定の範囲の時、つ
まり恒率乾燥期間に動作し、ヒータの発熱量を制御する
。

次に、具体的な回路構成およびその作用を説明する。第
３図、第４図および第６図において１は排気温度検出部
、２は排気温度の変化度合を検出する手段、３は基準電
圧設定部であって、前述の通りである。

排気温度の変化度合を検出する手段２によって得られる
電圧と、基準電圧設定部３の電圧とを比較手段であるコ
ンパレータ４で比較し、排気温度の変化度合を検出する
手段２によって得られる電圧が、基準電圧設定部３の電
圧、すなわち第５図に示す電圧■１よりも小さくなった
時、リレー６が動作してそのリレー接点５′を開き、ヒ
ータ６の発熱量を小さくする。つまり、恒率乾燥期間す
にヒータ６の発熱量を小さくするように制御できる。

排気温度検知部１は、抵抗７、排気温度検知用サーミス
タ８、抵抗９，１０、オペアンプ１１、抵抗１２、およ
びコンデンサ１３で構成されている。抵抗７、排気温度
検知用サーミスタ８によって、排気温度を検出し、抵抗
９，１０とオペアン５　ｘニー：＋ プ１１による増幅器で検出電圧を増幅する。増幅された
オペアンプ１１の出力電圧は抵抗１２、コンデンサ１３
により平滑される。

排気温度の変化の度合を検出する手段２は、コンデンサ
１４、抵抗１５，１６．１７およびオペアンプ１８によ
り構成される。前記抵抗１２およびコンデンサ１３によ
って平滑化された電圧を、コンデンサ１４、抵抗１５に
よる微分回路に通し、その出力電圧を抵抗１６　、１７
、オペアンプ１８によって構成される増幅器に入力する
。オペアンプ１８の出力を第５図に示す。

基準電圧設定部３は抵抗１９と抵抗２０により構成され
、第５図に示す電圧ｖ１に設定されている。なお、２１
は被乾燥物転勤用のドラムおよび乾燥用空気圧送用のフ
ァンを回転駆動するモータ、２２は交流電源である。

上記構成において、オペアンプ１８の出力電圧が、前記
、基準電圧■１よりも小さくなった時、リレー５が動作
してリレー接点５′が開き、ヒータ６の発熱量を小さく
する。

６／、−ッ つまり、恒率乾燥期間すにヒータ６の発熱量を小さくす
るように制御できる。

以上説明したように本発明は、恒率乾燥期間においてヒ
ータ発熱量を、機内の温度を保つように小さくすること
ができ、乾燥時間はヒータの発熱量を小さくしない場合
と同程度となり、消費電力を削減して効率よく乾燥でき
るものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は排気温度の時間的変化を示す図、第２図は本発
明のヒータ制御装置の電気的ブロック図、第３図は本発
明の一実施例における同装置の電気回路図、第４図は排
気温度Ｔの時間変化を示す図、第５図は排気温度の変化
の度合を検出する回路の出力電圧Ｖの時間変化を示す図
である。 １・・・・・・排気温度検知部、２・・・・・・排気温
度の変化の度合を検出する手段、３・・・・・基準電圧
設定部、４・・・・・・比較手段、６・・・・・・制御
手段、６・・・・・ヒータ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 戟ズ集粁Ｍｔ側− 第４図 第５図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　被乾燥物乾燥用の空気を加熱するヒータと、
   前記被乾燥物側からの排気温度を検知する排気温度検知
   部と、排気温度の変化の度合を検出する手段と、基準電
   圧設定部と、前記排気温度の変化の度合を検出する手段
   によって得られる電圧と前記基準電圧設定部により得ら
   れる電圧とを比較する比較手段と、前記比較手段によっ
   て得られる電気信号によって前記ヒータを制御する手段
   とを備えた乾燥機のヒータ制御装置。
2. （２）　　ヒータを制御する手段が、排気温度の変化の
   度合が、基準電圧設定部により設定された範囲の時、ヒ
   ータ発熱量を制御する特許請求の範囲第１項記載の乾燥
   機のヒータ制御装置。