JPS5914746B2 - フラッシ定着用粉体現像トナ− - Google Patents
フラッシ定着用粉体現像トナ−Info
- Publication number
- JPS5914746B2 JPS5914746B2 JP55171970A JP17197080A JPS5914746B2 JP S5914746 B2 JPS5914746 B2 JP S5914746B2 JP 55171970 A JP55171970 A JP 55171970A JP 17197080 A JP17197080 A JP 17197080A JP S5914746 B2 JPS5914746 B2 JP S5914746B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- weight
- flash fixing
- powder
- development toner
- Prior art date
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- Expired
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/097—Plasticisers; Charge controlling agents
- G03G9/09733—Organic compounds
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電子写真でのフラッシュ定着に適する粉体現
像トナー(微細トナー粒子)に関する。
像トナー(微細トナー粒子)に関する。
本発明者らはすでに特開昭56−30139号(特願昭
54−105954号)にてフラッシュ定着に適する粉
体現像トナーを提案した。すなわち、プリンタ、ファク
シミリおよびコピーのような電子写真においては、トナ
ーによつて現像された像は通常ヒートロールまたはヒー
トオープンを用いて定着されているが、このようなトナ
ーをフラッシュ定着法によつて処理するとガス状低分子
量物質が発生し、悪臭を放つと共に人体に有害である。
そこで、本発明者らはフラッシュ定着に適する現像トナ
ーであつてフラッシュ定着時に悪臭を放つガス状低分子
量物質をごく少量生成するに過ぎない粉体現像トナーを
提案したわけである。この提案したトナーとは、その特
許請求の範囲によると、「結着剤樹脂の95重量%以上
を融点が60ないし160℃、エポキシ当量が450な
いし5500そして900ないし8250であるビスフ
ェノールA/エピクロルヒドリン型エポキシ樹脂とし、
着色剤としてトナー組成全体の0.6ないし8重量%の
カーボンおよび0ないし5重量%の染料を含有させたこ
とを特徴とするフラッシュ定着に適する粉体現像剤用ト
ナー』である。なお、ここで使用する「フラッシュ定着
」とは、トナー像に高エネルギーのキセノンフラッシュ
ランプからの光を照射して、トナーの温度を瞬間的にト
ナーの溶融温度まで上昇せしめることに依りトナー像を
定着する定着技法をいう。本発明者らが提案したトナー
を用いて多数のコピーを製作したときに、コピー品質の
低下(すなわち、像コントラストの低下、背景部にカブ
リ形成およびトナー像の転写不良)が生じることがわか
つた。
54−105954号)にてフラッシュ定着に適する粉
体現像トナーを提案した。すなわち、プリンタ、ファク
シミリおよびコピーのような電子写真においては、トナ
ーによつて現像された像は通常ヒートロールまたはヒー
トオープンを用いて定着されているが、このようなトナ
ーをフラッシュ定着法によつて処理するとガス状低分子
量物質が発生し、悪臭を放つと共に人体に有害である。
そこで、本発明者らはフラッシュ定着に適する現像トナ
ーであつてフラッシュ定着時に悪臭を放つガス状低分子
量物質をごく少量生成するに過ぎない粉体現像トナーを
提案したわけである。この提案したトナーとは、その特
許請求の範囲によると、「結着剤樹脂の95重量%以上
を融点が60ないし160℃、エポキシ当量が450な
いし5500そして900ないし8250であるビスフ
ェノールA/エピクロルヒドリン型エポキシ樹脂とし、
着色剤としてトナー組成全体の0.6ないし8重量%の
カーボンおよび0ないし5重量%の染料を含有させたこ
とを特徴とするフラッシュ定着に適する粉体現像剤用ト
ナー』である。なお、ここで使用する「フラッシュ定着
」とは、トナー像に高エネルギーのキセノンフラッシュ
ランプからの光を照射して、トナーの温度を瞬間的にト
ナーの溶融温度まで上昇せしめることに依りトナー像を
定着する定着技法をいう。本発明者らが提案したトナー
を用いて多数のコピーを製作したときに、コピー品質の
低下(すなわち、像コントラストの低下、背景部にカブ
リ形成およびトナー像の転写不良)が生じることがわか
つた。
このようなコピー品質の低下を防止することが本発明の
目的である。
目的である。
この目的が、すでに提案した粉体現像用トナーに1ない
し20重量%のモンタン酸エステルワックスを添加する
ことによつて達成できる。
し20重量%のモンタン酸エステルワックスを添加する
ことによつて達成できる。
このモンタン酸エステルワックスの添付によつてトナー
粒子に対プロツキング性(トナー粒子どうしの付着の廻
避)および潤滑性を付与することで、コピー品質の低下
防止がなされる。モンタン酸工スチルワックスの量が1
重量%より少ないと、所望する耐プロツキング性および
潤滑性を有するトナーを得ることができない。
粒子に対プロツキング性(トナー粒子どうしの付着の廻
避)および潤滑性を付与することで、コピー品質の低下
防止がなされる。モンタン酸工スチルワックスの量が1
重量%より少ないと、所望する耐プロツキング性および
潤滑性を有するトナーを得ることができない。
また、その量が20重量%よりも多いと、キャリヤー表
面および感光体表面に好ましからざるワツクス被膜が生
じて、帯電量が変動したり得られる潜像が不満足なもの
となる。さらに、モンタン酸工スチルワックス以外の大
抵のワツクスを使用した場合には、トナー粒子に付与す
べき対プロツキング性および潤滑性が不充分であるとわ
かつた。
面および感光体表面に好ましからざるワツクス被膜が生
じて、帯電量が変動したり得られる潜像が不満足なもの
となる。さらに、モンタン酸工スチルワックス以外の大
抵のワツクスを使用した場合には、トナー粒子に付与す
べき対プロツキング性および潤滑性が不充分であるとわ
かつた。
以下、本発明を実施例および比較例によつて説明する。
実施例
エポキシ当量約950、重量平均分子量約1400及び
融点約100℃を有するビスフエノールA/エピクロル
ヒドリン型エポキシ樹脂(「エピコート1004」、シ
エル化学社商品名)91重量部、平均粒径24ミリミク
ロンでニクロメーターインデツクス83を有するカーボ
ンブラツク微粉末([ブラツクパールズL」ギアポット
コーポレーション商品名)5重量部、ニグロシンベース
染料([ニグロシンブラツクEX」オリエント化学工業
社商品名)2重量部およびモンタン酸工スチルワックス
2重量部を100℃に加熱した二ーダ一で混練した。
融点約100℃を有するビスフエノールA/エピクロル
ヒドリン型エポキシ樹脂(「エピコート1004」、シ
エル化学社商品名)91重量部、平均粒径24ミリミク
ロンでニクロメーターインデツクス83を有するカーボ
ンブラツク微粉末([ブラツクパールズL」ギアポット
コーポレーション商品名)5重量部、ニグロシンベース
染料([ニグロシンブラツクEX」オリエント化学工業
社商品名)2重量部およびモンタン酸工スチルワックス
2重量部を100℃に加熱した二ーダ一で混練した。
使用したモンタン酸工スチルワックスは工スチルワック
ス(EsterWaxesE)、ヘキストA.G.で、
融点が79〜85、酸化が15〜20、鹸化価が130
〜160および密度が1.01〜1.03であつた。混
練生産物をジエツトパルビライザ一を用いて粉砕し、次
いで風力分級機を用いて分級してトナーを得た。得たト
ナーを用いて、レーザプリンタで印字速度16C:11
/分において文字プリントを製作した。
ス(EsterWaxesE)、ヘキストA.G.で、
融点が79〜85、酸化が15〜20、鹸化価が130
〜160および密度が1.01〜1.03であつた。混
練生産物をジエツトパルビライザ一を用いて粉砕し、次
いで風力分級機を用いて分級してトナーを得た。得たト
ナーを用いて、レーザプリンタで印字速度16C:11
/分において文字プリントを製作した。
すなわち、潜像を上述のトナーで現像し、このトナ一像
をキセノンフラツシユランプ(ウシオ電機製)の300
J/パルスのフラツシユ光で露光することによつて定着
した。このようにして30000枚のプリントを製作し
てもプリント文字像は鮮明であり、背景部にカブリの形
成は認められなかつた。
をキセノンフラツシユランプ(ウシオ電機製)の300
J/パルスのフラツシユ光で露光することによつて定着
した。このようにして30000枚のプリントを製作し
てもプリント文字像は鮮明であり、背景部にカブリの形
成は認められなかつた。
比較例
上記実施例でのモンタン酸工スチルワックスを除く代り
にエポキシ樹脂を2重量部増やして、同じカーボンブラ
ツク微粉末(5重量部)およびニグロシンベース染料(
2重量部)から実施例と同様な手法に従つてトナーを調
製した。
にエポキシ樹脂を2重量部増やして、同じカーボンブラ
ツク微粉末(5重量部)およびニグロシンベース染料(
2重量部)から実施例と同様な手法に従つてトナーを調
製した。
この調製したトナーを用いて実施例と同様な手法により
プリントを製作した。30000枚のプリントを製作し
たときには、プリント文字像は不鮮明となり、背景部に
カブリ形成が認められ、また像転写不良が観察された。
プリントを製作した。30000枚のプリントを製作し
たときには、プリント文字像は不鮮明となり、背景部に
カブリ形成が認められ、また像転写不良が観察された。
本発明に係る粉体現像トナーは、本発明者らが先に提案
したトナーと同様に、必要ならば約3重量%以下の帯電
剤を配合できる。
したトナーと同様に、必要ならば約3重量%以下の帯電
剤を配合できる。
Claims (1)
- 1 トナー粒子重量に基づき、0.6ないし8重量%の
カーボン、0ないし5重量%の着色剤としての染料、6
7ないし98.4重量%の結着剤樹脂としてのビスフェ
ノールA/エピクロルヒドリン型エポキシ樹脂、および
1ないし20重量%のモンタン酸エステルワックスから
なるフラッシュ定着用粉体現像トナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55171970A JPS5914746B2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | フラッシ定着用粉体現像トナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55171970A JPS5914746B2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | フラッシ定着用粉体現像トナ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5796354A JPS5796354A (en) | 1982-06-15 |
JPS5914746B2 true JPS5914746B2 (ja) | 1984-04-05 |
Family
ID=15933123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55171970A Expired JPS5914746B2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | フラッシ定着用粉体現像トナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914746B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61194911U (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-04 | ||
JPS63119147U (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-02 | ||
EP3491933A1 (en) | 2017-12-01 | 2019-06-05 | Mauro Fontana | A method of microbiological sanitisation of the surface of whole eggs in shell |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59129862A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-26 | Fujitsu Ltd | 粉体現像用トナ− |
JPS6039655A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-01 | Toray Ind Inc | 乾式トナ−の製造方法 |
SG49550A1 (en) * | 1994-05-31 | 1998-06-15 | Canon Kk | Toner for developing electrostatic images and image forming method |
-
1980
- 1980-12-08 JP JP55171970A patent/JPS5914746B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61194911U (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-04 | ||
JPS63119147U (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-02 | ||
EP3491933A1 (en) | 2017-12-01 | 2019-06-05 | Mauro Fontana | A method of microbiological sanitisation of the surface of whole eggs in shell |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5796354A (en) | 1982-06-15 |
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