JPS59145853A - 防火パネル - Google Patents
防火パネルInfo
- Publication number
- JPS59145853A JPS59145853A JP1790883A JP1790883A JPS59145853A JP S59145853 A JPS59145853 A JP S59145853A JP 1790883 A JP1790883 A JP 1790883A JP 1790883 A JP1790883 A JP 1790883A JP S59145853 A JPS59145853 A JP S59145853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam layer
- layer
- synthetic resin
- decorative surface
- back surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Laminated Bodies (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
法に規定された防火性能を満足すると共に、軽量で断熱
性に富み、しかも機械強度も七分に具備した防火パネル
に関するものである。
性に富み、しかも機械強度も七分に具備した防火パネル
に関するものである。
特に、金属板からなる化粧面に大きな、あるいは深い凹
部凸部からなる模様を有するパネルにおいて有効な防火
パネルに係るものである。
部凸部からなる模様を有するパネルにおいて有効な防火
パネルに係るものである。
一般にパネルにおいては、家屋の密集化によって種々の
防火規制が法的に定められている。そのため、市場には
■無機材のみからなるパネツし、■無機材と有機系フオ
ームを複合化したパネル、■レジンコンクリートのよう
にしたパネルなどがはんらんしている。しかしながら、
上記した各パネルにはそれぞれ一長一短があり、実用上
程々と問題があった。
防火規制が法的に定められている。そのため、市場には
■無機材のみからなるパネツし、■無機材と有機系フオ
ームを複合化したパネル、■レジンコンクリートのよう
にしたパネルなどがはんらんしている。しかしながら、
上記した各パネルにはそれぞれ一長一短があり、実用上
程々と問題があった。
すなわち、■のパネルは重く、脆く、かつ、吸水性、断
熱性に欠ける不利があり、■のパネルは工程が複雑とな
る割に両材料の特性が相殺される欠点があった。また、
■のパネルは断熱性が悪ぐ樹脂の使用料が多い、コスト
が高い、比重が重い、発泡が大幅に阻害され、連通気泡
化し、吸水性の発生、および他部材との接着性の低下と
防火性が樹脂自体の耐熱性となる不利があった。さらに
、化粧面を凹凸部からなる模様で形成した際には、化粧
面に残留応力が不安定な状態で残り、温度（１００Ｃ以
上）、圧力によって化粧面表面に顕著に現われる欠点が
あった。
熱性に欠ける不利があり、■のパネルは工程が複雑とな
る割に両材料の特性が相殺される欠点があった。また、
■のパネルは断熱性が悪ぐ樹脂の使用料が多い、コスト
が高い、比重が重い、発泡が大幅に阻害され、連通気泡
化し、吸水性の発生、および他部材との接着性の低下と
防火性が樹脂自体の耐熱性となる不利があった。さらに
、化粧面を凹凸部からなる模様で形成した際には、化粧
面に残留応力が不安定な状態で残り、温度（１００Ｃ以
上）、圧力によって化粧面表面に顕著に現われる欠点が
あった。
本発明は、このような諸問題を簡単に解決せんと鋭意研
究したものであり、その１つの目的は防火性のグレード
アップ、もう１つの目的は前記した■〜■に示した各パ
ネルの欠点を低減し、その特性を採り入れたパネルとす
ること、さらにもう１つの目的は表面材のオイルキャン
の抑制とパネルの機械強度の改善である。
究したものであり、その１つの目的は防火性のグレード
アップ、もう１つの目的は前記した■〜■に示した各パ
ネルの欠点を低減し、その特性を採り入れたパネルとす
ること、さらにもう１つの目的は表面材のオイルキャン
の抑制とパネルの機械強度の改善である。
以下に図面を用いて、本発明に係る防火パネルの一実施
例について詳細に説明する。第１図は本発明に係る防火
パネルの縦断面略図を示す。図において、１は表面材で
、例えば表面処理鋼板、アルミニウム板、銅板、ステ／
レス板等の金属薄板からなり、その少なくとも化粧面２
に第２図に示すように凹部３、凸部４からなる模様５を
形成する。この模様である。例えば凹、凸部の割合は１
：１であったり、凹部、凸部の高低差Δｈが０５〜５ｍ
ｍ位であったりするものである。これは下記する不燃層
の分布と合成樹脂発泡層の接着面積、および不燃層と合
成樹脂発泡層の接触面積、不燃層を凸部４裏面に充填す
る際の作業性、オイル−キャンの見掛上の抑制をも兼ね
て配設したものである。６は不燃層で表面材１の凸部裏
面、所謂表面材１の裏面における凹／ 部４に充填するものであり、主に後記する合成樹脂発泡
体層の表面材との接着性、および合成樹脂発泡体層自体
の断熱性などの物性の低下を最小限に抑えて防火性を大
幅に向上するために役立つものである。その材料として
は高熱下において水を放出すると共に溶融、発泡して無
機質発泡層を形成するものであり、滴状としてほぼ層状
≠にしたり、スラリー状で積層して速乾硬化したりして
形成したものなどである。７は合成樹脂発泡体層で主に
接着剤、断熱材、芯材、クッション材、防湿材、防音材
として役立つものであり、例えばポリウレタンフォーム
用原料、ポリイソシアヌレートフオーム用原料、フェノ
ールフオーム用原料、ポリスチレンフオーム用原料、ポ
リエチレンフオーム用原料など分啄り、吐出時が原料状
態であり、その後で発泡硬化し、かつ、その際に自己接
着性を発揮する合成樹脂原料からなるものである。８は
裏面材でシート状物、例えばアルミ箔、紙と金属箔（Ｐ
ｂ、Ａ７．Ｆｅ）をラミネートしたもの、石綿紙、石綿
紙とアルミ箔をラミネート、あるいは蒸着したシート状
物等である。勿論、クラフト紙に難燃化処理したり、段
ボール状のアスベスト紙、塩化ビニルなども使用する。
例について詳細に説明する。第１図は本発明に係る防火
パネルの縦断面略図を示す。図において、１は表面材で
、例えば表面処理鋼板、アルミニウム板、銅板、ステ／
レス板等の金属薄板からなり、その少なくとも化粧面２
に第２図に示すように凹部３、凸部４からなる模様５を
形成する。この模様である。例えば凹、凸部の割合は１
：１であったり、凹部、凸部の高低差Δｈが０５〜５ｍ
ｍ位であったりするものである。これは下記する不燃層
の分布と合成樹脂発泡層の接着面積、および不燃層と合
成樹脂発泡層の接触面積、不燃層を凸部４裏面に充填す
る際の作業性、オイル−キャンの見掛上の抑制をも兼ね
て配設したものである。６は不燃層で表面材１の凸部裏
面、所謂表面材１の裏面における凹／ 部４に充填するものであり、主に後記する合成樹脂発泡
体層の表面材との接着性、および合成樹脂発泡体層自体
の断熱性などの物性の低下を最小限に抑えて防火性を大
幅に向上するために役立つものである。その材料として
は高熱下において水を放出すると共に溶融、発泡して無
機質発泡層を形成するものであり、滴状としてほぼ層状
≠にしたり、スラリー状で積層して速乾硬化したりして
形成したものなどである。７は合成樹脂発泡体層で主に
接着剤、断熱材、芯材、クッション材、防湿材、防音材
として役立つものであり、例えばポリウレタンフォーム
用原料、ポリイソシアヌレートフオーム用原料、フェノ
ールフオーム用原料、ポリスチレンフオーム用原料、ポ
リエチレンフオーム用原料など分啄り、吐出時が原料状
態であり、その後で発泡硬化し、かつ、その際に自己接
着性を発揮する合成樹脂原料からなるものである。８は
裏面材でシート状物、例えばアルミ箔、紙と金属箔（Ｐ
ｂ、Ａ７．Ｆｅ）をラミネートしたもの、石綿紙、石綿
紙とアルミ箔をラミネート、あるいは蒸着したシート状
物等である。勿論、クラフト紙に難燃化処理したり、段
ボール状のアスベスト紙、塩化ビニルなども使用する。
次に実施例につき説明する。
実施例１
表面材１は０．２７ ｍ、のカラー鋼板の裏面に１ ｍ
ｌＫの凹部４を形成し、表面の四部３と凸部４０分布割
合がｌ：ｌとしたもの。不燃層６は例えば耐水性、非吸
湿性で速乾型のものであり、主成分としては水ガラス系
であり、これにリン酸系、シリコン系、ケイフッ化ソー
ダ系、水酸化アルミニウム、リン酸マグネシウム、水酸
化カルシウム、硼素、硫酸アルミニウムの１種以上を添
加したものである。また、合成樹脂発泡体層７としては
ポリウレタン樹脂でポリオール１．００に対しポリイソ
シアネート１７ｏの重量比で配合し、これに３量化触媒
を添加したものであり、フリー発泡の密度は２８ｋｗ位
のものである。さらに、裏面材８としてはアルミニウム
箔（２５ミクロン）にアスベスト紙（ｌｓ ｏ ｇｙ、
１ ）を用いる・そこで、表面材１の裏面の四部４′に
不燃層６をスラリー状で吐出し、はぼ裏面の凸部頂面と
面一に充填する。次にポリウレタン樹脂原料を各成分の
混合直後に表面材１の裏面に吐出し、その上に裏面材８
を積層し、型（図示せず）に送給して５０〜９０Ｃで１
〜１０分位キュアする。このようにして製造した防火パ
ネルに対して、ＪＩＳ−Ａ−１３２１の表面試験と、曲
げ試験を行なった。なお、比較のため、表面材１の裏面
全面に不燃層を形成した以外、実施例】と同じ構造とし
た防火パネルを製造した。その結果は下記のようであっ
た。
ｌＫの凹部４を形成し、表面の四部３と凸部４０分布割
合がｌ：ｌとしたもの。不燃層６は例えば耐水性、非吸
湿性で速乾型のものであり、主成分としては水ガラス系
であり、これにリン酸系、シリコン系、ケイフッ化ソー
ダ系、水酸化アルミニウム、リン酸マグネシウム、水酸
化カルシウム、硼素、硫酸アルミニウムの１種以上を添
加したものである。また、合成樹脂発泡体層７としては
ポリウレタン樹脂でポリオール１．００に対しポリイソ
シアネート１７ｏの重量比で配合し、これに３量化触媒
を添加したものであり、フリー発泡の密度は２８ｋｗ位
のものである。さらに、裏面材８としてはアルミニウム
箔（２５ミクロン）にアスベスト紙（ｌｓ ｏ ｇｙ、
１ ）を用いる・そこで、表面材１の裏面の四部４′に
不燃層６をスラリー状で吐出し、はぼ裏面の凸部頂面と
面一に充填する。次にポリウレタン樹脂原料を各成分の
混合直後に表面材１の裏面に吐出し、その上に裏面材８
を積層し、型（図示せず）に送給して５０〜９０Ｃで１
〜１０分位キュアする。このようにして製造した防火パ
ネルに対して、ＪＩＳ−Ａ−１３２１の表面試験と、曲
げ試験を行なった。なお、比較のため、表面材１の裏面
全面に不燃層を形成した以外、実施例】と同じ構造とし
た防火パネルを製造した。その結果は下記のようであっ
た。
離したため、途中で中止した。の合成樹脂発泡体層が大
きく部分的に裏面から突出し、ガスが放出した孔が全厚
の一以上であった。
きく部分的に裏面から突出し、ガスが放出した孔が全厚
の一以上であった。
０
以上説明したのは、本発明の一実施例にすぎず、不燃層
の材料に接着剤を添加したり、あるいは第３図ｆａｔ〜
（ｅ）に示すように形成したり、第４図に示すように模
様５をタイル状に形成することもできる。なお、第３図
（ｄｌにおいて９はパーライト粒、バーミキュライト、
シラスバルーンを分布して高熱にさらされた際に無機質
発泡層をより嵩高に、かつ、不燃層を薄く形成するのに
役立つものである。
の材料に接着剤を添加したり、あるいは第３図ｆａｔ〜
（ｅ）に示すように形成したり、第４図に示すように模
様５をタイル状に形成することもできる。なお、第３図
（ｄｌにおいて９はパーライト粒、バーミキュライト、
シラスバルーンを分布して高熱にさらされた際に無機質
発泡層をより嵩高に、かつ、不燃層を薄く形成するのに
役立つものである。
上述したように本発明に係る防火パネルによれば、不燃
性の表面材に凹凸模様を形成し、その裏面の凹部にのみ
不燃層を充填し、裏面の凸部頂面を接着面として利用し
、合成樹脂発泡体層と表面材との接着を強化した特徴が
ある。また、不燃層を裏面の凹部に対応して分布したた
め、高熱に表面材が曝された際も最初に周囲を冷却し、
かつ、表面材の裏面凸部頂面と接触していた合成樹脂発
泡体層のスキン層部分が溶融し、表面材１が上記頂面か
ら剥落し、ここに不燃層６が溶融し、表面材１の裏面と
合成樹脂発泡体層７間に冷却ガスと無機質発泡層が存在
するため準不燃材に合格しつる特徴がある。さらに、合
成樹脂発泡体層は不燃層との接触面積が少ないため本来
の発泡層を形成でき、断熱性、クッション性、および強
度があり、しかも使用量を低減できる特徴がある。
性の表面材に凹凸模様を形成し、その裏面の凹部にのみ
不燃層を充填し、裏面の凸部頂面を接着面として利用し
、合成樹脂発泡体層と表面材との接着を強化した特徴が
ある。また、不燃層を裏面の凹部に対応して分布したた
め、高熱に表面材が曝された際も最初に周囲を冷却し、
かつ、表面材の裏面凸部頂面と接触していた合成樹脂発
泡体層のスキン層部分が溶融し、表面材１が上記頂面か
ら剥落し、ここに不燃層６が溶融し、表面材１の裏面と
合成樹脂発泡体層７間に冷却ガスと無機質発泡層が存在
するため準不燃材に合格しつる特徴がある。さらに、合
成樹脂発泡体層は不燃層との接触面積が少ないため本来
の発泡層を形成でき、断熱性、クッション性、および強
度があり、しかも使用量を低減できる特徴がある。
第１図は本発明に係る防火パネルの一実施例を示す縦断
面図、第２図は表面材の一部を示す斜視図、第３図ｆａ
Ｊ〜ｔｅｌ、第４図はその他の実施例を示す説明図であ
る。 ］１６９表面材、２．１、化粧面、３００．凹部、４１
０．凸部、５１１．凹凸模様、６０６．不燃層、７６１
０合成樹脂発泡体層。 め ／ 団 め ２ｔＵ 第 ｊ 図
面図、第２図は表面材の一部を示す斜視図、第３図ｆａ
Ｊ〜ｔｅｌ、第４図はその他の実施例を示す説明図であ
る。 ］１６９表面材、２．１、化粧面、３００．凹部、４１
０．凸部、５１１．凹凸模様、６０６．不燃層、７６１
０合成樹脂発泡体層。 め ／ 団 め ２ｔＵ 第 ｊ 図
Claims (1)
- （１）金属板の少な（とも化粧面に凹部と凸部からなる
模様を形成した表面材と、該化粧面の裏面凹部にのみ埋
設した状態で積層した高熱下で発泡膨張して無機質発泡
層を形成する不燃層と、該不燃層の裏面、および化粧面
裏面の凸部に積層すると共に自己接着性により一体に固
着する断熱層兼芯材となる合成樹脂発泡体層と、該発泡
体層の裏面を被覆する不燃性基材からなる裏面材とを備
え、前記化粧面裏面の凸部を表面材と合成樹脂発泡体層
との接着面とし、かつ、裏面材をも上記発泡体層形成時
に一体に接着したことを特徴とする防火パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1790883A JPS59145853A (ja) | 1983-02-03 | 1983-02-03 | 防火パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1790883A JPS59145853A (ja) | 1983-02-03 | 1983-02-03 | 防火パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59145853A true JPS59145853A (ja) | 1984-08-21 |
| JPH0350054B2 JPH0350054B2 (ja) | 1991-07-31 |
Family
ID=11956844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1790883A Granted JPS59145853A (ja) | 1983-02-03 | 1983-02-03 | 防火パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59145853A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990009277A1 (en) * | 1989-02-10 | 1990-08-23 | Dow Mitsubishi Kasei Limited | Heat-insulating composite panel |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5234520A (en) * | 1975-09-11 | 1977-03-16 | Takashi Ishikawa | Composite panel with fireeproof |
-
1983
- 1983-02-03 JP JP1790883A patent/JPS59145853A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5234520A (en) * | 1975-09-11 | 1977-03-16 | Takashi Ishikawa | Composite panel with fireeproof |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990009277A1 (en) * | 1989-02-10 | 1990-08-23 | Dow Mitsubishi Kasei Limited | Heat-insulating composite panel |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0350054B2 (ja) | 1991-07-31 |
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