JPS59140050A - 耐食性・塗装性および耐指紋性に優れた亜鉛系めつき鋼板 - Google Patents

耐食性・塗装性および耐指紋性に優れた亜鉛系めつき鋼板

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JPS59140050A
JPS59140050A JP1437183A JP1437183A JPS59140050A JP S59140050 A JPS59140050 A JP S59140050A JP 1437183 A JP1437183 A JP 1437183A JP 1437183 A JP1437183 A JP 1437183A JP S59140050 A JPS59140050 A JP S59140050A
Authority
JP
Japan
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resistance
film
zinc
corrosion resistance
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP1437183A
Other languages
English (en)
Inventor
吉原 敬久
明 松田
安永 久雄
本庄 徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP1437183A priority Critical patent/JPS59140050A/ja
Publication of JPS59140050A publication Critical patent/JPS59140050A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本兄明はiiU’1食性、塗装性および耐指紋性に優れ
た亜鉛系めっき鋼板に関するものである。
家電や建材製品に使用される亜鉛系めっき鋼板は、無塗
装または塗装されて使用されるが、それまでに種々の工
程を通り、しかもその間にはかなりの長期間にわたって
無塗装の状態で2かれる。
そのためその間に錆が兄生したり、めっき鋼板の表面に
柚々の物質が吸着・付漸したりして塗料の密層性か悪く
なるなどの問題がある。
従って一般に、亜鉛系めっき鋼板が需要家で使用される
までの一次防錆としてクロメート処理が施される。しか
し、このクロメート処理の耐食性も塩水噴箒試1m24
〜48時間程度で白錆が発生するようなものであり、長
期にわたって苛酷な腐食環境下で使用される製品では不
十分な耐食性でめる。このような苛酷な腐食環境下で使
用する場合には、クロメート処理の代りしてりんば塩処
理を施したのち、20μm程度の塗装を施し、腐金を防
止する方法があるか、このような厚塗りの塗装を施した
場合には、プレスなどの加工で塗膜の剥離や亀裂を生じ
、その部分で局部的な11食性の低下を生じる。また、
塗装板では′スポット溶接など除去が必璧になる。さら
に、塗装を厚くするほど塗料のコストアップになるなど
の問題もりシ、塗料ケ用いることなく優れた耐食性を有
する亜鉛系めっき銅板の開発が望まれている。
また、従来の亜鉛系めっき鋼板を用いて需要家で抽々の
工程を紅で製品を製造する場合−1作業者のハンドリン
グなどによってめっき銅板の異面に指紋あるいは汚れが
付着し、藺品価値が著しく低下するおそれがある。その
ために、製品の表(3)清浄仕上けのために脱脂、洗浄
などの処理工程、作業が心安となる。従って、このよう
な工程中でのハンドリング時に指紋などの汚れがつき好
い亜鉛系めっき鋼板の開発が望まれている。
本発明の目的は、このような従来の亜鉛系めっき鋼板の
欠点を改良し、耐食性・塗装性および耐指紋性に優れ、
さらに、溶接性をも兼備する改良された亜鉛系めっき鋼
板を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明の鋼板は、その表面
を、最内層の亜鉛又は亜鉛合金めっき皮膜、中間ノ曽の
クロム永和叡化物皮膜および表層の/8′機−分子化合
物の樹脂皮膜の三)鍔によって板積するようにしたもの
である7、 このような本発明の亜鉛系めっき鋼板は、鋼板に亜鉛又
は亜鉛合金のめつき金施し、次いでクロメート処理して
クロム水利酸化物の皮膜を形成させたのち、さらに、こ
のクロメート皮膜上に水溶性ないし水分散性の有機高分
子化合物を含む水溶液を塗布・乾燥して樹脂皮膜を薄く
重ねて被覆することにより製造される。
本発明における亜鉛または亜鉛系のつきは 通常の亜鉛
あるいは亜鉛を主体とした合金または複合めっき、さら
に積j−めっき等であり、めっき液組成、電解条件、め
っき組成およびめつ@厚等は限定されない。
また、クロメート処理も通常の処理方法で、よく、無水
クロム酸、クロム酸塩、亜クロム眩等を主剤とした水浴
液中での浸漬クロメート処理、亀I@−タロメート処理
およびこれらのポ液を塗装する塗亜型、クロメート処理
等で、めつき′層上にクロム水利酸化物を主体とする皮
膜を形成するものである。
そのクロム伺着遍は10〜200  ”f/m’ 程度
が適当であり、101″以下では十分な耐食性が得られ
ず、′また200 φ″以上はクロム付着量の割りに耐
食性の向上効果が少なく、処理液の老化が激しい。
クロメート処理■に塗布される有機高分子化合物として
は、水浴性または水分散性のもの、例えば、アルキッド
樹脂、フェノールアルキッド樹脂、アミノアルキッド樹
脂、アクリル樹脂、エポキシエステル樹脂等の水#性高
分子化合物があげられ、さらにこれら、クロム水利酸化
物皮膜に成層されて緻密な皮膜を形成し、クロメート皮
膜の経時劣化を防止し、耐食性を向上させるために、シ
リコン、チタンあるいはアルミニウム等のゾルを加え、
分散させた無機・禍機複合水溶性尚分子化合物があげら
れる。
これらの水溶性有機高分子化合物の水溶液の樹脂誕度は
、10〜503[ii%で任意に調節できる。
すなわち、樹)3ft級度が10重量%以下では所定の
皮膜量が得られず、また水分を蒸発させ乾燥に要する時
間が長くなり、逆VC50亜−チ以上では訴度が濃いた
めI/C樹脂樹脂厚膜厚くなり、所定の皮膜量が得られ
ない1.また4η1脂皮膜の付層量は、乾1さ後の頁盆
で100〜3000 勢夕 にするのが好ましい。10
0 ・φ″未満は樹脂の皮膜量が薄く所期の耐穴性向上
効果が小ざく、300 u〃り以上では耐食性同上効果
は者しく大きくなるものの、MW性の低下およびコスト
アップの面から望ましくない。
これらの薄いIjL膜を銅板のクロメート皮膜上に施す
にはスプレー、ロールコータ等が簡早で経済的である。
皮膜を形成させた後の乾燥としては、単に水分を除去す
る程度の乾燥で充分でおる。なお乾燥板温會100℃以
下にすることが性能、コストの面で有利である。
実施例 素材5pcc、板厚0.811mの冷延鋼板をi[j’
#脱脂、酸洗した後、硫酸浴を用いて20  A/d/
の電流密度でzn 20  g/#+”の付層゛量の電
気めっきを行った。その後c r 0310 g7’l
、 H3BO25g/ l。
をベース液とし、これに珪フッ化物を趙元剤として添加
し、浴温50℃のクロメート液をスプレーしてCr水水
和化化物10〜200  ’f/i のクロメート処理
を行い、乾燥した。このクロメート処理■に、アクリル
変性アルキッド樹脂にシリカゾルを分散させた水溶性高
分子化合物水溶液をロールコータで50〜300  ”
l/m″ (乾燥後のi量)となるように塗布・乾燥し
て本発明の処理を行った。
本発明による亜鉛めっき鋼板と、尚分子化合物樹脂皮膜
を設けない従来の亜鉛めっき鋼板の耐食性、塗装性、耐
指紋性、および溶接性の試験結果を表1に示す。但し、
耐食性は無塗装での耐食性として塩水噴務試厭(JIS
Z−2371)による白錆発生時間で表わした。
塗装性はアルキツドメラミ/系樹脂を25μm11(乾
燥後の膜厚)塗布し、デュボ/衝撃試験による塗膜密着
性とクロスカット部の塩水噴霧試験による塗膜ふくれ(
ブリスター)の程度を下記ランクに合けて評価した。
塗膜密着性     *膜ふくれ ◎・・・異常なし。   ◎・・・異常なし○・・・微
細な亀裂。  ○・・・一部分にふくれ発生(軽度) △・・・軽度のはしり。 Δ・・・ふくれやや多い。
X・・・剥離多い。   ×・・クロスカット部全長ふ
くれ 耐指紋性は、親指に人工汗を湿潤させめつき狭面に強く
押し当て、指紋跡の付着残存程度を下記ランクに分けて
評価した。
◎・・・指紋の跡が全く残らない。
○・・・指紋の跡がごく軽度に残る。
△・・指紋の跡が軽度に残る。
×・・指紋の跡がはっきりと残る。
浴接性は、連続スポット浴接(溶接電流9500A、加
圧力250−1溶接時間12サイクル)を行い、その連
続打点数で表わした。
表1 表1の結果から、本発明による亜鉛系めっき鋼板は、従
来の亜鉛系めっき鋼板に比べて、無塗装での耐食性が著
しく改良され、クロメート皮膜および高分子化合物の樹
脂皮膜の付着量の増加に伴い、白錆発生迄の耐食性が著
しく改良されることが明らかでおる。
また、塗装性は塗膜密着性および塗装後の耐食性(塗膜
の1ii4ブリスター性)が著しく改良される。
さらに、耐指紋性か著しく改良され、ハ/トリ/グ工程
中の指紋による汚れに対してきわめて有効であることが
明らかである。しかも、スポット溶接の連続打点数は従
来の亜鉛めっき鋼板とHは同等の性能が得られる。
以上詳述した通り、本発明によれば従来品よりも格段に
優れた耐食性、塗装性および耐指紋性を具備する亜鉛系
めっき鋼板が提供される。また、本発明の亜鉛系めっき
鋼板は溶接性をも備えている。
代理人 鵜 沼 辰 之

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  銅板表面が、最内層の亜鉛または亜鉛合金め
    っき皮膜、中間層のクロム水利酸化物−皮膜および表層
    の有機高分子化合物の樹脂皮膜の三層によって被覆され
    た、耐食性、塗装性および耐指紋性#9 / rn’で
    あることを特徴とする特許ig求の範囲第1JJJ記載
    の亜鉛系めっき鋼板。 /ρ0 (3)該有機高分子化合物の乾燥皮膜重電はキ*参〜3
    000グ/m″であることを特徴とする特許請求の鴫囲
    第1項又は第2項に記載の亜鉛系めっき鋼板。
JP1437183A 1983-01-31 1983-01-31 耐食性・塗装性および耐指紋性に優れた亜鉛系めつき鋼板 Pending JPS59140050A (ja)

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JP1437183A JPS59140050A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 耐食性・塗装性および耐指紋性に優れた亜鉛系めつき鋼板

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JPS59140050A true JPS59140050A (ja) 1984-08-11

Family

ID=11859185

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JP1437183A Pending JPS59140050A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 耐食性・塗装性および耐指紋性に優れた亜鉛系めつき鋼板

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106894071A (zh) * 2017-03-10 2017-06-27 国家开发投资公司 一种铝合金表面耐腐蚀处理方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52129787A (en) * 1976-04-26 1977-10-31 Nippon Kokan Kk <Nkk> Highly anticorrosive steel sheet
JPS57201572A (en) * 1981-06-08 1982-12-10 Nippon Steel Corp Surface treatment of zinc plated steel plate

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