JPS59137B2 - Mis電界効果型トランジスタの製法 - Google Patents

Mis電界効果型トランジスタの製法

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JPS59137B2
JPS59137B2 JP52158232A JP15823277A JPS59137B2 JP S59137 B2 JPS59137 B2 JP S59137B2 JP 52158232 A JP52158232 A JP 52158232A JP 15823277 A JP15823277 A JP 15823277A JP S59137 B2 JPS59137 B2 JP S59137B2
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polycrystalline semiconductor
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forming
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政明 佐藤
徹志 酒井
由治 小林
孝裕 牧野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はMIS電界効果型トランジスタの製法の改良に
関する。
MIS電界効果型トランジスタ(以下簡単の為トランジ
スタと称す)として従来、第1図に示す如く、例えばP
型シリコンでなるP型半導体基板1の上面側に例えば長
方形の窓2を有するSiO2でなる絶縁層3が形成され
、基板1の絶縁層3にて覆われていない領域内の上面側
にN型領域4及び5が夫々それ等の領域5及び4側を絶
縁層3に連接して形成され、基板1の上面上の領域4及
び5間の領域上に例えばSlO2でなる絶縁層6が形成
され、絶縁層6上に導電性を有する多結晶シリコンでな
る多結晶半導体層7が配され、絶縁層3、多結晶半導体
層7上に領域4及び5上の位置に夫夫窓8及び9を有す
るSiO2でなる絶縁層10が延長され、窓8及び9を
通じて領域4及び5に夫夫連結せる電極11及び12が
形成され、基板1内の絶縁層3下の領域に絶縁層3と連
接し且領域4及び5と連接せるP+型領域13が形成さ
れ、基板1内の領域4及び5間の領域の上面側にP+型
領域14が形成され、而して領域4及び5を夫夫ソース
及びドレイン領域、領域14をチヤンネル領域、絶縁層
6をゲート絶縁層、多結晶半導体層7をゲート電極、電
極11及び12を夫々ソース及びドレイン電極、絶縁層
3をフイールド絶縁層とせる構成のものが提案されてい
る。
然し乍ら斯るトランジスタの場合、電極11及び12が
夫々直接領域4及び5に連結せる構成を有するので、領
域4及び5に大なる深さ及び面積を要し、この為基板1
と領域4及び5の夫々との間の接合容量が比較的大であ
る。
又領域13は所謂チヤンネルカツト用領域としての作用
を呈するものであるが、これが領域4及び5に連接して
いるので、領域13と領域4及び5の夫々との間の接合
容量が極めて大である。従つて第1図にて上述せるトラ
ンジスタの場合良好な高周波特性を呈しない欠点を有す
るものである。又第1図にて上述せるトランジスタの製
法として従来、以下述べる製法が提案されている。
即ち第1図との対応部分には同一符号を附して説明する
も、予め得られた例えばP型シリコンでなるP型半導体
基板1上に第2図Aに示す如く例えばSiO2でなる絶
縁層21及び例えばSi3N4でなる絶縁層22をそれ
等の順に附し、次に第2図 に示す如く、絶縁層22上
に例えばフオトエツチング法によつて例えばレジスト材
によるマスク層23を附し、次でこのマスク層23をマ
スクとせる絶縁層22に対するエツチング処理例えばプ
ラズマエツチング処理によつてマスク層23下のみに延
長せる絶縁層22によるマスク層24を形成し、次でマ
スク層23及び24をマスクとせるP型不純物のイオン
の打込処理をなして基板1のマスク層23及び24下以
外の領域の上面側にイオン打込領域25を形成する。次
に第2図Cに示す如く、マスク層23を例えばプラズマ
エツチング処理によりマスク層24上より除去し、次で
マスク層24をマスクとせる熱酸化処理をなして基板1
のマスク層24下以外の領域の上面側に基板1の材料の
酸化されてなる絶縁層3を形成する(この場合絶縁層2
1のマスク層24下以外の領域は絶縁層3に含まれたも
のとなり、絶縁層21のマスク層24下の領域が絶縁層
26として残される)と共にこの絶縁層3下に沿つてイ
オン打込領域25に含まれていたP型不純物イオンの活
性化によるP+型領域27を形成する。
次に第2図Dに示す如くマスク層24及び絶縁層26を
エツチング処理により基板1上より除去し、次に第2図
Eに示す如く例えば熱酸化処理により基板1上の絶縁層
3の有さざる領域に例えばSlO2でなる絶縁層28を
形成し、次に第2図Fに示す如く絶縁層3をマスクとせ
るP型不純物のイオン打込、続く熱処理によつて基板1
の絶縁層3下の領域に領域27と連接せるP+型領域2
9を形成する。
次に図示せざるも絶縁層28及び絶縁層3上に延長して
導電性を有する例えば多結晶シリコンでなる多結晶半導
体層を附し、次でその多結晶半導体層上に例えばフオト
エツチング法によつて例えばレジスト材によるマスタ層
を附し、次で多結晶半導体層に対するマスク層をマスク
とせるエツチング処理例えばプラズマエツチング処理を
なして第2図Gに示す如く絶縁層28上に絶縁層3上迄
延長せる導電性を有する多結晶半導体層7を形成する。
次に第2図Hに示す如く多結晶半導体層7及び絶縁層3
をマスクとせるN型不純物イオンの打込処理、続く熱処
理によつて基板1の多結晶半導体層7及び絶縁層3下以
外の領域の上面側にN型領域4及び5を形成すると共に
多結晶半導体層7下の領域に於ける領域29による領域
14及び絶縁層28下以外の領域P+型領域27による
P+型領域13を形成する。
次に第2図1に示す如く絶縁層28に対する多結晶半導
体層7をマスクとせるエツチング処理により多結晶半導
体層7下の絶縁層28による絶縁層6を形成する。
次に例えばCVD法によつて絶縁層3、多結晶半導体層
7、N型領域4及び5上に延長せる例えばSiO2でな
る絶縁層を形成し、次でその絶縁層に対するフオトエツ
チング処理をなして第2図Jに示す如くその絶縁層によ
る、そのN型領域4及び5に対応する位置に夫々窓8及
び9の穿設されてなる絶縁層10を形成する。
次に絶縁層10上及び窓8及び9内に延長せる導電性層
を形成し、次でその導電性層に対するフオトエツチング
処理をなして第1図に示す如く領域4及び5に窓8及び
9を夫々通じて連結せる電極11及び12を形成し、斯
くて第1図にて上述せる目的とせるトランジスタを得る
以上で第1図にて上述せるトランジスタの従来提案され
ている製法が明らかとなつたが、斯る製法による場合、
第2図Jに示す窓8及び9を有する絶縁層10が絶縁層
に対するフオトエツチング処理により得られるものであ
るが、そのフオトエツチング処理はその前に形成されて
いた領域4,5の面積が小となればなる程大なる困難を
伴い、この為領域4及び5を大なる面積を以つて形成す
るを要し、依つて得られるトランジスタの基板1と領域
4及び5の夫々との間の接合容量が大なるものとして得
られるものである。
又多結晶半導体層7及び絶縁層3をマスクとせるイオン
打込処理、続く熱処理によつて、領域4及び5及びP+
型領域13が互に連接して形成され、この為得られるト
ランジスタの領域13と領域4及び5の夫々との間の接
合容量が大なるものとして得られるものである。従つて
上述せる製法による場合得られるトランジスタが高周波
特性の十分満足し得るものとして得られない欠点を有す
るものである。依つて本発明は前述せる欠点のない新規
なトランジスタの製法を提供せんとするものである。先
づ第3図A,B及びCを伴なつて本発明によるトランジ
スタの製法の一例によつて得られるトランジスタの一例
を述べるに、例えばP型シリコンでなるP型半導体基板
31の上面側に例えば長方形の窓32を有するSiO2
でなる絶縁層33が形成され、又絶縁層33及び基板3
1上に上方よりみて窓32を横切つて延長せる例えば長
方形の窓34を有する絶縁層35が形成されている。こ
の場合窓34の内周面の上方よりみて窓32の相対向す
る内面間に延長せる2つの部が第1及び第2の側面部3
4a及び34bと称される。又絶縁層35は絶縁層33
よりこれと一体に基板31上に延長せるSlO2でなる
絶縁層37と、絶縁層33及び37上に延長せる例えば
Al2O3でなる絶縁層38と、絶縁層38上に延長せ
る例えばSl3N4でなる絶縁層39と、絶縁層39上
に延長せる例えばSiO2でなる絶縁層40とよりなる
。又絶縁層33及び基板31上に上方よりみて窓32を
横切つて側面部34a及び34bと近接対向して延長せ
る細長い絶縁層41a及び41bが形成されている。こ
の場合絶縁層41a及び41bは夫々絶縁層37,38
及び39と同じ材料でなる絶縁層42,43及び44が
それ等の順を以つて積層されてなる構成を有する。更に
絶縁層35上に側面部34a及び34b上を夫々通つて
基板31の上面に連結して延長せる、N型不純物を含む
例えば多結晶シリコンでなる多結晶半導体層51及び5
2が形成されている。
この場合層51;及び52は夫々側面部34a及び絶縁
層41a間,及び側面部34b及び絶縁層41b間に延
長し、従つて基板31に細長い長方形を以つて連接して
いるものである。又層51及び52の外表面上に例えば
多結晶シリコンでなる多結晶半導体層の酸化により形成
された絶縁層53及び54が形成されている。
一方基板31内の、層51及び52がこの基板31に連
接せる領域下に、層51及び52に含まれていたN型不
純物の導入により形成されたN型半導体領域61及び6
2が形成されている。又基板31の領域61及び62間
の領域の上面側に領域61及び62と連接してP+型半
導体領域63が形成され、更に基板31の上面上の領域
61及び62間の領域上に例えばSiO2でなる絶縁層
64が絶縁層41a及び41bの層42と連接して形成
されている。更に基板31内に絶縁層33下に沿つてP
+型半導体領域65が形成されている。
又上述せる絶縁層53及び54に夫々窓66及び67が
穿設され、而して之等窓66及び67を通じて夫々絶縁
層41a,53,41b及び54上に夫々延長せる電極
68及び69が夫々層51及び52に連結され、一方絶
縁層64上に絶縁層53及び54上に延長せる電極70
が附されている。以上が本発明によるトランジスタの製
法の一例により得られるトランジスタの一例構成である
が、斯る構成によれば、領域61及び62が夫々ソース
及びドレイン領域、基板31の領域61及び62間就中
領域63がチヤンネル領域、層51及び52が夫々ソー
ス及びドレイン引出し用電極、絶縁層64がゲート絶縁
層、電極68,69及び70が夫々ソーヌ、ドレイン及
びゲート電極として夫々機能し、又絶縁層35が絶縁層
33を含んでフイールド絶縁層として機能し、更に絶縁
層53及び54が電極68,69及び70を互に電気的
に分離する絶縁層として機能し、依つてトランジスタと
しての機能が得られること明らかであるが、電極68及
び69が夫々直接領域61及び62に連結されて居らず
夫々層51及び52を介して連結され、一方層51及び
52の基板31の上面上への連接面積はこれを十分小と
し得るので、領域61及び62の深さ及び面積を十分小
とし得、この為基板31と領域61及び62の夫々との
間の接合容量が十分小なるものとして得られるものであ
る。
又領域65は所謂チヤンネルカツト領域としての作用を
呈するものであるが、その僅かな領域のみが領域61及
び62に連接している丈けであるので、領域65と領域
61及び62の夫々との間の接合容量は無視し得る如く
小である。従つて第3図にて上述せる本発明によるトラ
ンジスタの製法の一例によつて得られるトランジスタの
一例購成によれば良好な高周波特性を呈するものである
。又上述せる如く領域61及び62の面積を小とし得る
のでトランジスタ全体が占める面積を十分小なるものと
し得る等の大なる特徴を有するものである。次に第3図
にて上述せるトランジスタの一例を得る為の本発明によ
る製法の一例を以下述べよう。
第3図との対応部分には同一符号を附して説明するも、
予め得られた例えばP型シリコンでなるP型半導体基板
31上に第4図Aに示す如く例えばSiO2でなる絶縁
層81及び例えばSi3N4でなる絶縁層82をそれ等
の順に附す。次に第4図B及びB″に示す如く、絶縁層
82上に例えばフオトエツチング法によつて例えばレジ
スト材による例えば長方形のマスク層83を附し、次で
このマスク層83をマヌクとせる絶縁層82に対するエ
ツチング処理例えばプラズマエツチング処理によつてマ
スク層83下の絶縁層82によるマスク層84を形成し
、次でマスク層83及び84をマスクとせるP型不純物
イオンの打込処理をなして基板31のマスク層83及び
84下以外の領域の上面側にイオン打込領域85を形成
する。
次に第4図Cに示す如く、マスク層83を例えばプラズ
マエツチング処理によりマスク層84上より除去し、次
でマスク層84をマスクとせる熱酸化処理をなして基板
31のマスク層84下以外の領域の上面側に基板31の
材料の酸化されてなる絶縁層33(この場合SiO2で
なる)を形成する(この場合絶縁層81のマスク層84
下以外の領域は絶縁層33に含まれたものとなり、絶縁
層81のマスク層84下の領域が長方形の絶縁層86と
して残される)と共にこの絶縁層33下に沿つてイオン
打込領域85に含まれていたP型不純物イオンの活性化
によるP+型領域65を形成する。次に例えばエツチン
グ処理によりマスク層84を除去し、次で第4図Dに示
す如く、絶縁層33及び86上に延長して例えばAl2
O3でなる絶縁層88、例えばSi3N4でなる絶縁層
89、例えばSiO2でなる絶縁層90、N型不純物を
含む例えば多結晶シリコンでなる多結晶半導体層91及
び例えばSiO2でなる絶縁層92をそれ等の順にそれ
自体は公知の種々の方法で形成する。
次に絶縁層92に対する例えばフオトエツチング処理を
なして、第4図E及びEllこ示す如く、上方よりみて
絶縁層86の相対向する2辺を横切つて延長せる細長い
長方形の窓93を穿設してなる絶縁層92によるマスク
層94を形成する。
次にマスク層94をマスクとせる多結晶半導体層91に
対するエツチング処理により、第4図Fに示す如くマス
ク層94下以外の領域の除去されてなるマスク層94の
窓93下の位置に窓93と略々同じ大きさの窓95を有
する多結晶半導体層91による多結晶半導体層96を形
成し、次で々スク層94を除去し、次で層96をマスク
とせる絶縁層90に対するエツチング処理により、層9
6の窓95下の位置に窓95より一周り大なる窓97を
有する絶縁層90による絶縁層40を形成する。次に第
4図Gに示す如く、層96及び絶縁層89の窓97内に
臨む領域上に延長せる例えばシリコンでなるマスク層9
9を例えば蒸着手段によつて形成し、次でマスク層99
をマスクとせる絶縁層89,88及び86に対するエツ
チング処理をなして窓97内に臨んで上方よりみて窓9
7の内周面に沿つて延長せる環状の窓100の穿設され
てなる絶縁層86,88及び89による絶縁層101を
形成する。
尚この場合絶縁層101の窓100にて隔てられた外側
の領域と絶縁層40とによつて第3図にて上述せる絶縁
層38,39及び40よりなる絶縁層35が形成され、
又その絶縁層35に相対向する側面部34a及び34b
が形成されているものである。次に第4図Hに示す如く
マスク層99上、窓97及び100内に延長せるN型不
純物を含む例えば多結晶シリコンでなる多結晶半導体層
103を形成する。
次に第4図1及び『に示す如く、層103及び99に対
する例えばイオンミリング処理によつて層103の層9
9上の領域、及び層99を除去し、而して層103の窓
100内の領域とその上の領域とこれが連接せる層96
とによる多結晶半導体層を形成し、次でその多結晶半導
体層に対する選択的エツチング処理によりその多結晶半
導体層による窓100の相対向する部内に延長せる互に
分離された多結晶半導体層104及び105を形成する
次に絶縁層101をマスクとせる熱酸化処理をなして、
多結晶半導体層104及び105の外表面側を酸化し、
結局第4図Jに示す如く多結晶半導体層104及び10
5の外表面側の領域の酸化による絶縁層53及び54と
外表面側以外の領域による多結晶半導体層51及び52
とを形成すると共に多結晶半導体層51及び52に含ま
れているN型不純物をそれ等層51及び52が接してい
る基板31の表面側よりその基板31内に導入してその
基板31内にN型領域61及び62を形成する。
次に絶縁層53及び54をマスクとせる絶縁層101に
対する例えばエツチング処理により、絶縁層53及び5
4下の領域の絶縁層101による絶縁層41a及び41
bを第4図Kに示す如く形成し、基板31の上面の絶縁
層101の除去された領域を外部に露呈せしめ、次で例
えば熱酸化処理をなして第4図Kに示す如く基板31の
上面の外部に露呈せる領域に薄いSiO2でなる絶縁層
64を形成し、次でP型不純物イオンの打込処理をなし
て基板31の絶縁層64下の領域の上面側に領域61及
び62間に延長せるP+型領域63を形成する。
次に図示せざるもフオトエツチング処理をなして絶縁層
53及び54に夫々窓66及び67を穿設し、次で例え
ば蒸着により絶縁層53,54及び64上、及び窓66
及び67内に延長せる導電性層を形成し、次でその導電
性層に対するフオトエツチング処理をなして第3図に示
す如く多結晶層53及び54に夫々連結せる電極68及
び69、及び絶縁層64上に附された絶縁層41a,5
3,41b及び54上に延長せる電極70を形成し、斯
くて第3図にて上述せる目的とせるトランジスタを得る
。以上が本発明の製法の一例であるが、斯る製法によれ
ば第3図にて上述せる優れたトランジスタが第2図にて
上述せる欠点を伴うことなしに容易に得られる等の大な
る特徴を有するものである。
尚上述に於ては本発明の一例を示したに留まり、例えば
上述せる本発明に於て「P型」及び「N型」を夫々「N
型」及び「P型」と読み替えたものとすることも出来、
又絶縁層38を省略せるものとすることも出来る等、本
発明の精神を脱することなしに種々の変型変更をなし得
るであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトランジスタを示す路線的断面図、第2
図A−Jは第1図に示すトランジスタの製法を示す順次
の工程に於ける路線的断面図、第3図A,B及びCは夫
々本発明によるトランジスタの製法によつて得られるト
ランジスタの一例を示す路線的平面図、その横断面図及
び縦断面図、第4図A−Kは第3図A−Cに示すトラン
ジスタの一例を得る為の本発明によるトランジヌタの製
法の一例を示す順次の工程に於ける路線的断面図、第4
図B′,E汲び11は夫々第4図B,E及びIに示す路
線的断面図が得られる工程での路線的平面図である。 図中31は半導体基板、32は窓、33,35,37〜
40,41a,41b,42〜44は絶縁層、34a及
び34bは側面部、51及び52は多結晶半導体層、5
3及び54は絶縁層、61,63及び65は半導体領域
、66及び67は窓、68〜70は電極を夫々示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の導電型を有する半導体基板の上面上に第1の
    マスク層を形成する工程と、上記半導体基板に対する上
    記第1のマスク層をマスクとせる酸化処理により上記半
    導体基板の上面上の上記第1のマスク層下の第1の領域
    以外の領域上に第1の絶縁層を形成する工程と、上記第
    1のマスク層を除去して后上記第1の絶縁層及び上記第
    1の領域上に延長せる第2の絶縁層、第3の絶縁層、及
    び第2の導電型を与える不純物を含む第1の多結晶半導
    体層をそれ等の順に形成する工程と、上記第1の多結晶
    半導体層に対する選択的エッチング処理により上方より
    みて上記第1の領域を横切つて延長せる第1の窓を穿設
    せる上記第1の多結晶半導体層による第2の多結晶半導
    体層を形成する工程と、上記第3の絶縁層に対する上記
    第2の多結晶半導体層をマスクとせるエッチング処理に
    より上記第1の窓下の位置に当該第1の窓に比し一周り
    大なる第2の窓を穿設せる上記第3の絶縁層による第4
    の絶縁層を形成する工程と、上記第2の多結晶半導体層
    の外表面上及び上記第2の絶縁層の上面上の上記第2の
    窓に臨む領域上に延長せる第2のマスク層を形成する工
    程と、上記第2の絶縁層に対する上記第2のマスク層を
    マスクとせるエッチング処理により上記第2の窓内に臨
    んで上方よりみて上記第2の窓の内周面に沿つて延長せ
    る環状の第3の窓の穿設されてなる上記第2の絶縁層に
    よる第5の絶縁層を形成することを含んで上記第1の領
    域の上方よりみて上記第3の窓下の領域内の局部的な第
    2及び第3の領域を露呈せしめる工程と、上記第2の多
    結晶半導体層の外表面上及び上記第2及び第3の窓内に
    延長し、且上記第2及び第3の領域に連接せる第2の導
    電型を与える不純物を含む第3の多結晶半導体層を形成
    する工程と、上記第3の多結晶半導体層に対するその上
    方よりの除去処理を含んで上記第4の絶縁層上、上記第
    2の窓の内周面上及び第3の窓内に延長し、且上記第2
    及び第3の領域に連接する上記第2の多結晶半導体層の
    少くとも上記第4の絶縁層側の部及び上記第3の多結晶
    半導体層の一部による第4の多結晶半導体層を形成する
    工程と、上記第4の多結晶半導体層に対するエッチング
    処理により上記第2及び第3の領域に夫々連接して延長
    せる上記第4の多結晶半導体層による第5及び第6の多
    結晶半導体層を形成する工程と、上記第5及び第6の多
    結晶半導体層に対する酸化処理により上記第5及び第6
    の多結晶半導体層の外表面側の領域の酸化による第7及
    び第8の絶縁層及び外表面側以外の領域による第7及び
    第8の多結晶半導体層を夫々形成すると共に上記第7及
    び第8の多結晶半導体層に含まれている第2の導電型を
    与える不純物の導入による第1及び第2の半導体領域を
    上記半導体基板内の上記第2及び第3の領域の位置に夫
    々ソース領域及びドレイン領域として形成する工程と、
    上記第6及び第7の絶縁層をマスクとせる上記第5の絶
    縁層に対するエッチング処理により、上記第6及び第7
    の絶縁層下の上記第5の絶縁層による第8及び第9の絶
    縁層を形成すると共に上記半導体基板の上面の上記第5
    の絶縁層の除去された領域を外部に露呈せしめる工程と
    、上記半導体基板の上面の上記外部に露呈せしめられた
    領域上に第10の絶縁層をゲート絶縁層として形成する
    工程と、上記第10の絶縁層上に導電性層をゲート電極
    として上記第8、第9、第6及び第7の絶縁層上に延長
    して形成する工程とを含むことを特徴とするMIS電界
    効果型トランジスタの製法。
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JPS4856381A (ja) * 1971-11-18 1973-08-08
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