JPS5913536A - フイレツトロ−ラ加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野さ 本発明はクランクシャフトのピン部のフィレット部分を
ローラ加工するフィレットローラ加工装置に関するもの
である。

〈従来技術〉 一般に自動車用内燃機関等に用いられるクランクシャフ
トにおいては、そのピン部およびジャーナル部のフィレ
ット部分の疲労強度を向上させるために、フィレット部
分をコーラ加工することはよく知られている。

従来のこの種のフィレットローラ加工装置においては、
例えば特開昭５４−１］、７８４９号公報に開示されて
いるように、ローラ加工すべきクランクシャフト素材と
同一の形状を有するマスククランクシャフトが設けられ
、このマスククランクシャフトによってクランクシャフ
ト素材のピン部を保持するローラホルダを、ピン部の回
動軌跡に沿って運動させ、これによってローラボルダに
保持されたフィレットローラをピン部に対して公転かつ
自転させ、ピン部のフィレット部分をローラ加工するよ
うになっている。

しかしながら、かがる従来のフィレットローラ加工装置
においては、マスククランクシャフトを用いているため
に、マスククランクシャフトと同一形状のクランクシャ
フト素材しか加工することができなく、例えばビンスト
ロークの異なるクランクシャフトあるいは気筒数の異な
るクランクシャフトに対しては、段取り替えによっても
対応できない問題がある。

〈目的〉 本発明は上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので
、その目的とするところは、ピンストロークあるいはピ
ン位相の異なる種々のクランクシャフトに容易に対応で
きるフィレットローラ加工装置を提供することである。

かかる目的を達成するために本発明は、従来のマスクク
ランクシャフトを廃し、クランクシャフトのピン部を保
持するローラホルダを取り付けたアームを、クランクシ
ャフトの回転によりピン部に倣って運動できるように揺
動支持するとともに、そのアームをクランクシャフトの
着脱時にビン位相に応じた姿勢に保つようにしたフィレ
ットローラ加工装置を提供するものである。

〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明装置の全体構成を示すもので、固定のベ
ース１０上には、主軸台１１と心理台Ｉ２が間隔を有し
て対向設置されている。主軸台１１には一端にチャック
１３を取り付けた主軸が回転可能に軸承され、この主軸
はヘルド伝動装置Ｉ４を介して主軸駆動モータ１５に連
結されている。

被加工物であるクランクシャフトＷば一端を前記チャッ
ク１３にて把持され、他端を前記心理台１２−のセンタ
１６にて支持され、主軸駆動モータ１５にて回転駆動さ
れるようになっている。以下の実゛施例においては、４
気筒クランクシヤフトと３気筒クランクシヤフトの２種
類のクランクシャフトＷを加工する例について説明する
。なお、第１図中１７↓よりランクシャフトＷの着脱時
に前記主軸を一定の角度位置に割出す定位置割り出し装
置である。

第２図ないし第５図において、２ｏは前記固定ベース１
０上に固定された支持フレームを示し、この支持フレー
ム２０には、第１の支持軸２１が加工すべきクランクシ
ャフトＷの軸線と平行に配置され、かつ回転可能に支持
されている。支持フレー４２Ｑにはまた、第１の支持軸
２１とクランクシャフトＷの２点間のほぼ中間部に第２
の支持軸２２がそれらと平行に配置され、かつ回転可能
に支持されている。第１の支持軸２１には、クランクシ
ャフトＷの各ピン部Ｐ１〜Ｐ４に対応する軸方向位置に
そのピン部と同数の揺動支持体２３が揺動可能に軸支さ
れている。これら揺動支持体２３の各間には間隔調整部
材２４が介在され、後述するように各ピン部の軸方向間
隔の変更に応じて揺動支持体２３の間隔を変更できるよ
うになっている。

前記第２の支持軸２２には、クランクシャフトＷの各ジ
ャーナル部Ｊ１〜Ｊ５に対応する軸方向位置にそのジャ
ーナル部と同数の揺動支持体２５が揺動可能に軸支され
ている。これら揺動支持体２５の各間には間隔調整部材
２６が介在され、後述するように各ジャーナル部の軸方
向間隔の変更に応じて揺動支持体２５の間隔を変更でき
るようになっている。

前記第１の支持軸２１に軸支された揺動支持体２３の下
部には、支持ピン３０が支持軸２１と平行に支持され、
この支持ピン３０に上部および下部アーム３１．３２の
中央部が重合的に枢支されている。これらアーム３１．
３２の各先端部にはピン部Ｐ１を上下方向から保持する
ローラホルダ３４．３５がそれぞれ交換可能に取り付Ｌ
−１られ、これらローラボルダ３４．３５には第６図に
示すようにピン部Ｐ１のソイ１／ソト部分に臨むフィレ
ットローラ３６および受はローラ３７が互いに円周方向
に間隔をおいて対向して保持されている。

上部および下部アーム３１．３２の後端部には加圧用シ
リンダ３８が設けられ、このシリンダ３８の一端は上部
ナーム３１にピン連結され、またピストンロッド３９の
一端は下部アーム３２にピン連結されている。かかる加
圧用シリンダ３８によって上部および下部アーム３１．
３２が開閉され、クランクシャフトＷの着脱のためにロ
ーラホルダ３４．３５をピン部Ｐ１より離間させ、かつ
ローラホルダ３４．３５のフィレットローラ３６をピン
部Ｐ１のフィレット部分に圧接するようになっている。

しかしてローラホルダ３４．３５によってピン部Ｐ１を
保持した状態において、クランクシャフトＷを回転させ
ると、揺動支持体２３の揺動により上部および下部アー
ム３１．３２はピン部Ｐ１に倣って自由に運動される。

上記においては、ピン部Ｐ１を保持するアーム３１．３
２およびローラホルダ３４．３５等について説明したが
、他のピン部Ｐ２〜Ｐ４を保持する構成についても同じ
である。

また前記第２の支持軸、２２に軸支された揺動支持体２
５の下部には、支持ピン４０が支持軸２２と平行に支持
され、この支持ン４０に上部および下部アーム４１．４
２の中央部が重合的に枢支されている。これらアーム４
１．４２の各先端部にはジャーナル部Ｊ１を上下方向か
ら保持するローラホルダ４４．４５がそれぞれ交換可能
に取り付けられ、これらローラホルダ４４．４５にはジ
ャーナル部Ｊ１のフィシ・ノド部分に臨むフィシ・ノド
ローラ４６および受はローラ４７が互いに円周方向に間
隔をおいて対向して保持されている。上部および下部ア
ーム４１．４２の後端部には加圧用シリンダ４８が設け
られ、このシリンダ４８の一端は上部アーム４１にピン
連結され、またピストンロッド４９の一端は下部アーム
４２にピン連結されている。かかる加圧用シリンダ４８
によって上部および下部アーム４１．４２が開閉され、
クランクシャフトＷの着脱のためにローラホルダ４４．
４５をジャーナル部Ｊ１より離間させ、かつローラボル
ダ４４．４５のフィレットローラ４６をジャーナル部Ｊ
１のフィレット部分に圧接するようになっている。

上記においては、ジャーナル部Ｊ１を保持するアーム４
１．４２およびローラホルダ４４．４５等について説明
したが、他のジャーナル部Ｊ２〜Ｊ５を保持する構成に
ついても同じである。なお、前記上部アーム４１の一端
は、支持フレーム２０に固設された保持ブロック５１に
上下動可能に嵌合された軸５２の下部に係合され、通常
はスプリング５３によって軸５２が」二昇端に保持され
ることにより、アーム４１．４２（７）姿勢を一定に保
っている。しかして加工中においてば軸５２の上下動に
よって各ジャーナル部Ｊ１〜Ｊ５の軸心の変動を吸収で
きるようにしている。

次に前記各ピン部Ｐ１〜Ｐ４を保持する複数の上部およ
び下部アーム３１．３２の姿勢を、各ピン部の位相に応
じて制御する姿勢制御装置６ｏの構成について説明する
。

第３図および第４図において、前記支持フレーム２０に
は、前記第１の支持軸２１を挟んで両側に２つのスライ
ドプレー）６１．６２が互いに平行に配置されている。

これらスライドプレート６１．６２は支持フレーム２ｏ
に固設された各一対のガイドブロック６３．６４に両端
を上下方向にスライド可能に案内され、第１のスライド
プレート６Ｉは支持フレーム２０に設置された昇降用シ
リンダ６５のピストンロット′６６に連結され、第２の
スライドプレート６２ば支持フレーム２ｏに設置された
昇降用シリンダ６７のピストンロッド６８に連結されて
いる。一対のスライドプレー１〜６１．６２の間には、
前記第１の支持軸２１を跨くようにして複数（７つ一４
気筒クランクシャフトのビン部の数＋３気筒クランクシ
ャフトのビン部の数）の姿勢制御体６９〜７５が設けら
れている。各姿勢制御体６９〜７５は、前記揺動支持体
２３の中央部に形成された円弧部２３ａの両側に係合す
るほぼ垂直な係合面６９ａ、６９ｂを有し、かつ揺動支
持体２３を挟んで両側に前記上部アーム３１の上面２か
所に係合する一対の係合ビン７７．７８を上下方向に摺
動可能に嵌挿している。

各係合ビン７７．７８は同一のばね力のスプリング７９
．８０により下方に何句され、かつ姿勢制御すべき状態
に応して係合ビン７７．７８の突出量を互いに異ならし
めている。

このような構成の姿勢制御体６９〜７５は、各揺動支持
体２３に対して２つづつ（第３図ムこおいて一番右の揺
動支持体２３については１つだけ）、揺動支持体２３の
揺動軸心方向の幅の中心に対して振り分は的に配置され
、それら２つづつのうち（７）一方（６９〜７２）は前
記第１のスライドプレート６１に一端を固定され、他端
を第２のスライドプレート６２に滑動可能に係合され、
また他方（７３〜７５）は第２のスライドプレート６２
に一端を固定され、他端を第１のスライドプレート６１
に滑動可能に係合されている。これら姿勢制御体６９〜
７５は、各スライドプレート６１，６２の上昇端位置に
おいては、揺動支持体２３および上部アーム３１の運動
を拘束しない位置に保持されているが、加工すべきクラ
ンクシャフトＷの種類（実施例においては４気筒クラン
クシヤフトと３気筒クランクシヤフト）に応していずれ
か一方のスライドプレート６１もしくは６２が昇降用シ
リンダ６５もしくは６７により一定量下降されると、各
姿勢制御体の係合面５９ａ、６９ｂにより揺動支持体２
３の揺動角度を垂直状態に保持するとともに、一対の係
合ビン７７．７８により上部アーム３１を各ビン部の位
相に応した角度位置に（呆持するようになっている。

次に前記揺動支持体２３．２５の相互の間隔を変更する
ための間隔変更機構８１の構成について説明する。

第３図および第７図において、前記第１の支持軸２１」
二に支持された複数（４つ）の揺動支持体２３の各間に
は、前述したように間隔調整部材２４が介在され、これ
ら間隔調整部＋Ａ２４は互いに相対回転可能に接合する
２つの調整リング８３゜８４によって構成されている。

これら調整リング８３．８４の一方は第１の支持軸２１
に軸方向にのみ相対移動可能にキー係合され、他方は揺
動支持体２３に結合されている。調整リング８３，８４
の各接合面には、傾斜カム面８３ａ、８４ａを介して連
設した凹凸面が形成され、一方の調整リングの凹面およ
び他方の調整リングの凸面の接合と、再調整リング８３
．８４の凸面同士の接合とによって各揺動支持体２３を
２つの異なる間隔に設定できるようになっている。しか
してこれら揺動支持体２３および間隔調整部材２４はス
プリング８５の作用により當に接合状態に保持され、か
つ揺動支持体２３の所要の揺動運動を許容している。

前記第２の支持軸２２上に支持された複数（５つ）の揺
動支持体２５の各間に介在された間隔調整部材２６も、
上記したと同様な２つの調整リングにて構成され、これ
ら揺動支持体２５および間隔調整部材２６はスプリング
８９の作用により常に接合状態に保持されている。

前記第１および第２の支持軸２１．２２の各一端は、リ
ンク機構９０を介して互いに連結され、後述するように
第１の支持軸２１に与えられた回転運動が第２の支持軸
２２に同期的に伝えられるようになっている。また第１
の支持軸２１の他端には、位置決め部材９１が連結ピン
９２によって揺動可能に連結されている。位置決め部材
９１には係合突起９３が突設され、この係合突起９３は
第１の支持軸２１を軸承する固定の軸受部材９４の端面
に形成された円周上２か所の係合溝９５の１つにスプリ
ング９６の作用によって離脱可能に係合されるようにな
っており、第１の支持軸２１を異なる２つの角度位置に
位置決めできるようにしている。位置決め部材９１には
操作レバー９７が連結され、この操作レバー９７による
前記係合突起９３の係合離脱操作および第１の支持軸２
１の回転操作により、両支持軸２１．２２にキー係合さ
れた各一方の調整リング８３が回転されて前記傾斜カム
面３３ａ、８４ａの作用により他方の調整リング８４に
対して軸方向に相対変位され、揺動支持体２３．２５の
間隔を変更するようになっている。

次に上記した構成における動作について説明する。なお
、以下の説明においては、まず４気筒クランクシヤフト
Ｗを加工する例について述べる。

クランクシャフトＷの各ピン部Ｐ１〜Ｐ４および各ジャ
ーナル部Ｊ１〜Ｊ５のフィレットローラ加工が完了する
と、主軸台チャック１３と心理台センタ１６との間に支
持されたクランクシャフトＷが主軸定位置割り出し装置
１７によって一定の角度位置に割り出される。

しかる状態で第１のスライドプレー１・６１が昇降用シ
リンダ６５によって一定量下降され、このスライドプレ
ート６１に連結された姿勢制御体６９〜７２が一体的に
下降され、る。これら姿勢制御体６９〜７２の下降によ
り、各ピン部Ｐ１〜Ｐ４に対応する揺動支持体２３が姿
勢制御体６９〜７２の両係合面６９ａ、６９ｂにより一
定の角度位置に保持され、かつそれら揺動支持体２３に
軸支された各上部アーム３１が一対の係合ピン７７゜７
８により各ピン部Ｐ１〜Ｐ４の位相に対応した角度位置
に保持される。

しかる後、加圧用シリンダ３８．４８によって上部アー
ム３１．４１に対して下部アーム３２゜４２が開放作動
され、各ピン部Ｐ１〜Ｐ４を保持する下部ローラホルダ
３５が上部ローラホルダ３４に対して離間され、同様に
各ジャーナル部Ｊ１〜Ｊ５を保持する下部ローラホルダ
４５が上部ローラホルダ４４に対して離間される。続い
て心理台センタ１６が後退されるとともに、チャック１
３が開放され、加工済クランクシャフトＷを主軸台１１
と心押台１２との間より（船出する。この状態において
も、各ピン部Ｐ１〜Ｐ４を保持する上部および下ｎｌタ
アーム３１．３２は前述した姿勢制御作用により、各ピ
ン部Ｐ１〜Ｐ４の位相に応した姿勢に維持される。

続いて次に加工すべきクランクシャツ）Ｗが主軸台１１
と心押台１２との間に搬入され、心理台センタ１６とチ
ャック１３によって支持クランプされる。しかる状態で
加圧用シリンダ３８．４８により下部アーム３２．４２
が上部アーム３１゜４１に対して閉止作動されてローラ
ホルダ３４゜３５のフィレットローラ３６は各ピン部Ｐ
１〜Ｐ４のフィレット部分に、またローラホルダ４４゜
４５のフィレットローラ４６は各ジャーナル部Ｊ１〜Ｊ
５のフィレット部分にそれぞれ圧接される。

その後昇降用シリンダ６５により前記第１のスライドプ
レート６１とともに姿勢制御体６９〜７２が上昇され、
これによって揺動支持体２３ならびに上部および下部ア
ーム３１．３２の拘束が解除される。

しかる後、主軸駆動モータ１５によりクランクシャフト
Ｗが回転駆動され、このクランクシャフトＷの回転によ
り各ピン部Ｐ１〜Ｐ４°を保持する」二部および下部ア
ーム３１．．３２ならびにこれらアーム３１．３２を支
持する揺動保持体２３が各ピン部Ｐ１〜Ｐ４の回転に倣
って運動される。従ってピン部Ｐ１〜Ｐ４のフィレット
部分に圧接すれたフィレットローラ３６はピン部に対し
て公転かつ自転され、このローラ３６によりピン部のフ
ィレソト部分をローラ加工する。同様にジャーナル部Ｊ
１〜Ｊ５のフィレット部分に圧接されたフィレットロー
ラ４６によりジャーナル部のフィレット部分をローラ加
工する。

次に上記した４気筒クランクシヤフトＷの加工に引き続
いて、３気筒クランクシヤフトを加工する場合の段取替
えについて説明するが、以下の説明においては、当該３
気筒クランクシヤフトは４気筒クランクシヤフトに対し
て、各ビン部の位相、ビンストロークならびに軸方向ピ
ンチがそれぞれ異なるものとする。

まず、操作レバー９７を操作して第１および第２の支持
軸２１．２２を一定角度回転させ、間隔調整部材２４．
２６を操作して各揺動支持体２３゜２５の間隔を加工す
べき３気筒クランクシヤフトの各ピン部および各ジャー
ナル部の軸方向位置に応じて変更する。また各ピン部を
保持するアーム３１．３２の姿勢制御を第２のスライド
プレート６２に固定された各姿勢制御体７３〜７５で行
われるように切り替える。この切り替え操作により昇降
用シリング６５により第１のスライドブレー］・６１が
上昇されるとともに、昇降用シリンダ６７により第２の
スライドプレート６２が下降され、各姿勢制御体７３〜
７５によって３つのピン部を保持する各アーム３１．３
２を各ピン部の位相に応じた姿勢状態に変換する。さら
に３気筒クランクシヤフトの加工においては、前記４気
筒クランクシヤフトの右端のピン部Ｐ４およびジャーナ
ル部Ｊ５を保持する２組のアーム３１．３２および４１
、．４２が不要となるため、これらアームをクランクシ
ャフトの着脱あるいは心理台センタ１６の進退の障害に
ならない角度状態に囲路の適宜な固定装置により固定保
持する。なお、ローラホルダ３４．３５および４４．４
５も必要に応じて取り替える。

上記した段取替え操作により、３気筒クランクシヤフト
上のピン部およびジャーナル部も前記したと同様にフィ
レットローラ加工できるようになる。

上記実施例においては、気筒数の異なる２種類のクラン
クシャフトを段取替えにて加工する例について述べたが
、本発明はピン部Ｉ・ローフが僅かに異なるだけのクラ
ンクシャフトであれば、段取替えなしで対応することも
可能である。

しかも本発明は、前記２種類のクランクシャフトのみな
らず、３種類以上のクランクシャフトの加工にも適用で
きるものであり、また加工すべき複数のクランクシャフ
ト相互のピン部の軸方向ピンチがすべて同じものであれ
ば、揺動支持体の間隔変更機構を不要にできるものであ
ることは勿論である。

〈効果〉 以上述べたように本発明は、従来のマスタクランクシャ
フトを廃し、クランクシャフトのピン部を保持するロー
ラボルダを取り付けたアームを、クランクシャフトのピ
ン部の回転に倣って揺動運動させるようにした構成であ
るので、ビンストロークあるいはビン位相（気筒数）の
異なる複数のクランクシャフトのフィレットローラ加工
を可能にできる特徴がある。

しかも本発明は、各ピン部の位相に応して前記アームの
姿勢を制御できるようになっているので、クランクシャ
フトの着脱を容易に行い得る効果も併せて奏せられる。

また本発明は、クランクシャフトの各ピン部およびジャ
ーナル部の軸方向ピンチに応じて前記アームを支持する
揺動支持体の間隔を変更できるようにしたので、ビンス
トロークあるいはビン位相の相違のみならず、軸方向ピ
ンチの異なるものにも対応できる特徴がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は本発明装
置の全体構成を示尤チ面図、第２図は第１ＴｙＪの略■
−■線に沿って切断した断面図、第３図、第４図および
第５図は第、２図の■−■線、■−■線および■−Ｖ線
に沿ってそれぞれ切断した断面図、第６図は第３図の■
−■線に沿って切断した拡大断面図、第７図は第５図の
■−■線に沿って切断した断面図である。 １１・・・主軸台、１２・・・心押台、１５・・・主軸
駆動モータ、２ｏ・・・支持フレーム、２１・・・支持
軸、２３・・・揺動支持体、２４・・・間隔調整部材、
３１．３２・・・アーム、３４．３５・・・ローラホル
ダ、３６・・・フィレットローラ、３８・・・加圧用シ
リンダ、６゜・・・姿勢制御装置、６１．６２・、・・
スライドプレート、６５．６７・・・昇降用シリンダ、
６９〜７５・・・姿勢制御体、６９ａ、６９ｂ・・・係
合面、７７．７８・・・係合ピン、８１・・・間隔変更
機構、８３．８４・・・調整リング、Ｗ・・・クランク
シャフト、Ｐ１〜Ｐ４・・・ピン部、Ｊ１〜Ｊ５・・・
ジャーナル部。 特許出願人 豊田工機株式会社 兇１ワ ５ 手　続　？ｉｌｉ　　正　刊　（自発）特許庁長官　若
　杉　和　人　殿 ■　事件の表示 昭和５７年特許願第１２１４１２号 ２　発明の名称 フィレットローラ加工装置 ３　補正をする者 名　称　（３４７）豊■１工機株Ｊ２（会社１つ ５　補正のりＪ象 明細書の特許請求の範囲の欄及び発明の詳細な説明の欄 ６　補正の内容 （１）明細書の特許請求の範囲を別紙のとおり補正する
。 （２）明細式第５頁第９行目から第１．Ｈｊｌ」「揺動
支持・・・ようにした」を 「クランクシャフトの軸線と直角な面内で運動可能に支
持した」 に補正する。 （３）同第７頁第１６行目 「支持ピン３０か」を 「揺動支持体２３の揺動によってクランクシャフトＷに
対して水平方向に接近、離間される支持ピン３０が」 に補正する。 （４）同第８頁第１６行目から第１９行目「し力１して
・・・」二部および」を 「これにより上部および下部アーム３１．３２は、支持
軸２１を中心とする揺動支持体２３の揺動作用ならびに
支持ピン３０を中心とするアーム３１゜３２の枢動作用
により、クランクシャフトＷの軸線に直角な面内で自由
に運動できるようになり１、しかしてローラホルダ３４
．３５によっ゛ζピン部Ｐ１を保持した状態において、
クランクシャフトＷを回転させると、上部および」 に補正する。 （５）同第２２頁第１行目から第４行目「しかも・・　
・奏・けられる。」を １−また本発明は、各ピン部の位相に応して前記アーム
の姿勢を制御できるようにしたので、クランクシャフト
の着脱が容易となる特徴かある。」にン市正する。 以　　」ニ 特許請求の範囲 （１）　　クランクシャツ１−の各ピン部を保持するし
１−ラポルダを取付りた開ｙ戸すｆｉ距ケｋＫ剣腫記ク
りンクシシャトの軸線力向に間隔ををして複数設け、前
記ローラボルダに支持されたフィレットローラにより前
記各ピン部の７４１７１〜部分をローラ加工するように
したフィシ、　Ｉ−＋：］−ラ加工装置におよって構成
してなるフイレソレコーラ加工装置。 末わりに開閉可能し」佐ター員又Ｌフ１１肛擢求迭範耕
第１項に記載のフィレットローラ加工装置。 （３）クランクシャフトの各ピン部を保持するローラホ
ルダを取付けた開閉可能なアームを前記クランクシャフ
トの軸線方向に間隔を有して複数設け、前記ローラホル
ダに支持されたフィレットローラにより前記各ピン部の
フィレット部分をローラ加工するようしたフィレットロ
ーラ加工装置において、ベースと、このベース上に設置
され前記クランクシャフトを回転可能に支持する支持装
置と、前記各アームを開閉可能に枢支して前記クランク
シャフトの軸線と平行な支持軸に揺動可能に枢支された
複数の揺動支持体と、前記クランクシャフトの着脱時に
前記揺動支持体およびアームをクランクシャフトの各ピ
ン部の位相に応じた姿勢に制御する姿勢制御装置と、前
記ローラホルダにて前記各ピン部が保持された状態でク
ランクシャフトを回転駆動する駆動装置とによって構成
してなるフィレットローラ加工装置。 （４）前記姿勢制御装置は、昇降可能な複数の姿勢制御
体を備え、これら姿勢制御体には、前記各揺動支持体に
係合する係合部と、前記各アームに係合する係合部とが
設けられてなる特許請求の範囲第３項に記載のフィレッ
トローラ加工装置。 （５）前記複数の姿勢制御体は、複数組設けられ、クラ
ンクシャフトの種類に応じて選択的に作動されるように
なっている特許請求の範囲第４項に記載のフィレットロ
ーラ加工装置。 （６）クランクシャフトの各ピン部を保持するローラホ
ルダを取り付けた開閉可能なアームを前記クランクシャ
フトの軸線方向に間隔を有して複数設け、前記ローラホ
ルダに支持されたフィレットローラにより前記各ピン部
にフィレット部分をローラ加工するようにしたフィレッ
トローラ加工装置において、ベースと、このベース上に
設置され前記クランクシャフトを回転可能に支持する支
持装置と、前記各アームを開閉可能に枢支して前記クラ
ンクシャフトの軸線と平行な支持軸に揺動可能に枢支さ
れた複数の揺動支持体と、これら揺動支持体の間隔をク
ランクシャフトの種類に応じて変更する間隔変更機構と
、前記ローラホルダにて前記各ピン部が保持された状態
で前記クランクシャフトと回転駆動する駆動手段とによ
って構成してなるフィレットローラ加工装置。 （７）前記間隔変更機構は、前記揺動支持体の各間に介
在された一対の相対回転可能な調製リングにて構成され
た間隔調製部材を備え、これら一対の間調製リングが前
記支持軸の回転によって軸方向に相対変位されるように
なっている特許請求の範囲第６項に記載のフィレットロ
ーラ加工装置。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）クランクシャフトの各ピン部を保持するローラホ
   ルダを取り付けた複数の上部および下部アームをそれぞ
   れ開閉可能に設け、前記ローラホルダに支持されたフィ
   レットローラにより前記各ビン部のフィレット部分をロ
   ーラ加工するようにしたフィレットローラ加工装置にお
   いて、前記クランクシャフトを支持して回転駆動する装
   置と、前記クランクシャフトの軸線と平行な支持軸に揺
   動可能に支持されかつ前記アームを枢支した複数の揺動
   支持体と、前記クランクシャフトの着脱時に前記揺動支
   持体およびアームをクランクシャフトの各ピン部の位相
   に応した姿勢に制御する姿勢制御装置とによって構成し
   てなるフィシ・ノドローラ加工装置。
2. （２）前記姿勢制御装置は、昇降可能な複数の姿勢制御
   体を備え、これら姿勢制御体には、前記各揺動支持体に
   係合する係合部と、前記各アームに係合する係合部とが
   設けられてなる特許請求の範囲第１項に記載のフィレッ
   トローラ加工装置。
3. （３）前記複数の姿勢制御体は、複数組設けられ、クラ
   ンクシャフトの種類に応じて選択的に作動されるように
   なっている特許請求の範囲第２項に記載のフィレットロ
   ーラ加工装置。
4. （４）　　クランクシャフトの各ビン部を保持するロー
   ラホルダを取り付けた複数の上部および下部アームをそ
   れぞれ開閉可能に設け、前記ローラボルダに支持された
   フィレットローラにより前記各ビン部のフィレット部分
   をローラ加工するようにしたフィレットローラ加工装置
   において、前記クランクシャフトを支持して回転駆動す
   る装置と、前記クランクシャフトの軸線と平行な支持軸
   に揺動可能に支持されかつ前記アームを枢支した複数の
   揺動支持体と、前記クランクシャフトの着脱時に前記揺
   動支持体およびアームをクランクシャフトの各ピン部の
   位相に応じた姿勢に制御する姿勢制御装置と、前記各揺
   動支持体の間隔をクランクシャフトの種類に応じて変更
   する間隔変更機構とによって構成してなるフィレットロ
   ーラ加工装置。
5. （５）前記間隔変更機構は、前記揺動支持体の各間に介
   在された一対の相対回転可能な調整リングにて構成され
   た間隔調整部材を備え、これら一対の調整リングが前記
   支持軸の回転によって軸方向に相対変位されるようにな
   っている特許請求の範囲第４項に記載のフィレトローラ
   加工装置。