JPS59134779A - アゼチジノン誘導体の製造法 - Google Patents

アゼチジノン誘導体の製造法

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JPS59134779A
JPS59134779A JP58007630A JP763083A JPS59134779A JP S59134779 A JPS59134779 A JP S59134779A JP 58007630 A JP58007630 A JP 58007630A JP 763083 A JP763083 A JP 763083A JP S59134779 A JPS59134779 A JP S59134779A
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Hideo Tanaka
秀雄 田中
Michio Sasaoka
笹岡 三千雄
Takashi Shiroi
城井 敬史
Norio Saito
斎藤 紀雄
Kiyotoshi Matsumura
松村 清利
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    • C07D205/02Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D205/06Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
    • C07D205/08Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with one oxygen atom directly attached in position 2, e.g. beta-lactams
    • C07D205/09Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with one oxygen atom directly attached in position 2, e.g. beta-lactams with a sulfur atom directly attached in position 4
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アゼチジノン誘導体の製造法、更に詳しくは
一般式 〔式中、R1は置換もしくは置換基を有しないアリール
基、置換もしくは置換基を有しないフェニルメチル基又
は置換もしくは置換基を有しないフェニルメチル基を示
し、R2は水素原子もしくはカルボン酸保護基を示し、
Arは置換もしくは置換基を有しないフェニル基を示す
。〕で表わされるアゼチジノシ誘導体の製造法に関する
本発明で製造される一般式(3)のアゼチジノシ誘導体
は、セファ0スポリシ系抗生物質の重要な合成中間体で
あり、例えば本発明者らの方法[Tetrahtdro
n Letters  l 982.23.2187 
]によれば、次の反応式(A)に示す如く、セファDス
ポリシ誘導体に変換できる。
反応式A δo2R2 (3) 1 02R2 従来、上記一般式(3)で表わされるチアシリ:J銹導
体は、例えば下記反応式B [J、 Gostgli、
 Chimta。
30.13 (1976)参照〕1反応式C[R,D。
A11a、n、D、B、R,Barf、on、M、Gi
rizavallahhan  and。
P、G、 Sammes、 J、 Chem、 Sac
、、 Perkin  ■、  l  l f3 ’1
(1973)参照〕で表わされる方法などで合成されて
いる。
反応式B 02R2 (α) 1 02R2 (h) 反応式〇 02R2 (C) (h)              (d)しかしなが
ら、上記従来法には、多量の高価な銀化合物が必要であ
る点、アゼチジノ、7N−置換基のオレフィンの異性化
を伴い副生成物が多量に生成する点などの欠点があるた
め、目的のアゼチジノシ誘導体(3)(反応式B及びC
中、bで示す化合物)を安価に且つより簡便に製造する
方法の開発が待たれているのが現状である。
本発明の目的は、上記欠点を有さない一般式(3)で表
わされるアゼチジノン誘導体の新規な製造法を提供する
ことにある。
即ち本発明は、酸の存在下含水有機溶媒中にて、一般式 ル基、置換もしくは置換基を有し々いフェニルメチル基
又は置換もしくは置換基を有しないフェノ十ジメチル基
を示し、R2は水素原子又はカルポジ酸保護基を示す。
〕 で表わされるチアゾリシアゼチジノシ銹導体と一般式 %式%(2) 〔式中、Arf′i、置換もしくは置換基を有しない)
工二ル基を示す。〕 で表わされるスルボニルづOミドとを反応させて一般式 〔式中、R1、R2及びAyは前記に同じ。〕で表わさ
れるアゼチジノン誘導体を得ることを特徴とするアゼチ
ジノン誘導体の製造法に係る。
本発明の方法によれば、銀化合物は必要なく、しかも生
成物はオレフイシの位置異性体(反応式中dで示す化合
物)を全く含有しない単一生成物として目的の化合物(
3)が好純度で製造される。また、本発明に供する出発
物質(+)は、下式に示す如くベニシリシーS−オ士シ
ド(4)から既報の方法CR,D、G、 Cooper
 arLcL F、L、 Jase 、 J、 Am、
 Chgm。
Soc、、 92 、2575 (1970) )によ
り容易に入手できる化合物であり、従って目的化合物(
3)を安価に製造できるという利点をも有する。
02R2 (4) 1 (1) 〔式中、R′は低級アル+ル基を示す。R1は前記に同
じ。〕 本発明に用いられるチアジリシアゼチジノシ誘導体(1
)において、R1及びR2としては特に限定されないが
、通常のペニシリン−セファロスポリy変換で汎用され
るアミノ基あるいはカルボン酸の保にΦ基が用いられる
。R1の具体例としては、例えばフェニル基、パラニド
0フエニル基、バラク0ルフエニル基等の置換もしくは
置換基を有しないアリール基、フェニルメチル基、バラ
ニド0フエニルメチル基、バラク0ルフエニルメチル基
、ジフェニルメチル基、フェニルジクロルメチル基、フ
ェニルヒト0士ジメチル基等の置換もしくは置換基を有
しないフェニルメチル基、フェノ士ジメチル基、バラク
0ルフエノ中ジメチル基、バラメト中ジフェノ士ジメチ
ル基等の置換もしくは置換基を有しないフェノ士ジメチ
ル基などを挙げることができる。R2の具体例としては
、例えばベシジル基、パラニド0フエニルメチル基、バ
ラメト牛ジフェニルメチル基、ジフェニルメチル基等の
置換もしくは置換基を有しないフェニルメチル基、メチ
ル基、エチル基、第三級づデル基、2−クロロエチル基
、 2.2.2− トリクロロエチル基等のハロゲンを
含むことのある低級アル中ル基などが挙げられる。
本発明に用いられる一般式 %式%(2) で表わされるスルホニルづ口三ドの、4r基の具体例と
しては、例えばフェニル基、パラメチルフェニル基、パ
ラ90ロフエニル基、パラニトロフェニル基、バラメト
士ジフェニル基、2,4−;ニトロフェニル基等置換も
しくは置換基を有しないフェニル基などが左げられる。
本発明の方法は、チアソリシアゼチジノシ誘導体(1)
を有機溶媒中に溶かし1七ル/l−0,01七ル/lの
溶液を調製し、これに酸の水溶液とスルホニルづ口三ド
(2)を加えて反応させる。反応温度および反応時間は
用いるヂアジリシアゼチジノン誘導体(1)およびスル
ホニルづ〇三ド(2)の種類並びに用いる酸や溶媒の種
類により一定しないが、反応温度−20〜50℃、好ま
しくは0〜20℃で行なわれ、通常10分〜2時間で反
応は完結する。
本反応は、酸とスルホニルづ0三ド(2)を同時に加え
て行うこともできるが、まず酸を添加してから5分〜5
時間反応させ、つづいてスルホニルづ〇三ド(2)を加
えて反応させることもできる。スルホニルづロミド(2
)は、チアソリシアゼチジノシ誘導体(+)に対して通
常1.0〜5倍tル好ましくは1.0〜1.2倍モル用
いられる。添加される酸としては、例えば塩酸、硫酸、
硝酸、過塩素醜女どの鉱酸、酢酸、ギ酸、トリフ00酢
酸などの有機酸が用いられるが、好ましくは1〜20%
塩酸水溶液あるいは1〜20チ過塩素酸水溶液が用いら
れる。酸の添加量としては、通常チアジリシアゼチジノ
ン誘導体(1)に対して0.1〜10倍モル、好ましく
は1.0〜1.5倍[ルである。
用いる有機溶媒は、親水性有機溶媒単独あるいは親水性
有機溶媒を少なくとも一種以上含む混合溶媒が用いられ
る。具体例としては、メタノール、エタノール、イソづ
ロバノール等の低級アルコール類、アセトン、エチルメ
チルケトン等のケトシ類、アセトニトリル、づチロニト
リル等のニトリル類、ジエチルエーテル、ジづチルエー
テル、テトラしトロフラン、じ才十サシ等のエーテル類
、ニトロメタン、ニトロエタン等の低級ニドOパラフィ
ン類などが単独、もしくは混合溶媒の主溶蝉として用い
られる。また、ジグ0ルメタシ、1.2−ジノ0ルエタ
ン、り00ホルム、四塩化炭素、ベンゼン、クロルベ、
7t!シ、酢酸エチル、−f#エチルなどの疎水性有機
溶媒が上記親水性溶媒との混合溶媒として用いられる。
斯くして製造される本発明の化合物は慣用の分離手段に
より容易に単離精製される。
以下に実施例を挙げる。
実施例 1 CO2C112Ph            C02C
H2Ph(la)(3α) ベニ、lジル2−(3−フェノ+ジメチルー7−オ±ソ
ー4−チア−2,6−ジアザピシクo C3,2,0)
へづトー2−エン−6−イル)−3−メチル−3−づテ
ノアート(lz) 4o3q(0,95mmoL )を
秤りとり、メタノール!2+++4!を加えて均一溶液
とする。これに氷冷下I H−11ct 1.1 ml
を加え、つづいて10〜15℃で4時間かきまぜる。つ
ぎに、ベンゼンスルホニルづOミド232 rry (
1,05mm01 )を加え10〜15℃でさらに30
分かきまぜる。
反応混合物は飽和食塩水を加え、酢酸エチル(30rr
t )で2回抽出する。抽出液は一つにまとめ、飽和食
塩水で洗浄し、A(lS04上で乾燥したのち、減圧下
濃縮する。残留物はシリカゲルカラム上ベシt!シー酢
酸エチル(9:1)混合溶媒で展開してオ青製すると、
ベンジル2−(3−フェノ牛ジアセトアミドー4−ペン
ゼシスルホニルチ;t−2−アゼチジノシー!−イル)
−3−メチル−3−プチノアート(3cL) 514m
g、収率93%を得た。得られた化合物(3α)のスペ
クトルデーターは表IIIに示す。
実施例 2〜7 表Iに示した溶媒以外は実施例1と同様に行った。
表  1 実施例 8 CO2CH2Ph                 
       C02CE2Ph(Iα)      
       (3α)ベンジル2−(3−フェノ士ジ
メチルー7−オ十ソー4−チア−2,6−、T;アザじ
シクロC3,2,0)へづトー2−ニジ−6−イル)−
3−メチル−3−づテノアート(D) 347 W (
0,82mm、ol )をメタノールlomgに溶かし
均一溶液とする。これに水冷下I N −11cL I
 mlとベシゼシスルホニルづ0三ド232WC1,0
5mm01)とを同時に加え、2づいて10−15℃で
4.5時間かきまぜる。反応混合物は実施例1と同様に
処理するとベンジル2−(3−フェノ士シアセトア三ド
ー4−べ′Jゼシスルホニルチオー2−アゼチジノ、:
/−1−イル)−3−メチル−3−づテノアート(3α
)373■、収率78%を得た。
生成物のスペクトルデーターは実施例1で得た標品と完
全に一致した。
実施例 9〜21 表■に示したチアジリシアゼチジノシ誘導体(1)、ア
リールスルホニルづ口三ド(2)、溶媒及び酸以外の条
件は実施例1の方法と同様に行った。生成物3のスペク
トルデーターは表■[にまとめて示す。
(1)               (3)手続補止
書(自発) 特許庁長官   若杉和夫   殿 1、事件の表示 昭和58年特 許 願第7630   号2・ 発′I
′j″名称  アi!アジッ、誘導、7.集り造法3、
補正をする者 」1件と。関係  特許出願人 大塚化学Jh品株式会社 4、代理人 大阪市rJ区51畑工町2o)1o、4品!!−% K
g06−203−0941(It:、別紙添附の通り 補  正  の  内  容 1 明細書第26頁に記載の表の次に下記の記載、を追
加する。
[実施例22 戸−メト牛ジベンジル−2−(3−フェノ士ジメチルー
7−オ士ソー4−チア−2,6−−ジアザじシフ0(3
,2,0)ヘプト−2−エン−6−イル)−3−メヂル
プデノアート400りをメタノール12ylに溶解し、
均一溶液とする。これに水冷下17V−11CII 1
.1mlを加え、次いで10〜15°Cで4時間攪拌す
る。次に、ベンゼンスルホニルプロ三F210ダを力l
え10〜15°Cでさらに30分攪拌する。
反応混合物に飽和食塩水を加え、酢酸エチル(30πt
)で2回抽出する。
抽出液は一つにまとめ、飽和食塩水で洗浄し、MfSO
4上で乾燥したのち、減圧下濃縮する。
残留物をシリカゲルカラム上ベンt!シー酢酸エチル(
9:1)混合溶媒で展開して精製すると、−一メト牛ジ
ベンジル−2−(3−フェノ牛シアセトア三ドー4−ベ
シぜンスルホニルチオー2−アゼチジノシーl−イル)
−3−メチル−3−づナノアート480可、収率89%
を得た。
得られた化合物のN M Rデーターを以下に示す。
HA(R(δ、J=Ilx) 1、76(j、 311)、3.77(r、 311)
、4.34txnd4、40(ABq、 21f、 /
=12.0)、4.53(y、 1If)、4.76(
f、111)、4.79Cbs、III)、5.07(
r、2H)、5.27Cdd、17/、7=4.06n
d6.5>、5.86Cd、I//、/−4,0)、6
.65−7.90(rn。
15#) 実施例23〜27 対応する出発原料を用い、実施例22と同様の処理を行
なって下記表■に示す化合物を得た。
表■ 1 手続補正書輸発) 昭和58年1ON八、125日 特許庁長官   若杉λII夫   殿1、事件の表示 昭和58年特 許 願第7630   号2°発明(7
) 名称  アセチジノン誘導体の製造法大塚化学蓄品
株式会社 自   発 6、補正により増加する発明の数 補  正  の  内  容 l 明細@KS5頁第3〜4行r I + 82 (1
973)参照」とあるを1+456 (1974)参照
」と訂正する。
2 明#I書第10頁下から第2打〜第11頁第6行「
例えばベンジル基・・・・・・・・・・挙げられる。」
とあるを下記の通シ訂正する。
「例えばベンジル基、t−メト士ジベンジル基、トリメ
ト士ジベンジル基、トリメト士シジクロルベンジル基、
じペロニル基、ジフェニルメチル基1じス(t−メト士
ジフェニル)メチル基、ジトリルメチル基、フェニル−
l−メト士ジフェニルメチル基、α−t−メト士ジフェ
ニルエチル基、α−t−メト士ジフェニルーβ−トリク
DOエチル基、トリクOOエチル基、フローレニル基・
′−ブチル基・トリチル基、α〜ジフェニルエチル基、
り三ル基、t−ニトロベンジル基、0−二ト0ベンジル
基、σ9戸−ジニド0ベンジル基、フェナシル基S戸−
プロ七フェナシル基、I−メト十ジカルボニルー2−オ
士ソプDじル基・メト士シエl゛士ジメチル基、メト士
ジメチル基、ベシジルオ牛ジメチル基、イソjoポ牛ジ
メチル基などが挙げられる。」(以 上) 手続補正器(自発) 昭和59年4月10日 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 1 事件の表示 昭和58年特許願第7630号 2 発明の名称 アゼチジノン誘導体の製造法 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 大塚化学薬品株式会社 4代理人 自  発 6 補正の対象 明細書中「発明の詳細な説明」の項 7 補正の内容 別紙添付の通り 補正の内容 1 明細書箱10真下から第2行〜第11頁第6行rR
2の具体例としては・・・・・・挙げられる。」とある
を下記の通り訂正する。
rR2で表わされるカルボン前像yiM!とじては、T
I+eodora  W、 Greeneによる“Pr
otective  Groups  in  0ro
anic −8ynthesis”第5章記載の保護基
が使用できる。斯かるカルボン酸保護基の具体例として
は、例えばメチル、エチル、プロピル、tert−ブチ
ル、トリクロロエチル、メトキシメチル、メトキシエト
キシメチル、1−プロボキシメヂル、1−メトキシカル
ボニル−2−オキソプロピル、ベンジル、0−ニトロベ
ンジル、p−ニトロベンジル、0.p−ジニトロベンジ
ル、p−メトキシベンジル、トリメトキシベンジル、ト
リメト・キシジクロルベンジル、ビペロニル、ジフェニ
ルメチル、ビス(p−メトキシフェニル)メチル、ジト
リルメチル、フェニル−p−メトキシフェニルメチル、
フェナシル、p−ブロモフェナシル、ベンジルオキシメ
チル、トリチル、α−ジフェニルエチル、α−p−メ1
〜キシフェニルエチル、α−p−メトキシフェニル−β
−トリクロロエチル、クミル、70−レニル基等を挙げ
ることができる。」 (以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 酸の存在下含水有機溶媒中にて、一般式ルメチル基
    又は置換もしくは置換基を有しないフェノ十ジメチル基
    を示し、R2は水素原子又はカルポジ酸保吸基を示す。 〕 で表わされるヂアジリシアゼチジノシ誘導体と一般式 %式%(2) 〔式中、Arは置換もしくは置換基を有しない)工二ル
    基を示す。〕 で表わされるスルホニルづ0=ドとを反応させて一般式 〔式中、R1、R2及びArは前記に同じ。〕で表わさ
    れるアゼチジノン誘導体を得ることを特徴とするアゼチ
    ジノン誘導体の製造法。
JP58007630A 1983-01-19 1983-01-19 アゼチジノン誘導体の製造法 Granted JPS59134779A (ja)

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