JPS5913265A - 電子写真感光体の研磨方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真感光体表面の研磨方法に関する０ 前記感光体、例えば感光ドラム局面には、その周面に付
与された電荷に起因する電界によって複写機内に浮遊す
る塵埃等の異物が付着したり、又は転写材との接触によ
り転写材表面に利殖し、ていた異物が感光ドラム周面に
移行して付着するもので、この異物は静電潜像の形成及
び現像に悪影響を与え、いわゆる画像流わを発生するの
で感光ドラム局面を研磨し除去しなければならない。

感光ドラム局面の研磨方法としては、従来は籾。

倫剤中に酸化セリウムのような研磨剤を混入し、その現
像剤を回転移動する感光ドラム局面に形成された静電潜
像に静電的に付着させて現像し、転写後に於て感光ドラ
ム周面に摺擦する研磨部材、例えばクリーニングブレー
ドによって感光ドラム局面の残留現像剤を除去すると同
時に研磨作業をも行うものである。しかし、このような
方法では、原稿の白地部分に対応する感光ドラム局面に
は研磨削を含む現像剤が付着され々いので、感光ドラム
の円周方向に一連に原稿の白地部分に対応する部分が形
成された場合にはその部分に付着した異物を研磨するこ
とができない欠点がある。この欠点を解決する方法とし
て特開昭５６−８００７９号公報に記載された方法があ
る。この方法によりば、感光ドラムの移動方向と交差す
る方向に連続した現像剤付着領域をつくることができ、
とれによって、感光ドラム表面を全面的に研磨すること
ができる。しかしながら、この方法を実施すると、その
現像剤付着領域のゴーストが現像スリーブの現像剤保持
状態に影響を及はし、画像濃度ムラとなって発生する欠
点があった。その濃度ムラが発生ずる理由は感光ドラム
上の現像剤付着領域が現像スリーブと相対すとき、スリ
ーブ上の現像剤は感光ドラムに移行してほとんどなくな
り現像スリーブが１回転するまでにまわりの新しい現像
剤が現像スリーブにうつり直接、摩擦帯電されトリボが
あがり、現像剤付着領域のムラが現像スリーブに対応し
て、発生すると考えられる。

本発明は上述従来例の欠点を鑑み感光ドラム周面に形成
される静電潜像の形態のいかんにかかわする濃度ムラを
なくすことができる研磨方法を提供することを主たる目
的とする。

本発明による電子写真感光体の研磨方法は移動する電子
写真感光体表面に研磨剤を混入した現像剤を付着させて
該感光体表面を摺擦する研磨部材により該感光体表面を
研磨するに当り、該感光体の非画像領域の一部に該感光
体の移動方向と交差する方向に現像スリーブの円周の長
さに対応する幅の現像剤付着機を形成することを特徴と
するものである。

以下図面を参照しながら本発明の実施例について説明す
る。

第１図に於て、１は感光ドラムで、その周面には導電性
層、光導電性層、表面絶縁層からなる感光体２が設けら
れている。感光ドラム１は矢示方向に回転し１、その周
面に帯電器３による一次帯電、帯電器４による画像露光
同時除電、ランプ５による全面露光を順次施して原稿画
像に対応する静電潜像を形成する。その静電潜像は覗、
像ａ６によっで」、１．像されて可視化さノア、転写帯
電器７によって転写拐ｐに転写さする。感光ドラム周面
に残留する現像剤はクリーニングブレード８によって除
去される。

感光ドラム１の上方には原稿曳な載置した透明な原稿台
９が往復動可能に設けらｉｌ、照明ランプ１０による原
稿１４の反射光が結像レンズ１１を介［７て帯電器４を
通じ、感光ドラム周面に投影さｉする。

上記原稿台９の移動方向に於て、原稿１４の光学系によ
る走査−１％Ｌは原稿１４の長さＬｌ　よやも長くなる
ように余裕をもって設定されているため、原稿１４０両
端に近接する非画像領域も感光ドラム周面に露光される
ことＫなる。又感光ドラム局面に対する一次帯電も同様
に原稿台９の走査長りに合せである。

本発明は上記非画像領域に着目し、その部分の少なくと
もイロ１れか一方、例えば走査始端側に黒色又は灰色等
の光反射率の低い着色部材１２を原稿台９の幅方向、即
ち原稿台９の移動方向と交差する方向に載置するもので
ある０ １９幅、つまり感光ドラム１と、現像スリーブ１３の周
速が等しいならば現像スリーブ１３の円周の長さ、以上
の長さが幅Ｌ２である。まだ、感光ドラムと現像スリー
ブの周速が等しくない場合には、現像スリーブと感光ド
ラノ、との周速比を現像スリーブの円周に乗じた長さ以
上の長さが幅Ｌ２となる。従って本発明において、現像
スリーブの円周の長さに対応する幅とは、上記円周の長
さ以上の長さあるいは上記乗じた長さ以上の長さを意で
ある。

着色部材１２を載置するとその着色部月１２からの反射
光は、原稿の暗部に和尚し、着色部材１２に対応する感
光ドラム周面の母線方向の電荷が円周方向に一一定の長
さだけ消失しないので、現像剤付着領域が形成さね、引
続く現像器６による現像！ｖＩに上記領域に第２図に示
すように帯、状の研磨剤を含む現像剤付着部１５が形成
される。

この付着部Ｊ５は次の転写工程に於て転写利Ｐに転、り
さねることはないので、引続く感光ドラムの回転により
上記付着部１５がクリーニングブレード８で摺擦される
と現像剤中の研磨剤により感光ドラノ、周面が研磨され
異物が除去さ第１るものである。

第３図Ｈ本発明の他の実施例を示す。光導電性７Ｆｉ　
ｌに絶縁層を有する感光体と狛の雷、荷を有する現像剤
を用いる電子写真グロセスに於てけ画像領域の表面電位
は第３図（Ａ）（Ｆ３）Ｋ於てａのように（＋）側に於
て凸凹するが、非画像領域上１現像剤の付着を防＋１．
−ｔ−るため、−［二記領域にいわゆるブランク露光を
施し、て第３図（５）に於てｂに示すように負の表面Ｍ
Ｎ、　（ｒ’ｔにすることが行わｉｌている。ここで、
第３図０９のＣに示すようにブランク露光を中断して、
５．千の中断した部分の表面電位を現像剤の電荷と逆極
性に保持することにより現像剤付着領域を形成するもの
である。即ち、感光体に一次帯雷また後、画像露光同時
除電に先立って、画像情報を含捷ないブランク露光同時
除電を行うに当り、ブランク露光を一定時間中断する工
程を加えることによって、その中断した部分の感光体表
面の雷１位は画像部と同等になり、その部分に現像剤が
付着（−て現像剤付着部を形成することができる。

この場合のブランク露光の中断時間Ｃ前述の幅Ｌ２にな
る様に時間を設定する。

なお、ブランク謝光同時除電の次には、画像露光同時除
電、次いで全面露光を行って静電、像を形成するもので
ある。

本発明は上述のように感光体の非画像領域の一部にそれ
の移動方向と交差する坊向に前述の現像スリーブに対応
する感光ドラム上の幅の現像剤付着領域を形成す、るの
でその領域をクリーニングブレード等の研磨部材によっ
て摺擦することによ′り原稿画像、即ぢ静′＃１潜像の
形態にかかわらず感光体表面を効率良く均一に研磨する
ことと同時にコをなくすことが出来るものである０

【図面の簡単な説明】

第１図は電子写真複写機の縦り面図 １・・・感光ドラム、１２・・・着色部拐、１３・・・
現像スリーブ、１５・・・現像剤付着部用願人　　キャ
ノン株式会社

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）移動する電子写真感光体表面に研磨剤を混入した
   現像剤を付着させて該感光体表面を摺擦する研磨部材に
   より該感光体表面を研磨するに当り、該感光体の非画像
   領域の一部に該感光体の移動方向と交差する方向に現像
   スリーブの円周の長さに対応する幅の現像剤付着機を形
   成干ることを特徴とする電子写真感光体の研磨方法。
2. （２）前記現像剤付着領域を、原稿台上の画像領域に近
   接し１八前記感光体表面に露光される非画像領域に載置
   さねた光反射率の低い着色部材により形成する、特許請
   求の範囲第（１）項記載の電子写真感光体の研磨方法。
3. （３）前記現像剤付着領域を、前記感光体表面に施され
   るブランク露光の中断により形成する、特許請求の範囲
   第（１）項記載の電子写真感光体の研磨方法。