JPS5913160Y2 - ア−ムレストの取付構造 - Google Patents

ア−ムレストの取付構造

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JPS5913160Y2
JPS5913160Y2 JP716781U JP716781U JPS5913160Y2 JP S5913160 Y2 JPS5913160 Y2 JP S5913160Y2 JP 716781 U JP716781 U JP 716781U JP 716781 U JP716781 U JP 716781U JP S5913160 Y2 JPS5913160 Y2 JP S5913160Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
armrest
base
mounting base
cushion body
mounting
Prior art date
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Expired
Application number
JP716781U
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English (en)
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JPS57120139U (ja
Inventor
武志 山中
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のドア等に取付けられるアームレスト
の取付構造に関するものである。
従来、このようなアームレストの取付構造として、第1
図および第2図に示すように、前面が開口する取付孔a
を複数個有するアームレスト基体すと、該アームレスト
基体すを被う如く重合されたクッション体Cとからなる
アームレストdを、ドアeの内面を構成するインナパネ
ルfにドアトノムgを介して当接し、上記取付孔aより
挿入されたポル)hをインナパネルfに溶接固定したナ
ツトiに螺合して、アームレス)dを所定の場所に固定
するとともに、上記取付孔aの開口部a1にキャップj
を挿入して、該開口部a1を塞ぐようにしたものは知ら
れている。
尚、kはドアeのウィンドガラス、■はレギュレータ、
mはドアeの外面を構成するアウタパネルである。
しかしながら、上記従来の取付構造では、取付7Laの
開口部a1を塞ぐためのキャップjが必要であるため、
部品点数が増加して、コスト的に高くなるという問題が
あった。
しかも、構造上、取付孔a、すなわちアームレスト取付
のためのボルト位置が比較的下方にあり、アームレス)
d下端の支点に対して比較的近くに位置するため、肘を
のせるべくアームレス)d上面に外力が作用すると、ポ
ル)hに大荷重がかかり、ポル)−hの取付部が破損す
る場合があった。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、上述のよう
な取付孔を設けることなく、アームレストを、その下端
の支点から離れた上方位置でボルトにより、且つ該ボル
トをキャップを要さずに外部から見えないように取付け
るようにすることにより、部品点数を減らして、コスト
ダウン化を図るとともに、ボルトにかかる比重を減少さ
せて、ボルト取付部の破損を防止することができるよう
にしたアームレストの取付構造を提供するものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第3図ないし第5図において、1は自動車ドアであって
、該ドア1はアウタパネル2とインナパネル3とからな
り、該インナパネル3の内面にはドアトリム4が取付け
られ、該インナパネル3には複数個(図では3個)の貫
通孔5が穿設されているとともに、該貫通孔5に対応し
てインナパネル3外面にはナツト6が固着されている。
また、7は上記ドア1の内側に取付けられたアームレス
トであって、該アームレス1−7はアームレスト基体8
と該アームレスト基体8を被う如く重合されたクッショ
ン体9とからなり、上記アームレスI・基体8は硬塩化
ビニール樹脂等の硬質樹脂より形成され、その上部には
アームレスト7幅と等しい幅で且つ上記インナパネル3
のナット6固定位置に対応する部位に一段下った段部1
0が形成された水平部8aを有する一方、下部は後方に
向って湾曲する湾曲部8bに形成されている。
上記水平部8aの段部]0後端は延長されて、略矩形平
板状の取付基部11が切り溝12(いわゆるP、Pヒン
ジ)を介して水平部8aに対して一体的にヒンジ結合さ
れ、該取付基部11の中央部にはポルI・挿通孔13が
穿設されている。
また、上記クッション体9は、第6図に示すように、射
出成形機における一方の型14 aと上記アームレスト
基体8(取付基部11を含む)が嵌合された他方の型1
4 bとを重合して両型14a、14b間にアームレス
ト基体8の外周形状に相当する形状の射出空間15を有
する金型14内に液状の軟質塩化ビニール樹脂等の軟質
樹脂を射出して凝固せしめることによって、上記取付基
部11近傍ではアームレスト基体8の水平部8aとの間
に他の部分より広い所定の間隙16を形成せしめて、ア
ームレスト基体8と一体戒形されたものである。
さらに、上記クッション体9の前面には取付基部11に
対応する部位に上記間隙16に連通する水平方向のスリ
ット17が穿設されている。
しかして、上記スリット17より上記間隙16内に挿入
され且つ垂直に起立させた取付基部11のボルト挿通孔
13に挿通したボルト18を上記インナパネル3のナラ
1〜6に螺合することにより、上記アームレスト7を所
定の場所に固定するように構成されている。
尚、19はキャップ、20はクッション用リブであって
、上記クッション用リブ20はアームレスト基体8に対
し、軟質樹脂を射出してクッション体9を一体戒形する
際に同時成形される。
したがって、上記実施例においては、アームレスト基体
8の水平部8a後方の取付基部11を垂直に起立させた
状態で、アームレスト7を、上記取付基部11がインナ
パネル3のナツト6に対向するようにドアトリム4を介
して該インナパネル3に当接させ、クッション体9の前
面に上記取付基部11に対応して設けられたスリット1
7からボルト18を、該スリブI・17を弾性変形させ
ることによって該クッション体つとアームレスト基体8
の水平部8aとの間に形成された間隙16内に挿入し、
且つ上記取付基部11のボルト挿通孔13に挿通して、
上記ナラl−6に螺合することにより、上記アームレス
ト7が所定の場所に固定され、簡単に且つ確実に取付け
られる。
この場合、上記クッション体9は軟質樹脂より形成され
ていることにより、アームレスト7を固定するボルト1
8を該クツシーヨン体9前面のスリット17より上記間
隙16に挿入する際にスリット17の弾性変形を利用し
てボルト18の挿入を行うことができるので、スリット
17の幅をボルト18径に比べて小さくすることができ
る。
そのため、従来の如きキャップを用いてスリット17を
塞ぐ必要がないので、部品点数を少なくして、コストダ
ウン化を図ることができるとともに、部品管理が簡易と
なり、有利である。
さらに、上記ボルト18の上下方向に対する締付位置は
、クッション体9とアームレスト基体水平部8aとの間
の間隙16、すなわちアームレスト基体8の上方に位置
し、アームレスト7下端の支点から上方に大きく離れて
いるため、肘をかけるべくアームレスト7上面に外力が
作用した場合、ボルト18にかかる荷重が小さくて済む
ので、ボルト取付部の破損を防止することができ、ひい
ては小型のボルト18の使用が可能となり、コストダウ
ン化を一層図ることかで゛きる。
尚、上記実施例では、クッション体9の前面にスリット
17を設け、該スリット17よりアームレスト7を固定
するポルI・18の挿入を行ったが、本考案は、上記ス
リット17に代えて十字状の切れ目をクッション体9前
面に設けて、該切れ目からボルト18の挿入を行っても
よく、同様の作用効果を奏することができるものである
また、上記実施例では、クッション体9とアームレスト
基体8の水平部8aとの間の間隙16を、取付基部11
の近傍の他、その他の部分に亘って設け、その間にクッ
ション用リブ20を介装したが、取付基部11に対応す
る部位にだけ所定の間隙を設けるようにしてもよいのは
勿論である。
以上説明したように、本考案によれば、上部にアームレ
スト幅の水平部を有する樹脂製のアームレスト基体と、
該アームレスト基体の水平部後方に一体的にヒンジ結合
され、ボルト挿通孔を有する取付基部と、上記取付基部
近傍のアームレスト基体水平部との間に所定間隙を形成
せしめて上記アームレスト基体を被う如く重合された軟
質樹脂製のクッション体と、該クッション体の前面に上
記取付基部に対応して設けられた切れ目ないしスノット
とを備えてなるアームレスI・を、上記切れ目またはス
リットより挿入され且つ垂直に起立させた取付基部のポ
ルI・挿通孔に挿通したポル1−によって所定の場所に
固定するようにしたことにより、従来の如くキャップを
要さずに且つアームレスト固定用ボルトにかかる荷重を
低減せしめて、アームレストを確実に取付けることがで
きるので、ボルト取付部の破損を確実に防止することが
できるとともに、部品点数の減少化およびボルトの小型
化にたリコスl−ダウン化を図ることができ、また部品
管理の簡易化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示し、第1図は自動車ド
アの側面図、第2図は第1図のII −II線における
拡大断面図であり、第3図ないし第6図は本考案の実施
態様を例示し、第3図は自動車ドアのアームレスI・部
分の側面図、第4図は第3図の■■−IV線における拡
大断面図、第5図は第4図の■−■線断面図、第6図は
クッション体の成形方法を説明する説明図である。 7・・・アームレスI・、8・・・アームレスl−基体
、8a・・・水平部、9・・・クッション体、11・・
・取付基部、13・・・ボルト挿通孔、16・・・間隙
、17・・・スリット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部にアームレスト幅の水平部を有する樹脂製のアーム
    レスト基体と、該アームレスト基体の水平部後方に一体
    的にヒンジ結合され、ボルト挿通孔を有する取付基部と
    、上記取付基部近傍のアームレスト基体水平部との間に
    所定間隙を形成せしめて上記アームレスト基体を被う如
    く重合された軟質樹脂製のクッション体と、該クッショ
    ン体の前面に上記取付基部に対応して設けられた切れ目
    ないしスリットとを備えてなるアームレストを、上記切
    れ目またはスリットより挿入され且つ垂直に起立させた
    取付基部のボルト挿通孔に挿通したボルトによって所定
    の場所に固定するようにしたことを特徴とするアームレ
    ストの取付構造。
JP716781U 1981-01-20 1981-01-20 ア−ムレストの取付構造 Expired JPS5913160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP716781U JPS5913160Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20 ア−ムレストの取付構造

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JP716781U JPS5913160Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20 ア−ムレストの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS57120139U JPS57120139U (ja) 1982-07-26
JPS5913160Y2 true JPS5913160Y2 (ja) 1984-04-19

Family

ID=29805425

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JP716781U Expired JPS5913160Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20 ア−ムレストの取付構造

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JPS57120139U (ja) 1982-07-26

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