JPS5810092Y2 - 測量機における円型気泡管 - Google Patents
測量機における円型気泡管Info
- Publication number
- JPS5810092Y2 JPS5810092Y2 JP1979158386U JP15838679U JPS5810092Y2 JP S5810092 Y2 JPS5810092 Y2 JP S5810092Y2 JP 1979158386 U JP1979158386 U JP 1979158386U JP 15838679 U JP15838679 U JP 15838679U JP S5810092 Y2 JPS5810092 Y2 JP S5810092Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circular
- bubble tube
- fitting recess
- vial
- circular bubble
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は経緯儀、水準儀等の測量機を設置する場合に
その水平度を指示する為の円型気泡管の取付装置に関す
るものである。
その水平度を指示する為の円型気泡管の取付装置に関す
るものである。
一般に円型気泡管は、測量機本体の嵌合凹部に嵌合した
後、正確な水平基準を指示するように複数本の調節ねじ
てねじ締め調節しながら位置合せをして固定するため、
嵌合凹部は円型気泡管より大きく作られている。
後、正確な水平基準を指示するように複数本の調節ねじ
てねじ締め調節しながら位置合せをして固定するため、
嵌合凹部は円型気泡管より大きく作られている。
ところで、従来の円型気泡管は第３図に示すように、嵌
合凹部から上方に突出すケーシングの上部周囲に環状の
金属キャップを被せているため、取付は位置合せの調節
化としてキャップ下縁と嵌合凹部開口周縁間に多少の間
隙を保持させる必要があり、この結果この間隙から水や
ゴミが入ってケーシングや調節ねじを腐蝕させる難点が
あった。
合凹部から上方に突出すケーシングの上部周囲に環状の
金属キャップを被せているため、取付は位置合せの調節
化としてキャップ下縁と嵌合凹部開口周縁間に多少の間
隙を保持させる必要があり、この結果この間隙から水や
ゴミが入ってケーシングや調節ねじを腐蝕させる難点が
あった。
また、気泡管の取付調整時に金属キャップ下縁を嵌合凹
部に強く圧接して気泡管枠にひずみを与えてしまったり
、衝撃等の外力に加わると直接気泡管に伝えて狂いを生
じさせたり損傷させる等の難点があり、また金属キャッ
プは取付は用のねし切加工（気泡管にも必要）並びにメ
ッキ仕上げを要し、加工精度にもバラツキがあり、しか
も永年使用に際して腐蝕する等の難点もあった。
部に強く圧接して気泡管枠にひずみを与えてしまったり
、衝撃等の外力に加わると直接気泡管に伝えて狂いを生
じさせたり損傷させる等の難点があり、また金属キャッ
プは取付は用のねし切加工（気泡管にも必要）並びにメ
ッキ仕上げを要し、加工精度にもバラツキがあり、しか
も永年使用に際して腐蝕する等の難点もあった。
この考案は前記従来の課題を解決するために、円型気泡
管とその嵌合凹部との隙間を密閉して嵌合凹部内に水や
ゴミなどが入るのを防止することができ、しかも気泡管
の取付調整時にひずみを生じさせたり、また外力による
衝撃を直接与えることなく安全に保護することができる
ようにした円型気泡管の取付装置を提案するものである
。
管とその嵌合凹部との隙間を密閉して嵌合凹部内に水や
ゴミなどが入るのを防止することができ、しかも気泡管
の取付調整時にひずみを生じさせたり、また外力による
衝撃を直接与えることなく安全に保護することができる
ようにした円型気泡管の取付装置を提案するものである
。
以下、この考案を図面に示す実施例について説明すると
、円型気泡管１は、第２図に示すように底面の中心部に
支持突部１ａを有する金属製筒状ケーシング１ｂ内に、
内部に水及び気泡を封入した水玉１Ｃを石膏１ｄを介し
て嵌合固定したもので、その上部周囲には軟質ゴム、軟
弾性プラスチック等で成形加工した環状の弾性キャップ
２が取付けられている。
、円型気泡管１は、第２図に示すように底面の中心部に
支持突部１ａを有する金属製筒状ケーシング１ｂ内に、
内部に水及び気泡を封入した水玉１Ｃを石膏１ｄを介し
て嵌合固定したもので、その上部周囲には軟質ゴム、軟
弾性プラスチック等で成形加工した環状の弾性キャップ
２が取付けられている。
弾性キャップ２は、円型気泡管１のケーシング１ｂの上
部外周面に密着嵌合する環状の鉛直部２ａと、その上端
から内側に張出して円型気泡管１の上面周縁に密接する
内側水平部２ｂと、鉛直部２ａの外側に張出した外側水
平部２Ｃとを一体に成形したもので、円型気泡管１に対
してはそのケーシング１ｂの上部外周面に鉛直部２ａを
嵌込んで接着剤などにより固着されている。
部外周面に密着嵌合する環状の鉛直部２ａと、その上端
から内側に張出して円型気泡管１の上面周縁に密接する
内側水平部２ｂと、鉛直部２ａの外側に張出した外側水
平部２Ｃとを一体に成形したもので、円型気泡管１に対
してはそのケーシング１ｂの上部外周面に鉛直部２ａを
嵌込んで接着剤などにより固着されている。
このように構成された円型気泡管１を測量機械等の機体
３に設けた嵌合凹部４内に入れ、その底面中央に設けた
係合凹部６に円型気泡管１の支持突部１ａを係合させる
と、円型気泡管１は支持突部１ａを支点として揺動自在
となるため、機体３からケーシング１ｂにねじ込まれた
複数の調整ねじ５によって傾きを調節しながら正確に水
平を指示するように位置合せをして固定することができ
る。
３に設けた嵌合凹部４内に入れ、その底面中央に設けた
係合凹部６に円型気泡管１の支持突部１ａを係合させる
と、円型気泡管１は支持突部１ａを支点として揺動自在
となるため、機体３からケーシング１ｂにねじ込まれた
複数の調整ねじ５によって傾きを調節しながら正確に水
平を指示するように位置合せをして固定することができ
る。
この状態において、弾性キャップ２の外側水平部２Ｃは
嵌合凹部４の開口部周縁に密着するようにその張出し位
置及び突出長さが設定されており、しかも弾力性を有す
るので、円型気泡管１の揺動調節にか・わらず、これと
嵌合凹部４との隙間を完全に密閉し、防水防塵効果を充
分発揮することができる。
嵌合凹部４の開口部周縁に密着するようにその張出し位
置及び突出長さが設定されており、しかも弾力性を有す
るので、円型気泡管１の揺動調節にか・わらず、これと
嵌合凹部４との隙間を完全に密閉し、防水防塵効果を充
分発揮することができる。
なお、図示の例では円型気泡管を下方から調整ねしで固
定する場合を示したが、上方から調整ねしで固定する円
型気泡管にも適用できることは言うまでもない。
定する場合を示したが、上方から調整ねしで固定する円
型気泡管にも適用できることは言うまでもない。
以上の通りこの考案によれば、円型気泡管の上部周囲に
取付けた環状の弾性キャップには、円型気泡管のケーシ
ングの上部外周に密着嵌合した鉛直部の外側に外側水平
部が一体に設けられ、この外側水平部が円型気泡管を嵌
合固定した嵌合凹部の開口部周縁に密着するので、円型
気泡管と嵌合凹部との間隙を密閉し、間隙内への水やゴ
ミの侵入を阻止することができ、これによって円型気泡
管や調整ねじの腐蝕を防止して耐久性を保持させること
ができる。
取付けた環状の弾性キャップには、円型気泡管のケーシ
ングの上部外周に密着嵌合した鉛直部の外側に外側水平
部が一体に設けられ、この外側水平部が円型気泡管を嵌
合固定した嵌合凹部の開口部周縁に密着するので、円型
気泡管と嵌合凹部との間隙を密閉し、間隙内への水やゴ
ミの侵入を阻止することができ、これによって円型気泡
管や調整ねじの腐蝕を防止して耐久性を保持させること
ができる。
また、弾性キャップの外側水平部は弾性を有するので、
円型気泡管の取付調整時における揺動にも追従し、その
傾きにか・わらず密着効果を維持し、しかも円型気泡管
にひずみを生ヒさせることもないと共に、内側水平部と
共に円型気泡管の上面周囲を覆って外力による衝撃から
安全に保護することができる。
円型気泡管の取付調整時における揺動にも追従し、その
傾きにか・わらず密着効果を維持し、しかも円型気泡管
にひずみを生ヒさせることもないと共に、内側水平部と
共に円型気泡管の上面周囲を覆って外力による衝撃から
安全に保護することができる。
さらに、弾性キャップはゴム、軟弾性プラスチック等の
成型加工により簡単かつ安価に製造でき、ねじ切加工や
メッキ仕上も不要で、精度にバラツキのない一定品質の
ものを得ることができ、しかも取付けが極めて簡単で永
年使用に際してサビ等が生ずることはない。
成型加工により簡単かつ安価に製造でき、ねじ切加工や
メッキ仕上も不要で、精度にバラツキのない一定品質の
ものを得ることができ、しかも取付けが極めて簡単で永
年使用に際してサビ等が生ずることはない。
第１図はこの考案の装置を水準儀に適用した状態を示す
部分断面正面図、第２図はこの考案装置の拡大縦断面図
、第３図は従来の円型気泡管の取付状態を示す部分断面
図である。 １・・・・・・円型気泡管、１ａ・・・・・・支持突部
、１ｂ・・・・・・ケーシング、１Ｃ・・・・・・水玉
、１ｄ・・・・・・石膏、２・・・・・・弾性キャップ
、２ａ・・・・・・鉛直部、２ｂ・・・・・・内側水平
部、２Ｃ・・・・・・外側水平部、３・・・・・・機体
、４・・・・・・嵌合凹部。
部分断面正面図、第２図はこの考案装置の拡大縦断面図
、第３図は従来の円型気泡管の取付状態を示す部分断面
図である。 １・・・・・・円型気泡管、１ａ・・・・・・支持突部
、１ｂ・・・・・・ケーシング、１Ｃ・・・・・・水玉
、１ｄ・・・・・・石膏、２・・・・・・弾性キャップ
、２ａ・・・・・・鉛直部、２ｂ・・・・・・内側水平
部、２Ｃ・・・・・・外側水平部、３・・・・・・機体
、４・・・・・・嵌合凹部。
Claims (1)
- 底面中心部に支持突部を有する金属製ケーシング内に水
玉を嵌合固定してなる円型気泡管に、環状の鉛直部とこ
の鉛直部の内外に張出した内側及び外側水平部とを一体
に形成してなる軟質ゴム、軟弾性プラスチック等からな
る環状の弾性キャップをその鉛直部を前記ケーシング上
部外周に密着嵌合することにより取付け、前記円型気泡
管を機体に設けた嵌合凹部に嵌合して複数の調節ねしに
より水平に固定すると共に、前記弾性キャップの外側水
平部を前記嵌合凹部の開口部周縁に密着させてなること
を特徴とする円型気泡管の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979158386U JPS5810092Y2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 測量機における円型気泡管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979158386U JPS5810092Y2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 測量機における円型気泡管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5682513U JPS5682513U (ja) | 1981-07-03 |
| JPS5810092Y2 true JPS5810092Y2 (ja) | 1983-02-24 |
Family
ID=29669632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979158386U Expired JPS5810092Y2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 測量機における円型気泡管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810092Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6058208A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-04 | Kurabo Ind Ltd | フイルタ−エレメントとその製法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH069295Y2 (ja) * | 1988-08-18 | 1994-03-09 | 株式会社ソキア | 測量機等における気泡管の取付構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5631685Y2 (ja) * | 1976-01-23 | 1981-07-29 |
-
1979
- 1979-11-15 JP JP1979158386U patent/JPS5810092Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6058208A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-04 | Kurabo Ind Ltd | フイルタ−エレメントとその製法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5682513U (ja) | 1981-07-03 |
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