JPS5913062Y2 - プラスチック成形用金型 - Google Patents
プラスチック成形用金型Info
- Publication number
- JPS5913062Y2 JPS5913062Y2 JP17052679U JP17052679U JPS5913062Y2 JP S5913062 Y2 JPS5913062 Y2 JP S5913062Y2 JP 17052679 U JP17052679 U JP 17052679U JP 17052679 U JP17052679 U JP 17052679U JP S5913062 Y2 JPS5913062 Y2 JP S5913062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molding
- cavity
- plastic molding
- trap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエアーベントの改良に係るプラスチック成形用
金型に関するものである。
金型に関するものである。
プラスチック成形過程において発生するプラスチック成
形材料に含有するガスや揮発分及びキャビティ内に残溜
する空気等によりゲートの反対側やキャビティの深い所
又は成形材料の合流点等は完全に充填しにくく、成形量
の外観不良、機械的もしくは物性的特性の低下しいては
生産性を著しく低下させる。
形材料に含有するガスや揮発分及びキャビティ内に残溜
する空気等によりゲートの反対側やキャビティの深い所
又は成形材料の合流点等は完全に充填しにくく、成形量
の外観不良、機械的もしくは物性的特性の低下しいては
生産性を著しく低下させる。
一般的にこれらの改善策として第１図や第２図に示すよ
うにランナー１、ゲート２、キャビティ３よりなる金型
において、金型分割面に深さ０゜０３〜０．１ｍｍ、巾
は適宜の浅い溝のエアーベントを設けてガス、揮発分、
空気等を外部に放出する方法や成形量を取り出すための
突出しピン５の先端部の一部を切り欠きエアーベント４
としガス、揮発分、空気等を放出させる方法等が採用さ
れている。
うにランナー１、ゲート２、キャビティ３よりなる金型
において、金型分割面に深さ０゜０３〜０．１ｍｍ、巾
は適宜の浅い溝のエアーベントを設けてガス、揮発分、
空気等を外部に放出する方法や成形量を取り出すための
突出しピン５の先端部の一部を切り欠きエアーベント４
としガス、揮発分、空気等を放出させる方法等が採用さ
れている。
しかし、これらの方法では浅いキャビティ等には有効で
あるが深いキャビティではその効果は薄く又浅いキャビ
ティでもオーバーフローした成形材料が金型の分割面や
突出しピンに附着し、エアーベントの役目を果さないこ
とがしばしばあり、そのため何ショットか目には人手に
よりこの附着した材料を除去しなければならない。
あるが深いキャビティではその効果は薄く又浅いキャビ
ティでもオーバーフローした成形材料が金型の分割面や
突出しピンに附着し、エアーベントの役目を果さないこ
とがしばしばあり、そのため何ショットか目には人手に
よりこの附着した材料を除去しなければならない。
従って完全無人成形は困難であり、又生産性を著しく低
下させる結果となる。
下させる結果となる。
本考案は、これらの問題屯を解決し、生産性を低下させ
ることなく、機械的又は物性的特性もよく外観の良好な
完全な成形量を得るためのプラスチック成形用金型を提
供する。
ることなく、機械的又は物性的特性もよく外観の良好な
完全な成形量を得るためのプラスチック成形用金型を提
供する。
即ち本考案は金型の下型（図面の説明上、下型としたが
成形量の形状や金型の構造によっては上型であっても同
様である。
成形量の形状や金型の構造によっては上型であっても同
様である。
）にあってキャビティより離れている箇所に材料溜りの
トラップ６を設け、該トラップ６を含む部所よりキャビ
ティのガス等の溜りやすい深い部所まで斜め下向きのト
ンネル状のベント７ （以下トンネルベントという。
トラップ６を設け、該トラップ６を含む部所よりキャビ
ティのガス等の溜りやすい深い部所まで斜め下向きのト
ンネル状のベント７ （以下トンネルベントという。
）を設けたプラスチック成形用金型である。
次に１実施例として本考案を図面により使用状態を詳細
に説明する。
に説明する。
第４図はランナー１、ゲート２を通し、キャビティに注
入されたプラスチック成形材料と共に発生するガス、揮
発分及びキャビティ内に残留した空気等はトンネルベン
ト７を通し、キにビテイ外に放出され、該トンネルベン
ト７よりオーバーフローさせた成形材料と共にトラップ
６に溜る。
入されたプラスチック成形材料と共に発生するガス、揮
発分及びキャビティ内に残留した空気等はトンネルベン
ト７を通し、キにビテイ外に放出され、該トンネルベン
ト７よりオーバーフローさせた成形材料と共にトラップ
６に溜る。
従ってキャビティには成形材料が完全に充填される。
トラップ６及びトンネルベン）−７に放出された成形材
料により形成された部分（６′及び７′）は第５図に示
すように成形完了後金型が開かれ、成形量８を成形量用
突出しピン５′により突出する同時にトラップ６に設け
たトラップ用突出しピン５“により突出される。
料により形成された部分（６′及び７′）は第５図に示
すように成形完了後金型が開かれ、成形量８を成形量用
突出しピン５′により突出する同時にトラップ６に設け
たトラップ用突出しピン５“により突出される。
この時Ａ部はＢ部のように成形術８とトラップ６及びト
ンネルベンｌ〜７に形成された部分（６′及び７′）は
容易に切断されるので金型から分離することができ、成
形材料が金型に耐着したり、残存することもなく毎回完
全に外観良好な従って特性の良好な成形術が得られ、生
産性の向上を遠戚することができる。
ンネルベンｌ〜７に形成された部分（６′及び７′）は
容易に切断されるので金型から分離することができ、成
形材料が金型に耐着したり、残存することもなく毎回完
全に外観良好な従って特性の良好な成形術が得られ、生
産性の向上を遠戚することができる。
トンネルベントの位置及び数については成形材料が充填
しにくく場所やガス等の溜りやすい場所に適宜数ければ
よいし、又その大きさ、形状は容易に切断され、金型か
ら分離することが可能であれば丸型でも平型であっても
形状大きさは任意である。
しにくく場所やガス等の溜りやすい場所に適宜数ければ
よいし、又その大きさ、形状は容易に切断され、金型か
ら分離することが可能であれば丸型でも平型であっても
形状大きさは任意である。
第１図、第２図は従来例のエアーベントを設けた金型の
断面図、第３図は本考案の１実施例による金型の断面図
、第４図は第３図の場合の成形術等を突出す時の説明断
面図。
断面図、第３図は本考案の１実施例による金型の断面図
、第４図は第３図の場合の成形術等を突出す時の説明断
面図。
Claims (1)
- 金型の下型にあってキャビティより離れている箇所にト
ラップを設け、該トラップを含む部所よりキャビティの
ガス、空気等の溜りやすい深い部所まで斜め下向きのト
ンネル状のベントを設けたことを特徴とするプラスチッ
ク成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17052679U JPS5913062Y2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | プラスチック成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17052679U JPS5913062Y2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | プラスチック成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5688517U JPS5688517U (ja) | 1981-07-15 |
| JPS5913062Y2 true JPS5913062Y2 (ja) | 1984-04-19 |
Family
ID=29681367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17052679U Expired JPS5913062Y2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | プラスチック成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913062Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-11 JP JP17052679U patent/JPS5913062Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5688517U (ja) | 1981-07-15 |
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