JPS59130307A - 紡糸引取方法 - Google Patents
紡糸引取方法Info
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- JPS59130307A JPS59130307A JP351783A JP351783A JPS59130307A JP S59130307 A JPS59130307 A JP S59130307A JP 351783 A JP351783 A JP 351783A JP 351783 A JP351783 A JP 351783A JP S59130307 A JPS59130307 A JP S59130307A
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- Japan
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- yarn
- spinning
- guide
- tension
- air
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は溶融紡糸した熱可塑性合成繊維糸条を2500
m/min以上の高速で引取るに際し、紡糸張力を低く
かつ安定に保つことにより、良好なパッケージフオーム
を得る紡糸引取方法に関するものである。
m/min以上の高速で引取るに際し、紡糸張力を低く
かつ安定に保つことにより、良好なパッケージフオーム
を得る紡糸引取方法に関するものである。
近年、未延伸糸の直接延伸仮撚法が一般的eこなるに従
い、これtこ適した未延伸糸とじて2500 m/ m
in以上の高速で紡糸引取したものが用いられるように
なってきた。しかしながら、この様な高速で紡糸引取を
行なうにあたって、単に機械的eこ紡糸速度を高めてゆ
くと空気との摩擦抵抗により、紡糸張力が著しく高くな
り、極端な場合tこは一部にネッキングが生じることが
ある。この欠点を回避する方法として従来は通常引取機
パネルに組込まれていた油剤付与装置を紡出糸の配向が
完了する点に出来るだけ近づけて設置し、−それより下
方の糸条を出来る限り集束することにより、紡糸張力を
低くする方法が提案された。
い、これtこ適した未延伸糸とじて2500 m/ m
in以上の高速で紡糸引取したものが用いられるように
なってきた。しかしながら、この様な高速で紡糸引取を
行なうにあたって、単に機械的eこ紡糸速度を高めてゆ
くと空気との摩擦抵抗により、紡糸張力が著しく高くな
り、極端な場合tこは一部にネッキングが生じることが
ある。この欠点を回避する方法として従来は通常引取機
パネルに組込まれていた油剤付与装置を紡出糸の配向が
完了する点に出来るだけ近づけて設置し、−それより下
方の糸条を出来る限り集束することにより、紡糸張力を
低くする方法が提案された。
また、この方法を採用する場合には、油剤付与装置より
下方の糸条を出来る限り集束する目的から、一般的1こ
は、ギアポンプにて油剤を計量し、特殊なガイド(以下
給油ガイドという)tこ設けられた細孔より油剤を供給
し糸条に油剤を付与する計量式油剤付与装置(以下ガイ
ド給油装置という)が用いられることが多い。
下方の糸条を出来る限り集束する目的から、一般的1こ
は、ギアポンプにて油剤を計量し、特殊なガイド(以下
給油ガイドという)tこ設けられた細孔より油剤を供給
し糸条に油剤を付与する計量式油剤付与装置(以下ガイ
ド給油装置という)が用いられることが多い。
しかし、ガイド給油装置を紡出糸の配向の完了する点に
出来るだけ近づけて設置するだけでは、紡糸張力の低減
即ち糸条の集束という見地からは不十分である。つまり
、特開昭55−40807号公報に記載の(21、(3
1式より求めた紡糸集束率はたかだか50〜60%程度
であり、張力の変動が太ぎく、錘間の張力バラツキが犬
である。この紡糸張力レベル及び変動のバラツキは、即
ち巻取張力のレベル及び変動のバラツキとなり、巻−ヒ
げドラムのふくらみや耳立ちが大きく、梱包や輸送上で
問題となったり、又ドラム端面での単糸落ちや毛羽が多
く、延伸工程、もしくは延伸仮撚工程での解舒不良とな
り、糸切れや毛羽が多発するという問題が生じた。
出来るだけ近づけて設置するだけでは、紡糸張力の低減
即ち糸条の集束という見地からは不十分である。つまり
、特開昭55−40807号公報に記載の(21、(3
1式より求めた紡糸集束率はたかだか50〜60%程度
であり、張力の変動が太ぎく、錘間の張力バラツキが犬
である。この紡糸張力レベル及び変動のバラツキは、即
ち巻取張力のレベル及び変動のバラツキとなり、巻−ヒ
げドラムのふくらみや耳立ちが大きく、梱包や輸送上で
問題となったり、又ドラム端面での単糸落ちや毛羽が多
く、延伸工程、もしくは延伸仮撚工程での解舒不良とな
り、糸切れや毛羽が多発するという問題が生じた。
Ti T。
測定2点間(押えガイド)〜(エアー処理装置)におけ
る T1:完全非集束状態での理論紡糸張力差To:完全集
束状態での理論紡糸張力差 3− T:実測紡糸張力差 Ti=0.37 Red−061(1)・π−v2−r
+−n−可(P) −−−−−−−−−(21■、:張
力測定場所2点間の距離(m)D:フィラメントの直径
(cm ) ■:紡糸速度(cm / sea ) n:フィラメント数(n>2) ρa:標準空気(温度20℃絶対圧カフ 60 履Hg
相対湿度75%)の密度= 1.20X10 ”7cm
−3Red :フィラメントのレイノルズ数=DXVX
ρa×μa −1μa:標準空気粘度=1.82X10
7’グtyn” sec −’Red、c :完全集束
糸条のレイノルズ数=Dcxv×ρa×μa−IDC:
完全集束糸条の外接円の直径(tyn)本発明の目的は
このような熱可塑性合成繊維を溶融紡糸し、25 D
Om/ min以上の速度で引取る富速の紡糸引取方法
(こおいて、紡糸中の糸条張力を低く、かつ変動を小さ
く保つことによ 4− リ、特に多錘化した場合に、全錘のパッケージフオーム
を良好かつ均一に形成することのできる紡糸引取力法を
提供することにある。
る T1:完全非集束状態での理論紡糸張力差To:完全集
束状態での理論紡糸張力差 3− T:実測紡糸張力差 Ti=0.37 Red−061(1)・π−v2−r
+−n−可(P) −−−−−−−−−(21■、:張
力測定場所2点間の距離(m)D:フィラメントの直径
(cm ) ■:紡糸速度(cm / sea ) n:フィラメント数(n>2) ρa:標準空気(温度20℃絶対圧カフ 60 履Hg
相対湿度75%)の密度= 1.20X10 ”7cm
−3Red :フィラメントのレイノルズ数=DXVX
ρa×μa −1μa:標準空気粘度=1.82X10
7’グtyn” sec −’Red、c :完全集束
糸条のレイノルズ数=Dcxv×ρa×μa−IDC:
完全集束糸条の外接円の直径(tyn)本発明の目的は
このような熱可塑性合成繊維を溶融紡糸し、25 D
Om/ min以上の速度で引取る富速の紡糸引取方法
(こおいて、紡糸中の糸条張力を低く、かつ変動を小さ
く保つことによ 4− リ、特に多錘化した場合に、全錘のパッケージフオーム
を良好かつ均一に形成することのできる紡糸引取力法を
提供することにある。
すなわちe本発明は溶融紡糸した糸条を計量式油剤付与
装置を用いて2500 m/ min以上の速度で引取
るeこ際し、横断面が湾曲面の接糸部を有する給油ガイ
ドを通過した後、横断面の半径が01〜1.0Mの湾曲
面の接糸部を有する押えガイドで集束し、次いで、エア
ー処理装置pこより3〜30t/mの撚をかけた後引取
ることを特徴とする紡糸引取方法である。
装置を用いて2500 m/ min以上の速度で引取
るeこ際し、横断面が湾曲面の接糸部を有する給油ガイ
ドを通過した後、横断面の半径が01〜1.0Mの湾曲
面の接糸部を有する押えガイドで集束し、次いで、エア
ー処理装置pこより3〜30t/mの撚をかけた後引取
ることを特徴とする紡糸引取方法である。
以下本発明の詳細な説明する。
一般1こは、紡糸速度が2500 m/ min以下の
場合には空気抵抗がかなり小さく給油ガイド及び押えガ
イドは、どのような形状であっても紡糸張力は低く、張
力の変動も小さかった。ところが紡糸引取速度が250
0m/min以上になると、空気抵抗の影響が無視でき
なくなり、従来の紡糸条件と同一では良好なパッケージ
フオームが得られなくなる。木発明者らは、−E記した
高速紡糸(こおける空気抵抗の増大による紡糸張力の上
昇という問題tこついて鋭意検討した結果、給油ガイド
と押えガイドの接糸部の形状を湾曲面とし、積極的に糸
条を集束する機能をもたせ。
場合には空気抵抗がかなり小さく給油ガイド及び押えガ
イドは、どのような形状であっても紡糸張力は低く、張
力の変動も小さかった。ところが紡糸引取速度が250
0m/min以上になると、空気抵抗の影響が無視でき
なくなり、従来の紡糸条件と同一では良好なパッケージ
フオームが得られなくなる。木発明者らは、−E記した
高速紡糸(こおける空気抵抗の増大による紡糸張力の上
昇という問題tこついて鋭意検討した結果、給油ガイド
と押えガイドの接糸部の形状を湾曲面とし、積極的に糸
条を集束する機能をもたせ。
更tこ前記押えガイドと引取ロールの間で、エアー処理
装置を用い、その間で糸条に強制的な施撚を施すことに
より、紡糸張力が低くかつ安定となり良好なパッケージ
フオームが得ちれることを見出したものである。
装置を用い、その間で糸条に強制的な施撚を施すことに
より、紡糸張力が低くかつ安定となり良好なパッケージ
フオームが得ちれることを見出したものである。
ここにおいて良好なパッケージフオームが得られる紡糸
張力が低くかつ安定な状態とは前記(1)式に基づいて
計算される紡糸集束率(S)が80%以上の状態であり
、2500 m/ min以上の紡糸引取速度では、紡
糸張力レベルのみならず、紡糸張力変動も紡糸集束率(
S)に応じて変化してゆくため、紡糸張力の安定・不安
定は容易tこ判定できる。
張力が低くかつ安定な状態とは前記(1)式に基づいて
計算される紡糸集束率(S)が80%以上の状態であり
、2500 m/ min以上の紡糸引取速度では、紡
糸張力レベルのみならず、紡糸張力変動も紡糸集束率(
S)に応じて変化してゆくため、紡糸張力の安定・不安
定は容易tこ判定できる。
もちろん、たとえ紡糸張力が高い状態でも、それtこ対
応した巻取リラックスをとることtこより巻取張力を低
くシ、良好なパッケージフォ−ムを得ることは可能であ
るが紡糸集束率(s)カ低い状態では集束率のバラツキ
即ち紡糸張力のバラツキが犬であることから多錘化した
際の錘間の巻取張力差が犬ぎくなり、パッケージフオー
ムtこバラツキが生じるため好ましくない。
応した巻取リラックスをとることtこより巻取張力を低
くシ、良好なパッケージフォ−ムを得ることは可能であ
るが紡糸集束率(s)カ低い状態では集束率のバラツキ
即ち紡糸張力のバラツキが犬であることから多錘化した
際の錘間の巻取張力差が犬ぎくなり、パッケージフオー
ムtこバラツキが生じるため好ましくない。
?′Ktこ本発明を図面を用いて更tこ詳細に説明する
。第1図は本発明しこ用いる紡糸引取装置の一例を示し
たものである。即ち紡糸口金1より紡糸される合成繊維
糸条10が、整流された冷却風(・こより冷却され、配
向・固化が完了した点より、やや下方の給油ガイド2を
通過し、さらにその下方の給油ガイド2−にでの糸道を
規正する押えガイド3を通過する。この位置で糸条は集
束され、糸道ダクト4及びエアー処理装置5を通過した
後、第1引取ロール6、第2引取ロール7を引きまわさ
れ、フリクションロール8を経て、パンケージ9に巻き
取られる。
。第1図は本発明しこ用いる紡糸引取装置の一例を示し
たものである。即ち紡糸口金1より紡糸される合成繊維
糸条10が、整流された冷却風(・こより冷却され、配
向・固化が完了した点より、やや下方の給油ガイド2を
通過し、さらにその下方の給油ガイド2−にでの糸道を
規正する押えガイド3を通過する。この位置で糸条は集
束され、糸道ダクト4及びエアー処理装置5を通過した
後、第1引取ロール6、第2引取ロール7を引きまわさ
れ、フリクションロール8を経て、パンケージ9に巻き
取られる。
ここtこおいて給油ガイド2より糸条に供給される油剤
が単糸間に浸透し、単糸同志をある程度集束させるため
に、横断面形状を湾曲面とするのである。そして、横断
面形状における半径が0.1〜1.0贋の範囲にある湾
曲面をもつ押えガイド乙により第2図【こ示す如く、糸
条を前後からはさみこみ、糸束の断面を円形に揃えるよ
うtこ集束することtこよって、それより下方における
随判気流による糸のバラクを押えることが可能となり、
紡糸張力を低くかつ安定に保つことが出来るのである。
が単糸間に浸透し、単糸同志をある程度集束させるため
に、横断面形状を湾曲面とするのである。そして、横断
面形状における半径が0.1〜1.0贋の範囲にある湾
曲面をもつ押えガイド乙により第2図【こ示す如く、糸
条を前後からはさみこみ、糸束の断面を円形に揃えるよ
うtこ集束することtこよって、それより下方における
随判気流による糸のバラクを押えることが可能となり、
紡糸張力を低くかつ安定に保つことが出来るのである。
ある程度の集束効果は、給油ガイド2と押えガイド6の
両者を上記の如く特定化することtこよって得られ、か
なりパッケージフオームの不良は改善される。
両者を上記の如く特定化することtこよって得られ、か
なりパッケージフオームの不良は改善される。
なお、押えガイド3の湾曲面半径が1.0IltJを」
二回ると押えガイド3上での糸の拡がり、それより下流
の糸条が十分tこ集束しなくなる。逆に押えガイド3の
湾曲面半径を0.1H未満(こすると、給油ガイド上で
の単糸が重なりを生じ、油剤の単糸間付着斑となって、
糸条の断面を円形に揃えることができなくなり集束性は
悪化する。
二回ると押えガイド3上での糸の拡がり、それより下流
の糸条が十分tこ集束しなくなる。逆に押えガイド3の
湾曲面半径を0.1H未満(こすると、給油ガイド上で
の単糸が重なりを生じ、油剤の単糸間付着斑となって、
糸条の断面を円形に揃えることができなくなり集束性は
悪化する。
特(こ単糸繊度が6デニールを超えるような品種では給
油ガイド2及び押えガイド3の形状だけを規正するだけ
でも紡糸集束率(S)は90%近くにまで達し、低張力
及び張力変動が小さくなり、かつ夕1乱に対する錘間バ
ラツキも小さくなり、多錘化した場合でも均一で良好な
フオームのパッケージが安定して得られる。又、給油ガ
イド2が湾曲面であることから、紡糸する糸条の全糸デ
ニール、フィラメント数にかかわらず、湾曲面の底に糸
条が集束し、油剤の戻りtこよる付着量不足といったト
ラブルも発生しない。
油ガイド2及び押えガイド3の形状だけを規正するだけ
でも紡糸集束率(S)は90%近くにまで達し、低張力
及び張力変動が小さくなり、かつ夕1乱に対する錘間バ
ラツキも小さくなり、多錘化した場合でも均一で良好な
フオームのパッケージが安定して得られる。又、給油ガ
イド2が湾曲面であることから、紡糸する糸条の全糸デ
ニール、フィラメント数にかかわらず、湾曲面の底に糸
条が集束し、油剤の戻りtこよる付着量不足といったト
ラブルも発生しない。
なお、給油ガイド2の湾曲面の半径は糸の集束効果の面
で01〜3.0贋とするのがより好ましい。
で01〜3.0贋とするのがより好ましい。
しかしながら、単糸デニールが6デニールを下回るよう
な品種では、給油ガイド2と押えガイド乙の形状を規正
するだけでは集束性は十分ではなく、特に多錘化した場
合には紡糸張力が安定する錘としない錘の差が明確にな
り、全体全均一なパンケージフオームに揃えることは難
かしい。
な品種では、給油ガイド2と押えガイド乙の形状を規正
するだけでは集束性は十分ではなく、特に多錘化した場
合には紡糸張力が安定する錘としない錘の差が明確にな
り、全体全均一なパンケージフオームに揃えることは難
かしい。
ここで、紡糸張力を低く安定をこし、即ち紡糸集束率(
S)を向上させ、巻取張力を均−tこ揃える第6番目の
手段は押えガイド3と第1引取ロール6の間tこ設けた
エアー処理装置5による施撚である。
S)を向上させ、巻取張力を均−tこ揃える第6番目の
手段は押えガイド3と第1引取ロール6の間tこ設けた
エアー処理装置5による施撚である。
糸条の集束性を向」ニさせる最も一般的な手段は施撚で
あるが、高速走行糸条に機械的に撚を付与するには非常
に難しく無理tこ付与しようとすると糸にダメージを与
えることtこなる。
あるが、高速走行糸条に機械的に撚を付与するには非常
に難しく無理tこ付与しようとすると糸にダメージを与
えることtこなる。
そこで、本発明者らは糸条にダメージを与えないで、撚
を付与する簡単な方法を検討した結果、エア処理装置を
第1引取ロールの上流(こ設置し押えガイドとエアー処
理装置の間の糸条eこメートル当り3〜60回の撚(仮
撚)を付与することにより糸条の集束性が亮まり紡糸集
束率(S)は容易に80%以」二に達することを見出し
たものである。
を付与する簡単な方法を検討した結果、エア処理装置を
第1引取ロールの上流(こ設置し押えガイドとエアー処
理装置の間の糸条eこメートル当り3〜60回の撚(仮
撚)を付与することにより糸条の集束性が亮まり紡糸集
束率(S)は容易に80%以」二に達することを見出し
たものである。
なお、撚数がメートル当り3回を下回る場合tこは、紡
糸張力安定化の効果は小さく、従ってパッケージフオー
ムも良好とならないし、一方撚数がメートル当り30回
を超えるような旋回力を糸条に付与した場合をこけ、単
糸切れ、断糸等のトラブルとなり、これ又好ましくない
。
糸張力安定化の効果は小さく、従ってパッケージフオー
ムも良好とならないし、一方撚数がメートル当り30回
を超えるような旋回力を糸条に付与した場合をこけ、単
糸切れ、断糸等のトラブルとなり、これ又好ましくない
。
このようにすることにより、給油ガイド2と押えガイド
3の形状を規正するだけでは、紡糸張力を安定できなか
ったl単糸デニール6デニール以下の品種を紡糸しても
紡糸張力は安定化し、パッケージフオームが良好となる
。
3の形状を規正するだけでは、紡糸張力を安定できなか
ったl単糸デニール6デニール以下の品種を紡糸しても
紡糸張力は安定化し、パッケージフオームが良好となる
。
ここで用いるエアー処理装置5は上記したように単糸デ
ニールが6デニール以下の品種において特に紡糸張力を
抑制する効果が顕著であるが、もちろん単糸デニール6
デニール以上の品種でもエアー処理装置5を用いてもよ
く、この場合には、一層紡糸集束率(S)が向上し、外
乱に対する安定性が更tこ増すことは言うまでもない。
ニールが6デニール以下の品種において特に紡糸張力を
抑制する効果が顕著であるが、もちろん単糸デニール6
デニール以上の品種でもエアー処理装置5を用いてもよ
く、この場合には、一層紡糸集束率(S)が向上し、外
乱に対する安定性が更tこ増すことは言うまでもない。
又、ここで用いるエアー処理装置は、その装置内で糸条
が非接触であるタイプでも、糸条が実質的にその装置内
壁に接触するタイプのいずれでもよい。更eこ一般にエ
アー処理装置を用いる場合、その目的から該装置以降の
糸条に実質的な交絡を付与できるだけの圧空圧力、圧空
流量を必要とするが、本発明tこおいては、エアー処理
装置5以降の糸条に実質的に交絡を付与できない程度の
微小圧空圧(流量)下で使用しても押えガイドとエアー
処理装置間の糸条に3〜30回/mの撚が入っていれば
本発明の目的とする紡糸張力の安定化、即ち、パッケー
ジフオームの均一化は達成可能である。もちろん糸条に
交絡を付与出来る程度の圧空圧(流量)を用いても、本
発明の目的は達せられるものであり、その使用条件は各
々のプロセスtこよって任意にと リ つ る
。
が非接触であるタイプでも、糸条が実質的にその装置内
壁に接触するタイプのいずれでもよい。更eこ一般にエ
アー処理装置を用いる場合、その目的から該装置以降の
糸条に実質的な交絡を付与できるだけの圧空圧力、圧空
流量を必要とするが、本発明tこおいては、エアー処理
装置5以降の糸条に実質的に交絡を付与できない程度の
微小圧空圧(流量)下で使用しても押えガイドとエアー
処理装置間の糸条に3〜30回/mの撚が入っていれば
本発明の目的とする紡糸張力の安定化、即ち、パッケー
ジフオームの均一化は達成可能である。もちろん糸条に
交絡を付与出来る程度の圧空圧(流量)を用いても、本
発明の目的は達せられるものであり、その使用条件は各
々のプロセスtこよって任意にと リ つ る
。
以下実施例をこより本発明を更に具体的tこ説明する。
実施例1
溶融したポリエチレンテレフタレートを紡出し、冷却域
を通過させた後、給油ガイド2よりエマルジョンにした
油剤を0.6%付着させた後第1引取ロール61第2引
取ロール7をへて、巻散速度3000m/minで25
0デニール−48フイラメントの未延伸糸をパッケージ
9に巻き取った。
を通過させた後、給油ガイド2よりエマルジョンにした
油剤を0.6%付着させた後第1引取ロール61第2引
取ロール7をへて、巻散速度3000m/minで25
0デニール−48フイラメントの未延伸糸をパッケージ
9に巻き取った。
ここにおいて引取ロール7と7リクシヨンロール8との
間のリラックス率は0.6%とし、給油ガイド2及び押
えガイド3の接糸部の湾曲面の形状R′及びR″を第1
表の如く変更し、10に7づつ巻取った。
間のリラックス率は0.6%とし、給油ガイド2及び押
えガイド3の接糸部の湾曲面の形状R′及びR″を第1
表の如く変更し、10に7づつ巻取った。
なお、この実施例ではエアー処理装置5は押えガイド3
と第1引取ロール6の間tこ設け、撚数が16t/mに
なるように設定し、紡糸集束率(S)は押えガイド3の
下と、ダクト山間(L=220 cm )で求めた。
と第1引取ロール6の間tこ設け、撚数が16t/mに
なるように設定し、紡糸集束率(S)は押えガイド3の
下と、ダクト山間(L=220 cm )で求めた。
−12−
第1表
いた。
中筒端面のふくらみの和を示す。
第1表に示すとおり、給油ガイド2と押えガイド3が本
発明の規定範囲内にある場合は、紡糸張ツノは低く、良
好なパッケージフオームが得られる。
発明の規定範囲内にある場合は、紡糸張ツノは低く、良
好なパッケージフオームが得られる。
実施例2
撚数を変更し、給油ガイドの形状R′を05履、押えガ
イドの形状R″を0.6期とした以外は実施例1と同様
eこして未延伸糸を得た。その結果を第2表tこ示す。
イドの形状R″を0.6期とした以外は実施例1と同様
eこして未延伸糸を得た。その結果を第2表tこ示す。
第2表
第2表に示すとおり、エアー処理装置5による仮撚の効
果は顕著である。
果は顕著である。
第1図は本発明の1実施態様を示す工程図であり、第2
図は給油ガイド及び押えガイド部の側面拡大図である。 1:口 金 2:給油ガイド 3:押えガイド 4:糸道ダクト 5:エアー処理装置 6:第1引取ロール 7:第2引取ロール 8:7リクシヨンロール 9:パッケージ 1D:糸 条 特許出願人 東し株式会社 \ h O〜 第1図 第2図 7 浬
図は給油ガイド及び押えガイド部の側面拡大図である。 1:口 金 2:給油ガイド 3:押えガイド 4:糸道ダクト 5:エアー処理装置 6:第1引取ロール 7:第2引取ロール 8:7リクシヨンロール 9:パッケージ 1D:糸 条 特許出願人 東し株式会社 \ h O〜 第1図 第2図 7 浬
Claims (1)
- 溶融紡糸した糸条を計量式油剤付与装置を用いて250
0m/min以上の速度で引取るに際し、横断面が湾曲
面の接糸部を有する給油ガイドを通過した後、横断面の
半径が0.1〜1゜0履の湾曲面の接糸部を有する押え
ガイドで集束し、次いで、エアー処理装置tこより3〜
30t/mの撚をかけた後引取ることを特徴とする紡糸
引取方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP351783A JPS59130307A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 紡糸引取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP351783A JPS59130307A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 紡糸引取方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59130307A true JPS59130307A (ja) | 1984-07-26 |
Family
ID=11559556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP351783A Pending JPS59130307A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 紡糸引取方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59130307A (ja) |
-
1983
- 1983-01-14 JP JP351783A patent/JPS59130307A/ja active Pending
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