JPS5912680B2 - プレグナン酸誘導体の製法 - Google Patents

プレグナン酸誘導体の製法

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JPS5912680B2
JPS5912680B2 JP744869A JP486974A JPS5912680B2 JP S5912680 B2 JPS5912680 B2 JP S5912680B2 JP 744869 A JP744869 A JP 744869A JP 486974 A JP486974 A JP 486974A JP S5912680 B2 JPS5912680 B2 JP S5912680B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J1/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, not substituted in position 17 beta by a carbon atom, e.g. estrane, androstane
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J7/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07JSTEROIDS
    • C07J71/00Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton is condensed with a heterocyclic ring
    • C07J71/0005Oxygen-containing hetero ring
    • C07J71/001Oxiranes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J71/00Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton is condensed with a heterocyclic ring
    • C07J71/0005Oxygen-containing hetero ring
    • C07J71/0026Oxygen-containing hetero ring cyclic ketals
    • C07J71/0031Oxygen-containing hetero ring cyclic ketals at positions 16, 17

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式: 〔式中、−A−B−は基−CH2−CH2−、−CH=
CH一又は−CCl=CH−を表わし、Xは水素、ハロ
ゲン原子又はメチル基を表わし、=Y−Z−は基=CH
−CH2−、=C=CH− =CVCHOU−、−CV
−CO− =CW″−CHW′−(ここで、Uは水素原
子又はアシル基を表わし、Vは水素原子又はハロゲン原
子を表わし、w及びwはハロゲン原子を表わす)を表わ
し、R1はアルキル基を表わし、かつR2はアルキル基
又はアリール基を表わすか又はR1とR2は一緒になつ
てテトラメチレン基又はペンタメチレン基を表わし、R
3は水素原子、アルカリ金属原子又は場合により置換さ
れていても良い炭化水素基を表わす〕の新規プレグナン
酸誘導体に関する。
ハロゲン原子X,.V,.W及びWは、特に弗素塩素一
又は臭素原子と解すべきである。
アシル基Uは特に炭素原子1〜6個を有するアルカノイ
ル基である。
アルカノイル基としては例えばホルミル一、アセチル一
、プロピオニル一及びブチリル基が挙げられる。アルキ
ル基R1及びR2は特に炭素原子1〜6個を有する低級
アルキル基であるべきである。
アルキル基としては例えばメチル一、エチル−、プロピ
ル一、イソプロピル一及びブチル基が挙げられる。アリ
ール基R2は明らかに特にフエニル基であり、これは場
合により置換されていても良い。フエニル基の可能な置
換分としては例えば炭素原子1〜4個を有する低級アル
キル基、例えばメチル基、エチル基、イソプロピル基又
ぱ低級アルコキシ基、例えばメトキシ基が挙げられる。
場合により置換されていても良い炭化水素基R3は例え
ば炭素原子1〜18個を有する基と解すべきである。
この基は脂肪族又は脂環族、飽和又は不飽和、置換又は
非置換であつても良い。基R3の可能な置換分としては
例えば次のものが挙げられる:低級アルキル基、例えば
メチル−エチル一、プロピル一、イソプロピル一、ブチ
ル−又は第3−ブチル基、アリール基、例えばフエニル
基、シクロアルキル基、例えばシクロプロピル一、シク
ロペンチル一又はシクロヘキシル基、ヒドロキシ基、低
級アルキル基、例えばメトキシエトキシ一、プロピルオ
キシ一、ブチルオキシ一又は第3−ブチルオキシ基、遊
離の又はエステル化されたカルボキシル基及びこのナト
リウム−及びカリウム塩、アミノ基及びこの塩又はモノ
−又はジ一低級アルキルアミノ基、例えばメチルアミノ
一、ジメチルアミノ−、エチルアミノ−、ジエチルアミ
ノ−、プロビルアミノ一又はブチルアミノ基及びこれら
の塩。アミノ一、モノ一低級アルキルアミノ一又はジ一
低級アルキルアミノ基の塩としては特にこれらの基の塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、燐酸塩、蓚酸塩、マレイ
ン酸塩、酒石酸塩が該当する。
特に場合により置換されていても良い炭化水素基R,は
炭素原子1〜12個を有する基と解すべきである。基R
3としては、例えば次のものが挙げられる:メチル一、
カルボキシメチル一、エチル−、2一ヒドロキシエチル
一、2−メトキシエチル−、2−アミノエチル−、2−
ジメチルアミノエチル−2−カルボキシエチル−、プロ
ビル一、アリル−シクロプロピルメチル一、イソプロピ
ル一、3−ヒドロキシプロピル−、プロピニル一、3−
アミノプロピル−、ブチル一、第2−ブチル−、第3一
ブチル一、ブチル一(2)−、シクロブチル一、ペンチ
ル一、イソペンチル一、第3−ペンチル−、2−メチル
ブチル−、シクロペンチル一 ヘキシル−、シクロヘキ
シル一、シクロヘクス一2−エニル−、シクロペンチル
メチル一 ヘブチル−ベンジル−、2−フエニルエチル
一、オクチルーボルニル一、イソボルニル一、タンチル
一、ノニル一 デシル− 3−フエニループロピル一
3)1ーフエニループロプ一2−エニル−、ドデシル−
テトラデシル一 ヘキサデシル−及びオクタデシル基。
更に本発明は一般式1のプレグナン酸誘導体の製法に関
し、該方法は(a) 一般式: 〔式中、−A−B−、x、=Y−Z−、R,及びR2は
前記のものを表わす〕の化合物又はこの化合物の水和物
又はヘミアセタールをアルコールの存在で酸化作用を有
する重金属酸化物で酸化するか又は(b) 一般式: 〔式中、−A−B−、X1=Y−Z−、R1、R2及び
R3は前記のものを表わし、かつ20一ヒドロキシ基は
α一位又はβ一位であつて良い〕の化合物を不活性溶剤
中で酸化作用を有する金属酸化物又は金属塩で酸化する
か又はc) 一般式1の9−ハロゲンステロイドを製造
するために一般式1:〔式中、−A−B−、X.Rl、
R2及びR3は前記のものを表わす〕の化合物のΔ9(
11)−ニ重結合に自体公知の方法で・・ロゲン又は次
亜塩素酸又は次亜臭素酸を付加させ、所望により得られ
た9α−ハロゲン−11β−ヒドロキシステロイドを9
・11β一エポキシドに変換し、かつこれを弗化水素で
開環させるか又は(d) 一般式1のΔ1゜4−ステロ
イドを製造するために一般式1の1・2一位で飽和せる
化合物を脱水素し、かつ所望により一般式1の11−ヒ
ドロキシステロイドを酸化して11−ケトンにし、一般
式1のエステルを塩基性触媒の存在で最終的に所望のア
ルコールと反応させるか又はこれを鹸化することを特徴
とする。
(a)法における酸化作用を有する重金属酸化物として
は例えば酸化銀、酸化鉛()、鉛丹、酸化バナジウム(
V)、酸化マンガン()又は酸化クロム()を使用する
ことができるが、酸化クロム()は一般式の化合物が1
1−ヒドロキシ基を有しない場合にのみ使用できる。
反応は化合物1yに対して特に重金属酸化物0.5〜5
0y1殊に1〜10yを使用して実施する。この(a)
法ではアルコールとしては特に炭素原子1〜8個を有す
る低級又は中級、第一級又は第二級アルコールを使用す
る。
例えばメタノール、エタノール、プロパノール、イソプ
ロパノール、ブタノール、イソ−ブタノール、第2−ブ
タノール、アミノアルコール、イソアミルアルコール、
ヘキサノール、ヘプタノール又はオクタノールが挙げら
れる。これらのアルコールは同時に溶剤としても使用す
ることができる。勿論、これらアルコールに加えて更に
他の不活性溶剤を反応混合物に添加することも可能であ
る。かかる不活性溶剤は例えば次のものである:炭化水
素、例えばベンゾール、シクロヘキサン又はトルオール
、塩素化炭化水素、例えば塩化メチレン、クロロホルム
又はテトラクロルエタン、エーテル、例えばジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、
グリコールジメチルエーテル、ジオキサン又はテトラヒ
ドロフラン又は双極性、中性溶剤、例えばジメチルホル
ムアミド、N−メチルアセトアミド又はN−メチルピロ
リドン。(a)法を実施する際にこの反応工程をシアン
ニドイオンを触媒として添加下に実施すると意外にも反
応速度の著しい増大及び収率の著しい上昇が達成される
シアニドイオンを生成する試薬としては、特にアルカリ
金属シアン化物、例えばシアン化ナトリウム又はシアン
化カリウムを使用する〇特に化合物1モルにつきシアン
化物0.01〜10モル、殊に0.1〜1.0モルを使
用する。シアニドイオンを生成する試薬としてアルカリ
金属シアン化物を使用する場合、反応は有利にも反応混
合物にアルカリ金属シアン化物の中和に必要な量の鉱酸
(例えば硫酸、燐酸又は塩化水素)、スルホン酸(例え
ばp−トルオールスルホン酸)又はカルボン酸(例えば
蟻酸又は酢酸)を付加的に添加する様にして実施する。
(a)法の優れた実施形は−2『C〜+100℃の反応
温度、特にO℃〜+50℃の反応温度で実施する。
反応時間は反応温度及び反応成分の選択に依存し、(a
)法の優れた実施形では平均5〜120分である。一般
式の化合物を他の酸化剤の使用下に一般式1の化合物に
変換し得ることを挙げておく。
酸化剤としては例えば5・6−ジクロル−2・3ジシア
ノベンゾキノン又はトリフエニルテトラゾリウムクロリ
ドを使用することができるがこの酸化方法は(a)法よ
りも著しく高価である。(a)法の出発物質は相応する
21−ヒドロキシステロイドからこれを低級アルコール
、例えばメタノール、エタノール又はブタノールと酢酸
銅()の存在で10〜120分間室温で反応させること
により簡単に製造することができる。反応混合物の常用
の調製により得られる化合物は直接本発明方法の出発物
質として使用することができる。一般式!の化合物はま
た(b)法によつても製造することができる。(b)法
による本発明方法はステロイド化学で酸化の際に常用さ
れている不活性溶剤中で実施することができる。
適当な溶剤としては、例えば次のものである:炭化水素
、例えばシクロヘキサン、ベンゾール、トルオール又は
キシロール、塩素化炭化水素、例えば塩化メチレン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、テトラクロルエチレン又はク
ロルベンゾール、エーテル、例えばジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、グリコールジメチルエーテル
又はアニソール、ケトン、例えばアセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン又はアセトフエノン
又はアルコール、例えばメタノール、エタノール、イソ
プロパノール又は第3−ブタノール。本発明方法はまた
前記の溶剤の混合物中で実施しても良い。本発明におけ
る(b)法は酸化マンガン()又は酸化鉛()の使用下
に実施することができる。
この別法において高い収率を達成するために特にステロ
イド化学で酸化反応の際に常用の活性酸化マンガン()
を使用する。(b)法による反応は特にO℃〜150℃
の反応温度で実施する。
例えば一般式の化合物を室温か又は使用する溶剤の沸騰
温度で酸化することが可能である。一般式の出発物質の
20−ヒドロキシ基の配置は本発明方法の適用可能性に
とつて重要ではない。
従つて一般式の20α−ヒドロキシステロイド、一般式
の20β−ヒドロキシステロイド及びまたこれらの混合
物も同様に本発明方法により一般式1のプレグナン酸誘
導体に変換することができる。(b)法の出発物質は相
応する21−ヒドロキシ−20−オキソープレグナン誘
導体から製造することができる。
該誘導体をアルコール中に溶かし、この溶液に酢酸銅(
)を加えて数日間室温で攪拌する。次いでこの混合物に
アンモニア水を加え、例えば塩化メチレンで抽出し、有
機相を水で洗い、これを乾燥し、真空中で濃縮する。2
0α一及び20β−ヒドロキシステロイドの混合物から
成る粗生成物が得られる。
この混合物は引続き精製せずに本発明による(b)法の
出発物質として使用することができる。一般式1の9−
ハロゲンステロイドは(c)法により製造することがで
きる。
この(c)法では出発物質として一般式1のΔ9(11
)−ステロイドを使用するが、Δ9(11)−ステロイ
ド自体は相応する21一ヒドロキシステロイドから(a
)法又…b)法により製造することができる。Δ9(1
1)−[ワd結合へのハロゲンの付加は選択すべき多数の
可能性がある。
例えば、ハロゲン、例えば塩素又は臭素、又はハロゲン
相互の化合物、例えば一弗化塩素又は一塩化臭素、又は
ポリ・・ロゲン化物、例えば三沃化カリウム又はヨード
ニ塩化ベンゾールからのハロゲンを二重結合に直接付加
することができる。・・ロゲン付加は陽性及び陰性・・
ロゲンをΔ9(1)−ステロイドに同時に作用させると
特に良好に達成される。
陽性ハロゲンを含む試薬としては例えばハロゲンスクシ
ンイミド、ハロゲンアセトアミド又はハロゲン自体が該
当する。陰性・・ロゲンを生じる試薬としては例えばハ
ロゲン化水素及びアルカリ金属ハロゲン化物、殊にリチ
ウムハロゲン化物、例えば塩化リチウム及び臭化リチウ
ムが挙げられる。ステロイドのΔ9(1!)−[ワd結合
へのハロゲンの付加は常に正に負荷されているハロゲン
が分子の9位に、負に負荷されているハロゲンが分子の
11位に付加して生じる。
9位のハロゲンの原子量はハロゲンの公知の異なる電気
陰性度のために11位のハロゲンのそれよりも決して小
さくはない。
Δ0(ロ)−[ワd結合への・・ロゲン付加は特に一75
℃〜+50℃の温度で実施される。化合物のΔ9(10
−[ワd結合への次亜塩素酸又は次亜臭素酸の付加はこれ
に一般的に公知の操作方法により行なわれる。
優れた方法はΔ9(11)−コ結合を、水の存在でかつ
酸性反応媒体内で反応の経過中に次亜塩素酸又は次亜臭
素酸を遊離する試薬、従つて殊にハロゲンカチオンを形
成する試薬、例えばジブロムメチルヒダントイン、N−
ハロゲンアシルアミド、殊にN−クロル−又はN−ブロ
ムアセトアミド、又はN−ハロゲンアシルイミド、殊に
N−ブロム−又はN−クロルスクシンイミドで処理する
ことである。最終的に所望の方法生成物が9α−フルオ
ル化合物である場合には、9・11−[ワd結合への次亜
ハロゲン酸塩付加実施後同様に公知の方法で9α−ブロ
ム−(もしくはクロル一)11β−ヒドロキシ〜基を例
えば塩基性試薬、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸カリウム、酢酸カリウム、ピリジン等で特に
高めた反応温度で 5処理することにより閉環して9・
11−エポキシド環をつくり、引続き弗化水素酸で11
β−ヒドロキシ−9α−フルオル基に変換する。
同様に所望により式1の9α−ブロム−11β−ヒドロ
キシステロイドをエポキシド環を弗化水素ではなく、1
塩化水素で開環することにより、9α−クロル−11β
−ヒドロキシステロイドに変換することができる。この
反応の際に21一位にあるエステル基は場合により鹸化
される。(d)法により、一般式1の1・2一位で飽和
され 1たステロイドを脱水素して相応するΔ1゜4−
ステロイドにすることが可能である。
この脱水素は公知の操作方法により行なわれる。例えば
、ここでは二酸化セレン又はキノン、例えば2・3−ジ
クロル−5・6−ジシアンベンゾキノンによる化学 !
的脱水素を挙げる。二酸化セレンを使用する際には溶剤
として例えば第3−ブタノール、第3−アミルアルコー
ル又は酢酸エステルが適当である。
反応は少量の氷酢酸の添加により促進され、反応混合物
を還流下に加熱することにより達成される。反応は約1
0〜50時間後に終了する。2・3−ジクロル−5・6
−ジシアンーベンゾキノンを使用する際には有利には同
様に使用する溶剤の沸騰温度で操作する。
溶剤としては例えばアルコール、例えばエタノール、ブ
タノール及び第3−プタノール、酢酸エステル、ベンゾ
ール、ジオキサン、テトラヒドロフラン等が適当である
。反応を促進するために少量のニトロベンゾール又はp
−ニトロフエノールを添加しても良い。反応時間は5〜
50時間の間である。脱水素反応で溶剤としてアルコー
ルを使用する場合、式:R2OH〔式中、R2は前記の
ものを表わす〕のアルコールを使用するのが有利である
場合による手段として引続き実施する、一般式Iの11
β−ヒドロキシステロイドの相応する11−ケトン−の
酸化は公知の操作方法により例えばクロム酸を用いて行
なう。場合により引続き行なう21−エステルの鹸化フ
は自体公知の操作方法で実施する。
例えば、水中又は水性アルコール中での酸性触媒、例え
ば塩酸、硫酸、p−トルエンスルホン酸又は塩基性触媒
、例えば炭酸水素カリウム、炭酸カリウム、水酸化ナト
リウム又は水酸化カリウムの存在で実施するエステルの
鹸化が挙げられる。
場合により引続き行なわれる遊離酸のエステル化は同様
に自体公知の操作方法により実施する。例えば酸をジア
ゾメタン又はジアゾエタンと反応させ、相応するメチル
一又はエチルエステルが得られる。一般的に適用可能な
方法はカルボニルジイミダゾール、シンクロヘキシルカ
ルボジイミド又は無水トリフルオル酢酸の存在で酸をア
ルコールと反応させることである。更に、例えば酸を酸
化銅(1)又は酸化銀の存在でアルキルハロゲン化物と
反応させることが可能である。もう一つの方法は遊離の
酸を相応するジメチルホルムアミドアルキルアセタール
を用いて相応する酸アルキルエステルに変換することで
ある。
更に酸を著しく酸性の触媒、例えば塩化水素、硫酸、過
塩素酸、トリフルオルメチルスルホン酸又はpトルエン
スルホン酸の存在でアルコール又はアルコールの低級ア
ルカンカルボン酸エステルと反応させても良い。しかし
、またカルボン酸を酸塩化物又は酸無水物に変換し、こ
れを塩基性触媒の存在でアルコールと反応させることも
可能である。カルボン酸の塩は例えばエステルを塩基性
触媒で鹸化する際に、又は酸をアルカリ金属炭酸塩又は
アルカリ金属水酸化物、例えば炭酸ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素カリウム又は水酸化カリウムで中和する際に生じる
。更に、一般式1のエステルを塩基性触媒の存在で最終
的に所望のアルコールと反応させることが可能である。
この場合、塩基性触媒としては特にアルカリ金属−、ア
ルカリ土類金属一又はアルミニウムアルコラードを使用
する。この反応は特に0〜180℃の反応温度で実施さ
れる。この反応では最終的な所望によるアルコールを過
剰で、特にステロイド1モルにつきアルコール10〜1
000モルで使用する。このアルコールは場合により他
の溶剤、例えばエーテル、例えばジ一n−ブチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、グリコールジメ
チルエーテル、又は双極性、中性溶剤、例えばジメチル
ホルムアミド、N−メチルアセトアミド、ジメチルスル
ホキシド−N−メチルピロリドン又はアセトニトリルで
希釈しても良い。この反応の変更形はステロイド1モル
当り特に塩基性触媒1モルよりも少量で使用して実施す
る。特に反応の実施にはステロイド1モル当り塩基性触
媒0.0001〜0.5モルを使用する。本発明方法の
出発化合物として一般式又はの11β−アシルオキシ化
合物を使用する場合、これらの化合物を簡単な方法で、
相応する11β.21−ジアシルオキシ化合物を穏やか
な条件下で鹸化し(例えば、アルコール溶液中で炭酸カ
ルシウムで処理することにより)、次いでこのようにし
て得られた11β−アシルオキシ−21−ヒドロキシス
テロイドを前記の様に相応する21−アルデヒド又は2
1一酸に変換する。
一般式1の化合物は有用な医薬用作用物質又は医薬用作
用物質製造のための有用な中間生成物である。
一般式1の薬物学上有効な化合物は局所的に適用する際
に卓抜な抗炎作用を有し、更に全身に適用する場合には
実際に有効ではないという利点を有する。
この新規化合物はガレーヌス製剤学に常用の賦形剤と組
合せて接触性皮膚炎、種々の湿疹、皮膚神経症、紅皮症
、火瘍、外陰及び肛門掻痒、赤狐紅斑性狼瘉皮膚、乾廚
、扁平及び恍状紅色苔癖及び同様の皮膚病の局所的治療
に適する。
医薬品の製造は常法で適当な添加物とともに作用物質を
所望の投与形、例えば溶液、ローシヨン、軟膏、クリー
ム又は硬膏に変える。
このようにして加工した医薬中の作用物質の濃度は投与
形に依存する。ローシヨン及び軟膏の場合には特に0.
001〜1%の作用物質の濃度を使用する。次に本発明
の方法による化合物の血管収縮作用を公知の化合物の作
用と比較した試験について記載する。血管収縮試験 ヒトの皮フに以下のようにして充血を生じせしめた。
男性および女性の志願被験者の背に幅2CILのサテフ
イルム(Tesafilm)で20回重ねて置いて剥ぐ
ことにより角質層を破壊し、そのようにして明らかな充
血が得られた。
被験範囲内の特徴を示す面積4cdの部分に軟こう調剤
約50Tn9を塗布した。
軟こう基材(作用物質なし)を盲検値として用いる。塗
布1、4、6および8時間後に背を観察するとともにコ
ダツクカラーフイルムで撮影した。
充血および血管収縮を判断するためにカラーフイルム土
の各皮フ面積の色を明るさの値に変換した。カラーフイ
ルムから絞りを通して干渉フイルタ一上に投映された局
部は明るさが異なつている。明るさの指示器としてFS
9A型式の二次電子倍増管を使用した。色価の測定のた
めに二次電子倍増管のアノード電流を測定した。比較し
得る出発値を得るために相対値を使用する、それという
のも未処理の皮フの色も充血範囲の赤色化も個々に異な
つているからである。
未処理の皮フの色価を100とし、被験皮フの色価を0
とした。血管収縮状態にある皮フ(く100〉)に対す
る相対的色価を測定した。
僅かな、中程度のかつ高い血管収縮を0〜100に相応
して評価した。
種々の被験者および種々の背の部分の検査から得られた
平均値を表に挙げる。
化合物1およびは公知化合物である(特願昭47−19
316号明細書)。
化合物は市販の調剤フルオルシノードであり、0.3〜
/Kgで浮腫阻害作用42%、および0.3即/K9で
胸腺組織融解25%を有する。したがつて局所適用には
化合物1〜よりも適さない。本発明によるメチルエステ
ル()が公知のメチルエステル(1)よりも有意に著し
い抗炎作用を有することは表から明白である。
同様に本発明によるブチルエステル(〜)は公知のブチ
ルエステル()よりも著しく作用を示す。本発明による
化合物〜は公知の化合分1およびと同様全身系適用の場
合には実質的に有効ではない。
次に実施例につき本発明を詳説する。
川 1 → メタノール250Tf11中の9α−フルオル11
β.21−ジヒドロキシ−16α・17αーイソプロピ
リデンジオキシ一1・4−プレグナジエン一3・20−
ジオン2.0f7の溶液にメタノール250m1中の酢
酸銅()500mfi1を加え、かつ30分空気の導通
下に撹拌する。
この反応混合物をジクロルメタンで希釈し、希塩化アン
モニウム溶液及び水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、
真空中で蒸発濃縮する。収量は粗生成物として9α−フ
ルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α−イソプ
ロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4−プ
レグナジエン−21−アール2.1tである。(b)
このようにして得られたアルデヒド1.0yをメタノ一
ル50ml及びジクロルメタン10ml中に溶かし、こ
の溶液をシアン化カリウム160mg、酢酸1.0ml
及び酸化マンガン(■)2.0Vを添加した後に5分攪
拌する。
酸化マンガン(■)を瀘別し、瀘液をジクロルメタンで
希釈し、水で洗い、乾燥し、かつ真空中で蒸発濃縮する
。残渣に珪酸ゲル上で塩化メチレン/アセトン傾斜濃度
液(0〜30%−アセトン)を用いてクロマトグラフイ
ー処理を施す。収量は9α−フルオル−11β−ヒドロ
キシ−16α・17α−イソプロピリデンージオキシ−
3・20−ジオキソ−1・4−プレグナジエンー21一
酸−メチルエステル5787Vである。融点325℃(
分解下)。〔α〕V=+55°(クロロホルム)。U■
:ε2,8=15600(メタノ一ル)。例2 メタノ一ル1000ml中の9α−フルオルー11β・
21−ジヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデ
ンジオキシ−1・4−プレグナジエン−3・20−ジオ
ン10f7の溶液に酢酸銅(■)5rを加え、室温で1
20時間撹拌する。
この溶液を真空中で濃縮し、残渣をジクロルメタンに吸
収する。溶液を10%の水酸化アンモニウム溶液及び水
で洗い、乾燥し、かつ蒸発濃縮する。このようにして得
られた9α−フルオル−11β・20α−ジヒドロキシ
−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ−3−オ
キソ−1・4−プレグナジエン−21一酸一メチルエス
テル及び9α−フルオル−11β・20β−ジヒドロキ
シー16α・17α−イソプロピリデンジオキシ−3ー
オキソ−1・4−ブレグナジエン−21一酸一メチルエ
ステルの混合物をジクロルメタン500m2中に溶かし
、酸化マンガン(■)500Vを加え、室温で24時間
攪拌する。瀘過後濃縮して残渣に珪酸ゲル上でクロマト
グラフイー処理する。8〜12%−アセトン/塩化メチ
レンを用いて溶離させ、アセトン/ヘキサンから再結晶
後、9α一フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・1
7α−イソプロピリデンジオキシ−3・20−ジオキソ
−1・4−プレグナジエン−21一酸一メチルエステル
1.73yが得られる。
融点324℃(分解下)。〔α〕V:+53°(クロロ
ホルム)。UV:ε238=16100(メタノ一ル)
。例39α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・
17α−イソプロピリデンジオキシ−3・20ージオキ
ソ−1・4−プレグナジエン−21−アール 2.1f
7を例1bに記載した条件下で、しかしながらブタノ一
ル中で反応させる。
収量:9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・
17αーイソプロピリデンージオキシ−3・20−ジオ
キソ−1・4−プレグナジエン−21一酸一ブチルエス
テル585η。融点281℃(分解下)。〔α〕25:
+47°(クロロホルム)。UV:D゜ε238=16
000(メタノ一ル)。
例4 9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α●17α
−イソプロピリデンジオキシ−3・20−ジオキソ−1
・4−プレグナジエン−21−アール 5.0tを例1
bで記載した条件下だがぺンタノ一ル中で反応させた。
収量:9α−フルオルー11β−ヒドロキシ−16α・
17α−イソプロピリデンージオキシ−3・20−ジオ
キソ−1・4−プレグナジエン−21一酸一ペンチルエ
ステル 2.581o融点247℃o〔α〕甘:+45
°(クロロホルム)。UV:ε238=15900(メ
タノ一ル)。例5 プロパノ一ル80mt中の9α−フルオルー11β−ヒ
ドロキシ−16α・17α−イソプロピリデンージオキ
シ−3・20−ジオキシ−1・4−プレグナジエン−2
1一酸−ペンチルエステル500ηの溶液にカリウムー
第3−ブチラート100ηを加え、5時間室温で窒素下
に攪拌する。
溶液をジクロルメタンで希釈し、希酢酸、炭酸水素ナト
リウム溶液及び水で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥し、
真空中で蒸発濃縮する。この粗生成物をアセトンーヘキ
サンから再結晶する。収量:9α−フルオル−11β−
ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジオキ
シ−3・20ージオキソ−1・4−プレグナジエン−2
1一酸一プロピルエステル230〜。融点285℃(分
解下)。〔α〕25:+49°(クロロホルム)。0
D UV:ε238=:15900(メタノ一ル)。
例6例5で記載した条件下で9α−フルオル−11β−
ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジオキ
シ一3・20−ジオキソ一1・4一プレグナジエン一2
1一酸−ペンチルエステル5007Vをイソプロピルア
ルコールと反応させて9α−フルオル−11β−ヒドロ
キシ−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3
・20ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸一
イソプロピルエステルに変換する。
収量:291η。融点286℃(分解下)。〔α〕も5
:+51(クロロホルム)。UV:ε238=1590
0(メタノール)。例7 例5で記載した条件下で9α−フルオル 11β−ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデ
ンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4一プレグナジ
エン一21一酸−ペンチルエステル350〜をエタノー
ルを用いて9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16
α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジ
オキソ一1・4一プレグナジエン一21一酸一エチルエ
ステルに変換する。
収量:119即。融点288℃(分解下)。〔α〕25
:+46。(クロロホルム)。0DUV :ε238=15700(メタノール)。
例8 例5で記載した条件下に9α−フルオル−11β−ヒド
ロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一
3・20−ジオキソ一1・4ープレグナジエン一21一
酸−メチルエステル100ηをデカノールを用いて9α
−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α−イ
ソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4
一プレグナジエン一21一酸−デシルエステルに変換す
る。
収量:結晶化していない油状物110弓例9 9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α
−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1
・4−プレグナジエン一21一酸メチルエステル250
Tf!9を例5で記載した条件下で2−プロペン−1−
オールで9α7ーフルオル一11β−ヒドロキシ−16
α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジ
オキソ一1・4ープレグナジエン一21一酸−2−プロ
ペニルエステルに変換する。
収量:183η。例10 9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α
−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1
・4−プレグナジエン一21一酸ペンチルエステル 2
50m9を例5で記載した条件下で2−プロピン.−1
−オールを用いて9αーフルオル−11β−ヒドロキシ
−16α・17αーイソプロピリデンジオキシ一3・2
0−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−2
−プロピニルエステルに変換する。
収量:120my0例11ジクロルメタン50m1及び
メタノール60m1中の9α−フルオル−11β−ヒド
ロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一
3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一
酸一ペンチルエステル 810ヮの溶液に水5m1中の
水酸化カリウム960ワの溶液を加え、30分窒素下で
室温で撹拌する。
アルカリ性反応溶液に引続き水を加え、ジクロルメタン
で抽出する。水相を2N一塩酸で酸性にし、同様にジク
ロルメタンで抽出する。2度目のジクロルメタン相を水
で洗い乾燥し、真空中で30℃で蒸発濃縮する。
残渣を少量のテトラヒドロフラン中にとり、結晶化が開
始するまで酢酸エステルを加える。融点293℃(分解
下)の9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・
17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキ
シ−1・4−プレグナジエン一21一酸490〜が得ら
れる。〔α〕25:0D+571(ピリジン)。
UV:ε238=15300(メタノール)。例12 9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α
−イソプロピリデンジオキシ一3・20ジオキソ一1・
4−プレグナジエン一21一酸100〜をメタノール1
5m1中に溶かし、メタノール中の水酸化カリウムの−
N一溶液2.23m1を加える。
溶剤を真空中で十分に蒸発させ、残渣にエーテル25m
1を加える。沈殿した9α−フルオル−11β−ヒドロ
キシ−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3
・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸
のナトリウム塩を吸引瀘過し、真空中で乾燥する。収量
:93T90例13 6α・9α−ジフルオル−11β・21−ジヒドロキシ
−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一1・4
−プレグナジエン一3・20−ジオン 1.0yを例1
aに記載した条件下で酸化して6α・9α−ジフルオル
−11β−ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリ
デンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4−ブレグナ
ジエン一21−アールにする。
このようにして得られた生成物5007r1fi!を例
1bで記載した条件下で6α・9α−ジフルオル−11
β−ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジ
オキシ一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン
一21一酸一メチルエステルに変換する。収量:277
▼。融点314℃(分解下)。〔α〕25:+43。(
クDロロホルム)。
UV:ε238=16500(メタノール)。例14 6α・9α−ジフルオル−11β−ヒドロキシー16α
・17α−イソプロピリデンジオキシ3・20−ジオキ
ソ一1・4−ブレグナジエン21−アール 500〜を
例1bで記載した条件下だが、ブタノール中で酸化バナ
ジウム(V)で6α・9α−ジフルオル−11β−ヒド
ロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一
3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21−
酸−ブチルエステルに変換する。
収量:364〜。融点248℃(分解下)。〔α〕25
:+550D(ピリジン)。
UV:ε238=16400(メタノール)。例15 例1aに記載した条件下で6α−フルオル−9α−クロ
ル−11β●21−ジヒドロキシ−16α・17α−イ
ソプロピリデンジオキシ一1・4−プレグナジエン一3
・20−ジオンを酸化し−て21−アルデヒドとし、こ
れを例1bに記載した条件下でブタノールを用いて6α
−フルオル−9α−クロル−11β−ヒドロキシ−16
α・17α−イソプロピリデンオキシ一3・20−ジオ
キソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−ブチルエス
テルに変換する。
収量:336119。融点:296℃(分解下)。〔α
〕L5:+681(クロロホルム)。UV:ε238=
16100(メタノール)。例16 6α−フルオル−9α−クロル−11β−ヒドロキシ−
16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20
−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−ブチ
ルエステル150ηを例5で記載した条件下でメタノー
ル中で6α−フルオル−9α−クロル−11β−ヒドロ
キシ−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3
・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸
一メチルエステルに変換する。
収量:98η。融点:329℃(分解下)。〔α〕V:
+74η(クロロホルム)。UV:ε238=1620
0(メタノール)。例17 例1で記載した条件下で6α−フルオル−11β・21
−ジヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジ
オキシ一1・4−プレグナジエン一3・20−ジオン
3.07を酸化してアルデヒドにし、これをエタノール
で6α−フルオルー11β−ヒドロキシ−16α・17
α−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一
1・4−プレグナジエン一21一酸一エチルエステルに
変換する。
収量:1.567。融点:279℃(分解下)。〔α〕
V:+51。(クロロホルム)。UV:ε242=16
300(メタノール)。例18例5で記載した条件下で
6α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α
−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1
・4−プレグナジエン一21一酸−エチルエステル75
0myをブタノールを用いて6α−フルオル−11β−
ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジオキ
シ一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一2
1一酸−ブチルエステルに変換する。
収量:451ワ。融点294℃(分解下)。〔α〕V:
+54℃(クロロホルム)。UV:ε242=1660
0(メタノール)。例196α−フルオル−9α●11
β−ジクロル−16α・17α−イソプロピリデンジオ
キシ一1・4−プレグナジエン一3・20−ジオン15
0ワを例1に記載した条件下で相応する21−アルデヒ
ドを経て6α−フルオル−9α・11β−ジクロル−1
6α●17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20−
ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸一メチル
エステルに変換する。
収量:86Tf190融点330℃(分解下)。〔α〕
V:+86f(クロロホルム)。UV:ε237=15
900(メタノール)。例20 例1aに記載した条件下で6α−フルオル−9α・11
β−ジクロル−16α・17α−イソプロピリデンジオ
キシ一1・4−プレグナジエン3・20−ジオン 75
ワを酸化して21−アルデヒドとし、これを例1bに記
載した条件下でブタノールで6α−フルオル−9α・1
1β−ジクロル−16α・17α−イソプロピリデンジ
オキシ一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン
一21一酸一ブチルエステルに変換する。
収量:37η。融点246℃〔α〕25:+84収D(
クロロホルム)。
UV:ε237=16100(メタノール)。例21 例1aに記載した条件下で6α・11β−ジフルオル−
16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一1・4−
プレグナジエン一3・20−ジオン500ηを酸化して
21−アルデヒドにし、これを例1bに記載した条件下
でプタノールで6α・11β−ジフルオル−9α−クロ
ル−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・
20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸ブ
チルエステルに変換する。
収量:416即。融点:330℃よりも高い。〔α〕2
5:+55融D(クロロホルム)。
UV:ε236=15800(メタノール)。例22 例1aで記載した条件下で6α−フルオル−11β・2
1−ジヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデン
ジオキシ一4−プレグネン一3・20−ジオン 300
ηを酸化して21−アルデヒドとし、これを例1bに記
載した条件下にブタノールで6α−フルオル−11β−
ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジオキ
シ一3・20−ジオキソ一4−プレグネン一21一酸一
ブチルエステルに変換する。
収量:129ワ。融点262℃(分解下)。〔α〕25
:+85。(クロ0D口ホルム)。
UV:ε236−16100(メタノール)。例23 例1に記載した条件下で11β・21−ジヒドロキシ−
16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一1・4−
プレグナジエン一3・20−ジオン 5,0yを21−
アルデヒドを経て11β−ヒドロキシ−16α・17α
−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1
・4−プレグナジエン一21一酸一メチルエステルに変
換する。
収量:3.8y0例24 11β−ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデ
ンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジ
エン一21−酸−メチルエステル1.07を例5で記載
した条件下でブタノール中でエステル交換する。
収量:11β−ヒドロキシ−16α・17α−イソプロ
ピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4−プレ
グナジエン一21−酸一ブチルエステル633ηo融点
253℃o〔α〕25:+53ル(クロロホルム)。D 例25 11β−ヒドロキシ−16α・17α−(1一フエニル
エチリデンジオキシ)−1・4−プレグナジエン一3・
20−ジオン 500ηを例1で記載した条件下で21
〜アルデヒドを経て11βヒドロキシ−16α・17α
−(1−フエニルエチリデンジオキシ)−3・20−ジ
オキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸〜メチルエ
ステルに変換する。
収量:210即。融点228℃。〔α〕25:一192
(クロロホルム)D゜O 例26 6α−フルオル−21−ヒドロキシ−16α・17α−
イソプロピリデンジオキシ一4−プレグネン一3・20
−ジオン 2.0yを例1に挙げた条件下で21−アル
デヒドを経て6α−フルオル16α・17α−イソプロ
ピリデンジオキシ3・20−ジオキソ一4−プレグネン
一21一酸一メチルエステルに変換する。
収量:940即。融点149℃o〔α〕25:+58:
(クロロホル0D゜ム)。
例27 21−ヒドロキシ−16α・17α−イソフロピリデン
ジオキシ一4−プレグネン一3・20−ジオン 1.0
yを例1aで記載した条件下で酸化して21−アノレデ
ヒドとし、これを秒111bで言v成した条件下でブタ
ノールで16α・17α−イソプロピリデンージオキシ
一3・20−ジオキソ一4−プレグネン一21一酸−ブ
チルエステルに変換する。
収量:435〜。例28 11β・21−ジヒドロキシ−16α・17α一イソプ
ロピリデンジオキシ一6α−メチル−1・4−プレグナ
ジエン一3・20−ジオン750ηを例1aで記載した
条件下で酸化して21−アルデヒドとし、これを例1b
で記載した条件下でブタノールで11β−ヒドロキシ−
16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20
−ジオキソ一6α−メチル−1・4−プレグナジエン一
21一酸−ブチルエステルに変換する。
収量:320η。例29 21−ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデン
ジオキシ一1・4・9a1)−プレグナトリエン一3・
゜20−ジオン2.07を例1で記載した条件下で21
−アルデヒドを経て16α・17α−イソプロピリデン
ジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4・9(自)−プ
レグナトリエン一21一酸−メチルエステルに変換する
収量:860〜。例30弗化水素3m1に−70℃でジ
メチルホルムアミド1m1.N−クロルスクシンイミド
2r及び16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一
3・20−ジオキソ一1・4・9(自)−プレグナトリ
エン一21一酸−メチルエステル860〜を−70℃で
加える。
反応混合物を−30℃で24時間保持し、引続き25%
一水酸化アンモニウム溶液25m1と氷25f7の混合
物中に撹拌混入する。沈殿した生成物を瀘取し、塩化メ
チレンに溶かす。溶液を水で洗い、乾燥し、真空中で蒸
発濃縮する。残渣を珪酸ゲル上でアセトン/ヘキサン傾
斜濃度液(0〜30%−アセトン)を用いてクロマトグ
ラフイ一処理を行なう。11β−フルオル−9α−クロ
ル−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・
20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−
メチルエステル220〜を溶離する。
例31 9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α
−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1
・4−プレグナジエン一21一酸一ブチルエステル 2
50ηをアセトン5m1中に溶かし、8N一硫酸中の2
N一酸化クロム()溶液0.25m1を加える。
5分後メタノール1m1を加え、水で沈殿させ、生成物
を吸引瀘過し、水で中性になるまで洗い、真空中で乾燥
する。
アセトン/ヘキサンから再結晶して9α−フルオル−1
6α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・11・
20−トリオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸
−ブチルエステル210〜を得る。融点162℃。〔α
〕V=+751。例 32(参考) 軟膏の組成: 例 34(参考) 点眼薬の組成: 6α−フルオル−9・11β−ジクロル−16α・17
α−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一
1・4−プレグナジエン一21−酸−ブチルエステル1
00ワをひまし油100m1中に溶かす。
溶液をクロラムフエニコール(又は他の静菌剤)200
η添加後殺菌的に濾過し、かつ無菌状態で注入する。例
35(参考) 点耳液の組成: 6α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α
−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1
・4−プレグナジエン一21一酸一エチルエステル10
0ワ及びクロラルフエニコール(又は他の静菌剤)20
0即を1・3−プロピレングリコール/エタノール(9
:1)100m17中に溶かす。
例36 (a)メタノール中の21−ヒドロキシ−16α・17
α−イソプロピリデンージオキシ一1・4ープレグナジ
エン一3・20−ジオン560叩の溶液を例1aと同様
にして反応させる。
収量は粗生成物としての16α・17α−イソプロピリ
デンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナ
ジエン一21−アール 729Tn9である。(b)こ
の様にして得られたアルデヒド729即を例1bに記載
した条件下だがエタノール中で反応させる。
収量:16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3
・20−ジオキソ一1・4一プレグナジエン一21一酸
一エチルエステル284m9。融点207〜208℃。
〔α〕も5:+33m(クロロホルム)。UV:ε24
3=16100(メタノール)。例37 (a)メタノール中の21−ヒドロキシ−16α・17
α−イソプロピリデンジオキシ一1・4−プレグナジエ
ン一3・20−ジオン700〜の溶液を例1aと同様に
して反応させて16α・17α−イソプロピリデンジオ
キシ一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一
21ーアールとする。
(b)この様にして得られた粗製アルデヒドを例1bに
記載した条件下だが、ブタノール中で反応させる。
収量:16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3
・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸
−ブチルエステル318mfi!。融点145〜146
℃。〔α〕も5:+34m(クロロホルム)。UV:ε
243=16300(メタノール)。例38 (a)メタノール中の21−ヒドロキシ−16α・17
α−イソプロピリデンジオキシ一1・4・9U1)−プ
レグナトリエン一3・20−ジオン500〜の溶液を例
1aと同様にして反応させて16α・17α−イソプロ
ピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4・9a
υ−プレグナトリエン一21−アールによる。
(b)このようにして得られたアルデヒドを例1bに記
載した条件下だがエタノール中で反応させる。
収量:16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3
・20−ジオキソ一1・4・9a0−プレグナトリエン
一21一酸−エチルエステル290ワ。融点122〜1
23℃〔α〕25:0D一220(クロロホルム)。
U:ε238=15900(メタノール)。例39 (a)メタノール中の21−ヒドロキシ−16α・17
α−イソプロピリデンジオキシ一1・4・9(自)−プ
レグナトリエン一3・20−ジオン700ηの溶液を例
1aと同様にして反応させて16α・17α−イソプロ
ピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4・90
0−プレグナトリエン一21−アールにする。
(b)この様にして得られたアルデヒドを例1bに記載
した条件下だがブタノール中で反応させる。
水量:油状物としての16α・17α−イソプロピリデ
ンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4・9aυ−プ
レグナトリエン一21一酸−ブチルエステル175〜。
〔α〕も5:一22−(クロロホルム)。UV:ε23
8=14200(メタノール)。例40 例1aに記載した条件下で11β・21−ジヒドロキシ
−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一1・4
−プレグナジエン一3・20−ジオン 700ηを酸化
して21−アルデヒドにする。
これを例1bに記載した条件下でエタノールを用いて1
1β−ヒドロキシ−16α・17αーイソプロピリデン
ジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエ
ン一21一酸−エチルエステルに変換する。収量:33
1〜。融点260〜261℃。〔α〕25:+53融(
クロロ0D゜ホルム)。
UV:ε242=15300(メタノール)。例41 例1aに記載した条件下で11β・21−ジヒドロキシ
−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一1・4
−プログナジエン一3・20−ジオン560T!19を
酸化して21−アルデヒドとし、これを例1bに記載し
た条件下でシクロヘキサノールで11β−ヒドロキシ−
16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20
−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−シク
ロヘキシルエステルに変換する。
収量:141即。融点274〜275℃。〔α〕25:
+58融(クロロ0D゜ホルム)。
UV:ε242=15400(メタノール)。例42 例1aに記載した条件下で9α−クロル−11β・21
−ジヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリテンジ
オキシ一1・4−プレグナジエン一3・20−ジオン5
00r19を酸化して21アルデヒドとし、これを例1
bに記載した条件下でブタノールで9α−クロル−11
β−ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジ
オキシ一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン
一21一酸一ブチルエステルに変換する。
収量;185ηo融点247.5〜2485℃(分解下
)。〔α〕も5:+757(ピリジン)。UV:ε23
,=15300(メタノール)。例43 0υ 例1aに記載した条件下で21−ヒドロキシ−16α・
17α−イソプロピリデンジオキシ一1・4−プレグナ
ジエン一3・11・20−トリオン500ワを酸化して
21−アルデヒドにし、これを例1bに記載した条件下
でエタノールで16α・17α−イソプロピリデンジオ
キシ一3・11・20−トリオキソ一1・4−プレグナ
ジエン一21一酸−エチルエステルに変換する。
収量:161W9。融点184〜185℃。〔α〕25
:0D゜+1059(クロロホルム)。
UV:ε238=15900(メタノール)。例44 例1aに記載した条件下で21−ヒドロキシ−16α・
17α−イソプロピリデンジオキシ一1・4−プレグナ
ジエン一3・11・20−トリオン600〜を酸化して
21−アルテヒドにする。
これを例1bに記載した条件下でブタノールで16α・
17α−イソプロピリデンジオキシ一3・11・20−
トリオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸一ブチ
ルエステルに変換する。収量:301即。融点131〜
133℃。〔α〕25:00D゛96D(クロロホルム
)。
UV:ε23,=15700(メタノール)。例45 塩化メチレン中の9α−クロル−11β−ヒドロキシ−
16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20
−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−ブチ
ルエステル500ワをコリンズ(COllins)一試
薬で90分処理する。
引続き水で沈殿させ、沈殿物を単離し、かつアセトン/
ヘキサンから再結晶する。収量:9α−クロル−16α
・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・11・20
−トリオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−ブ
チルエステル420ワ。融点198〜200℃。〔α〕
25:+153融(クロ0D口ホルム)。
UV:ε237=15900(メタノール)。例46 例1aに記載した条件下で9α・11β−ジクロル−2
1−ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジ
オキシ一1・4−ブレグナジエン一3・20−ジオン7
50ワを酸化して21−アルデヒドにする。
これを例1bに記載した条件下でブタノールで9α・1
1β−ジクロル−16α・17α−イソプロピリデンジ
オキシ一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン
一21一酸−ブチルエステルに変換する。収量:300
〜o融点242〜243℃(分解下)。〔α〕H:+1
012(クロロホルム)。
UV:ε237一15500(メタノール)。例47 9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α
−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1
・4−プレグナジエン一21−アール 1.9Vを例1
bに記載した条件下だがシクロヘキサノール中で反応さ
せる。
収量:9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・
17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキ
ソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−シクロヘキシ
ルエステル451η。融点274℃(分解下)。〔α]
V:+641(ピリジン)。UV:ε238一1570
0(メタノール)。例48 9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α
−イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1
・4−プレグナジエン一21一酸700ηをメタノール
200m1中で溶かし、この溶液に濃水酸化アンモニウ
ム溶液1m1を加える。
溶剤を真空中で溜去し、油状の残渣にジエチルエーテル
を加え、その際9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−
16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20
−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸のアン
モニウム塩が白色の沈殿物として沈殿する。吸引瀘過及
び乾燥後482〜が得られる。融点239℃。〔α〕2
5:+3100D(メタノール)。
UV:ε238−15700(メタノール)。例49 例1aで記載した条件下で6α−フルオル−21−ヒド
ロキシ−16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一
4−プレグネン一3・20−ジオン 3.47を酸化し
て21−アルデヒドにする。
引続きこれを例1bで記載した条件下でブタノールで6
α−フルオル−16α・17α−イソプロピリデンジオ
キシ一3・20−ジオキソ一4−プレグネン一21一酸
一ブチルエステルに変換する。収量:1.63y0融点
185℃。〔α〕25:JIOOl+56O(クロロホ
ルム)。
UV:ε235=ノ17000(メタノーノ(へ)。
例50 6α−フルオル−16α・17α−イソプロピリデンジ
オキシ一3・20−ジオキソ一4−プレグネン一21一
酸−ブチルエステル 1.07とベンゾール3m1中に
溶かす。
2・3−ジクロル−5・6−ジシアン−1・4−ベンゾ
キノン 1.07の添加後3時間沸騰加熱する。
溶剤を真空中で除去し、残渣をクロマトグラフイ一にか
ける。12〜20%−アセトン/ヘキサンで溶離してア
セトン/一\キサンから再結晶後6α−フルオル−16
α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20ジオ
キソ一1・4−プレグナジエン一2一酸−ブチルエステ
ル450即が得られる。
融点197℃o〔α〕R:+260(クロロホルム)。
UV:ε241=18000(メタノール)。例51 例1に記載した条件下で21−ヒドロキシ16α・17
α−イソプロピリデンジオキシ一1・4−プレグナジエ
ン一3・20−ジオン1.5yを相応する21−アルデ
ヒドを経て16α・17α一イソプロピリデンジオキシ
一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21
一酸−メチルエステルに変換する。
収量800η。融点216℃。〔α〕W:+39収(ク
ロロホルム)。例5216α・17α−イソプロピリデ
ンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジ
エン21一酸−メチルエステル 500ηを例11に記
載した条件下で鹸化する。
16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・20
−ジオキソ1・4−プレグナジエン一21一酸 450
即が得られる。
融点234℃(分解)。〔α〕v:+44る(メタノー
ル)。例53 例12に記載した条件下で16α・17α−イソプロピ
リデンジオキシ一3・20−ジオキソ一21一酸 20
0ηをナトリウム塩に変換する。
収量1817T190融点〉300℃。〔α〕25:0
D゜+20 例54 例1aに記載した条件下で21−ヒドロキシ16α・1
7α−イソプロピリデンオキシ一1・4−プレグナジエ
ン一3・20−ジオン800ワを酸化して21−アルデ
ヒドにする。
これを例1bに記載した条件下だがシクロヘキサノール
中で16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一3・
20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−
シクロヘキシルエステルに変換する。収量:344ηo
例55 9α−フルオル−11β・21−ジヒドロキシ−16α
・17α−(1−フエニルエチリデンジオキシ)−1・
4−プレグナジエン一3・20−ジオン1.0yを例1
aに記載した条件下で酸化してアルデヒドにする。
これを例1bに記載した製法と同様にしてしかしながら
ブタノールで9α一フルオル一11β−ヒドロキシ−1
6α・17α一(1−フエニルエチリデンジオキシ)−
3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一
酸−ブチルエステルに変換する。収量:570η。融点
217℃o〔α〕W:一32量(クロロホルム)。U:
ε239=15300(メタノール)。例56 11β・21−ジヒドロキシ−16α・17α一(1′
−フエニルエチリデンジオキシ)−1・4一プレグナジ
エン一3・20−ジオン590〜を例1aに記載した条
件下に酸化して21−アルデヒドにする。
この様にして得られたアルデヒドを例1bに記載した条
件下だがブタノール中で反応させて11β−ヒドロキシ
−16α・17α−(1′−フエニルエチリデンジオキ
シ)−3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一
21一酸−ブチルエステルにする。収量:261〜o融
点211℃。〔α〕W:一26量(クロロホルム)。U
V:ε23,−15700(メタノール)。例57(a
)アセトン100m1及び氷酢酸1.5m1中の11β
・21−ジアセトキシ−1・4・16−プレグナトリエ
ン一3・20−ジオン1.06yの溶液をO℃でアセト
ン80m1中の過マンガン酸カリウム440W9の溶液
で処理する。
生じた褐色軟マンガン鉱を瀘別し、瀘液を塩化メチレン
で希釈後炭酸水素ナトリウム溶液で中和するまで洗う。
有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥及び濃縮後16α・1
7α−ジヒドロキシ−11β・21−ジアセトキシ−1
・4−プレグナジエン一3・20−ジオン1.037が
得られる。
(b)この様にして得られたグリコールにアセトン14
0m1及び70%の過塩素酸1m1を加え、1時間室温
で攪拌する。
引続き混合物を水で希釈し、塩化メチレンを加え、有機
相を分離し、これを中和するまで洗い、硫酸ナトリウム
上で乾燥し、濃縮乾燥する。融点252〜253℃o〔
α〕25:+133融(クロロホルム)のDl6α・1
7α−イソプロピリデンジオキシ一11β・21−ジア
セトキシ−1・4−プレグナジエン一3・20−ジオン
1.15yが得られる。
(c)メタノール120m1中の16α・17α−イソ
プロピリデンジオキシ一11β・21−ジアセトキシ−
1・4−プレグナジエン一3・20一ジオン 1.0t
の溶液を10%の炭酸カリウム水溶液1m1の添加後2
0分室温で攪拌する。
希酢酸で中和後濃縮し、常法で後処理する。調製薄層プ
レートを介してクロロホルム/アセトン(8:2)系中
で分離して融点133〜134℃、〔α〕25:+91
点(メタノール)ゝ Dの21−ヒドロキシ−
16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一11β−
アセトキシ−1・4−プレグナジエン一3・20−ジオ
ン450ηが生成される。
UV:ε240=14900(メタノール)。
d)メタノール62.5m1中の21−ヒドロキシ−1
6α・17α−イソプロピリデンジオキシ一11β−ア
セトキシ−1・4−プレグナジエンー3・20−ジオン
500ワの溶液にメタノール62.5W11中の酢酸
銅()125ワを加え、1.5時間空気の導通下に撹拌
する。
反応混合物を塩化メチレンで希釈し、塩化アンモニウム
溶液及び水で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中
で蒸発濃縮し、16α・17α−イソプロピリデンジオ
キシ一11β−アセトキシ−3・20−ジオキソ一1・
4−プレグナジエン一21−アール 596即が得られ
る。:)この様にして得られたアルデヒド596ηを塩
化メチレン5.5m1及びn−ブタノール30m1中に
溶かし、溶液をシアン化カリウム90即、酢酸0.55
m1及び酸化マンガン()1.1yの添加後30分攪拌
する。
酸化マンガン()を瀘別し、瀘液を塩化メチレンで希釈
し、水で洗い、乾燥し、真空中で蒸発濃縮する。残渣を
珪酸ゲル上で塩化メチレン/アセトン傾斜濃度液を用い
てクロマトグラフイ一処理し、16α・17α−イソプ
ロピリデンジオキシ一11β−アセトキシ−3・20−
ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−ブチル
エステル208〜が得られる。
融点210〜211℃o〔α〕25:+70。(クロロ
ホルム)D゛ 0 例58 (a) 21−ヒドロキシ−16α・17α−イソプロ
ピリデンジオキシ一11β−アセトキシ−1・4−プレ
グナジエン一3・20−ジオン500ワの溶液を例57
dと同様にして反応させて16α・17α−イソプロピ
リデンジオキシ一11β−アセトキシ−3・20−ジオ
キソ一1・4−プレグナジエン一21−アールとする。
(b)この様にして得られたアルデヒドを例57eに記
載した条件下だが、エタノール中で反応させて16α・
17α−イソプロピリデンジオキシ一11β−アセトキ
シ−3・20−ジオキソ1・4−プレグナジエン一21
一酸−エチルエステル213W19が得られる。
融点110〜111.5℃o〔α〕も5:+69融(ク
ロロホルム)。例59 11β−ヒドロキシ−16α・17α−イソプロピリデ
ンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジ
エン一21一酸−ブチルエステル400〜をピリジン8
m1及び無水プロピオン酸2.4TRI中に溶かす。
4−ジメチルアミノピリジン24即を添加し、室温で一
夜攪拌する。
氷水で沈殿させ、常法で後処理後調製薄層プレートを介
してクロロホルム/アセトン(8:2)系中で分離し、
16α・17α−イソプロピリデンジオキシ11β−プ
ロピオニルオキシ−3・20−ジオキソ一1・4−プレ
グナジエン一21一酸−ブチルエステル355ηが泡状
物として得られる。〔α〕V:+62η(クロロホルム
)。例60 (a) 11β・21−ジホルミルオキシ−1・4・1
6−プレグナトリエン一3・20−ジオン3Vを例57
aに記載した条件下に反応させ、16α・17α−ジヒ
ドロキシ−11β・21ジホルミルオキシ−1・4−プ
レグナジエン一3・20−ジオン 3.15f7が得ら
れる。
(b)このようにして得られたグリコールを例57bに
記載した条件下に反応させて16α・17α−イソプロ
ピリデンジオキシ一11β・21−ジホルミルオキシ−
1・4−プレグナジエン一3・20−ジオンとする。収
量:3.4y0(C) 16α・17α−イソプロピリ
デンジオキシ11β・21−ジホルミルオキシ−1・4
一プレグナジエン一3・20−ジオン3.4yを例57
cに記載した条件下で鹸化して21−ヒドロキシ−16
α・17α−イソプロピリデンジオキシ一11β−ホル
ミルオキシ−1・4−プレグナジエン一3・20−ジオ
ンにする。収量:2.3y0融点215〜218℃。〔
α〕25:● 00D●+1360(クロロホルム)
(d) 21−ヒドロキシ−16α・17α−イソプロ
ピリデンジオキシ一11β−ホルミルオキシ1・4−プ
レグナジエン一3・20−ジオン500ηを例57dに
記載した条件下で酸化して21−アルデヒドにし、これ
を例57eに記載した条件下でブタノールで16α・1
7α−イソプロピリデンジオキシ一11β−ホルミルオ
キシ−3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジエン一
21一酸一ブチルエステルに変換する。
収量:1467790融点156〜157℃o〔α〕R
:+797(クロロホルム)。例61 9α−クロル−11β−ヒドロキシ−16α・17α−
イソプロピリデンジオキシ一3・20−ジオキソ一1・
4−プレグナジエン一21一酸ブチルエステル500ワ
を例59に記載した条件下だが無水酢酸で9α−クロル
−16α・17αイソプロピリデンジオキシ一11β−
アセトキシ−3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジ
エン一21一酸−ブチルエステルに変換する。
調製薄層プレートを介してクロロホルム/アセトン(8
:2)系中で分離して融点207.5〜208.5℃の
純粋な生成物440ηが生成される。〔α〕g:+82
粋(クロロホルム)。例62 ピリジン10.5m1及び無水酢酸1.75m1中の9
α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α−
イソプロピリデンジオキシ一3・20一ジオキソ一1・
4−プレグナジエン一21一酸一ブチルエステル 70
0ηの溶液に4−ジメチルアミノ−ピリジン 3511
9を加える。
3時間室温で撹拌し、反応生成物を氷水で沈殿させる。
沈殿物を瀘取し、アセトン/ヘキサンから活性炭での処
理下に再結晶させて、融点228℃の9α−フルオル−
16α・17α−イソプロピリデンジオキシ一11β−
アセトキシ−3・20−ジオキソ一1・4−プレグナジ
エン一21一酸−ブチルエステル 586mf?が得ら
れる。〔α〕も5:+65(クロロホルム)。例63 9α−フルオル−11β−ヒドロキシ−16α・17α
−(1′−フエニルエチリデンジオキシ)一3・20−
ジオキソ一1・4−ブレグナジエン21一酸−ブチルエ
ステル 560〜を例59に記載した条件下だが無水酢
酸と反応させる。
氷水で沈殿させ、常法で後処理した後、調製薄層プレー
トを介してクロロホルム/アセトン(8:2)系中で分
離を行ない、融点177℃、〔α〕25:ゝ
1D゜−18 (クロロホルム)の9α−フル
オル−16α・17α−(ν−フエニルエチリデンジオ
キシ)−11β−アセトキシ−3・20−ジオキソ一1
・4−プレグナジエン一21一酸一ブチルエステル 4
95ηが得られる。
例64 21−ヒドロキシ−16α・17α−(1′−フエニル
エチリデンジオキシ)−11β−アセトキシ−1・4−
プレグナジエン一3・20−ジオン610ηを例57d
に記載した条件下で酸化して21−アルデヒドにする。
この様にして得られたアルデヒドを例57eに記載した
条件下で反応させて11β−アセトキシ−16α・17
α一(Vーフエニルエチリデンジオキシ)−3・20−
ジオキソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−ブチル
エステルにする。収量:168W9。融点163℃。〔
α〕も5:一186(クロロホルム)。例65 11β−ヒドロキシ−16α・17α−(1′ーフエニ
ルエチリデンジオキシ)−3・20−ジオキソ一1・4
−プレグナジエン一21一酸一メチルエステル 550
ηを例59に記載した条件下に無水酢酸ど反応させて融
点184℃の11β一アセトキシ一16α・17α−(
1′−フエニルエチリデンジオキシ)−3・20−ジオ
キソ一1・4−プレグナジエン一21一酸−メチルエス
テル500〜が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔式中、−
    A−B−は基−CH_2−CH_2−、−CH=CH−
    又は−CCl=CH−を表わし、Xは水素、ハロゲン原
    子又はメチル基を表わし、=Y−Z−は基=CH−CH
    _2−、=C=CH−、=CV−CHOU−、=CV−
    CO−、=CW−CHW′−(ここでUは水素原子又は
    アシル基を表わし、Vは水素原子又はハロゲン原子を表
    わし、W及びW′はハロゲン原子を表わす)を表わし、
    R_1はアルキル基を表わし、R_2はアルキル基又は
    アリール基を表わすか又はR_1とR_2は一緒になつ
    てテトラメチレン基又はペンタメチレン基を表わし、R
    _3は水素原子、アルカリ金属原子又は置換されていて
    も良い炭化水素基を表わす〕のプレグナン酸誘導体を製
    造するに当り、一般式II:▲数式、化学式、表等があり
    ます▼(II)〔式中、−A−B−、X、=Y−Z−、R
    _1及びR_2は前記のものを表わす〕の化合物又はこ
    の化合物の水和物又はヘミアセタールをアルコールの存
    在で酸化作用を有する重金属酸化物で酸化することを特
    徴とする、プレグナン酸誘導体の製法。 2 一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔式中、−
    A−B−は基−CH_2−CH_2−、−CH=CH−
    又は−CCl=CH−を表わし、Xは水素、ハロゲン原
    子又はメチル基を表わし、=Y−Z−は基=CH−CH
    _2−、=C=CH−、=CV−CHOU−、=CV−
    CO−、=CW−CHW′−(ここでUは水素原子又は
    アシル基を表わし、Vは水素原子又はハロゲン原子を表
    わし、W及びW′はハロゲン原子を表わす)を表わし、
    R_1はアルキル基を表わし、R_2はアルキル基又は
    アリール基を表わすか又はR_1とR_2は一緒になつ
    てテトラメチレン基又はペンタメチレン基を表わし、R
    _3は置換されていても良い炭化水素基を表わす〕のプ
    レグナン酸誘導体を製造するに当り、一般式II:▲数式
    、化学式、表等があります▼(II)〔式中、−A−B−
    、X、=Y−Z−、R_1及びR_2は前記のものを表
    わす〕の化合物又はこの化合物の水和物又はヘミアセタ
    ールをアルコールの存在で酸化作用を有する重金属酸化
    物で酸化し、かつ一般式 I のエステルを塩基性触媒の
    存在で最終的に所望のアルコールと反応させることを特
    徴とする、プレグナン酸誘導体の製法。 3 一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔式中、−
    A−B−は基−CH_2−CH_2−、−CH=CH−
    又は−CCl=CH−を表わし、Xは水素、ハロゲン原
    子又はメチル基を表わし、=Y−Z−は基=CV−CO
    −(ここでVは水素原子又はハロゲン原子を表わす)を
    表わし、R_1はアルキル基を表わし、R_2はアルキ
    ル基又はアリール基を表わすか又はR_1とR_2は一
    緒になつてテトラメチレン基又はペンタメチレン基を表
    わし、R_3は水素原子、アルカリ金属原子又は置換さ
    れていても良い炭化水素基を表わす〕のプレグナン酸誘
    導体を製造するに当り、一般式II:▲数式、化学式、表
    等があります▼(II)〔式中、−A−B−、X、R_1
    及びR_2は前記のものを表わし、かつ=Y−Z−は=
    CV−CHOHを表わし、ここでVは前記のものを表わ
    す〕の化合物又はこの化合物の水和物又はヘミアセター
    ルをアルコールの存在で酸化作用を有する重金属酸化物
    で酸化し、かつ一般式 I の11−ヒドロキシステロイ
    ドを酸化して11−ケトンにすることを特徴とする、プ
    レグナン酸誘導体の製法。 4 一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔式中、−
    A−B−は基−CH_2−CH_2−、−CH=CH−
    又は−CCl=CH−を表わし、Xは水素、ハロゲン原
    子又はメチル基を表わし、=Y−Z−は基=CH−CH
    _2−、=C=CH−、=CV−CHOU−、=CV−
    CO−、=CW−CHW′−(ここでUは水素原子又は
    アシル基を表わし、Vは水素原子又はハロゲン原子を表
    わし、W及びW′はハロゲン原子を表わす)を表わし、
    R_1はアルキル基を表わし、R_2はアルキル基又は
    アリール基を表わすか又はR_1とR_2は一緒になつ
    てテトラメチレン基又はペンタメチレン基を表わし、R
    _3は水素原子又はアルカリ金属原子を表わす〕のプレ
    グナン酸誘導体を製造するに当り、一般式II:▲数式、
    化学式、表等があります▼(II)〔式中、−A−B−、
    X、=Y−Z−、R_1及びR_2は前記のものを表わ
    す〕の化合物又はこの化合物の水和物又はヘミアセター
    ルをアルコールの存在で酸化作用を有する重金属酸化物
    で酸化し、かつ一般式 I のエステルを鹸化することを
    特徴とする、プレグナン酸誘導体の製法。 5 一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔式中、−
    A−B−は基−CH_2−CH_2−、−CH=CH−
    又は−CCl=CH−を表わし、Xは水素、ハロゲン原
    子又はメチル基を表わし、−Y−Z−は基=CH−CH
    _2−、=C−CH−、=CV−CHOU−、=CV−
    CO−、=CW−CHW′−(ここでUは水素原子又は
    アシル基を表わし、Vは水素原子又はハロゲン原子を表
    わし、W及びW′はハロゲン原子を表わす)を表わし、
    R_1はアルキル基を表わし、R_2はアルキル基又は
    アリール基を表わすか又はR_1とR_2は一緒になつ
    てテトラメチレン基又はペンタメチレン基を表わし、R
    _3は水素原子、アルカリ金属原子又は置換されていて
    も良い炭化水素基を表わす〕のプレグナン酸誘導体を製
    造するに当り、一般式III:▲数式、化学式、表等があ
    ります▼(III)〔式中、−A−B−、X、−Y−Z−
    、R_1、R_2及びR_3は前記のものを表わし、2
    0−ヒドロキシ基はα−位又はβ−位であつても良い〕
    の化合物を不活性溶剤中で酸化作用を有する金属酸化物
    又は金属塩で酸化することを特徴とする、プレグナン酸
    誘導体の製法。 6 一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔式中、−
    A−B−は基−CH_2−CH_2−、−CH=CH−
    又は−CCl=CH−を表わし、Xは水素、ハロゲン原
    子又はメチル基を表わし、=Y−Z−は基=CH−CH
    _2−、=C=CH−、=CV−CHOU−、=CV−
    CO−、=CW−CHW′−(ここでUは水素原子又は
    アシル基を表わし、Vは水素原子又はハロゲン原子を表
    わし、W及びW′はハロゲン原子を表わす)を表わし、
    R_1はアルキル基を表わし、R_2はアルキル基又は
    アリール基を表わすか又はR_1とR_2は一緒になつ
    てテトラメチレン基又はペンタメチレン基を表わし、R
    _3は置換されていても良い炭化水素基を表わす〕のプ
    レグナン酸誘導体を製造するに当り、一般式III:▲数
    式、化学式、表等があります▼(III)〔式中、−A−
    B−、X、−Y−Z−、R_1、R_2及びR_3は前
    記のものを表わし、20−ヒドロキシ基はα−位又はβ
    −位であつても良い〕の化合物を不活性溶剤中で酸化作
    用を有する金属酸化物又は金属塩で酸化し、かつ一般式
    I のエステルを塩基性触媒の存在で最終的に所望のア
    ルコールと反応させることを特徴とする、プレグナン酸
    誘導体の製法。 7 一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔式中、−
    A−B−は基−CH_2−CH_2−、−CH=CH−
    又は−CCl=CH−を表わし、Xは水素、ハロゲン原
    子又はメチル基を表わし、=Y−Z−は、基=CV−C
    HOH−、=CW−CHW′−(ここでW及びW′はハ
    ロゲン原子を表わし、Vはハロゲン原子を表わす)を表
    わし、R_1はアルキル基を表わし、R_2はアルキル
    基又はアリール基を表わすか又はR_1とR_2は一緒
    になつてテトラメチレン基又はペンタメチレン基を表わ
    し、R_3は水素原子、アルカリ金属原子又は置換され
    ていても良い炭化水素基を表わす〕の9−ハロゲンステ
    ロイドを製造するに当り、自体公知の方法で一般式IV:
    ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)〔式中、−A
    −B−、X、R_1、R_2及びR_3は前記のものを
    表わす〕の化合物のΔ^9^(^1^1^)−二重結合
    にハロゲン又は次亜塩素酸又は次亜臭素酸を付加させる
    ことを特徴とする、プレグナン酸誘導体の製法。 8 一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔式中、−
    A−B−は基−CH=CH−又は−CCl=CH−を表
    わし、Xは水素、ハロゲン原子又はメチル基を表わし、
    −Y−Z−は、基=CH−CH_2−、=C=CH−、
    =CV−CHOU−、=CV−CO−、=CW−CHW
    ′−(ここでUは水素原子又はアシル基を表わし、Vは
    水素原子又はハロゲン原子を表わし、W及びW′はハロ
    ゲン原子を表わす)を表わし、R_1はアルキル基を表
    わし、2R_2はアルキル基又はアリール基を表わすか
    又はR_1とR_2は一緒になつてテトラメチレン基又
    はペンタメチレン基を表わし、R_3は水素原子、アル
    カリ金属原子又は場合により置換されていても良い炭化
    水素基を表わす〕のΔ^1^・^4−ステロイドを製造
    するに当り、一般式 I :▲数式、化学式、表等があり
    ます▼( I )〔式中、X、=Y−Z−、R_1、R_
    2及びR_3は前記のものを表わし、−A−B−は基−
    CH_2−CH_2−を表わす〕の1・2−位で飽和せ
    る化合物を自体公知の方法で脱水素することを特徴とす
    る、プレグナン酸誘導体の製法。
JP744869A 1972-12-22 1973-12-22 プレグナン酸誘導体の製法 Expired JPS5912680B2 (ja)

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