JPS59124947A - メタクリル樹脂組成物 - Google Patents

メタクリル樹脂組成物

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JPS59124947A
JPS59124947A JP5383A JP5383A JPS59124947A JP S59124947 A JPS59124947 A JP S59124947A JP 5383 A JP5383 A JP 5383A JP 5383 A JP5383 A JP 5383A JP S59124947 A JPS59124947 A JP S59124947A
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釜田 和正
Yoshio Nakai
中井 芳雄
Masamitsu Tateyama
立山 正光
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はメタクリル樹脂組成物に関し、より詳しくは表
面光沢や染顔料着色性などの外観特性及びアルコール等
の溶剤に対する面J溶剤性等にすぐれ、かつ良好な耐衝
撃性を示すメタクリル樹脂組成物に関する。
メタクリル樹脂はプラスチック材料の中ではもち論のこ
と、無機ガラスと比較しても、透明性をはじめとする光
学的性質に卓越した特性を有しており、また表面光沢、
染顔料着色性、成形加工性、耐候性等においても極めて
ずぐれて(・る。このような諸4’f4を生かして、こ
の樹脂は照明、看板、窓材、車輌部品など多方面の分野
で使用されている。しかしこれらの分野においては、さ
らに耐溶剤性、耐衝撃性等の改良が要求されている。
近年、メタクリル樹脂の耐衝撃性を改良する目的で、ア
クリル酸アルキルエステルを主成分とする単量体から得
られたゴム質ポリマーに、硬質樹脂を形成する単量体を
グラフト重合させた、いわゆる軟質樹脂−硬質樹脂を用
いる方法(特公昭54−18298号)などが提案され
ている。この軟質樹脂−硬質樹脂の構造を有する複層共
重合物を用いた場合は、耐衝撃性は改良される傾向が認
められるものの、メタクリル樹脂としての評価によると
1表面光沢や染顔料着色性などの点で問題がある。
本発明者らは、表面光沢や染顔料着色性などの外観特性
にすぐれ、かつ良好な耐溶剤性−耐衝撃性を有するメタ
クリル樹脂組成物を求めて研究した。その結果、軟質−
硬質−軟質の構造を有する多重構造共重合体を含有させ
たメタクリル樹脂組成物によって、所期の目的が達成し
うろことを見い出して本発明を完成した。
本発明は、メタクリル酸メチル単位80重量%以上と他
の共重合性ビニル系単量体単位20重量%以下からなる
単量体又はその混合物を重合して得られたメ・ククリル
樹脂(I)の50〜99重量%と、 (A)アルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸アルキ
ルエステル60〜99.9 M N“%ト、コレと共重
合しうる他のビニル系単量体0〜69゜9重量%及び分
子内に炭素間2重結合を2個以上有する単量体0.1〜
5重量%からなる単量体混合物の100重量部を重合す
る第一段階、 (B)第一段階による重合物の存在下に、メタクリル酸
メチル60〜100重量%と、これと共重合しうる他の
ビニル系単量体0〜40重量%からなる単量体又はその
混合物10〜10θ0重U′t11部を重合する第二段
階、(C)第一段階及び第二段階による重合物の存在下
に、さらにアルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸ア
ルキルエステル60〜100重量%と−これと共重合し
うる他のビニル系単量体0〜40重量・ん及び分子内に
炭素間2重結合を2個以上有する単量体0〜5重量%か
らなる単量体又はその混合物の1〜200重量1〜50
重量%とからなるメタクリル樹脂組成物である。
本発明の最も重要な特色は、多重構造共重合体(■)の
構造にあり、その構造をアクリル酸アルキルエステルを
主成分とする共重合体のニジストマ一層、メタクリル酸
メチルを主成分とする(共)重合体の硬質樹脂層、アク
リル酸アルキルエステルを主成分とする(共)重合体の
エラストマ一層からの、軟質−硬質−軟質の多重構造と
することによって、メタクリル樹脂の表面光沢や染顔料
着色性を損なわずに、すぐれた耐溶剤性、耐衝撃性等を
付方できることである。
軟質−硬質タイプの共重合物を2用いた場合に比較して
本発明の組成物は、硬質相の重合度を比較的大きくして
も、最外相の軟質ポリーマーの存在によって、連続相の
メタクリル樹脂との相溶性をコントロールできるため、
軟質層の変形が抑制され、その結果このような効果が得
られるものと考えられる。
本発明に用いられる多重構造共重合体(I()をメタク
リル樹脂(Ij中に分散させて得られる樹脂組成物にお
いては、外観特性と耐衝撃性、のバランスのため、多重
構造共重合体、(■)の粒子径を考慮しい。
本発明でいうメタクリル樹脂(I)とは、メタクリル酸
メチル単独又はメタクリル酸メチル80重量%以上と、
他の共重合性のビニル系単量体20重量%以下からなる
単量体混合物を重合させたものでありメタクリル酸メチ
ルと共重合性の他のビニル系単量体としてはスチレン、
アクリロニトリル、アルキル基の炭素数が1〜8のアク
リル酸アルキルエステル等が好ましい。
多重構造共重合体(n)の異なる6段階の樹脂構造にお
いて、(A)第一段階の生成、物はアルキル基の炭素数
が1〜8のアクリル酸アルキルエステル60〜999重
量%と、これと共重合しつる他のビニル系単量体0〜6
9,9重量%及び分子内に炭素間2重結合を2個以上有
する単量体0゜1〜5重量%からなる単量体混合物を共
重合させたものである。アクリル酸アルキルエステルと
しては、アクリル酸ブチル、アクリル酸−2−エチルヘ
キシルなどが好ましい。これと共重合しうる他のビニル
系単量体としては、スチレンに代表される芳香族ビニル
単量体の類、アクリロニトリル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸ブチル、アクリル酸、メタクリル酸、マレ
イン酸などがあげられる。分子内に炭素間2重結合を2
個以上有する単量体としては、エチレングリコールジメ
タクリレート、1.3−ブチレンジメタクリレート、エ
チレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロ
パントリアクリレート、アリルメタクリレート、アリル
シンナメート、ジビニルベンゼントリアリルシアヌレー
ト。トリアリルイソシアヌレ−1・、アリルツルベート
、m−ジアリルフタレート、ジアリルマレエートなどが
あげられ、1,6−ブチレンジメタクリレート、ジビニ
ルベンゼン、アリルアクリレート、トリアリルイノシア
ヌレート、アリルシンナメート等が好ましい。これらは
単独で又は組み合せて用いることができる。
(B)第二段階の生成物は、第一段階で得られた共重合
体の存在下に、メタクリル酸メチルを゛単独で又はメタ
クリル酸メチル60重量%以上と、共重合性の他のビニ
ル系単量体40重量%以下からなる単量体混合物を重合
させたものである。
と メタクリル酸メチノ)共重合しうるビニル系単量体とし
ては、スチレン等の芳香族ビニル単量体の類、アクリロ
ニトリル、エチレングリコールジメタクリレート、エテ
レングリコールジアンメ リレート、1.6−プチレンジΔククリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレート、ペンクエリスリト
ールテトラアクリレート、ジビニルベンゼン、トリアリ
ルシアヌレ−)、)IJアリルイソシアヌレート、アリ
ルシンナメート、アリルメタクリレート、アリルツルベ
ート、m−ジアリルフタレート、ジアリルマレエート、
およびアルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸アルキ
ルエステルの類があげられる。炭素数1〜8のアクリル
酸アルキルエステルの類、スチレン、エチレングリコー
ルジアクリレート、1.6−ブチレンジメタクリレート
、ジビニルベンゼン、アリルメタクリレートなどが特に
好ましい。ただしこれらの単量体群の中で、架橋性単量
体を用いる場合には、その添加量及び重合操作に注意す
べきであり、たとえば重合操作においては、メタクリル
酸メチルに架橋性単量体を、添加した部分と添加しない
部分とに分割し、別個に重合させることも可能である。
(C)第三段階の生成物は、先の第一段階及び第2段階
の生成物の存在下に、アルキル基の炭素数が1〜8のア
クリル酸アルキルエステル6゜〜100重量%と、これ
と共重合しうる他のビニル系単量体0〜40重量%と、
分子内に炭素間2重結合を2個以上有する単量体0〜5
重量%からなる単量体又はその混合物を重合せしめたも
のである。炭素数が1〜8のアクリル酸アルキルエステ
ルとしては、好ましくはアクリル酸ブチル、アクリル酸
−2−エチルヘキシルなどが用いられ、これと共重合し
つるビニル系単量体としては、好ましくは、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸ブチル、スチレン、アクリロニ
トリルなどが用いられる。分子内に炭素間2重結合を有
する架橋性単量体としては、特にそのfff ffiを
問わないが、好ましくはアIJ )レメタクリレ−1・
、ジビニルベンゼン、エチレンクリコールジアクリレー
ト、1,6−ブチレンジメタクリレート、アリルシンナ
メ−1・、アリルツルベート、トリアリルイソシアヌレ
ートなトカ用いられる。
多重構造共重合体(II)を構成する第一段階、第二段
階及び第三段階の生成物は、その各段階において均蛮な
組成を持つ必要はなく、その組成割合も本発明の範囲内
で変更可能である。
多重構造共重合体(n)において、第一段階生成物10
0重量部の存在下に重合させる第二段階及び第三段階の
生成物は、それぞれ第二段階生成物10〜1000重量
部好ましくは20〜500重量部、第三段階生成物1〜
200重量部好ましくは5〜100重量部の範囲とすべ
きである。この範囲外では、耐衝撃性と外観の要求が満
たされないか、耐衝撃性が低く、生産性が悪い等の問題
が生じる。
なお第一段、第二段及び第三段の各段階生成物を構成す
る単量体には、必要に応じて分子量’t;t ’R8節
するため、メルカプクン等の重合度調節剤を用いること
も可能である。重合度調節剤としては、アルキルメルカ
プタン、チオグリコール酸及びそのエステル、β−メル
カプトプロピオン酸及びそのエステル、チオフェノール
、チオクレゾール等の芳香族系メルカプタンなどがあげ
られる。
以上の一連の重合工程により得られた多重構造共重合体
(n)は、メタクリル酸メチル80〜100重量%と他
の共重合性ビニル系単量体たとえば炭素数1〜8のアル
キル基を持つアクリル酸アルキルエステル又はスチレン
0〜20!t%からの重合体であるメタクリル樹脂(1
)を混合して、多重構造共重合体(II)の含量を1〜
50重量%とじて使用することができる。
本発明のメタクリル樹脂組成物を製造するには、多重J
19造共重合体(II)は乳化重合法によることが特に
〃rましいので、乳化重合法のJ、H7,合の例によっ
て以下に説明する。
反応容器に脱イオン水及び必要があれば乳化剤を加入し
、これ′VC第一段階を構成する単量体混合物を添加し
て重合を行い、次(・て第二段階及び第三段階の重合を
行う。
重合1昌度は60〜120°C1好ましくは50〜10
0 ’Cである。重合時間は重合開始剤および乳化剤の
種類と量、重合温度等によって異なるが、通常は各重合
段階(A)、(B)及び(C)でそれぞれ05〜7時間
である。
重合体と水との比は、単量体/水−1/20〜1/1が
好ましい。重合開始剤及び乳化剤は、水相、単年体相の
いずれか一方または両方に添加することができる。
重合段階(A、)、(丁3)及び(C)における各単量
体の仕込方法は、一括して又は分割で行うことができる
が、重合発熱等の点で分割仕込法がより好ましい。
乳化剤は通常用いられるものであれば的−に限定されな
いが、その例は、長鎖アルキルカルボン酸塩、スルホコ
ハク酸アルキルエステル塩、アルキルベンゼンスルホン
酸塩四である。
重合開始剤の種類も特に限定されないが、通常用いられ
る過硫酸塩、過硼酸塩等の無機開始剤を、単独で又は亜
硫酸塩、チオ硫酸塩と糾み合せてレドックス開始剤とし
て、用いることもてきる。また有機ヒドロパーオキシド
−第一鉄塩、有sヒドロパーオキシドーソジウムホルム
アルテヒドスルホキシレートのようなレドックス開始系
、ベンゾイルバーオキシト、アゾビスイソブチロニトリ
ル等の開始系も用いることができる。
乳化重合法によって得られたポリマーラテックスは公知
の方法により凝固乾燥させろ。得られた多重構造共重合
体をメタクリル樹脂に配合分散させる場合には、溶融混
合する方法が理想的である。溶融混合に先立って、樹脂
組成物以外に必要があれば安定剤、滑剤、可塑剤、染顔
料、充てん剤等を適宜加え、■型ブレンダー又はヘンシ
エルミキザーで混合したのち、ミキシングロール、スク
リュー型押出機等を用いて、150〜300°Cで溶融
混食する。
得られた糸11成物を押出成形機、射出成形機等を用い
て成形することにより、表面光沢、染顔料着色性等にす
ぐれた成形品を得ることができろばかりでなく、透明性
が必要な場合には、多重構造共重合体の屈折率をメタク
リル樹脂の屈折率と合致させることにより、極めてすぐ
れた1秀明性を有する組成物を得ることも可能である。
以下実施例に基づき、本発明をさらに詳しく説明する。
実施例中の部は重量部を、%は重量%を表わす。
実施例1 本油脂(株)製、以下TK−1と略す)2部、硫酸第一
鉄o、oooi部、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウ
ム(以下EDTA −2’Naと略す)0.Oo o 
s 75B及びナトリウムホルムアルデヒドスルホキシ
レー1・(以下SFSと略ず)0.25部を仕込んだ5
0fflのSVS製反応容器に、アクIJ )し酸ブチ
ル98.7%、メタクリル酸アリル10%、三級ブチル
ハイドロ□パーオキサイド(以下1−BHと略す)0.
6%の混合物30部を添加し、反応容器内の酸素を窒素
ガスで置換したのち、攪合したものと同組成の混合物の
70部を2時間にわたり連続的に添加し、添加終了後さ
らに2時間重合を継続した。
第一段階が終了した同反応Pに、5%のTK−1水溶液
を10部添加し、第一段階と同じ700Cの条件下に、
メタクリル酸メチル967%、アクリル酸メチル3%、
n−ドデシルメルカプタン(以下n  DMと略す)0
.6%及びt−BH02%の混合物60部を、90分間
にわたって連続的に添加し、添加終了後さらに1時間重
合を継続した。
(C)第三段階 第二段階を終了した同反応容器に、2%のTK−1水溶
液10部を添加し、70℃の反応条件下に、アクリル酸
ブチル70%、スチレン28゜9%、1,6−ブチレン
ジメタクリレ−)0.7%及びt−BI−10,’4%
の混合物60部を、45分間にわたって連続的に添加し
、添加終了後さらに90分間重合を継続した。吸光度法
により算出したラテックス粒子径は0.12μmであっ
た。
イSられた多重構造共重合物のラテックスは、0、25
 %硫酸水で、ラテックス/水=1/2.50 ’Cの
条件下で凝固した。得られたスラリー状の白色ポリマー
を60倍の脱イオン水で水洗し、脱水したのち75°C
で66時間乾燥した。
上記でイ(’yられた多重構造共重合体190部と三菱
化成(株)製) 1.56部を、ヘンシエルミキザーに
より混合し、スクリュー型押出機を使用して、シリンダ
一温度200〜270 ’C、ダイ温度260℃で溶融
混練し、多重構造共重合体を約66.5%含有するメタ
ンIJ )し樹脂組成物をペレット化した。これを下記
の条件で射出成形した。得られた試験片の評価結果を第
1表に示す。
射出成形機:(株)日本製鋼新製、V−17−65型ス
クリユ一式自動射出成 形機 射出成形条件ニジリンダ−昔度250°C1射出圧70
0 kg/ C7n2、金型温度52°C 試験片ザイズ: 110m1X 110mmX 2++
o+1(Jfさ)7 0 mmX  1 2.5m++
+X 6.2rnrn、 (#  さ )比較例1 (A)軟質段階の製造 脱イオン水620部、TK−12部、SF80.25部
、硫酸第一鉄o、oooi部及びEDTA −2NaO
,0005部を仕込んだ50−1’)SVS製反応容器
に、アクリル酸ブチル98.7%、メタクリル酸アリル
1.0%及びt−BHO,3%の混合物60部を添加し
、反応容器内の酸素を窒素ガスで置換したのち、(v上
押下に70’Cで2時間重合し、その後にr+<、−i
の5%水溶液10部を追加した。
次いでさらに先に重合したものと同絹成の混合物70部
を2時間にわたり連続的に添加し、添加終了後さらに2
時間重合を継続した。
(B)硬質段階の製造 第一段階が終了した同反応容器に、5%のTK−1水溶
液を10部添加し、第一段階と同じ70°Cの条件下に
、メタクリル酸メチル967%、アクリル酸メチル6%
、n−ドデシルメルカプタン0.1%及びt −BI−
I 0.2%の混合物60部を90分間にわたって連続
的に添加し、添加終了後さらに1時間重合を継続した。
得られた軟−硬の2層構造共重合物ラテックスの粒子径
は0.16μInであった。
このラテックスに実施例1と同じ諸操作を加え、2層構
造共重合物を66%含有する射出成形品を得た。実施例
1と比較して評価を行った結果を第1表に示す。
この結果から明らかなように、従来の2層構造共重合物
に比較して、本発明の多重構造共重合物の方が、表面光
沢や染が刺着色性において特にすぐれている。
実施例2〜4及び比較例2〜6 実施例1で用いた、第一段階及び第三段階の単量体組成
を、それぞれ第2表のように変更し、その他はすべて実
施例1と同様に処理を行って、第6表に示す結果を得た
。また実施例2で用いた多重構造共重合物に着色剤を加
えずに評価し、第4表に示す結果を得た。
第   4   表 実施例5 (A+第一段階 脱イオン水400部、TK−12,3部、硫酸第一鉄[
]、00.005部、EDTA −2Na O,000
25部及び5F30.4部を仕込んだ5[IAのSVS
製反応容器に、アクリル酸ブチル6o%、スチレン68
%、桂皮酸アリル1,5%及びt −BH05%からな
る混合物50部を添加し1反応容器内の酸素を窒素ガス
で置換したのち、攪拌下に85℃で90分間重合し、そ
の後にTK、−1の6%溶液10部を追加した。次いで
アクリル酸ブチル88,5%、桂皮酸アリル1.0%及
びt−BHo、5%からなる混合物50部を90分間に
わたり連続的に添加し、添加終了後さらに90分間重合
を継続した。
(B)第二段階 第一段階が終了した同反応容器に、5・36のTK −
1水溶液を10部添加し、第一段階と同じ85℃の条件
下に、メタクリル酸メチル60%、アクリル酸ブチル6
8.5%、桂皮酸アリル1、0%及びt−BHCl、5
%からなる混合物10部を60分間にわたって連続的に
添加し、さらに1時間重合を継続した。その後メタクリ
ル酸メチル97%、アクリル酸エチル2%、n −DM
o、4%及びt、−BHo、6%からなる混合物80部
を2時間にわたって連続的に添加し、さらに1時間重合
を継続した。
(C)第三段階 第二段階を終了した同容器に、’I’に一11%及びS
 l’i″5O42%を含む水溶液10部を添加し、8
5°Cの条件下に、アクリル酸ブチル80%、メタクリ
ル酸メチル18.3%、メタクリル酸アリル1%及びl
; −BH0,7%からなる混合物10部を、60分間
にわたり連続的に添加し、その後2時間重合を継続した
。得られた多重構造共重合物ラテックスの粒子径は0.
15μmであつブこ。
このラテックスに実施例1と同じ諸操作を加え、実施例
1と同じ評価を行い、第°5表に示す結果を得た。評価
方法は下記に準じた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 メタクリル酸メチル単位80重量%以上と他の共重合性
    ビニル系単量体単位20重量%以下からなる単量体又は
    その混合物を重合して得らり、たメタクリル樹脂(1−
    )の50〜99重量%と、(A)アルキル基の炭素数が
    1〜8のアクリル酸アルキルエステル60〜999重量
    %と、これと共重合し5る他のビニル系単量体0〜69
    9重量%及び分子内に炭素間2重結合を2個以上有する
    単量体0.1〜5重量%からなる単量体混合物の100
    重量部を重合する第一段階、 (B)第一段階による重合物の存在下に、メタクリル酸
    メチル60〜100重量%と、これと共重合しつる他の
    ビニル系単量体0〜40重量%からなる単量体又はその
    混合物10〜1゜00重量部を重合する第二段階。 (C)第一段階及び第二段階による重合物の存在下に、
    さらにアルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸アルキ
    ルエステル60〜100重量%と、これを共重合しつる
    他のビニル系単量  、体0〜40重量%及び分子内に
    炭素間2重結合を2個以上有する単量体0〜5重量%か
    らなる単量体又はその混合物の1〜200 重量1〜5
    0重量%とからなるメタクリル樹脂組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032849A (ja) * 1983-08-04 1985-02-20 Mitsubishi Rayon Co Ltd 熱可塑性樹脂用耐衝撃性改質剤
JP2002155184A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Mitsubishi Rayon Co Ltd アクリル樹脂組成物、アクリル樹脂フィルム状物及び積層体
EP1467249A2 (en) * 2003-04-09 2004-10-13 Nippon Shokubai Co., Ltd. Resin composition, optical filter and plasma display

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EP1467249A3 (en) * 2003-04-09 2007-08-08 Nippon Shokubai Co., Ltd. Resin composition, optical filter and plasma display

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