JPS59124948A - メタクリル樹脂組成物 - Google Patents
メタクリル樹脂組成物Info
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- JPS59124948A JPS59124948A JP5483A JP5483A JPS59124948A JP S59124948 A JPS59124948 A JP S59124948A JP 5483 A JP5483 A JP 5483A JP 5483 A JP5483 A JP 5483A JP S59124948 A JPS59124948 A JP S59124948A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、表面光沢、染顔料着色性などの外観特性、透
明性、アルコール、ガソリン等の溶剤に対する面1溶剤
性等にすぐれ、かつ良好な耐候性、1iiI衝撃性を示
すメタクリル樹脂組成物に関する。
明性、アルコール、ガソリン等の溶剤に対する面1溶剤
性等にすぐれ、かつ良好な耐候性、1iiI衝撃性を示
すメタクリル樹脂組成物に関する。
メタクリル樹脂はプラスチック材料の中ではもち論のこ
と、無機ガラスと比較しても、透明性をはじめとずろ光
学的性質に卓越した特性を有しており、また表面光沢、
染顔料着色性、成形加工性、耐候性等においても極めて
ずぐれている。このような諸行性を生かして、この樹脂
は照明、看板、窓材、車輌部品など多方面の分野で使用
されている。しかしこれらの分野においては、さらに1
制溶剤性、耐衝撃性等の改良が要求されている。
と、無機ガラスと比較しても、透明性をはじめとずろ光
学的性質に卓越した特性を有しており、また表面光沢、
染顔料着色性、成形加工性、耐候性等においても極めて
ずぐれている。このような諸行性を生かして、この樹脂
は照明、看板、窓材、車輌部品など多方面の分野で使用
されている。しかしこれらの分野においては、さらに1
制溶剤性、耐衝撃性等の改良が要求されている。
近年、アクIJ )し酸アルキルエステルをゴム成分と
して、それに硬質樹脂をグラフトさせる方法が提案され
ている。またそのゴム成分の内部に硬質樹脂の心を含有
させる方法も知られている(%公昭54−18.29B
号及び特公昭55−27576号公報参照)。これらの
いずれの技術も、アクリルゴムに硬質樹脂をグラフト重
合させることが基本となっており、軟質−硬質又は(硬
質−軟質)−硬質という構造である。
して、それに硬質樹脂をグラフトさせる方法が提案され
ている。またそのゴム成分の内部に硬質樹脂の心を含有
させる方法も知られている(%公昭54−18.29B
号及び特公昭55−27576号公報参照)。これらの
いずれの技術も、アクリルゴムに硬質樹脂をグラフト重
合させることが基本となっており、軟質−硬質又は(硬
質−軟質)−硬質という構造である。
この種の技術のほとんどの例で、最外層に硬質樹脂を用
いている。その理由としては、まず第一に生産性のため
であり、最外層が軟質樹脂の場合、実質上工業的規模で
の生産が困難であると考えられてきたこと、第二には、
アクリルゴムと連続相であるメタクリル位)脂との相溶
性を向上させ、樹脂組成物としての機能の向上を図る点
にある。最外層を硬質にすることによって前記の問題点
は改善される傾向を有するものの、成形品とした場合の
耐衝撃性と外観のバランスは硬質樹脂の割合に依存し両
者を同時に満足する最適範囲を決定することは極めて困
難である。
いている。その理由としては、まず第一に生産性のため
であり、最外層が軟質樹脂の場合、実質上工業的規模で
の生産が困難であると考えられてきたこと、第二には、
アクリルゴムと連続相であるメタクリル位)脂との相溶
性を向上させ、樹脂組成物としての機能の向上を図る点
にある。最外層を硬質にすることによって前記の問題点
は改善される傾向を有するものの、成形品とした場合の
耐衝撃性と外観のバランスは硬質樹脂の割合に依存し両
者を同時に満足する最適範囲を決定することは極めて困
難である。
このためメタクリル樹脂としてみた場合、表面光沢、染
顔料着色性等の外観特性の良好なものを得ることは困難
であり、また流動模様が発生ずろという欠点があった。
顔料着色性等の外観特性の良好なものを得ることは困難
であり、また流動模様が発生ずろという欠点があった。
本発明者らは、表面光沢、染顔料着色性などにすぐれ、
ωL動模様等の外観上の欠陥がなく、かつ良好な耐溶剤
性及び耐衝撃性を有するメタクリル樹脂組成物を求めて
研究した。その結果、最外層が軟質樹脂であっても、そ
の内部に、(硬質−軟質−硬質)の6層からなる樹脂が
存在することによって、工業的規模での生産が十分用能
であり、また、6層からなる樹脂及び最外層の軟質樹脂
の組成と量を限定することにより、連続樹脂相すなわち
メタクリル樹脂との適度の相溶性を伺力することができ
ることを見い出した。そしてこの最外層が軟質樹脂であ
る(硬質−軟質一硬P〔−軟質の〕多層構造共重合物に
よって、所期の目的が十分達成されうろことを見い出し
て本発明を完成した。
ωL動模様等の外観上の欠陥がなく、かつ良好な耐溶剤
性及び耐衝撃性を有するメタクリル樹脂組成物を求めて
研究した。その結果、最外層が軟質樹脂であっても、そ
の内部に、(硬質−軟質−硬質)の6層からなる樹脂が
存在することによって、工業的規模での生産が十分用能
であり、また、6層からなる樹脂及び最外層の軟質樹脂
の組成と量を限定することにより、連続樹脂相すなわち
メタクリル樹脂との適度の相溶性を伺力することができ
ることを見い出した。そしてこの最外層が軟質樹脂であ
る(硬質−軟質一硬P〔−軟質の〕多層構造共重合物に
よって、所期の目的が十分達成されうろことを見い出し
て本発明を完成した。
本発明は、メタクリル酸メチル80重量%以上と他の共
重合性ビニル系単量体20重量%以下からなる単量体又
はその混合物を重合して得られたメタクリル樹脂(I)
の20〜99重量%と、最外層が、炭素数1〜8のアル
キル アクリル酸アルキルエステル60〜1001を量%とこ
れと共重合しうる他のビニル系単量体0〜40重量%及
び分子内に炭素間2重結合を2個以」二有する単量体0
〜5重娼%からなる単量型 体又はその混合物の100β部を重合した本ので゛、そ
の内部が (Alメタクリル酸メチル60〜100重量%と、これ
と共重合しつる他のビニル系単量体0〜40重量%及び
分子内に炭素間2重結合を2個以上有する単量体0〜1
0重量%からなる単量体又はその混合物の2.5〜50
0重量部を重合する第一段階、 (B)アルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸アルキ
ルエステル60〜9 9. 9 重量%と、コレと共重
合しうる他のビニル系単量体0〜699重量%及び分子
内に炭素間2重結合を2個以上有する単量体0.1〜5
重量%からなる単量体混合物の25〜950重量部を重
合する第二段階、 (C)第一段及び第二段階による重合物の存在下に、メ
タクリル酸メチル60〜100重量%と、これと共重合
しつる他のビニル系単量体0〜40重量%及び分子内に
炭素、間2重結合を2個以上有する単量体0〜10重量
%からなる単−量体又はその混合物の50〜1oooo
重量部を重合する第三段階の6段階反応により得られた
共重合物であり、 かつ組成比が(A)イ(B)−1/ 1〜1/20及び
((A)+(B)l/(C)−110,2〜1 /10
0両式を満足する多層構造共重合物(It)の1〜80
重量%とからなるメタクリル樹脂組成物である。
重合性ビニル系単量体20重量%以下からなる単量体又
はその混合物を重合して得られたメタクリル樹脂(I)
の20〜99重量%と、最外層が、炭素数1〜8のアル
キル アクリル酸アルキルエステル60〜1001を量%とこ
れと共重合しうる他のビニル系単量体0〜40重量%及
び分子内に炭素間2重結合を2個以」二有する単量体0
〜5重娼%からなる単量型 体又はその混合物の100β部を重合した本ので゛、そ
の内部が (Alメタクリル酸メチル60〜100重量%と、これ
と共重合しつる他のビニル系単量体0〜40重量%及び
分子内に炭素間2重結合を2個以上有する単量体0〜1
0重量%からなる単量体又はその混合物の2.5〜50
0重量部を重合する第一段階、 (B)アルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸アルキ
ルエステル60〜9 9. 9 重量%と、コレと共重
合しうる他のビニル系単量体0〜699重量%及び分子
内に炭素間2重結合を2個以上有する単量体0.1〜5
重量%からなる単量体混合物の25〜950重量部を重
合する第二段階、 (C)第一段及び第二段階による重合物の存在下に、メ
タクリル酸メチル60〜100重量%と、これと共重合
しつる他のビニル系単量体0〜40重量%及び分子内に
炭素、間2重結合を2個以上有する単量体0〜10重量
%からなる単−量体又はその混合物の50〜1oooo
重量部を重合する第三段階の6段階反応により得られた
共重合物であり、 かつ組成比が(A)イ(B)−1/ 1〜1/20及び
((A)+(B)l/(C)−110,2〜1 /10
0両式を満足する多層構造共重合物(It)の1〜80
重量%とからなるメタクリル樹脂組成物である。
本発明の最も重要な特色は、多層構造共重合体(II)
の構造にあり、アクリル酸アルキルエステルを主成分と
する(共)重合体のニジストマ一層の内部に、(A)メ
タクリル酸メチルを主成分とする(共)重合体の硬質樹
脂層、(B)アクリル酸アルキルエステルを主成分とす
る(共)重合体の軟質樹脂層、(C)メタクリル酸メチ
ルを主成分とする(共)重合体の硬質樹脂層からの3段
階生成物で構成される多層構造とすることによって、メ
タクリル樹脂の外観、而」候性を損なわずに、耐溶剤性
、耐衝撃性等を著しく改良できることである。
の構造にあり、アクリル酸アルキルエステルを主成分と
する(共)重合体のニジストマ一層の内部に、(A)メ
タクリル酸メチルを主成分とする(共)重合体の硬質樹
脂層、(B)アクリル酸アルキルエステルを主成分とす
る(共)重合体の軟質樹脂層、(C)メタクリル酸メチ
ルを主成分とする(共)重合体の硬質樹脂層からの3段
階生成物で構成される多層構造とすることによって、メ
タクリル樹脂の外観、而」候性を損なわずに、耐溶剤性
、耐衝撃性等を著しく改良できることである。
本発明に用いられる多層構造共重合体(It)をメタク
リル樹脂(II中に分散させて得られる樹脂組成物にお
いては、外観特性と耐衝撃性のバランスのため、多層構
造共重合体(n)の粒子径を考慮する必要があり、0.
05〜0.45 μm 、%に0.15〜0.65μm
の粒子径範囲が好ましい。
リル樹脂(II中に分散させて得られる樹脂組成物にお
いては、外観特性と耐衝撃性のバランスのため、多層構
造共重合体(n)の粒子径を考慮する必要があり、0.
05〜0.45 μm 、%に0.15〜0.65μm
の粒子径範囲が好ましい。
本発明でいうメタクリル樹脂<I)とは、メタクリル酸
メチル単独又はメタクリル酸メチル80重量%以上と、
他の共重合性のビニル系単量体20重量%以下からなる
単量体混合物を重合させたものであり、メタクリル酸メ
チルと共重合性の他のビニル系単量体としては、スチレ
ン、アクリロニトリル、アルキル基の炭素数が1〜8の
アクリル酸アルキルエステル等が好ましい。
メチル単独又はメタクリル酸メチル80重量%以上と、
他の共重合性のビニル系単量体20重量%以下からなる
単量体混合物を重合させたものであり、メタクリル酸メ
チルと共重合性の他のビニル系単量体としては、スチレ
ン、アクリロニトリル、アルキル基の炭素数が1〜8の
アクリル酸アルキルエステル等が好ましい。
多層構造共重合体(1)の最外層のエラストマーの内部
に含有される異なる3段階の樹脂構造ににおいて、第一
段階(A)の生成物はメタクリル酸メチル60〜1oo
重量%と、これと共重合しうる他のビニル系単量体0〜
40重量%及び分子内に炭素間2重結合を2個以上有す
る単量体0〜10重量%からなる単量体又はその混合物
を共重合させたものである。共重合しうる他のビニル系
単h4一体としては、アルキル基の炭素数が1〜8のア
クリル酸アルキルエステル、スチレンに代表される芳香
族ビニル却量体、アクリロニトリル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸などがあげられる。分子内に炭素間2重結合
を2個以上有する単量体としては、エチレングリコール
ジメタクリレー)、1.3−プチレンジメククリレー
ト、エチレングリコールシアクリレ−1・、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、アリルメタクリレート
、アリルシンナメート、ジビニルベンゼントリアリルシ
アヌレート、トリアリルイソシアヌレート、アリルツル
ベート、m−ジアリルフタレート、ジアリルマレエート
など、好ましくは、1,6−ブチレンジメタクリレート
、ジビニルベンゼン、アリルアクリレート、トリアリル
イソシアヌレート、アリルシンナメートなどがあげられ
る。これらは単独で又は組み合せて用いることができる
。
に含有される異なる3段階の樹脂構造ににおいて、第一
段階(A)の生成物はメタクリル酸メチル60〜1oo
重量%と、これと共重合しうる他のビニル系単量体0〜
40重量%及び分子内に炭素間2重結合を2個以上有す
る単量体0〜10重量%からなる単量体又はその混合物
を共重合させたものである。共重合しうる他のビニル系
単h4一体としては、アルキル基の炭素数が1〜8のア
クリル酸アルキルエステル、スチレンに代表される芳香
族ビニル却量体、アクリロニトリル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸などがあげられる。分子内に炭素間2重結合
を2個以上有する単量体としては、エチレングリコール
ジメタクリレー)、1.3−プチレンジメククリレー
ト、エチレングリコールシアクリレ−1・、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、アリルメタクリレート
、アリルシンナメート、ジビニルベンゼントリアリルシ
アヌレート、トリアリルイソシアヌレート、アリルツル
ベート、m−ジアリルフタレート、ジアリルマレエート
など、好ましくは、1,6−ブチレンジメタクリレート
、ジビニルベンゼン、アリルアクリレート、トリアリル
イソシアヌレート、アリルシンナメートなどがあげられ
る。これらは単独で又は組み合せて用いることができる
。
第二段階(B)の生成物は、第一段階で得られた共重合
体の存在下に、アルキル基の炭素数1〜8のアクリル酸
アルキルエステル、好ましくは、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸−2−エチルヘキシル60〜999重量%と共
重合しうる他のピアニル系単量体0〜10重量%、分子
内に炭素間2重結合を2個以上有する単量体0.1〜5
重量′!9からなる単量体混合物を重合させたものであ
る。アクリル酸アルキルエステルと共重合しうるビニル
系単1゛体としては、スチレン等の芳香族ビニル単量体
の類、アルキル基の炭素数1〜4のメタクリル酸アルキ
ルエステルの類、エチレングリコールジメタクリレート
、エチレングリコールジアクリレート、1,6−ブチレ
ンジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レ−1−、ペンタエリスリト−ルテトラアクリレート、
ジビニルベンゼン、トリアリルシアヌレート、トリアリ
ルイソシアヌレート、アリルシンナメート、アリルメタ
クリレート、アリルツルベート、m−ジアリルフタレー
ト、ジアリルマレエートなど、好ましくは、炭素数1〜
4のメタクリル酸アルキルエステルの類、スチレン、エ
チレン、クリコールジアクリレート、1.6−ブチレン
ジメタクリレート、ケイヒ酸アリル、メタクリル酸アリ
ルなどがあげられる。
体の存在下に、アルキル基の炭素数1〜8のアクリル酸
アルキルエステル、好ましくは、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸−2−エチルヘキシル60〜999重量%と共
重合しうる他のピアニル系単量体0〜10重量%、分子
内に炭素間2重結合を2個以上有する単量体0.1〜5
重量′!9からなる単量体混合物を重合させたものであ
る。アクリル酸アルキルエステルと共重合しうるビニル
系単1゛体としては、スチレン等の芳香族ビニル単量体
の類、アルキル基の炭素数1〜4のメタクリル酸アルキ
ルエステルの類、エチレングリコールジメタクリレート
、エチレングリコールジアクリレート、1,6−ブチレ
ンジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レ−1−、ペンタエリスリト−ルテトラアクリレート、
ジビニルベンゼン、トリアリルシアヌレート、トリアリ
ルイソシアヌレート、アリルシンナメート、アリルメタ
クリレート、アリルツルベート、m−ジアリルフタレー
ト、ジアリルマレエートなど、好ましくは、炭素数1〜
4のメタクリル酸アルキルエステルの類、スチレン、エ
チレン、クリコールジアクリレート、1.6−ブチレン
ジメタクリレート、ケイヒ酸アリル、メタクリル酸アリ
ルなどがあげられる。
第三段階(C)の生成物は、第一段階及び第2段階で得
ら、lまた共重合体の存在下にメタクリル酸メチル60
〜100重量%と、これと共重合しうる他のビニル系単
量体0〜40重量%と、分子内に炭素間2重結合を2個
以上有する単量体0〜10重量%からなる単量体又はそ
の混合物を重合させたものである。メタクリル酸メチル
と共重合しうるビニル系単量体としては、好ましくは、
アルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸アルキルエス
テル、スチレン、アクリロニトリルなどが用いられる。
ら、lまた共重合体の存在下にメタクリル酸メチル60
〜100重量%と、これと共重合しうる他のビニル系単
量体0〜40重量%と、分子内に炭素間2重結合を2個
以上有する単量体0〜10重量%からなる単量体又はそ
の混合物を重合させたものである。メタクリル酸メチル
と共重合しうるビニル系単量体としては、好ましくは、
アルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸アルキルエス
テル、スチレン、アクリロニトリルなどが用いられる。
分子内に炭素間2重結合を有する単量体としては、特に
その種類を問わないが、好ましくは、アリルメタクリレ
ート、ジビニルベンゼン、エテレングリコールジアクリ
レー)、1.3−ブチレンジメタクリレート、アリルシ
ンナメート、アリルツルベート、トリアリルイソシアヌ
レート矛などが用いられる。
その種類を問わないが、好ましくは、アリルメタクリレ
ート、ジビニルベンゼン、エテレングリコールジアクリ
レー)、1.3−ブチレンジメタクリレート、アリルシ
ンナメート、アリルツルベート、トリアリルイソシアヌ
レート矛などが用いられる。
最外層であるニジストマーすなわち第四段階CD)の生
成物は、アルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸アル
キルエステル60〜1oo重量%と他の共重合し5るビ
ニル系単量体0〜40重量%、及び分子内に炭素間2重
結合を2個以上有する単量体0〜5重量%からなる単量
体、又はその混合物を重合させたものである。アクリル
酸アルキルエステルとしては、アクリル酸ブチル、アク
リル酸−2−エチルヘキシルが好ましい。他の共重合し
うる単量体としては、炭素数1〜4のメタクリル酸アル
キルエステル、スチレン、アクリロニトリルなどが好ま
しい。
成物は、アルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸アル
キルエステル60〜1oo重量%と他の共重合し5るビ
ニル系単量体0〜40重量%、及び分子内に炭素間2重
結合を2個以上有する単量体0〜5重量%からなる単量
体、又はその混合物を重合させたものである。アクリル
酸アルキルエステルとしては、アクリル酸ブチル、アク
リル酸−2−エチルヘキシルが好ましい。他の共重合し
うる単量体としては、炭素数1〜4のメタクリル酸アル
キルエステル、スチレン、アクリロニトリルなどが好ま
しい。
分子内に炭素間2重結合を2個以上有する単量体として
は、メタクリル酸アリル、ソルビン酸アリル、1,6−
ブチレンジメタクリレートなどが好ましい。
は、メタクリル酸アリル、ソルビン酸アリル、1,6−
ブチレンジメタクリレートなどが好ましい。
多層構造共重合体(n)を構成する第一段階、第二段階
、第三段階及び最外層の第四段階の生成物は、その各段
階において均質な組成を持つ必要はなく、その組成割合
も本発明の範囲内で変更可能である。
、第三段階及び最外層の第四段階の生成物は、その各段
階において均質な組成を持つ必要はなく、その組成割合
も本発明の範囲内で変更可能である。
多層構造共重合体(IL)において、最外層すなわち第
四段階の生成物100重量部の内部に含有させる、硬貨
[の第一段階の生成物は、2.5〜500重量部、好ま
しくは5〜400重量部、軟質の第二段階の生成物は2
5〜950重量部好ましくは50〜900重量部、硬質
の第三段階の生成物は50〜10000重量部、好まし
くゝ は100〜5000重量部の範囲である。また、
(A)、(B)、(C)の組成比の割合は、 (、A)
/(B) −1/ 1〜1/21((A)+(B) )
/(C) −1/ 0.2〜1/10である。これら
の範囲外では、成d品の耐衝撃性と外観の要求が満たさ
れないか、生産性が悪い等の問題が生じる。
四段階の生成物100重量部の内部に含有させる、硬貨
[の第一段階の生成物は、2.5〜500重量部、好ま
しくは5〜400重量部、軟質の第二段階の生成物は2
5〜950重量部好ましくは50〜900重量部、硬質
の第三段階の生成物は50〜10000重量部、好まし
くゝ は100〜5000重量部の範囲である。また、
(A)、(B)、(C)の組成比の割合は、 (、A)
/(B) −1/ 1〜1/21((A)+(B) )
/(C) −1/ 0.2〜1/10である。これら
の範囲外では、成d品の耐衝撃性と外観の要求が満たさ
れないか、生産性が悪い等の問題が生じる。
なお第四段ならびに第一段、第二段及び第三段の各段階
の生成物を構成する単量体には、必要に応じて分子量を
調節するため、メルカプクン等の重合度調節剤を用いる
ことも可能である。
の生成物を構成する単量体には、必要に応じて分子量を
調節するため、メルカプクン等の重合度調節剤を用いる
ことも可能である。
重合度調節剤としては、アルキルメルカプタン、チオグ
リコール酸及びそのエステル、β−メルカプトプロピオ
ン酸及びそのエステル、チオフェノール、チオクレゾー
ル等の芳香族メルカプタンなどがあげられる。
リコール酸及びそのエステル、β−メルカプトプロピオ
ン酸及びそのエステル、チオフェノール、チオクレゾー
ル等の芳香族メルカプタンなどがあげられる。
以上の一連の重合工程により得られた多層構造共重合体
(II)は、−1−゛−“−二′−“′循〒≠抽≠#昨
社メククリル日りメチル80〜10O重量%と他の共重
合性ビニル系単量体たとえばアルキル基の炭素数が1〜
8のアクリル酸アルキルエステル又はメチレフ0〜20
重量%からの(共)重合体であるメタクリル樹脂CI)
を混合]1して、多層構造共重合体(H)含量を1〜8
0重量%として使用することができる。
(II)は、−1−゛−“−二′−“′循〒≠抽≠#昨
社メククリル日りメチル80〜10O重量%と他の共重
合性ビニル系単量体たとえばアルキル基の炭素数が1〜
8のアクリル酸アルキルエステル又はメチレフ0〜20
重量%からの(共)重合体であるメタクリル樹脂CI)
を混合]1して、多層構造共重合体(H)含量を1〜8
0重量%として使用することができる。
本発明のメタクリル樹脂組成物を製造するには、多層構
造共重合体([1)は乳化重合法によることが特に好ま
しいので、乳化重合法の場合の例によって以下に説明す
る。
造共重合体([1)は乳化重合法によることが特に好ま
しいので、乳化重合法の場合の例によって以下に説明す
る。
反応容器に脱イオン水及び必要があれば乳化剤を加入し
、これに第一段階を構成する単量体混合物を添加して重
合を行い、次いで第二段階及び第三段階の重合を行い、
最後に第四段階の重合を行う。
、これに第一段階を構成する単量体混合物を添加して重
合を行い、次いで第二段階及び第三段階の重合を行い、
最後に第四段階の重合を行う。
重合流度は60〜120°C1好ましくは50〜100
°Cである。重合時間は、重合開始剤及び乳化剤の種類
、それらの量、重合温度等によって異なるが、通常は各
重合段階でそれぞれ0゜5〜7時間である。重合体と水
の比は、単量体/水−1/20〜1/1が好ましい。
°Cである。重合時間は、重合開始剤及び乳化剤の種類
、それらの量、重合温度等によって異なるが、通常は各
重合段階でそれぞれ0゜5〜7時間である。重合体と水
の比は、単量体/水−1/20〜1/1が好ましい。
重合開始剤及び乳化剤は、水相、単量体相のいずれか一
方又は両方に添加することができる。
方又は両方に添加することができる。
重合段階(A)、(B)、(C)及び(DJにおけるそ
れぞれの単量体は、一括して又は分割して仕込むことが
可能であるが、重合発熱等の点で分割仕込法が好ましい
。
れぞれの単量体は、一括して又は分割して仕込むことが
可能であるが、重合発熱等の点で分割仕込法が好ましい
。
乳化剤は通常用いられるものであれば特に限定されない
が、その例は、長鎖アルキルカルボンアルキルベンゼン
スルホン酸塩等である。
が、その例は、長鎖アルキルカルボンアルキルベンゼン
スルホン酸塩等である。
重合開始剤の種類も特に限定されないが、通常用いられ
る過硫酸塩、過硼酸塩等の無機開始剤又はそれらと亜硫
酸塩との組み合せによるレドックス開始剤、有機ヒドロ
パーオキシド−第−鉄塩、有機ヒドロパーオキシドーソ
ジウムホルムアルデヒドスルホキシレートのレドックス
開始剤、ペンゾイルバーオギシド、アゾビスイソブチロ
ニトリル等の開始剤も用いることができる。
る過硫酸塩、過硼酸塩等の無機開始剤又はそれらと亜硫
酸塩との組み合せによるレドックス開始剤、有機ヒドロ
パーオキシド−第−鉄塩、有機ヒドロパーオキシドーソ
ジウムホルムアルデヒドスルホキシレートのレドックス
開始剤、ペンゾイルバーオギシド、アゾビスイソブチロ
ニトリル等の開始剤も用いることができる。
乳化重合法によって得られたポリマーラテックスは公知
の方法によって凝固し、乾燥さぜる。
の方法によって凝固し、乾燥さぜる。
得られた多層構造共重合体をメタクリル樹脂。
に配合分散させる際には、溶融混合することが好ましい
。溶融混合に先立って、樹脂組成物以外に、必要に応じ
て、安定剤、滑剤、可塑剤、染顔料、充てん剤等を適宜
加え、V型ブレンダー、ヘンシュルミキサ−などで混合
したのち、ミキシングロール、スクリュー型押出機等を
用いて、150C〜600℃で溶融混合する。
。溶融混合に先立って、樹脂組成物以外に、必要に応じ
て、安定剤、滑剤、可塑剤、染顔料、充てん剤等を適宜
加え、V型ブレンダー、ヘンシュルミキサ−などで混合
したのち、ミキシングロール、スクリュー型押出機等を
用いて、150C〜600℃で溶融混合する。
得られた組成物を、押出成形機、射出成形機等を用いて
成形することにより、表面光沢、染顔料着色性等にずぐ
れた成形品を得ることができるばかりでなく、透明性が
必要な場合には、多層構造共重合体の屈折率をメタクリ
ル樹脂の屈折率と合致させることによって、極めてずぐ
れた透明性を有する組成物を得ることも可能である。
成形することにより、表面光沢、染顔料着色性等にずぐ
れた成形品を得ることができるばかりでなく、透明性が
必要な場合には、多層構造共重合体の屈折率をメタクリ
ル樹脂の屈折率と合致させることによって、極めてずぐ
れた透明性を有する組成物を得ることも可能である。
下記実施例中の部は重量部、%は重量%を意味する。
実施例1
(A)第一段階
−)LN(日光ケミカルズ社製品、以下SLNと略す)
0.4部、硫酸第一鉄0.00025部、エチレンジア
ミン四酢酸2ナトリウム(以下EDTA−2Naと略ず
)O、001部及υ2ナトリウムホルムアルテヒドスル
ホキシレ−) ( 以下SFSと略ず)1.5部を仕込
み,次いてメタクリル酸メチル97%、アクリル酸メチ
ル1%、1,6−ブチレンジメタクリレート12%、ア
リルメタクリレート0. 5%及びクメンノ・イドロノ
く一オキサイド(以下CHPと略ず)0.6%の混合物
の35部を添加し、攪拌下に反応容器内の酸素を窒素ガ
スで置換したのち,80°Cで60分間重合した。その
後SL1viの1.5%水溶液50部を追加し、さらに
メタクリル酸メチル60%、スチレン60%、アクリル
酸ブチル82%、1,6−プチレンジメタクリレート1
.5%及びCup0.6%からなる混合物65部を添加
し、添加終了後、90分間重合を継続した。
0.4部、硫酸第一鉄0.00025部、エチレンジア
ミン四酢酸2ナトリウム(以下EDTA−2Naと略ず
)O、001部及υ2ナトリウムホルムアルテヒドスル
ホキシレ−) ( 以下SFSと略ず)1.5部を仕込
み,次いてメタクリル酸メチル97%、アクリル酸メチ
ル1%、1,6−ブチレンジメタクリレート12%、ア
リルメタクリレート0. 5%及びクメンノ・イドロノ
く一オキサイド(以下CHPと略ず)0.6%の混合物
の35部を添加し、攪拌下に反応容器内の酸素を窒素ガ
スで置換したのち,80°Cで60分間重合した。その
後SL1viの1.5%水溶液50部を追加し、さらに
メタクリル酸メチル60%、スチレン60%、アクリル
酸ブチル82%、1,6−プチレンジメタクリレート1
.5%及びCup0.6%からなる混合物65部を添加
し、添加終了後、90分間重合を継続した。
(B)第二段階
第一段階の重合物100部が存在する同容器に、第一段
階と同じ80℃の条件下でSLNを35%及びSFSを
5%含有する水溶液50部を添加し、次いでアクリル酸
ブチル85%、メタクリル酸メチル12,8%アリルメ
タクリレート1.0%、1,4−ブタンジオールジアク
リレート0.5%及びCHP O,7%からなる混合物
の400部を180分間にわたって連続的に添加し、添
加終了後、さらに180分間重合を継続した。
階と同じ80℃の条件下でSLNを35%及びSFSを
5%含有する水溶液50部を添加し、次いでアクリル酸
ブチル85%、メタクリル酸メチル12,8%アリルメ
タクリレート1.0%、1,4−ブタンジオールジアク
リレート0.5%及びCHP O,7%からなる混合物
の400部を180分間にわたって連続的に添加し、添
加終了後、さらに180分間重合を継続した。
(C)第三段階
第二段階までの共重合物500部が存在する同容器を8
0°Cに保持したまま、SLN 2%水溶液50部を添
加し、次いでメタクリル酸メチ#96%、アクリル酸エ
チル6.5%、ノルマルオクチルメルカプタン0.2%
及びCH’P 0.5%からなる混合物650部を9部
分間にわたって連続的に添加し、添加終了後、さらに6
0分間重合を継続した。得られた重合物は(A) /
(B) −1/4、((A) +(B) )/(c)
−110,7であった。
0°Cに保持したまま、SLN 2%水溶液50部を添
加し、次いでメタクリル酸メチ#96%、アクリル酸エ
チル6.5%、ノルマルオクチルメルカプタン0.2%
及びCH’P 0.5%からなる混合物650部を9部
分間にわたって連続的に添加し、添加終了後、さらに6
0分間重合を継続した。得られた重合物は(A) /
(B) −1/4、((A) +(B) )/(c)
−110,7であった。
(D)第四段階
第三段階までの共重合物850部の存在する同容器を8
000に保持したまま、SLN 1%及びSFS 4%
を含む水溶液50部を添加し、次いでアクリル酸ブチル
60%、メタクリル酸メチル68,4%、アリルメタク
リレート0.5%、1.4−ブタンジオールジメタクリ
レート0.5%及びCHP 0.6%からなる混合物1
00部を60分間にわたって連続的に添加し、添加終了
後、120分間重合を継続し、4段階からなるラテック
ス状の多層構造共重合物を得な。吸光度法により算出し
たラテックス粒子径は0.61μmであった。
000に保持したまま、SLN 1%及びSFS 4%
を含む水溶液50部を添加し、次いでアクリル酸ブチル
60%、メタクリル酸メチル68,4%、アリルメタク
リレート0.5%、1.4−ブタンジオールジメタクリ
レート0.5%及びCHP 0.6%からなる混合物1
00部を60分間にわたって連続的に添加し、添加終了
後、120分間重合を継続し、4段階からなるラテック
ス状の多層構造共重合物を得な。吸光度法により算出し
たラテックス粒子径は0.61μmであった。
得られた多層構造共重合物を−0,25%硫酸水でラテ
ックス/水=1/2.50℃の条件下で凝固させた。得
゛られたスラリー状の白色ポリマーを60倍の脱イオン
水で洗浄し、脱水したのち、75℃で36時間乾燥した
。
ックス/水=1/2.50℃の条件下で凝固させた。得
゛られたスラリー状の白色ポリマーを60倍の脱イオン
水で洗浄し、脱水したのち、75℃で36時間乾燥した
。
次いで?4)られた多層構造共重合体の95.0部ツク
45(三菱化成(株)製品)、’o、88部をヘンシェ
ルミキサーにより混合したのち、スクリュー型押出機を
用い、シリンダ一温度200〜270°C,ダイ温度2
60℃で溶融混練し、多層構造共重合体を約29%含有
するメタクリル樹脂組成物をペレット化した。これを下
記の条件で射出成形し、得られた試験片から第1表の評
価結果を得た。
45(三菱化成(株)製品)、’o、88部をヘンシェ
ルミキサーにより混合したのち、スクリュー型押出機を
用い、シリンダ一温度200〜270°C,ダイ温度2
60℃で溶融混練し、多層構造共重合体を約29%含有
するメタクリル樹脂組成物をペレット化した。これを下
記の条件で射出成形し、得られた試験片から第1表の評
価結果を得た。
射出成形機; 日本製鋼所社製、V−17−65型スク
リユ一式自動射出成形機 射出成形条件;シリンダ一温度−250’C1射出圧7
00 kg / cm2、金型温度56°C 試験片サイズ; 110 X110 X2mm(厚)7
’OX 12.5 X 6.2mrn (厚)比較例1
〜2 (A)硬質樹脂部の製造 グラスライニング加工′を施した50石反応容器に、脱
イオン水300部、ザルコシネートLN(以下S L
Nと略す)0.1部、硫酸第一鉄0.00005部、E
DTA−2Na O,0002部、5FSO06部を仕
込み、メタクリル酸メチル97%、アクリル酸メチル1
%、1,6−プチレンジメタクリレート1.2%、アリ
ルメタクリレート0.5%及びCHP O,3%の混合
物の7部を添加し、攪拌下に反応容器内の酸素を窒素ガ
スで置換したのち、80℃で60分間重合した。次いで
S L Nの1,5%水溶液10部を追加し、さらにメ
タクリル酸メチル60%、スチレン30%、アクリル酸
ブチル8.2%、1,6−プチレンジメ継続した。
リユ一式自動射出成形機 射出成形条件;シリンダ一温度−250’C1射出圧7
00 kg / cm2、金型温度56°C 試験片サイズ; 110 X110 X2mm(厚)7
’OX 12.5 X 6.2mrn (厚)比較例1
〜2 (A)硬質樹脂部の製造 グラスライニング加工′を施した50石反応容器に、脱
イオン水300部、ザルコシネートLN(以下S L
Nと略す)0.1部、硫酸第一鉄0.00005部、E
DTA−2Na O,0002部、5FSO06部を仕
込み、メタクリル酸メチル97%、アクリル酸メチル1
%、1,6−プチレンジメタクリレート1.2%、アリ
ルメタクリレート0.5%及びCHP O,3%の混合
物の7部を添加し、攪拌下に反応容器内の酸素を窒素ガ
スで置換したのち、80℃で60分間重合した。次いで
S L Nの1,5%水溶液10部を追加し、さらにメ
タクリル酸メチル60%、スチレン30%、アクリル酸
ブチル8.2%、1,6−プチレンジメ継続した。
(B)軟質樹脂部の製造
硬質樹脂部20部の存在する同容器に、前段階と同じ8
0℃の条件下に、SLNを6,5%及びsFsを5%含
有する水溶液1o部を添加し、次いでアクリル酸ブチル
85%、メタクリル酸メチル12.8%、アリツレメタ
クリレート1.0%、ジ 1.4−フ゛タンジオールへアクリレート0.5%、C
HP 0.7 %からなる混合物の80部を180分間
にわたって連続的に添加し、添加終了後、さらにiao
分間重合を継続した。
0℃の条件下に、SLNを6,5%及びsFsを5%含
有する水溶液1o部を添加し、次いでアクリル酸ブチル
85%、メタクリル酸メチル12.8%、アリツレメタ
クリレート1.0%、ジ 1.4−フ゛タンジオールへアクリレート0.5%、C
HP 0.7 %からなる混合物の80部を180分間
にわたって連続的に添加し、添加終了後、さらにiao
分間重合を継続した。
次いでこの硬質−軟質からなるラテックス状のポリマー
20部を取り出し、実施例1と同様にして凝固させたと
ころ、ポリマーは合一し、ポリマーを使用できる状態で
収得すること2ができなかった。(比較例1) (C)硬質樹脂部の製造 硬質−軟質の2重構造樹脂8o部の存在する同容器を8
0℃に保持し、攪拌下にSUN 2%水溶液10部を添
加し、次いでメタクリル酸メチルアクリル酸エチル3.
5%、ノルマルオクチルメルカプタンo、1%及びCH
P D、 3%からなる混合物56部を9o分間にわた
って連続的に添加し、添加終了後、さらに60分間重合
を継続した。このラテックスの粒子径は0.28μ7n
であった。
20部を取り出し、実施例1と同様にして凝固させたと
ころ、ポリマーは合一し、ポリマーを使用できる状態で
収得すること2ができなかった。(比較例1) (C)硬質樹脂部の製造 硬質−軟質の2重構造樹脂8o部の存在する同容器を8
0℃に保持し、攪拌下にSUN 2%水溶液10部を添
加し、次いでメタクリル酸メチルアクリル酸エチル3.
5%、ノルマルオクチルメルカプタンo、1%及びCH
P D、 3%からなる混合物56部を9o分間にわた
って連続的に添加し、添加終了後、さらに60分間重合
を継続した。このラテックスの粒子径は0.28μ7n
であった。
得られた(硬質−軟質)−硬質の構造を有する多重共重
合体のラテックスを用い、実施例1と同様の操作により
、多重構造共重合体を29%含有するペレット状のメタ
クリル樹脂組成物とし、これを実施例1と同じ条件で射
出成形して評価した。その結果を第1表に実施例1と比
較して示す。(比較例2) この結果から、本発明によろ組成物は外観特性、耐衝撃
性、耐溶剤性の極めてバランスし乍ものとなるのに対し
、最外層が硬質樹脂の場合は、外観特性と耐衝撃性のバ
ランスが困難であることが知られる。
合体のラテックスを用い、実施例1と同様の操作により
、多重構造共重合体を29%含有するペレット状のメタ
クリル樹脂組成物とし、これを実施例1と同じ条件で射
出成形して評価した。その結果を第1表に実施例1と比
較して示す。(比較例2) この結果から、本発明によろ組成物は外観特性、耐衝撃
性、耐溶剤性の極めてバランスし乍ものとなるのに対し
、最外層が硬質樹脂の場合は、外観特性と耐衝撃性のバ
ランスが困難であることが知られる。
なお評価方法は下記に準じた。
光沢度−−−−−−−−−−−−−AsTMD 67’
3−.44アイゾツト衝撃強度−−−− 〃 D2
56−54T光線透過率−−−−−−7−−− //
D1003−5重曇価−−−−−−−−ユーエ〃
〃 実施例2〜4及び比較例6〜4、 実施例1で用いた、第一段階、第二段階、第三段階及び
第四段階の単量体組成をそれぞれ同一とし、第一段から
第三段までの添加量及び添加時間を第2表に示すように
変更して多層構造共重合体を得た。凝固工程以降の操作
は1組成物中の多層構造共重合体の含有量を第6表に示
すように変更した以外は、実施例1と同様に行った。評
価結果を第6表に示す。
3−.44アイゾツト衝撃強度−−−− 〃 D2
56−54T光線透過率−−−−−−7−−− //
D1003−5重曇価−−−−−−−−ユーエ〃
〃 実施例2〜4及び比較例6〜4、 実施例1で用いた、第一段階、第二段階、第三段階及び
第四段階の単量体組成をそれぞれ同一とし、第一段から
第三段までの添加量及び添加時間を第2表に示すように
変更して多層構造共重合体を得た。凝固工程以降の操作
は1組成物中の多層構造共重合体の含有量を第6表に示
すように変更した以外は、実施例1と同様に行った。評
価結果を第6表に示す。
実施例5〜8及び比較例5〜7
実施例1で用いた、第一段階から第四段階までの単量体
の組成を、それぞれ第4表のように変更し、その他は実
施例1と同様の方法により処理して、第5表に示す結果
を得た。また実施例2で用いた多層構造共重合物に、着
色剤を加えずに評価し、第6表の結果を得た。この例か
ら明らかなように、多層構造共重合物の屈折率をメタク
リル樹脂に合致させることにより一極めて優りた透明性
を有する組成物とすることも可能である。また比較例2
の多層共重合体の各段階生成物がすべて軟質の場合は、
通常の方法でポリマーを回収で゛きなかった。
の組成を、それぞれ第4表のように変更し、その他は実
施例1と同様の方法により処理して、第5表に示す結果
を得た。また実施例2で用いた多層構造共重合物に、着
色剤を加えずに評価し、第6表の結果を得た。この例か
ら明らかなように、多層構造共重合物の屈折率をメタク
リル樹脂に合致させることにより一極めて優りた透明性
を有する組成物とすることも可能である。また比較例2
の多層共重合体の各段階生成物がすべて軟質の場合は、
通常の方法でポリマーを回収で゛きなかった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 メタクリル酸メチル80重量%以上と他の共重合性ビニ
ル系単邦体20重量%以下からなる単量体又はその混合
物を重合して得られたメタクリル酸脂(I)の20〜9
9重量%と、最外層が、炭素数1〜8のアルキル基を有
するアクリル酸アルキルエステル60〜100重景%と
これと共重合しうる他のビニル系単量体0〜40垂部%
及び分子内に炭素間2重結合を2個以上有する単量体0
〜5重1%からなる単量体又はその重 混合物の100Ai部を重合したもので、その内部が (A)メタクリル酸メチル60〜100重量%と、これ
と共重合しうる他のビニル系単量体0〜40重量%及び
分子内に炭素間2重結合を2個以上有する単量体0〜1
0重量%からなる単量体又はその混合物の25〜500
重量部を重合する第一段階、 (B)アルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸アルキ
ルエステル60〜99,9重量%と、これと共重合しう
る他のビニル系軍量体O〜699重量%及び分子内に炭
素間2重結合を2個以上有する単量体0.1〜5重量%
からなる単量体混合物の25〜950重量部を重合する
第二段階、 (C)第一段及び第二段階による重合物の存在下に、メ
タクリル酸メチル60〜100重量%と、これと共重合
しうる他のビニル系単量体0〜40重量%及び分子内に
炭素間2重結合を2個以上有する単量体0〜10重量%
からなる単量体又はその混合物の50〜10000重量
部を重合する第三段階の6段階反応により得られた共重
合物であり、 かつ組成比が(A) / (B) −1/ 1〜1/2
0及び((A)+(B) ) / (C)= 110.
2〜1/10の両式を調定する多層構造共重合物(n)
の1〜80重量%とからなるメタクリル樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5483A JPS59124948A (ja) | 1983-01-05 | 1983-01-05 | メタクリル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5483A JPS59124948A (ja) | 1983-01-05 | 1983-01-05 | メタクリル樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59124948A true JPS59124948A (ja) | 1984-07-19 |
Family
ID=11463519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5483A Pending JPS59124948A (ja) | 1983-01-05 | 1983-01-05 | メタクリル樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59124948A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1467249A2 (en) * | 2003-04-09 | 2004-10-13 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Resin composition, optical filter and plasma display |
-
1983
- 1983-01-05 JP JP5483A patent/JPS59124948A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1467249A2 (en) * | 2003-04-09 | 2004-10-13 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Resin composition, optical filter and plasma display |
EP1467249A3 (en) * | 2003-04-09 | 2007-08-08 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Resin composition, optical filter and plasma display |
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