JPH01101354A - メタクリル樹脂組成物 - Google Patents

メタクリル樹脂組成物

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JPH01101354A
JPH01101354A JP25869887A JP25869887A JPH01101354A JP H01101354 A JPH01101354 A JP H01101354A JP 25869887 A JP25869887 A JP 25869887A JP 25869887 A JP25869887 A JP 25869887A JP H01101354 A JPH01101354 A JP H01101354A
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JP
Japan
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weight
methyl methacrylate
macromer
copolymer
monomer
Prior art date
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Pending
Application number
JP25869887A
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English (en)
Inventor
Suehiro Tayama
田山 末広
Masamitsu Tateyama
立山 正光
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐衝撃性及び耐溶剤性に優れたメタクリル樹
脂組成物に関し゛、より詳しくはメタクリル酸メチルを
主要構成成分とするメタクリル樹脂と、特定の構造を有
する多重構造グラフト共重合体とからなり、透明性、表
面光沢に優れ、かつ低温域及び常温域での優れた耐衝撃
性や耐溶剤性を示すメタクリル樹脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
メタクリル樹脂は、高分子材料の中でも透明性や表面光
沢などの光学的性質、機械的性質、耐候性などに卓越し
た特性を有し、また成形加工性においても優れた特性を
有している。これらの特性を生かして照明器具、看板、
窓材、光学レンズ、車幅部品及び各種デイスプレィなど
多くの分野で使用されている。
しかし、メタクリル樹脂は耐衝撃性が不足しているため
、多くの用途分野においてもその改良が強く望まれて訃
り、上述のメタクリル樹脂本来の特性を損わず耐衝撃性
を付与する方法が古くから検討されている。本発明者ら
も先にアクリル酸アルキルエステルとスチレン系単量体
及びイソフタル酸ジアリルの特定割合の単量体混合物を
重合させたアクリル系弾性体の存在下にメタクリル酸メ
チルを主成分とする単量体またはその混合物をグラフト
共重合させたグラフト共重合体とメタクリル樹脂をブレ
ンドした樹脂組成物(特願昭60−990.5号公報)
や、メタクリル酸メチルを主成分とする硬質架橋樹脂を
内部に含有し、架橋アクリル酸エステル系共重合体が外
層を構成する2重構造アクリル系弾性体の存在下に、架
橋性単量体と非架橋性単量体を重合したゴム状弾性体と
メタクリル樹脂をブレンドした樹脂組成物(σB1’4
.As3,105号、特開昭56−167712号公報
)などについて提案した。
これらの他に、アクリル酸アルキルエステルとスチレン
系単量体をゴム状エラストマー成分として用いる方法は
多数提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、アクリル酸アルキルエステルとスチレン
系単量体の共重合体のガラス転移点は、アクリル酸アル
キルエステル単独重合体のガラス転移点(−50〜−6
0℃)に比較して−10〜−20℃となり、低温域での
エラストマー特性に影響を及ぼし、耐衝撃性の発現性が
低下するという欠点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、上述の問題点に鑑み、透明性、表面光沢
、成形加工性、耐候性などのメタクリル樹脂本来の特性
を犠牲にすることなく、温度変化に依存しない耐衝撃性
や耐溶剤性が付与されたメタクリル樹脂組成物を得るべ
く鋭意検討した結果、耐衝撃性を付与する成分でちるア
クリル酸アルキルエステルと、透明性を付与する成分で
あるスチレン系単量体を、ブロック状に重合させること
によりアクリル酸アルキルエステルの低いガラス転移点
を保持した状態で、透明性も付与できることを見出し本
発明(到達した。
即ち、本発明はメタクリル酸メチル単独、またはメタク
リル酸メチルと他の共重合性のビニルまたはビニリデン
系単量体の混合物を重合して得られたメタクリル樹脂+
0.と、 片末端に重合性官能基を有し、アルキル基の炭素数が1
〜8のアクリル酸アルキルエステルの少なくとも1種か
らなるマクロマー1a) 20〜85重量%、片末端に
重合性官能基を有し、スチレン及びビニルトルエンから
選ばれた少なくとも1種からなるマクロマー中)5〜2
5重量%。
及び炭素間2重結合を2個以上有する架橋性単量体r1
.1〜5重0.%、他の共重合性のビニルまたはビニリ
デン系単量体0〜85重量%からなる単量体混合物1c
lを共重合させてなるゴム状共重合体(II) 100
重量部の存在下に、メタクリル酸メチル80〜100重
量%と他の共重合性のビニルまたはビニリデン系単量体
0〜20重は憾からなる単量体混合物(d)20〜20
0重縫部を重合させて得られる多重構造グラフト共重合
体(2) とからなる組成物であって、全組成物中に多重構冶グラ
フト共重合体のゴム状共重合体tU>成分がQ、1〜5
0重量係重量式含有なることを特徴とするメタクリル樹
脂組成物を第1の発明とし、メタクリル酸メチル単独、
またはメタクリル酸メチルと他の共重合性のビニルまた
はビニリデン系単量体の混合物を重合して得られたメタ
クリル樹脂中と、 ゴム状共重合体0.[)の全重量に対し50重量%まで
の範囲でメタクリル酸メチル80〜100重量%と他の
共重合性のビニルまたはビニリデン系単量体0〜20重
量鳴からなる単量体混合物を重合させてなる硬質樹脂成
分を粒子内部に含有し、片末端に重合性官能基を有し、
アルキル基の炭素数が1〜Bのアクリル酸アルキルエス
テルの少なくとも1種からなるマクロマー(IL)20
〜85重量%、片末端に重合性官能基を有し、スチレン
及びビニルトルエンから選ばれた少なくとも1種からな
るマクロマー(b)5〜25重量%、及び炭素間2重結
合を2個以上有する架橋性単量体0.〜5重量%、他の
共重合性のビニルまたはビニリデン系単量体0〜85重
量%からなる単量体混合物(clを共重合させてなるゴ
ム状共重合体1ll) 100重量部の存在下に1メタ
クリル酸メチル80〜100重量%と他の共重合性のビ
ニルまたはビニリデン系単量体0〜20重量鳴からなる
単量体混合物(イ)20〜200重量部を重合させて得
られる多重構造グラフト共重合体(2) とからなる組成物であって、全組成物中に多重構造グラ
フト共重合体(2)のゴム状共重合体(I[)成分が0
.〜50重ff14含有されてなる仁とを特徴とするメ
タクリル樹脂組成物を第2の発明とする。
本発明で用いられるメタクリル樹脂+0.は、メタクリ
ル酸メチル単独、またはメタクリル酸メチルと他の共重
合性のビニルまたはビニリデン系単量体の混合物を重合
して得られるものであり、好ましくは80重Il嗟以上
のメタクリル酸メチルを含有するものである。他の共重
合性のビニルまたはビニリデン系単量体としては、好ま
しくはアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシルなどの炭素数
1〜8のアクリル酸アルキルエステル、スチレン、及ヒ
アクリロニトリルが挙げられる。
次に、多重構造グラフト共重合体口は、片末端に重合性
官能基を有するアルキル基の炭素数が1〜8のアクリル
酸アルキルエステルから選ばれた少なくとも1種、特に
好ましくはアクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘ
キシルからなるマクロマー(a) 20〜85重蕾チ、
片末端に重合性官能基を有するスチレン及びビニルトル
エンから選ばれた少なくとも1種からなるマクロマー(
b)5〜25重1*、及び炭素間2重結合を2個以上有
する架橋性単量体0.1〜5重量鴫、他の共重合性のビ
ニルまたはビニリデン系単量体0〜50重量%からなる
単量体混合物(C)を共重合させてなるゴム状共重合体
on 1o o *景部の存在下に1メタクリル酸メチ
ル80〜100重量係と他の共重合性のビニルまたはビ
ニリデン系単量体0〜20重量−からなる単量体混合物
1dl 20〜200重量部を重合させて得られるもの
である。
マクロマー1a)及びマクロマーTo+としては透明性
の点から使用割合はゴム状共重合体(■)中にそれぞれ
20〜85重量%、5〜25重量%であることが必要で
ある。また、マクiマー(a)及びマクロマー(1))
は、片末端に重合性官能基として(メタ)アクリロイル
オキシ基を有することが好ましい。さらに、分子量は1
. OOO〜0.1.Go。
の範囲が好ましく、分子量が1. OO0未満てはゴム
状共重合体([1のガラス転移点が上昇し、低温域での
耐衝撃性が改良されず、一方、10,000を超えると
、特に乳化重合の場合に安定な重合が行なえなかったり
、巨大粒子の派生による透明性の低下がみられる。
次に、ゴム状共重合体+Il)を製造する際に使用され
る、炭素間2重結合を2個以上有する架橋性単9体の使
用割合はα1〜5重量%である。
架橋性単量体としては特に限定されず、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、1.5−ブチレンジ(メ
タ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、アリル(メタ)アクリレート、メタリル(
メタ)アクリレート、アリルツルベート、アリルシンナ
メート、トリアリルシアヌレート、トリアリルインシア
ヌレート、フタル酸ジアリル、イソフタル酸ジアリル、
ジアリルマレエート、ジアリルフマレート、トリアリル
トリメリテートなどが拳げられ、これらは単独で、ある
いは2種以上を混合して用いることができる。
また、50重量%までの範囲で他の共重合性のビニルま
たはビニリデン系単量体を使用することができ、メタア
クリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル
酸ブチル、メタアクリル酸2−エチルヘキシルなどの炭
素数1〜80メタアクリル酸アルキルエステル、スチレ
ン、アクリロニトリルなどを挙げることができろ。
さらに、ゴム状共重合体+II)粒子内部に、必要に応
じてゴム状共重合体(ri+の全重量に対して50′重
量4′!での範囲でメタクリル酸メチル80〜100重
aS、他の共重合性のビニルまたはビニリデン系単量体
0〜20重tqbからなる単量体混合物を重合させてな
る硬質樹脂成分を含有させることも可能である。この場
合、他の共重合性のビニルまたはビニリデン系単量体と
してはアクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸2−エチルヘキシルなどの炭素数1〜Bのアクリル酸
アルキルエステル、スチレン、アクリロニトリルなどを
挙げることができる。また、前述の炭素間2重結合を2
個以上有する架橋性単量体も使用することができる。
なお、ゴム状共重合体(mlは重合完了時における粒子
径が江05〜145μ毒であることが好ましい。粒子径
が105μ講未満では耐衝撃性の発現が劣り、一方、1
45μ悔を超えると透明性や表面光沢などが劣る傾向と
なる。
次に1本発明の多重構造グラフト共重合体(2)は、ゴ
ム状共重合体(n)の存在下で単量体混合物(山を重合
せしめたものであムが、これを構成す、る成分の組成は
、メタクリル酸メチル80〜100重ttsと他の共重
合性のビニルまたはビニリデン系単量体0〜50重量嗟
からなるものである。メタクリル酸メチルが80蓋量チ
未満では得られたメタクリル樹脂組成物の耐熱性が劣る
傾向となる。他の共重合性のビニルまたはビニリデン系
単量体としてはアクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシルなどの炭素数1〜8のア
クリル酸アルキルエステル、スチレン、アクリロニトリ
ルナトラ楯げることができる。さらに前述の炭素間2重
結合を2個以上有する架橋性単量体も使用することがで
きる。単量体混合書モ使用量はゴム状共重合体(If)
 100重量部に対して20〜200重量部であり、2
0重量部未満では耐衝撃性や表面光沢などが劣り、20
0重量部を超えると多重構造グラフト共重合体(2)の
生産性が低下する傾向となる。
さらに、単量体混合物(イ)の重合に際してメルカプタ
ン類の重合度調節剤を添加することも可能である。メル
カプタン類としては各種のアルキルメルカプタン、チオ
グリコール酸及びそのエステル、β−メルカプトプロピ
オン酸及びそのエステル、チオフェノール、チオクレゾ
ールなどが挙げられる。
本発明の多重構造グラフト共重合体−の製造方法として
は、乳化重合法が特に好ましい。以下、乳化重合法によ
る製造例について説明する。
まず、反応容器内に脱イオン水、必要がられば乳化剤を
加えた後、ゴム状共重合体[0.を構成するマクロマー
fat及びlb)と単量体混合物(C)を加え重合を行
ない、次いでゴム状共重合体III)の存在下に残りの
単量体混合物1(1)を加え重合を行なう。
重合温度は50〜120℃、好ましくは50〜100℃
である。重合時間は重合開始剤や乳化剤の種類と使用量
及び重合温度によって異なるが、通常はa5〜15時間
である。
重合性成分と水の比は、重合性成分/水=1720〜1
/1 の範囲が好ましい。
重合開始剤及び乳化剤は、水相、単量体相のいずれか片
方または双方に添加する。
各重合段階における各単量体の仕込方法は一括仕込法、
あるいは分割仕込法を用い得る。
乳化剤は通常用いられる乳化剤であれば特に限定されず
、例えば長鎖アルキルカルボン酸塩、スルホフハク酸ジ
アルキルエステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩な
どが例示される。
重合開始剤の種類も特に限定されることはなく、例えば
水溶性の過硫酸塩、過硼酸塩などの無機開始剤を単独で
、または亜硫酸塩、チオ硫酸塩などと組み合わせてレド
ックス開始剤として用いることもできる。また有機ヒド
ロパーオキシド−第1鉄塩、有機ヒドロパーオキシドー
ソジタムスルホキシレートのようなレドックス開始系、
ベンゾイルパーオキシド、アゾビスイソブチロニトリル
などの開始剤も用いることができる。
乳化重合法により得られた多重構造グラフト共重合体f
期は、重合体ラテックスから公知の方法により凝固、回
収、洗浄、乾燥することkより粉体状重合体として得ら
れる。
上述の如くして得られた多重構造グラフト共重合体(至
)は、前記のメタクリル樹脂(I)とブレンドされるこ
とにより、本発明のメタクリル樹脂組成物とされる。な
お、メタクリル樹脂組成物中には、多重構造グラフト共
重合体−のゴム状共重合体(n)成分が[lL1〜50
重量%含有されていることが必要であ抄、0.1重量−
未満では耐溶剤性や耐衝撃性の効果の発現に劣り、一方
、50重q憾を超えると耐熱性に劣る1項向となる。
メタクリル樹脂+1)と多重構造グラフト共重合体(2
)をブレンドするには溶融混合するのが好ましい。溶融
混合に先立って、必要がちれば安定剤、滑剤、可塑剤、
着色剤、充填剤などを適宜添加し、V型タンブラ−やヘ
ンシエルミキサーヲ使用してブレンドした後、ミキシン
グロールスクリュー型押出機などを用いて150〜50
0℃で溶融混合することができる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。な
お、実施例中「部J、r96Jとあるのは、それぞれ「
重量部」、「重量%」を表わす。
実施例1〜5、比較例1〜2、参考例 (1)  多重構造グラフト共重合体(2)の製造(1
−1)ゴム状共重合体+13の製造内容#& 50 /
のステンレス製反応容器に、先ず下記(1)の原料と第
1表に示す(ii)の原料を各割合で入れ、攪拌下に窒
素ガスを吹き込み実質的に酸素の影響のない状態とした
後、65℃に昇温しで下記仙)の原料を添加して、さら
に80℃に昇温しで90分間重合を継続した。
その後(ii)に示したものと同組成の原料1015時
を90分間にわたって連続的に添加しさらVc120分
間重合を継続しゴム状共重合体t!I)をラテックス状
で得た。
(1)  原料 脱イオン水         50ゆ ザルコシネー)LH”(’!3−LM)       
    1 00 fメタノール          
   500f硼酸        100f 炭酸ナトリウム             10f60
.)  原料 脱イオン水        5oot ンジウムホルムアルデ辷ド       50fスルホ
キシレート 畳1)  N−アシルザコシン酸塩(日光ケミカルズ■
製品)なお、得られたラテックスの粒子径は吸光度法に
より測定した結果、0.6μmであった。
(1−2)多重構造グラフト共重合体(2)の製造次に
、得られたゴム状共重合体(II) I D ki9(
100部)を含むラテックスの存在する反応容器を80
℃に保って攪拌しながら、脱イオン水    500t El−T、+N        259を添加して、さ
らに下記の(φの原料(60部)を90分間にわたって
連続的に加えて重合した。その後さらに60分間重合を
継続し多重構造グラフト共重合体(2)をラテックス状
で得た。
メタクリ4メチル(MMA)(964)      5
760 fアクリル酸エチル(KA)  (a4)  
     2ao tノルマルオクチルメルカプタン(
n−0,Si2)       15 fクメンハイド
ロパーオキサイド(OHP)         18f
このラテックスを以下に述べる方法により凝固、洗浄、
乾燥した。
ステンレス製容器に1.0%硫酸水50ゆを  −仕込
み、攪拌下で85℃に昇温し、先に製造したラテックス
25に9を15分間にわたって連続的に唯加し、その後
内温を90℃まで昇温し5分間保持した。室温まで冷却
した後重合体をr別し脱イオン水で洗浄し、白色のクリ
ーム状重合体を得、これを70℃×56時間の条件下で
乾燥し白色粉体状の重合体を得だ。
(2)  メタクリル樹脂illの”A@メタクリル樹
脂+0.として、メタクリル酸メチル/アクリル酸メチ
ルが9971でちり、かつクロロホルム中での還元粘度
が1060(17f )のビーズ状の共重合体を公知の
懸濁重合法によりfM造した。
(3)  メタクリル樹脂組成物の製造上記(1) 、
 (2)で得られたメタクリル樹脂(I)と多重構造グ
ラフト共重合体口を第2表に示しり割合で10にglお
よびトリフェニル7オスフアイトSOfを内容積20/
のスーパーミキサー(■用日製作所製、SM’V−20
タイプ)により攪拌回転数1800 rpmで3分間ブ
レンドした。
得られたブレンド物を、外径40四φのスクリュー型押
出し機(−日本製鋼新製、P−dO−26AB−V型、
T、+/D −26)を使用し、シリンダー温度200
〜260℃、ダイ温度250℃で溶融混練してベレット
とした後、下記の条件上射出成形して得られた試験片を
評価し、第2表に示しだ結果を得た。
射出成形機:■日本製鋼新製、V−17−65型スクリ
ユ一式自動射出成形機 射出成形条件ニジリンダ−温度250〜260℃、金型
温度55℃ 実施例6〜8 実姉例1で使用した多重構造グラフト共重合体1[ID
を、下記に述べる方法により製造したものを使用した以
外は実施例1と同様に実験を行なった。結果を第4表に
示す。
(1)  ゴム状共重合体(寵)の製造内容積Satの
ステンレス震反応容器に、先ず下記(i)の原料を入れ
、攪拌下に窒素ガスを吹き込み実質的に酸素の影響のな
い状態とした後、70℃に昇温しで下記+i+の原料を
添加して、2時間重合を行ない硬質架橋樹脂体のラテッ
クスを得た。
til  原料 脱イオン水         20に90.2−LN 
                         
16f硼酸        80f 炭酸ソーダ          8t MMA        (q y%)  19jOfl
nA         (1優)20t1.3−フヂレ
ンジメタクリレート (2tlI)     40f+
i)  原料 脱イオン水         500を過硫酸カリウム
(KPEI)         24f上記の重合が実
質的に終了した固型分で2k17(20部)に相当する
量の硬質架橋樹脂ラテックスの入った上記容器内に1下
記+irDの原料を加え80℃に昇温した後、第3表に
示した曝ψの原料(80部)を150分間にわたって連
続的に添加し、添加終了後さらに180分間重合を継続
し硬質樹脂成分を粒子内部に含有するゴム状共重合体+
10をラテックス状で得た。なお、得られたラテックス
の粒子径は吸光度法により測定した結果、0.28μ惧
であった。
+i*i+  原料 脱イオン水         500tメタノール  
        500fEi−XJN       
       SO?ソジウムホルムアルデヒドスルホ
          52v中シレート (2)  多重構造グラフト共重合体(2)の製造上記
の重合で得られた固基分10kg(100+aS )に
相当するラテックス会入れた上記容器内に、下記Mの原
料を添加して攪拌した後、下記〜Dの原料を150分間
にわたって連続的に添加した。その後さらに1時間重合
を継FjEし、多重構造グラフト共重合体(冊をラテッ
クス状で得た。
M  原料 脱イオン水       5002 S−LN                     
  2(InlV曇 原料 MMA      (964)   48009F!A
       (aチ)   ’zooyn−CIIS
R12,5t ターシャリブチルヒドロキシ         5fパ
ーオキサイド 得られたラテックスを実砲例1と同様に凝固、洗浄、乾
燥して多重構虐グラフト共重合体1ull!の粉体を得
た後、メタクリル樹脂(1)と第4表に示す割合でブレ
ンドし評価した。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明のメタクリル樹脂組成物は、低
温域及び常温域での耐衝撃性や耐溶剤性に優れるため工
業1優れた効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)メタクリル酸メチル単独、またはメタクリル酸メチ
    ルと他の共重合性のビニルまたはビニリデン系単量体の
    混合物を重合して得られたメタクリル樹脂( I )と、 片末端に重合性官能基を有し、アルキル基の炭素数が1
    〜8のアクリル酸アルキルエステルの少なくとも1種か
    らなるマクロマー(a)20〜85重量%、片末端に重
    合性官能基を有し、スチレン及びビニルトルエンから選
    ばれた少なくとも、種からなるマクロマー(b)5〜2
    5重量%、及び炭素間2重結合を2個以上有する架橋性
    単量体0.1〜5重量%、他の共重合性のビニルまたは
    ビニリデン系単量体0〜50重量%からなる単量体混合
    物(c)を共重合させてなるゴム状共重合体(II)10
    0重量部の存在下に、メタクリル酸メチル80〜 100重量%と他の共重合性のビニルまたはビニリデン
    系単量体0〜20重量%からなる単量体混合物(d)2
    0〜200重量部を重合させて得られる多重構造グラフ
    ト共重合体(III)とからなる組成物であつて、全組成
    物中に多重構造グラフト共重合体(III)のゴム状共重
    合体(II)成分が0.1〜50重量%含有されてなるこ
    とを特徴とするメタクリル樹脂組成物。 2)マクロマー(a)及びマクロマー(b)の片末端の
    重合性官能基が(メタ)アクリロイルオキシ基であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のメタクリル
    樹脂組成物。 3)メタクリル酸メチル単独、またはメタクリル酸メチ
    ルと他の共重合性のビニルまたはビニリデン系単量体の
    混合物を重合して得られたメタクリル樹脂( I )と、 ゴム状共重合体(II)の全重量に対し50重量%までの
    範囲でメタクリル酸メチル80〜100重量%と他の共
    重合性のビニルまたはビニリデン系単量体0〜20重量
    %からなる単量体混合物を重合させてなる硬質樹脂成分
    を粒子内部に含有し、片末端に重合性官能基を有し、ア
    ルキル基の炭素数が1〜8のアクリル酸アルキルエステ
    ルの少なくとも1種からなるマクロマー(a)20〜8
    5重量%、片末端に重合性官能基を有し、スチレン及び
    ビニルトルエンから選ばれた少なくとも1種からなるマ
    クロマー(b)5〜25重量%、及び炭素間2重結合を
    2個以上有する架橋性単量体0.1〜5重量%、他の共
    重合性のビニルまたはビニリデン系単量体0〜50重量
    %からなる単量体混合物(c)を共重合させてなるゴム
    状共重合体(II)100重量部の存在下に、メタクリル
    酸メチル80〜100重量%と他の共重合性のビニルま
    たはビニリデン系単量体0〜20重量%からなる単量体
    混合物(d)20〜200重量部を重合させて得られる
    多重構造グラフト共重合体(III) とからなる組成物であつて、全組成物中に多重構造グラ
    フト共重合体(III)のゴム状共重合体(II)成分が0
    .1〜50重量%含有されてなることを特徴とするメタ
    クリル樹脂組成物。 4)マクロマー(a)及びマクロマー(b)の片末端の
    重合性官能基が(メタ)アクリロイルオキシ基であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のメタクリル
    樹脂組成物。
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