JPS59123160A

JPS59123160A - ラベル付き乾電池

Info

Publication number: JPS59123160A
Application number: JP58057489A
Authority: JP
Inventors: Takashi Yamada; 高志山田; Masahiko Ono; 小野　政彦
Original assignee: Toppan Printing Co Ltd
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1983-04-01
Filing date: 1983-04-01
Publication date: 1984-07-16
Anticipated expiration: 2010-06-07
Also published as: JPH0754697B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はラベル付き乾電池に関する。

従来、アルカリマンガン乾電池は、メタルジャケットの
外装によりその胴部を覆われている。このメタルジャケ
ントは金属箔を含む積層材料であるが、このため、金Ｉ
萬印刷、金属箔のカット、力ＩＪソングカップリング、
及び乾電池の端部でかしめるという作業を要する。

また、乾電池の外周は日本工業規格で統一化されていて
、その外径は一定である。しかし−一方では、その電池
の容量は内容薬剤ｌと比例するものであり、内容量をよ
り多くすることで電池性能を向上できるのである。

本発明者等は、これらの事情に！みてｔ１１々検討を重
ねた結果、金属蒸着したシュリンクラベルをメタルジャ
ケットの代わりに用いれば、金属印刷等の工程が不要な
こと、メタルジャケットよりも薄いので、電池の内容量
を多（することができることに想到した。

ところで、乾電池等の円筒状の物品ｆシュリンクフィル
ムを巻き付ける場合は、従来、まずシュリンクフィルム
の端部に接着剤を塗工して円筒状に成形し、この中ｒ円
筒状の物品を挿入し、加熱して収縮する方法が一般的に
行なわれている。しかるに１例えば単４の乾電池など、
その物品が比較的小さな場合には、これに対応する円筒
状のシ、　ＩＪタンクイルムを成形する工程、この円筒
が歪まないようその形状を保持する工程、及びこのシュ
リンクフィルム中に乾電池を挿入する工程のいずれもが
微妙な調整を必要とし、簡便てできることではなかった
。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、簡便
な方法で得られるシュリンクラベル利キ乾電池を提供す
ることを目的とする。すなわち、本発明は、感圧粘着剤
層を有するシーリンクラベルを乾電池胴部に胴巻きにす
ると共に接着し、加熱収縮して成るラベル付き乾電池で
ある。

以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

図面は本発明の実施例を示し、第１図〜第４図は離型紙
から剥離ずろ前の本発明に係るラベルの断面図第５図（
ａ−ｊ〜（１つ）は本発明に係るラベルを乾電池に適用
する方法を説明する断面図（但し第５図（ａ）〜（ｂｌ
において乾電池内部の構造は省略しである）第６図は第
５図の結果得られたラベル付乾電池の斜視図である。

図面の第１図ｆおいて、（１）はシュリンクフィルムを
示している。この材質は任意のもので良いが例えば−軸
延伸した収縮塩ビフィルムが使用できる。後述するよう
に乾電池に適用する際の便から一軸延伸したシュリンク
フィルム、特に縦方向（フィルムを押出し成形する際の
押出しフラ向）Ｋ延伸したシーリンクフィルムが好マ（
〜い。

また、（２）はこのシーリンクフィルム（１）に蒸着す
れた金属蒸着層を示している。この蒸着＠属は鉄、銅、
ニッケル等任意の金属を用いろことができるが、アルミ
ニウムが安価であり、また簡便である。

一方、シリコフカ０丁等の離型力１１工を施した前型紙
（４）の離型加丁面て、感圧粘着剤（３）を塗布し、十
分て乾燥１−て溶剤を除去する。この感圧粘着剤（３）
面に前記シ・リンクフィルム（１）の金属蒸着層（２）
而を貼り合わせ、離型紙（４）をカントしない程度の深
さに切断刃を入れて、シュリンクフィルムｉｌ＋及び金
属蒸着層（２）をカノトシ、使用しない部分のシーリン
クフィルム（１）及び金属蒸着層（２）を粘着剤（３）
と共に除去する。こうして得られたものが第１図の断面
図に示すものである。なお、印刷インキ（５）は蒸着前
のシーリンクフィルム（１）に施しても良いし、離型紙
（４）Ｋ貼り合わせた後のシュリンクフィルムｉｌｌに
施しても良い。

第２図に示すものは、シュリンクフィルム（１）ニ金属
蒸着するに先立って、例えば黄色の染料を混合した蒸着
アンダーニス（６）を塗布し、この後金属蒸着層（２）
を形成したもので、他の点は第１図と同様である。

また、第３図に示すものは、シュリンクフィルム（１）
に金属蒸着した後、接着剤（７）を介してシュリンクフ
ィルム（８）を積層したもので、その他は第１図に示す
ものと同様である。なお、接着剤（７）は、粘着剤（３
）と異なって、ラベルとなった際に粘着性を有する必要
はないから、ノンソルベント型の接着剤を用いることか
できる。

第４図に示すものは、蒸着前に黄色の染料を混合した蒸
着アンダーニス（６）を塗布したもので、他の点は第６
図と同様である。

第１図〜第４図において、感圧粘着剤（３）としては、
例えば、アクリル酸エステル、アクリル酸共重合物、天
然ゴム等の主材に、エステルガム、ロオクチルフタレー
ト、ヒマシ油等の可塑剤等を配合したものが使用できる
。

こうして得られたラベル（９）は、第５図（ａｊＫ示す
ようＫ、離型紙（４）から剥離して、乾電池（１０）胴
部の外周に接着する。この時、シュリンクフィルム（１
）の延伸した方向（収縮する方向）が乾電池（１０）の
円周方向になるようにすることが好ましい。この後加熱
してラベルを収縮させる。すると、第５図（ｂ）に示す
ように、乾電池（１０）胴部の両端ではその収縮が激し
く、従来のメタルジャケットをかしめた時と同様の状態
になる。この時の斜視図が第６図に示すものである。

本発明は以上述べた通りで、このため、以下（イ）〜Ｇ
ホ）の効果を有する。

（イ）　シュリンクフィルムのシュリンク性を損なうこ
とな（感圧粘着剤層を設けろことができろ。

（ロ）電池の円周方向に収縮するラベルを用いるので、
端部が電池の端部に沼ってかｌ−められる。

ｋｌ　　従来のメタルジャケットに比べて安価であり、
その取り扱いもはるかに容易である。

（ニ）従来のメタルジャケットに比べて薄いので、それ
だけ電池の内容量を太き（することができ、容量を大き
くすることができろ。

（ホ）蒸着アンダーニスに混合する染料を、黄色に限ら
ず種々の色彩にすることＫより、黄金色、青銀色等の金
属色を得ろことができろ。

以下、実施例てより本発明を説明する。

〈実施例〉Ｉｆ　ミ３０　Ｉｔのタテ収縮率５０係の塩ビフィルム
の片面Ｋ、黄色の染料を含む透明なビニル系塗料を塗布
Ｌ、５０°Ｃ以下の熱風で十分に乾燥させた後、アルミ
ニウムをその塗工面［４００Ａの厚さに真空蒸着した。

一力、８０．９／ｒｔｔのグラシン紙にシリコン系離型
剤を塗工焼付して成る離型紙に、オリバインＢＰＳ−１
１０９（東洋インギ製造■製粘着剤）を塗工量ろ０．！
ｌ／／ｍ（Ｄｒｙ）塗工し、十分に乾燥して溶剤を除去
した後、厚さ３０μのタテ収縮率５０％の塩ヒフイルム
ラ貼り合わせた。このフィルム面テ更にオリバインＢＰ
Ｓ−３２３６（東洋インキ製造（作製ノンソルベント型
接着剤）を塗工ｔ　２５ｇ／ｍ（Ｄｒｙ）塗工して、前
記蒸着フィルムのアルミニウム蒸着面を貼り合わせた。

こうして得られたラベル用原反の断面は、第４図て示す
ものと同様である。

このラベル用原反は６ケ月間放置してもその性能に変化
がなく、経時的ｒ安定なものであった。

この後、この原反の塩ビフィルム面に、紫外線硬化型黒
インキで印刷し、紫外線乾燥機で乾燥硬化後、乾電池胴
部に比較して、円周方面で２　ｍｍ、高さ方向で４１１
１１ｎ（上方２　’１１１１１１、下方２　ｍｔｎ　）
それぞれ長い寸法で、切断刃により、離型紙を切断しな
いようハーフカットｌ−て、ラベルを製造した。

このラベルを、自動ラベラーで、アルカリマンガン乾電
池の胴部に層巻きてしｆこ。これを１００°Ｃの熱風乾
燥７機中で１分間加熱処理したところ、ラベルが収縮し
て第６図に示すように、ラベルの端部が乾電池の端部を
巻き込んで、良好な外観を有する乾電池が得られた。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図〜第４図は離型紙
から剥離１−る前のラベルの断面図、第５図（ａ）　（
ｂ）は本発明のラベルを乾電池に適用する方法を説明す
るための説明断面図（但し電池内部の構造は図示を省略
しである）、第６図はラベル付乾電池の斜視図である。（１）・・・シュリンクフィルム（２）・・・金属蒸着層（３）・・・感圧粘着剤（４）・・・離型紙（５）・・・印刷インキ（６）・・・蒸着アンダーニス（７）・・・接着剤（８）・・・シュリンクフィルム（９）・・・ラベル（１０）・・・乾電池特許出願人凸版印刷株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）感圧粘着剤層を有するシュリンクラベルを乾電池
胴部に胴巻きにすると共に接着し、加熱収縮させて成る
ことを特徴とするラベル付き乾電池。
（２）シュリンクラベルが金属蒸着層を有することを特
徴とする特許請求の範囲第（１）項記載のラベル付き乾
電池。