JPH0353877Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0353877Y2
JPH0353877Y2 JP1986024675U JP2467586U JPH0353877Y2 JP H0353877 Y2 JPH0353877 Y2 JP H0353877Y2 JP 1986024675 U JP1986024675 U JP 1986024675U JP 2467586 U JP2467586 U JP 2467586U JP H0353877 Y2 JPH0353877 Y2 JP H0353877Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
tube
base material
film
shrinkable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986024675U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62136322U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986024675U priority Critical patent/JPH0353877Y2/ja
Publication of JPS62136322U publication Critical patent/JPS62136322U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0353877Y2 publication Critical patent/JPH0353877Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は金属光沢が良好であり、かつ熱収縮が
可能であり、主としてシヤンプー、リンス、化粧
品等の容器、乾電池等の胴部への熱収縮チユーブ
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、シヤンプー、リンス、化粧品等の容器、
乾電池等の胴部のシユリンク包装をする際、外観
を良くするための金属光沢を出すためには、熱収
縮チユーブにシルバーインキにて内面印刷を行う
か、又は、熱収縮チユーブに金属蒸着を内面に行
い、低収縮率(0〜3%)にてシユリンクする方
法が用いられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、シルバーインキにて内面印刷を
した熱収縮チユーブでは充分なる金属光沢が得ら
れず、また、内面に金属蒸着を行つた熱収縮チユ
ーブでは熱収縮率が3%以上になると、金属蒸着
面に亀裂が入り、金属光沢が全くなくなつてしま
うという問題点があつた。また、低収縮率(0〜
3%)の場合には、シヤンプー、リンス、化粧
品、乾電池等の内包装物への熱収縮チユーブの装
着が困難になり、機械化が不可能であるという問
題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案者は上記の点に鑑み、鋭意研究した結
果、第1図の様に金属蒸着を施した基材(単に基
材bと呼ぶ)をフイルムaの印刷面を内面にした
チユーブ(単にチユーブcと呼ぶ)の内面に部分
的に接着又は仮着した熱収縮チユーブを用い、こ
れを熱収縮することにより、シヤンプー、リン
ス、化粧品等の容器、乾電池等に金属蒸着の光沢
が美しく出るシユリンク包装を得ることができ、
また機械適性が良好であることを見出し本考案を
完成するに至つた。
以下、本考案を図面に基き説明する。
第1図に示すように、本考案の熱収縮チユーブ
は基材bをチユーブcの内面に部分的に接着又は
仮着したものである。これは、内空が無い様につ
ぶされ、巻取状態で種々の容器又は乾電池等のシ
ユリンク包装機に供給されることが多い。
フイルムaに用いる熱収縮性のある熱可塑性フ
イルムとしては、60℃〜120℃における熱収縮率
が横方向に5%以上の熱可塑性フイルムであれば
何でも良く、通常用いられるシユリンクフイルム
の中から適宜選択すれば良い。ただし、タテ方向
の熱収縮性は少い方が良く、好ましくは8%以下
の熱収縮率が良い。
熱収縮性のある熱可塑性フイルムへの印刷に用
いられるインキは通常のインキが用いられ、熱可
塑性フイルムの種類に応じて適宜選択すれば良
い。また、インキは何層積ねても良く、また無く
ても良い。また、全ベタ印刷である必要はなく、
ヌケ印刷であつても良い。
基材は熱可塑性樹脂フイルム、セロハン紙、
紙、合成紙等を用いることができる。
熱可塑性樹脂フイルムとしては通常の熱可塑性
樹脂を用いることができ、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリスチレン、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−メタクリル酸、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物、エチレン−α−オレフイン共重合体エラ
ストマー、スチレン−ブタジエン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重
合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ポ
リアミド、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポ
リアセタール、ポリメチルメタクリレート、ポリ
フエニレンオキシド、ポリウレタン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブタジエンテレフタレー
ト等の熱可塑性樹脂フイルムを用いることができ
る。その際、基材の60℃〜120℃における熱収縮
率がタテ方向、ヨコ方向とも5%以下(好ましく
はできるだけ少い方が良い)であることよりこれ
に見合つた基材を適宜選択する必要がある。
次に、基材への金属蒸着としては一般に金、
銀、銅、アルミニウム等いかなる金属でも良い
が、一般にアルミニウムが用いられることが多
い。
また、基材の凹凸が激しい場合には、目止めを
基材に施してから蒸着を行つてもよく、また、基
材への金属蒸着層の接着力が弱い場合にはプライ
マー等接着剤を基材にコーテイングしてから蒸着
を行つてもよい。
また、蒸着だけではなく、スパツタ法、イオン
プレーテイング法等の薄膜作成法によつてもよ
い。
フイルムaの印刷面を内面にし、チユーブ状に
する方法としては高周波シール法、超音波シール
法、接着剤によるシール法などいかなる方法によ
つてシールしてもよい。
基材bとチユーブcの接着又は仮着方法として
は第2図aの様に帯状に接着してもよく、また第
2図bの様にスポツト的に接着してもよく適当な
接着方法を用いればよい。また、第2図cの様に
全面的に仮着させ、熱収縮時に基材bとチユーブ
cがうまくすべる様にしてもよい。また、このよ
うなすべり性をもたせるため、基材bとチユーブ
cの間に油脂層やテフロン系滑剤層やシリコン系
滑剤層等を設けてもよい。
〔作用〕
この考案の熱収縮チユーブにおいて、基材bは
チユーブcに比較して熱収縮率が低い為、収縮後
も基材bの金属蒸着は白化せず、その光輝度を保
ち、さらにチユーブcの収縮率が充分なことよ
り、内包装物への装着も極めて良好となるのであ
る。
〔実施例〕
次に具体的に実施例を挙げて本考案を更に詳細
に説明する。
実施例 1 第3図の様に、塩化ビニルフイルム(70μ、三
菱樹脂製ヒシレツクス502)にインキ−1,E−
1、インキ−2,E−2(東洋インキ製塩ビESイ
ンキ、インキ−1(金赤)、インキ−2(黄))を
印刷し、フイルムaとする。このフイルムaの印
刷面に、2軸延伸ポリエステルフイルム(25μ厚
東レルミラー)にアルミニウム蒸着層を500Å厚
にて設けた基材bをアルミニウム蒸着面がフイル
ムaの印刷面に接する様にウレタン系接着剤を用
いて接着部cの部分で接着した。
このようにして基材bを部分接着したフイルム
aをチユーブ状にするため、チユーブ貼合せ部D
の部分で高周波シール法を用いて貼合せ、熱収縮
チユーブを作成した。
基材bは100mm巾であり、熱収縮チユーブの内
周は160mmであつた。
この熱収縮チユーブを外周140mmのシヤンプー
容器にさし込み、120℃、1分加熱し収縮させた
ところ、収縮は充分に行なわれた。
また、基材bのアルミニウム蒸着面からの光輝
度(スガ試験機、グロスメーター、角度60°測定)
は収縮前は540であつたが、収縮後のフイルムa
の上からの基材bのアルミニウム蒸着面の光輝度
は500であり、ほとんど光輝度の低下もなく非常
に良好な外観であつた。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の熱収縮チユー
ブをシヤンプー、リンス、化粧品等の容器、乾電
池等に熱収縮することにより金属蒸着の光沢が美
しく出るシユリンク包装を得ることができ、また
機械適性が良好であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す熱収縮チユー
ブの上視図、第2図aおよびbおよびcはこの考
案の他の実施例を示す斜視図、第3図はこの考案
の実施例1を示す斜視図である。 A:チユーブc、B:基材b、C:接着部、
D:チユーブ貼り合せ部、E:インキ、E−1:
インキ−1、E−2:インキ−2。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片面に印刷された熱収縮性の高い熱可塑性フイ
    ルムa(今後単に「フイルムa」と呼ぶ)を、印
    刷層を内側として、端面をシールしてチユーブc
    とし、該チユーブc内面に、金属蒸着を施した熱
    収縮性の低いフイルム基材b(以下「基材b」と
    言う)を部分的または全面的に接着もしくは仮着
    してなる熱収縮チユーブ。
JP1986024675U 1986-02-22 1986-02-22 Expired JPH0353877Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986024675U JPH0353877Y2 (ja) 1986-02-22 1986-02-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986024675U JPH0353877Y2 (ja) 1986-02-22 1986-02-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62136322U JPS62136322U (ja) 1987-08-27
JPH0353877Y2 true JPH0353877Y2 (ja) 1991-11-26

Family

ID=30824121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986024675U Expired JPH0353877Y2 (ja) 1986-02-22 1986-02-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0353877Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7127125B2 (ja) * 2018-07-12 2022-08-29 住友電工ファインポリマー株式会社 基材加飾用熱収縮チューブ、加飾金属管及び加飾金属管の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034598U (ja) * 1983-08-16 1985-03-09 株式会社 川本製作所 ポンプ用羽根車

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6062939U (ja) * 1983-10-07 1985-05-02 凸版印刷株式会社 包装材料

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034598U (ja) * 1983-08-16 1985-03-09 株式会社 川本製作所 ポンプ用羽根車

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62136322U (ja) 1987-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5443668A (en) Method for labeling an electrochemical cell
US4608323A (en) Cell jacket
US4818588A (en) Packaging materials
US5328436A (en) Deadfold reclosure sticker method
JPH0353877Y2 (ja)
JPH0353876Y2 (ja)
CA2317275A1 (en) Coating structure having corrosion resistance
JPS6337931A (ja) 金属光沢に優れた熱収縮性シ−ト
JPH0442115Y2 (ja)
JPS5811694Y2 (ja) 密閉蓋
JPH0442114Y2 (ja)
JPH0547938B2 (ja)
JP2976066B2 (ja) 金属光沢に優れたシュリンクフィルム
JPS61144341A (ja) 包装用裏貼りシ−ト
JPH043794Y2 (ja)
JPH0619481Y2 (ja) 液体収納用袋
JPH0213320Y2 (ja)
JPS59138052A (ja) 乾電池用外装ラベルの製造方法
JP3058631U (ja) 容器の蓋、及び該蓋でシールした容器
JPH03202341A (ja) 熱収縮性フィルム
JPH0389471U (ja)
JP2935015B2 (ja) 瓶のキャップシール用熱収縮性包装フィルム及びそれを使用したキャップシール方法
JPH089022Y2 (ja) 熱封緘蓋材
JPS5811723Y2 (ja) 容器口部密封用インナ−シ−ル材
JPS6289984A (ja) タツクラベルの装着方法