JPS63114048A - 乾電池用外装ラベル及びその製造法 - Google Patents

乾電池用外装ラベル及びその製造法

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JPS63114048A
JPS63114048A JP61258186A JP25818686A JPS63114048A JP S63114048 A JPS63114048 A JP S63114048A JP 61258186 A JP61258186 A JP 61258186A JP 25818686 A JP25818686 A JP 25818686A JP S63114048 A JPS63114048 A JP S63114048A
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resin film
shrinkable resin
film
adhesive
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JP61258186A
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Tetsuji Yoshimura
吉村 徹路
Takashi Yamazawa
山沢 高志
Takuro Yamamoto
卓郎 山本
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Nippon Carbide Industries Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、改良された乾電池用外装ラベル及びその製造
法に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、乾電池用外装ラベルとしては、特開昭59−12
3161号公報に記載のものが知られている。この公報
に記載の乾電池用外装ラベルは、熱収縮性樹脂フィルム
(シュリンクフィルム)の表面に印刷層を設ける一方、
裏面に感圧接着剤層を設けたもので、その使用に際して
、感圧接着剤層を介して乾電池本体に胴巻きし、乾電池
本体の頭部及び底部にはみ出したラベル端部を加熱収縮
させることにより、乾電池の頭部及び底部の表面周縁を
化粧被覆することができる。しかし、この公報に記載の
乾電池用外装ラベルは、印刷層が最外層にあって露出し
ているため、乾電池の製造工程時、包装運搬時及び取扱
い時において、引っかき、摩擦、衝突等の外力による割
れ、ひび、剥離等の損傷を印刷層が受け、印刷意匠の損
傷又は破壊が発生し、これにより商品価値を著しく低下
させ易い。又、印刷層のインキ表面が平滑でないため、
表面光沢が低く、金属ジャケットにより被覆された通常
の乾電池に比べて外観が劣る。
また、特開昭51−158067号公報には、印刷層の
表面に更に別の熱収縮性樹脂フィルムを「配置」して印
刷層の引っかき等による損傷を防止した乾電池用外装ラ
ベルが提案されている。しかし、この公報には、印刷層
表面上への別の熱収縮性樹脂フィルムの「配置」態様に
ついて具体的な記載がない。別の熱収縮性樹脂フィルム
を単に印刷層上に圧締積層しただけでは、両者が容易に
分離し、印刷層が露出してしまうため、その保護を図る
ことができないことは明白である。
また、テープ状の離型紙(剥離紙)上に所定寸法の感圧
接着剤付きの印刷ラベル(感圧接着ラベル)を規則的に
配列した所謂粘着ラベルを高速で生産する方法としては
、紫外線硬化型インキを使用する輪転印刷機により、印
刷用粘着シート(紙又はフィルム基材)上に連続的に印
刷を施し、引き続いて該印刷機と連動する打抜き機(打
抜き刃)により、離型紙を切断することなく、ラベル本
体材料のみを切断する所謂シールカット方法が知られて
いる。又、輪転印刷機と打抜き機の中間で、印刷された
上記の粘着シート上に、粘着剤付きオーバーラミフィル
ムを、その離型紙を連続的に剥離しつつその粘着剤を介
してロール圧締により連続的に積層する方法も広く知ら
れている。しかし、印刷用粘着シートが薄いものであっ
たり柔軟なものである場合は、印刷された印刷用粘着シ
ートと、これに貼り重ねられる別の上記粘着シート、即
ちオーバーラミフィルムとの自由状態での寸法が一致し
ないため、離型紙から剥離された自由状態での感圧接着
ラベルが、往々にして甚だしくカールしてしまい、平坦
とならない。
他方、乾電池本体にラベル類を装着するに際しては、第
3図に示す如く、上面に所定寸法の感圧接着ラベルAを
等間隔で配置したテープ状の離型紙7を、先端が曲率の
小さい丸みを持つラベル剥離用の治具14に引っ掛けて
折曲げつつ走行させることにより、離型紙上に配置され
たラベルが離型紙から自然剥離して前方に押し出される
現象を利用しているが、ラベルが平坦でないと、乾電池
本体へのラベルの装着を円滑に行えず、生産性を確保す
ることができない。
本発明の目的は、上述の如き従来の技術が有していた問
題点を解消し、外観が良好で、印刷の堅牢度が高く、且
つ高い生産性及び自由状態での平坦性を有する新規な乾
電池用外装ラベル及びその製造法を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、乾電池本体との接着のための感圧接着剤層を
裏面に有し且つ印刷層を表面に有する熱収縮性樹脂フィ
ルムの該印刷層上に、別の熱収縮性樹脂フィルムを別の
接着剤を介して積層接着したことを特徴とする乾電池用
外装ラベルを提供することによって上記の目的を達成し
たものである。
また、本発明は、この乾電池用外装ラベルの製造法とし
て、乾電池本体との接着のための感圧接着剤層を介して
裏面に離型紙を貼着した熱収縮性樹脂フィルムの表面に
印刷層を設けた後、該印刷層上に、別の熱収縮性樹脂フ
ィルムを、別の感圧接着剤を介して両熱収縮性樹脂フィ
ルムを同−伸長率下で接触させ且つ圧締することにより
、裏面に上記離型紙を有する積層接着フィルムを得、し
かる後、上記離型紙を切断することなく、上記積層接着
フィルムを打抜き刃で切断して所定寸法の乾電池用外装
ラベルを上記離型紙上に形成することを特徴とする乾電
池用外装ラベルの製造法を提供するものでもある。
〔実施例〕
以下、先ず、本発明の乾電池用外装ラベルを図面に示す
一実施例について説明する。
第1図は、本発明の一実施例の縦断面図を示すもので、
同図において、1ば熱収縮性樹脂フィルムで、乾電池本
体との接着のための感圧接着剤層2を裏面に有し且つ印
刷層3を表面に有する。そして、この実施例の場合、熱
収縮性樹脂フィルム1の表面には、ラベルに金属光沢を
付与して外観を美麗にするため金属蒸着N4を設けてあ
り、印刷層3はこの金属蒸着N4の表面に設けである。
又、5は別の熱収縮性樹脂フィルムで、フィルム積層接
着のための別の接着剤N6を裏面に有する。
而して、実施例の乾電池用外装ラベルAは、上記熱収縮
性樹脂フィルム1の印刷層3上に、これとは別の上記熱
収縮性樹脂フィルム5を、上記接着剤層6を介して、両
熱収縮性樹脂フィルム1゜5を同−伸長率下で接触且つ
圧締することにより積層接着して構成しである。そして
、この乾電池用外装ラベルAは、第1図においては、離
型紙7上に感圧接着剤層2を介して積層接着した状態で
示しである。
実施例について更に詳述すると、」二記熱収縮性樹脂フ
ィルム1としては、材料に特に制限はなく、例えば−軸
延伸された硬質又は半硬質塩化ビニル製の熱収縮性樹脂
フィルムを使用し得る。熱収縮性樹脂フィルム1の延伸
方向は、乾電池本体の外周の円周方向と一致させ且つ延
伸機の流れ方向と一致させるのが好ましい。乾電池の円
周方向における熱収縮性樹脂フィルム1の収縮率は、乾
電池本体の頭部又は底部の表面周縁を被覆する部分の何
れか大きい方の大きさく巾)と、乾電池本体の直径との
相互関係で最低値を決定すれば良い。例えば、直径14
mmの単3型乾電池で、表面周縁を3mmの巾で収縮に
より被覆しようとする場合には、約43%以上の収縮率
が好ましく、表面周縁を2゜51の巾で収縮により被覆
しようとする場合には、約36%以上の収縮率が好まし
い。又、熱収縮性樹脂フィルム1の好ましい厚みは10
〜100μである。
また、上記感圧接着剤N2としては、アクリル酸エステ
ル類の共重合体、又はゴム系高分子に、粘着性付与剤樹
脂及び可塑剤等を配合した感圧接着剤などが使用できる
が、耐老化性の良いアクリル系ポリマーを使用するのが
好ましい。感圧接着剤層2の厚みは、15〜50μ、特
に25〜40μが好ましい。又、感圧接着剤層2は、所
定寸法のラベルに打抜く時に打抜き刃に感圧接着剤が付
着してラベルを離型紙から引き剥がす等のトラブルを発
生させないように、必要十分な凝集力を有することが好
ましい。このように凝集力を高めるためには、例えば、
アクリル系感圧接着剤にポリイソシアネート化合物、エ
ポキシ樹脂、ミラミン樹脂、アミン樹脂又は金属キレ−
1・等の架橋剤又は硬化剤を添加して感圧接着剤N2を
形成するのが好ましい。又、感圧接着剤層2を熱収縮性
樹脂フィルム1の表面に形成するには、例えば、シリコ
ン加工離型紙7上に接着剤の有機溶剤溶液を均一に塗布
してこれを乾燥させた後、この感圧接着剤層2に熱収縮
性樹脂フィルム1を貼合する通常の粘着加工方法によっ
て行えば良い。
また、上記印刷N3は、熱収縮性樹脂フィルム1、感圧
接着剤層2及び離型紙7で構成された粘着フィルムを印
刷機にかけて熱収縮性樹脂フィルム1の表面に印刷する
ことで形成することができる。印刷層3には、紫外線硬
化型インキを用いるのが好ましい。紫外線硬化型インキ
は、無溶剤インキであるため、熱収縮性樹脂フィルム1
を変形させず、又その収縮率を変化させない利点があり
、又紫外線照射により短時間で硬化するため、印刷を高
速で行え、生産性を確保することができ、更には加熱又
は発熱が殆どないので収縮率の変化を    ゛もたら
さないからである。紫外線硬化型インキを使用する輪転
印刷機によれば、例えば第2図に示す如く5つの版胴を
用い、任意の意匠の印刷が可能である。又、アルミニウ
ム蒸着された熱収縮性樹脂フィルム1を用いた場合、抜
き印刷により銀色の金属光沢の色調を、又は透明黄色印
刷を施して金属光沢に余聞の色調を付与することも容易
である。
また、上記金属蒸着N4は、本発明の乾電池用外装ラベ
ルAに必要に応じて金属光沢を付与するためのものであ
る。蒸着金属にはアルミニウム、銅、ニッケル等が使用
できるが、アルミニウムが安価である。金属蒸着層4の
厚みは200〜400人が好ましく、又必要に応じて熱
収縮性樹脂フィルム1と蒸着金属との密着性を良くする
ため、蒸着に先立って熱収縮性樹脂フィルム1にプライ
マーコートを設けることができる。金属蒸着N4は、感
圧接着剤層2と隣接させても良いし、印刷層3と隣接さ
せても良いが、後者の方、即ち、第1図に示す如く印刷
層3と隣接させた方が、乾電池本体表面に乾電池の製造
工程中に付着するアルカリ物質などにより、蒸着金属が
腐食する危険を少なくできるので好ましい。
また、裏面に前記感圧接着剤N6のみを有し印刷層を有
さない前記の別の熱収縮性樹脂フィルム5としては、材
質は任意で良いが、例えば−軸延伸された塩化ビニルフ
ィルムを使用するのが好ましく、その収縮方向は乾電池
の円周方向に一致させるのが好ましい。又、この熱収縮
性樹脂フィルム5の収縮率(乾電池の円周方向の収縮率
)は、上記の熱収縮性樹脂フィルム1と略等しいものを
使用するのが好ましい。又、この熱収縮性樹脂フィルム
5の厚さは、表面光沢の付与及び印刷層3の保護の観点
から10〜5oが好ましい。この熱収縮性樹脂フィルム
5は、後述の如く積層されることにより、ラベル表面光
沢の増大、印刷意匠の深み感の向上及び印刷の引っかき
、摩擦等による損傷に対する抵抗性の飛躍的な増強をも
たらすものである。
また、上記の別の熱収縮性樹脂フィルム5の裏面の上記
接着剤層6は、後述するように熱収縮性樹脂フィルム1
を基材とする粘着シートに印刷を施した後熱収縮性樹脂
フィルム5を該印刷層上に積層するためのものであって
、積層工程に引き続くラベル打抜き工程において支障の
ないものであればこの接着剤N6の材質は任意であるが
、前記熱収縮性樹脂フィルム1の裏面の感圧接着剤N2
の形成に用いた感圧接着剤と同様な感圧接着剤で形成す
るのが好ましい。接着剤層6を感圧接着剤で構成する場
合は、前述の所謂粘着加工によって熱収縮性樹脂フィル
ム5の一方の面に接着剤N6を形成することができる。
又、接着剤層6の厚みは、厚過ぎると乾電池本体に装着
して加熱収縮させる時に熱収縮性樹脂フィルム1.5の
収縮の障害となり、美麗な仕上がりを得難いので、これ
らのフィルムの積層接着が可能な範囲内において薄い方
が好ましく、約20μ以下、特に10μ以下とするのが
好ましい。
また、前記離型紙7としては、例えば、表面にポリエチ
レンを熔融ラミした紙、ポリエステル又はポリプロピレ
ンフィルム等の表面にシリコン樹脂を焼付は塗工したも
のなどが使用できるが、後述のように熱収縮性樹脂フィ
ルム1が印刷打抜き工程で伸び歎くするため引張伸びが
小さく、又乾電池にラベルを装着するに先立って離型紙
からラベルを剥離させるための治具14との摩擦などで
切れない程度の強度を有するものを使用するのが好まし
い。
而して、上記印刷層3を有する上記熱収縮性樹脂フィル
ム1の表面への別の上記熱収縮性樹脂フィルム5の積層
接着にあたっては、両熱収縮性樹脂フィルム1,5の熱
収縮方向を乾電池本体の外周の円周方向に一致させて行
うのが好ましい。又、両熱収縮性樹脂フィルム1,5の
積層接着にあたっては、両熱収縮性樹脂フィルム1.5
を同一伸長率下で接触且つ圧締する必要がある。これは
、応力のない自由状態での両熱収縮性樹脂フィルム1.
5の寸法、特に流れ方向の寸法を等しくすることを意味
しており、これにより、初めて、乾電池用外装ラベルA
が、離型紙7から剥離させた自由状態でカールせずに平
坦性を維持して自立することが可能となり、その結果、
自動ラベラーにより乾電池本体に乾電池用外装ラベルを
装着する場合、離型紙7からの剥離及びそれに続く前方
への送出にあたって、乾電池用外装ラベルAの進出(飛
び出し)方向を安定させた状態で、効率良く自動ラベラ
ーを運転することが可能となる。
次に、上述の構成からなる乾電池用外装ラベルAの製造
法の一実施態様について説明する。
第2図は、熱収縮性樹脂フィルム10表面への印刷と該
熱収縮性樹脂フィルム1表面へのこれとは別の熱収縮性
樹脂フィルム5の積層接着を連続的に行う場合の工程概
略図を示すもので、同図において、8は未印刷の熱収縮
性樹脂フィルム1の裏面に乾電池本体への接着のだめの
感圧接着剤層2を介して離型紙7を貼着した粘着フィル
ムで、該粘着フィルム8は、輪転印刷機9の複数個の版
胴10によりその表面に所定の印刷層3が形成された後
、圧締ロール11に供給されている。又、12は別の熱
収縮性樹脂フィルム5の裏面にフィルム接着のための感
圧接着剤からなる接着剤N6を介して別の離型紙13を
貼着した別の粘着フィルムで、該粘着フィルム12は、
その離型紙13が剥離されて圧締ロール11に供給され
ている。
圧締ロール11では、供給された熱収縮性樹脂フィルム
1を主体とする印刷済みの粘着フィルム8と、別の熱収
縮性樹脂5フイルムを主体とし別の離型紙13の剥離さ
れた別の粘着フィルム12とが同−伸長率下で接触且つ
圧締され、フィルム接着のための接着剤N6を介しこれ
らの粘着フィルム8.12が積層接着されて、裏面に離
型紙7を有する積層接着フィルムBが形成される。即ち
、積層接着フィルムBは、この場合、離型紙7上に、乾
電池本体への接着のための感圧接着剤層2、熱収縮性樹
脂フィルム1、印刷層3、フィルム接着のための接着剤
層6及び別の熱収縮性樹脂フィルム5を順次積層した形
態で形成しである。
而して、上述の如き同−伸長率下での接触且つ圧締によ
り、応力のない自由状態での両熱収縮性樹脂フィルム1
.5の寸法を一致させながら連続的に両熱収縮性樹脂フ
ィルム1,5を積層するためには、(イ)熱収縮性樹脂
フィルム1を粘着加工する時の該フィルム1のテンショ
ン並びにこの時用いる離型紙7の乾燥状態及びテンショ
ン、(ロ)離型紙7の水分含有量の経時変化、(ハ)ラ
ベル製造に際し熱収縮性樹脂フィルム1と熱収縮性樹脂
フィルム5とが圧締ロール11の下で接触し圧締される
点での両熱収縮性樹脂フィルム1゜5のテンション等に
留意する必要がある。輪転シール印刷機により印■1打
抜きを行う時は印刷用粘着シートのテンションが大きい
方が運転が安定するが、熱収縮性樹脂フィルム1がその
テンションによりいくらか伸びることとなり、一方貼り
重ねられる別の熱収縮性樹脂フィルム5にはテンション
がかかり難いので該フィルムの伸びは熱収縮性樹脂フィ
ルム1のそれに比べ相対的に小さいこととなり、両熱収
縮性樹脂フィルム1,5の伸長率が一致しない。そのた
め上記(イ)〜(ハ)に対して下記fal〜(C)を各
配慮するのが好ましい。即ち、fal熱収縮性樹脂フィ
ルム1を粘着加工する時の該フィルム1のテンションは
極力小さくすると共に、この時用いる離型紙7は乾燥炉
を出た後に給温させて含水量を回復させ、乾燥による収
縮を極力小さくした後熱収縮性樹脂フィルム1に貼合す
る。
(bll上記温湿操作より、極力平衡水分量まで回復さ
せ、且つ得られた加工品を温度及び湿度の安定した場所
に保管する。fC1熱収縮性樹脂フィルム1のテンショ
ンを比較的小さくする一方、別の熱収縮性樹脂フィルム
5のテンションを比較的大きくし、且つ両熱収縮性樹脂
フィルム1,5のテンションをそれぞれ自動言周節する
テンションコン1〜ローラで安定化する等を配慮するの
が好ましい。
上述のように両熱収縮性樹脂フィルム1.5を自由状態
で同一寸法となるように各加工工程でのテンション等に
留意しつつ、最後の積層接着段階で両熱収縮性樹脂フィ
ルム1.5の伸長率を同一にすることによって、離型紙
7から剥離した自由状態の時、斯る積層接着フィルムB
が平坦であるようにすることができる。尚、積層接着さ
れた両熱収縮性樹脂フィルム1.5の寸法の−・致性を
、直接検定するのは困難であるが、積層接着フィルムB
を離型紙7から剥離して自由状態とした時、それがカー
ルせず平坦であることで確認することができる。
しかる後、上述の如くして形成された積層接着フィルム
Bは、適宜な打抜き機(図示せず)により、離型紙7が
切断されることなく打抜かれ、その結果として、第3図
に示す如く、所定寸法の乾電池用外装ラベルAが離型紙
7上に形成される。
尚、以上述べた乾電池用外装ラベルAの製造に用い得る
装置としては、例えば、三起機械■製のS、KP250
A型ラベル印型機ベル印刷機る。
離型紙7から剥離させて得られた乾電池用外装ラベルA
は、第4図に示す如く、その横の寸法が乾電池本体Cの
外周の円周長よりも重ね貼り部分の巾だけ大きく、又、
縦の寸法が乾電池本体Cの外周部の高さより大きく、乾
電池本体Cの頭部及び底部の表面周縁の化粧被覆の巾に
応じて適宜決定される。
而して、上述の如く製造された乾電池用外装うヘルAを
乾電池本体Cに装着するには、第5図に示す如く、乾電
池用外装ラベルAを感圧接着剤層2を内側にして乾電池
本体Cの外周面に胴巻き接着し、乾電池本体Cの頭部及
び底部の外側(上下)にはみ出した乾電池用外装ラベル
の端部を加熱により収縮させ、第6図及び第7図に示す
如く、乾電池本体Cの頭部及び底部の表面周縁に化粧被
覆部A゛を形成させるようにすれば良い。
〔発明の効果〕
本発明の乾電池用外装ラベルは、上述の如く、外観が良
好で、印刷の堅牢度が高く、且つ高い生産性及び自由状
態での平坦性を有するもので、また本発明の乾電池用外
装ラベルの製造法によれば、斯る乾電池用外装ラベルを
連続的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は離型紙から剥離前の本発明の乾電池用外装ラベ
ルの一実施例の縦断面図、第2図は本発明の乾電池用外
装ラベルの製造法の一実施態様における印刷、積層接着
工程を説明するための工程概略図、第3図は乾電池用外
装ラベルを乾電池に適用する際に離型紙からラベルを剥
離する工程の概略図、第4図は本発明の乾電池用外装ラ
ベルの一実施例を乾電池本体とともに示す斜視図、第5
図はその熱収縮前の乾電池本体への装着態様を示す斜視
図、第6図及び第7図はそれぞれその熱収縮後の乾電池
本体への装着態様を示す斜視図及び内部構造を省略した
縦断面図である。 A・・・乾電池用外装ラベル B・・・積層接着フィルム C・・・乾電池本体 ■・・・熱収縮性樹脂フィルム 2・・・感圧接着剤層 3・・・印刷層 4・・・金属蒸着層 5・・・別の熱収縮性樹脂フィルム 6・・・別の接着剤層 9・・・輪転印刷機 第7図 A′ ′″′i−4・

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾電池本体との接着のための感圧接着剤層を裏面
    に有し且つ印刷層を表面に有する熱収縮性樹脂フィルム
    の該印刷層上に、別の熱収縮性樹脂フィルムを別の接着
    剤を介して積層接着したことを特徴とする乾電池用外装
    ラベル。
  2. (2)印刷層を表面に有する熱収縮性樹脂フィルムの表
    面又は裏面に金属蒸着層が設けられており、該金属蒸着
    層の表面に印刷層又は感圧接着剤層が設けられている、
    特許請求の範囲第(1)頂記載の乾電池用外装ラベル。
  3. (3)乾電池本体の外周の円周方向に熱収縮する、特許
    請求の範囲第(1)項記載の乾電池用外装ラベル。
  4. (4)印刷層が紫外線硬化型インキにより形成されてい
    る、特許請求の範囲第(1)項記載の乾電池用外装ラベ
    ル。
  5. (5)別の接着剤が感圧接着剤である、特許請求の範囲
    第(1)項記載の乾電池用外装ラベル。
  6. (6)乾電池本体との接着のための感圧接着剤層を介し
    て裏面に離型紙を貼着した熱収縮性樹脂フィルムの表面
    に印刷層を設けた後、該印刷層上に、別の熱収縮性樹脂
    フィルムを、別の感圧接着剤を介して両熱収縮性樹脂フ
    ィルムを同一伸長率下で接触させ且つ圧締することによ
    り、裏面に上記離型紙を有する積層接着フィルムを得、
    しかる後、上記離型紙を切断することなく、上記積層接
    着フィルムを打抜き刃で切断して所定寸法の乾電池用外
    装ラベルを上記離型紙上に形成することを特徴とする乾
    電池用外装ラベルの製造法。
  7. (7)別の熱収縮性樹脂フィルムの裏面にこのフィルム
    を積層接着するための感圧接着剤を介して別の離型紙が
    貼着されており、両熱収縮性樹脂フィルムの接触に先立
    って、別の上記離型紙を別の上記熱収縮性樹脂フィルム
    から剥離する、特許請求の範囲第(6)項記載の乾電池
    用外装ラベルの製造法。
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