JPH11185715A - 乾電池及びその製造方法 - Google Patents

乾電池及びその製造方法

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JPH11185715A
JPH11185715A JP9354519A JP35451997A JPH11185715A JP H11185715 A JPH11185715 A JP H11185715A JP 9354519 A JP9354519 A JP 9354519A JP 35451997 A JP35451997 A JP 35451997A JP H11185715 A JPH11185715 A JP H11185715A
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美和 中川
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素裕 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池容量の拡大を図った乾電池を提供する。 【解決手段】 乾電池本体2の胴部4の外周面上に外装
層13が転写によって形成された乾電池であって、外装
層が、少なくとも、胴部の外周面に接着される接着層1
6と、絵柄、文字等を有する装飾層17と、表面保護層
18とを順次積層して成ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾電池及びその製
造方法に関し、更に詳しくは、電池容量の拡大を図った
乾電池及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の乾電池は、乾電池本体の胴部の外
周面上に、絶縁材を介して、外面に装飾層(絵柄、商品
名、製造会社名、注意事項等)が印刷された金属板を巻
装した構造となっていたが、このような構造の乾電池の
場合、金属板に印刷を施すのが難しいという問題と、印
刷を施すために金属板がある程度の厚みを必要とするた
め、金属板のコストが高いという問題とがあった。
【0003】このような問題点を解決するために、近
年、乾電池本体の胴部の外周面上に、外面または内面に
装飾層を有するシュリンクフィルムを巻装した構造の乾
電池が提案された。この乾電池の場合、装飾層がフィル
ムへの印刷によって形成できるため、美麗であるという
利点と、シュリンクフィルムと乾電池本体の間に絶縁材
が不要であるとともにシュリンクフィルムが金属板より
も薄肉であることを利用して乾電池本体の金属容器の外
径を拡大することができるため、電池容量が拡大し、電
池寿命を長くすることができるという利点とを有してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近、テレビやビデオ
デッキ等に使用されるリモコンや携帯用の音楽再生機器
等の乾電池を電源とする電気製品が急速に普及しつつあ
り、それに伴って、乾電池の電池寿命を更に長くするこ
とが要望されている。そのためには、乾電池の外径が規
格値を越えない範囲で乾電池本体の金属容器内部の容積
を拡大する必要があるが、上述したシュリンクフィルム
を巻装した乾電池では、図15に示すように、シュリン
クフィルム102の左右両側端部が、隙間ができないよ
うに互いに重なり合っているため、金属容器103の外
径D’は、乾電池101の外径Dよりもシュリンクフィ
ルム102(厚みが約70〜100μm)の三枚分、即
ち、210〜300μm以上小さくしなければならず、
これが金属容器103の容積を拡大する上で大きな障害
になっている。なお、金属容器103を絞り加工によっ
て形成することにより、金属容器103の薄肉化が図ら
れているものの、金属容器103をこれ以上薄くするこ
とは難しく、上述した点の改良が望まれている。
【0005】なお、上述した電気製品に使用される乾電
池は、単3あるいは単4等の小径のものが多く、乾電池
の外径が小さくなるほど外径に占めるシュリンクフィル
ムの厚みの割合が大きくなるため、上述した点がより大
きな問題となる。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、電池容量の拡大を図った乾
電池及びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1の発明は、乾電池本体の胴部の外周面
上に外装層が転写によって形成された乾電池であって、
前記外装層が、少なくとも、前記外周面に接着される接
着層と、絵柄、文字等を有する装飾層と、表面保護層と
を順次積層して成ることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の乾電
池において、前記外装層が絶縁性を有するとともに前記
乾電池本体の下端面における負極端子の周囲の部分を被
覆していることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項1の乾電
池において、前記接着層が熱接着性樹脂から成ることを
特徴とするものである。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項3の乾電
池において、前記熱接着性樹脂から成る接着層の厚さが
1〜5μmであることを特徴とするものである。
【0011】また、請求項5の発明は、請求項1の乾電
池において、前記接着層がエチレン−酢酸ビニル共重合
体から成ることを特徴とするものである。
【0012】また、請求項6の発明は、請求項1の乾電
池において、前記接着層がアクリル系粘着剤から成るこ
とを特徴とするものである。
【0013】また、請求項7の発明は、請求項1の乾電
池において、前記乾電池本体の胴部の外周面における負
極側の部位に周方向に延びる環状の溝が形成され、該溝
が熱接着性樹脂によって前記外周面がほぼ平坦となるよ
うに埋められているとともに、平坦にされた前記外周面
上に前記外装層が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0014】また、請求項8の発明は、請求項1の乾電
池において、前記乾電池本体の胴部の外周面における負
極側の部位に周方向に延びる環状の溝が形成され、該溝
が熱発泡性インキによって前記外周面がほぼ平坦となる
ように埋められているとともに、平坦にされた前記外周
面上に前記外装層が形成されていることを特徴とするも
のである。
【0015】また、請求項9の発明は、基材シートの片
面に、剥離層と、表面保護層と、絵柄、文字等を有する
装飾層と、熱接着性樹脂層とを順次積層した転写シート
を、前記熱接着性樹脂層が内面となるように乾電池本体
の胴部の外周面上に巻装し、前記転写シートを加熱し
て、少なくとも前記表面保護層及び装飾層を前記外周面
上に転写することを特徴とする乾電池の製造方法であ
る。
【0016】また、請求項10の発明は、帯状の基材シ
ートの片面に、剥離層と、表面保護層と、絵柄、文字等
を有する装飾層と、熱接着性樹脂層とを順次積層して成
り、その幅が、乾電池本体の胴部の軸方向の長さよりも
長く且つ両側端部を前記乾電池本体の両端面に沿うよう
に折り曲げたときに前記各側端部がそれぞれ前記各端面
における端子の周囲の部分を被覆するような長さを有す
る転写シートの前記熱接着性樹脂層側に、乾電池本体
を、その中心軸が前記転写シートの幅方向と平行になる
ように配置し、前記転写シートの基材シート側に、外周
部に前記転写シートを前記乾電池本体の胴部の外周面及
び両端面における端子の周囲の部分に密接させる凹部が
全周にわたって形成された押圧ローラを、その中心軸が
前記転写シートの幅方向と平行になるとともに前記転写
シートを挟んで前記乾電池本体と対向するように配置
し、前記転写シートを加熱しながら長さ方向に送り、前
記押圧ローラによって前記転写シートを前記乾電池本体
上に押圧しながら前記乾電池本体及び前記押圧ローラを
中心軸まわりに前記転写シートの送り方向に回転させ、
少なくとも前記装飾層及び表面保護層を前記外周面及び
両端面に転写することを特徴とする乾電池の製造方法で
ある。
【0017】また、請求項11の発明は、請求項9また
は請求項10の製造方法において、前記剥離層、表面保
護層、装飾層、及び熱接着性樹脂層が前記基材シート上
にロールコーティングまたはスクリーン印刷によって形
成されたことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
形態の乾電池1の一部破断側面図、図2は図1の乾電池
1の平面図、図3は図1の乾電池1の底面図、図4は図
1の乾電池1の金属容器3の断面図である。
【0019】本実施形態の乾電池1はアルカリ乾電池で
あって、円柱状の乾電池本体2を備えている。乾電池本
体2は、導電性を有する金属製の薄板を絞り加工してな
る金属容器3を有し、金属容器3は、円筒状の胴部4
と、胴部4の上端面を封閉する上端壁5とからなり、上
端壁5には正極端子6が一体的に形成されている。胴部
4の下端部は内方にほぼ直角に折り曲げられており、折
曲部4aを形成している。
【0020】金属容器3の内部は、セパレータ7によっ
て、中央部の負極室8と、その周囲に形成された環状の
正極室9とに仕切られており、金属容器3の下端開口は
樹脂製の封口体10によって封閉されている。負極室8
には、負極活物質である亜鉛粉末と電解液とを混合しこ
れにゲル化剤を加えたゲル状物が充填されている。一
方、正極室9には、正極活物質である二酸化マンガンの
成形体が収容されている。負極室8のゲル状物は、集電
棒11を介して、容器3の下端部に取り付けられた負極
端子12と導通している。
【0021】金属容器3の胴部4の外周面上には外装層
13が筒状に設けられ、図2、3に示すように、金属容
器3の上下両端面には、周縁部に沿って外装層14、1
5が帯状に設けられている。外装層13〜15は、後述
するように、転写によって金属容器3上に同時に形成さ
れる。外装層13〜15は、図4に示すように、金属容
器3の外面に接着される接着層16と、絵柄、商品名、
製造会社社名、注意事項等を有する装飾層17と、表面
保護層18と、剥離層19とを順次積層したものであ
る。
【0022】図5は金属容器3上に外装層13〜15を
形成するための転写シート21の断面図であり、帯状の
基材シート20の片面に、剥離層19と、表面保護層1
8と、装飾層17と、接着層16とが順次積層されてい
る。この転写シート21の接着層16が金属容器3の外
面に接着すると、転写シート21が基材シート20と剥
離層19の間で層間剥離し、金属容器3の外面上に、接
着層16、装飾層17、表面保護層18、及び剥離層1
9が転写されて外装層13が形成される。
【0023】接着層16に好適な材料としては、例え
ば、熱接着剤(ヒートシール剤)、粘着剤等が挙げられ
るが、金属容器3の外面上に防錆のために設けられたニ
ッケルメッキ層に接着するものは少ない。そのようなも
のとしては、アルミニウムのような金属を含む包装材料
用の熱接着剤、アイオノマー、PP、EVA、PET等
が用いられるが、ニッケルメッキ層表面との密着性、低
温でのヒートシール適性等の点からEVA系エマルジョ
ン(エチレン−酢酸ビニル共重合体)が好適であり、ま
た、ウレタン系の二液硬化型樹脂も用いられる。また、
粘着剤でもニッケルメッキ表面に良好に接着するもので
あり、その粘着剤としては、アクリル系、ウレタン系、
シリコン系のものが望ましい。なお、接着層16が粘着
剤の場合には、粘着剤に貼り合わせる離型シートが必要
となる。また、粘着剤・接着剤は感圧型であることが望
ましい。
【0024】粘着層の厚さは、外装層の薄膜化という本
来の目的からして薄い方が望ましい。また、粘着層は、
それよりも硬い金属容器3の表面と表面保護層16の間
に挟み込まれるため、厚みが大きいと、表面保護層16
の表面を押圧したり、引っかいたりした時に、粘着層が
変形して外装層13〜15の外部に押し出されたり、外
装層13〜15の表面が凹んだりするので、薄い方が望
ましい。その一方で、特に粘着剤で顕著であるが、粘・
接着剤とも厚みが大きいほど密着性は増加する。以上の
点より、接着層16の厚さは0.1〜30μmが望まし
く、接着層16が熱接着剤から成るなる場合には薄く形
成することができるため、1〜5μmが望ましい。
【0025】装飾層17はニッケルメッキの地肌を隠蔽
する下地層と、絵柄、文字等の印刷層とから成ってい
る。なお、接着層16に染料、顔料等を加えて接着層1
6が下地層を兼ねるようにした場合には、下地層は不要
である。装飾層17の材質は、接着層16と表面保護層
18に対して密着性が良いものであれば特に限定されな
い。そのような材料としては、ポリエステル、アクリ
ル、ウレタン、メラミン等が望ましい。装飾層17はあ
る程度厚い方が隠蔽効果が向上し、印刷も明瞭となるた
め、厚さは0.1〜10μmが望ましく、1〜3μmで
あればより望ましい。
【0026】表面保護層18は、装飾層17を、摩耗、
引っかき等の物理的損傷から保護するために形成され
る。そのような表面保護層18の材質としては、ポリエ
ステル、アクリル、ウレタン、メラミン等が用いられ
る。表面保護層18の厚さは0.1〜10μmが望まし
く、1〜3μmであればより望ましい。
【0027】剥離層19は、転写時に基材シート20か
ら速やかに剥離し、安定した外装層を形成するために重
要である。剥離層19は基材シート20に付着するため
の適度の密着性を有していなければならない。剥離層1
9を形成するための材料としては、ポリエステル、アク
リル、ウレタン、メラミン等が用いられる。なお、剥離
層19の厚さは0.1〜2μmが望ましく、0.1〜1
μmであればより望ましい。
【0028】剥離層19の基材シート20に対する接着
強度としては、印刷・塗布時には基材シート20に安定
して付着する程度であり、転写時の接着層16と金属容
器3の外面との接着力よりも小さくなければならない。
なお、表面保護層18がこの程度の基材シート20との
接着力を有していれば、剥離層としての機能も果たすこ
とになるため、剥離層19は無くても良い。
【0029】各層16〜19は基材シート20に塗布・
積層されることによって形成される。なお、基材シート
20の材料としては、適度の腰が有るPETフィルムが
望ましい。熱転写の場合には、基材シート20が薄い方
が熱伝導性が良いため、基材シート20の厚さは20〜
50μmが望ましく、20〜25μmであればより望ま
しい。塗布方法としては、スクリーン印刷、もしくは、
グラビア印刷、オフセット印刷のようなロールコーティ
ングが有るが、塗布膜厚、精密度の点からグラビア印刷
が好適である。各層は基材シート20側から積層され、
金属容器3上に形成された外装層としての厚さは0.4
〜52μmであり、5〜15μmであることが望まし
い。
【0030】転写シート21の幅は、乾電池本体2の両
端面における正極端子6、負極端子12の周囲の部分も
被覆するように、乾電池本体2の胴部4の軸方向の長さ
よりも若干長くなっている。正極側の端面は、正極端子
6及びその周囲の凸部以外の部分を被覆するのが望まし
いが、外観上の問題であるため、特に限定されるもので
はない。負極側の端面は、周縁部である胴部4の折曲部
4aと負極端子12とが封口体10によって絶縁されて
いるため、折曲部4aの表面を被覆することが短絡防止
のために必要である。以上のように、転写シート21の
幅は、胴部4の軸方向長さ+両端面の被覆部分の幅とな
る。
【0031】次に、本発明の製造方法の一実施形態につ
いて説明する。図6は転写装置の概略構成図、図7は図
6のA方向矢視図である。図6に示すように、転写シー
ト21は、一対のローラ22、23間に、長さ方向(矢
印B方向)に繰り出し自在に張装されている。この実施
形態では、転写シート21の接着層16は熱接着剤によ
って形成され、表面保護層18及び剥離層19は絶縁性
を有する材料によって形成されている。
【0032】乾電池本体2は、図示しない搬送機構によ
って転写シート21の接着層16側に連続して搬送さ
れ、図示しないクランプ機構によって両端がクランプさ
れ、中心軸が転写シート21の幅方向と平行になるとと
もに外周面が転写シート21の接着層16に接するよう
に配置される。クランプ機構は図示しない回転駆動装置
に連結されており、該回転駆動装置を駆動すると、乾電
池本体2が中心軸のまわりに転写シート21の送り速度
とほぼ同じ速度で矢印C方向に回転するようになってい
る。
【0033】転写シート21の基材シート20側には、
押圧ローラ24が、その中心軸が転写シート21の幅方
向と平行になるとともに転写シート21を挟んで乾電池
本体2と対向するように配置されている。押圧ローラ2
4は転写シート21に対して接離自在で、図示しない回
転駆動装置に連結されており、該回転駆動装置を駆動す
ると、中心軸のまわりに転写シート21の送り速度とほ
ぼ同じ速度で矢印D方向に回転するようになっている。
押圧ローラ24はゴム等の柔軟性を有する素材からな
り、図7に示すように、軸方向の長さEが乾電池本体2
の胴部4の軸方向の長さFよりも長く、乾電池本体2を
押圧したときに、乾電池本体2の外面に沿って弾性変形
する。これによって、転写シート21の両側端部21
a、21bがほぼ直角に折り曲げられて乾電池本体2の
上下両端面の周縁部に当接する。
【0034】あるいは、図8に示すように、押圧ローラ
24を、外周部に、乾電池本体2の胴部4の軸方向の長
さと対応する幅を有し乾電池本体2の両端面の外装層1
4、15の幅に対応する深さを有する凹部25が全周に
わたって形成されたものとし、この凹部25によって転
写シート21を乾電池本体2の胴部4の外周面及び両端
面における端子6、12の周囲の部分に密接させるよう
にしてもよい。このようにすると、転写シート21の両
側端部が乾電池本体2の両端面に確実に密着するため、
転写を安定して行うことができる。
【0035】図6に示すように、乾電池本体2、押圧ロ
ーラ24よりも上流側に、ローラ20から繰り出された
転写シート21の接着層16を加熱する熱源26が配置
されている。
【0036】ローラ22、23が回転して転写シート2
1が矢印B方向に繰り出されると、転写シート21の接
着層16が熱源26によって加熱されて溶融する。そし
て、押圧ローラ24が、転写シート21を乾電池本体2
の胴部4の外周面及び上下両端面の周縁部に押圧すると
ともに、押圧ローラ24及び乾電池本体2がそれぞれ矢
印C、D方向に回転する。これによって、転写シート2
1が基材シート20と剥離層19の間で層間剥離し、接
着層16、装飾層17、表面保護層18、及び剥離層1
9が乾電池本体2の胴部4の外周面及び上下両端面の周
縁部に転写される。このうち、胴部4の外周面上に転写
された部分によって外装層13が形成され、両端面に転
写された部分によって外装層14、15が形成される。
【0037】一つの乾電池本体2に転写が終了すると、
ローラ22、23の回転が停止し、クランプ機構が、転
写が終了した乾電池本体2を搬送機構に運び、その乾電
池本体2は搬送機構によって次工程に搬送される。そし
て、クランプ機構が、搬送機構上の転写が終了していな
い裸の乾電池本体2をクランプして転写位置にセットす
る。そして、その乾電池本体2に上述した工程が繰り返
されて転写が行われる。
【0038】なお、押圧ローラ24が図8に示すような
凹部25を有しないものである場合には、転写シート2
1の両側端部を乾電池本体2の上下両端面の周縁部によ
り確実に密着させるために、図9に示すように、乾電池
本体2の両側に、乾電池本体2の中心軸の方向に接離す
る加熱ホルダー27、27を設け、転写シート21の両
側端部を治具(不図示)によって内側に折り曲げ、加熱
ホルダー27、27によって乾電池本体2の両端面に押
し付けるようにしても良い。
【0039】また、図10、11に示すように、乾電池
本体2の両側に、中心軸Lが乾電池本体2の中心軸に直
交し、乾電池本体2の両端面に接離するローラ27、2
7を設け、転写シート21の両側端部を治具(不図示)
によって内側に折り曲げ、ローラ27、27を中心軸L
まわりに回転させながらローラ27、27によって転写
シート21の両側端部を乾電池本体2の両端面に押し付
けるようにしても良い。
【0040】なお、図9、10に示す機構を採用する場
合には、押圧ローラ24は必ずしも柔軟性を有している
必要が無く、金属や硬質樹脂によって形成しても良い。
また、押圧ローラ24は、それ自体が内部に熱源を有す
る加熱型のものとしてもよく、その場合には外部の熱源
26を無くしても良いし、外部の熱源26を予熱用とし
て併用するようにしてもよい。
【0041】また、接着層16が粘着剤からなる場合に
は、同様の形式で転写が行われるが、粘着剤は加熱する
必要が無いため、熱源26を必要としない。
【0042】このようにして形成された外装層13は、
従来品(約210〜300μm)に比べて、乾電池本体
2の胴部4の外周面上に形成される部分の厚みが大幅に
削減され、その分、金属容器3の外径を拡大することが
できるので、電池容量が拡大する。
【0043】なお、上記実施形態では、加熱した転写シ
ートの熱接着剤層上で乾電池本体を回転させて転写シー
ト上の積層体を乾電池本体上に転写するようにしている
が、転写シートを熱接着性樹脂層が内面になるように乾
電池本体の胴部の外周面上に巻装した後、転写シートを
加熱して積層体を乾電池本体の胴部の外周面上に転写す
るようにしても良い。
【0044】また、上記実施形態では、外周面と両端面
の外装層を同時に形成するようにしているが、これらを
別工程で形成するようにしても良い。また、両端面の外
装層は転写以外の方法(例えば、塗工、貼着等)によっ
て設けるようにしても良い。
【0045】また、上述したように、乾電池本体の胴部
等を形成する金属製の薄板の表面には、通常、防錆のた
めにニッケルメッキが施されていることが多く、熱接着
剤の接着が困難な場合には、あらかじめ金属製薄板の表
面に熱硬化性または熱可塑性樹脂によるコーティングを
施しておいてもよい。特に深絞り加工前にコーティング
を施す場合には、例えば、ポリエステル、ウレタン、ラ
テックスや、その他、エラストマー等の、深絞り加工に
追随する樹脂を使用すればよい。
【0046】また、図5に示すような転写シートによっ
て外装層を形成する場合には、転写後の乾電池本体の表
面には剥離層が形成されているので、その上にさらに転
写シートが重なって加熱加圧されるようなことになって
も、剥離層によって再転写が防止されることになる。し
たがって、乾電池の外形に正確に合わせて転写を行う必
要が無く、製造が容易であるとともに転写速度の高速化
も可能となる。
【0047】また、乾電池によっては、乾電池本体2の
胴部4を形成する金属容器3と負極端子12とを密着さ
せるかしめを行うために、胴部4の外周面における負極
側の部位に周方向に延びる幅1〜1.5mm、深さ1m
m程度の環状の溝が形成されることがある。このような
溝は、深さが200μm程度である場合には、転写が可
能であるが、上述した深さの場合には転写が困難であ
る。このような場合には、この溝30に、熱接着性樹脂
や発泡インキを充填して胴部4の外周面を平坦にする。
【0048】このような熱接着性樹脂としては、転写時
に接着層16とスムーズに接着するように、低融点のも
のであることが好ましく、例えば、低融点のポリエチレ
ン、低融点のポリプロピレン等を使用することができ
る。また、ホットメルト接着剤を使用してもよい。
【0049】熱接着性樹脂を金属容器3の溝の内部に設
ける方法としては、例えば、図12に示すように、転写
前にディスペンサ30等によって溝31の内部に熱接着
性樹脂32を充填する方法や、図13に示すように、ひ
も状の熱接着性樹脂32を溝31に沿って巻き付け、レ
ーザー等の加熱ヘッドによって熱接着性樹脂32を加熱
し、熱接着性樹脂32を切断するとともにその両端を融
着固定する方法や、図14(a)に示すように、転写シ
ート21の外装層13表面における溝31に対応する部
位にディスペンサ30等によって熱接着性樹脂32を凸
状に設けておき、図14(b)に示すように、熱接着性
樹脂32を溝31に合わせて乾電池本体2に転写を行
い、転写と同時に熱接着性樹脂32を溝31内部に充填
する方法等が有る。なお、転写前に熱接着性樹脂32を
溝31に充填する方法においては、転写シート21との
密着性を向上するために、充填された熱接着性樹脂32
の表面を研磨する研磨工程を設けるようにしてもてもよ
い。
【0050】また、上記実施形態では、絶縁性を有する
外装層を乾電池本体の上下両端面に設けているが、下端
面における負極の周囲の部分にのみ設けるようにしても
良い。
【0051】また、転写シートの基材シートを熱収縮性
を有するものとし、転写シートを熱接着剤層が内面にな
るように筒状に形成し、これを乾電池本体の胴部に外嵌
し、転写シートを加熱して印刷層を乾電池本体の胴部の
外周面に転写した後、転写シートを除去するようにして
も良い。
【0052】なお、この場合、転写シートを、筒状に形
成した状態において、両端部が乾電池本体の胴部の軸方
向両端からわずかに突出するように形成しておくと、転
写シートが収縮したときに、転写シートの両端部が内方
に折れ曲がって乾電池本体の上下両端面の周縁部に密着
するので、乾電池本体の外周面と両端面に同時に外装層
を形成することができる。
【0053】なお、本発明は、アルカリ乾電池以外の乾
電池にも適用することができる。また、本発明は、特
に、小径の乾電池に適用した場合に効果が高い。
【0054】
【実施例】幅50μm、厚さ25μmの帯状のPETフ
ィルムにグラビア印刷で以下のコーティングを順次行っ
て転写シートを作成した。 (剥離層) (乾燥時膜厚) 株式会社昭和インク工業所 ハクリニスK−7(商標) 1μm (表面保護層) 株式会社昭和インク工業所 ハクリニス46−7(商標) 3μm (装飾層) 株式会社昭和インク工業所 GG(商標) 2μm (下地層) 株式会社昭和インク工業所 GG(商標) 1μm (接着層) 中央理化工業株式会社製 アクアテックスEC1700(商標) 8μm
【0055】この転写シートを、圧胴によって、加圧力
15Kgf、圧胴温度190℃、転写速度3m/min
で単三乾電池に転写すると、美麗な外装層が形成され
た。なお、両端面は図9のローラを用いて転写を行っ
た。得られた乾電池について、以下の手順で評価を行っ
た。 (絶縁性)転写部分を一部削り、乾電池外周部のニッケ
ル表面を露出させた。そして、露出部と外装層表面にそ
れぞれテスタの端子を当てて通電するか否かを確認した
ところ、通電は認められず、絶縁性が確認された。 (密着性)乾電池の外装層表面にセロテープ(商標)を
貼り、指の腹で押圧してセロテープと外装層とを完全に
密着させた後、速やかにセロテープを剥離した。装飾層
の結果、セロテープには外装層が付着せず、乾電池外周
面と外装層の密着性が確認された。 (耐摩耗性)乾電池の金属容器と同じ素材の鉄板に上記
と同じ条件で転写を行った。このサンプルの転写膜を、
学振型試験機によって、荷重200gで上質紙を当てて
200回摩擦したところ、転写膜表面の破壊は確認され
ず、耐摩耗性が確認された。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来品と比べて乾電池本体の胴部の外周面上に形成され
る部分の厚みが大幅に削減され、その分、乾電池本体の
外径を拡大することができるので、電池容量を拡大する
ことができる。
【0057】請求項2の乾電池は、外装層が絶縁性を有
するとともに乾電池本体の下端面における負極端子の周
囲の部分を被覆していることにより、負極の周囲の部分
と負極端子が電気的に接触して放電するのを防止するこ
とができる。
【0058】請求項7、8の乾電池は、乾電池本体の胴
部の外周部における負極側の部位に形成された環状の溝
が熱接着性樹脂または発泡インキによって外周面がほぼ
平坦となるように埋められているため、外装層との密着
性が良好であるとともに、外装層が凹んだり、破れたり
することがない。
【0059】請求項10の製造方法によれば、転写シー
トを乾電池本体の胴部の外周面及び両端面における端子
の周囲の部分に密接させる凹部が外周部に全周にわたっ
て形成された押圧ローラを用いたことにより、転写シー
トが乾電池本体の両端面に確実に密着し、安定した転写
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の乾電池の一実施形態の一部破断側面
図。
【図2】 図1の乾電池の平面図。
【図3】 図1の乾電池の底面図。
【図4】 図1の乾電池の金属容器の断面図。
【図5】 本発明の製造方法に使用される転写シートの
断面図。
【図6】 転写装置の一例を示す概略構成図。
【図7】 図6のA−A線矢視図。
【図8】 押圧ローラの変形例の側面図。
【図9】 転写装置の他の例を示す概略斜視図。
【図10】 転写装置の他の例を示す概略斜視図。
【図11】 図10の右側面図。
【図12】 乾電池本体が外周面に溝を有する場合の製
造方法の一例を示す説明図。
【図13】 乾電池本体が外周面に溝を有する場合の製
造方法の他の例を示す説明図。
【図14】 乾電池本体が外周面に溝を有する場合の製
造方法の他の例を示す説明図。
【図15】 従来の乾電池101の横断面図。
【符号の説明】
1 乾電池 2 乾電池本体 3 金属容器 4 胴部 13 外装層 16 接着層 17 装飾層 18 表面保護層 19 剥離層

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾電池本体の胴部の外周面上に外装層が
    転写によって形成された乾電池であって、前記外装層
    が、少なくとも、前記外周面に接着される接着層と、絵
    柄、文字等を有する装飾層と、表面保護層とを順次積層
    して成ることを特徴とする乾電池。
  2. 【請求項2】 前記外装層が絶縁性を有するとともに前
    記乾電池本体の下端面における負極端子の周囲の部分を
    被覆していることを特徴とする請求項1に記載の乾電
    池。
  3. 【請求項3】 前記接着層が熱接着性樹脂から成ること
    を特徴とする請求項1に記載の乾電池。
  4. 【請求項4】 前記熱接着性樹脂から成る接着層の厚さ
    が1〜5μmであることを特徴とする請求項3に記載の
    乾電池。
  5. 【請求項5】 前記接着層がエチレン−酢酸ビニル共重
    合体から成ることを特徴とする請求項1に記載の乾電
    池。
  6. 【請求項6】 前記接着層がアクリル系粘着剤から成る
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾電池。
  7. 【請求項7】 前記乾電池本体の胴部の外周面における
    負極側の部位に周方向に延びる環状の溝が形成され、該
    溝が熱接着性樹脂によって前記外周面がほぼ平坦となる
    ように埋められているとともに、平坦にされた前記外周
    面上に前記外装層が形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の乾電池。
  8. 【請求項8】 前記乾電池本体の胴部の外周面における
    負極側の部位に周方向に延びる環状の溝が形成され、該
    溝が熱発泡性インキによって前記外周面がほぼ平坦とな
    るように埋められているとともに、平坦にされた前記外
    周面上に前記外装層が形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の乾電池。
  9. 【請求項9】 基材シートの片面に、剥離層と、表面保
    護層と、絵柄、文字等を有する装飾層と、熱接着性樹脂
    層とを順次積層した転写シートを、前記熱接着性樹脂層
    が内面となるように乾電池本体の胴部の外周面上に巻装
    し、前記転写シートを加熱して、少なくとも前記表面保
    護層及び装飾層を前記外周面上に転写することを特徴と
    する乾電池の製造方法。
  10. 【請求項10】 帯状の基材シートの片面に、剥離層
    と、表面保護層と、絵柄、文字等を有する装飾層と、熱
    接着性樹脂層とを順次積層して成り、その幅が、乾電池
    本体の胴部の軸方向の長さよりも長く且つ両側端部を前
    記乾電池本体の両端面に沿うように折り曲げたときに前
    記各側端部がそれぞれ前記各端面における端子の周囲の
    部分を被覆するような長さを有する転写シートの前記熱
    接着性樹脂層側に、乾電池本体を、その中心軸が前記転
    写シートの幅方向と平行になるように配置し、前記転写
    シートの基材シート側に、外周部に前記転写シートを前
    記乾電池本体の胴部の外周面及び両端面における端子の
    周囲の部分に密接させる凹部が全周にわたって形成され
    た押圧ローラを、その中心軸が前記転写シートの幅方向
    と平行になるとともに前記転写シートを挟んで前記乾電
    池本体と対向するように配置し、前記転写シートを加熱
    しながら長さ方向に送り、前記押圧ローラによって前記
    転写シートを前記乾電池本体上に押圧しながら前記乾電
    池本体及び前記押圧ローラを中心軸まわりに前記転写シ
    ートの送り方向に回転させ、少なくとも前記装飾層及び
    表面保護層を前記外周面及び両端面に転写することを特
    徴とする乾電池の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記剥離層、表面保護層、装飾層、及
    び熱接着性樹脂層が前記基材シート上にロールコーティ
    ングまたはスクリーン印刷によって形成されたことを特
    徴とする請求項9または請求項10に記載の乾電池の製
    造方法。
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