JPWO2018180152A1 - 二次電池 - Google Patents

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Abstract

本発明は、接着層により生じるデッドスペースがより十分に低減された二次電池を提供する。本発明は、正極、負極および該正極と該負極との間に配置されたセパレータを含む電極組立体ならびに電解質が外装体に封入された二次電池10であって、表面に接着層用窪み部1を有する、二次電池に関する。

Description

本発明は二次電池に関する。
従来、種々の電子機器の電源として、二次電池が用いられている。二次電池は一般的に外装体(ケース)内に電極組立体(電極体)および電解質が収容された構造を有し、さらに二次電池の電気的接続を達成するための外部端子を具備している。
近年、電子機器の薄型化および小型化が進んでおり、それに伴い、二次電池の薄型化および小型化への要求が高まっている。このような状況の下、電子機器内部の形状に合わせた段差部を二次電池に設けることにより、電子機器内部の形状により生じるデッドスペースを低減する試みがなされている(特許文献1)。
特表2014−523629号公報
本発明の発明者等は、二次電池を電子機器の内部において接着層により筐体に接着させる場合でも、二次電池と筐体との間で接着層によりデッドスペースが形成されるという新たな問題を見い出した。詳しくは図16Aに示すような略直方体形状の二次電池200を、図16Bに示すように、電子機器の筐体210に接着させると、二次電池200と筐体210との間で接着層220によりデッドスペース230,231が形成された。接着層の厚みhは通常、接着層が両面テープの場合、約30〜300μmである。このような接着層によるデッドスペースの形成は、従来では、不可避なものと考えられていた。しかしながら、二次電池のエネルギー密度の向上のために二次電池の厚みを数マイクロメートルだけでも薄くすることを試みる発明者等にとって、接着層により生じるデッドスペースの形成は新たな重大な問題であった。
本発明は、接着層により生じるデッドスペースがより十分に低減された二次電池を提供することを目的とする。
本発明は、
正極、負極および該正極と該負極との間に配置されたセパレータを含む電極組立体ならびに電解質が外装体に封入された二次電池であって、
表面に接着層用窪み部を有する、二次電池に関する。
本発明の二次電池によれば、接着層により生じるデッドスペースがより十分に低減される。このため、本発明の二次電池を用いると、電子機器内部においてスペースがより一層、有効に利用できる。
本発明の第1実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。 図1Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。 図1Bで示される接着層を有する二次電池を設置した電子機器の筐体内部の模式的断面図である。 本発明の第2実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。 図2Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。 本発明の第3実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。 図3Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。 本発明の第4実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。 図4Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。 本発明の第5実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。 図5Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。 本発明の第6実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。 図6Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。 本発明の第7実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。 図7Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。 本発明の第8実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。 図8Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。 本発明の第9実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。 図9Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。 図9Bで示される接着層を有する二次電池を設置した電子機器の筐体内部の模式的断面図である。 本発明の第10実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。 図10Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。 図10Bで示される接着層を有する二次電池を設置した電子機器の筐体内部の模式的断面図である。 本発明の二次電池において電極組立体が有する巻回構造の一例を説明するための電極組立体の模式的断面図である。 本発明の二次電池において電極組立体が有する平面積層構造の一例を説明するための電極組立体の模式的断面図である。 本発明の二次電池が有する電極組立体の一例を説明するための電極組立体の模式的断面図である。 図13Aにおける電極組立体の最上の電極を真上からみたときの模式的見取り図である。 図13Aにおける電極組立体の最上の電極を真下からみたときの模式的見取り図である。 本発明の二次電池が有する電極組立体の一例を説明するための電極組立体の模式的断面図である。 図14Aにおける電極組立体の最上の電極を真上からみたときの模式的見取り図である。 図14Aにおける電極組立体の最上の電極を真下からみたときの模式的見取り図である。 本発明の二次電池が有する電極組立体の一例を説明するための電極組立体の模式的断面図である。 図15Aにおける電極組立体の最上の電極を真上からみたときの模式的見取り図である。 図15Aにおける電極組立体の最上の電極を真下からみたときの模式的見取り図である。 従来技術に係る二次電池の模式的斜視図を示す。 図16Aで示される二次電池を接着層により設置した電子機器の筐体内部の模式的断面図である。
[二次電池]
本発明は二次電池を提供する。本明細書中、「二次電池」という用語は充電および放電の繰り返しが可能な電池のことを指している。従って、「二次電池」は、その名称に過度に拘泥されるものではなく、例えば、「蓄電デバイス」なども包含し得る。
以下、本発明の二次電池について、幾つかの実施態様を示す図面を用いて詳しく説明する。本明細書中、図面における各種の要素は、本発明の理解のために模式的かつ例示的に示したにすぎず、外観および寸法比などは実物と異なり得る。本明細書で直接的または間接的に用いる“上下方向”、“左右方向”および“表裏方向”はそれぞれ、図中における上下方向、左右方向および表裏方向に対応した方向に相当する。特記しない限り、同じ符号または記号は、形状が異なること以外、同じ部材または同じ意味内容を示すものとする。
<第1実施態様〜第8実施態様>
第1実施態様〜第8実施態様の二次電池10は、図1A〜図8Aに示すように、表面に接着層用窪み部1を有する。接着層用窪み部1は、図1B〜図8Bに示すように、その内部(特に少なくとも底面11)に接着層2を配置および収容するための窪み部である。すなわち、接着層用窪み部1は、その内部に配置および収容された接着層2を介した二次電池の他の部材への接着および固定のための部材(部分)である。結果として、接着層2は、二次電池10においてその厚み方向で高さが最も高くない部分に配置される。第1実施態様〜第8実施態様においては、二次電池10が接着層用窪み部1を有し、当該接着層用窪み部1に接着層2を配置することにより、図1Cに示すように、当該二次電池10の接着層2を介した他の部材への接着および固定を達成しながらも、接着層により生じるデッドスペースをより十分に低減できる。詳しくは、図1Cに示すように、二次電池10と他の部材20との間で接着層2により形成されるデッドスペース30,31におけるそれらの間の距離mを、接着層用窪み部を有さない二次電池を接着層により接着する場合と比較して、十分に減少させることができる。二次電池が接着および固定される他の部材は、二次電池の使用に際し、二次電池を接着および固定する必要のある部材である限り特に限定されず、例えば、電子機器の筐体20、特にその内部が挙げられる。図1A〜図8Aは、図1A、図2A、図3A、図4A、図5A、図6A、図7Aおよび図8Aを包含するものであり、それぞれ第1〜第8の実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。図1B〜図8Bは、図1B、図2B、図3B、図4B、図5B、図6B、図7Bおよび図8Bを包含するものであり、それぞれ図1A〜図8Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。図1Cは、図1Bで示される接着層を有する二次電池を設置した電子機器の筐体内部の模式的断面図である。
接着層用窪み部1は通常、二次電池内部の形状により生じるデッドスペースを低減するための、いわゆる段差部の高さ(深さ)よりも小さな深さを有するものである。接着層用窪み部1の深さdは必ずしも、接着層2の厚みhよりも小さくなければならないというわけではないが、他の部材の平面への接着性の観点から、接着層2の厚みhよりも小さいことが好ましい。これにより、二次電池が何ら干渉されることなく平面形状を有する他の部材に対して接着できるためである。他の部材の凸部に二次電池を接着させる場合には、着層用窪み部1の深さdは接着層2の厚みhよりも大きくてもよい。
接着層用窪み部1の深さdは通常、10μm以上1mm以下であり、接着層により生じるデッドスペースのさらなる低減と他の部材への接着性のさらなる向上とのバランスの観点から、好ましくは20μm以上500μm以下、より好ましくは30μm以上300μm以下である。
接着層2の厚みhと接着層用窪み部1の深さdとの差(h−d)は、接着層により生じるデッドスペースのさらなる低減と他の部材の平面への接着性のさらなる向上とのバランスの観点から、好ましくは1μm以上100μm以下、より好ましくは5μm以上50μm以下である。
接着層2は、二次電池の他の部材との接着を達成できる限り特に限定されず、例えば、両面テープおよび接着剤等であってよい。両面テープは、基材の少なくとも両面に接着層を有し、基材の内部に接着層が含浸されていてもよい。両面テープの基材を構成する材料は特に限定されず、例えば、ポリマー、紙等が挙げられる。両面テープを構成する接着層は公知のあらゆる接着剤から構成されていてもよい。接着層2を構成する接着剤は公知のあらゆる接着剤であってもよい。接着層によるデッドスペースの低減の観点から、両面テープが好ましい。
接着層2の厚みhは通常、20μm以上500μm以下であり、二次電池の高密度化と二次電池の接着性とのバランスの観点から、好ましくは30μm以上300μm以下である。
二次電池10において接着層用窪み部1が形成される表面は、二次電池10の外観を構成する全ての面のうち少なくとも1つの面であってよく、通常は1つ〜2つの面が接着層用窪み部1を有する。好ましくは、厚み方向で対向する2つの面のうち、少なくとも1つの面が接着層用窪み部1を有する。
二次電池10において接着層用窪み部1が形成される各面では、当該接着層用窪み部1の配置は、二次電池の接着が達成される限り特に限定されず、あらゆる配置であってよい。例えば、接着層用窪み部1は、当該接着層用窪み部1が形成される各面において、図1A〜図4Aに示すように、1つのまとまった領域に形成されてもよいし、または図5A〜図8Aに示すように、分割された2つ以上の領域に形成されてもよい。二次電池の接着処理の容易性の観点から、接着層用窪み部1は、当該接着層用窪み部1が形成される各面において、1つのまとまった領域に形成されていることが好ましい。1つのまとまった領域とは、連続する領域という意味であり、分割されていない連続する1つの領域のことである。
接着層用窪み部1が、当該接着層用窪み部1が形成される各面において、1つのまとまった領域に形成されても、または分割された2つ以上の領域に形成されても、当該各面において、接着層用窪み部1の全ての形成領域は対称性(例えば、線対称性または点対称性の少なくとも一方の対称性)を有することが好ましい。二次電池の接着性が向上するためである。より好ましくは、接着層用窪み部1の全て形成領域は線対称性および点対称性の両方を有する。
具体的には、例えば、図1A、図3A、図5A、図6A、図7A、図8Aに示す二次電池10において接着層用窪み部1が形成される面(上面)では、接着層用窪み部1の1つ以上の形成領域は線対称性および点対称性の両方を有する。
また例えば、図2A、図4Aに示す二次電池10において接着層用窪み部1が形成される面(上面)では、接着層用窪み部1の1つ以上の形成領域は線対称性を有する。
接着層用窪み部が形成される各面に対して垂直方向からみたとき、当該接着層用窪み部が形成されている形成領域および当該接着層用窪み部が形成されていない非形成領域の配置は、二次電池の高密度化と二次電池の接着性とのバランスのさらなる向上の観点から、以下の条件を満たすことが好ましい。
・形成領域が非形成領域により環状に包囲されている。すなわち非形成領域が形成領域の周囲を包囲し、閉環を形成する。形成領域が2つ以上に分割されている場合、当該2つ以上の形成領域のうち、少なくとも1つの形成領域、好ましくは全ての形成領域が当該条件を満たすことが好ましい。
このような条件を満たす配置の具体例として、図1A、図7Aおよび図8Aに示すような、接着層用窪み部の形成領域および非形成領域の配置が挙げられる。
接着層用窪み部1の形成面積(比率)は、二次電池の接着が達成される限り特に限定されず、通常は当該接着層用窪み部1が形成される面の全面積に対して、10%以上80%以下であり、二次電池の高密度化と二次電池の接着性とのバランスの観点から、好ましくは15%以上60%以下であり、より好ましくは20%以上40%以下である。接着層用窪み部1の形成面積とは、接着層用窪み部1が形成された二次電池の面を真上方向(当該面に対する垂直方向)からみたときの接着層用窪み部が占める面積のことである。当該接着層用窪み部1が形成される面の全面積とは、接着層用窪み部1が形成された二次電池の面を真上方向(当該面に対する垂直方向)からみたときの全面積のことである。
<第9実施態様>
第9実施態様に係る二次電池10aは、図9Aおよび図9Bに示すように、多段階接着層用窪み部1’(1’’)を有する。上記した第1実施態様〜第8実施態様における接着層用窪み部1は1段階目の接着層用窪み部であり、第1接着層用窪み部と呼ぶことができる。第9実施態様において接着層用窪み部1’は、1段階目の接着層用窪み部の中に形成された2段階目の接着層用窪み部であり、第2接着層用窪み部と呼ぶことができる。接着層用窪み部1’’は、2段階目の接着層用窪み部の中に形成された3段階目の接着層用窪み部であり、第3接着層用窪み部と呼ぶことができる。図9Aは第9実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。図9Bは図9Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。
第9実施態様の二次電池10aは、第1接着層用窪み部1だけでなく、第2接着層用窪み部1’および第3接着層用窪み部1’’等の多段階接着層用窪み部を有すること、および以下に特記すること以外、第1実施態様〜第8実施態様に係る二次電池10と同様である。
第9実施態様に係る二次電池10aは、図9Aに示すように、第1接着層用窪み部1を有しながらも、当該第1接着層用窪み部1の中にさらに第2接着層用窪み部1’を有していてもよい。第2接着層用窪み部1’の中にさらに第3接着層用窪み部1’’を有していてもよい。n段階目の接着層用窪み部の中にさらに(n+1)段階目の接着層用窪み部を有していてもよい。nは2以上の整数である。図9Aおよび図9Bに示すように、接着層用窪み部1はその内部(特に少なくとも底面11)に接着層2を配置および収容するための窪み部である。接着層用窪み部1’はその内部(特に少なくとも底面11’)に接着層2を配置および収容するための窪み部である。接着層用窪み部1’’はその内部(特に少なくとも底面11’’)に接着層2を配置および収容するための窪み部である。
第9実施態様においては、二次電池10aが多段階接着層用窪み部を有することにより、曲面形状を有する他の部材に対する接着が可能となる。具体的には、二次電池10aは、図9Cに示すように、多段階接着層用窪み部1’および1’’の接着層2を介した曲面形状の他の部材(例えば、電子機器の筐体20)への接着を達成しながらも、接着層により生じるデッドスペース30をより十分に低減できる。
第9実施態様の二次電池10aにおいて、複数の接着層用窪み部1、1’および1’’の深さdは、それぞれ独立して、上記した第1実施態様〜第8実施態様の二次電池における接着層用窪み部の深さdと同様の範囲内であってよい。
第9実施態様の二次電池10aにおいて、複数の接着層2の厚みhは、それぞれ独立して、上記した第1実施態様〜第8実施態様の二次電池における接着層の厚みhと同様の範囲内であってよい。
第9実施態様の二次電池10aにおいて、各接着層用窪み部における接着層の厚みhと当該接着層が配置される接着層用窪み部の深さdとの関係(特に(h−d))は、それぞれ独立して、上記した第1実施態様〜第8実施態様の二次電池における接着層の厚みhと当該接着層が配置される接着層用窪み部の深さdとの関係(特に(h−d))と同様であってよい。
第9実施態様において、接着層用窪み部の形成面積(比率)は、第1接着層用窪み部1だけでなく、第2接着層用窪み部1’および第3接着層用窪み部1’’等の多段階接着層用窪み部を含む接着層用窪み部の全形成面積(比率)である。このような接着層用窪み部の全形成面積が、当該接着層用窪み部が形成される面の全面積に対して、第1実施態様〜第8実施態様と同様の範囲内であってよい。
<第10実施態様>
第10実施態様に係る二次電池10bは、図10Aおよび図10Bに示すように、段差部5’を有する。段差部とは、側面視において互いに高さの異なる2つの上面により構成され、当該2つの上面の間でそれらの高さが局所的に変化する、上面の不連続部分のことである。二次電池が、当該二次電池が接着される他の部材の接着面形状(例えば電子機器の筐体の内部形状等)に応じた段差部を有することにより、当該他の部材の接着面形状により生じるデッドスペースを低減することができる。側面視とは、対象物(例えば、二次電池)を載置してその厚み(高さ)方向の真横から見たときの状態のことであり、側面図と同意である。載置は、対象物(例えば、二次電池)の外観を構成する最大面積の面(平面)を底面にした載置である。側面視は透視による側面視も含む。すなわち段差部は、図10に示すように、真横から見たときに明らかに上面の高低差を判別できる段差部だけでなく、真横から見たときに上面の高低差は実際には判別できないが、透視により判別できる段差部(例えば、平面視における二次電池の中央に配置される段差部)も包含する。段差部は通常、当該高さの異なる2つの上面101aおよび102aとそれらの間で当該2つの上面を連結する側面5a’とから構成されている。平面視とは、対象物(例えば、二次電池)を載置してその厚み(高さ)方向の真上から見たときの状態のことであり、平面図と同意である。上面は、対象物(例えば、二次電池)を載置したときの上面のことである。図10Aは第10実施態様に係る二次電池の模式的斜視図を示す。図10Bは図10Aにおける二次電池のP−P断面を矢印方向で見たときの二次電池の模式的断面図であって、二次電池が接着層を有するときの図である。
第10実施態様に係る二次電池10bは、段差部5’を有すること、および以下に特記すること以外、第1実施態様〜第8実施態様の二次電池と同様である。
図10Aおよび図10Bにおいて、二次電池10bは段差部5’を1つのみ有し、上面の高さが相対的に低い低段部101および上面の高さが相対的に高い高段部102を含むが、2以上の段差部を有していてもよい。
図10Aおよび図10Bにおいて、二次電池10bは、低段部101の上面101aおよび高段部102の上面102aの両方に接着層用窪み部1が形成されているが、少なくとも1つの段部の上面に接着層用窪み部1が形成されていればよい。二次電池の接着性のさらなる向上の観点から、好ましくは全ての段部の上面に接着層用窪み部1が形成されている。本実施態様においては、段差部により形成される2以上の段部(図10A中、低段部101および高段部102)において、少なくとも1つの段部の上面に接着層用窪み部1が形成されていればよい。
本実施態様においては、二次電池10bは段差部を有するとともに、当該段差部により形成される少なくとも1つの段部の上面に接着層用窪み部1を有する。これにより、二次電池10bは、図10Cに示すように、接着層用窪み部1の接着層2を介した他の部材(例えば、電子機器の筐体20)への接着を達成しながらも、二次電池が接着される他の部材の接着面形状によるデッドスペースだけでなく、接着層により生じるデッドスペース30(特に二次電池10bと他の部材20との距離m)をより十分に低減できる。
第10実施態様の二次電池10bにおいて、複数の接着層用窪み部1の深さdは、それぞれ独立して、上記した第1実施態様〜第8実施態様の二次電池における接着層用窪み部の深さdと同様の範囲内であってよい。
第10実施態様の二次電池10bにおいて、複数の接着層2の厚みhは、それぞれ独立して、上記した第1実施態様〜第8実施態様の二次電池における接着層の厚みhと同様の範囲内であってよい。
第10実施態様の二次電池10bにおいて、各接着層用窪み部における接着層の厚みhと当該接着層が配置される接着層用窪み部の深さdとの関係(特に(h−d))は、それぞれ独立して、上記した第1実施態様〜第8実施態様の二次電池における接着層の厚みhと当該接着層が配置される接着層用窪み部の深さdとの関係(特に(h−d))と同様であってよい。
第10実施態様において、接着層用窪み部1の形成面積(比率)は、当該接着層用窪み部が形成される各段部ごとに、第1実施態様〜第8実施態様における接着層用窪み部1の形成面積(比率)と同様の範囲内であればよい。すなわち第10実施態様において、接着層用窪み部1の形成面積(比率)は、当該接着層用窪み部が形成される各段部において、上面の全面積に対して、第1実施態様〜第8実施態様における接着層用窪み部1の形成面積(比率)と同様の範囲内であってよい。
本実施態様においては、二次電池が有する1つ以上の段差部において、各段差部の段差寸法(レベル差)(すなわち、各段差部を構成する2つの上面の高低差)k(図10B参照)は通常、それぞれ独立して、1mm超10mm以下であり、好ましくは2mm以上5mm以下である。
<第11実施態様>
第11実施態様は、第9実施態様および第10実施態様を包含した実施態様である。
すなわち、第11実施態様に係る二次電池は、第10実施態様のように、段差部を有しながらも、少なくとも1つの段部の上面に、第9実施態様のように、第1接着層用窪み部ならびに当該第1接着層用窪み部1の中に形成される第2接着層用窪み部1’および当該第2接着層用窪み部1’の中にさらに形成される第3接着層用窪み部1’’等の多段階接着層用窪み部を有する。これにより、第9実施態様の効果および第10実施態様の効果が同時に得られる。すなわち、曲面形状の他の部材(例えば、電子機器の筐体20)への接着を達成しながらも、当該他の部材の接着面形状によるデッドスペースだけでなく、接着層により生じるデッドスペース(特に二次電池と他の部材との距離m)をより十分に低減できる。
<第1実施態様〜第11実施態様(共通)>
本発明において外装体はフレキシブルパウチ(軟質袋体)であってもよいし、またはハードケース(硬質筐体)であってもよい。二次電池のエネルギー密度のさらなる向上の観点から、外装体はフレキシブルパウチであることが好ましい。外装体がフレキシブルパウチであると、真空封止(減圧封止)により、外装体がその柔軟性により電極組立体の形状によく沿うため、接着層用窪み部を容易に形成できる。
(外装体がフレキシブルパウチである場合)
外装体がフレキシブルパウチである場合、フレキシブルパウチは通常、ラミネートフィルムから形成され、周縁部をヒートシールすることにより、封止が達成される。ラミネートフィルムとしては、金属箔とポリマーフィルムを積層したフィルムが一般的であり、具体的には、外層ポリマーフィルム/金属箔/内層ポリマーフィルムから成る3層構成のものが例示される。外層ポリマーフィルムは水分等の透過および接触等による金属箔の損傷を防止するためのものであり、ポリアミドおよびポリエステル等のポリマーが好適に使用できる。金属箔は水分およびガスの透過を防止するためのものであり、銅、アルミニウム、ステンレス等の箔が好適に使用できる。内層ポリマーフィルムは、内部に収納する電解質から金属箔を保護するとともに、ヒートシール時に溶融封口させるためのものであり、ポリオレフィンまたは酸変性ポリオレフィンが好適に使用できる。ラミネートフィルムの厚さは特に限定されず、例えば、1μm以上1mm以下が好ましい。
外装体がフレキシブルパウチである場合、接着層用窪み部1は通常、電極組立体の形状に由来していてもよいし、かつ/または、外装体の形状に由来していてもよい。接着層用窪み部の形成容易性の観点から、接着層用窪み部1は電極組立体の形状に由来していることが好ましい。接着層用窪み部1が電極組立体の形状に由来しているとは、接着層用窪み部1(特にその深さd)が外装体のその柔軟性に基づいて電極組立体の形状により提供されているという意味である。接着層用窪み部1が外装体の形状に由来しているとは、接着層用窪み部1(特にその深さd)が外装体の形状により提供されており、外装体への賦形により形成されているという意味である。賦形方法は、ラミネートフィルムに接着層用窪み部を形成できる限り特に限定されず、例えば、プレス加工方法等が挙げられる。
接着層用窪み部1が電極組立体の形状に由来している場合には、接着層用窪み部1が以下の因子からなる群から選択される1以上の因子に由来している場合が包含される:
(1)電極組立体を構成する電極の数;
(2)電極組立体を構成する電極の形状;および
(3)電極組立体の電極を構成する電極材層の形状。
(1)電極組立体を構成する電極の数;
接着層用窪み部1が電極組立体を構成する電極の数に由来するとは、接着層用窪み部1の深さdが、電極組立体における窪み部対応部と窪み部非対応部との間における、二次電池の厚み方向の電極の数の差により生じている、という意味である。
例えば、電極組立体50が、図11に示すように、正極6、負極7および正極6と負極7との間に配置されたセパレータ8を含む電極ユニット(電極構成層)をロール状に巻回した巻回構造(ジェリーロール型)を有する場合、接着層用窪み部1の深さdは、電極組立体50における窪み部対応部51と窪み部非対応部52との間における、二次電池の厚み方向xの電極の数(巻回数)の差により生じている。電極は、正極6および負極7を包含する。
また例えば、電極組立体50が、図12に示すように、正極6、負極7および正極6と負極7との間に配置されたセパレータ8を含む複数の電極ユニット(電極構成層)を平面状に積層した平面積層構造を有する場合、接着層用窪み部1の深さdは、電極組立体50における窪み部対応部51と窪み部非対応部52との間における、二次電池の厚み方向xの電極の数の差により生じている。また例えば、電極組立体が、正極、セパレータおよび負極を長いフィルム上に積層してから折りたたんだ、いわゆるスタックアンドフォールディング型構造を有する場合、接着層用窪み部の深さdは、電極組立体における窪み部対応部と窪み部非対応部との間における、二次電池の厚み方向xの電極の数(折りたたみ数)の差により生じている。
(2)電極組立体を構成する電極の形状;
接着層用窪み部1が電極組立体を構成する電極の形状に由来するとは、接着層用窪み部1の深さdが、電極組立体における最外電極と内部電極との間における、形状の相違により生じている、という意味である。
例えば、図1Aに示す二次電極10が外装体の内部に、図13Aに示すような平面積層構造を有する電極組立体50を収容する場合、当該電極組立体50において、接着層用窪み部1の深さdは、最外電極(最上電極)90と内部電極91との間における、形状の相違により生じている。図13A、図13Bおよび図13Cにおいて、最外電極90は、正極集電体61の片面に正極材層62が設けられており、かつ穴を有する正極6であるが、最外電極90は、正極集電体61の両面に正極材層62が設けられており、かつ穴を有する正極6であってもよい。リチウム析出リスクの低減の観点からは、最外電極90は、図13A等に示すように、正極集電体61の片面に正極材層62が設けられており、かつ穴を有する正極6であることが好ましい。図13Aにおいて内部電極91の負極7は負極集電体71の両面に負極材層72が設けられており、内部電極91の正極6もまた正極集電体61の両面の全面に正極材層62が設けられている。最外電極90は、二次電池のエネルギー密度のさらなる向上の観点から、図13A、図13Bおよび図13Cに示すように、電極集電体の片面のみに電極材層を有する片面電極であることが好ましい。電極が片面電極である場合、図13A、図13Bおよび図13Cに示すような穴または切り込みを有することにより、片面電極の反り防止効果が得られる。図13Aは本発明の二次電池が有する電極組立体の一例を説明するための電極組立体の模式的断面図である。図13Bは図13Aにおける電極組立体の最上の電極を真上からみたときの模式的見取り図である。図13Cは図13Aにおける電極組立体の最上の電極を真下からみたときの模式的見取り図である。
(3)電極組立体の電極を構成する電極材層の形状;
接着層用窪み部1が電極組立体の電極を構成する電極材層の形状に由来するとは、接着層用窪み部1の深さdが、電極組立体における最外電極の電極材層と内部電極の電極材層との間における、形状(塗工形状)の相違により生じている、という意味である。電極材層は、正極材層および負極材層を包含する。
例えば、図1Aに示す二次電極10が外装体の内部に、図14Aおよび図15Aに示すような平面積層構造を有する電極組立体50を収容する場合、当該電極組立体50において、接着層用窪み部1の深さdは、最外電極(最上電極)90の電極材層と内部電極91の電極材層との間における、形状(塗工形状)の相違により生じている。図14A、図14Bおよび図14Cにおいて、最外電極90は、正極集電体61の片面の一部に正極材層62が設けられている。図14Aにおいて、最外電極90の集電体61における直下に電極材層62が存在しない部分は自重によりセパレータ8と接触することにより、接着層用窪み部が形成される。図15A、図15Bおよび図15Cにおいて、最外電極90は、負極集電体71の一方の面の一部および他方の面の全面に負極材層72が設けられている。図14Aおよび図15Aにおいて内部電極91の負極7は負極集電体71の両面の全面に負極材層72が設けられており、内部電極91の正極6もまた正極集電体61の両面の全面に正極材層62が設けられている。これらの実施態様のうち図15Aに示すように、最外電極90が負極7である場合、リチウムの析出をより十分に防止することができる。最外電極90は、二次電池のエネルギー密度のさらなる向上の観点から、図14A、図14Bおよび図14Cに示すように、電極集電体の片面のみに電極材層を有する片面電極であることが好ましい。図14Aは本発明の二次電池が有する電極組立体の一例を説明するための電極組立体の模式的断面図である。図14Bは図14Aにおける電極組立体の最上の電極を真上からみたときの模式的見取り図である。図14Cは図14Aにおける電極組立体の最上の電極を真下からみたときの模式的見取り図である。図15Aは本発明の二次電池が有する電極組立体の一例を説明するための電極組立体の模式的断面図である。図15Bは図15Aにおける電極組立体の最上の電極を真上からみたときの模式的見取り図である。図15Cは図15Aにおける電極組立体の最上の電極を真下からみたときの模式的見取り図である。
(外装体がハードケースである場合)
外装体がハードケースである場合、ハードケースは通常、金属缶であって、金属板から形成され、周縁部をレーザー照射することにより、封止が達成される。金属板としては、アルミニウム、ニッケル、鉄、銅、ステンレスなどからなる金属材料が一般的である。金属板の厚さは特に限定されず、例えば、1μm以上1mm以下が好ましい。
外装体がハードケースである場合、接着層用窪み部1は当該外装体の形状に由来している。すなわち、接着層用窪み部1(特にその深さd)は外装体の形状により提供されており、外装体への賦形により形成されている。賦形方法は、ハードケースに接着層用窪み部を形成できる限り特に限定されず、例えば、プレス加工方法等が挙げられる。
外装体がハードケースである場合、電極組立体は、当該電極組立体の形状、電極組立体を構成する電極の形状、および当該電極を構成する電極材層の形状が特に限定されないこと以外、外装体がフレキシブルパウチである場合の電極組立体と同様である。
[二次電池の構成部材]
電極組立体は、正極6、負極7およびセパレータ8を含み、正極6と負極7とがセパレータ8を介して交互に配置されている。2つの外部端子5(図1A〜図10A参照)は通常、集電リードを介して電極(正極または負極)に連結され、結果として外部に導出されている。電極組立体は、上記したように、平面積層構造を有していてもよいし、巻回構造を有していてもよいし、またはスタックアンドフォールディング型構造を有していてもよい。
正極6は少なくとも正極材層および正極集電体(箔)から構成されており、上記した電極組立体の所望の形状に応じて、所望の形状を有する正極集電体の片面または両面における一部または全面に正極材層が設けられている。最外電極90が正極である場合、当該最外電極90は、リチウム析出リスクの低減と二次電池の高容量化とのバランスの観点から、図13A等に示すように、正極集電体61の片面に正極材層62が設けられており、かつ穴を有する正極6であることが好ましい。内部電極91としての正極6は、二次電池のさらなる高容量化の観点から、正極集電体の両面における全面に正極材層が設けられていることが好ましい。正極材層には正極活物質が含まれている。
負極7は少なくとも負極材層および負極集電体(箔)から構成されており、上記した電極組立体の所望の形状に応じて、所望の形状を有する負極集電体の片面または両面における一部または全面に負極材層が設けられている。例えば、負極7は通常、負極集電体の両面の全面に負極材層が設けられていてもよいし、または負極集電体の片面の全面に負極材層が設けられていてもよい。最外電極90が負極である場合、当該最外電極90は、リチウム析出リスクのさらなる低減と二次電池の高容量化とのバランスの観点から、図15A等に示すように、負極集電体71の一方の面の一部および他方の面の全面に負極材層72が設けられている負極7であることが好ましい。二次電池のさらなる高容量化の観点から、内部電極91として好ましい負極7は負極集電体の両面の全面に負極材層が設けられている。負極材層には負極活物質が含まれている。
正極材層に含まれる正極活物質および負極材層に含まれる負極活物質は、二次電池において電子の受け渡しに直接関与する物質であり、充放電、すなわち電池反応を担う正負極の主物質である。より具体的には、「正極材層に含まれる正極活物質」および「負極材層に含まれる負極活物質」に起因して電解質にイオンがもたらされ、かかるイオンが正極と負極との間で移動して電子の受け渡しが行われて充放電がなされる。後述でも触れるが、正極材層および負極材層は特にリチウムイオンを吸蔵放出可能な層であることが好ましい。つまり、電解質を介してリチウムイオンが正極と負極との間で移動して電池の充放電が行われる二次電池が好ましい。充放電にリチウムイオンが関与する場合、本発明に係る二次電池は、いわゆる“リチウムイオン電池”に相当する。
正極材層の正極活物質は例えば粒状体から成るところ、粒子同士の十分な接触と形状保持のためにバインダーが正極材層に含まれていることが好ましい。更には、電池反応を推進する電子の伝達を円滑にするために導電助剤が正極材層に含まれていることも好ましい。同様にして、負極材層の負極活物質は例えば粒状体から成るところ、粒子同士の十分な接触と形状保持のためにバインダーが含まれることが好ましく、電池反応を推進する電子の伝達を円滑にするために導電助剤が負極材層に含まれていてもよい。このように、複数の成分が含有されて成る形態ゆえ、正極材層および負極材層はそれぞれ“正極合材層”および“負極合材層”などと称すこともできる。
正極活物質は、リチウムイオンの吸蔵放出に資する物質であることが好ましい。かかる観点でいえば、正極活物質は例えばリチウム含有複合酸化物であることが好ましい。より具体的には、正極活物質は、リチウムと、コバルト、ニッケル、マンガンおよび鉄から成る群から選択される少なくとも1種の遷移金属とを含むリチウム遷移金属複合酸化物であることが好ましい。つまり、本発明に係る二次電池の正極材層においては、そのようなリチウム遷移金属複合酸化物が正極活物質として好ましくは含まれている。例えば、正極活物質はコバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、マンガン酸リチウム、リン酸鉄リチウム、または、それらの遷移金属の一部を別の金属で置き換えたものであってよい。このような正極活物質は、単独種として含まれてよいものの、二種以上が組み合わされて含まれていてもよい。より好適な態様では正極材層に含まれる正極活物質がコバルト酸リチウムとなっている。
正極材層に含まれる得るバインダーとしては、特に制限されるわけではないが、ポリフッ化ビリニデン、ビリニデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ビリニデンフルオライド−テトラフルオロチレン共重合体およびポリテトラフルオロチレンなどから成る群から選択される少なくとも1種を挙げることができる。正極材層に含まれる得る導電助剤としては、特に制限されるわけではないが、サーマルブラック、ファーネスブラック、チャンネルブラック、ケッチェンブラックおよびアセチレンブラック等のカーボンブラック、黒鉛、カーボンナノチューブおよび気相成長炭素繊維等の炭素繊維、銅、ニッケル、アルミニウムおよび銀等の金属粉末、ならびに、ポリフェニレン誘導体などから選択される少なくとも1種を挙げることができる。より好適な態様では正極材層のバインダーはポリフッ化ビニリデンであり、また、別のより好適な態様では正極材層の導電助剤はカーボンブラックである。さらに好適な態様では、正極材層のバインダーおよび導電助剤が、ポリフッ化ビニリデンとカーボンブラックとの組合せとなっている。
負極活物質は、リチウムイオンの吸蔵放出に資する物質であることが好ましい。かかる観点でいえば、負極活物質は例えば各種の炭素材料、酸化物、または、リチウム合金などであることが好ましい。
負極活物質の各種の炭素材料としては、黒鉛(天然黒鉛、人造黒鉛)、ハードカーボン、ソフトカーボン、ダイヤモンド状炭素などを挙げることができる。特に、黒鉛は電子伝導性が高く、負極集電体との接着性が優れる点などで好ましい。負極活物質の酸化物としては、酸化シリコン、酸化スズ、酸化インジウム、酸化亜鉛および酸化リチウムなどから成る群から選択される少なくとも1種を挙げることができる。負極活物質のリチウム合金は、リチウムと合金形成され得る金属であればよく、例えば、Al、Si、Pb、Sn、In、Bi、Ag、Ba、Ca、Hg、Pd、Pt、Te、Zn、Laなどの金属とリチウムとの2元、3元またはそれ以上の合金であってよい。このような酸化物は、その構造形態としてアモルファスとなっていることが好ましい。結晶粒界または欠陥といった不均一性に起因する劣化が引き起こされにくくなるからである。より好適な態様では負極材層の負極活物質が人造黒鉛となっている。
負極材層に含まれる得るバインダーとしては、特に制限されるわけではないが、スチレンブタジエンゴム、ポリアクリル酸、ポリフッ化ビニリデン、ポリイミド系樹脂およびポリアミドイミド系樹脂から成る群から選択される少なくとも1種を挙げることができる。より好適な実施態様では負極材層に含まれるバインダーはスチレンブタジエンゴムとなっている。負極材層に含まれる得る導電助剤としては、特に制限されるわけではないが、サーマルブラック、ファーネスブラック、チャンネルブラック、ケッチェンブラックおよびアセチレンブラック等のカーボンブラック、黒鉛、カーボンナノチューブおよび気相成長炭素繊維等の炭素繊維、銅、ニッケル、アルミニウムおよび銀等の金属粉末、ならびに、ポリフェニレン誘導体などから選択される少なくとも1種を挙げることができる。なお、負極材層には、電池製造時に使用された増粘剤成分(例えばカルボキシルメチルセルロース)に起因する成分が含まれていてもよい。
さらに好適な態様では、負極材層における負極活物質およびバインダーが人造黒鉛とスチレンブタジエンゴムとの組合せとなっている。
正極および負極に用いられる正極集電体および負極集電体は電池反応に起因して活物質で発生した電子を集めたり供給したりするのに資する部材である。このような集電体は、シート状の金属部材であってよく、多孔または穿孔の形態を有していてよい。例えば、集電体は金属箔、パンチングメタル、網またはエキスパンドメタル等であってよい。正極に用いられる正極集電体は、アルミニウム、ステンレスおよびニッケル等から成る群から選択される少なくとも1種を含んだ金属箔から成るものが好ましく、例えばアルミニウム箔であってよい。一方、負極に用いられる負極集電体は、銅、ステンレスおよびニッケル等から成る群から選択される少なくとも1種を含んだ金属箔から成るものが好ましく、例えば銅箔であってよい。
セパレータ8は、正負極の接触による短絡防止および電解質保持などの観点から設けられる部材である。換言すれば、セパレータは、正極と負極との間の電子的接触を防止しつつイオンを通過させる部材であるといえる。好ましくは、セパレータは多孔性または微多孔性の絶縁性部材であり、その小さい厚みに起因して膜形態を有している。あくまでも例示にすぎないが、ポリオレフィン製の微多孔膜がセパレータとして用いられてよい。この点、セパレータとして用いられる微多孔膜は、例えば、ポリオレフィンとしてポリエチレン(PE)のみ又はポリプロピレン(PP)のみを含んだものであってよい。更にいえば、セパレータは、“PE製の微多孔膜”と“PP製の微多孔膜”とから構成される積層体であってもよい。セパレータの表面は無機粒子および/または接着層等により覆われていてもよい。セパレータの表面は接着性を有していてもよい。
電解質は電極(正極・負極)から放出された金属イオンの移動を助力する。電解質は有機電解質および有機溶媒などの“非水系”の電解質であっても、または水を含む“水系”の電解質であってもよい。本発明の二次電池は、電解質として“非水系”の溶媒と、溶質とを含む電解質が用いられた非水電解質二次電池が好ましい。電解質は液体状またはゲル状などの形態を有し得る(なお、本明細書において“液体状”の非水電解質は「非水電解質液」とも称される)。
具体的な非水電解質の溶媒としては、少なくともカーボネートを含んで成るものが好ましい。かかるカーボネートは、環状カーボネート類および/または鎖状カーボネート類であってもよい。特に制限されるわけではないが、環状カーボネート類としては、プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、ブチレンカーボネート(BC)およびビニレンカーボネート(VC)から成る群から選択される少なくとも1種を挙げることができる。鎖状カーボネート類としては、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)およびジプロピルカーボネート(DPC)から成る群から選択される少なくも1種を挙げることができる。本発明の1つの好適な実施態様では、非水電解質として環状カーボネート類と鎖状カーボネート類との組合せが用いられ、例えばエチレンカーボネートとジエチルカーボネートとの混合物が用いられる。
具体的な非水電解質の溶質としては、例えば、LiPFおよびLiBFなどのLi塩が好ましく用いられる。
集電リードとしては、二次電池の分野で使用されているあらゆる集電リードが使用可能である。そのような集電リードは、電子の移動が達成され得る材料から構成されればよく、通常はアルミニウム、ニッケル、鉄、銅、ステンレスなどの導電性材料から構成される。集電リードの形態は特に限定されず、例えば、線状であってもよいし、または板状であってもよい。
外部端子5としては、二次電池の分野で使用されているあらゆる外部端子が使用可能である。そのような外部端子は、電子の移動が達成され得る材料から構成されればよく、通常はアルミニウム、ニッケル、鉄、銅、ステンレスなどの導電性材料から構成される。正極用外部端子はアルミニウムから構成されることが好ましく、負極用外部端子は銅から構成されることが好ましい。外部端子5の形態は特に限定されず、通常は板状である。外部端子5は、基板と電気的かつ直接的に接続されてもよいし、または他のデバイスを介して基板と電気的かつ間接的に接続されてもよい。
本発明に係る二次電池は、蓄電が想定される様々な分野に利用することができる。あくまでも例示にすぎないが、本発明に係る二次電池、特に非水電解質二次電池は、電子機器またはモバイル機器などが使用される電気・情報・通信分野(例えば、携帯電話、スマートフォン、スマートウォッチ、ノートパソコン、デジタルカメラ、活動量計、アームコンピュータおよび電子ペーパーなどのモバイル機器分野)、家庭・小型産業用途(例えば、電動工具、ゴルフカート、家庭用・介護用・産業用ロボットの分野)、大型産業用途(例えば、フォークリフト、エレベーター、湾港クレーンの分野)、交通システム分野(例えば、ハイブリッド車、電気自動車、バス、電車、電動アシスト自転車、電動二輪車などの分野)、電力系統用途(例えば、各種発電、ロードコンディショナー、スマートグリッド、一般家庭設置型蓄電システムなどの分野)、IoT分野、ならびに、宇宙・深海用途(例えば、宇宙探査機、潜水調査船などの分野)などに利用することができる。
本発明に係る二次電池が特に有用な電子機器として、例えば、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコン、デジタルカメラ、電子書籍端末、電子辞書、電卓などの小型電子機器が挙げられる。
1:接着層用窪み部(第1接着層用窪み部)
1’:第2接着層用窪み部
1’’:第3接着層用窪み部
2:接着層
5:外部端子
6:正極
7:負極
8:セパレータ
10:10a:10b:二次電池
11:11’:11’’:接着層用窪み部の底面
61:正極集電体
62:正極材層
71:負極集電体
72:負極材層
90:最外電極
91:内部電極

Claims (21)

  1. 正極、負極および該正極と該負極との間に配置されたセパレータを含む電極組立体ならびに電解質が外装体に封入された二次電池であって、
    表面に接着層用窪み部を有する、二次電池。
  2. 前記接着層用窪み部は、その内部に配置された接着層を介した前記二次電池の接着のための部材である、請求項1に記載の二次電池。
  3. 前記接着は電子機器の筐体への接着である、請求項2に記載の二次電池。
  4. 前記接着層用窪み部が10μm以上1mm以下の深さを有する、請求項1〜3のいずれかに記載の二次電池。
  5. 前記接着層用窪み部内に配置された接着層を有する、請求項1〜4のいずれかに記載の二次電池。
  6. 前記接着層用窪み部の深さが前記接着層の厚みよりも小さい、請求項1〜5のいずれかに記載の二次電池。
  7. 前記接着層用窪み部が前記外装体の形状に由来している、請求項1〜6のいずれかに記載の二次電池。
  8. 前記接着層用窪み部は前記外装体への賦形により形成されている、請求項7に記載の二次電池。
  9. 前記外装体が金属缶である、請求項7または8に記載の二次電池。
  10. 前記接着層用窪み部が前記電極組立体の形状に由来している、請求項1〜6のいずれかに記載の二次電池。
  11. 前記接着層用窪み部の深さは、
    前記電極組立体における窪み部対応部と窪み部非対応部との間における、前記二次電池の厚み方向の電極の数に差により生じている、請求項10に記載の二次電池。
  12. 前記接着層用窪み部が前記電極組立体の電極の形状に由来している、請求項10または11に記載の二次電池。
  13. 前記接着層用窪み部の深さは、
    前記電極組立体における最外電極と内部電極との間における、形状の相違により生じている、請求項10〜12のいずれかに記載の二次電池。
  14. 前記接着層用窪み部が前記電極組立体の電極における電極材層の形状に由来している、請求項10または11に記載の二次電池。
  15. 前記接着層用窪み部の深さは、
    前記電極組立体における最外電極の電極材層と内部電極の電極材層との間における、形状の相違により生じている、請求項10、11または14に記載の二次電池。
  16. 前記外装体がフレキシブルパウチである、請求項10〜15のいずれかに記載の二次電池。
  17. 前記電極組立体が、前記正極、前記負極および前記セパレータを含む複数の電極ユニットを平面状に積層した平面積層構造を有するか、または前記正極、前記負極および前記セパレータを含む電極ユニットをロール状に巻回した巻回構造を有する、請求項1〜16のいずれかに記載の二次電池。
  18. 前記接着層が両面テープである、請求項1〜17のいずれかに記載の二次電池。
  19. 前記正極および前記負極がリチウムイオンを吸蔵放出可能な層を有する、請求項1〜18のいずれかに記載の二次電池。
  20. 前記二次電池が電子機器用二次電池である、請求項1〜19のいずれかに記載の二次電池。
  21. 請求項1〜20のいずれかに記載の前記二次電池;および
    該二次電池が前記接着層用窪み部内に配置された接着層を介して接着されている筐体を含む、電子機器。
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