JPS59122416A - 口腔組成物用基材 - Google Patents

口腔組成物用基材

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JPS59122416A
JPS59122416A JP22860082A JP22860082A JPS59122416A JP S59122416 A JPS59122416 A JP S59122416A JP 22860082 A JP22860082 A JP 22860082A JP 22860082 A JP22860082 A JP 22860082A JP S59122416 A JPS59122416 A JP S59122416A
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acid
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前山 勉
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植木 孝夫
Tetsuo Gomi
五味 哲夫
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等 鳥山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は歯磨の研磨剤等として用いられる口腔組成物用
基材に関し、更に詳述すると酸又はその塩により処理さ
れた改質水酸化アルミニウムからなる口腔組成物用基材
に関する。
従来より、水酸化アルミニウムを歯磨用研磨剤として使
用することは公知であるが、水酸化アルミニウムを研磨
剤とする歯磨は、水酸化アルミニウムの10重量%水ス
ラリーの−が通常9前後で解され、劣化してしまうため
、香味が変化するという問題を有する。このため、従来
は高−においても劣化し難い香料成分を用いて調香せざ
るを得す、使用し得る香料成分が非常に限られるので、
調香において制約を受けていた。
本発明者らは、上記事情に鑑み、種々の香料成分を保存
中における分解、劣化を生じさせることなく使用し得る
水酸化アルミニウム基材につき鋭意検討を行なった結果
、水酸化アルミニウムを酸又はその塩で処理することに
より得られたものがエステル系、アルデヒド系等の香料
成分の分解。
劣化を抑制し、このため種々の香料成分を用いて自由に
調香でき、また長期間の保存にも安定で、口腔組成物用
基材として効果的に使用することができることを知見し
、本発明をなすに至ったものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係る口腔組成物用基材は、水酸化アルミニウム
を酸又はその塩で処理することによって得られた改質水
酸化アルミニウムからなるものである。
ここで、改質に用いられる水酸化アルミニウムとしては
特に制限はなく、通常の方法で得られる市販品を用いる
ことができる。なお、使用する水酸化アルミニウムの平
均粒度は処理性の点で】〜30μ、特に7〜25μとす
ることが好ましい。
!、た、前記水酸化アルミニウムの改質に用いる酸や塩
としては、無機酸、有機酸及びそれらの塩の区別なく使
用することができる。無機酸としてはリン酸、硫酸、塩
酸等が例示され、有機酸としては酢酸、シーウ酸、酒石
酸、コハク酸等が例示されるが、これらのなかではリン
酸が好ましく用いられる。リン酸やその塩としては、オ
ルトリン酸(H3P04)、それにピロリン酸(T−T
4P20. )、メタリン酸(HPO4)、三リン酸(
H5P30.。)、四リン酸(H6P4013)、?リ
メタリン酸((HPO,)n)などの縮合リン酸及びこ
れらのアルカリ金属塩などが挙げられ、これらの1種又
は2種以上を組合せて用いることができる。なお、アル
カリ金属塩としてはリン酸水素−アルカリ金属塩(MT
(2PO4)、リン酸水素ニアルカリ金属塩(M2HP
O4)、リン酸三アルカリ金属塩(M3PO4)などが
ある。
水酸化アルミニウムを酸又はその塩で処理して改質する
場合は、水酸化アルミニウムを前記酸又はその塩の水溶
液Ka濁することによって改質を行なわせることができ
る。この場合、水酸化アルミニウムは酸又はその塩の水
溶液の10〜90重量デスラリー1特に30〜70重量
%スラリーとすることが好ましく、酸の濃度は添加する
水酸化アルミニウムの濃度によっても変化するが、O,
OF1モル/l〜0.5モyv/Lとすることが好まし
い。また、反応は10〜50℃、特に20〜30℃にお
いて2〜50時間、特に2〜30時間行かうことが好ま
しく、反応中攪拌を行なうことが好ましい。
上記操作終了後は、涙過し、水酸化アルはニウムを水等
で洗浄し、乾燥することによって改質水酸化アルミニウ
ムを得るものである。
なお、上述した改質操作において、前記酸又は塩の1種
又は2種以上を同時に用いて1回もしくは繰り返して改
質操作を行なうこともできるが、互に異なる酸又は塩を
用いて改質操作を繰υ返すこともできる。例えば、水酸
化アルミニウムを硫酸、塩酸等で処理し、次にリン酸で
処理するなどのこともできる。
このように、水酸化アルミニウムを酸又はその塩で処理
することによシ、水酸化アルミニウムの表面にゝ安定で
強固な破膜が形成され、水酸化アルミニウムが改質され
るものと推定きれ、この改質水酸化アルミニウムを口腔
組成物用基材として用いることにより、香料の安定配合
性が高く、保存中における分解、劣化が防止されて種々
香料成分(5) を用いることができ、このため香味が良好で使用感が向
上しかつ保存安定性の優れた歯磨等の口腔組成物を得る
ことができるものである。
本発明の口腔組成物用基材は、上述した改質水酸化アル
ミニウムからなるものであるが、この場合改質水酸化ア
ルミニウムとしては、これを水に10重量%の割合で懸
濁したスラリーの−が4〜8であり、銅板研磨値が1〜
101n9であるものを用いることが好ましい。なお、
銅板研磨値は、後述の実施例4の歯磨処方と同じ処方の
歯磨を作成し、これを509と?)、40gの60%グ
リセリンに分散させて傾斜型研磨試験機(pepsod
ent type)を用いて2万ストロ一ク行なった場
合の研磨性である〔「最近化粧品科学」(薬事日報社:
昭和55年4月10日)第184頁参照〕。
また、改質水酸化アルミニウムとしては、これを研磨剤
に用いる場合、平均粒径が1〜30μ、特に7〜25μ
とすることが好ましく、平均粒径が30μより太きいと
ザラツキ感が生じる場合があり、5μより小さいと研磨
性に劣る場合がある。
(6) しかし、琢磨剤として用いる場合はよシ細かな粒径のも
のも使用し得る。
更に、改質水酸化アルミニウムのうちでは、とりわけリ
ン酸又はその塩、特にオルトリン酸又はそのアルカリ金
属塩で処理することによって得られたものが好適である
。このリン酸又はその塩で改質された水酸化アルミニウ
ムを用いる場合、その改質水酸化アルミニウムの表面の
リン量が1〜20重量係のものが好ましく、特にこの改
質水酸化アルミニウムを10重t%の割合で水に懸濁す
ることによって得られたスラリーを濾過した場合にその
ろ液中のアルミニウムイオンが0.005〜0、05 
ppmであり、P2O5分が10〜50 ppmであシ
、シかもこの改質水酸化アルミニウム中のP2O5分が
0.05〜06重量%であるものを使用することが好ま
しい。また、リン酸又はその塩で改質された水酸化アル
ミニウムとしては、その表面にリン酸化合物を含有する
被膜が10〜500Xの厚みで形成されているものが好
適でおる。
本発明口腔組成物用基材は、練歯磨、潤製歯磨等の歯磨
やフロフィラクシスイーストなどの研磨剤等として使用
することができるものである。この場合、この基材の使
用量は特に制限されず、口腔組成物の種類等に応じて適
宜選択されるが、通常口腔組成物全体の10〜95重量
%である。また、本発明基材を用いて口腔組成物を製造
する場合、研磨剤として本発明基材のみを単独で用いる
こともできるが、他の研磨剤と併用してもよい。
ここで、他の研磨剤としては、例えばリン酸水素カルシ
ウム・2水和物、リン酸水素カルシウム・無水和物、炭
酸カルシウム、ビロリン酸カルシウム、不溶性メタリン
酸ナトリウム、非晶質シリカ、結晶質シリカ、アルミノ
シリケート、酸化アルミニウム、微結晶セルロース、レ
ジン、第3リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム等が
挙げられる。また、従来の水酸化アルミニウムも本発明
基材の特性を著しく損なわない範囲で配合できる。なお
、本発明基材を他の研磨剤と併用する場合、その割合は
制限されず、本発明基材を主研磨剤として用いてもよく
、他の研磨剤を主研磨剤として用いてもよく、これらは
口腔組成物の使用目的等に応じて決められる。
本発明の改質水酸化アルミニウムよりなる口腔組成物用
基材を用いて口腔組成物を製造する場合、この口腔組成
物中には通常01〜5優(重量係、以下同じ)、好捷し
くは05〜24の香料が配合され得る。この場合、この
香料の組成は特に制限されないが、例えば メントール       10〜70ギ (香料中)カ
ルJ−70,1〜30〃 アネトール     0.1〜30〃 エタノール      1〜40〃 アクセント分    0.1〜20〃 の組成のものを使用することができる。ここで、アクセ
ント分は下記したものが例示され、これらは香味の特徴
付け(口腔組成物の特徴付け)をするために不可欠な成
分であるが、本発明の改質水酸化アルミニウムはこれら
アクセント分を分解。
劣化させることが力<、長期間保存しても香味を殆んど
変化させることがないものである。
アクセント分 ■エステル系 フェニルエチルアセテ−):0,0001〜0.1チ(
0,001〜001チ)ユヲプ4−力/−ドイツアミ、
ルクシ2し―トコエチル−2−メチルブチレート: ンノルプナレート      ” ベンジルイソブチレート   :  0001〜10チ
(0,01〜1チ)メチルヘプチンカーボネート: 0
.0001〜0.1%(0,001〜001%)メチル
アセトアセテ−):0.001〜10%(0,01〜1
チ)メチル了ンスラニビートメ :     lナルメ
チルアンスフニレート アリルカゾロエート :  o、ooot〜0.1%(
0,001〜0.01%)アリルカブリレート : など ■ラクトン系 γ−ウンrカラクトン: 0.0001〜0.1%(0
,001〜0.01%)γ−ノニルラクトン  :  
  l エチレンプランレート : など ■アルデヒド系 n−ヘプチルアルデヒド :  0.0001〜01%
(0,001−0,01%)n−オクチルアルデヒド 
:     ln−ノニルアルデヒド  :     
l/f−)xす一ル:  0.0001〜0.1%(0
,001〜0.01%)シトラール    :  0.
001〜20チ(0,01〜10%)シトロネラール 
  :  0001〜1%(0,1) (11〜0.5
チ)ヒドロキシシトロネラール  : 4リラアルデヒド    :  0.001〜10%(
(1,01〜1係)ベンズアルデヒド   。
フェニルアセトアルデヒド  :  o、oool〜1
チ(0,0+11〜0.5係)シンナミックアルデヒド
   : 0001〜30チ(0,01〜10チ)バニ
リン    :  0.0001〜IO%(o、oot
〜5%)エチルバニリン     ゛ トランス−2−ヘキセナール :  0.0001〜1
%(0,001〜05%)ミルテナール      :
  (1,0(11〜2%((101〜1%)など ■フェノール系 オイゲノール     :  0.0001〜10チ(
0,001〜1%)イソオイゲノール    。
チモール       :  0.0001〜1%(0
,001〜Olチ)カルバクロール      ゛ など 更に、MONTCLAIR,N、 J、 (U、S 、
A、 )により発行された5TEF’F’EN ARC
TANDERによる”Perfume and Fla
vorChemicalg”に記載された香料成分も好
適に用いられ、また、オレンジ油、レモン油、クローブ
油。
カシア油、フェンネル油、カルダモン油、シンナモン油
、コリアンダー油、ユーカリ油、キャラウェイ油、セー
ジ油、タイム油などの精油も有効に使用される。
更に、本発明基材を用いた口腔組成物中には、塩化リゾ
チーム、デキストラナーゼ、溶菌酵素。
ムタナーゼ、クロルヘキシジン又はその塩、ソルビン酸
、アレキシジン、ヒノキチオール、セチルピリジニウム
クロライド、アルキルグリシン、アルキルジアミノエチ
ルグリシン塩、アラントイン。
ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、アズレン、ビ
タミンE、モノフルオロリン酸ナトリウム。
フッ化ナトリウム、フッ化第1錫、水溶性第1もしくは
第2リン酸塩、第四級アンモニウム化合物。
塩化す) IJウム等の有効成分を配合でき、本発明基
材はこれら有効成分、特にフッ素含有化合物。
クロルヘキシジン類、デキストラナーゼ、トラネキサム
酸、イプシロンアミノカプロン酸、アラン(13) トインクロルヒドロキシアルミニウム、塩什ナトリウム
などを安定に配合させることができる。
本発明基材を用いた口腔組成物には、その種類等に応じ
て更に他の成分を配合することができる。
例エバ、カルがキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、アルギン酸塩、カラダナン。
アラビアガム、ポリビニルアルコール等の粘結剤。
ポリエチレングリコール、ソルビトール、グリセリン、
プロピレングリコール等の粘稠剤、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添
加ココナツツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム
、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、N−ラウロイルザル
コシン酸ナトリウム、N−アシルグルタミン酸塩、ラウ
ロイルノエタノールアマイド、シヨ糖脂肪酸エステル等
の発泡剤。
サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ネオヘスペリ
ジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、−′eリラル
チン。
p−メトキシンナミンクアルデヒド、ソーマチンなどの
甘味剤、防腐剤などを配合し得る。
本発明基材を用いた口腔組成物は、上述した成(14) 分を用いて常法によシ製造することができるが、練歯磨
を製造する場合はその−を5〜8とすることが好ましい
。また、この口腔組成物は、プラスチック容器、アルミ
ニウムの片面又は両面をプラスチックでラミネートした
ラミネート容器、アルミニウム等の金属容器に充填する
ことができるが、本発明基材はアルミニウムの腐蝕を抑
制できるため、アルミニウムチー−ブなどを支障々く用
いることができるものである。
次に、実施例と比較例を示し、本発明を更に具体的に説
明する。
〔実施例1〕 市販水酸化アルミニウム(平均粒径10μ)1kgを第
1表に示す所定濃度の酸水溶液1/に加え、25℃にお
いて所定時間攪拌を行なう操作を所定回数繰り返し、改
質水酸化アルミニウム(本発明口腔組成物用基材)をイ
eた。
次に、これらの改質アルミニウムを−15,8の純水に
加え、改質アルミニウムの10重量%水スラリーを調製
し、このスラリーの調製直後及び所定期間保存後の声を
測定した。
また、比較のため、改質を行なっていない水酸化アルミ
ニウム及び第ニリン酸カルシウム・2水和物を用いて同
様の実験を行なった。
結果を第1表に示す。
(15) glK 媚釈   1ポ 0   寸 0:[氾 目    −史 ト  己  −d  Φ aI00    Ln al    へ      C!  史口w  O’+
t− 一:瑚努 桐  −! 。
1    り  ト  0      ■  ド慣00
 oト ベ     −!  ■     曽  C寧    
−ト  −Φ  − 〇 −。  lcq        II ″   n     [F] 馴  i間口 要     01 噌   11 (ト)  側゛  。
:vLo  I   r     I   l−〇 本  oo   膿     0  “c’+   ζ 駆  ++!!!lドー dさ r−1、c=)ね き回 1 wfi、1 噌          鼻 敢 L2  匡  N   寸       娯回像   
 へ   ( 心  。
ト の    ′1−4 0ン 〜   余 へ F!11///   5 忠U           七 纒          ト  タ 舞  躾     ! 纒 !IIJ−、害 、 Q   碌      娯 = 纒    1.。
(16) 第1表の結果より、本発明口腔組成物用基材(改質水酸
化アルミニウム)が安定であることが認められた。なお
、ビロリン酸塩、メタリン酸塩を用いた場合も同様であ
った。
〔実施例2〕 市販水酸化アルミニウム(平均粒杼10μ)1に9を0
.13モル/lのpH5,5のリン酸緩衝液11に加え
、25℃において24時間攪拌を行なう操作を2回線シ
返し、改質水酸化アルミニウム(本発明口腔用組成物;
表中1改質水アル″で示す)を得た。
次に、実施例1と同様にして10%スラリーを調製し、
その調製直後及び所定期間保存後の−を測定し、またJ
ISに規定されているリンモリブデン法によシリン酸溶
出量、エリオフロムサイアニンで発色させる方法により
アルミニウムイオン溶出量をそれぞれ測定した。
また、比較のため、改質を行なっていない水酸化アルミ
ニウム(表中”市販水アル”で示す)についても同様の
実験を行なった。
以上の結果からも、本発明口腔結成物用基拐が安定であ
ることが知見された。
〔実施例3〕 次に、鮨S、C,A (Electron 5pect
roaeopy forChemical Analy
sis ) f用いて実M!i 9’lj 2と同じ方
法によって得た改質水j波化アルミニウムの表面及び底
面を20Xエツチングした場合のイオン分析′f!:竹
なった。
また、比較のため、改装を行なっていない水r1・7化
アルミニウムを用いて同様の央−1を行なった。
結果を第5表及び第6表に示す。
〔実施例4〕 水酸化アルミニウムとして実施例1のi ’tq品及び
未改質品を使用しく表中、ザンプル扁で示す)、下記処
方の練歯磨を調製した。
水酸化アルミニウム     500チカルゲキシメチ
ルセルロースナトリウム       0.51カラギ
ーナン         051サツカリンナトリウム
        0】#ソノラムラウリルサルフェート
           1.51グロビレングリコール
         3.01ソルビツト       
  15.01ノやラペン             
021香   料亭               1
.01100.0 (、g3症1 平 香料としては下記処方のものを用いた。
メントール         15.0%カルボン  
         10.0#にパーミントを山   
     25.0#スペアミント油       3
5.01アネトール          10.0#ク
ローブ油          2.01シンナモン油 
        2.Olセージ油         
  031オイケゞノール           0.
3′インアミルグロピオネ−)0・3′ トランス−2−ヘキセナール     0.01#γ−
ウンデカラクトン           0・01′1
00.00(重匍喝) 次に、上記の歯磨につき、専門・やネル1o名によシ下
記評価基準に基いて調製直後及び所定期間保存後の香味
を官能評価した。
結果を・第7表に示す。
(22) 評価基準 ○:香味良好 (#造型体からの経時変化はなく、良好
)Δ:Iやや良好 (l    やや変化(劣化)する
)×:l 不良 (l   変化(劣化)する)、第7
表 第7表の結果よシ、本発明口腔胡成物用基旧を用いるこ
とによって歯磨の保存による香味の低下を良好に防止し
得ることが認められた。
〔実施例5〕 第8.9表に示す研磨剤を用いた練歯磨(研磨剤の種類
が異なる以外は実施例4のものと同じ処方)を調製し、
これを40℃で3力月保存した場合の各種香料の香味変
化を下記評価基弗に基いて(23) 調べた。また、これら歯磨を50℃で1週間保存した場
合の香料(エチルアセトアセテート)ノ残存率をガスク
ロマトグラフにより測定した。結果を第8.9表に示す
。なお、改質水酸化アルミニウム(本発明口腔!+i成
物用基材)としては、実施例1のA2のものを用いた。
評価基準 製造直後を5点とし、劣化の程度を5段階評
価(−)3〜5点 △2点  × 1点 第9表  香料残存率 第8,9表の結果より、本発明口腔組成物用茶杓を用い
た場合は香料の変質が少なく、香味が長時間に亘って良
好に保持されることが認められた。
〔実施例6〕 下記処方の潤製歯磨を調製した。
処方 改質水酸化アルミニウム7   70.0%PEG #
400           10.01ンジウムラウ
リルサルフエート1.5#サツカリンナトリウム   
     0.1’香 料率*           
  1.O#100.0 (重量%) 牢改質水酸化アルミニウムとしては、実施例1のA2の
ものを使用。
(26) 材香料としては下記処方のものを用いた。
メントール         320チカルボン   
       16ONペパーミント油       
15.0#スペアミント油       8.OIアネ
トール          9.01バニリン    
      4ON メチルサリシレート      80Iベンズアルデヒ
ド       3.ONカシア油         
  4・0′シトラール          031イ
ソアミルアセテート    03I アリルカゾロエート      0.3−上記の潤製歯
磨を40℃、1カ月保存し、改質を行なっていない市販
水酸化アルミニウムを用いた以外は同処方の比較潤製歯
磨を40℃、1力月保存したものと比べた結果、比較潤
製歯磨の香味は香料の劣化によりかなり劣るものであっ
たが、本実施例の歯磨の香味は調製直後のものと殆んど
(27) 変化がなく、安定であることが認められた。
〔実施例7〕 実施例1のJP62の改質水酸化アルミニウムを使用し
、第10表に示す処方の練歯磨A〜Fを得た。
*香料としては実施例4と同処方のものを用いた。
上記処方Aの歯磨において、改質水酸化アルミニウムの
代りに未改質の水酸化アルミニウムを用いた以外は同処
方の比収練歯PNを調製し、歯W#A〜Fと比較した結
果、40℃、1力月保存した場合の香味は、比較例は劣
るものであったが、歯磨A−Fはいずれも良好なもので
あった。
出 願 人 ライオン株式会社 代理人 弁理士小島節句 (30) 111−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 水酸化アルミニウムを酸又はその塩で処理するこ
    とによって得られる改質水酸化アルミニウムよりなるこ
    とを特徴とする口腔組成物用基材。 2、酸又はその塩が無機酸又はその塩である特許請求の
    範囲第1項記載の基材。 3、鉱酸又はその塩がリン酸又はその塩である特許請求
    の範囲第2項記載の基材。 4、 リン酸又はその塩がオルトリン酸、ビロリン酸、
    メタリン酸、縮合リン酸、又はこれらのアルカリ金属塩
    である特許請求の範囲第3項記載の基材。 5、 リン酸又はその塩がオルトリン酸又はそのアルカ
    リ金属塩である特許請求の範囲第4項記載の基材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6112611A (ja) * 1984-06-29 1986-01-21 Lion Corp 口腔用組成物
JPS61155313A (ja) * 1984-12-28 1986-07-15 Lion Corp 歯磨組成物
JPH01104004A (ja) * 1987-07-29 1989-04-21 Lion Corp 口腔用組成物
WO2000009166A3 (en) * 1998-08-10 2000-11-09 Poly Med Inc Phosphorylated polymers and conjugates thereof

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