JP2014501259A - ポリマー系 - Google Patents

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Abstract

本発明はポリマー系および該ポリマー系を含む組成物、ならびに該ポリマー系および組成物を調製または使用する方法を開示する。

Description

ある個体は頻繁に口内乾燥を体験する。口渇は、典型的には、十分でない唾液産生によるものであり、多くの個体に影響を及ぼす。口渇は、限定されないが、遺伝、全身病、薬に対する反応および加齢を含む、数種の異なる因子により引き起こされる可能性がある。個々が体験し得る口渇の程度は大きく変動しうる。唾液産生を刺激すること、ならびに口腔保湿剤および代替唾液を使用することで、口渇は軽減される。唾液産生は、機械的、化学的、電気的および薬理的手段などの種々の手段により刺激され得る。
市販されている口腔保湿剤の効能の程度および持続時間は様々である。かくして、口腔の保湿に使用可能で、個体の口渇の徴候を軽減する、より効果的で、持続時間がより長い
含嗽液(マウスリンス)および洗口液(マウスウォッシュ)に対する要求が存在する。
本発明の実施態様は、カルボキシメチルセルロース;キサンタンガム;カルボマー;およびキトサン誘導体を含む、ポリマー系を提供する。
他の実施態様は、本願明細書に記載のいずれか一のポリマー系、および経口的に許容される担体を含む、組成物を提供する。
さらなる実施態様は、治療または予防を必要とする対象の口腔面を、本願明細書に記載のいずれか一の組成物と接触させることを特徴とする、口腔の症状を治療または予防する方法を提供する。
発明を実施するための態様
全体を通して使用される範囲は、その範囲内にあるありとあらゆるすべての数値を記載する省略形として使用される。その範囲内にあるいずれの数値も該範囲の末端として選択され得る。
加えて、本願明細書にて引用される文献はすべてその内容を出典明示により本明細書の一部とする。
本願明細書に開示される定義と、引用文献に記載の定義の間で不一致がある場合には、本願明細書の開示が優先するものとする。
ある実施態様にて、本発明は、一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマー;アクリレートポリマー;およびキトサン誘導体を含むポリマー系であって、アニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーとアクリレートポリマーとキトサン誘導体の重量割合が約2:1:6である、ポリマー系を提供する。ある実施態様にて、一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーのうち少なくとも1つはカルボキシメチルセルロースである。ある実施態様にて、一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーのうち少なくとも1つはキサンタンガムである。ある実施態様にて、アクリレートポリマーはカルボマーである。
ある実施態様にて、本発明は、カルボキシメチルセルロース;キサンタンガム;カルボマー;およびキトサン誘導体を含む、ポリマー系を提供する。ある実施態様にて、カルボキシメチルセルロースとキサンタンガムとカルボマーとキトサン誘導体の重量割合は約1:1:1:2〜約1:1:1:10である。ある実施態様にて、カルボキシメチルセルロースとキサンタンガムとカルボマーとキトサン誘導体の重量割合は約1:1:1:6である。ある実施態様にて、カルボキシメチルセルロース、キサンタンガム、カルボマーおよびキトサン誘導体は、ほぼ等しい重量部で存在する。
ある実施態様にて、本発明は、一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーを組成物全体の約0.8〜約2.4重量%の総量にて;アクリレートポリマーを組成物の約0.4〜1.2重量%の量にて;キトサン誘導体を組成物の約1〜10重量%の量にて;および経口的に許容される担体を含む、ポリマー系からなる練り歯磨き組成物を提供する。ある実施態様にて、一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーは、組成物の約1.2〜約2重量%の総量にて存在し;アクリレートポリマーは組成物の約0.6〜1重量%の量にて存在し;およびキトサン誘導体は、組成物の約3〜7重量%の量にて存在する。
ある実施態様にて、一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーは、組成物の約1.6重量%の量にて存在し;アクリレートポリマーは組成物の約0.8重量%の量にて存在し;およびキトサン誘導体は組成物の約5重量%の量にて存在する。
ある実施態様は、第一アニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーが組成物の約0.8重量%の量にて存在し;および第二アニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーが組成物の約0.8重量%の量にて存在する、組成物を提供する。
ある実施態様は、本願明細書に記載のポリマー系;および経口的に許容される担体を含む組成物を提供する。ある実施態様にて、該ポリマー系は組成物の約2〜約14重量%からなる。ある実施態様にて、該ポリマー系は組成物の約5〜約10重量%からなる。ある実施態様にて、該ポリマー系は組成物の約7〜約8重量%からなる。ある実施態様にて、該ポリマー系は組成物の約7〜約8重量%からなる。ある実施態様にて、該ポリマー系は組成物の約7.5重量%からなる。ある実施態様にて、組成物は非固形組成物である。
本明細書で用いるように、「非固形組成物」なる語は、その容器の形状となりうる組成物をいう。
ある実施態様にて、本発明は、約0.4〜1.2重量%のカルボキシメチルセルロースを含む、組成物を提供する。ある実施態様にて、該組成物は約0.4〜1.2重量%のキサンタンガムを含む。ある実施態様にて、該組成物は約0.4〜1.2重量%のカルボマーを含む。ある実施態様にて、該組成物は約1〜10重量%のキトサン誘導体を含む。
ある実施態様にて、該組成物は、約0.4〜1.2重量%のカルボキシメチルセルロース;約0.4〜1.2重量%のキサンタンガム;約0.4〜1.2重量%のカルボマー;および約1〜10重量%のキトサン誘導体を含む。
ある実施態様にて、本発明は約0.5〜1.1重量%のカルボキシメチルセルロースを含む組成物を提供する。 ある実施態様にて、該組成物は約0.5〜1.1重量%のキサンタンガムを含む。ある実施態様にて、該組成物は約0.5〜1.1重量%のカルボマーを含む。ある実施態様にて、該組成物は約2〜8重量%のキトサン誘導体を含む。
ある実施態様にて、該組成物は約0.5〜1.1重量%のカルボキシメチルセルロース;約0.5〜1.1重量%のキサンタンガム;約0.5〜1.1重量%のカルボマー;および約2〜8重量%のキトサン誘導体を含む。
ある実施態様にて、 本発明は約0.6〜1重量%のカルボキシメチルセルロースを含む組成物を提供する。ある実施態様にて、該組成物は約0.6〜1重量%のキサンタンガムを含む。ある実施態様にて、該組成物は約0.6〜1重量%のカルボマーを含む。ある実施態様にて、該組成物は約3〜7重量%のキトサン誘導体を含む。
その上さらなる実施態様は、約0.6〜1重量%のカルボキシメチルセルロース;約0.6〜1重量%のキサンタンガム;約0.6〜1重量%のカルボマー;および約3〜7重量%のキトサン誘導体を含む組成物を提供する。さらに別の実施態様は、約0.7〜0.9重量%のカルボキシメチルセルロース;約0.7〜0.9重量%のキサンタンガム;約0.7〜0.9重量%のカルボマー;および約4〜6重量%のキトサン誘導体を含む組成物を提供する。
ある実施態様にて、本発明は、約0.8重量%のカルボキシメチルセルロースを含む組成物を提供する。ある実施態様にて、該組成物は約0.8重量%のキサンタンガムを含む。ある実施態様にて、該組成物は約0.8重量%のカルボマーを含む。ある実施態様にて、該組成物は約5重量%のキトサン誘導体を含む。
ある実施態様にて、該組成物は、約0.8重量%のカルボキシメチルセルロース;約0.8重量%のキサンタンガム;約0.8重量%のカルボマー;および約5重量%のキトサン誘導体を含む。ある実施態様にて、キトサン誘導体はカチオン性キトサン誘導体である。ある実施態様にて、該キトサン誘導体は、ジカルボン酸キトサン;キチン−グルカン;およびカルボキシメチルキトサンより選択される。ある実施態様にて、キトサン誘導体はカルボキシメチルキトサンである。
ある実施態様は、口腔の疾患または症状を治療または予防する方法であって、その必要とする対象の口腔表面を、本願明細書に記載のポリマー系または組成物のいずれか一つと接触させることを特徴とする、方法を提供する。
ある実施態様にて、該組成物はさらにトリメチルグリシンを含む。ある実施態様にて、該組成物はさらに保湿剤を含む。ある実施態様にて、保湿剤はグリセリン;ソルビトール;およびその混合物より選択される。他の実施態様にて、保湿剤は約40重量%より多くの量で存在する。ある実施態様にて、保湿剤は約50重量%より多くの量で存在する。
ある実施態様にて、組成物はさらに可塑剤を含む。他の実施態様にて、可塑剤はポリエチレングリコール;プロピレングリコール;キシリトール;トリアセチン;クエン酸トリエチル;鉱油;ヒマシ油;植物油;およびそれらの2またはそれ以上の組み合わせより選択される。ある実施態様にて、該組成物はさらに、フッ素イオン供給源、歯石除去剤、緩衝剤、研磨剤、およびそれらの2またはそれ以上の組み合わせより選択される一または複数成分を含む。
ある実施態様にて、組成物は歯磨き剤である。ある実施態様にて、歯磨き剤は、練り歯磨き剤および洗口剤(マウスウォッシュ)/含嗽剤(マウスリンス)より選択される。ある実施態様にて、歯磨き剤は練り歯磨き剤である。ある実施態様にて、ポリマー系が洗口剤または含嗽剤に配合される場合、各ポリマーの濃度は練り歯磨きに使用される濃度より低くしてもよい。ある実施態様にて、ポリマー系が洗口剤または含嗽剤に配合される場合、各ポリマーの濃度は8ないし10倍減らすことができる。
ある実施態様は、口腔の状態を治療または防止する方法であって、治療または予防が必要な対象の口腔表面を、本願明細書に記載の組成物のいずれか一つと接触させることを特徴とする、方法を提供する。ある実施態様にて、口腔の症状は口腔乾燥症である。
ある実施態様にて、該組成物は、粘膜付着性で、摩擦を軽減する性質を有するポリマー系を形成するポリマーのブレンドを含む。ある実施態様にて、該ポリマー系は歯磨き剤として使用された場合に特に有用となる特性を有する。ある実施態様にて、該組成物は口腔表面上で優れた延びを示し、粘着性、潤滑性およびつるつるした触感を提供する。
ある実施態様にて、該ポリマー系は、カルボキシメチルセルロースおよびキサンタンガムなどのアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーからなる剛性でかつ柔軟なポリマーを、ポリアクリレートなどの付加的なアニオン性ポリマーおよびカチオン性キトサン多糖類誘導体と合わせて形成される。ある実施態様にて、該ポリマーは該組成物が使用される間に柔らかい口腔表面に広がって、そこに留まる。他の実施態様にて、ポリマーの組み合わせは、持続性を改善するのに、軟組織の外側の糖蛋白(ムチン)層と物理的に絡まり、口腔環境下で一般に遭遇する動的条件下でより洗い流されにくい、物理的により強固な表面層を形成する。
ある実施態様にて、該ポリマーは、口内乾燥を軽減するのに滑りやすくする、口腔内の表面に付着して粘膜付着性ポリマーネットワークを形成するのに適する量にて提供される。ある実施態様にて、該ポリマーは浸透性ネットワークを形成する。
ある実施態様にて、独特な水結合特性だけでなく、共有結合アンカーとして作用することが認識されているトリメチルグリシンなどの粘膜付着性保湿剤は、歯磨き剤の口内乾燥の軽減能するをさらに改善する。
ある実施態様にて、カルボキシメチルキトサンなどのカチオン性キトサン誘導体は、透過促進剤として機能するだけでなく、共有結合性アンカーとして作用し、口腔表面の状態を調整し、沈着を促進することにより、粘膜付着性アニオン性ポリマーに関するポリマー粘膜付着性結合も改善する。
カルボマーとして知られるアクリル酸のアニオン性合成高分子量ポリマーは、アリルエーテルペンタエリスリトール、シュークロースのアリルエーテルまたはプロピレンのアリルエーテルと架橋したアクリル酸のホモポリマーを包含する。カルボマーはUSP分類で「カルボマーホモポリマーA型」に属する。カルボマーは水を吸収して保持し、その原体積の何倍にも膨張する能力を有する。カルボマーのコード(910、934、940、941、971、974および934P)は該ポリマーの分子量および特定の成分を示す。
カチオン性カルボキシメチルキトサンポリマーは入手が容易である。ある実施態様にて、カチオン性カルボキシメチルキトサンは0.5−1.5%活性であってもよい。ある実施態様にて、カチオン性カルボキシメチルキトサンは約1.0%活性である。
歯磨き剤におけるポリマーの組み合わせは生成物に所望の摩擦軽減特性を付与する。
トリメチルグリシンが、所望により、組成物に配合されてもよい。1−カルボキシ−N,N,N−トリメチルグリシン、N−トリメチルグリシンおよび1−カルボキシ−N,N,N−トリメチルメタンアミニウムヒドロキシドとしても知られるトリメチルグリシンは、両性イオン材料であり、粘膜付着性保湿剤の一例である。独特な水結合性を有し、粘膜面および他のポリマーへの共有結合性アンカーとして作用するトリメチルグリシンをそのコンビネーションに含めてもよい。トリメチルグリシンの存在は潤滑性を高め、滑らかで快適な触感を提供する。有効量のトリメチルグリシンの配合は任意である。ある実施態様にて、トリメチルグリシンの組成物中の配合量は約0.5〜8重量%である。ある実施態様は、1〜5重量%のトリメチルグリシンを含む。ある実施態様にて、トリメチルグリシンは約2〜4重量%の配合量で存在する。ある実施態様にて、トリメチルグリシンは約3重量%の量で存在する。
ある実施態様にて、本願明細書に記載の組成物は歯磨き剤である。ある実施態様にて、歯磨き剤は半固形歯磨き剤である。他の実施態様にて、該半固形歯磨き剤は水性である。当業者によって認識されるように、本願明細書に記載のポリマー系を有する歯磨き剤はまた、他の材料を種々の割合にて所望により含んでいてもよい、歯磨き基剤を含む。口腔ケア組成物に用いるための適当な担体の例が米国特許第6,669,929号(Boydら)、第6,379,654号(Gebreselassieら)および第4,894,220号(Nabiら)に開示されている。
半固形/ゲル歯磨き基剤の調製においては、保湿剤含有の水相を含む、経口的に許容されるベヒクルが利用される。本発明に有用な保湿剤として、グリセリン、ソルビトール、キシリトールまたは低分子量PEGなどの多価アルコール、ポリエチレングリコールまたはプロピレングリコールなどのアルキレングリコールが挙げられる。種々の実施態様において、保湿剤はペーストまたはゲル組成物が空気に曝された時に硬化することを防止するのに使用可能である。種々の実施態様において、保湿剤は甘味剤としても機能する。一または複数の保湿剤は合計で約1%〜約50%の、例えば約2%〜約45%の、または約5%〜約35%の量にて存在してもよい。本願明細書に記載の組成物中の全保湿剤の濃度は、典型的には、組成物の約30〜約80重量%あるいは組成物の約50〜約70重量%である。
歯磨き基剤はまた、無機あるいは天然または合成の増粘剤またはゲル化剤を含有してもよい。増粘剤またはゲル化剤として、Zeodent 165の商品名でHuber Corporationより入手可能な非晶質シリカ、アイリッシュ・モス、イオタ−カラギーナン、ポリビニルピロリドン、 カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、 カルボキシメチルセルロース(カルメロース)およびその塩(例えば、カルメロースナトリウム)などのセルロースポリマー、天然ガム、例えばカラヤガム、アラビアおよびトラガントガム、コロイド状ケイ酸アルミニウムマグネシウム、コロイド状シリカ、ならびにそれらの混合物が挙げられる。所望により、一または複数の増粘剤が、合計で約0.01%〜約15重量%の、ある実施態様にて約0.1%〜約10重量%の、ある実施態様にて約0.10〜約5重量%の、ある実施態様にて約0.2%〜約5重量%の、およびある実施態様にて約0.2〜約1重量%の量にて存在してもよい。
歯磨き剤は、典型的には、界面活性剤、保湿剤、粘度調節剤および/または増粘剤、研磨剤、水などの溶媒、フレーバーおよび甘味剤を含有する。他の成分が含められてもよい。当業者により認識されるように、口腔ケア組成物は、例えば、軟化剤、保湿剤、口腔感触剤などを含む、上記した成分に加えて、他の材料を含んでもよい。
種々の実施態様において、半固形/ゲル組成物は、単一成分にて、または単一相中に提供される。他の実施態様にて、該組成物は、別々に維持される、第一および第二の両方の成分を包含する。成分を個別に維持することは、組成物の一の成分が、組成物の別の成分と相互作用することを実質的に防止するように、成分を維持することを要求するに過ぎない。典型的には、二成分系の口腔ケア組成物は、一または複数の不適合成分が組成物に含まれることがある場合に利用される。例えば、組成物が2つの不適合活性成分を含む場合、該成分を別個に維持することが有利である。成分の分離は、当該分野にて公知の手段、あるいは見出された手段を介して達成され得、これらの組み合わせを分離するいずれの化学的、物理的および機械的手段も包含する。例えば、第一および第二の不適合成分は合わせてもよいが、特定の成分は、その一方または両方を保護フィルム、コーティング、カプセル、ミセル等で包装またはカプセル化することにより個別に維持される。
シリカ、か焼アルミナ、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸二カルシウムおよびピロリン酸カルシウムなどの研磨剤が、本発明の実施にて使用される歯磨き基剤組成物に含まれてもよい。他の研磨剤もまた、本願明細書に記載の組成物における使用に適するかもしれない。視覚的に透明な歯磨き組成物は、コロイド状シリカなどの研磨剤、例えば、Zeodent 115の商品名でHuber Corporationより市販されている研磨剤、または歯磨き組成物に用いられるゲル化剤−液体(水および/または保湿剤を含む)系の屈折率に近い屈折率を有するアルカリ金属のアルミノケイ酸塩複合体(すなわち、そのマトリックスにて合わされたアルミナを含有するシリカ)を用いることで得られる。研磨剤は、一般に、約3%〜約50重量%の重量濃度で歯磨き基剤組成物に配合される。
ある実施態様にて、ポリマー系はフィルムまたはフィルムフレークにて含有され、それを介して送達される。ある実施態様にて、歯磨き剤はコロイド状粒子を含む。ある実施態様にて、コロイド状粒子は、フィルムまたはフィルムフレークの乾燥重量で測定した場合に、フィルムまたはフィルムフレーク中に40〜50%の範囲で存在する。
上記した他の成分または添加剤に加えて、他の添加剤および成分が、所望により、歯磨き基剤に含まれてもよい。以下により詳細に記載されるこれらの添加剤が歯磨き基剤に配合されてもよい。上記した範疇の個々の材料の一般的特性は異なるかもしれないが、共通する特性がいくらかあるかもしれず、所定の材料は2またはそれ以上のそのような材料の範疇にある複数の目的に供するかもしれない。
歯磨き基剤を調製するのに、水、保湿剤、例えばグリセリン、ソルビトールポリエチレングリコールを通常のミキサーにて均質なゲル相になるまで、該混合物を分散させる。該ゲル相に研磨剤を添加する。これらの成分を均質相が得られるまで混合する。その後で、増粘剤、フレーバーおよび界面活性剤を加え、該成分を約20〜100mmHgの真空下にて高速で混合した。
上記したように、歯磨き剤は、実質的に液体の特性を有する、洗口液であっても含嗽液であってもよい。洗口液および含嗽液のベヒクルは、典型的には水であり、すなわち、一般には、水溶液である。合計した水の量は、典型的には、約70〜約99.9重量%の範囲である。典型的には、歯磨き剤の少なくとも80%は一または複数の水、ソルビトール、グリセリンおよびプロピレングリコールでできている。歯磨き剤のある実施態様は、少なくとも90%が一または複数の水、ソルビトール、グリセリンおよびプロピレングリコールでできていることを包含する。典型的には水が歯磨き剤の最も大きな部分を構成する。水は約20〜90重量%の量で存在してもよい。ある実施態様は約60〜約80重量%の水を含む。他の実施態様は70〜75重量%の水を含む。さらに別の実施態様は、約70重量%、 約71重量%、 約72重量%、 約73重量%、 約74重量%または約75重量%の水である。
ポリオールおよび糖アルコール溶液などの他の保湿剤は、各々、約1〜25重量%の量にて存在してもよい。ある実施態様にて、保湿剤はソルビトールである。ある実施態様はソルビトールが約5〜約20重量%の量にて存在する。ある実施態様はソルビトールが約10〜約15重量%の量にて存在する。ある実施態様にて、ソルビトールが約10重量%の量にて存在する。本発明でのソルビトールに対する言及は、典型的には、70%水溶液にて商業的に入手可能な材料をいう。
ある実施態様にて、本発明は本願明細書に記載の組成物で口腔をすすぐことを特徴とする方法を提供する。ある実施態様にて、組成物の剪断減粘特性は、口腔内でかき混ぜられた時にその流れを大きくし、かくして覆われる面積が広がる。ある実施態様にて、組成物を排出した後に、口腔表面にポリマーフィルムが形成される。
ある実施態様にて、一または複数の表面活性剤または界面活性剤が本願明細書に記載の組成物に配合され、界面活性剤、乳化剤および/または泡沫修飾剤として機能してもよい。種々の実施態様において、表面活性剤は活性成分を組成物基剤を介して完全に分配させることで予防的作用の亢進を達成する。界面活性剤は、例えば、洗浄力を介して口腔の洗浄を助成するのに、およびかき混ぜて、例えば歯磨き組成物で歯磨をし、またはうがいをする間に泡沫を形成するのに、予防的作用の増加を達成するのに使用されてもよい。さらには、種々の実施態様において、表面活性成分は歯磨き基剤の外観を改善し得る。適当な表面活性剤および乳化剤は、アニオン性、非イオン性、双性イオン性および両性有機合成洗浄剤を含め、広範なpH範囲を通して合理的に安定しているものが好ましい。特定の実施態様において、一または複数の界面活性剤は、約0.001%〜約5重量%;約0.5%〜約4重量%;または約1%〜約3重量%の範囲にて組成物に存在する。
適当なアニオン性界面活性剤は、C8−20アルキルサルフェートの水溶性塩、硬化ヤシ油脂肪酸のモノ硫酸化モノグリセリドのナトリウム塩などのC8−20脂肪酸のスルホン酸化モノグリセリド、サルコシネート、タウレートおよびその混合物を包含する。これら界面活性剤および他の界面活性剤の代表例が、高級アルキルサルフェート、例えばラウリル硫酸ナトリウム、ナトリウムココヤシモノグリセリドスルホネート、ナトリウムラウリルサルコシネート、ラウリルイセチオン酸ナトリウム、 ナトリウムラウレスカルボキシレート、 アルキルアリールスルホネート、例えばナトリウムドデシルベンゼンスルホネート、高級アルキルスルホアセテート、ナトリウムラウリルスルホアセテート、1,2−ジヒドロキシプロパンスルホネートの高級脂肪酸エステル、および低級脂肪族アミノカルボン酸化合物の実質的に飽和した高級脂肪族アシルアミド、例えば脂肪酸、アルキルまたはアシル基にて12〜16個の炭素を有し、アミドがN−ラウロイルサルコシンであり、N−ラウロイル、N−ミリストイルまたはN−パルミトイルサルコシンのナトリウム、カリウム塩およびエタノールアミン塩などである化合物、およびその混合物である。
適当な非イオン性界面活性剤は、ポロキサマー、ポリオキシエチレンソルビタンエステル、脂肪族アルコールエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、第三級アミンオキシド、第三級ホスフィンオキシド、ジアルキルスルホキシドおよびその混合物を包含する。
適当な両性界面活性剤は、カルボキシレート、サルフェート、スルホネート、ホスフェートまたはホスホネートなどのアニオン性基を有するC8−20脂肪族第二および第三アミンの誘導体を包含する。適当な例がココアミドプロピルベタインである。
それらの中で本発明にて有用な粘度調節剤は、鉱油、ペトロラタム、クレイおよび有機調節クレイ、シリカおよびその混合物を包含する。種々の実施態様において、かかる粘度調節剤は、成分の固定または分離を阻害するか、液体組成物をかき混ぜて再分散を促進するように操作可能である。
それらの中で本発明にて有用な希釈剤は、組成物の他の成分を可溶化および/または懸濁するように操作可能である、材料または材料の組み合わせを包含する。種々の実施態様において、希釈剤は、粘度調節剤(本願明細書にて検討されている)および組成物の他の成分と合わせて、組成物の粘度を調節するように操作可能である。ある実施態様にて、組成物は非水性であり、すなわち、化学的に結合していない水をかなりの量で含有するものではない。ある実施態様にて、組成物は約20%より少ない、約15%より少ない、約10%より少ない、または約5重量%より少ない水を含む。
ある実施態様はpH調整剤を含む組成物を提供する。そのうちで、有用なものは、pHを下げる酸性化剤、pHを上げる塩基性化剤、およびpHを所望の範囲内に制御する緩衝化剤を包含する。例えば、酸性化剤、塩基性化剤、および緩衝化剤より選択される一または複数の化合物は、pHを約2〜約10に、あるいは種々の実施態様において約2〜約8に、約3〜約9に、約4〜約8に、約5〜約7に、約6〜約10に、および約7〜約9にするのにするのに含まれうる。限定されるものではなく、カルボン酸、リン酸およびスルホン酸、 酸塩(例えば、クエン酸一ナトリウム、クエン酸二ナトリウム、マレイン酸一ナトリウム等)、水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウムなどの炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩、ホウ酸塩、ケイ酸塩、リン酸塩(例えば、リン酸一ナトリウム、リン酸三ナトリウム、ピロリン酸塩等)、イミダゾールおよびその混合物を含む、経口的に許容され得るpH調整剤が使用され得る。一または複数のpH調整剤は、所望により、該組成物を経口的に許容されるpHの範囲に維持するのに全体として効果的な量にて存在してもよい。
口腔感触剤は該組成物を使用する間に所望の質感または他の感覚を付与する材料を包含する。かかる剤は、種々の実施態様において、二酸化炭素の泡立ちおよび放出により歯および歯茎に「爽快感」を付与する、重炭酸塩を包含する。経口的に許容される重炭酸塩は、限定されるものではなく、重炭酸ナトリウムおよびカリウムなどの重炭酸アルカリ金属、重炭酸アンモニウム、およびその混合物を含めて使用され得る。一または複数の重炭酸塩は、所望により、全体として0.1%〜約50%、例えば約1%〜約20%の量にて存在してもよい。
種々の実施態様において、歯磨き基剤は組成物に色彩を付与する着色製剤を含む。着色剤は顔料および染料の双方を包含する。有用な着色製剤は、例えば金属酸化物「レークス(lakes)」などの非毒性の水溶性染料または顔料を包含する。有用な顔料は、二酸化チタン、二酸化チタン被覆雲母(チミロン)、酸化クロムグリーン、ウルトラマリンブルーおよびピンク、フタロシアニングリーン、および酸化鉄ならびにFD&Cグリーン#1レーク、FD&Cブルー#2レーク、FD&C R&D#30レークおよびFD&C#イエロー15レークなどのFD&C染料のカルシウムまたはアルミニウム塩をアルミナ上に拡張することにより調製される水不溶性染料レークスなどの非毒性の水不溶性無機顔料を包含する。顔料は、フレークの大きさが5〜1000ミクロンの範囲であってもよく、ある場合には、高分子量のポリエチレンであって、その範囲が250〜500ミクロンである、Spectra beadの商品名で市販されているものであってもよい。使用され得る種類の染料は、Micropowdersより入手可能なFD&C Blue#1アルミニウムレークなどの染料で恒久的に着色されている粉末である。種々の実施態様において、着色剤は約0.5%〜約20重量%、または約1%〜約15重量%、または約3%〜約12重量%のレベルで提供される。
ある実施態様にて、甘味材料が使用される。甘味剤は天然の人工甘味剤のいずれかまたは両方のいずれであってもよい。適当な甘味剤として、水溶性甘味剤、例えば単糖類、キシロース、リボース、グルコース(デキストロース)、マンノース、ガラクトース、フルクトース(レブロース)、シュークロース(糖)、マルトースなどの二糖類および多糖類、水溶性人工甘味剤、例えば可溶性サッカリン塩、すなわち、ナトリウムサッカリン、カルシウムサッカリン、シクラミン酸ナトリウムなどのシクラミン酸塩等、ジペプチド系甘味剤、例えばL−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル(アスパルテーム)、キシリトール、ペリラルチエン(perillartien)、D−トリプトファン、スクラロース、ジヒドロカルコン等のL−アスパラギン酸誘導甘味剤が挙げられる。一般に、個々の組成物に望ましい甘味のレベルを提供するのに利用される甘味剤の有効量は、選択される甘味剤に応じて変化するであろう。この量は、通常、組成物の約0.001重量%〜約5重量%であろう。ある実施態様にて、該量は組成物の約0.01重量%〜約2重量%であり、好ましくは0.01〜約1%の濃度である。ある実施態様にて、甘味材料はナトリウムサッカリンである。ある実施態様にて、甘味剤はナトリウムサッカリンであって、組成物の約0.01重量%〜0.5重量%の量で存在する。
天然および人工フレーバーなどのフレーバー剤が知られている。これらのフレーバーは、人工フレーバー油およびフレーバー芳香族、および/または草、葉、花、果実などから由来の油、含油樹脂および抽出液、およびそれらの混合物より選択されてもよい。メントールが好ましいフレーバー剤である。代表的なフレーバー油として、スペアミント油、シナモン油、ペパーミント油、丁子油、ベイ油、タイム油、ニオイヒバ油、ナツメグ油、サルビア油、および苦扁桃油が挙げられる。これらのフレーバー剤は、個々に、または混合して使用され得る。一緒に使用されるフレーバーは、ペパーミントなどのミント、人工バニラ、シナモン誘導体、および種々の果実フレーバーを包含し、個々にまたは組み合わせて利用されるかのいずれかである。一般に、Chemicals Used in Food Processing、 publication 1274 by the National Academy of Sciencesの63−258頁に記載されるフレーバー剤または食品添加物などのいずれの材料が使用されてもよい。典型的には、含まれるとすれば、フレーバー剤は0.01〜3重量%で存在する。ある実施態様にて、フレーバーは約0.2重量%で存在してもよい。ある実施態様にて、フレーバーは約1.2重量%の量で存在してもよい。
任意の息新鮮化剤が提供されてもよい。限定されるものではなく、グルコン酸亜鉛、クエン酸亜鉛および亜塩素酸亜鉛などの亜鉛塩、α−イオノンおよびその混合物を含む、いずれの経口的に許容される息新鮮化剤が使用され得る。一または複数の息新鮮化剤は全体として息をリフレッシュする有効な量にて存在してもよい。
ある実施態様にて、組成物はフッ化物イオン供給源を含む。ある実施態様にて、フッ化物イオン供給源は、フッ化カリウム、ナトリウムおよびアンモニウム、ならびにモノフルオロホスフェート、フッ化スズ、フッ化インジウムおよびその混合物より選択される。
所望により、例えば、歯周活性な歯石除去剤、虫歯予防剤または歯減感剤として、スズイオン供給源が含まれてもよい。フッ化スズ、塩化スズ・二水和物などの他のハロゲン化スズ、ギ酸、酢酸、グルコン酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、マロン酸およびクエン酸スズなどの有機スズカルボン酸塩、スズエチレングリオキシド等を含む、いずれの経口的に許容されるスズイオン供給源も使用され得る。
所望により、歯磨き基剤は、歯石除去(抗歯石)剤を含んでもよい。この中で、有用な歯石除去剤は、ホスフェートおよびポリホスフェート(例えば、ピロホスフェート)、ポリアミノプロパンスルホン酸(AMPS)、ポリオレフィンスルホネート、ポリオレフィンホスフェート、アザシクロアルカン−2,2−ジホスホネート(例えば、アザシクロヘプタン−2,2−ジホスホン酸)、アザシクロペンタン−2,3−ジホスホン酸N−メチル、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸(EHDP)およびエタン−1−アミノ−1,1−ジホスホネートなどのジホスホネート、ホスホノアルカンカルボン酸ならびにこれらの剤の塩、例えばそのアルカリ金属およびアンモニウム塩を包含する。有用な無機リン酸塩およびポリリン酸塩は、一塩基性、二塩基性および三塩基性リン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、テトラポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸モノ−、ジ−、トリ−およびテトラナトリウム、トリメタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウムおよびその混合物を包含し、ここでナトリウムは、所望により、カリウムまたはアンモニウムと置き換えられてもよい。他の有用な抗歯石剤は、ISP、Wayne、N.Jより商品名、Gantrezで市販されている作用剤などの、ポリカルボキシレートポリマーおよびポリビニルメチルエーテル/無水マレイン酸 (PVME/MA)コポリマーを包含する。ある実施態様にて、歯石除去剤は、約0.01〜約10重量%の量にて存在してもよい。ある実施態様にて、歯石除去剤は約0.1〜2重量%の量で存在する。ある実施態様にて、歯石除去剤は約0.5〜1重量%の量で存在する。ある実施態様にて、歯石除去剤は約0.5重量%の量で存在する。ある実施態様にて、歯石除去剤は1重量%の量で存在する。
他の任意の添加剤として、抗微生物(例えば、抗菌)剤が挙げられる。トリクロザン(5−クロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェノール);8−ヒドロキシキノリンおよびその塩、クエン酸亜鉛、硫酸亜鉛、グリシン酸亜鉛、クエン酸ナトリウム亜鉛およびピロリン酸スズなどの亜鉛およびスズイオン供給源;塩化、フッ化、硫酸および水酸化銅 (II)などの銅(II)化合物;フタル酸マグネシウムモノカリウムなどのフタル酸およびその塩;サンギナリン;塩化アルキルピリジニウム(例えば、 塩化セチルピリジニウム(CPC)などの第四アンモニウム化合物、ならびに2つまたはそれ以上の組み合わせを含む、経口的に許容される抗微生物剤が使用され得る。
また、例えば、口渇の改善に有用な任意の唾液刺激剤が含まれてもよい。限定されるものではなく、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、アスコルビン酸、アジピン酸、フマル酸および酒石酸ならびにその混合物などの食物中酸を含む、経口的に許容されるいずれの唾液刺激剤も使用され得る。一または複数の唾液刺激剤は、所望により、唾液放出を刺激する全体として効果的な量で存在してもよい。
ある実施態様は減感剤を含む。任意の減感剤として、以下に限定されないが、クエン酸カリウム、塩化カリウム、酒石酸カリウム、炭酸水素カリウム、シュウ酸カリウム、硝酸カリウム、ストロンチウム塩、およびその混合物をを包含する。
本発明の実施態様は以下の実施例にてさらに記載される。実施例は、単なる例示であって、添付の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲を何ら限定するものではない。
実施例
実施例1
表1(以下に記載)は、本発明の一例となるポリマー系を含有する本発明の典型的な組成物である、組成物Aの処方を記載する。
Figure 2014501259
実施例2
この実施例は比較例1について成分を列挙して示す。比較例1は以下の成分:ポリエチレングリコール、水和シリカ、水、ソルビトール、フレーバー、ラウリル硫酸ナトリウム、ナトリウムCMC、ピロリン酸テトラナトリウム、ナトリウムサッカリン、フッ化ナトリウムおよびFD&青色No.1を含有する。
実施例3
この実施例は比較例2について成分を列挙して示す。比較例2は以下の成分:グリセリン、水和シリカ、水、ソルビトール、フレーバー、チオン複合体、カルシウムジナトリウムEDTA、プロピルパラベン、メチルパラベン、キサンタンガム、クエン酸、リン酸二塩基性ナトリウム、キシリトール、ナトリウムモノフルオロホスフェートおよび二酸化チタンを含有する。
実施例4
ポリマーのモデル粘膜表面への付着度、およびポリマーの粘膜表面での摩擦作用を軽減する傾向を測定するのに静的および動的インビトロ試験を開発した。モデル粘膜基質を人工唾液:練り歯磨きの2:1のスラリーで処理し、つづいて脱イオン水で濯いだ後に、基線(人工唾液処理のみ)からの摩擦係数の変化(COF)を比較した。
表2(以下に記載)のデータは、組成物Aが口腔表面に付着する浸透性弾力網を形成することを示す。このことはμsの基線に対する負の変化により実証される。
該データはまた、組成物Aにより生成されたポリマーフィルムが、垂直力における摂動を最小とし、極めて滑りやすい面を生成することを示唆する。このことはμkの基線に対する大きな正の変化により実証される。
表2に記載のデータは、組成物Aが比較例1に対して優れた付着性および滑りやすさを提供することを示す。カルボキシメチルセルロースのポリマー系を含有するが、本発明のポリマー系と異なるポリマー系を含有する、比較例1のポリマー系は、静的摩擦係数にて変化を生じさせず(粘膜上での固定なし)、動的摩擦係数においてはほとんど変化しなかった(ほんのわずかに滑りやすい面を形成する)。
Figure 2014501259
実施例5
動的蒸気吸着(DVS)法を用い、保湿を、間接的にはモデル粘膜表面でのポリマー/保湿剤の保持で測定した。この方法は基質を2:1の人工唾液:歯磨き剤の溶液で1分間処理し、つづいて水で濯ぐことを含む。次に、基質の重量の変化を、湿度を0%から90%に変化させながら測定した。表3(下記)はこの実験の結果を記載する。該結果は、組成物Aで処理した粘膜基質と、未処理の粘膜基質との間で、また本発明のポリマー系を含有しない歯磨き製剤(比較例1および2)で処理した粘膜基質の間で、有意な違いを強調する。該データは組成物Aが比較例1および2の両方と比べて口腔軟組織を水和するずっと大きな能力を有することを明らかにする。
Figure 2014501259
表2および3に記載の静的および動的インビトロ結果およびDVSデータは、その各々の試験成果から、滑りやすさ、粘着性およびしっとりした触感性と相関する。このデータは、本発明の組成物が比較例1および2よりもより優れた触感、ポリマーの口腔面での固定および保湿を提供することを示す。
当業者は、本発明の精神を逸脱することなく、本発明に記載の実施態様に対して多くの変更および修飾をなし得ることを認識するであろう。かかる変形はすべて特許請求の範囲の範囲内にあることを意図とする。

Claims (24)

  1. 一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマー;
    アクリレートポリマー;および
    キトサン誘導体;
    を含むポリマー系であって、アニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーとアクリレートポリマーとキトサン誘導体の重量割合が約2:1:6である、ポリマー系。
  2. 一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーのうち少なくとも1つがカルボキシメチルセルロースである、請求項1記載のポリマー系。
  3. 一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーのうち少なくとも1つがキサンタンガムである、請求項1または請求項2記載のポリマー系。
  4. アクリレートポリマーがカルボマーである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のポリマー系。
  5. キトサン誘導体がジカルボン酸キトサン、キチン−グルカンまたはカルボキシメチルキトサンから選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のポリマー系。
  6. キトサン誘導体がカルボキシメチルキトサンである、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー系。
  7. 治療または予防が必要な対象の口腔面を請求項1〜6のいずれか一項に記載のポリマー系と接触させることを特徴とする、口内乾燥を治療または予防する方法。
  8. 一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーを合計で組成物の約0.8〜約2.4重量%の量にて;
    アクリレートポリマーを組成物の約0.4〜1.2重量%の量にて;および
    キトサン誘導体を組成物の約1〜10重量%の量にて;
    含むポリマー系と、
    経口的に許容される担体とを含む、練り歯磨き組成物。
  9. ポリマー系が
    一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーを合計で組成物の約1.2〜約2重量%の量にて;
    アクリレートポリマーを組成物の約0.6〜1重量%の量にて;および
    キトサン誘導体を組成物の約3〜7重量%の量にて
    含む、請求項8記載の組成物。
  10. ポリマー系が
    一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーを合計で組成物の約1.6重量%の量にて;
    アクリレートポリマーを組成物の約0.8重量%の量にて;および
    キトサン誘導体を組成物の約5重量%の量にて
    含む、請求項8または請求項9記載の組成物。
  11. 一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーのうち少なくとも1つがカルボキシメチルセルロースである、請求項8〜10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 一または複数のアニオン性粘膜付着性多糖類ポリマーのうち少なくとも1つががキサンタンガムである、請求項8〜11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. キトサン誘導体がカルボキシメチルキトサンである、請求項8〜12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 約0.8重量%のカルボキシメチルセルロース;
    約0.8重量%のキサンタンガム;および
    約5重量%のカルボキシメチルキトサン
    を含む、請求項8〜13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. トリメチルグリシンをさらに含む、請求項8〜14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 保湿剤をさらに含む、請求項8〜15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 保湿剤がグリセリン、ソルビトールまたはその組み合わせより選択される、請求項16記載の組成物。
  18. 保湿剤が約40重量%より多くの量で存在する、請求項16または請求項17記載の組成物。
  19. 可塑剤をさらに含む、請求項8〜18のいずれか一項に記載の組成物。
  20. 可塑剤が、ポリエチレングリコール;プロピレングリコール;キシリトール;トリアセチン;クエン酸トリエチル;鉱油;ヒマシ油;植物油;あるいはその2またはそれ以上の組み合わせより選択される、請求項19記載の組成物。
  21. フッ素イオン供給源;歯石除去剤;緩衝剤;研磨剤;あるいはその2またはそれ以上の組み合わせより選択される一または複数の成分をさらに含む、請求項8〜20のいずれか一項に記載の組成物。
  22. 一または複数の成分のうち少なくとも1つが、フッ化スズ、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フルオロケイ酸ナトリウム、フルオロケイ酸アンモニウム、アミンフッ化物、フッ化アンモニウムあるいはその2またはそれ以上の組み合わせより選択される、フッ素イオン供給源である、請求項21記載の組成物。
  23. 治療または予防が必要な対象の口腔面を請求項8〜22のいずれか一項に記載の組成物と接触させることを特徴とする、口腔の症状を治療または予防する方法。
  24. 口腔の症状が口内乾燥である、請求項23記載の方法。
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