JPS591216A - 繊維強化プラスチツクシ−トの製造法 - Google Patents
繊維強化プラスチツクシ−トの製造法Info
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- JPS591216A JPS591216A JP57111299A JP11129982A JPS591216A JP S591216 A JPS591216 A JP S591216A JP 57111299 A JP57111299 A JP 57111299A JP 11129982 A JP11129982 A JP 11129982A JP S591216 A JPS591216 A JP S591216A
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- Japan
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- resin liquid
- electron beam
- reinforcing fiber
- fiber base
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は改良された繊維強化プラスチツクシート(以下
「1PRPシート」という)の製造法に関し、無溶剤で
しかも成形工程が簡略化されたFRPシートの製造法に
関するものである。
「1PRPシート」という)の製造法に関し、無溶剤で
しかも成形工程が簡略化されたFRPシートの製造法に
関するものである。
従来のFRPシートの製造法は、例えばヱボキシ樹脂を
用いる場合C:は、樹脂を揮発性溶剤により溶解してな
る樹脂溶液を補強用繊維質基材の紙や繊維に含浸し加熱
して予備硬化および揮発性溶剤除去を行ない、次いで熱
プレスを用いて加熱、加圧し成形する方法である。この
方法においては工程が複雑である上、加熱に要する熱エ
ネルギー及び時間の損失が大きく生産性が劣るものであ
る。
用いる場合C:は、樹脂を揮発性溶剤により溶解してな
る樹脂溶液を補強用繊維質基材の紙や繊維に含浸し加熱
して予備硬化および揮発性溶剤除去を行ない、次いで熱
プレスを用いて加熱、加圧し成形する方法である。この
方法においては工程が複雑である上、加熱に要する熱エ
ネルギー及び時間の損失が大きく生産性が劣るものであ
る。
一方不飽和ポリエステル樹脂はFRI’用樹脂としては
量的C二見ても使用分野の広さから見ても最も多く使用
されている。不飽和ポリエステル樹脂は常温硬化ができ
、硬化時の副生成物がないため必ずしも加圧を必要とせ
ず、多様な成形方法が可能である等の利点を有する反面
、得られる製品の耐薬品性、耐熱性、電気的特性、及び
強靭性等の物性面で劣るものである。
量的C二見ても使用分野の広さから見ても最も多く使用
されている。不飽和ポリエステル樹脂は常温硬化ができ
、硬化時の副生成物がないため必ずしも加圧を必要とせ
ず、多様な成形方法が可能である等の利点を有する反面
、得られる製品の耐薬品性、耐熱性、電気的特性、及び
強靭性等の物性面で劣るものである。
本発明者等はかかる従来技術の欠点を解消すべく研究の
結果、エチレン性不飽和結合を含む電子線硬化性化合物
を主成分とする樹脂液な含浸した補強用繊維質基材に電
子線を照射すると。
結果、エチレン性不飽和結合を含む電子線硬化性化合物
を主成分とする樹脂液な含浸した補強用繊維質基材に電
子線を照射すると。
前記樹脂液が硬化し、FRPシートの製造に要Tる時間
を大巾に短縮できることを見出し、本発明を完成させた
ものである。
を大巾に短縮できることを見出し、本発明を完成させた
ものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明において使用Tるエチレン性不飽和結合を含む電
子線硬4化性化合物としては、分子中にエチレン性不飽
和結合を有するプレポリマーもしくはオリゴマー例えば
不飽和ポリエステル類、ポリエステルアクリレート、エ
ポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエー
テル下クリレート、ポリオールアゲリレート、メラミン
アクリレートなどの各種アクリレート類。
子線硬4化性化合物としては、分子中にエチレン性不飽
和結合を有するプレポリマーもしくはオリゴマー例えば
不飽和ポリエステル類、ポリエステルアクリレート、エ
ポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエー
テル下クリレート、ポリオールアゲリレート、メラミン
アクリレートなどの各種アクリレート類。
ポリエステルメタクリレート、エポキシメタクリレート
、ウレタンメタクリレート、ポリエーテルメタクリレー
ト、ポリエールメタクリレート、ポリオールメタクリレ
ート、メラミンメタクリレートなどの各種メタクリレー
ト類など、分子中にエチレン性不飽和結合を有する七ツ
マ−1例えば、スチレン、α−メチルスチレン等のスチ
レン系モノマー類;アクリル酸メチル、アクリル酸2−
エチルヘキシル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル
酸ブトキシエチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸メト
キシブチル、アクリル酸フェニル等のアクリル酸ニスフ
ル類;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、メタクリル酸メトキシエチル、メタ
クリル酸エトキシテテル、メタクリル酸フェニル、メタ
クリル酸ラウリル等のメタクリル酔エステル類;アクリ
ルアミド、メタクリルアミド等の不飽和カルボン酸アミ
ド;アクリル酸2−(N%N−ジメチルアミノ)エチル
、メタクリル酸2−(N%N−ジメチルアミノ)エチル
、アクリル酸2−(w、y−ジベンジルアミノ)エチル
、メタクリル酸(N、N−ジメチルアミノ)メチル、ア
クリル酸2−(N、N−ジエチルアミノ)プロピル等の
不飽和酸の置換アミノアルコールエステル類;エチレン
グリコールジアクリレート、プロピレングリコールジア
クリレート、ネオベンチルグリコールジアクリレー)、
1@6−へキチンジオールジアクリレート、ジエチレン
グリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジ
アクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレート
、エチレングリコールジメタクリレート、プロピレング
リコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメ
タクリレート等の多官能性化合物等の中から一種又は二
種以上を混合して使用することができる。
、ウレタンメタクリレート、ポリエーテルメタクリレー
ト、ポリエールメタクリレート、ポリオールメタクリレ
ート、メラミンメタクリレートなどの各種メタクリレー
ト類など、分子中にエチレン性不飽和結合を有する七ツ
マ−1例えば、スチレン、α−メチルスチレン等のスチ
レン系モノマー類;アクリル酸メチル、アクリル酸2−
エチルヘキシル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル
酸ブトキシエチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸メト
キシブチル、アクリル酸フェニル等のアクリル酸ニスフ
ル類;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、メタクリル酸メトキシエチル、メタ
クリル酸エトキシテテル、メタクリル酸フェニル、メタ
クリル酸ラウリル等のメタクリル酔エステル類;アクリ
ルアミド、メタクリルアミド等の不飽和カルボン酸アミ
ド;アクリル酸2−(N%N−ジメチルアミノ)エチル
、メタクリル酸2−(N%N−ジメチルアミノ)エチル
、アクリル酸2−(w、y−ジベンジルアミノ)エチル
、メタクリル酸(N、N−ジメチルアミノ)メチル、ア
クリル酸2−(N、N−ジエチルアミノ)プロピル等の
不飽和酸の置換アミノアルコールエステル類;エチレン
グリコールジアクリレート、プロピレングリコールジア
クリレート、ネオベンチルグリコールジアクリレー)、
1@6−へキチンジオールジアクリレート、ジエチレン
グリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジ
アクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレート
、エチレングリコールジメタクリレート、プロピレング
リコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメ
タクリレート等の多官能性化合物等の中から一種又は二
種以上を混合して使用することができる。
エチレン性不飽和結合を含む電子線硬化性化合物として
凝集力の低いものを用いると得られる?RPシートが固
く、もろい傾向があり、この意味では凝集力の高いもの
が望ましくこのため分子酸が高く、かつ、極基性な有す
るものの万が良く、次式に示すようなビスフェノールA
型のエポキシアクリレート、ノボラック型のエポキシア
クリレート等が好適である。
凝集力の低いものを用いると得られる?RPシートが固
く、もろい傾向があり、この意味では凝集力の高いもの
が望ましくこのため分子酸が高く、かつ、極基性な有す
るものの万が良く、次式に示すようなビスフェノールA
型のエポキシアクリレート、ノボラック型のエポキシア
クリレート等が好適である。
エポキシアクリレートは主鎖がエポキシ樹脂であること
から耐食性にすぐ糺ており、又、高分子量のエポキシア
クリレートは固形もしくは粘性の高い液体であることが
多いが、希釈に用いるその他のビニル七ツマ−の選択範
囲が広い利点がある。
から耐食性にすぐ糺ており、又、高分子量のエポキシア
クリレートは固形もしくは粘性の高い液体であることが
多いが、希釈に用いるその他のビニル七ツマ−の選択範
囲が広い利点がある。
さら4ニエボキνアクリレートを用いるとその主鎖を変
えることにより剛性の高いものから可撓性のあるものま
で各種の硬化物が得られ、種々の用途C二適応させるこ
とができ都合がよい。
えることにより剛性の高いものから可撓性のあるものま
で各種の硬化物が得られ、種々の用途C二適応させるこ
とができ都合がよい。
或いは分子中Cニエチレン性不飽和結合に加えて水酸基
を含む電子線硬化性化合物、例えば上記のごときエボキ
Vアクリレート5ニトリメチルVリル化、ウレタン化、
へロゲン化等の処理を施して使用すると耐水性のすぐれ
たFRP(/−トを製造することもできる。
を含む電子線硬化性化合物、例えば上記のごときエボキ
Vアクリレート5ニトリメチルVリル化、ウレタン化、
へロゲン化等の処理を施して使用すると耐水性のすぐれ
たFRP(/−トを製造することもできる。
以上のようなエチレン性不飽和結合を含む電子線硬化性
化合物には、更に、電子線照射による硬化を妨げない範
囲で任意成分として熱可塑性樹脂を全@1:対して30
係まで添加してもよく、かかる熱可塑性樹脂としては、
エチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース
、セルロースアセテートプロピオネート、酢酸セルロー
ス等のセルロース誘導体、ポリスチレン、ポリaメチル
スチレンなどのスチレン樹脂及びスチレン共重合樹脂、
ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポ
リアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチルなどの、ア
クリル又はメタクリル樹脂の単独又は共重合* 脂、ロ
ジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノー
ル樹脂、重合ロジンなどのロジンエステル樹脂、ポリ酢
酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩
化ゼニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、
ブチラール樹脂、更5:はこれらのものを何種類か混合
したものを使用することができる。
化合物には、更に、電子線照射による硬化を妨げない範
囲で任意成分として熱可塑性樹脂を全@1:対して30
係まで添加してもよく、かかる熱可塑性樹脂としては、
エチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース
、セルロースアセテートプロピオネート、酢酸セルロー
ス等のセルロース誘導体、ポリスチレン、ポリaメチル
スチレンなどのスチレン樹脂及びスチレン共重合樹脂、
ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポ
リアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチルなどの、ア
クリル又はメタクリル樹脂の単独又は共重合* 脂、ロ
ジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノー
ル樹脂、重合ロジンなどのロジンエステル樹脂、ポリ酢
酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩
化ゼニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、
ブチラール樹脂、更5:はこれらのものを何種類か混合
したものを使用することができる。
以上のようなエチレン性不飽和結合を含む電子線硬化性
化合物は必要に応じて添加する熱可塑性樹脂、その他の
適宜な成分、例えば、界面活性剤、可堕剤、看色剤等と
共にプロペラ攪拌機、ニーダ−、サンドミル、三本ロー
ル等を用いて樹脂液とし、補強用繊維質基材に公知の塗
布、若しくは含浸方法により含浸させ、電子線を照射す
る。
化合物は必要に応じて添加する熱可塑性樹脂、その他の
適宜な成分、例えば、界面活性剤、可堕剤、看色剤等と
共にプロペラ攪拌機、ニーダ−、サンドミル、三本ロー
ル等を用いて樹脂液とし、補強用繊維質基材に公知の塗
布、若しくは含浸方法により含浸させ、電子線を照射す
る。
補強用繊維質基材としては紙、織布、不織布等が使用で
き、ポリエステル系、アクリル系、ポリアミド系等の有
機繊維系やガラス繊維、炭素繊維、窒化ポロン繊維等の
無機繊維系の繊維の不織布等が使用できる。
き、ポリエステル系、アクリル系、ポリアミド系等の有
機繊維系やガラス繊維、炭素繊維、窒化ポロン繊維等の
無機繊維系の繊維の不織布等が使用できる。
含浸には例えば含浸用ヘッドと含浸量規制のためのスフ
イージングローラー若しくはドクターを備えてなる含浸
装置を使用することができ、この他、ロールコータ−や
ホットメルトコーター等も使用しうる。基材を含む塗布
物を100哄とするとき塗布量は基材の空隙率及び必要
物性によって10嗟〜90憾が可能であり望ましくは4
0%〜60係が適当である。
イージングローラー若しくはドクターを備えてなる含浸
装置を使用することができ、この他、ロールコータ−や
ホットメルトコーター等も使用しうる。基材を含む塗布
物を100哄とするとき塗布量は基材の空隙率及び必要
物性によって10嗟〜90憾が可能であり望ましくは4
0%〜60係が適当である。
使用する電子線としては、コツクロフトヮルトン型、バ
ンプグラフ型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、直線
型、ダイナ1)ロン型、高周波型等の各種電子線加速機
から放出され、50〜1000 KrV、好ましくは1
00〜3oOK6Vの範囲のエネルギーを持つ電子線が
用いられ、照射線量としては1〜20 Mradが好ま
しく、I Mracl以下では硬化が不充分で粘着性が
残り、2 OMrad以上では電子線照射による分解反
応が進み、得られるFRPシートの耐薬品性、機械的特
性等の物性を低下される^ 電子線照射の一例として樹脂液を含浸させた補強用繊維
質基材を連続的に走行させつつ、通常はリニアフィラメ
ントから連続したカーテン状の電子線を照射すれば、樹
脂液を含浸させた補強用基材の連続的硬化が可能となる
。
ンプグラフ型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、直線
型、ダイナ1)ロン型、高周波型等の各種電子線加速機
から放出され、50〜1000 KrV、好ましくは1
00〜3oOK6Vの範囲のエネルギーを持つ電子線が
用いられ、照射線量としては1〜20 Mradが好ま
しく、I Mracl以下では硬化が不充分で粘着性が
残り、2 OMrad以上では電子線照射による分解反
応が進み、得られるFRPシートの耐薬品性、機械的特
性等の物性を低下される^ 電子線照射の一例として樹脂液を含浸させた補強用繊維
質基材を連続的に走行させつつ、通常はリニアフィラメ
ントから連続したカーテン状の電子線を照射すれば、樹
脂液を含浸させた補強用基材の連続的硬化が可能となる
。
なお電子線を照射する際には、樹脂液を含浸してなる補
強用線維質基材の片面から照射しても、或いは両面から
照射してもよく、特に両面から照射を行なうと、FRP
シートの表裏で硬化の度合が異なるために生じるねじれ
やそりを防止することができ好ましい。
強用線維質基材の片面から照射しても、或いは両面から
照射してもよく、特に両面から照射を行なうと、FRP
シートの表裏で硬化の度合が異なるために生じるねじれ
やそりを防止することができ好ましい。
又樹脂液を含浸してなる補強用繊維質基材は表面の粘着
性のため埃等が付着しやすい上に製造機械のロール等を
汚すことが多い。かかる障害を除くため補強用繊維質基
材に樹脂液を含浸漬表裏に剥離性フィルムをラミネータ
等1:より密着させておくとよく剥離性フィルムとして
は例えばポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体、ポリテトラプルオロエチレン
、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
メタクリル酸メチル、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リカーボネート、ポリアミド等の一般のフィルムを用い
ることができ厚みとしては12〜100μ諷のものが好
ましい。以上のような、′フィルムを樹脂液を含浸して
なる補強用基材の片面/又は両面に密着させても電子線
の照射の効果を実質上低下させることはなく、むしろフ
ィルムが密看されたことC:より空気中の酸素と遮断さ
れるため、電子線照射時の空気中の酸素による硬化の抑
制を受けることがなく、硬化が効果的に行なわれる利点
がある。
性のため埃等が付着しやすい上に製造機械のロール等を
汚すことが多い。かかる障害を除くため補強用繊維質基
材に樹脂液を含浸漬表裏に剥離性フィルムをラミネータ
等1:より密着させておくとよく剥離性フィルムとして
は例えばポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体、ポリテトラプルオロエチレン
、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
メタクリル酸メチル、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リカーボネート、ポリアミド等の一般のフィルムを用い
ることができ厚みとしては12〜100μ諷のものが好
ましい。以上のような、′フィルムを樹脂液を含浸して
なる補強用基材の片面/又は両面に密着させても電子線
の照射の効果を実質上低下させることはなく、むしろフ
ィルムが密看されたことC:より空気中の酸素と遮断さ
れるため、電子線照射時の空気中の酸素による硬化の抑
制を受けることがなく、硬化が効果的に行なわれる利点
がある。
本発明は以上のような構成を有するものであるから電子
線硬化性化合物が電子線照射(二よって極めて短い時間
で完全C:硬化するためC二、’FRPシートの製造工
程で必要な熱乾燥、熱圧プレスの工程が不要であり、製
造に要する時間が大中シニ短縮できる。
線硬化性化合物が電子線照射(二よって極めて短い時間
で完全C:硬化するためC二、’FRPシートの製造工
程で必要な熱乾燥、熱圧プレスの工程が不要であり、製
造に要する時間が大中シニ短縮できる。
又、電子線による反応のために分子の不飽和結合以外に
側鎖の架橋が進み、耐薬品性、耐熱性、強靭性が向上す
る。
側鎖の架橋が進み、耐薬品性、耐熱性、強靭性が向上す
る。
以下本発明を実施例により更に具体的(:説明する。
実施例1
212−ビス−(2−メチル−5−ヒドロキシ−6−ア
クロキシジプロビオキレフエニル)プロパンを40°C
t=加温しつつ溶解し、ガラス織布(日東紡績製、イ’
118K)に含浸率40チXSI社製、エレクトロカー
テン0B200150150 )を使用し、加速電圧1
75KV[射線量20 Mradの条件(:て両面に電
子線を照射して透明なIFRPシートを得た。
クロキシジプロビオキレフエニル)プロパンを40°C
t=加温しつつ溶解し、ガラス織布(日東紡績製、イ’
118K)に含浸率40チXSI社製、エレクトロカー
テン0B200150150 )を使用し、加速電圧1
75KV[射線量20 Mradの条件(:て両面に電
子線を照射して透明なIFRPシートを得た。
実施例2
ビスフェノールム型エポキシ樹脂(Vエル化学展、エピ
コート828、エポキシ当量的190)190重量部と
アクリル酸72重量部、ピリジン6重量部を80°Cで
S時間加温し反応させた。
コート828、エポキシ当量的190)190重量部と
アクリル酸72重量部、ピリジン6重量部を80°Cで
S時間加温し反応させた。
得られた反応物を実施例1と同様にして、剛性耐薬品性
のすぐれたFRPシートを得た。
のすぐれたFRPシートを得た。
Claims (3)
- (1)エチレン性不飽和結合を含む電子線硬化性化合物
の樹脂液を補強用繊維質基材に含浸させ、次いで電子線
を照射することを特徴とする繊維強化プラスチツクシー
トの製造法。 - (2)樹脂液を含浸した後、補強用繊維質基材の表裏の
両面より電子線を照射することを特徴とする特許請求の
範囲第(1)項記載の繊維強化プラスチツクシートの製
造法。 - (3)樹脂液を含浸した後、補強用繊維質基材の表及び
/又は裏(:剥離性フィルムを密看させ、しかる後、電
子線を照射することを特徴とする特許請求の範囲第(1
)項又は第(2)項記載の繊維強化プラスチツクシート
の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57111299A JPS591216A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 繊維強化プラスチツクシ−トの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57111299A JPS591216A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 繊維強化プラスチツクシ−トの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS591216A true JPS591216A (ja) | 1984-01-06 |
JPH0116659B2 JPH0116659B2 (ja) | 1989-03-27 |
Family
ID=14557697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57111299A Granted JPS591216A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 繊維強化プラスチツクシ−トの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015125875A1 (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 日華化学株式会社 | 繊維強化樹脂複合材料の製造方法 |
-
1982
- 1982-06-28 JP JP57111299A patent/JPS591216A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015125875A1 (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 日華化学株式会社 | 繊維強化樹脂複合材料の製造方法 |
JP2015157369A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-09-03 | 日華化学株式会社 | 繊維強化樹脂複合材料の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0116659B2 (ja) | 1989-03-27 |
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