JPS5912051A - 異種管糸の搬送システム - Google Patents

異種管糸の搬送システム

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JPS5912051A
JPS5912051A JP12343482A JP12343482A JPS5912051A JP S5912051 A JPS5912051 A JP S5912051A JP 12343482 A JP12343482 A JP 12343482A JP 12343482 A JP12343482 A JP 12343482A JP S5912051 A JPS5912051 A JP S5912051A
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JP
Japan
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yarn
bobbin
thread
pipe
section
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Application number
JP12343482A
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English (en)
Inventor
Yuji Uchida
裕士 内田
Kazuo Nakanishi
一男 中西
Masaharu Kiriaki
正治 切明
Akira Shimano
島野 明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5912051A publication Critical patent/JPS5912051A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/06Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はワインダー、〜特に自動ワインダーに対して番
手、糸形状等の異る異種の管糸を搬送するシステムに関
する。
精紡機で紡糸される糸を巻取った管糸は一般に糸欠陥部
の除去、あるいは後工程に適した大きさ、形状のパッケ
ージに巻返される。
この巻返し工程に用いられる自動ワインダーは多数錘の
巻取ユニットを並設して一台のワインダーが構成され、
各ユニットに供給される管糸から引出される糸は、駆動
ドラムにより高速回転するパッケージに巻取られ、一本
の管糸の糸が無くなれば、新たに次の新管糸を供給して
、再び巻取が行われる。
従って1個の満巻パッケージを得るのに複数個の管糸が
供給される。
特に精紡機の主流を占めるリング精紡機では機械の構造
」二の制約から一本の管糸に巻取られる糸−輩は少く、
高々数百グラムで、例えば−管糸の糸量を200グラム
とし、満パツケージの糸量を3 Mgとずれば一個の満
パツケージを得るのに少くとも管糸15本分の糸が供給
されなければならない。
またリング精紡機の紡糸速度は15〜b/分が一般的で
、これに対し自動ワインダーの巻取速度は1000m/
分にもおよび、従ってワインダーの巻取ユニット−錘に
対して精紡機の精紡ユニットを50〜60紳対応させれ
ば、梢幼二り程と巻返し工程を直結した場合、全体とし
て効率よく稼動するのである。
一1述のJ−うな関係の下で、多品種少箪生産を行う場
合、従来システノ・では例えば一台の精紡機毎に異種の
糸を生産し、該を一台のワインダーで巻返すようになっ
ており、従って例えは5種類の糸を400 錘立て5台
の精紡機で生産し5台のワインダーで巻返ずとすれば、
一台のワインダーの巻取ユニットの錘は12錘程度であ
り、しかも谷ワインダーには駆動源、ブロワ等を設置す
る必要があり、極めて不経済であり、ワインダーの配置
によってはスペース的にも不利である。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
多数の巻取ユニットを並設したワインダーを複数のユニ
ットを1セクシヨンとして複数のセクションに実質的に
分割し、一つのセクションには一種の管糸を供給し、別
のセクションでは別の種類の管糸を供給すると共に、各
セクションと精紡機間には専用の管糸供給路およびボビ
ン帰還路を配設し、ワインダーと精紡機を直結した管糸
搬送システムを提供するものである。
以下本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明システムのレイアウトを示し一台のワイ
ンダー(5)に対して複数台の精紡機(1a)〜(1e
)を並列的に配置し、ワインダーWは異種の糸を巻取る
ための複数のセクション(2a)〜(2e)に実質的に
分割されている。
合成りに一袷の精紡機と一つの巻取セクションが生産能
力的に対応するとして各セクション(2a)〜(2e)
と各セクションに対応する精紡機(1a)〜(1e)間
には管糸供給路(3a)〜(3e)およびボビン帰還路
(4a)〜(4e)が各々別個に配設されている。
即ち、精紡機(1a)で得られた管糸は供給路(3a)
(3a)を経て巻取セクション(2a)内に設けられる
管糸配送路(b a)上へ供給され、各巻取ユニットへ
管糸供給が行われると共に、セクション(2a)から排
出される空ボビンは帰還路(4a)を経て精紡機(1a
)へ返送される。
第1図中(6)は各管糸共通の口出し装置で管糸の糸端
の]]出しな行い、管糸の中上・孔へ糸端を挿入型1−
させるものである。
本システムでは一つの口出し装置を配置したため、前後
にセレクター(7) (8)を設けて管糸の泥入を避け
ているが、各供給路(3a)〜(3e)の途次に別個に
口出し装置(6)を設置すれば上記セレクターは必要で
ないことは勿論である。
(9)は口出しミスの管糸をバックさせて再度口出しを
行うための通路である。
さらにボビン帰還路(4a)〜(4e)の途次には極少
残糸付ボビンを検出し、残糸を取り除く、極少残糸除去
装置(10ンが各帰還路毎に設けらオする。
即ち巻取ユニットから排出されるボビンには、巻取りを
完全に行って空になった空ボビンと、巻取ユニットにお
いて糸結び不能とされ未だ糸層を有したま\排出される
ボビンがあり、残糸付ボビンにもさらに残糸量の異る様
々なボビンがあるが残糸量が設定置より多い場合は帰還
路から分岐した通路を介して」−径口出し装置(6)へ
移送するか、別に貯溜しておくことか行われ、残糸量が
設定量より少ない場合は極少残糸イτ1ボビンとして搬
送し、」1記極少残糸除去装置(10)により残糸のみ
除去し、空ボビンをP)ひ帰還路(4a)〜(4e)に
より精紡機(1a)〜(1e)へ返送するのである。
なお上記システムにおいて管糸は例えば第3図に示すよ
うな独立した搬送媒体(以下トレイ(11)と称す)に
より直立した状態で各管糸独立して搬送され、管糸はト
レイ (11)に挿着されたま\巻取ユニットへ供給さ
れ、巻取られ、空ボビンもトレイに挿着されたま5排出
されて帰還路を経て元の精紡機へ返送される。
また第1図のセレクター(8)部分における管糸の判別
は糸種毎に色の異るトレイを用い、該トレイの色をマー
クセンサによって識別し、所定の供給路(3a)〜(3
e)へ振り分けることが可能である。
第2しjはソインダーにおける管糸搬送路を示した平面
図で、二つのセクション(2a) (2b)について示
したが、他のセクションについても同様である。
即ち巻取ユニッ) (12)に沿って一側に閉ループ状
の管糸配送路(5)が形成され、該配送路(5a)に梢
紡磯に連る供給路(3a)が接続されている。
また、巻取ユニッl−(12)の他側には空ボビン帰還
路(4a) [,41)Jが別個に配設さオts上記配
送路(5)と帰還路(4a)間に管糸通路(13)がユ
ニット毎に形成されている。
第3図は」−述したシステムに適用される巻取ユニット
および管糸の搬送媒体であるトレイの一例を示したもの
である。
巻取ユニット(12)は管糸配送路(5)と帰還路(4
)との間に配置され、回転円盤(I4)とガイド板(1
5)(1,6+ (1−”hに上り管糸の配送路(5)
上からの取込みが行われる。
上記回転円盤(14)はや\傾斜し、管糸配送路側が帰
還路側より高くなっている。
回転円盤(]4)の1一方には回転円盤−Lσ11と一
軍の間隔を有してガイド板(15) (16)が固定さ
れ、ガイド板(I5) (17)により取込みD (1
8)が形成されガイド板(16) (17)により余剰
管糸送り出しく」(19)が形成され、またガイド板(
15) (16)間には管糸待機溝(20)とボビン排
出溝(21,)が形成されている。
(22)は巻取位置のボビン排出用旋回レバーである。
巻取位置(I’)のトレイ (11)下方には図示しな
い圧空供給源に連る導管(23)に接続する空気噴射ノ
ズル(24)が設けられ、該ノズル(24)から噴射さ
れる空気はトレイ (11)のペグ内部の空間を通って
ペグ上端に穿設した孔よりボビンの中心孔内へ噴出し、
該ボビン中心孔内に垂下している糸端を」二方へ吹き上
げる。
該吹き上げられた糸端が」一方で待機する中継パイプに
吸引把持されるのである。
巻取位置(P)の管糸(25)J1方にはバルーンブレ
ーカ(26)、管糸側糸端を図示しない糸結ひ装置へ案
内する中継バイブ(27)、パッケージ側糸端を糸結び
装置へ案内するだめのサクションマウスあるいは糸の欠
点を検出するスラブキャツナヤ等が付設されている。
−L述した管糸供給路(3a)〜(3e)、、巻取ユニ
ットにおける管糸配送路(5)、あるいはボビン帰還路
(佃)〜(4e)とは同様の構成を有しており、管糸供
給路(3a)について構成の一例を説明する。
第4図、第5図において、(28)はベルトコンベアで
、ワインダーの一側にほぼ全長に渡って適宜数のローラ
(29)によって支持されている。
ベルトコンベア(281の上位には、ガイド板(、io
)を支持杆(31)によって支持し、ガイド板(30)
にはトレイ (11)のベツグ(32)が通過できる程
度の溝(,33)を設けて、政情(33月二重って管糸
供給路(3a)が形成される。
このようにして第1図示の管糸供給路(3a)〜(3e
)、帰還路(4a)〜(4e)等が形成されている。
次に管糸の糸端を予め引出して上記ボビン中心孔内へ垂
下させる口出し装置(6)の−例を第6図に示す。
(34)は管糸吊下装置で、間欠回転軸(35)に複数
の管糸吊下腕(36)を放射状に岐出し、その先端に管
糸グリッパ−(37)を有している。
管糸グリッパ−(37)は先端を接近させる方向に刊勢
された1対の爪(38)を下垂し、爪(38)の上部と
係合する皿状体(39)を図示しないスプリングの弾発
力に抗して押し下げることにより爪(38)を下降し、
その先端を開き、皿状体(39)の」二部のプーリー(
40)を回転することにより爪(38)を回転するよう
構成しである。
(41)、(42)は皿状体(39)押し下げ用の揺動
板で軸(43) (44+に支持され、その先端を皿状
体(39)に係合し、ロンド(45) (46)の上下
動で揺動し、皿状体(39)を押し下げることにより爪
(38)を押し下げ開くようになっている。
上記管糸吊下腕(36)は8本岐出しているために間欠
回転軸(35)も45度ずつ間欠回転する。
管糸吊下装置(34)の下位には、精紡上がりの管糸(
47)をトレイ (11)に挿し立てする装置から、1
−レイ (11〕に挿し立てた管糸(47)を載置して
牙るコンベア(48)i二続いてコンベア(49ンを設
(す、管糸吊−L;装置(34)の管糸チャック位置(
1−])にある管糸クリッパー(:37)の下位におい
て、管糸(47)が停止]二するようストッパー(50
)、(51)を設ける。
なお、管糸(47)は円盤(52)の中央にペグ(53
)を植立したトレイ (11)に挿し立てられ直立した
形で移送される。管糸チャック位置α−Dから管糸グリ
ッパ−(37)が45度回転した位置のF方に尻糸吸出
管(54)を上下動自在に設ける。
尻糸吸出管(54)は」−昇時には管糸(47b)を囲
う位置にまで」二昇することができ、その下部に連続す
る導管(55)はフィルターボックス(56)ヲ介して
図示しない吸引装置に連らなるダク)  (57)に連
らなっている。
管糸グリッパ−(37)が管糸チャック位置αDから9
0度回転した位置の下位には、直立した回転軸(58)
の周囲に複数の翼(59)を設けたビータ−(60)を
、翼(59)の端部が、管糸グリッパ−(37)にグリ
ップされ垂下されている管糸(47C)の糸層面に接触
するように設け、また、管糸(/170)の長さ方向に
延びる吸引口(61)を有する糸端吸引装置(62)を
管糸(470)の糸層面に接近して設ける。
糸端吸引装置(62)はフィルターボックス(56)を
経てダク)  (57)に接続されている。
−に記位置にグリップされている管糸の直1・に、上下
動可能のボビン支持杆(63)を設ける。
ボビン支持杆(63)が上昇したとき、ボビンのト一部
穴に挿入されグリッパ−(37)と該杆(63)とでボ
ビンを上下端で支える。
管糸グリッパ−(37)が新管糸チャック位置Q−])
から13535度回転位置の下位には、管糸(47d)
のボビン軸方向と同方向に、ボビンに対し接近離去する
ことができるように糸端吸引管(64)を設ける。
糸端吸引管(64)はフィルターボックス(56)を経
て吸引ダクト(57)に連結され、糸端吸引管(64)
がボビンの下端に接したときには、ボビン」一端ノ開口
からボビン内に糸端を吸引することができる。
管糸グリッパ−(37)が新管糸チャック位置([()
から18071回転した位置の下位には、コンベア(4
9)で移送されたトレイ (11ンか停止するようにス
トッパー(55)を設ける。尻糸吸出管(54)とボビ
ン支持杆(63)の間には、尻糸吸出管(54)に吸引
されている糸端を切断するためのカッター(66)を設
ける。
(67)はチャック位置([−()から135度旋回し
た位置にある管糸(47d)と管糸吸引口(61)との
間にわたっている糸を係止し上方に引き上げる糸案内で
、糸案内(67)が」二昇したときに糸端はフィー−y
−(68月二重捉されるようになっ−(いる。
(69)は糸案内(67)とフィーラ−(68ンとの間
で糸端を切断する刀ツタ−である。
次に上記口出し装置の作用を説明下る。
管糸(47)を挿し立てたトレイ (11)は、第6図
に示す如く、口出装置(6)のコンベア(49)に移り
ストッパー(50)、(51)によりストップされ待機
させられている。
この位置を管糸チャック位置tl−bとする。
このときに、チャック位置αDの管糸(47a)の上方
において、ロンド(45用上昇により揺動板(41)は
その先端を下降させ、管糸グリッパ−(37)を下降し
同時に爪(38)y開き、引き続くaラド(45)の下
降にょる揺動板(41)の先端の」ニガによって管糸(
47a)の上端を棺持し、管糸グリッパ−(37)の上
昇により管糸(47a)をトレイ(II)から引き抜き
第6図に示す如く上昇させる。
次に間欠回転軸(35)を45度回転し、管糸(47a
)を(47b)ノ位置に持参し、管糸(47b) ニ対
し尻糸吸引管(54)を第6図鎖線に示す如く」二昇さ
せ管糸(47b)の尻糸を尻糸吸引管(54)内に吸引
する。
次に間欠回転軸(35ンを45度回転させ管糸(47」
を(470)の位置にし、管糸(470)の丁からボビ
ン支持杆(63)を上昇させ、ボビン下端に挿入しボビ
ン支持杆(63)を糸層の捲き付き方向とは逆に回転し
、同時にビータ−(6o)を回転し、翼(59)で管糸
糸層面を叩くごとによって、糸端が管糸の糸層から離れ
、吸引口(61)の吸引により糸端は吸引I」(61)
に吸引される。
引き続く次の間欠回転軸(35)の45度の回転によっ
て回転した管糸(47d)は糸端吸引管(64)の1位
に位置する。
この管糸(470)から管糸(47d)への移動によっ
て管糸(47d)の糸端は管糸(47d)と吸引口(6
1)との間に架は渡された状態となる。
このとき糸案内(67)が上昇し、上記管糸(47d)
と吸引口(61)との間に渡っている糸端を糸案内先端
に係止し、糸端をノイーラー(68)に挿入することに
より1]出しが完全に行なわれたことを検知する。
同時に糸端吸引管(64)は上昇し、その先端を管糸(
47d)のボビン下端に当接し吸引作用を行なうため、
カッター(69)の作動により管糸上位で1.切断され
た糸端は、」二記吸引作用によってボビン」一端からボ
ビン中空孔内に吸引され、中空孔内に垂れ下がった状態
となる。
切り離された糸端先端は、吸引口(61ン内に吸引され
フィルターボックス(56〕内に蓄積される。
この状態で次に、間欠回転軸(:35)が史に45度回
転し、丁度管糸グリッパ−(:3’/)が1.80度回
転すると管糸(4,7e)はコンベア(49)上で位置
ぎめストッパー(65)に停止されているトレーの上位
に位置することになる。
そこでロッド(46ンを引き」二げ、揺動板(42)の
先端を下降させて管糸グリッパ−(37)を下降し爪(
38)を開くことによってトレー(11)上に管糸を落
下させる。
管糸を受けたトレー(11丹よストッパー(65ンが開
放されることにより、フンベア(49)から管糸搬入路
(70)に入りワインダ−(5)に向は移動する。
なお、糸案内(67)が上昇したときツイータ−(68
)が糸有りの信号を出さなければ口出しはミスしたもの
として(47e)の位置でトレー(11)に落下させた
後、適宜手段により別途口出しを行なう部位に移される
上記口出し装置(6)の前後に設けられるセレクター(
71(8)について第7図、第8図において説明する。
第7図は異種の管糸を選択的に口出し装置(6)へ供給
するセレクターの一例で、異種の管糸毎に独立した供給
路(3a)〜(3flりが口出し装置の一本(1)−7
ンベア(48)へ集中しており、各供給路(3a)〜(
3C)の途次に可動ストッパ(71a)〜(71e)が
設けられ、ワインダーからの管糸要求信号によって特定
のストッパが解除され、要求される種類の管糸が所定数
口出し装置(6)へ供給されるか、ランタムにストッパ
(71a)〜(71e)が解除されて任意の管糸が供給
される。
(72Jは巾広のコンベア(73) (73)はガイド
板である。
第8図は、口出し装置(6)を通過して口出し−を完了
した管糸を各管糸専用の供給路(3a)〜C3e)へ振
り分けるセレクターの一例である。
即ち、口出し装置(6)から出てくる種々の管糸はマー
クセンサ等の判別装置(74)によって糸の種類を判別
し、分配コンベア(75)を流体シリンダ(76)等の
駆動源により一軸(77)を中心に旋回させると共に、
分配コンベア側部に当接する出゛没可能のストッパ(7
8a)〜(78e)を選択して突出させる。
例えばセンナ(74)を通過した管糸を供給路(3a)
へ移送する場合は、ストッパ(78a)のみを突出させ
、コンベア(75)を実線位置から反時計針方向へ旋回
させ、ストッパ(78a)に当接する位置(75a)ま
で旋回することにより、管糸は特定の供給路(38LL
へ移送される。
なおセンサ(74)による判別は上述した如くトレ1の
色を識別することにより行われる。
次に、帰還路(4a]〜(4e)の途次に設けた極少残
糸除去装置(10)について説明する。
第9図において、極少残糸除去装置(10)は昇降ロッ
ド(80)の下端に垂下され、かつロッド(80)に沿
ってスライド可能なボビンチャック(81)と、固定軸
(82) (83)を中心に揺動可能な揺動部材(84
) (85)の下部に固定した残糸除去片(86) (
87) (88ン等により構成される。
図示しない機枠に固定した軸(82) (83)に略く
の字形の揺動部4N’ (84) (85)が支持され
、該揺動部4」の+、端には該部4シの開閉位置を規制
する押接片(89J (90)が軸支(91ン(92)
され、かつ上記押接片(89) (90)と、4!lI
+ (82) (83)を支点に旋回可能な別のレバー
(93) (94)がロッド(95) (9t3ン(=
よって連結され、レバー(93) (94)の端部同士
がロッド(97)で連結され、両レバー(’13) (
94)が連動する。
また一方のレバー(93)には、駆動源のカムによって
昇降する亡ノド(98)が連結されている。
さらに上記軸(82) (83)にはチャック(81)
の昇降の際、ローラ(99) (100)をガイドする
がイドレール(1,01) (102ンが枢着され内側
にガイド溝q03)(104)が形成されている。
一方」−記ガイドレール(101) (102)に沿っ
て昇降する昇降部材(105)には垂直ロッド(80)
が固定され、流体シリンダあるいは他の公知の機構によ
りロッド(80)が昇降する。
上記ロッド下端部には第11図に示すボビンチャック(
81)が支持される。
該チャック(81)は一対のチャック片(1rJ6) 
(107)がブラケッl−(108)に対して軸支(1
09) (110)され、チャック片(106) (1
07)間にかけたスプリング(111,)により常時ボ
ビンを把持する方向にイ」勢されている。
昇降ロッド(80)はチャック片(106)  (10
7)が用いた状態でチャックを貫通して下方へ突出可能
となっている。ロッド(80)に刻設したガイド溝(1
12) ch3rとブラケット (114)内にバネイ
・4勢されたボール(115) (1,16)とにより
ロッド(8o)のみ下方へスライドできる。
即ち第11図において、ボビン(I3)を把持したチャ
ック(81)がロッド(80)と共に下降し、チャック
片C106) (107)の丁端傾斜面(11,7) 
(118)が、閉じた位置の揺動部材(84) (85
)のストツバ(119)(120)に当接した後、さら
にロッド(80)が下降するとチャック片(106) 
(107)には軸(109) (110)を中心に矢印
(121) 、(122)方向のモーメントが作用し、
チャック片(106) (107)が開き、ロッド(8
0)はチャック片(106) (107)の上端面(1
23)(12/l)に阻止されることなく下降すること
ができる。
なお、残糸除去部(86) (87) (88丹よ第9
図、第10図に示すように、ボビン(Blの外周面に当
接する半円状の第1の除去片(86)、第2の除去片(
87)および第3の除去片(88)を揺動部材(84)
(85)の下部にビン(125)により固定したもので
第1、第2の除去片(86) (87Jは鉄製、第3の
除去片(88)はゴム層と鉄層を交互に積層したものが
用いられる。
さらに、」1記揺動部材(84) (85)には2つ割
りのボビンガイド(126) (127)がブラケット
 (128)(1,29]を介して固着され、残糸を除
去した後の空ホビンを下方に待機するトレイのペクに挿
入する際のガイドとされ、揺動部材の開閉と連動して開
閉し、ボビンチャック(81)の直下にボビンが停止す
る際、および移送再開時は開いており、ボビンの通過に
障害にならないようになっており、残糸除去動作中は閉
じている。
従って、極少残糸付ボビンが上記残糸除去装置の定位置
に至ると、センサが空ボビンと残糸付きの判別を行い残
糸付きの場合にのみロッド(80ンの下降が開始する。
ロッド(80)の下降によりボビン上端がチャック片(
106) (107)内に圧入され、把持されると、ロ
ッド(80]の上昇により、ボビンは最−1−外位置(
第9図実線位置)へ」二昇する。
なお、ボビンを把持して上昇する間は揺動部材(84)
 (J35)は二点鎖線位置(84,a) (85a)
にあり、除去片(8ω(87) (88)およびストッ
パ(]、19) (120)も左右に退いた位置にある
即ち、図示しないカムによりロッド(98〕が下降し、
レバー(93)が二点鎖線位置(93a)にあり、従っ
てレバー(93ンとロッド(95)で連結された押圧片
(89)が軸(91)を中心に時計針方向に旋回しガイ
ドレール(101)側面(101a)に押接していた押
接片(89)の端部(89a)がレール(101)より
外れ、同様にして他方の押接片(92)も外れ、スプリ
ング(130)力により揺動部材(84) (85)が
軸(82) (83)を中心に矢印(131) (13
2)方向へ旋回することになり、揺動部材(84) (
85)が二点鎖線位置(84a) (85a)をとる。
続いて、残糸付ボビン(B)が実線位置に上昇すると、
ロッド(98)が引」二けられ、前記と逆の動作により
、揺動部材(84) (85)が閉じ除去片(86)が
ボビン下端部の外周面へ当接する。
この後、ロッド(80)の下降が開始され、ボビン(I
3)を把持したチャック(81)も下降し、ボビン(B
)に残っている残糸(1,33)が除去片(86) (
87) (88)によりかき」二げられる。
即ち、ボビン表面は通常わずかなテーパ而となっており
、残糸が除去片によってかき上げられボビンのみが下降
すると残糸とボビン間に隙間が生じ、手で抜くことがで
きる程度に、糸のボビンに′RTる線側が弛緩する。
さらにチャック(81)が下降し、揺動部材(84)(
85)のストッパ(119) (120)にチャック片
(106)(107)の下端面が押接することにより、
」二連した如くチャック片(106) (107)が開
き、ボビンのみが昇降ロッド(80)の下端面に押され
て下降しチャック片から突出分離すると共に、除去片(
86) (87) (88)を通過した後はガイド(1
261G27)中を落下し、下方で待機するトレイに挿
入される。
なお除去片(86)J−に残った残糸はサクションパイ
プ等の吸引手段により吸引除去されると好都合である。
なお、第9図においてガイドレールL]、01)(10
2)の上端部がテーパ而(134) (135)となっ
ているのは該テーパ角をボビンのテーパ角と等しくする
ことにより、ボビンの下降に従い、ローラ(99) (
100)によりガイドレール(1(月) (102)が
矢印(136) (137)方向へわずかに旋回し、押
接片(89) (90)および揺動部材(84,) (
85)を介して除去片(86) (87) (88)が
ボビン表面に確実に押接できるためである。
以上のようなシステムにおいて、例えば第1図において
、各精紡機(1a)〜(1e)で異種の糸が紡糸され、
精紡機(1a)の糸は巻取セクション(2a)で巻返さ
れ、精紡機(1b)の糸は巻取セクション(2bJで巻
返されるというように各精紡機(1a)〜(1e)に対
して巻取セクション(2a)〜(2e)が対応するとす
る。
即ら、各精紡機の紡糸能力と巻取セクションの糸処理能
力がほぼ等しいとする。
精紡機(1a)から得られる管糸は他の精紡機よりの管
糸とは異る色のトレイに挿着されて供給路(3aLにを
移送される。
他の管糸も同様にして供給路(31))〜(3e)上を
移送される。セレクター(7)を介して、口出し装置(
6)へ供給され、口出しされた精紡機(1a)の管糸は
セレクター(8)により当該管糸専用の供給路(3a)
−1=へ振分けられ、巻取セクション(2a)の管糸配
送路(5a)上へ供給される。
このようにして各精紡機に対応する巻取セクションへ管
糸供給が行われ、各セクション内においては第3図示の
各ユニット(12)の管糸取込口(18)より回転円盤
(14)上の待機構(20)へ取込まれ、トレイ (1
1)に挿着された状態で巻取位置へ供給される。
各ユニットにおいて巻返しが完了した空ボビンあるいは
残糸付ボビンは各管糸専用の帰還路(4a)〜(4e)
上を移送され、極少残糸除去装置(10)を経たボビン
は全て空ボビンとなって元の精紡機へ返送される。
以上のように本発明は多数の巻取ユニットを並設した一
台のワインダーを複数の巻取セクションに分割し、各セ
クション毎に異種の糸を巻取るワインダーに精紡よりの
管糸を直接搬送するシステムであり、上記各セクション
と、当該セクションにおいて巻返す糸を生産する精紡機
間に専用の管糸供給路およびボビン帰還路を配設したの
で、異種の管糸が混同して同一セクションに供給される
恐れが極めて少なくなるため一台のワインダーにおいて
多品種。の糸を巻返すシステムとして極めて安全であり
、また口出し装置を各管糸供給路に設ければ管糸供給か
ら空ボビン返送を通じ一切他の管糸が混入することがな
い。
さらに管糸および空ボビンを異種の管糸毎に別の搬送路
とすることにより、管糸判別センサを各ザクジョン毎に
設ける必要もなく、センサーの不確実性に基く管糸混入
を避けることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明システムの実施例を示すレイアウト図、
第2図は巻取セクションにおける管糸供給路および配送
路を示す平面図、第3図は本発明システムに適用される
巻取ユニットの概略構成斜視図、第4図は管糸搬送路の
一例を示す断面正面図、第5図は同斜視図、第6図は口
出し装置の一例を示す斜視図、第7図はセレクター(1
)の−例を示す平面図、第8図はセレクター()の−例
を示す平面図、第9図は極少残糸除去装置の一例を示す
一部断面正面図、@10図は残糸除去片の平面図、第1
1図は同装置のボビンチャックの断面正面図である。 (l a)〜(1e)・・・精紡機 (2a)〜(2e)・・・巻取セクション(3a)〜(
3e)・・・管糸供給路 (4a)〜(4e)・・・ボビン帰還路(12)・・・
巻取ユニット (W)・・・ワインダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多数の巻取ユニットを並設した一台のワインダーを複数
    の巻取セクションに分割し、各セクション毎に異種の糸
    を巻取るソインダーに精紡機よりの管糸を直接搬送する
    システムであって上記各セクションと、当該セクション
    において巻返される糸を生産する精紡機間に専用の管糸
    供給路およびボビン帰還路を配設したことを特徴とする
    異種管糸の搬送シス1ム。
JP12343482A 1982-07-14 1982-07-14 異種管糸の搬送システム Pending JPS5912051A (ja)

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