JPS59230973A

JPS59230973A - 空ボビン搬送システム

Info

Publication number: JPS59230973A
Application number: JP58107429A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Yamamoto; 山本　良男
Original assignee: Murata Machinery Ltd
Current assignee: Murata Machinery Ltd
Priority date: 1983-06-14
Filing date: 1983-06-14
Publication date: 1984-12-25
Also published as: FR2548223A1; IT1179203B; DE3422134C2; DE3422134A1; FR2548223B1; US4676061A; CH669947A5; JPH021057B2; IT8448384A0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はボビンの搬送システムに関する。精紡機とワイ
ングーを直結したいわゆる精紡ワイングーが種々提案さ
れている。即ち、多品種少量生産に適した゛精紡ワイン
グーにおいては、精紡機で玉揚される管糸は箱詰めされ
ることなく一工場内において、コンベア等のべ搬送手段
により玉揚された管糸は次々とワイングーへ供給され、
巻返された後、空ボビンは再びコンベア等の搬送手段又
は他の移送手段により、精紡機側へ返送され、適宜精紡
スピンドルへ供給される。

この場合、精紡機とワイングーが管糸搬送路と空ボビン
搬送路とにより閉ループが構成されている場合、精紡機
とワイングーの処理能力に適当なバランスがとられてい
なければならない。

即ち、精紡機で一斉玉揚された管糸がワイングーへ供給
されて、該管糸の糸層が無くなるまでには既に精紡機側
で次の１０ツトの管糸が生産される必要がある。または
少なくともワイングーの処理能力より精紡機の生産能力
が上回っていなければワイングー側に遊び時間が生じる
ことがある。

従って精紡機側では、玉揚後即ち管糸が巻上ると直ちに
空ボビンが供給される必要がある。

また、精紡機特にリング精紡機においては、二側背中合
わせに多数の精紡スピンドルが配列されており、片側ず
つ一斉に玉揚するシステムにおいでは、各精紡スピンド
ル位置には玉揚時には既に空ボビンが整然と配置されて
いることが必要である。

本発明は上記のような精紡ワイングーにおいで、精紡機
に対して空ボビンを搬送供給するシステムに関し、各精
紡スピンドルに対して確実に空ボビンを供給できるシス
テムを提供するものである。

即ち、本発明はワイングーから返送されてくる空ボビン
を精紡機の空ボビン供給位置まで、搬送する搬送路と、
該搬送された空ボビンをストックし、かつ、精紡ワイン
グーの閉ループ系の外部からの空ボビン補給可能なスト
、り部とを有する空ボビン搬送システムを提供するもの
である。

以下本発明の実施例を図面に従って説明する。

第１４、第２図は精紡ワイングーの一例を示寸レイアウ
ト図で、精紡機（１）で生産される紡績？糸を巻取った管糸は例えばトランス更−トバンド（２）
上のペグに挿入支持されて、精紡機（１）に沿って長手
方向に移送され、管糸供給装置（３）へ投入され、下方
で待機する管糸搬送手段、例えばベルトコンベア上を移
送されるペグトレイ（第３図（４））に直立して挿着さ
れて、ワイングー（５）の各巻取りユニット（６）へ供
給される。（７）は精紡上りの管糸の尻糸を解除オる糸
端口出し装置、あるいは管糸の糸層の有無を検出するセ
ンサ等を有する準備装置である。

上記ワイングー（５）の各巻取ユニットへの管糸供給は
、ペグトレイに管糸を挿着したま５、各個別に管糸搬送
コンベア（８）から各ユニットの巻取位置へ供給される
。巻取りの終了した空ボクあるいは残糸付ボビンは巻取
ユニットに沿って配設される空ボビン搬送コンベア（９
）により移送され、ボビン処理装置（１０）により空ボ
ビンと残糸付ボビンが選別され、上記処理装置（１０）
によりペグトレイから抜取られた空ボビンは空ボビン昇
挙装置（１１）によって上方へ移送され、精紡機上方を
長手方向に延びるベルトコンベア（１２）により水平移
送される。精紡機端部まで移送された空ボビン（１３）
はシュート（１４）を介してストック部（１５）内に落
下貯溜されて、タイミングを（１０）で空ボビン、ある
いは残糸付ボビンを抜取られ空になったペグトレイはコ
ンベア（１６）上ヲさらに移送されて上述の管糸供給装
置（３）位置へ搬送され、新たな管糸（１７）の供給を
受けるのである。

このようにして、精紡機（１）とワイングー（５）が管
糸搬送路（８）と空ボビン搬送路（１２）とにより直結
され閉ループを構成するのである。

＠３図に上記システムに適用されるワイングーの一例を
示す。即ち、複数の巻取ユニット（６）が並設されて、
一台のワイングー（５）が構成され巻取ユニット（６）
は、管糸搬送路（８）と空ボビン搬送路（９）との間に
設けられている。（１８）は搬送路（８）上の管糸ル巻
返し位置（１９）に移送し、巻返されて空にな！た空ボ
ビンを搬送路（９）上へ排出する際の回転円盤で、該回
転円盤（９）上位には一定の間隔を有してガイド板（２
０）’（２１）が設けられ、カイト板（２０）（２１）
と他のガイド板（２２）との間に（２５）、ボビン排出
溝（２６）が形成される。上記管系待機溝（２５）とボ
ビン排出溝（２６）の接続位置が前記巻返し位置（１９
）である。（２７）は空ビンあるいは残糸付ボビンの排
出用レバーである。

上記巻返し位置（１９）のトレイ下方には図示しない、
圧空供給源に導管を介して連る圧空噴射ノズル（２８）
が設けられ、該ノズル（２８）から噴出される圧空は回
転円盤（１８）に形成される図示しない円弧状スリット
よりトレイ（４）のペグ内空間から、管糸のしん管内に
噴出し、しん管内にしん管上端から垂下している糸端を
しん管外部上方へ吹き上げる。巻返し位置（１９）の管
糸（１７）の上位に待機する中継パイプ（２９）が吹き
上げられた糸端を吸引保持し、上方へ旋回してノツター
へ導入し、パンケージ側糸端と管糸側糸端が糸結びされ
、巻返しが開始されるのである。（３０）は綾振ドラム
、　（３１）は巻取パッケージである。

第４図は上記巻取ユニット（６）を多数並設したワイン
グーへの管糸供給システムを示す平面−である。

即ち、管糸搬送路（８）上を移送されてきた管糸は口出
し装Ｍ（７）により糸結び用の糸端が口出しされ、前述
した如く、管糸のしん管内に糸端が挿入された状態で、
トレイに挿着されたま〜ワイングの管糸搬送路（８）へ
移送される。管糸搬送路（８）を移行した管糸（１７）
はトレイ（４）が巻取ユニ、ト（６ａ）のガイド板（’
２０）４２１）ｒ２２）に当り、回転円盤（１８）上へ
乗り移り、管糸取込み口（２３）から次入り込み待機溝
（２５）が所定数の管糸で満たされると、その後から送
られてくる管糸は待機溝に入れなくなり、該管糸は余剰
管糸送り出し口（２４）から次の巻取ユニント（６ｂ）
へ向かう。

このようにして口出し装置（７）に最も近い巻取のユニ
ット（６ｎ）の余剰管糸送り出し口（２４）を出ると循
環路（３２）に入り矢印（３３）方向に移送され再び管
糸搬送路（８）に供給される。

第５図は第１図における空ボビン搬送路（１２）の一実
施例を示す断面図で、例えばリング精紡機（１）におい
ては、精紡機本体（３４）と、該本体（３４）上に直立
する支柱（３５）に支承される横梁（３６）に垂下支持
される給篠装置（３７）とよりなり、空ボビン搬送装置
（１２）は上記支柱（３５）の上方即ち、篠（３８）の
支持梁（３６）より上方に、精紡機に沿って長手方向に
設けられる。上記空ボビン搬送装ＭＯ２）はコンベアベ
ルト（３９）と、該コンベアベルト（３９）を支持する
支持材（４０）と、コンベア上部を覆うカバー（４］）
と、上記支柱に支持材（４０）を取付ける取付部材（４
２）等よす構成される。

従って、第１図の空ボビン昇挙装Ｗ（１１）により上方
へ移送される空ボビン（１３）はシュート（４３）から
コンベア（３９）上へ払出され、矢印（４４）方向へ回
動するコンベア上に載置され、精紡機端部へ向かって搬
送される。上記コンベア端部において、空ボビンはシュ
ート（１４）内へ落下、貯溜され、下方で待機するトラ
ンスポートバンド（２）上の空ペグへ間欠的に供給挿着
される。

なお、上記トランスポートバンド上の空ボビンと精紡機
で巻上げられた管糸との交換作業、即ち玉揚作業は、公
知の自動玉揚装置、あるいは作業者により適宜行われる
。

次に、精紡機端部に設けられる空ボビンストック装置に
ついて、第１，２図および第６．７図において説明する
。第１，２図において精紡機（１）に沿って移動するト
ランスポートバンド（２）がその上面のペグ（第６図（
４５））に玉揚された管糸を載置して矢印（４６）方向
に移動し、精紡機（１）の左側端部において管糸（１７
）をペグから抜き取り次々と管糸供給装置（３）へ投入
するタイプにおいては、空ボビンストック装置（１５ａ
）は精紡機（１）の右側端部に配置される。即ち、この
ような配置にすることにより、無端状のトランスポート
バンド（２）は一方向に回動するだけで、一端からは管
糸（１７）を排出すると同時に他端において空ボビンを
トランスポートバンド上のペグに供給することができ、
精紡機からの管糸排出と空ボビン供給が同時に行えるた
めである。

また、精紡機の原動ボックス（４７）は管糸排出側端部
に設けられる。トランスポートバンド（２）は原動ボッ
クスの下部凹所を通過できるようになっている。

第６．７図において、空ボビンストック装置空ボビンを
受けるシュート（１４）と各ストック装置へ振り分ける
振り分は装置（４８）と、ネらに下スｒ５１ａ）と刈り
構成される。

即ち、第６図に片側のストック装置を示したが、他側に
ついても同様である。精紡機（１）の上方に設置された
空ボビン搬送路（１２）の端部に続連続し、さらに第７
図の如く曲線状のシュート（４９ａ）が続き、ストック
ボックス（５１ａ’）内において、曲折したシュート（
５０ａ）が形成される。

り２上記シュート（Ｉｓ）　（１４）　（４９ａ）は、空ボ
ビンの最大直径よりも少くとも大きい前後、左右のｌ〕
を有しており、落下する空ボビンの方向が変わることが
ない。即ち、上記実施例では空ボビン搬送路（１２）上
を移送される空ボビン（１３）は第６図示の如く、大径
部を先頭に位置する状態で移送され、該大径部を下方に
してシュート（５４）ｒ１４）ｒ４９ａ）内を落下する
。なお、シュート（４９ａ）に続くシュート（５０ａ）
は空ボビンの長さに略等しい１１メウと空ボビンの最大
直径に略等しい隙間（Ｓ）を有したジグザグ状のシュー
トで、衝撃を吸収し、かつ空ボビンを横状態に方向を一
定にしてボックス（５１ａ）内にストックするものであ
る。

板（５３）がブラケット（５４）に軸支（５５）され、
シュー　ト（４９ａ）（４９ｂ）の分岐点に位置し、ガ
イド板ノイ（５３）は、ブラケットに固定したロータリソ園ド、流
体シリンダ等のアクチュエータ（５６）に連結バー（５
７）により連結し、切換信号によって作動するアクチュ
エータ（５６）に従って二位置間を移動する。

さらに、シュート（４９ａ’）を内包したストックボッ
パ１ス（５１ａ）の定位置には空ボビンの収容量を検出
するセンサ（５８ａ）（５８ａ）が設けられる。該セン
サは光電管センサー、あるいは機械的に運動するツイー
タ、またはシュート（４９ａ）（４９ｂ）、あるいはシ
ュート（１４）の途中に空ボビンの通過を検出し、カウ
ントオるセンサ等が設けられてもよい。また上記ストッ
クボックス（５１ａ）は上面を開いているか、開閉式の
ふたを有するボッ板（５９ａ）下端部は空ボビン切出し
装置（６０ａ）に接続している。

以上のような装置を有するシステムにおける管糸、およ
び空ボビンの搬送方法について説明する。

精紡機（１）の片側のスピンドル列が満巻になり玉揚す
る場合、予め、スピンドル列に沿って該ペグから抜取ら
れ、スピンドルの満巻管糸と交換され、トランスポート
バンド上には管糸（１７）が整然と載置される。この後
、管糸供給装置方向に管糸はペグの１ピツチ毎に間欠移
送され、バンド（２ａ）の傾斜部（２Ｃ）上端より管糸
供給装置（３）内へ投入され、下方で待機する空のペグ
トレイ　（第３図（４））に挿着される。

−３−、トランスポートバンド（２ａ）の水平部の右側
端部においては空ボビンストックボックス装ＥＦ（１５
）から空ボビンが一本ずつ切出され、バンド（２ａ）上
のペグＣ４５）に供給装着される。

今、第７図における空ボビンストックボックス（５１ａ
）がら空ボビンが供給されている時は、トランスポート
バンドの回動の開始信号等によってロータリソレノイド
（５６）が作用して可動ガイド板（５３）が第７図実線
位置に位置決めされ、空ボビン搬送路（１２）より移送
されてくる空ボビン（１３）はシュート（１４）から落
下しガイド面（５３ａ）によりシュート（４９ａ）側へ
振り分けられ、スト１．クボックス（５１ａ）内へ空ボ
ビンの方向が乱れることなく投入され続ける。なお、ボ
ックスＣ５１ａ）内には予め複数本の空ボビンがストッ
ク六れており１　トランスポートバンドの回電１が始ま
ると直ちにトランスポートパン至毬空ペグに空ボビンが
供給されるのである。従って第１図のトランスポートバ
ンド（２ａ）上の最後尾の管糸を挿着したペグの直後の
ペグにも空ボビンを挿着した状態で移送でき、管糸と空
ボビンの間に空のペグが存在するこきがない。従ってト
ランスポートバンド（２ａ）の傾斜部（２Ｃ）上端から
は１ピツチの回や毎に１本の管糸が必ず供給され、下方
で待機する空のペグトレイに確実に１回の動作で１本の
管糸が供給される。

窄゛このようにして次々と管糸ｌ移送されている間にも第７
図のボックス（５１ａ）には空ボビンが供給され続け、
トランスポートバンド上の先頭の空ボビンが精紡スピン
ドルの左端部のスピンドル直前に至るとバンド（２ａ）
の回動は停止するが、ストックボックス（５１ａ）への
空ボビン供給はさらに続行さ、；１、センサ（５’５ａ
）が所定量の空ボビンのストック小検出するまで続行さ
れ、＼ンサ（５８ａ）が空ボビンの所定量のストックを
検出すると、ロータリソレノイド（５６）に切換信号が
入り、可動ガイド板（５３）は二点鎖線位置（５３Ｉ）
に移動し、シュート（１４）を落下する空ボビンたシュ
ー）ｒ４９ｂ）へ案内し反対側のスピンドル列に対応す
る空ボビンストックボックス（５１ｂ）へ供給する。

このようにして、精紡機とワインダ間を空ボビンが循環
移動し、閉ループ内を移送されるわけであるが、第１閑
において符号（１０）で示したボビン処理装置では、極
少残糸付ボビンと空ボビンが選別され、空ボビンは上述
の如く再び精紡機へ返送されるが、極少残糸付ボビンは
、別のプール、あるいは収容箱に収納され、上記閉ルー
プ系外へ排出されることがある。即ち、閉ループ内に循
環する空ボビンの総量は経時的に減少していくことにな
る。このような状態に対応するために、本願システムで
は、空ボビンストックボックス（５１ａＭ５１ｂ）に随
時、シュート外部から作業者によるかまたは自動的に空
ボビン即ち、ホモン処理装置（１０）で系外へ排出され
た空ボビンと同数の空ボビンが補給できる。

以上のように、本発明は、精紡機とワイングーが管糸車
送路および空ボビン搬送路とによって直結された精紡ワ
イングーの空ボビン搬送システムであり、ワイングーか
ら返送される空ボビンを精紡機の空ボビン供給位置まで
を送する搬送路と、該搬送された空ボビンをいったんス
トックし、かつ精紡ワイングーの搬送路系外からの空ボ
ビンを補給可能なストック部とを有する空ボビン搬送シ
ステムであるので、ワイングーと精紡機の各処理能力に
差、即ち、返送されてくる空ボビンの多少は、上記スト
ック部によって調整され、精紡機の空ボビン要求に対し
て直ちに空ボビンを供給することができる。

さらに、ボビン搬送路系外からも空ボビンを補給でき、
精紡ワイングーの閉ループ内を循環する空ボビン、およ
び管糸の総量を一定に調整することが容易に行えるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明システム小連用した゛精紡ワイングーの
概略構成正面図、第２図は開平面ワ、第３７は同システ
ムに適用される自叩ｉワインダル示す概略構成斜視図、
第４！は同ワイングーにおける管糸および空ボビンの搬
送路ル示す平面図、第５図は精紡機上方に設けられた空
ボビンや送路の一例２示す断面側面図、第６図は空ボビ
ンストック装置の実施例を示す正面間、竿７（１）・・
・精紡機　　　　改）・・・ワイングー（８）・・・管
糸搬送路　（９）（１２）・・・空ボビン搬送路（１３
）・・・空ボビン　　（１５）・・・空ボビンストック
装置（１７）・・・管　糸

Claims

【特許請求の範囲】

精紡機とワイングーが管糸搬送路および空ボビン搬送路
とによって直結された精紡ワイングーの空ボビン搬送シ
ステムであって、ワイングーから返送される空ボビンを
精紡機の空ボビン供給位置まで搬送する搬送路と、該搬
送された空ボビンをいったんストックし、かつ精紡ワイ
ングーの搬送路系外からの空ボビンを補給可能なストッ
ク部とを有することを特徴とする空ボビン搬送システム
。