JPS59117443A - 小型モータの磁気ノイズ防止方法 - Google Patents

小型モータの磁気ノイズ防止方法

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JPS59117443A
JPS59117443A JP57224136A JP22413682A JPS59117443A JP S59117443 A JPS59117443 A JP S59117443A JP 57224136 A JP57224136 A JP 57224136A JP 22413682 A JP22413682 A JP 22413682A JP S59117443 A JPS59117443 A JP S59117443A
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JP
Japan
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case
side plate
stator
small
alloy
Prior art date
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Application number
JP57224136A
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English (en)
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JPH0161012B2 (ja
Inventor
Masao Takemura
政夫 竹村
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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Publication of JPH0161012B2 publication Critical patent/JPH0161012B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/01Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for shielding from electromagnetic fields, i.e. structural association with shields
    • H02K11/014Shields associated with stationary parts, e.g. stator cores
    • H02K11/0141Shields associated with casings, enclosures or brackets

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (概要及び従来技術) この発明は、モータ内部から発生する磁気ノイズをケー
スによってシールドするだめの小型モータの磁気ノイズ
防止装置に関する。
従来、この種、J・型モータの磁気ノイズ防止装置とし
ては、モータ本体のステータケース外周に高透磁率の方
向性珪素鋼板(板厚0.1〜0.3mm)から々るシー
ルド板を1〜3巻(反)巻回して構成していた。
しかしながら、このような従来技術には次のような欠点
がある。
(1)シールド板を人手によって巻き付け、テープ等に
より固定しているため、このシールド板の材料費や巻き
付は作業費がかかり、コスト高となると共に作業性が悪
い。
(2)モータの小型化に障害と々る。
(3)部品点数多く、管理が面倒である。
(4)この種シールド板は錆が発生しやすく、品質上の
問題が発生する。
(目的) しだがって、この発明の目的は、シールド板等を巻回す
ることなく、モータ本体自体でンールドを施し、作業性
を向上させると共に、モータの小型化及び部品点数の削
減を計ることにある。
(構成) まず第1図を参照して、この発明が適用されるモータ本
体Mの構成を説明する。符号1は、ステータケースで有
底筒状に形成され、内周面に円環状の永久磁石からなる
ステータ2が嵌着されている。符号3は、このステータ
2の内部にわずかな空隙を介して配設しだロータであシ
、このロータ3には、その複数のスロット(図示せず)
内に複数の駆動コイル4が配設されている。ロータ3は
、その中心に回転軸5が装着され、この回転軸5上に整
流子6が並設されている。この整流子60周。
面には、側板7に絶縁板8を介して一端を取り付けた一
対の刷子9,9の先端が摺接している。この側板7は、
平板状の鉄板からなシ、中央に凹所7aを形成し、この
内部に軸受10を装着して、回転軸5の一端を軸支して
いる。また、との凹所7aの底部には、スラスト座板1
1が設けられ、これに回転軸5の先端を当接させて、ス
ラスト軸受を構成している。回転軸5の他端である出力
端5aは、ステータケース1の底部中央に設けた軸受(
図示せず)によって軸支されている。
以上のように構成されたモータ本体Mにおいて、この発
明は、ステータケース1及び側板7にニッケル又は鉄−
ニソヶル合金メッキを施した後に熱処理を施りして、両
者の表面にシールド層を形成せしめたことを特徴とする
もので、以下にその具体的な構成を詳述する。
第1の実施例 ステータケースlは、例えば冷間圧延鋼板または銅帯(
5PCC,5PCD、  5PCE )等の小型電動機
用磁性鋼材を深絞り成形して、有底筒状のステータケー
ス1を作る。しかる後に、ニッケル(Ni)メッキを少
なくとも外面に5μm以上の厚さにメッキする。このと
き、ステータケース1は、アニール処理を施りされてい
ない状態でメッキする。また、ステータケース1の軸方
向寸法が長い場合は、内面のメッキ厚は多少薄くなるが
差しつがえない。
その後、メッキが施グされたステータケース1を、第2
図の如く熱処理する。即ち、ステータケース1を温度8
50℃壕で上昇させて、この温度にて約20分間保持し
、その後自然又は強制空冷によって冷却する。この熱処
理時間は、約40分間でょい。一方、側板7もステータ
ケース1と同様に成型した後にニッケルメッキを施でし
、同様に熱処理を施4す。この結果、鋼材とニッケルと
の境界部分で鉄−ニノケル合金が拡散され、両者が接合
すると共に、ステータケース1及び側板7の表面にシー
ルド層が形成される。
以上のようにして得られたシールド層のシールド効果を
測定してみると、第3図に示すように々る。即ち、一点
鎖線がニッケルメッキを施グしたときの磁気ノイズの発
生状態を示し、これと実線で示すメッキを施lさない場
合とを比較すると、実験すると、約400℃からl10
0℃の範囲で7−ルド効果が著しく良好となる。110
0 ℃以上では、変形もしくは黒色化等の弊害が発生し
好ましくない。
この磁気ノイズの測定は、モータ本体Mがら8゜閣の間
隔を本って磁気ヘッドを設置し、この磁気ヘッドの出力
信号を適宜に増幅し、この出力信号の電圧値(P−P)
を測定することによシ行なった。尚熱処理時間(アニー
ル時間)を1工程約40分間としたのは、この種モータ
においては、鋼材とニッケルメッキ層との境界部分のみ
に合金層が形成されれば、シールド効果は充分であり、
従来一般のように、8〜12時間をかけてアニールして
も、シールド効果にほとんど差異が認められ々かったか
らである。また、このように約40分間程度にすること
により、約15倍も作業性を向上させることができた。
第2の実施例 第1の実施例と同様に成形したステータケース1及び側
板7に、鉄−ニソケル合金のメッキを施〆したものであ
る。即ち、鉄(Fe)が10〜50重量饅、残りがニッ
ケル(Ni )からなる合金を5μm以上施lした後に
、前述の例と同様に熱処理を施ヂした。この実施例の結
果は、第3図の点線で示す通り、ニッケルメッキのみの
場合と同様のシールド効果が得られた。しかし、鉄を含
めることにより、鋼材との相性がよく、しかも熱処理時
の拡散がスムース゛と表゛るため、鋼材とメッキ層との
密着性が良好となる。ちなみに、−10℃と+90℃の
温度環境を交互に繰シ返す負荷試験を行なっても、何ら
影響が認められなかった。また、相性がよいととから、
短時間(40分以内)の熱処理に好適であシ、さらに生
産性が向上する。なお、鉄の含有率は、耐しよく性によ
り任意に定める。
以上の結果をまとめると、第4図に示すように、従来に
おける厚さ0.1 amのシールド板を3反巻回したと
き及び0.3咽のシールド板を2反巻回したときと、本
発明Cにおけるニッケル又は鉄−ニッケルメッキをステ
ータケース1及び側板7に施材したときとでは、はとん
ど同じシールド効果が得られる。なお、本発明Aは、ス
テータケース1にメッキを施りした場合、本発明Bは、
側板7のみにメッキを施lした場合である。しかし、従
来のシールド板を巻回した場合は、巻き方及び位置等に
よシ磁気ノイズのシールド効果に大きなバラツキ(縦方
向の長さで表わす)があったが、この発明のようにメッ
キによれば、バラツキの幅が約Aに微少することがわか
った。また、製造コストを比較しても、点線で示すよう
に従来のシールド板の巻回方式に比較して歿のコストに
することができた。
この発明のさらに好適な実施例としては、ステータケー
ス1の開口端内面にニッケルメッキのシールド層を施4
し、かつ側板7の体外周面にもシールド層を施りしくこ
れらはメッキ処理時に同時にメッキされる)、これらを
第1図のように嵌合して両者のシールド層同志を接合さ
せることがよい。この結果、嵌合部分から外部に漏洩す
る磁気ノイズは、従来の鋼材同志の素地接合に比較して
、より小さくすることができた。
(効果) この発明は、以上の如く構成したことによシ、次のよう
な効果を奏する。
(1)シールド板を入手によって巻き付けることがなく
、作業性が大幅に向上する。
、(2)シールド板がないため、外径寸法が小さくなシ
モータの小型化が可能。
(3)部品点数が減少する。
(4)メッキを施lしているので錆の心配がない。
(5)メッキを雄グしているので美観が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用されるモータ本体の一例を示
す部分断面図、第2図は、この発明における熱処理条件
を示すグラフ、第3図は、この発明における熱処理温度
とシールド効果との関係を従来例とともに示すグラフ、
第4図は、この発明におけるシールド効果を従来例とと
もに示すグラフである。 1・・・ステータケース 2・・・ステータ 3・・・
ロータ 7・・・側板 191 リ4図1 7ニールぶ皮 7F)2尺 う4図 1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステータケースの開口端に側板を嵌合固着し、この内部
    に回転子及びステータを収納した小型モータにおいて、
    上記ステータケース及び側板の表面に厚さ5μm以上の
    ニッケルまだは鉄−ニッケル合金のメッキを施りし、そ
    の後に温度400℃〜1100℃にて熱処理を施lすこ
    とによシ、上記ステータケース及び側板の表面にシール
    ド層を形成したことを特徴とする小型モータの磁気ノイ
    ズ防止装置。
JP57224136A 1982-12-21 1982-12-21 小型モータの磁気ノイズ防止方法 Granted JPS59117443A (ja)

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JP57224136A JPS59117443A (ja) 1982-12-21 1982-12-21 小型モータの磁気ノイズ防止方法

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JPS59117443A true JPS59117443A (ja) 1984-07-06
JPH0161012B2 JPH0161012B2 (ja) 1989-12-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058229A (ja) * 2001-06-25 2002-02-22 Hitachi Ltd 永久磁石型ブラシレス電動機とそれを用いたエアコン装置
JP2017015658A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 株式会社ジェイテクト 回転角検出装置
JP2017214617A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 新日鐵住金株式会社 磁気シールド鋼板およびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058229A (ja) * 2001-06-25 2002-02-22 Hitachi Ltd 永久磁石型ブラシレス電動機とそれを用いたエアコン装置
JP2017015658A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 株式会社ジェイテクト 回転角検出装置
JP2017214617A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 新日鐵住金株式会社 磁気シールド鋼板およびその製造方法

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