JPS6041796Y2 - モ−タのコア - Google Patents
モ−タのコアInfo
- Publication number
- JPS6041796Y2 JPS6041796Y2 JP1979087473U JP8747379U JPS6041796Y2 JP S6041796 Y2 JPS6041796 Y2 JP S6041796Y2 JP 1979087473 U JP1979087473 U JP 1979087473U JP 8747379 U JP8747379 U JP 8747379U JP S6041796 Y2 JPS6041796 Y2 JP S6041796Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- motor
- magnetic flux
- flux density
- magnetic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテープレコーダ等小型の電子機器に用いて好適
で磁束密度を低下させることなく且つ絶縁処理を施すこ
となく直接捲線できるモータのコアに関する。
で磁束密度を低下させることなく且つ絶縁処理を施すこ
となく直接捲線できるモータのコアに関する。
従来、小型のテープレコーダ等に使用されるモータにあ
っては小型で高出力、即ち形体出力比の大きいモータが
使用されている。
っては小型で高出力、即ち形体出力比の大きいモータが
使用されている。
このモータのコアの材質には硅素鋼板、フェライトが一
般的に使用されている。
般的に使用されている。
第1図は従来のスロットレスモータの断面図、第2図は
ここに使用されるボビン(但しコアを装着しである)の
斜視図である。
ここに使用されるボビン(但しコアを装着しである)の
斜視図である。
1は筐体、2は筺体1の内部に形成された筒状の軸受部
、3a、3bはこの軸受部2に取付けられた一対の軸受
、4はこれ等一対の軸受3 a t 3 bで支持さ
れる回転軸、5は軸受部2の外側に嵌合されたボビンで
あって円筒状部5aとこれと一体に半径方向に突出した
複数(例えば4個)の突起よりなるホルダ5bと、これ
等とは別体に形成された複数の突起よりなるホルダ5c
を有するキャップ部5dとから構成されている。
、3a、3bはこの軸受部2に取付けられた一対の軸受
、4はこれ等一対の軸受3 a t 3 bで支持さ
れる回転軸、5は軸受部2の外側に嵌合されたボビンで
あって円筒状部5aとこれと一体に半径方向に突出した
複数(例えば4個)の突起よりなるホルダ5bと、これ
等とは別体に形成された複数の突起よりなるホルダ5c
を有するキャップ部5dとから構成されている。
尚、このホルダ5Cは上述のホルダ5bと対向して同様
に形成されている。
に形成されている。
7は筒状のコアであって上述したボビン5の円筒状部5
a上に嵌合されており、この状態で各ホルダ51)v5
cはコア7の外周面より突出される。
a上に嵌合されており、この状態で各ホルダ51)v5
cはコア7の外周面より突出される。
9はコア7に接してホルダ5b、5c上に捲装されたコ
イル、10はコイル9の引出線等が配されるプリント基
板であり、ボビン5の下端に取付けられている。
イル、10はコイル9の引出線等が配されるプリント基
板であり、ボビン5の下端に取付けられている。
これ等にてステータ部が構成される。尚、コア7として
はフェライト又はソフトフェライトが使用されるが、ソ
フトフェライトは数種の合金を焼結して構成されており
、その鉄損は硅素鋼板の鉄損のj程度である。
はフェライト又はソフトフェライトが使用されるが、ソ
フトフェライトは数種の合金を焼結して構成されており
、その鉄損は硅素鋼板の鉄損のj程度である。
ところで、上述のようにコア7としてフェライトを使用
したモータにあってはフェライトの固有抵抗が高いので
直接捲線を施すことができ鉄損による電流が少ない利点
があるが、他方飽和磁束密度が低いので形状を小型化す
ることができない欠点がある。
したモータにあってはフェライトの固有抵抗が高いので
直接捲線を施すことができ鉄損による電流が少ない利点
があるが、他方飽和磁束密度が低いので形状を小型化す
ることができない欠点がある。
又、上述した構成においてもコア7として硅素鋼板(積
層コア)を使用することもでき、この場合は飽和磁束密
度が高く小型化できる利点があるが、固有抵抗が小さい
のでこのコア7上には直接捲線を施すことができず、又
鉄損による電流が多い欠点がある。
層コア)を使用することもでき、この場合は飽和磁束密
度が高く小型化できる利点があるが、固有抵抗が小さい
のでこのコア7上には直接捲線を施すことができず、又
鉄損による電流が多い欠点がある。
一方、テープレコーダ等小型の電子機器のモータとして
は、磁束密度を低下させることなく且つ絶縁処理を施す
ことなく直接捲線できるコアを用い全体として小52で
あるものが望まれる。
は、磁束密度を低下させることなく且つ絶縁処理を施す
ことなく直接捲線できるコアを用い全体として小52で
あるものが望まれる。
斯かる点に鑑み、本考案は構造簡単にしてテープレコー
ダ等小型の電子機器に用いて好適なモータのコアを提供
せんとするものである。
ダ等小型の電子機器に用いて好適なモータのコアを提供
せんとするものである。
以下第3図及び第4図を参照して本考案の各実施例につ
いて説明するに第1図と対応する部分には夫々同一符号
を付して説明を省略する。
いて説明するに第1図と対応する部分には夫々同一符号
を付して説明を省略する。
本考案によるモータのコア7は飽和磁束密度の高い磁性
材料よりなる第1のコア7aと固有抵抗の大きい磁性材
料よりなる第2のコア7bとより構威し、コイル9を固
有抵抗の大きい磁性材料よりなる第2のコア7b上にお
いて飽和磁束密度の高い磁性材料よりなる第1のコア7
aとは接触しないように捲装したものである。
材料よりなる第1のコア7aと固有抵抗の大きい磁性材
料よりなる第2のコア7bとより構威し、コイル9を固
有抵抗の大きい磁性材料よりなる第2のコア7b上にお
いて飽和磁束密度の高い磁性材料よりなる第1のコア7
aとは接触しないように捲装したものである。
即ち、第3図の例にあっては飽和磁束密度の高い材料、
例えば硅素鋼板を積層して構威した第1のコア7aをボ
ビン5に対接して配し、この硅素鋼板よりなる第1のコ
ア7aの円筒面上に固有抵抗の大きい磁性材料例えばソ
フトフェライトよりなる第2のコア7bを被着形成して
コア7を構威し、コイル9をフェライト7b上において
捲装したものである。
例えば硅素鋼板を積層して構威した第1のコア7aをボ
ビン5に対接して配し、この硅素鋼板よりなる第1のコ
ア7aの円筒面上に固有抵抗の大きい磁性材料例えばソ
フトフェライトよりなる第2のコア7bを被着形成して
コア7を構威し、コイル9をフェライト7b上において
捲装したものである。
尚、この場合コアの磁束密度は第1のコア7aの磁束密
度と第2のコア7bの磁束密度との平均値で表わされる
。
度と第2のコア7bの磁束密度との平均値で表わされる
。
第4図の例においては、上述した材料よりなる第1のコ
ア7aと第2のコア7bとを、回転軸4の軸方向に関し
て交互に積層し、且つ第1のコア7aの径φ4を第2の
コア7bのそれφbより小に即ち径φユ〈径φ、に選定
したものである。
ア7aと第2のコア7bとを、回転軸4の軸方向に関し
て交互に積層し、且つ第1のコア7aの径φ4を第2の
コア7bのそれφbより小に即ち径φユ〈径φ、に選定
したものである。
勿論第1のコア7aはそれ自体積層されたコアよりなる
ものである。
ものである。
尚、図面の例では第2のコア7bを3層となし、これら
間に第1のコア7aを介在させた場合であるが、勿論こ
の例に限られるものではない。
間に第1のコア7aを介在させた場合であるが、勿論こ
の例に限られるものではない。
かかる構成において、ホルダ5b及び5cを介して第2
のコア7b上に直接コイル9を巻装したものである。
のコア7b上に直接コイル9を巻装したものである。
第5図は更に他の実施例を示すものであって、本例は通
常の直流モータ(刷子及び整流子を有するモータ)のロ
ータを示しており、積層コアよりなる第1のコア7aの
外表面上を第2のコア7bにて覆った状態を示している
。
常の直流モータ(刷子及び整流子を有するモータ)のロ
ータを示しており、積層コアよりなる第1のコア7aの
外表面上を第2のコア7bにて覆った状態を示している
。
よってこの場合は、これらの各極上に直接コイル9を捲
装することができる。
装することができる。
尚ソフトフェライトとしては従来周知であるからその詳
細な説明は省略する。
細な説明は省略する。
斯くして、本考案モータのコアによれば飽和磁束密度の
高い磁性材料より成る第1のコアと、固有抵抗の大きい
磁性材料よりなる第2のコアとを巧みに組合わせたので
、飽和磁束密度を低下させることなく且つ絶縁処理を施
すことなく製造工程数を低減してコイルを直接固有抵抗
の大きい磁性材料上に捲線でき、小型のテープレコーダ
等に使用して好適な小型のモータを容易に製造すること
ができる。
高い磁性材料より成る第1のコアと、固有抵抗の大きい
磁性材料よりなる第2のコアとを巧みに組合わせたので
、飽和磁束密度を低下させることなく且つ絶縁処理を施
すことなく製造工程数を低減してコイルを直接固有抵抗
の大きい磁性材料上に捲線でき、小型のテープレコーダ
等に使用して好適な小型のモータを容易に製造すること
ができる。
又、モータのコアはソフトフェライト単体として形成上
たものよりも硅素鋼板等と組合わせて形成したものの方
が飽和磁束密度を増加させることができコアの形状を小
型化できる。
たものよりも硅素鋼板等と組合わせて形成したものの方
が飽和磁束密度を増加させることができコアの形状を小
型化できる。
更に、鉄損による電流を少なくすることができ、モータ
の消費電流を低減することができる。
の消費電流を低減することができる。
第1図は従来のモータの断面図、第2図はその一部の斜
視図、第3図は本考案の一実施例の断面図、第4図は本
考案の他の実施例の断面図、第5図は本考案の更に他の
実施例の要部斜視図である。 7aは第1のコア、7bは第2のコアである。
視図、第3図は本考案の一実施例の断面図、第4図は本
考案の他の実施例の断面図、第5図は本考案の更に他の
実施例の要部斜視図である。 7aは第1のコア、7bは第2のコアである。
Claims (1)
- 飽和磁束密度の高い磁性材料よりなる第1のコアと、該
第1のコアに被着形成された固有抵抗の大きい磁性材料
よりなる第2のコアとより成り、該第2のコア上に上記
第1のコアとは接触しないようにコイルを捲装するよう
にしたモータのコア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979087473U JPS6041796Y2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | モ−タのコア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979087473U JPS6041796Y2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | モ−タのコア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS564342U JPS564342U (ja) | 1981-01-16 |
JPS6041796Y2 true JPS6041796Y2 (ja) | 1985-12-19 |
Family
ID=29320691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979087473U Expired JPS6041796Y2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | モ−タのコア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041796Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005184872A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Nippon Steel Corp | モータのステータ磁心 |
JP2006081250A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Toyota Motor Corp | ステータコアおよびその製造方法 |
JP2006254561A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Nissan Motor Co Ltd | 回転電機 |
-
1979
- 1979-06-25 JP JP1979087473U patent/JPS6041796Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS564342U (ja) | 1981-01-16 |
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