JPS59116156A - 高炉急冷スラグの固結防止剤 - Google Patents

高炉急冷スラグの固結防止剤

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Publication number
JPS59116156A
JPS59116156A JP57223504A JP22350482A JPS59116156A JP S59116156 A JPS59116156 A JP S59116156A JP 57223504 A JP57223504 A JP 57223504A JP 22350482 A JP22350482 A JP 22350482A JP S59116156 A JPS59116156 A JP S59116156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blast furnace
slag
caking
furnace slag
preventing agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP57223504A
Other languages
English (en)
Inventor
長島 武雄
荒井 耕一
河本 敬之
木島 徹
土屋 桂
好伸 中村
明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Toho Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Toho Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Toho Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP57223504A priority Critical patent/JPS59116156A/ja
Publication of JPS59116156A publication Critical patent/JPS59116156A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高炉急冷スラグの固結防止剤に関するものであ
り、詳しくは、ソルビトールを主成分として含有し、こ
れを高炉急冷スラグに添加することにより、その高炉急
冷スラグの固結を長期間抑制することを可能とした、高
炉急冷スラグの固結防止剤に関するものである。
溶鉱炉(通常高炉と称す)から出る溶融スラグを、水、
空気等を用いて急冷処理することにより得られる粒状の
高炉急冷スラグは、近年天然砂の枯渇あるいは天然砂の
品質低下に伴って、その代替あるいは品質調整用に、広
くセメント・モルタル、コンクリート用細骨材として利
用されるようになった。
(1) この高炉急冷スラグには、その急冷処理の方法により、
水砕スラグ、風砕スラグ等がある。
高炉水砕スラグや風砕スラグは、急冷処理により得られ
た直後で粒形及び粒径が不揃いであるため、多くの場合
、更に再粉砕して粒径等を整える加工処理が行なわれる
。その結果、加工前にむいても空気中で固結する傾向に
あった高炉水砕スラグが、加工後はより一層固結しやす
い状態となり、貯蔵あるいは運搬に際して固結を防止す
ることが必要である。
このような高炉急冷スラグの固結性は、その粒径によっ
て異なり、粒径の小さいもの程固結しやすい。まな、野
積みに際して、特に夏季に固結が起こりやすいことから
、温度が高い程固結しやすい性質がある。従って、夏季
には何らかの固結防止対策を施す必要が生じている。
このような状況に対して、高炉急冷スラグの固結を防止
するために、第一の方法として、急冷スラグ製造工程あ
るいは加工処理工程において、または製造後に事後処理
工程を設けて、特定の薬剤rす) をこの急冷スラグに添加することにより、固結すること
のない高炉急冷スラグを得る方法が提案されている。そ
のような薬剤例が、特開昭54−130496号公報に
よる脂肪族オキシカル?ン酸系の固結防止剤であり、特
開昭56−78624号公報によるリグニンスルホン酸
系の固結防止剤である。
第二の方法としては、特開昭54−112304号公報
に水砕スラグの炭酸ガス処理法が提案されている。これ
は、炭酸ガスを加工水砕スラグと接触させることにより
、このスラグを不活性な固結性のないものとするのであ
るが、設備面で新たな別の装置を導入する必要があり、
前記の季節的変動を考慮すると、その処理コストが高く
つく。
そこで、コストを最も安くするためには、現設備に若干
の付加的装置を取り付けるだけで可能と考えられる第一
の方法が好ましい。
本発明らは、かかる状況のもとで、高炉急冷スラグの固
結を長期間にわたって防止しうる薬剤を求めて鋭意実験
検討を行なった結果、新たに上記目的に対して充分に納
得できうる本発明を成し遂げたものである。
即ち、本発明の要旨は、ソルビトールを主成分とする高
炉急冷スラグの固結防止剤である。
このソルビトールを有効成分として含有する本発明の固
結防IE剤は、破砕加工処理後の高炉急冷スラグに有効
であると共に、加工処理前の急冷スラグに対してももち
ろん有効である。
また、本発明の固結防止剤は、前記の成分を含むことは
必須の条件であるが、これらは純粋である必要はない。
化学工業における副産物等で、前記の成分を含んでおり
、さらに水分または不純物等を他に含んでいても、水溶
性があれば取り扱いが容易であり、有効である。
本発明の固結防止剤を用いて高炉急冷スラグを処理する
と、長期間固結防止効果が得られるが、これは、水砕ス
ラグ表面のカルシウム分とソルビトールとが反応して塩
様付加化合物を生じ、この化合物が水に溶けにくいため
に、高炉急冷スラグ粒子を覆う結果、粒子同士の接触を
妨げ、あるいはカルシウム分を溶出させない等の効果に
より、固結を防止すると考えられる。
次に、本発明の固結防止剤で処理する際に必要とされる
薬剤の添加量は、高炉急冷スラグの重量に対し該薬剤を
少なくとも0.001重量パーセント以上加えるのが好
ましく、夏期の30℃以上の高温下で屋外に1.1.I
積みする際でも、0.02重量・そ−セント以上添加す
れば固結は生じない。この添加量は、高炉急冷スラグの
固結防止効果を充分に発揮させるなめ、貯蔵環境である
温度及び湿度、貯蔵期間の長短、急冷スラグの粒度分布
等の性状、また、その用途によって決定されるものであ
るが、1ケ月以上の長間間にわたる貯蔵、あるψは、完
全な固結防止の必要がある場合でも、0.02重重量4
−セント以−に添加すればよい。しかし、あまり多く添
加すると、特別顕著な効果を期待できない上に、経済上
コストが高くつき、また、セメント・モルタルあるいけ
コンクリート用細骨材として使用する際に悪影響を及ぼ
す心配があるので、0.06重量・9−セント以下の添
加量に抑えることが好ま(5) しい。
上記の必要とされる添加量の薬剤を高炉急冷スラグに付
加する方法としては、相当する添加量となるように水溶
液として希釈し濃度調整を行なった後、該水溶液を急冷
スラグに加えればよい。そのための方法としては、高炉
急冷スラグの積み付は山にスプリンクラ−などを用いて
薬剤溶液を散布する方法、水槽中に薬剤の水溶液を入れ
、そこに急冷スラグを通す方法、高炉急冷スラグを再破
砕して加工処理する際に、シャワー等を用いて薬剤水溶
液を添加する方法等が考えられる。この方法については
何ら制限するところではないが、できる限り均一に薬剤
が分散する方法を選ぶ必要がある。
一方、前記薬剤添加量の範囲内でセメント・モルタル及
びコンクリートに使用し念ところ何ら問題なく、セメン
ト・モルタルあるいはコンクリートに対し細骨材として
の使用が可能であり、本発明の高炉急冷スラグ固結防止
剤が充分に有効であることがわかった。
(6) 以上のように、本発明の固結防止剤を匝用することによ
り、経済的に、かつ、充分に高炉急冷スラグの固結防止
を行なうことができる。
以下、本発明の高炉急冷スラグ用固結防止剤の使用実施
例を挙げて説明するが、本発明はこれによって限定され
るものではない。
実施例1 次のような性状を有する加工処理後の高炉水砕スラグを
試料とし念。
洗い試験 2.21 %  (JIS−A−1103に
ょる〕粗粒率2.945  (JIS−A−1102に
、lニル)まず、表IK示した各種薬剤について250
倍の希釈水溶液を調整し、一方で、上記の加工水砕スラ
グを減圧乾燥して、1試料につき2 Okyずつ分取し
た。次に、調整した薬剤水溶液をそれぞれの試料スラブ
に1.5 kgずつ添加し、全体が充分に均一と寿るよ
う、ミキサーを用いて各試料を混合攪拌した・また・薬
剤無添加のものについては、単に水だけを1.5kg添
加した。こうしてできた水砕スラグ処理済試料をガロン
缶(181缶)に装入し、前後左右にゆすり動かして内
容物を固く締め、しかる後に密封して屋外で養生した。
固結状態は、ASTM C403−65Tによるゾロフ
タ−貫入抵抗法に準じ、針頭1dの貫入針をゆっくりと
所定の深さまで貫入して、そのとき必要とした力の単位
長さ当たりの値、すなわち、貫入抵抗値により評価する
方法がある。ここでは、貫入深さを20ctnとし、1
0日毎にこの値を測定した。
この貫入抵抗値は、その値が大きい程固結が進んでいる
ことを示し、固結が生じていない場合には、養生後も最
初の貫入抵抗値とほぼ同じ値で推移する。
こうして行なった実験の結果が表1である。
何も薬剤を添加していないブランクの場合に比べると、
本発明による試料&2については全く固結が生じていな
い。また、試料煮3〜5の結果から、O,OO17ft
t%の添加でも固結防止効果が現れており、0.005
重t%も加えれば充分な効果が得られる。なお、屋外養
生中の気温は、平均25〜30℃のレベルであった。
実施例2 次に、下記のような性状を有する加工処理後の高炉水砕
スラグを用いて実際に山積みし、その固結状況を実施例
1と同じ貫入抵抗値によって観察した。
洗い試験 2.21 %   (JIS−A−1103
によル)粗 粒 率 2.922    (JIS−人
−1102による)薬剤は、加工処理の破砕直前で、薬
剤濃度0.75重1=2となるように調整した薬剤水溶
液を、水砕スラグ1トンに対して40リツトルの割合で
スグレー散布して添加した。
この処理済水砕スラグ30トンを、屋外で約3メートル
の高さの山に積み、その後約1ケ月間の山の固結状況を
調べた。その結果を薬剤無添加のものと比較して表2に
、示す。なお、この期間の平均気温は25〜30℃のレ
ベルであった。
これから、実際の積み付は山においても、本発明による
薬剤が充分な固結防止効果を示すことがわかる。ここで
は、実施例1のようなガロン缶容器による拘束がないた
め、表1の値と比べて5分の1から10分の1の値とな
っている。ここでの固結の目安としては、貫入抵抗値0
.45 kg/crn以上がほぼ固結状態にあるとして
よい。
表1 貫入抵抗値の変化(実施例1)〔単位: kg/
6n)表2 貫入抵抗値の変化(実施例2) 〔単位:
kg/crn〕東京都葛飾区東四つ本2−21− 13東邦化学工業株式会社内 ■出 願 人 東邦化学工業株式会社 東京都中央区日本橋蛎殻町1− 4−9

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ソルビトールを主成分とする高炉急冷スラグの固結防止
    剤。
JP57223504A 1982-12-20 1982-12-20 高炉急冷スラグの固結防止剤 Pending JPS59116156A (ja)

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Cited By (4)

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