JPS59113875A - 梅ジユ−スの製造方法 - Google Patents
梅ジユ−スの製造方法Info
- Publication number
- JPS59113875A JPS59113875A JP57222482A JP22248282A JPS59113875A JP S59113875 A JPS59113875 A JP S59113875A JP 57222482 A JP57222482 A JP 57222482A JP 22248282 A JP22248282 A JP 22248282A JP S59113875 A JPS59113875 A JP S59113875A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- juice
- weight
- liquid
- stock solution
- water
- Prior art date
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- Granted
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- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、梅ジュースの製造方法に関し、特に烏梅を用
いた梅ジュースの製造方法に関する。
いた梅ジュースの製造方法に関する。
烏梅(ウーメ)は、梅を栗の木又はわらを用いて燻製に
した後素焼の瓶等に入れて土中に2年程度寝かせて作成
される。この烏梅は中国が原産地であり、独特な味及び
快美な香気を有している。
した後素焼の瓶等に入れて土中に2年程度寝かせて作成
される。この烏梅は中国が原産地であり、独特な味及び
快美な香気を有している。
そこで、本発明者は烏梅を用いて今までに無い梅ジュー
スを作成することを考えたが、烏梅は燻製品であること
からその成分を完全に抽出できず、また天然物であるか
ら味覚や香りにばらつきが生じ又短期間で味覚が変化し
てしまう等の問題があり、製品化が非常に困難であった
。
スを作成することを考えたが、烏梅は燻製品であること
からその成分を完全に抽出できず、また天然物であるか
ら味覚や香りにばらつきが生じ又短期間で味覚が変化し
てしまう等の問題があり、製品化が非常に困難であった
。
本発明の目的は、味覚及び香シが優れかつ変化すること
のない烏梅を用いた梅ジュースの製造方法を提供するこ
とにある。
のない烏梅を用いた梅ジュースの製造方法を提供するこ
とにある。
本発明は、烏梅約60重量%、乾燥させた山シんご約2
5重量%、甘草約11重量%、桂花及び/又は陳皮約4
重量%を木綿の晒袋に詰め、この袋を水を有するタンク
内で加熱しつつ循環させ、烏梅等の成分を含む液体を作
成し、この液体を濾過することによりジュース原液を得
る工程、この原液約6〜8重量%、ぶどう糖及び果糖約
12〜13、重量%、桂花の香料をアルコール抽出して
成る香料液約0.1重量%、イオン交換処理して得た水
残量を混合し、この混合液を適宜酸度及び色調整して真
空中で加熱処理する工程から成ることを特徴とする梅ジ
ュースの製造方法である。
5重量%、甘草約11重量%、桂花及び/又は陳皮約4
重量%を木綿の晒袋に詰め、この袋を水を有するタンク
内で加熱しつつ循環させ、烏梅等の成分を含む液体を作
成し、この液体を濾過することによりジュース原液を得
る工程、この原液約6〜8重量%、ぶどう糖及び果糖約
12〜13、重量%、桂花の香料をアルコール抽出して
成る香料液約0.1重量%、イオン交換処理して得た水
残量を混合し、この混合液を適宜酸度及び色調整して真
空中で加熱処理する工程から成ることを特徴とする梅ジ
ュースの製造方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
先ず第一に梅ジュースの原液を作成する工程について説
明する。即ち、烏梅60重量%、乾燥させた由りんと2
5重量%、甘草11ffi:if%、陳皮2重量%、桂
花2重量%の割合で木綿の晒袋に詰める。甘草はあっさ
りとした甘さの原液を得るために用いられ、又陳皮と桂
花は烏梅の燻製臭と渋み及び甘草の苦みを除去するため
に用いられ、これにより得られる梅ジュースの味が非常
にまろやかになる。そして、陳皮と桂花はいずれか一方
を用いてもよく、この場合には4重量%の重量比で袋に
詰める。袋内には通常1 kr〜3稀の重量になるよう
に前記烏梅等が詰められる。
明する。即ち、烏梅60重量%、乾燥させた由りんと2
5重量%、甘草11ffi:if%、陳皮2重量%、桂
花2重量%の割合で木綿の晒袋に詰める。甘草はあっさ
りとした甘さの原液を得るために用いられ、又陳皮と桂
花は烏梅の燻製臭と渋み及び甘草の苦みを除去するため
に用いられ、これにより得られる梅ジュースの味が非常
にまろやかになる。そして、陳皮と桂花はいずれか一方
を用いてもよく、この場合には4重量%の重量比で袋に
詰める。袋内には通常1 kr〜3稀の重量になるよう
に前記烏梅等が詰められる。
このように烏梅等を木綿の晒袋に詰めた後はこの袋を循
環式のタンク内に入れる。タンク内には体積比で約5倍
の水が充填されておシ、前記袋はこのタンク内で90℃
〜95℃の温度で約10時間循環されつつ加熱される
。タンク内でのこの加熱で、袋内の烏梅等の成分は水に
溶は出すが、烏梅は燻製品であることから、上述したよ
うに少なくとも10時間循環させた状態で加熱する必要
があシ、これによシ烏梅の成分は殆んど水に溶は出す。
環式のタンク内に入れる。タンク内には体積比で約5倍
の水が充填されておシ、前記袋はこのタンク内で90℃
〜95℃の温度で約10時間循環されつつ加熱される
。タンク内でのこの加熱で、袋内の烏梅等の成分は水に
溶は出すが、烏梅は燻製品であることから、上述したよ
うに少なくとも10時間循環させた状態で加熱する必要
があシ、これによシ烏梅の成分は殆んど水に溶は出す。
ところで加熱温度90℃ 〜95℃ の範囲に設定して
いるが、これは90℃以下であると烏梅の成分が水に充
分に溶は出さず、95℃ 以上であると水の蒸発量が大
きくなってしまうことによる。
いるが、これは90℃以下であると烏梅の成分が水に充
分に溶は出さず、95℃ 以上であると水の蒸発量が大
きくなってしまうことによる。
また、木綿の晒袋を用いるのは、加熱時に発生する濁シ
の原因となる・ぐブチン化合物や残滓が木綿の繊維にて
袋外に出るのをある程度阻止できることによる。
の原因となる・ぐブチン化合物や残滓が木綿の繊維にて
袋外に出るのをある程度阻止できることによる。
このようにして烏梅等の成分を含む液体を作成した後は
この液体を成分と水との比が約5倍になるように比重調
整し、遠心分離器によシ濾過して液体中に含址れている
粒状滓を除去する。次いで、この液体にペプチン分解酵
素を添加して液体中のペゾチンを分解することによシ液
体の濁シを完全に取り除き、ジュース原液を得る。この
ジュース原液は真空中でホットパックしておく。
この液体を成分と水との比が約5倍になるように比重調
整し、遠心分離器によシ濾過して液体中に含址れている
粒状滓を除去する。次いで、この液体にペプチン分解酵
素を添加して液体中のペゾチンを分解することによシ液
体の濁シを完全に取り除き、ジュース原液を得る。この
ジュース原液は真空中でホットパックしておく。
一方、ジュース原液の作成とは別に桂花の香料をアルコ
ール抽出して香料液を作成し、この香料液も真空中でホ
ットノミツクしておく。
ール抽出して香料液を作成し、この香料液も真空中でホ
ットノミツクしておく。
次に、上述のジュース原液を用いた梅ジュースの作成工
程について説明する。即ち、ジュース原液6〜8重量%
、ぶどう糖と果糖12〜13重量%、香料液約0.1重
量%、イオン交換処理して得た水残量を混合すると共に
この混合液にクエン酸0.2〜0.3重量%とカラメル
約0.001重量%とを添加する。クエン酸は酸度調整
のために添加されておシ、リンゴ酸であってもよい。カ
ラメルは色調整のために添加されている。
程について説明する。即ち、ジュース原液6〜8重量%
、ぶどう糖と果糖12〜13重量%、香料液約0.1重
量%、イオン交換処理して得た水残量を混合すると共に
この混合液にクエン酸0.2〜0.3重量%とカラメル
約0.001重量%とを添加する。クエン酸は酸度調整
のために添加されておシ、リンゴ酸であってもよい。カ
ラメルは色調整のために添加されている。
このように酸度及び色調製した混合液は真空中で加熱処
理され、これにより梅ジュースを得ることができる。
理され、これにより梅ジュースを得ることができる。
尚、後の工程において、防腐剤を少量添加してもよい。
以上説明したように、本発明によれば、烏梅の成分を完
全に抽出して味覚及び香シの一定な梅ジュースを得るこ
とができる。従って、烏梅を主原料とした特殊な味及び
快美な香気を有する今までに無い梅ジュースを提供でき
る。また、上述したように全ての原料が天然物であシ、
合成添加物が全く使用されていないので、健康飲料とし
て好適な梅ジュースが得られる。
全に抽出して味覚及び香シの一定な梅ジュースを得るこ
とができる。従って、烏梅を主原料とした特殊な味及び
快美な香気を有する今までに無い梅ジュースを提供でき
る。また、上述したように全ての原料が天然物であシ、
合成添加物が全く使用されていないので、健康飲料とし
て好適な梅ジュースが得られる。
特許出願人 亜細亜産商株式会社
手続補正書(自発)
昭和58年2月、日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1、事件の表示
特願昭57−222482号
2、発明の名称
梅ジュースの製造方法
3補正をする者
事件との関係 特許出願人
住 所 東京都千代田区丸の内2丁目2番1号岸本ピル
505号ニー拳ニス・ジエイ内名称 亜細亜産′商株式
会社 傾者田栗和親 4、代理人 住 所 東京都豊島区目白3丁目7番6号長谷川ピル3
F477一
505号ニー拳ニス・ジエイ内名称 亜細亜産′商株式
会社 傾者田栗和親 4、代理人 住 所 東京都豊島区目白3丁目7番6号長谷川ピル3
F477一
Claims (1)
- 烏梅約60重量%、乾燥させた山シんご約25重−量チ
、甘草約11重量%、桂花及び/又は陳皮約4重量%を
木綿の晒袋に詰め、該袋を水が充填されているタンク内
で加熱しつつ循環させて前記烏梅等の成分を含む液体を
作成し、その後肢液体を濾過することによりジュース原
液を得る工程、この得られた原液約6〜8重量%、ぶと
う糖及び果糖約12〜13重量%、桂花の香料をアルコ
ール抽出して成る香料液約061重量%、イオン交換処
理して得た水残量を混合すると共に該混合液を適宜酸度
及び色調整して真空中で加熱処理する工程から成ること
を特徴とする梅ジュースの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57222482A JPS6028264B2 (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 梅ジユ−スの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57222482A JPS6028264B2 (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 梅ジユ−スの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59113875A true JPS59113875A (ja) | 1984-06-30 |
JPS6028264B2 JPS6028264B2 (ja) | 1985-07-03 |
Family
ID=16783112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57222482A Expired JPS6028264B2 (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 梅ジユ−スの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028264B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0748267A (ja) * | 1993-08-04 | 1995-02-21 | Asahi Breweries Ltd | イチョウ葉エキスおよび烏梅エキス含有生薬エキスおよび該生薬エキス含有健康飲料 |
CN1039669C (zh) * | 1993-04-23 | 1998-09-09 | 黄国庆 | 海棠汁饮料及其制法 |
US6855352B2 (en) * | 2000-09-12 | 2005-02-15 | The Nikka Whisky Distilling Co., Ltd. | Wild apple polyphenol and process for producing the same |
JP2012095616A (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-24 | Kao Corp | 苦味抑制剤 |
CN102551132A (zh) * | 2010-12-22 | 2012-07-11 | 张永宏 | 杏皮水及其制备工艺 |
CN104222463A (zh) * | 2014-07-31 | 2014-12-24 | 芜湖野树林生物科技有限公司 | 海棠果蜜饯的制备方法 |
CN104366645A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-02-25 | 南京林业大学 | 一种青梅精的制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106962893B (zh) * | 2017-03-21 | 2020-10-09 | 舟山昌国食品有限公司 | 一种冷冻虾仁品质改良剂 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141475A (en) * | 1974-10-01 | 1976-04-07 | Otani Takashi | Suwanmeitanno seizohoho |
-
1982
- 1982-12-17 JP JP57222482A patent/JPS6028264B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2012095616A (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-24 | Kao Corp | 苦味抑制剤 |
CN102551132A (zh) * | 2010-12-22 | 2012-07-11 | 张永宏 | 杏皮水及其制备工艺 |
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CN104366645A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-02-25 | 南京林业大学 | 一种青梅精的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6028264B2 (ja) | 1985-07-03 |
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