JPS5911317A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS5911317A JPS5911317A JP11933182A JP11933182A JPS5911317A JP S5911317 A JPS5911317 A JP S5911317A JP 11933182 A JP11933182 A JP 11933182A JP 11933182 A JP11933182 A JP 11933182A JP S5911317 A JPS5911317 A JP S5911317A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- parts
- resin composition
- weight
- compound
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、脂環式エポキシ樹脂１組放物に係り、−液性
で、かつ室温における保存安定性がすぐれ、加熱時には
速やかに硬化し、すぐれた諸物性を有する硬化物を与え
る脂環式エポキシ樹脂系組成物に関する。
で、かつ室温における保存安定性がすぐれ、加熱時には
速やかに硬化し、すぐれた諸物性を有する硬化物を与え
る脂環式エポキシ樹脂系組成物に関する。
・ エポキシ樹脂の硬化については、エポキシ樹脂に有
機カルボン酸無水物やポリアミン、あるいはフェノール
樹脂等の硬化剤を配合する方法あるいはＢＦ３錯体等の
硬化触媒を添加する方法が通常行なわれている。
機カルボン酸無水物やポリアミン、あるいはフェノール
樹脂等の硬化剤を配合する方法あるいはＢＦ３錯体等の
硬化触媒を添加する方法が通常行なわれている。
しかしながら、前者の場合には配合物が室温ですみやか
に増粘、あるいは固化するため、長期間保存することが
できないという欠点がある。
に増粘、あるいは固化するため、長期間保存することが
できないという欠点がある。
後者のＢＦ３錯体を添加する系、あるいはジシアンジア
ミド等をあらかじめエポキシ樹脂に混ぜる系は一液性エ
ボキシ倒脂と称し、比較的室温での貯蔵安定性（ポット
ライフ）があり、使用に際して配合作業の必要がないこ
とから、現場装置の簡素化、人手の節減、配合時の不良
品発生が防止できる等々の多（の利点を有している。
ミド等をあらかじめエポキシ樹脂に混ぜる系は一液性エ
ボキシ倒脂と称し、比較的室温での貯蔵安定性（ポット
ライフ）があり、使用に際して配合作業の必要がないこ
とから、現場装置の簡素化、人手の節減、配合時の不良
品発生が防止できる等々の多（の利点を有している。
しかしながら、一般に作業性の面から安水される速硬化
性と、保存時の安定性は両立が難しく、これらを同時に
達成するような一液性エボキシ樹脂組成物の開発が望ま
れている。
性と、保存時の安定性は両立が難しく、これらを同時に
達成するような一液性エボキシ樹脂組成物の開発が望ま
れている。
脂環式エポキシ樹脂に関して、ＢＦａアミン錯体を硬化
触媒として添加混合したー液性エポキシ樹脂組成物は、
ポットライフが極めて短かく、このままでは通常の保存
に耐えないという欠点を有して〜する。
触媒として添加混合したー液性エポキシ樹脂組成物は、
ポットライフが極めて短かく、このままでは通常の保存
に耐えないという欠点を有して〜する。
一方、アミン類をさらに添加するとポットライフ延長効
果があることは既知である（特開昭５６−１３５５２１
など）が特にその効果のすぐれたアルカノールアミン類
は脂環式エポキシ樹脂と相溶性が悪（，２層分離を起こ
してこのままでは実用できないなどの間；辿がある。
果があることは既知である（特開昭５６−１３５５２１
など）が特にその効果のすぐれたアルカノールアミン類
は脂環式エポキシ樹脂と相溶性が悪（，２層分離を起こ
してこのままでは実用できないなどの間；辿がある。
本発明者等は、以上の点に鑑み、硬化物の耐熱性、電気
特性が特にすぐれている脂環式エポキシ樹脂の一液性エ
ボキシ樹脂組成物を開発せんと鋭意検討した結果、アル
カノールアミン化合物と多価アルコール類とを脂環式エ
ポキシ樹脂−ＢＦａアミン錯体配合物に添加すると、そ
の組成物は加熱時の速硬化性を失うことな（長いポット
ライフを有する均一な液体となることを見出し、本発明
を見い出すに到った。
特性が特にすぐれている脂環式エポキシ樹脂の一液性エ
ボキシ樹脂組成物を開発せんと鋭意検討した結果、アル
カノールアミン化合物と多価アルコール類とを脂環式エ
ポキシ樹脂−ＢＦａアミン錯体配合物に添加すると、そ
の組成物は加熱時の速硬化性を失うことな（長いポット
ライフを有する均一な液体となることを見出し、本発明
を見い出すに到った。
すなわち、本発明は
（１）脂環式エポキシ樹脂１００重量部に対して（２）
ＢＦ３アミン錯体１〜１５重量部と（３） アル
カノールアミン化合物を０．１〜１０重量部と （４）多価アルコール化合物０．１〜２０重量部とを配
合することを特徴とするエポキシ樹脂組成物である。
ＢＦ３アミン錯体１〜１５重量部と（３） アル
カノールアミン化合物を０．１〜１０重量部と （４）多価アルコール化合物０．１〜２０重量部とを配
合することを特徴とするエポキシ樹脂組成物である。
本発明に用いる脂環式エポキシ樹脂としては、（、Ｈ３
などがあり、単独または２種以上を混合して用いること
ができる。
ができる。
本発明に用いるＢＦａアミン錯体としては、ＢＦ３のモ
ノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、
モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン
、モツプチルアミン、ジブチルアミン、トリブチルアミ
ン、シクロヘキシルアミン、ピペリジン、ベンジルアミ
ン、モルホリン、ピリジン錯体などがある。これらのＢ
Ｆ３アミン錯体は脂環式エポキシ樹脂１００部に対し１
〜１５重量部、好ましくは２〜１０重量部を用いる。
ノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、
モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン
、モツプチルアミン、ジブチルアミン、トリブチルアミ
ン、シクロヘキシルアミン、ピペリジン、ベンジルアミ
ン、モルホリン、ピリジン錯体などがある。これらのＢ
Ｆ３アミン錯体は脂環式エポキシ樹脂１００部に対し１
〜１５重量部、好ましくは２〜１０重量部を用いる。
ＢＦ２錯体の添加量は多すぎるとポットライフが短かく
なり、少なすぎると加熱硬化時の硬化速度がおそくなる
。
なり、少なすぎると加熱硬化時の硬化速度がおそくなる
。
本発明に用いるアルカノールアミン化合物はエポキシ樹
脂とＢＦ３アミン錯体な混合したー液性エポキシ樹脂組
成物のポットライフを長くする効果を有し、具体例とし
てはモノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリ
エタノールアミン、ジメチルアミノエタノール、ジエチ
ルアミノエタノ−５＝ 一ル、モノ（又はジ又はトリ）インプロパツールアミン
などがある。アルカノールアミンの添加量は脂環式エポ
キシド１００重を部に対して０１〜１０重量部、好まし
くは０．５〜５重ψ部である。
脂とＢＦ３アミン錯体な混合したー液性エポキシ樹脂組
成物のポットライフを長くする効果を有し、具体例とし
てはモノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリ
エタノールアミン、ジメチルアミノエタノール、ジエチ
ルアミノエタノ−５＝ 一ル、モノ（又はジ又はトリ）インプロパツールアミン
などがある。アルカノールアミンの添加量は脂環式エポ
キシド１００重を部に対して０１〜１０重量部、好まし
くは０．５〜５重ψ部である。
本発明に用いる多価アルコール化合９勿は２価あるいは
３価以上のアルコールを用いることができる。例えば、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、７４種ポリエチレンクリコール、プロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、１．３
ブチレングリコール、１．４ブチレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、トリメチロールエタン等があるが、ジオールであ
ることが好ましい。その添加ｆＩｔは脂環式エポキシ樹
脂１００Ｎｉｉｉ一部に対しＯ：１〜２０ｆｉ量部、好
ましくは０５〜１０重′Ｍ部である。その使用賃が少な
いとアルカノールアミンが組成物中で２層分離し、多す
ぎると逆に多価アルコール自身が２層分離する。
３価以上のアルコールを用いることができる。例えば、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、７４種ポリエチレンクリコール、プロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、１．３
ブチレングリコール、１．４ブチレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、トリメチロールエタン等があるが、ジオールであ
ることが好ましい。その添加ｆＩｔは脂環式エポキシ樹
脂１００Ｎｉｉｉ一部に対しＯ：１〜２０ｆｉ量部、好
ましくは０５〜１０重′Ｍ部である。その使用賃が少な
いとアルカノールアミンが組成物中で２層分離し、多す
ぎると逆に多価アルコール自身が２層分離する。
これらの４成分は５０℃、好ましくは３０℃以 ６−
下で混合することが好ましい。この組成物に、さらに無
機フィラーとしてシリカ分末、アルミナ、炭酸カルシウ
ム、さらには鉄粉、アルミニウム粉末等を混合すること
もできる。
機フィラーとしてシリカ分末、アルミナ、炭酸カルシウ
ム、さらには鉄粉、アルミニウム粉末等を混合すること
もできる。
本発明のエポキシ樹脂組成物は一液性であり、室温にお
げろ長期の保存安定性にすぐれているため、電気絶縁材
料、成型材料、注型材料、絶縁フェス塗料、接着剤等に
用いることができる。
げろ長期の保存安定性にすぐれているため、電気絶縁材
料、成型材料、注型材料、絶縁フェス塗料、接着剤等に
用いることができる。
以下本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。文
中、部数は重量部数をあられす。
中、部数は重量部数をあられす。
実施例１゜
、（旨１式、、ｔ！ヤツ樹ｊ１□ヤ。ヤヶイ）”２（１
２１（註”）（商品名 ダイセル化学工業株式会社製）
１００部にＢＦ３旬ピペリジン錯体５部、ジエチレング
リコール１部、トリエタノールアミン２部を混合し、透
明で均一なエポキシ樹脂組成物を得た。
２１（註”）（商品名 ダイセル化学工業株式会社製）
１００部にＢＦ３旬ピペリジン錯体５部、ジエチレング
リコール１部、トリエタノールアミン２部を混合し、透
明で均一なエポキシ樹脂組成物を得た。
この組成物を１５０℃で３時間加熱硬化させたところ、
熱変型温度１６０℃の硬化物が得られた。
熱変型温度１６０℃の硬化物が得られた。
この組成物は４０℃で４ケ月ものポットライ（ｄ土２
） フ を有し、かつ１５０℃においては４分間で硬化
した。（１３） （註ｌ） 七ロキサイド２０２１ １ （註２） ポットライフの測定 ５ｍｌのガラスアンプルに２ｇのエポキシ樹脂組成物を
入れ、４０℃で保存し 粘度の経時変化を１〜．察した。
） フ を有し、かつ１５０℃においては４分間で硬化
した。（１３） （註ｌ） 七ロキサイド２０２１ １ （註２） ポットライフの測定 ５ｍｌのガラスアンプルに２ｇのエポキシ樹脂組成物を
入れ、４０℃で保存し 粘度の経時変化を１〜．察した。
ガラスアンプルを倒立させたとき内容
液の流動性がな（なった時間をポット
ライフとした。
（註３）硬化時間
配合物を１５０℃で加熱したとき、ス
テンレス俸で上から押え、柔軟性がな
くなった時間（分）を硬化時間とした。
配合物の性状及び１５０℃での硬化時間、４０℃におけ
るボンドライフを表１に示した。
るボンドライフを表１に示した。
′上記実施例より本発明の一液性エボキシ樹脂謝放物は
すぐれた保存安定性と加熱時における速やかなる硬化性
を同時に有することは明らかであり、電気分野をはじめ
とする種々な工業材料として有益なものである。
すぐれた保存安定性と加熱時における速やかなる硬化性
を同時に有することは明らかであり、電気分野をはじめ
とする種々な工業材料として有益なものである。
特許出願人
ダイセル化学工業株式会社
１０−
手続補正書（方式）
％式％
１ 事件の表示 昭和５７年特許願第１１９３３１号
２ 発明の名称 エポキシ樹脂組成物３ 補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府堺市鉄砲町１番地 ５ 補正の対象 明細書全文 ６ 補正の内容 別紙の通り （内容に変更なし）
２ 発明の名称 エポキシ樹脂組成物３ 補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府堺市鉄砲町１番地 ５ 補正の対象 明細書全文 ６ 補正の内容 別紙の通り （内容に変更なし）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）脂環式エポキシ樹脂１００重量部に対し、ｆ２１
ＢＦ３アミン錯体を１〜１５＠量部（３） アル
カノールアミン化合物０．１〜１０重量部 （４）多価アルコール化合物を０．１〜２０重量部配合
することを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11933182A JPS5911317A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11933182A JPS5911317A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | エポキシ樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5911317A true JPS5911317A (ja) | 1984-01-20 |
Family
ID=14758828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11933182A Pending JPS5911317A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911317A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013153988A1 (ja) | 2012-04-13 | 2013-10-17 | 株式会社ダイセル | ジエポキシ化合物、及びその製造方法 |
| WO2014181787A1 (ja) | 2013-05-10 | 2014-11-13 | 株式会社ダイセル | 硬化性エポキシ樹脂組成物及びその硬化物、ジオレフィン化合物及びその製造方法、並びにジエポキシ化合物の製造方法 |
| WO2014181699A1 (ja) | 2013-05-10 | 2014-11-13 | 株式会社ダイセル | 硬化性エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
| WO2015178373A1 (ja) * | 2014-05-20 | 2015-11-26 | 株式会社ダイセル | エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
-
1982
- 1982-07-08 JP JP11933182A patent/JPS5911317A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013153988A1 (ja) | 2012-04-13 | 2013-10-17 | 株式会社ダイセル | ジエポキシ化合物、及びその製造方法 |
| WO2014181787A1 (ja) | 2013-05-10 | 2014-11-13 | 株式会社ダイセル | 硬化性エポキシ樹脂組成物及びその硬化物、ジオレフィン化合物及びその製造方法、並びにジエポキシ化合物の製造方法 |
| WO2014181699A1 (ja) | 2013-05-10 | 2014-11-13 | 株式会社ダイセル | 硬化性エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
| KR20160006199A (ko) | 2013-05-10 | 2016-01-18 | 주식회사 다이셀 | 경화성 에폭시 수지 조성물 및 그의 경화물 |
| KR20160006198A (ko) | 2013-05-10 | 2016-01-18 | 주식회사 다이셀 | 경화성 에폭시 수지 조성물 및 그의 경화물, 디올레핀 화합물 및 그의 제조 방법, 및 디에폭시 화합물의 제조 방법 |
| WO2015178373A1 (ja) * | 2014-05-20 | 2015-11-26 | 株式会社ダイセル | エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
| JPWO2015178373A1 (ja) * | 2014-05-20 | 2017-04-20 | 株式会社ダイセル | エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
| EP3150650A4 (en) * | 2014-05-20 | 2017-12-06 | Daicel Corporation | Epoxy resin composition and cured product of same |
| US10703856B2 (en) | 2014-05-20 | 2020-07-07 | Daicel Corporation | Epoxy resin composition and cured product of same |
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