JPS62124113A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS62124113A JPS62124113A JP26581085A JP26581085A JPS62124113A JP S62124113 A JPS62124113 A JP S62124113A JP 26581085 A JP26581085 A JP 26581085A JP 26581085 A JP26581085 A JP 26581085A JP S62124113 A JPS62124113 A JP S62124113A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- curing
- resin composition
- dicarboxylic acid
- saturated dicarboxylic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
この発明は、エポキシ樹脂の製造技術の分野に属する。
さらに詳しくは、エポキシ樹脂の硬化剤についての技術
分野に属する。
分野に属する。
[背景技術]
従来、一液性エポキシ樹脂組成物を製造するに際しての
、重要な問題点は適切な硬化剤が無いと言うことであっ
た。すなわち、大抵の硬化剤は可使時間が短く、一液性
としての適当な組成物とならなかったり、あるいは逆に
、硬化温度が高く、実用性(特に封止剤としての)に劣
ると言う欠点があった。これは適切な硬化剤を発見する
ことにより解消させることができるものと考えられてい
た。
、重要な問題点は適切な硬化剤が無いと言うことであっ
た。すなわち、大抵の硬化剤は可使時間が短く、一液性
としての適当な組成物とならなかったり、あるいは逆に
、硬化温度が高く、実用性(特に封止剤としての)に劣
ると言う欠点があった。これは適切な硬化剤を発見する
ことにより解消させることができるものと考えられてい
た。
たとえば、下記の構造式で表させる、2,4−ジヒドラ
ジノ−6−メチルアミノ−S−トリアジン(2,4−d
ihydrazyno−6−metylamino−s
−triazine、以下2゜411Tと略す) がエポキシ樹脂の硬化剤として使用可能なことは既に知
られている。2,411Tは、耐熱骨格(ドリアジン環
)を持つため、耐熱性良好な硬化物が得られると言う特
徴があり、かつ一液性の硬化剤として使用可能であるこ
とも知られている。しかし、上記2.411Tをエピ−
ビスタイプのエポキシ樹脂に通用すると、硬化温度を高
くせねばならず、160℃で24時間以上の高温・長時
間の硬化条件を必要とする。
ジノ−6−メチルアミノ−S−トリアジン(2,4−d
ihydrazyno−6−metylamino−s
−triazine、以下2゜411Tと略す) がエポキシ樹脂の硬化剤として使用可能なことは既に知
られている。2,411Tは、耐熱骨格(ドリアジン環
)を持つため、耐熱性良好な硬化物が得られると言う特
徴があり、かつ一液性の硬化剤として使用可能であるこ
とも知られている。しかし、上記2.411Tをエピ−
ビスタイプのエポキシ樹脂に通用すると、硬化温度を高
くせねばならず、160℃で24時間以上の高温・長時
間の硬化条件を必要とする。
以上のように、一液性の硬化剤として使用可能なものは
硬化条件が厳しく、そうでないものは、可使時間が短く
て実用的でなかった。
硬化条件が厳しく、そうでないものは、可使時間が短く
て実用的でなかった。
[発明の目的]
この発明は、2.41(Tを硬化剤として使用する場合
、可使時間を短縮させずに、硬化促進を図ることを目的
としてなされた。特に硬化温度を低下させ、かつ硬化時
間を短縮できる2、48Tの改良された使用法を提供す
ることを目的とする。
、可使時間を短縮させずに、硬化促進を図ることを目的
としてなされた。特に硬化温度を低下させ、かつ硬化時
間を短縮できる2、48Tの改良された使用法を提供す
ることを目的とする。
[発明の開示コ
この発明は、一液性エポキシ樹脂組成物において、エポ
キシ樹脂中に、2,4−ジヒドラジノ−6−メチルアミ
ノ−s−トリアジンと直鎖飽和ジカルボン酸を有効成分
として配合したことを特徴とするエポキシ樹脂組成物を
提供するものである。
キシ樹脂中に、2,4−ジヒドラジノ−6−メチルアミ
ノ−s−トリアジンと直鎖飽和ジカルボン酸を有効成分
として配合したことを特徴とするエポキシ樹脂組成物を
提供するものである。
さらに具体的には、エポキシ樹脂中に、2,411Tを
9〜23P)IR、炭素数が4〜10の直鎖飽和ジカル
ボン酸のうちの1種または2種以上を、0.1〜10P
IIR(いずれもエポキシ当量が184のエポキシ樹脂
に換算した値)を、適宜の方法で分散させて、一液性の
エポキシ樹脂組成物を得ることを特徴とする。
9〜23P)IR、炭素数が4〜10の直鎖飽和ジカル
ボン酸のうちの1種または2種以上を、0.1〜10P
IIR(いずれもエポキシ当量が184のエポキシ樹脂
に換算した値)を、適宜の方法で分散させて、一液性の
エポキシ樹脂組成物を得ることを特徴とする。
なお、エポキシ樹脂、2,4 HTおよび前記直鎖飽和
ジカルボン酸は、この発明の有効成分であり、これ以外
の原料を、本発明の趣旨を害しない範囲で使用すること
は自由である。
ジカルボン酸は、この発明の有効成分であり、これ以外
の原料を、本発明の趣旨を害しない範囲で使用すること
は自由である。
前記の直鎖飽和ジカルボン酸は、2,4 HTを硬化剤
として使用した場合の硬化促進剤として作用するものと
思われる。直鎮飽和ジカルボン酸が硬化促進の作用を行
う作用機転については明確には理解されていないが、ジ
カルボン酸が加熱された際に、エポキシ樹脂中に溶解し
、そのf&2,4++rに対して何らかの作用をするも
のと思われる。
として使用した場合の硬化促進剤として作用するものと
思われる。直鎮飽和ジカルボン酸が硬化促進の作用を行
う作用機転については明確には理解されていないが、ジ
カルボン酸が加熱された際に、エポキシ樹脂中に溶解し
、そのf&2,4++rに対して何らかの作用をするも
のと思われる。
直鎖飽和ジカルボン酸の量が、0.1より少ないと、硬
化促進の効果が充分ではなく、l0PHRより多いと、
可塑化が生じて、耐熱性が急激に低下するので好ましく
ない。第1表の実施例、比較例で了解される通り、直鎖
飽和ジカルボン酸のみでは全く硬化能力を有せず、2.
4 HTと併用されて初めて2.411Tの硬化を促進
する。
化促進の効果が充分ではなく、l0PHRより多いと、
可塑化が生じて、耐熱性が急激に低下するので好ましく
ない。第1表の実施例、比較例で了解される通り、直鎖
飽和ジカルボン酸のみでは全く硬化能力を有せず、2.
4 HTと併用されて初めて2.411Tの硬化を促進
する。
なお、この発明におけるエポキシ樹脂の種類については
、特には限定はしないが、エピ−ビスタイプのエポキシ
樹脂の場合に特に有効である。
、特には限定はしないが、エピ−ビスタイプのエポキシ
樹脂の場合に特に有効である。
実施例
エポキシ樹脂(油化シェル(11製、商標:エピコ−l
−828)を使用し、直鎖飽和ジカルボン酸として第1
表に記載したものを、同表記載の配合で使用してエポキ
シ樹脂組成物を調整し、ゲル化時間を測定した。なお、
ゲル化時間の測定は、熱板法によった。
−828)を使用し、直鎖飽和ジカルボン酸として第1
表に記載したものを、同表記載の配合で使用してエポキ
シ樹脂組成物を調整し、ゲル化時間を測定した。なお、
ゲル化時間の測定は、熱板法によった。
[以下余白]
第1表
E以下余白]
[発明の効果]
この発明は、エポキシ樹脂に対して、2,4HTと直鎖
飽和ジカルボン酸を配合することを特徴とするので、緩
やかな硬化条件で硬化し、かつ一液性のあるエポキシ樹
脂組成物を提供することができると言う効果がある。
飽和ジカルボン酸を配合することを特徴とするので、緩
やかな硬化条件で硬化し、かつ一液性のあるエポキシ樹
脂組成物を提供することができると言う効果がある。
Claims (2)
- (1)一液性エポキシ樹脂組成物において、エポキシ樹
脂中に、2,4−ジヒドラジノ−6−メチルアミノ−S
−トリアジンと直鎖飽和ジカルボン酸を有効成分として
配合したことを特徴とするエポキシ樹脂組成物。 - (2)2,4−ジヒドラジノ−6−メチルアミノ−S−
トリアジンの量を、エポキシ樹脂に対して9〜23PH
R、直鎖飽和ジカルボン酸の量をエポキシ樹脂に対して
0.1〜10PHRの範囲で配合したことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のエポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26581085A JPS62124113A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26581085A JPS62124113A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | エポキシ樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124113A true JPS62124113A (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=17422363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26581085A Pending JPS62124113A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62124113A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62285915A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-11 | Toshiba Chem Corp | 一液性エポキシ樹脂組成物 |
WO2002079294A1 (fr) * | 2001-03-30 | 2002-10-10 | Sunstar Giken Kabushiki Kaisha | Composition de resine epoxyde thermodurcissable a un constituant et materiau de sous-remplissage de montage de semi-conducteurs |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP26581085A patent/JPS62124113A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62285915A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-11 | Toshiba Chem Corp | 一液性エポキシ樹脂組成物 |
WO2002079294A1 (fr) * | 2001-03-30 | 2002-10-10 | Sunstar Giken Kabushiki Kaisha | Composition de resine epoxyde thermodurcissable a un constituant et materiau de sous-remplissage de montage de semi-conducteurs |
US7449362B2 (en) | 2001-03-30 | 2008-11-11 | Sunstar Giken Kabushiki Kaisha | One-component hot-setting epoxy resin composition and semiconductor mounting underfill material |
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