JPS5962624A - 透明性良好な封止用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

透明性良好な封止用エポキシ樹脂組成物

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JPS5962624A
JPS5962624A JP57171006A JP17100682A JPS5962624A JP S5962624 A JPS5962624 A JP S5962624A JP 57171006 A JP57171006 A JP 57171006A JP 17100682 A JP17100682 A JP 17100682A JP S5962624 A JPS5962624 A JP S5962624A
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JP
Japan
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epoxy resin
resin composition
light
encapsulation
curing
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JP57171006A
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Tokuo Kurokawa
徳雄 黒川
Teru Okunoyama
奥野山 輝
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Toshiba Chemical Products Co Ltd
Kyocera Chemical Corp
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Toshiba Chemical Products Co Ltd
Toshiba Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 不発ψ]tJ、発9″C素子、受光素子などを封1hす
る透明性良好なエポキシ樹脂組成物に関する。
〔発明の技術的背1((とその問題点〕近年、種々の表
示用等に実用されている発光ダイオード等の発光装置I
rJ、樹脂封正によって製造されている。封止用の樹脂
としては、液状のエポキシ樹脂等にJ:って発光装置を
成形している。
しかしながら硬化して透明なエポキシ樹脂組成物を得る
ことは非當に困難で、現在は一般的にカルボン酸無水物
がエポキシ樹脂の硬化に用いられている。しかしカルボ
ン酸無水物とエポキシ樹脂にj−リ得られる硬化物は、
アミン硬化@に比べると着色は少ないものの、硬化時の
温度が130〜140℃以」−になると着色が著しくな
るため、硬化温度を低くおさえ、硬化に3時間以」二の
長時間を必要とするという欠点がある。
また酸無水物系の硬化剤によりエポキシ樹脂を硬化させ
る場合は、硬化促進のため硬化促進剤を加えることが多
い。しかI−こノLらの硬化促進剤は、添加により着色
も著しくなる場合が多い。
さらにカルボン酸無水物等で得た比較的着色の少ないエ
ポキシ樹脂硬化物でも、経時変化により着色が進み、特
に100’C以上の高瀞1雰囲気では着色が著しく進行
するという欠点をイ」している。これらの点から樹脂封
止型発光装置は、」」止樹脂の着色という点で多くの問
題を有していた。
〔発明の目的〕
本発明は」二記の事情に鑑みてなされたもので、短時間
で透明な硬化物が得られ、かつ比較的高温の雰囲気下で
長時間透明性を維持しうるエポキシ樹脂組成物を提供し
ようとするものである。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成すべく鋭意検問を重ねた結果、エボギ
シ’1f41脂糸にチオフォスフ・rイト類を加えるこ
とにより、透明な硬化物でかつ高温時の着色の著しく少
ないエポキシ樹脂組成物が得られることを知見したもの
である。
すなわち本発明は、酸無水物系硬化剤を含むエポキシ樹
脂に着色防止剤としてチオフォスファイト類を配合する
ことを特徴とする透明性良好な封止用エポキシ樹脂組成
物である。
本発明に使用するエポキシ樹脂としては、ビスツ、ノー
ルA型エポキシ411 JltW 、ビスフェノールF
型エポキシ樹脂、フ、ノールノボラック型エポキシ樹脂
、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキ
シ樹脂、合接素環エポキシ樹脂、水添ビスツ、ノールA
型エポキシ樹脂、脂肪族系エポキシ樹脂、芳香族・脂肪
族もしくは脂環式のカルボンtjRトエビクロルヒドリ
ンとの反応によって得られるエポキシ樹脂、スピロ環t
”有エポキシ14脂等が挙げられる。市販品の例として
はシェル化学社製の商品名工ピコ−1−807,827
、828、・834゜1001.1004、チバガイギ
ー社の商品名アラルゲイトCY−175,CY−182
,C’Y−183、ダウケミカル社の商品名DEN43
1 、 DEN438 、 DER332、ダイセル化
学社の商品名セロキサイド2021、無電化工業社の商
品名アテカレジンEP4080等がある。これらのエポ
キシ樹脂は単独もしくは2種以」二混合して使用しても
よい。
本発明で使用する硬化剤のカルボン酸無水物の例として
は、無水フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水3
.6エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、無水へキサ
ヒドロフタル酸、無水メチルへキサヒドロフクル酸、無
水コノ・り酸、無水アジピン酸、無水マレイン酸、ピロ
メリット酸二無水物等がある。これらの硬化物は充分に
精製のなされた着色の少ないものを使用することが望ま
しく、エポキシ樹脂に配合する割合は1エポキシ当量に
対し05〜18当量の範囲である。これらの酸無水物は
η1独もしくは2種以上混合して使用することもできる
不発り」で使用される硬化促進剤としては、第3級アミ
ンカ″4、イミダゾール類、カルボン酸金属塩、第4級
アンモニウム塩、第4級リン酸塩、ジアザ−ビンクロー
アルケン類およびその塩類等を挙ケることができる。こ
れらの硬化促進剤の添加量は、エポキシ樹脂またはエポ
キシ樹脂とカルボン酸無水物硬化剤の合泪h(に対し0
.05〜7.0重量%使用する。
本発明に使用される着色防止剤のチオフォスファイト類
としては、トリメチルトリチオフォスフ了イト、トリエ
チルトリチオフメスノアイト、トリn−プロピルトリチ
オフォファイト、トリラウリルトリチオフォスファイト
、トリシクロヘキシルトリチオフメスファイト、トリフ
、ニルトリチオ7オスフアイト等がある。このチオフォ
スフアイ)aはエポキシ樹脂、硬化剤および硬化促進剤
の合計量に対し通常0.05重量%〜8重N%使用され
る。0.05重(t%未満では着色防止効果が充分でな
く、8重量%を超えると耐水性、吸水性、熱変形温度に
劣るからである。したがって上記範囲内に限定される。
本発明の透明性良好なエポキシ樹脂組成物は上述したよ
うにエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤およびチオフォ
スファイト類を含むものであるがさらに必要に応じ光散
乱剤、染料等の各種の添加剤を配合することができる。
〔発明の効果〕
このようにして得られる本発明のエポキシ樹脂組成物は
優れた透明性を示し特に成形時および成形後の耐変色性
に優itており、変色、光透過率の低下を嫌う樹脂封止
型発光・受光装置用としてきわめて有用なものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例について説明する。
実施例1 エポン828(シ、ル化学社製エポキシ樹脂商品名)1
00g、無水ヘキザハイドロフクル酸1,009゜UC
AT 5A102 (ザンアボット社製1,8−ジアザ
ビンクロ(5,4,0)ウンデセン7の2エチルヘキオ ザン塩)2.09およびトリラウリルトリブ入フォスフ
ァイト2.0gを混合かく拌して均一に混合し樹脂lJ
i JJX物とし、厚さ2.QlllM、幅20yar
n、長さ5Q7’l#の成形物の得られる金型中に注入
して、150℃30分間加熱し1と。次に硬化した成形
物を金型中より取り出し肉眼で着色をJ゛r価した。
」−記樹脂組成物を120“C3時間の硬化条件で硬化
後、この成形物の可視光線に対する光透過率を自記分九
光度削ぐ日本分光社製U’VDIC−510型〕句用い
て測定2行った。さらにこの成形品を150°Cで20
0時間空気雰囲気で放置後、前記と同様な光透過率の測
定を行った。これらの結果を表1の下段に示した。数字
は550 nmでの光透過率である。
実施例2〜7 表1に示す組成で実施例1と同様な方法で成形物を作成
し、同様な着色評価を行った。着色評価基準を次に示す
cAは無色透明、Bはわずかに着色、Cは透明であるが
着色が少しある、Dは着色がある、Eは着色が著しい。
比較例1〜6 表1に示す組成で実施例1と同様な方法で成形物を作成
し同様な着色評価を行った。その結果は表1の下段に示
した。
400 nm 〜7QOnmノ光透過率曲fh ノ実施
例、比較例の一部を第1図に示した。
表1で9」らかなようにチオフォスファイト類を添加し
た本発明の樹脂組成物は150℃硬化後の透明性、15
0 ’C200時間後の光透過率共に優れている。一般
の酸化vノ市剤を加えた比較例では150”C2()0
時間後の550 amでの光透過率が30〜60%程度
であるのに対し、チオフォスファイト類を加えた実施例
では90%以上となっており、著しい効果が認めらit
た。
4 図面のf7i1 jJ’、+な説明第1図は本発明
におけるエボキン樹脂組成物の波長400〜700nm
の光透過率を従来知ら′Jtているエボキン位]脂組成
物と比較して示すグラフである。
!lf¥1出願人 東芝ケミカル株式会社イリψ人  
弁理士諸1]」英ニ 第1図 400       500        Goo 
       Io。
表+(7′L〜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸無水物系硬化剤を含むエポキシ樹脂に、着色防止
    剤としてチオフォスファイト類を配合することを特徴と
    する透明性良好な封止用エボギシ位J脂ボIl成q勿。 2 チオフォスファイト類がエポキシ樹脂組成物に対し
    て0.05重量%〜8重量係であることで一特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の透明性良好な封JJ用エポ
    キシ樹脂組成物。
JP57171006A 1982-10-01 1982-10-01 透明性良好な封止用エポキシ樹脂組成物 Granted JPS5962624A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57171006A JPS5962624A (ja) 1982-10-01 1982-10-01 透明性良好な封止用エポキシ樹脂組成物

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5962624A true JPS5962624A (ja) 1984-04-10
JPH0219845B2 JPH0219845B2 (ja) 1990-05-07

Family

ID=15915351

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JP57171006A Granted JPS5962624A (ja) 1982-10-01 1982-10-01 透明性良好な封止用エポキシ樹脂組成物

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61188414A (ja) * 1985-02-14 1986-08-22 New Japan Chem Co Ltd エポキシ樹脂組成物
US5145889A (en) * 1988-12-23 1992-09-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Acid anhydride-cured epoxy resin encapsulant with triorganothiophosphite
KR20230057928A (ko) 2021-10-22 2023-05-02 한국다이요잉크 주식회사 경화성 투명 수지 조성물 및 이로부터 유도된 각종 물품

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61188414A (ja) * 1985-02-14 1986-08-22 New Japan Chem Co Ltd エポキシ樹脂組成物
US5145889A (en) * 1988-12-23 1992-09-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Acid anhydride-cured epoxy resin encapsulant with triorganothiophosphite
KR20230057928A (ko) 2021-10-22 2023-05-02 한국다이요잉크 주식회사 경화성 투명 수지 조성물 및 이로부터 유도된 각종 물품

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