JPS5910798B2 - 新しいリフアマイシン類の製造方法 - Google Patents

新しいリフアマイシン類の製造方法

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JPS5910798B2
JPS5910798B2 JP50104830A JP10483075A JPS5910798B2 JP S5910798 B2 JPS5910798 B2 JP S5910798B2 JP 50104830 A JP50104830 A JP 50104830A JP 10483075 A JP10483075 A JP 10483075A JP S5910798 B2 JPS5910798 B2 JP S5910798B2
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shoulder
rifamycin
mediterranea
ultraviolet
methanol
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JP50104830A
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JPS5151590A (ja
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ホワイト リチヤ−ド
ランシニ ギアンカルロ
アントニニ ピエロ
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Gruppo Lepetit SpA
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Lepetit SpA
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Publication date
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Publication of JPS5910798B2 publication Critical patent/JPS5910798B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D498/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D498/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D498/08Bridged systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/8215Microorganisms
    • Y10S435/822Microorganisms using bacteria or actinomycetales
    • Y10S435/872Nocardia
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S435/822Microorganisms using bacteria or actinomycetales
    • Y10S435/886Streptomyces

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、好気的条件で水性培地中で6ストレプトマイ
セス メデイテラネイ(StreptOmyρEsme
diterranei)の変異株を発酵させることによ
り製造した新しいリフアマイシン(Rifamycin
)化合物に関する。
これらの新しいリフアマイシンは以後リフアマイシンP
.リフアマイシンQ6リフアマイシンRおよびリフアマ
イシンUと称する。普通の発育培地中に発酵さすと.ス
トレプトマイセス メデイテラネイはリフアマイシン複
合物と総称される1群の抗生物質を合成することが報告
されている。(P.Sensi等6Antibi0ti
csAnr1ua11959−1960.262頁)。
引き続く仕事の結果として、ナトリウム ジエチルバル
ビチユレートを培地に添加すると、単一の発酵生成物と
してのリフアマイシンBを本質的に生成することを示し
た。(MargalithP.およびPaganiH,
ApplledMicrOblOlOgy,9.325
.l96l)。さらに別の発見として、ストレプトマイ
セス メデイテラネイのひとつの変異株が,発酵培地中
にナトリウム ジエチルバルビチユレートが存在すると
しないとに拘.らず,本質的にリフアマイシンBのみを
生産し,その結果としてリフアマイシンBの改良製造方
法を達成しうることが見出だされた。リフアマイシンB
生産株は,ストレプトマイセス メデイテラネイ(St
reptO一Mycesmediterranei)A
TCC2l789と同定されている。アメリカ合衆国特
許3871965をみよ。本発明の目的である新しい抗
生物質は,ストレプトマイセス メデイテラネイATC
Cl3685(新しい名称:ノデイア メデイテラネイ
ATCCl3685)に由来する変異株により生産され
る。
本発明の新しい株は6株ATCCl3685を6普通の
化学的変異剤たとえば亜硝酸またはニトロングアニジン
誘導体または物理的変異剤たとえばX線および紫外線で
照射して得られる。本発明の新しい変異株は6J.E.
Thieman等の提唱(Arch.MikrOblO
l.,67.l47−155(1969)によると、ス
トレプトマイセス メデイテラネイよ)もノカルデイア
(NOcar−Dla)に属する。新しいリフアマイシ
ンを生産する変異株の分離ストレプトマイセス メデイ
テラネイATCCl3685の胞子の懸濁液を. PH
9.Oのトリス(ヒドロキシ メチル)アミノ メタン
緩衝液中1〜/CC<7)N−メチル」N−ニトロ−N
−ニトログアニジンで,28度Cで60分処理する。
変異剤処理胞子はつぎに洗い.ベンネツト(Benne
t)寒天を含むシヤーレに塗沫する。28度Cで14日
間培養してから、生存コロニーを釣菌し、つぎの方法で
バチルス サテイリス(Bacillus8ubtil
is)の発育阻止を調べる。
単一コロニ一を有する寒天デイスク(直径4−8關)を
6あらかじめ2%(容量/容量)のバチルス サテイリ
スを接種してあるPH7.2のペナセイ(Penass
ay)寒天を有するベトリ皿に移す。これらの条件でリ
フアマイシンBは事実上不活性で、正常のリフアマイシ
ンB生成コロニーは、下層の寒天中でのバチルス サテ
イリスの発育を阻止しないのに、抗菌活性を有する新し
いリアマイシンを生産するコロニーがあると、寒天デイ
スクの周辺に明瞭な阻止帯を生ずる。
このようにして3個の株を分離し.最初.われわれの整
理番号であるD−2.MM18−6}よびM−36を与
えた。これらの微生物の試料をATCCに寄託し,又そ
れぞれ昭和50年8月22日付で申請受理番号NOca
rdlamediterraneaATCC3lO64
.鳥3206N0cardiamediterrane
aATCC31065.鳥3204N0cardiam
editerraneaATCC310666▲320
5として微生物工業技術研究所で受理され6かつそれぞ
れ微工研菌寄第3206号、第3204号および第32
05号として寄託されている。ATCC▲310646
31065訃よび31066としてそれぞれ登録されて
いるノカルデイア メデイテラネアの巨視的}よば微視
的観察の結果を表1に示す。
表2に、同じ株の培養特性を示す。原株であるストレプ
トマイセス メデイテラネイATCCl3685(ME
/83)の特徴もあわせ記載する。
表3に,新しいノカルデイア株の生理的特性を親株のそ
れと比較して示す。
次表4には.PridhamおよびGOttllebの
方法(J.Bact.56、107.1948)による
炭素源利用能を説明する。
発酵 発酵操作は、本質的に、同化可能の炭素および窒素源と
不可欠の無機塩とを含有する培地中,ストレプトマィセ
ス メデイテラネイの上記変異株のひとつを培養し、実
質的な抗生物質活性を培地に付与するに至らせ、培地よ
りリフアマイシンを抽出することに6本質的に存する。
さらに具体的には、25から37度Cまでの温度、なる
べくは28度Cで、かくはん、通気、深部培養の条件で
これらの変異株を培養する。炭素源としては、つぎの炭
水化物および炭素誘導体を使用しうる。それらは6グル
コース、ガラクトース,ラクトース、スクロ―ス、マル
ト―ス、グリセロール,マンニトール等である。有用な
窒素源はたとえば,アミノ酸およびそれらの混合物、ペ
プチド、蛋白質およびそれらの水解物たとえばペプトン
、酵母工キズ、大豆粉、コーンステイーブリカ一、フイ
ツシユ ゾルプル、肉工キズ、穀粒からの水性分画であ
る。発酵は180から220時間実施しうる。出発時の
PHは普通約6.4から6.6に調整するが,発酵の終
了時には7.0から8.5に上昇する。一般的に、20
0時間の発酵でもつともよい結果をうる。発酵を終えた
ら、リフアマイシンはつぎの操作で分離しうる。最終P
H7.Oから8.5の発酵培地を済過する。済液はすみ
やかに酸性とし、なるべ〈は約5よ)低いPHとし、抗
生物質がもつとも安定な状態とする。活性は、水と混和
しない溶媒たとえばクロロホルム、ブタノール、酢酸エ
チル.酢酸プロピル,酢酸ブチルまたは酢酸アミルで抽
出する。溶媒と培地との容量比は、溶媒によシ変化する
。一般的には2対1から10対1までの範囲を使用する
。菌体はなお活性を保有するので、それより水に混和し
ない溶媒で抽出し、これを、大部分のリフアマイシンを
含有する上記有機相と合併する。
別様には、アセトンのような水と混和しうる溶媒を用い
て,菌体ようの活性の抽出を行ないうる。この場合、液
体を淵過し6アセトンを減圧で蒸発させ、水に混和しな
い溶媒でリフアマイシンを抽出し、引続き、上記した操
作を行なう。抗生物質活性の大部分が溶媒に移行してし
まつたら、減圧で蒸留して、なるべくは30度Cより低
い温度で、溶媒を留去する。
精製 リフアマイシンの粗抽出物は.シリカ−ゲルカラムでク
ロマトグラフイ一して精製しうる。
クロマトグラフイ一に先立ち,粗抽出物をPH7.Oか
ら8,0のリン酸緩衝液に溶解し、温和な酸化剤で処理
するのが便利てある。この緩衝溶液は水と混和しない溶
媒で抽出する。この有機抽出液は,リフアマイシンRと
称する新しいリフアマイシンを含有する。抽出緩衝溶液
はPH2から4の酸性としふたたび水に混和しない溶媒
で抽出する。この有機抽出液は、リフアマイシンP,Q
およびUと称称する1群のリフアマイシンの3種類の新
化合物を含有する。リフアマイシンRをさらに精製する
には,適当な吸着材料たとえばシリカ−ゲルのカラムで
クロマトグラフイ一し、有機溶媒の適当な混合物で抽出
する。
リフアマイシンP,Q訃よびUを含有する第2の有機抽
出物は,リフアマイシンRについて記載と同様に精製す
る。
本発明をよりよく理解できるよう,つぎに実施例を示す
例1 ノカルデイア メデイテラネア ATCC3lO64と
称する変異株を、ベンネツト寒天に6日から8日間培養
し28度Cに培養する。
寒天斜面より得られる培養物を.無菌状態で2個の50
0CCエルレンマイヤーフラスコに接種する。フラスコ
は,つぎの組成の培地100CCを含有する。▲▲ZV
4′ ― こ ′ PHはNaOHで7.3に調整する。
C接種したフラスコは往復しんとう機上で28度Cで7
2時間培養する。
2個のエルレンマイヤーフラスコの内容物は,上記培地
4リツトルを含有する10リツトルの発酵槽中に注入す
ることによつて接種材料として使われる。
300回転/分でかくはんし1容量/容量/分で通気し
28度Cで培養する。
48時間培養し、詰まつた状態で7から10容量%の細
胞をうる。
つぎの段階では、以降発酵培地と称する培地4リツトル
を含有する10リツトルのガラス発酵槽を使用する。培
地組成はつぎのようである。PHはNaOHで7.8に
調整する。
120度Cで60分滅菌する。
滅菌後のPHは6.4。発酵槽の内容物の5%に当たる
量の予備発酵槽の内容物を使用し、種とする。750回
転/分のかくはんで1容量/容v分で通気し28度Cで
発酵させる。
消泡剤としてシリコンAを使用する。培養プロスは6発
酵中に特徴的な赤褐色となる。200時間培養すると、
詰まつた状態とした細胞は一定容量となる。
プロスのPHは7.5でこの段階でプロスを採取する。
例2 例1のように得られたノカルデイア メデイテラネアA
TCC3lO64の培養物を、例1記載のように,かく
はん下にフラスコ中に用意する。
予備培養のために610リツトルのガラス発酵槽中にそ
の培養物を注入する。この発酵槽は、つぎの組成の培地
を4リツトル含有する。とする PHを7.5に調整する。
120度Cで50分間減菌する。
減菌後のPHは6.4である。48時間培養すると、詰
まつた状態の細胞の容量は6全容量の6から8%となる
つぎに示す発酵培地10リツトルを含有する20リツト
ルのガラス発酵槽に、培地の10%量の上記種培養物を
接種する。とするNaOHでPHを7.8とする。
120度Cで50分滅菌する。
滅菌後のPHは6.4である。28度Cで200時間発
酵させる。
採取時の発酵プロスのPHは7.5である。例1および
2の発酵プロスはつぎのように精製する。
菌体を済取してすてる。淵液は10%(容量/容量)の
塩酸でPHを調整する。等容量の酢酸チチルで抽出する
。この有機抽出液は35度Cで減圧濃縮乾こし、残留物
(例1ようは4Vそして例2から11V)を、PH7.
5のリン酸ナトリウム0.05M緩衝液に溶解する。亜
硝酸ナトリウムを加えて最終濃度0.2%゛(重量/容
量)とする。室温で30分かきまぜてから、緩衝溶液を
等容量の酢酸エチルで3度抽出する。有機抽出液を合併
し..35度Cで減圧乾こする。これを第1の酢酸エチ
ル抽出物とする。抽出後の緩衝容液を10%塩酸でPH
2.Oとする。等容量の酢酸エチルで抽出する。有機抽
出物を合併し35度Cで減圧濃縮する。これを第2の酢
酸エチル抽出物とする。第1の酢酸エチル抽出物よりの
乾燥粉末(例1では1.4tそして例2では4.2y)
をクロロホルム溶解し、シリカ−ゲルカラム(70−2
30メツシユASTM)でクロマトグラフする。2%(
容量/容量)メチルアルコール含有クロロホルムを溶出
に使用する。
リフアマイシンRがカラムより溶出される最初の主生成
物で、オレンジ一褐色から認めうる。
シリカ−ゲルプレート(Merck6OF254)を用
いる薄層クロマトグラフイ一で、クロロホルムリメチル
アルコール(95:5)を溶媒系として、リフアマイシ
ンRORfは0.59である。リフアマイシンRを含有
する分画を合併し,減圧で35度Cで乾こする。酢酸エ
チルに再溶解し6つぎに0.01N塩酸で洗い、そして
最後に水洗する。有機抽出物を濃縮して小容量とし、4
度CでリフアマイシンRを晶出させる。例1より600
巧そして例2より1.6yをうる。第2の酢酸エチル抽
出物は、リフアマイシンRと同様にして6シリカ−ゲル
でカラムクロマトグラフイ一(精製する。乾燥残留物(
例1よV)2.4yそして例2より4.2f)をクロロ
ホルムに溶解し、シリカゲルに施す。クロロホルム−メ
チルアルコール(98:2)の混合物でカラムを溶出す
る。
最初に現われるのはリフアマイシンU6つぎにリフアマ
イシンP、そして最後にリフアマイシンQである。これ
らの化合物の3種類はすべて、溶出溶液中で黄色のオレ
ンジ色を呈する。薄層クロマトグラフイ一での易動度で
同定しうる。クロロホルムリメタノール(95:5)を
溶媒系に用いるシリカゲルプレート(Merck6OF
254)でRfはつぎのようである。リフアマイシン
URf=0.63 リフアマイシン PRf=0.57 リフアマイシン QRf=0.32 リフアマイシンU,PおよびQを含有するそれぞれの分
画を減圧で乾こし酢酸エチルより結晶化する。
第1の例からは,リフアマイシンU8O77V.リフア
マイシンP4OOl!1f!、リフアマイシンQ28O
ワを得.第2の例からは,リフアマイシンUl9O7V
,リフアマイシンP9OO7!1f.そしてリフアマイ
シンQ75O7!9をうる。上記実施例と本質的に同じ
方法を用い、生産株として、ノカルデイア メデイテラ
ネアATCC3lO65またはノカルデイア メデイテ
ラネアATCC3lO66を用い、上記と同じ程度の収
量でうる。
新しいリフアマイシン類の物理一化学的性状リフアマイ
シン P1)元素分析値(%) 実測値 C=60.6:H=6.2:N=3.8:0=
25.2:S=4.12)紫外部および可視部吸収帯 化合物はつぎの値を示す。
吸収曲線は図面1に示す。
スペクトルはPerkinElmerSpectrac
Ord4OOOAを用いて測定したものである。
3)赤外部スベクトル ヌジヨール中のもつとも著しい吸収ピークはつぎの波数
(Cm−1)に現われる。
3700−3150(M,br):3100(w):3
060−2800(Vs):1465(s):1380
(b)ヌジヨール:1722(m):1645(M,b
r):1580(m):1510(m):1325(m
):1250(S,br):1160(m):1130
(w):1070(M,br):1030(w):98
2(m):960(m);925(w):890(m)
:818(w):JモV0(w):735(w)。
赤外部スベクトルは図面2に示す。スペクトルはPer
kinElmerMOd.42lで記録したものである
。4)マススペクトル M 7Oeで得たマススペクトルは、一値738eに分子イ
オンピークM士を示す。
スペクトルはHitachiPerkinElmerR
MU−6Lで測定したものである。5)核磁気共鳴吸収 CDCl3中100MHzでのN.M.R.スペクトル
を図面3に示す。
この化合物は、キノン構造のクロモフオア結合を有する
リフアマイシンの特徴的なポーラログラフ上の挙動を示
さない。
リフアマイシン Q 1)元素分析値 実測値 C=60.7:H=6.3:N=3.60:0
=25.3;S=4.22)紫外部および可視部吸収帯 メタノール中でつぎの値を示す。
3)赤外部スベクトル ヌジヨール中でのもつとも著しい吸収は次の波数(Cm
−1)に生ずる。
3700−3300(S,br):3300一3080
(M,br)3040−2780(Vs):1460(
s):1378(s)ヌジヨール:1740(m):1
700(m):1650(S,br):1605(S,
br):1555(s):1510(M,br):13
15(w):1275(m):1240(m):122
0(m):1160(m):1090(m):1050
(M,br):1020(w):970(m):945
(w):910(m):808(m):765(w):
720(w)。
赤外部吸収スペクトルを図面4に示す。
4)核磁気共鳴スペクトル CDCl3中60MHzでのN.M.R.スペクトルを
図面7に示す。
リフア÷イシン R 1)元素分析値 実測値 C=62.0:H=6.4:0=29.62)
紫外部および可視部吸収帯メタノール中0.1規定塩酸
中でつぎの値を示す。
3)赤外部スベクトル ヌジヨール中でのもつとも著しい吸収ピークをつぎの波
数(Cm−1)に示す。
3700−3100(S,br):3040−2780
(Vs):1465(s);1380(s)ヌジヨール
:1745(s):1710(m);1640(s):
1600(s):1505(s):1415(m):1
325(s);1260(S,br):1220−11
30(S,br);1120(w):1075(s):
1020(w):975(s):950(w):920
(w);888(m);823(m):785(W,b
r):735(W,br):650(W,br)。
赤外部スペクトルは図面5に示す。
4)マス スペクトル 70eでのマススペクトルの分子イオンピーク4はt値
711である。
E 5)核磁気共鳴スペクトル CDCl3中60MHzでのN.M.R.スペクトルを
図面6に示す。
この化合物は,キノン構造のクロモフオア結合を有する
リフアマイシンに特徴的なポーラログラフイ一の挙動を
示す。
以上のデータは、リフアマイシンRについてつぎの構造
を支持する。
リフアマイシン U 1)紫外部および可視部吸収帯 この化合物はメタノール中でつぎの値を示す。
2)赤外部スベクトル ヌジヨール中もつとも著しい吸収ピークはつぎの波数(
Cm−1)に現われる。
3700−3100(M,br):3060(Vw,)
;3040−2740(Vs),2720(Vw),1
460(s),1378(m)ヌジヨール:1750−
1705(M,br):1680−(1620(M,b
r):1600(s);1558(s);1490(W
,肩):1308(w):1270(W,肩);124
5(M,肩):1225(m):1160(m);11
20(w):1090(Vw);1070(w):10
30(Vw):1020(Vw):1000(Vw):
975(w):960(W,肩):905(m):85
0(m):802(w):800(Vw,肩):Jカモ
V(Vw):760(Vw):720(Vw):685
(Vw):670(Vw)。
化合物の生物活性 リフアマイシンP,Qおよびwのインヒトロー活性を次
表に示す。
本発明の新しい化合物は、StaphylOcOccu
saureus,EscherichiacOliを注
射した実験動物にもまた活性がある。
次表は、既知の天然のリフアマイシンつまDリフアマイ
シンSVに比較した、マウスでの代表的実験の結果を示
す。これまでに分離されたうちでもつとも活性のある天
然リフアマイシンであるリフアマイシンPはまた、マウ
ス中のLD5O値が腹腔500ワ/Kgで低毒性である
【図面の簡単な説明】
図面1は,リフアマイシンPの紫外部および可視部スペ
クトルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ノカルデイアメデイテラネア(Nocardia
    mediterranea)ATCC31064(D−
    2)、ノカルデイアメデイテラネア(Nocardia
    medi−terranea)ATCC31065(
    MM18−6)およびノカルデイアメデイテラネア(N
    ocardia mediterranea)ATCC
    31066(M−36)およびそれらと均等の菌株より
    選択したノカルデイアメデイテラネア(Nocardi
    a mediterranea)の変異株を同化可能の
    炭素源、窒素源および不可欠の無機塩の存在下に、好気
    的条件で発酵させて、発酵培地が実質的抗生物質活性を
    有するに至らせ、発酵培地より新しいリフアマイシン類
    を採取し、それらを個個の生成物に分離することからな
    る、リフアマイシン(rifamicin)P〔元素分
    析(実測値%):C=60.6、H=6.2、N=3.
    8、O=25.2.S=4.1;Rf=0.57;紫外
    部および可視部吸収:メタノール中:λ_m_a_x(
    mμ)(E^1^%_1_c_m):406(197)
    、350(肩)、297(344)、257(423)
    、224(550):0.1NHCl中:λ_m_a_
    x(mμ)(E^1^%_1_c_m)416(183
    )、300(319)、225(521);赤外吸収ス
    ペクトル(ヌジヨール中、振動数cm^−^1):37
    00〜3150(m、br)、3100(w)、306
    0〜2800(vs)、1465(s)、1380(b
    )ヌジヨール、1722(m)、1645(m、br)
    、1580(m)、1510(m)、1325(m)、
    1250(s、br)、1160(m)、1130(w
    )、1070(m、br)、1030(w)、982(
    m)、960(m)、925(w)、890(m)、8
    18(w)、770(w)、735(w);質量スペク
    トル(70eV):m/e=738:^1H−NMR(
    CDCl_3中):第3図;キノン構造のクロモフオア
    部分を有すりリフアマイシンの特徴的なポーラログラフ
    挙動を示さず〕:リフアマイシンQ〔元素分析(実測値
    %):C=60.7、H=6.3、N=3.60、O=
    25.3、S=4.2;Rf=0.32;紫外部および
    可視部吸収:メタノール中:λ_m_a_x(mμ)(
    E^1^%_1_c_m):406(178)、350
    (肩)、297(305)、257(405)、224
    (518);赤外吸収スペクトル(ヌジヨール中、cm
    ^−^1):3700〜3300(s、br)、330
    0〜3080(m、br)、3040〜2780(vs
    )、1460(s)、1378(s)ヌジヨール、17
    40(m)、1700(m)、1650(s、br)、
    1605(s、br)、1555(s)、1510(m
    、br)、1315(w)、1275(m)、1240
    (m)、1220(m)、1160(m)、1090(
    m)、1060(m、br)、1020(w)、970
    (m)、945(w)、910(m)、808(m)、
    765(w)、720(w);^1H−NMR(CDC
    l_3中);第7図〕;リフアマイシンR〔元素分析(
    実測値%):C=62.0、H=6.4、N=2.2、
    O=29.6;R_f=0.59;紫外部および可視部
    吸収:メタノール中:λ_m_a_x(mμ)(E^1
    ^%_1_c_m):219(444)、281(41
    5)、340(114)、410(72);赤外吸収ス
    ペクトル(ヌジヨール中、cm^−^1):3700〜
    3100(s、br)、3040〜2780(vs)、
    1465(s)、1380(s)ヌジヨール、1745
    (s)、1710(m)、1640(s)、1600(
    s)、1505(s)1415(m)、1325(s)
    、1260(s、br)、1220〜1130(s、b
    r)、1120(w)、1075(s)、1020(w
    )、975(s)、950(w)、920(w)、88
    8(m)、823(m)、785(w、br)、735
    (w、br)、650(w、br);質量スペクトル(
    70eV):m/e=711;^1H−NMR(CDC
    l_3中):第6図;キノン構造のクロモフアアー部分
    を有するリフアマイシンの特徴的ポーラログラフ挙動を
    示す;構造式▲数式、化学式、表等があります▼ リフアマイシンU〔R_f=0.63;紫外部および可
    視部吸収:メタノール中:λ_m_a_x(mμ)(E
    ^1^%_1_c_m):412(163)、353(
    肩)、299(265)、258(389)、220(
    451);赤外吸収スペクトル(ヌジヨール中、cm^
    −^1):3700〜3100(m、br)、3060
    (vw)、3040〜2740(vs)、2720(v
    w)、1460(s)、1378(m)ヌジヨール、1
    750〜1705(m、br)、1680〜1620(
    m、br)、1600(s)、1558(s)、149
    0(w、肩)、1308(w)、1270(w、肩)、
    1245(m、肩)、1225(m)、1160(m)
    、1120(w)、1090(vw)、1070(w)
    、1030(vw)、1020(vw)、1000(v
    w)、975(w)、960(w、肩)、905(m)
    、850(m)、802(w)、800(vw、肩)、
    777(vw)、760(vw)、720(vw)、6
    85(vw)、670(vw)〕として同定される新し
    いリフアマイシン類の製造方法。
JP50104830A 1974-08-30 1975-08-29 新しいリフアマイシン類の製造方法 Expired JPS5910798B2 (ja)

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