JPS59107224A - チヨツパ動作検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、赤外線センサを用いて被調理食品の温度を
検知する赤外線センサ付調理器のチョッパ動作検出方式
に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

一般に、焦電型赤外線センサを用いて被調理食品の温度
を検知する赤外線センサ付調理器たとえば赤外線センサ
付電子しン・りにおいては、赤外線センサの特性上、そ
の赤外線センサの受光面近傍にチョッ／４’を設け、こ
のチョッパを回転させることによって赤外線センサへの
赤外線を断続する必要があることはよく知られている。

第１図はこのような調理器の一例を示すものである。ｌ
は焦電型赤外線センサで、加熱室の天井面裏側に設けら
れ、受光面が加熱室内の被調理食品２に相対向するよう
になっている。赤外線センサｌの受光面近傍にはチョッ
パや３が設けられる。このチョッパ３は、チョッパモー
タ４の回転軸に取シ付けられておシ、回転することによ
シ被調理食品２から赤外線センサ１へ照射される赤外線
を断続するようになっている。

ただし、実際にはチョッ・卆３も赤外線を発するため、
被調理食品２から発せられる赤外線とチョッパ３から発
せられる赤外線とが赤外線センサ１へ交互に供給される
ことになる。しだがって、調理が実施されると、被調理
食品２の温度とチョッパ３の温度との差に応じてレベル
変化する信号が赤外線センサ１から出力され、その信号
は増幅回路５で増幅され、かつ整流回路６で整流されて
主制御部７へ供給される。ここで、増幅回路５の出力電
圧ｖＡの変化および整流回路６の出力電圧ＶＢの変化の
一例を第１図および第２図にそれぞれ示す。上記主制御
部７は、マイクロコンピュータおよびその周辺回路から
成るもので、整流回路６の出力によシ被調理食品２の温
度を検知し、その検知温度に応じて調理の各種制御を行
なう。８はチョッパ駆動回路で、主制御部７からの指令
に応じてチョッ・やモータ４を駆動するものでおる。そ
して、チ１ツバ３の近傍にはそのチョッパ３の回転を光
学的あるいは電気的に検知するチョッパ回転検知器９が
設けられ、この検知器９の出力はチョッパ停止検出回路
ｌＯへ供給される。この検出回路ＩＯは、検知器９の出
力によシ、チョッパ３の停止を検出し、その検出結果を
主制御部７へ供給するものである。したがって、チョッ
パ３が伺ら１０で検出され、誤った温度検知が防止され
るとともにチョッパ３およびその周辺部の安全などが確
保される。

ところで、このような調理器においては、チョッパ３の
動作状態を検出するために検知器９および検出回路ｒｏ
を必要としているが、それらの採用にはコスト的な面で
改善の余地があった。

〔発明の目的〕

この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、特別な検知器や検出回路など
を用いることなくチ’１ツバの動作状態を検出すること
ができ、これによ）コストの低減並びに信頼性の向上な
どを可能とするすぐれたチョッノヤ動作検出方式を提供
することにある。

し発明の概要〕 この発明は、赤外線センサの出力によシチジン・母の動
作状態を検出するものである。

〔発明の実施例」 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この場合、第１図と同一部分には同一符号を付し
、その詳細な説明は省略する。

第４図に示すように、従来におけるチョッパ回転検知器
９およびチョッパ停止検出回路１０が除去される。そし
て、主制御部７には報知器たとえはブザー１１が接続さ
れる。

しかして、主制御部７によって第５図のフローチャート
に示す制御が行なわれる。

まず、調理開始時、ｔ１秒（数秒）間だけ加熱出力を通
常の２０％〜３０％程度とする。

１１秒後、加熱出力を通常に戻すとともに、ｔ２秒間だ
け整流回路６の出力電圧ＶＢを監視する。このとき、第
６図に示すように、出力電圧ＶＢが立ち上がれは、チョ
ッノ４′３が回転していると判断し、以後、出力電圧Ｖ
Ｂによって被調理食品２の温度金検出しながら通常の調
理を実施する。−刀、第７図に示すように、ｔ２秒の間
に出力電圧■おが立ち上がらないときは、チョッｉ９３
が停止していると判断し、その旨をブザー１１のブザー
音にて報知するとともに、所定の異常処理を行なう。た
とえば、調理を終了する。

このように、赤外線センサｌの出力によってチョッ・ぐ
３の動作状態を検出するようにしたので、従来のような
チョッパ回転検知器およびチョッ・母停止検出回路など
が不要となシ、コストの低減並びに信頼性向上が計れる
。

ところで、この実施例によれは、調理開始時にｔ１秒間
だけ加熱出力を低下させ、その後加熱出力を通常に戻し
てｔ２秒間だけチョッ・キ３の動作状態を検出するよう
にしているが、これは被調理食品２の温＃変化とチョッ
／４３の温度変化とに基づく誤検出を防止するためであ
る。

すなわち、チョッ／４′３の温度は被調理食品２の温度
と同じになることがあり、そうなるとたとえチョッパ３
が回転していても赤外緋センサｌからは出力が得られな
くなシ、つまシチジン・ぞ３の停止時と全く同じ状態と
なシ、このときに検出を行なえば当然ながら誤検出とな
ってしまうが、上記のように調理開始時の加熱出力制御
およびタイミング制御を行なえば、検出時にチョッパ３
の温度と被調理食品の温度とが同じになることはなく、
よって誤検出を未然に防止できるものである。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論
である。

〔発明の効果Ｊ 以上述べたようにこの発明によれは、特別な検出器や検
出回路などを用いることなくチョッパの動作状態を検出
することができ、これによシコストの低減並びに信頼性
の向上などを可能とするすぐれたチョッパ動作検出方式
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来における赤外線センサ付調理器−の−例を
示す概略構成図、第２図および第３図はそれぞれ第１図
における要部の出力電圧波形を示す図、第４図はこの発
明の一実施例に係る赤外線センサ付調理器の概略構成図
、第５図は同実施例の制御を説明するためのフローチャ
ート、第６図および第７図はそれぞれ第４図における要
部の出力電圧波形を示す図である。 ｌ・・・焦電型赤外線センサ、２・・被調理食品、３・
・チョッパ、７・・・主制御部、１１・・・ブザー（報
知器）。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　豚第１図 第２図 第３図 （

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）赤外線センサを用いて被調理食品の温度を検知す
   る赤外線センサ付調理器において、前記赤外線センサの
   近傍に設けられているチョツ・臂の動作状態をその赤外
   線センサの出力により検出することを特徴とするチョッ
   パ動作検出方式っ
2. （２）チョッ・ぐの動作停止を検出するとその旨を報知
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のチョ
   ッパ動作検出方式。