JPH0628117Y2 - ローラポンプ - Google Patents

ローラポンプ

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JPH0628117Y2
JPH0628117Y2 JP5780090U JP5780090U JPH0628117Y2 JP H0628117 Y2 JPH0628117 Y2 JP H0628117Y2 JP 5780090 U JP5780090 U JP 5780090U JP 5780090 U JP5780090 U JP 5780090U JP H0628117 Y2 JPH0628117 Y2 JP H0628117Y2
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tube
negative pressure
displacement
roller
roller pump
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JP5780090U
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敦 金子
康雄 猪飼
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株式会社三陽電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は血液、透析液、薬品等の液体を循環または供
給するローラポンプに関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば実開昭53−137592号公報に示すロ
ーラポンプが開示されている。このローラポンプは第9
図に示すように、同ローラポンプ25に設けたチューブ
26内の負圧を検出するため、チューブ26の変形を検
出して負圧を検出するようになっている。
すなわち、第10図に示すようにローラポンプ25のハ
ウジング25aに設けられたガイド片27に沿って前記
チューブ26が設けられ、同ハウジング25aの外部か
らチューブ26を押圧可能に調整ネジ27aが螺入され
ている。また、ハウジング25a内に設けた変位部材2
8はピン28aによってその先端が矢印方向に往復回動
可能となっており、ハウジング25a内に設けられたマ
イクロスイッチ29のアクチュエータ29aが当接可能
となっている。
そして、チューブ26内に負圧が発生するとチューブ2
6が断面楕円形状に変形するので、変位部材28の先端
が回動(調整ネジ27a側へ)する。その結果、変位部
材28がマイクロスイッチ29のアクチュエータ29a
の押圧を解除するため、マイクロスイッチ29がオフ状
態となり、図示しない警報装置が駆動して異常を知らせ
るようになっている。
また、この他の従来例として第11図に示すように、流
入側のチューブ26に膨出部30を設け、この膨出部3
0にマイクロスイッチ29のアクチュエータ29aが当
接し、マイクロスイッチ29がオン状態となるように使
用している。そして、チューブ26内に負圧が発生する
と膨出部30も断面楕円形状に変形するので、アクチュ
エータ29aの押圧が解除されてマイクロスイッチ29
がオフ状態となり、図示しない警報装置が駆動して異常
を知らせるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、前者の場合においては負圧の発生にともなう
チューブ26の機械的変位を検出することになるが、チ
ューブ26自体の精度(外径、内径、肉厚等)にかなり
バラツキがあるため、負圧の発生を検出する検出精度の
変動が著しく安定しないという問題がある。
そのため、前記調整ネジ27aの螺入により検出感度を
上げると、送液のためのローラポンプ25のローラ31
による圧閉に対しても感知してしまい、誤報が発生す
る。また、逆に検出感度を下げると負圧が発生してから
検出までに時間を要するため、発見時期が遅れてしまう
という問題がある。
さらに、前記チューブ26は1回の体外循環で使い捨て
のため、毎回チューブ26に対してマイクロスイッチ2
9のオン調整を行わねばならない。よって、医療現場従
事者は調整に時間がかかり、多忙な医療現場等では負圧
検出機能を解除して行われているため安全性に問題があ
る。
また、後者の場合においては流入側のチューブ26に膨
出部30を形成することは面倒であるばかりでなく、こ
の種のローラポンプ25においては膨出部30の形成さ
れていないチューブ26を使用することが不可能である
という問題がある。
本考案の目的は、負圧検出精度の信頼性、検出精度調節
の操作性を向上させたローラポンプを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本願考案は、モータによ
りローラを回転させ、その回転によりチューブを押圧し
て同チューブ内の液体を循環または移送するローラポン
プにおいて、前記チューブの径方向の変位を検出する変
位検出手段と、前記チューブの初期状態のデータを記憶
する初期データ記憶手段と、前記変位検出手段の検出信
号に基づいてチューブの変位を検出し、この変位データ
と前記初期データ記憶手段に記憶された初期データとを
比較演算する比較演算手段と、前記比較演算手段の比較
演算結果が所定のしきい値を越えた場合チューブ内に負
圧が発生していると判別する負圧発生判別手段と、前記
負圧発生判別手段の指令信号に基づいて前記モータを制
御する制御手段とを備えたことをその要旨とする。
[作用] 上記の構成により、チューブの初期状態のデータを初期
データ記憶手段に記憶し、一方ローラポンプ使用状態に
おけるチューブの変位を変位検出手段により検出し、前
記比較演算手段がこのチューブの変位データと、前記初
期データ記憶手段の初期データとを比較演算する。この
比較演算結果が所定のしきい値以上となったとき、負圧
発生判別手段はチューブ内に負圧が発生したと判別し、
制御手段は負圧発生判別手段の指令信号に基づいて駆動
装置を制御してローラポンプのローラの回転を停止す
る。
[実施例] 以下、本考案を血液循環用ローラポンプに具体化した一
実施例を第1〜4図(c)に基づいて説明する。
第1図に示すように、ローラポンプ1のケーシング2に
は平面U字状となる凹部3が切欠形成されている。この
凹部3の内周縁にはローリングチューブ9(以下、単に
チューブという)が配設されている。また、前記ケーシ
ング2内部にはモータ4が配設され、同モータ4に連結
されたシャフト5が前記ケーシング2に形成された凹部
3の略中央に突出されている。
前記凹部3に突出したシャフト5の先端には回転部材6
が固着され、前記シャフト5の回転(本実施例において
は反時計方向回りに回転する)と同期回転するようにな
っている。前記回転部材6の両端にはローラ7がピン8
によって回動可能にそれぞれ軸支されている。また、前
記ローラ7は回転部材6の回転によって凹部3における
半内周縁(第1図においてXの部分)の範囲の前記チュ
ーブ9を押圧するようになっている。したがって、血液
はチューブ9内を矢印方向に循環する。
また、ケーシング2には前記チューブ9の半内周縁の中
央に位置するように収納部10が設けられている。この
収納部10内には発光ダイオードアレイ11およびライ
ンイメージセンサ12がそれぞれ水平方向に並設されて
いる。前記発光ダイオードアレイ11は駆動回路13に
より発光し、チューブ9を下方から照射する。
ラインイメージセンサ12はチューブ9から反射された
前記発光ダイオードアレイ11からの光を受光するよう
になっている。そして、前記発光ダイオードアレイ11
およびラインイメージセンサ12によってチューブ9の
変位、すなわちチューブ9の外径を検出する変位検出手
段としての外径検出手段が構成されている。
前記ラインイメージセンサ12の検出信号はA/D変換
器14によってデジタル信号に変換され、比較演算手段
および負圧発生判別手段としての中央制御処理装置(以
下、単にCPUという)15に出力するようになってい
る。
前記CPU15には初期データ記憶手段としてのメモリ
16が接続され、このメモリ16にはデジタル信号に変
換された前記ラインイメージセンサ12の検出信号を記
憶するようになっている。つまり、デジタル信号に変換
された前記ラインイメージセンサ12の検出信号は前記
チューブ9の外径であり、ローラポンプ1の駆動直後に
おける正常なチューブ9の外径を記憶する。また、この
メモリ16には負圧発生を判別するためのしきい値が予
め記憶されている。
前記CPU15はメモリ16に予め記憶された初期にお
ける正常なチューブ9の外径の検出信号と経時的にライ
ンイメージセンサ12が検出する検出信号とを比較演算
し、その差が前記メモリ16に予め記憶されたしきい値
以上になったとき、チューブ9内に負圧が発生したと判
別するようになっている。
前記CPU15には警報回路17が接続され、この警報
回路17には警報ブザー21に接続されている。また、
同CPU15には制御手段としての駆動装置18が接続
され、前記ローラポンプ1のモータ4を駆動制御する。
次に、チューブ9の負圧発生およびその検出の説明をす
る。
前記負圧(動脈陰圧)はローラポンプ1の流入側のチュ
ーブ9が折れたり、凝血などで閉塞した場合に発生し、
このときにもローラポンプ1のモータ4が回転して血液
を循環させようとするため、同チューブ9内の圧力はす
ぐに低下して負圧が発生し、チューブ9は断面楕円形状
に変形する。また、この負圧が一旦発生すると自然的に
解除されることはまずなく、負圧状態が持続されるとと
もに変形率が大きくなる。
よって、前記発光ダイオードアレイ11からの光がチュ
ーブ9に照射される光量が減少するため、ラインイメー
ジセンサ12がキャッチする光量が減少する。つまり、
発光ダイオードアレイ11からの光の変化量を前記ライ
ンイメージセンサ12が受信する。
次に、前記ラインイメージセンサ12が検出する検出信
号の諸特性について説明する。
第2図は、正常状態(チューブ9内に負圧が発生してい
ない状態)において前記ラインイメージセンサ12が検
出する検出信号である。一定レベルL1は正常状態にお
けるチューブ9の外径を検出しており、所定間隔毎に一
定レベルL1を越える方形波はローラ7がラインイメー
ジセンサ12上を横切るときの波形である。また、方形
波検出後、一定レベルL1を下回る波形は第1図に示す
ようにローラ7の押圧による隙間Sをラインイメージセ
ンサ12が検出するためであり、その後チューブ9の復
元により所定レベルL1に達する。
第3図は、負圧が発生するとチューブ9の復元力により
所定レベルL1に達することができなくなる。したがっ
て、前記正常時の所定レベルL1と常に検出する一定部
分のレベルと比較演算し、その差が所定以上になったと
き、すなわちチューブ9の変形率が例えば50%以上と
なったときチューブ9内に負圧が発生したと判別するよ
うになっている。
これらのパターンからチューブ9内の負圧判別は容易に
行うことができる。
次に、上記のように構成された血液循環用ローラポンプ
の作用を説明する。
さて、まずチューブ9(本実施例においては外径12mm
を使用)をローラポンプ1のケーシング2に設けられた
凹部3に沿って配設する。そして、電源を入れるとCP
U15が駆動装置18を介してモータ4を駆動し、一対
のローラ7が回転する。
一方、駆動回路13により発光ダイオードアレイ11が
点灯し、チューブ9を下方から照射する。照射された光
はチューブ9によって反射し、この光はラインイメージ
センサ12が受光する。そして、まず正常なチューブ9
の外径を記憶するため、ラインイメージセンサ12から
の検出信号(第2図に示す出力波形)はA/D変換器1
4に変換され、CPU15を介してメモリ16に記憶さ
れる。
その後、ラインイメージセンサ12が検出する経時的な
検出信号はCPU15に入力される。CPU15はこの
検出信号と前記メモリ16に記憶した初期検出信号とを
比較演算する。つまり、初期検出信号から経時的な検出
信号を減算する。すると、正常状態(チューブ9内に負
圧が発生していない状態)においては初期検出信号と略
同等の検出信号が入力されるので演算結果は略零にな
る。
この場合、CPU15はチューブ9内に負圧が発生して
いないと判別し、引き続き駆動装置18を介してモータ
4を制御し、ローラ7を回転させる。
ここで、チューブ9内に負圧が発生するとチューブ9が
断面楕円形状に変形するため、発光ダイオードアレイ1
1から照射された光がチューブ9によって反射されにく
くなり、ラインイメージセンサ12の受光する光量が減
少する。
そのため、CPU15に入力される検出信号は第3図に
示すような波形となる。そして、CPU15は初期検出
信号からこの波形の検出信号を減算する。すると、ロー
ラ7の検出による方形波およびローラ7の押圧により形
成された間隙Sの検出による窪みは負圧発生の有無に係
わらず略一定であるため、これらの減算結果は略零にな
る。しかし、所定レベルL1は負圧発生により低下する
ため、減算結果は零にはならない。
したがって、この所定レベルL1の減算結果により低下
率がしきい値となる50%(チューブ外径が6mm以下)
を越えた場合、チューブ9内に負圧が発生したとCPU
15は判別する。すると、CPU15は警報回路17を
介してブザー21を鳴らし異常を知らせるとともに、駆
動装置18を介してローラポンプ1のモータ4を停止す
る。
この結果、チューブ9内の負圧発生を早期に正確に発見
することができるので、迅速にチューブ9内に発生した
負圧の処置を行うことができる。
また、従来とは異なり、チューブ9自体の精度によるバ
ラツキがなくなり、チューブ9内の負圧の検出精度を安
定させることができる。また、チューブ9を取り替える
毎に気泡検出手段の検出感度微調整を行う必要がなく、
ローラポンプの操作性を向上することができる。
さらに、チューブ9を従来とは異なり特別な形状にする
必要がなく、どのようなチューブ9にも対応することが
できる。
なお、本実施例においては低下率が50%以上となった
場合、負圧が発生したと判別したがこのしきい値は任意
に変更することが可能である。
また、第4図(a)に示すようにチューブ9は通常ケー
シング2の凹部3に沿って配設されているが、負圧が発
生すると第4図(b)に示すようにチューブ9が変形し
た状態で凹部3に沿って位置したり、第4図(c)に示
すようにチューブ9が変形した状態で凹部3から離間し
た所に位置して必ずしも一定の所にチューブ9が固定さ
れない。しかし、本実施例においては幅を有した発光ダ
イオードアレイ11およびラインイメージセンサ12を
使用したことにより、チューブ9が若干移動しても容易
に負圧を検出することができる。
さらに、発光ダイオードアレイ11およびラインイメー
ジセンサ12をXにて示す半周縁の中央部に設けたが、
この半内周縁内であれば発光ダイオードアレイ11およ
びラインイメージセンサ12をどの場所に設けても負圧
が発生したときチューブ9の変形を容易に検出すること
ができる。また、Yにて示す範囲内にも発光ダイオード
アレイ11およびラインイメージセンサ12を設けるこ
とができるが、チューブ9が負圧によって変形しにくい
ため、特に負圧検出の精度を向上させる場合においては
この場所を避けた方が望ましい。
また、本実施例においては血液循環用ローラポンプに具
体化したが、液体を循環または移送させる装置に適用さ
せることも可能である。
なお、チューブ9の初期状態となるデータを外径検出手
段によってメモリ16に記憶したが、キーボードなどに
よって予め手入力することも可能である。
次に、本実施例の別例について説明する。なお、前記実
施例と同一構成または同一作用の部材には同一番号を付
してその説明を省略する。
第5図に示すように、この別例はチューブ9の外径を検
出する外径検出手段にLED19、フォトダイオードを
使用した受光部20によって構成したところが前記実施
例と異なる。
この実施例においては第6図に示すように、前記LED
19および受光部20はケーシング2の凹部からシャフ
ト5の中心方向へ6mm(主に使用するチューブ9の外径
の約2/3)の位置に配設されている。この理由は、血
液透析等に使用されるチューブ9の径が、内径6mm,外
径12mmと、内径8mm,外径12mmの2種類が標準とな
っているためである。
前記チューブ9が正常状態の場合、LED19からの光
がチューブ9によって反射され、受光部20がこの光を
受光するため、A/D変換器14に入力される波形は第
7図に示すような波形となる。この検出信号において所
定レベルL1を越える所定間隔毎の方形波はローラ7の
通過による波形であり、その直後所定レベルL1を下回
る波形はローラ7の押圧による隙間Sの形成による波形
である。
また、チューブ9内に負圧が発生するとチューブ9が断
面楕円形状に変形し、前記LED19および受光部20
の上面にチューブ9が位置しなくなるため、第8図に示
すように受光部20はチューブ9から反射した光を受光
しなくなる。したがって、回転するローラ7の反射光の
みを受信するため、方形波が所定間隔毎にA/D変換器
14に入力される。
よって、CPU15はローラ7が受光部20を通過した
後、回転速度に応じた時間をおいた時の検出信号と、予
めメモリ16に記憶したローラ7が受光部20を通過し
た後、回転速度に応じた時間をおいた時の初期の外径検
出信号とを比較演算し、その低下率がしきい値の50%
を越えた場合チューブ9内に負圧が発生したと判別す
る。
この結果、幅を有しない点光源および点受光部によって
もチューブ9の負圧発生を検出することができる。
また、チューブ9の外径を計測して負圧を判別したが、
変位検出手段として超音波センサを使用し、チューブ9
の内径を計測して負圧判別することも可能である。さら
に、磁気センサとチューブ9との距離を一定に保った状
態で、チューブ9の表面に磁性体となる塗料、磁石等を
埋め込みしたり、表面に取り付け、負圧によるチューブ
9の変位により磁気センサとチューブ9との距離を演算
して負圧を発見することも可能である。
なお、この考案は前記実施例に限定されるものではな
く、この考案の趣旨から逸脱しない範囲内で任意に変更
することは可能である。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案によればチューブ内の負
圧検出精度を向上することができるとともに、検出精度
の微調整が不要となり操作性が向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるローラポンプの概要を示すブロ
ック構成図、第2図は正常時におけるラインイメージセ
ンサの出力特性図、第3図は負圧発生時におけるインイ
メージセンサの出力特性図、第4図(a)は正常時にお
けるチューブの位置を示す説明図、第4図(b)は負圧
発生時にチューブが変形して凹部に沿って位置した状態
を示す説明図、第4図(c)は負圧発生時にチューブが
変形して凹部から離間した位置にある状態を示す説明
図、第5図は別例のローラポンプの概要を示すブロック
構成図、第6図はLEDおよび受光部の配設された位置
を示す説明図、第7図は正常時における受光部の出力特
性図、第8図は負圧発生時における受光部の出力特性
図、第9図はローラポンプの従来例を示す平面図、第1
0図はチューブの負圧を検出する部分を示す拡大図、第
11図は他の従来例を示す説明図である。 1……ローラポンプ、4……モータ、7……ローラ、9
……チューブ、11……発光ダイオードアレイ、12…
…ラインイメージセンサ、15……比較演算手段および
負圧発生判別手段としてのCPU、16……初期データ
記憶手段としてのメモリ、18……制御手段としての駆
動装置、19……LED、20……受光部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータによりローラを回転させ、その回転
    によりチューブを押圧して同チューブ内の液体を循環ま
    たは移送するローラポンプにおいて、 前記チューブの径方向の変位を検出する変位検出手段
    と、 前記チューブの初期状態のデータを記憶する初期データ
    記憶手段と、 前記変位検出手段の検出信号に基づいてチューブの変位
    を検出し、この変位データと前記初期データ記憶手段に
    記憶された初期データとを比較演算する比較演算手段
    と、 前記比較演算手段の比較演算結果が所定のしきい値を越
    えた場合チューブ内に負圧が発生していると判別する負
    圧発生判別手段と、 前記負圧発生判別手段の指令信号に基づいて前記モータ
    を制御する制御手段と を備えたことを特徴とするローラポンプ。
JP5780090U 1990-05-30 1990-05-30 ローラポンプ Expired - Lifetime JPH0628117Y2 (ja)

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