JPH1041802A - 物体検出器 - Google Patents

物体検出器

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JPH1041802A
JPH1041802A JP8197716A JP19771696A JPH1041802A JP H1041802 A JPH1041802 A JP H1041802A JP 8197716 A JP8197716 A JP 8197716A JP 19771696 A JP19771696 A JP 19771696A JP H1041802 A JPH1041802 A JP H1041802A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の時間間隔にて他の物体検出器が発する
検出光や、その他の周期的に生ずるノイズが存在する環
境であっても誤作動することがない物体検出器を提供す
る。 【解決手段】 外乱が検出されないときは、タイマー時
間T毎に発光/停止が繰り返される。発光直前に外乱を
検出したときは、タイマー時間Tにt1の待ち時間が経
過した後、次の周期における発光が行われる。発光直前
に外乱を再び検出したときは、タイマー時間Tに対し、
t1の待ち時間に加え、更にt2の待ち時間が経過した
後、次の周期における発光が行われる。発光直前に外乱
を更に検出したときは、待ち時間が無く、タイマー時間
Tで次の周期における発光が行われる。発光直後に外乱
を検出したときは、TからTaにタイマー時間が短縮さ
れて発光が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出空間に検出光
を発光し、検出空間にて反射した光の受光量の変化から
物体を検出するアクティブ型の物体検出器であって、特
に一定の時間間隔にて検出光の発光を行う物体検出器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物体検出器としては、製造工場ラ
インでの製品の接近などを検出するものや自動扉への人
の接近、建物への侵入者などの人体を検出するものが種
々実用化されている。
【0003】ここでは、金融機関のCD(Cash Dispens
er:現金自動支払い機)コーナーにおいて、CDの利用
者の存在を検出する物体検出器を例にとって説明する。
【0004】物体検出器は、CDを利用するときの利用
者が存在する領域を検出空間に設定し、例えばCDの上
方位置である天井に設置される。この物体検出器は、例
えば近赤外線である検出光を一定の時間間隔で検出空間
に発光し、検出空間にある物体に反射した反射光を受光
し、この検出光の受光量を監視している。
【0005】そして、人が検出空間に存在するときは、
存在しないときに比べ受光量が多くなる。即ち、検出光
が人に反射される場合と、人がおらず床に反射される場
合とを比べると、人が検出空間に存在する検出光の光路
距離が短いので減衰量が少ない。そのため、物体検出器
の検出光の受光量は、人が存在すれば多くなる。
【0006】これにより、物体検出器は、受光量が予め
定めた量を越えると、人の存在信号を出力し、他の機器
の制御に利用できる。例えば、この出力信号をCDに入
力させると、CDの操作ガイダンスを開始させることが
できる。また、CDコーナーを無人で運用する無人化店
舗においては、自動開閉店装置にこの信号の有無によ
り、シャッターを閉じるなどの閉店動作の開始判断に使
用することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CDコーナ
ーでは、スペース上の制約から複数台のCDを隣接して
設置し、それぞれのCDの上部に物体検出器を設置する
場合がある。
【0008】この場合、各物体検出器は、検出領域の一
部が重なった状態で配置されることになり、隣接して設
置された物体検出器が、ほぼ同時に発光すると、自己が
発した検出光以外に、隣接する他の物体検出器の発した
検出光の反射をも受光するため、人が存在しないにも拘
わらず、人が存在すると判定してしまう。
【0009】このように、検出領域の一部が重なった状
態で各物体検出器を配置した場合には、物体が検出空間
に存在していなくても、他の物体検出器からの光の影響
により受光量が増大し、物体の存在信号を出力して誤っ
て判定により動作するおそれがあった。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、他の物体検出器が発する検出光や、その他の
周期的に生ずるノイズが存在する環境であっても、物体
が存在しないのにも拘わらず物体の存在信号を発して誤
作動することがない物体検出器を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による請求項1の物体検出器は、通常時は所
定の時間間隔にて検出空間に検出光を発光する発光手段
と、前記検出空間からの反射光を受光する受光手段と、
前記検出光の発光時における前記受光手段の受光量に基
づき物体の有無を判定する物体判定手段と、前記検出光
の発光前又は発光後における前記受光手段の受光量に基
づき外乱の有無を判定する外乱判定手段と、該外乱判定
手段が外乱有りと判定したときに前記発光手段の発光タ
イミングをずらす発光タイミング制御手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、検出空間の領域の一部
が重なるように複数配置され、前記検出空間からの反射
光量に基いて物体の有無を検出する物体検出器におい
て、通常時は所定の時間間隔にて検出空間に検出光を発
光する発光手段と、前記検出空間からの反射光を受光す
る受光手段と、前記検出光の発光時における前記受光手
段の受光量に基づき物体の有無を判定する物体判定手段
と、前記検出光の発光前又は発光後における前記受光手
段の受光量に基づき外乱の有無を判定する外乱判定手段
と、該外乱判定手段が外乱有りと判定したときに前記発
光手段の発光タイミングをずらす発光タイミング制御手
段とを具備したことを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2の物体
検出器において、前記発光タイミング制御手段は、前記
外乱判定手段が前記発光手段の発光直前に外乱光を検出
したと判定したときに、前記発光手段の発光タイミング
を遅らせる構成とされる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1又は2の物体
検出器において、前記発光タイミング制御手段は、前記
外乱判定手段が前記発光手段の発光直前に外乱光を検出
したと判定したときに、前記発光手段の発光タイミング
を、外乱の検出回数に応じて異なる時間で遅らせる構成
とされる。
【0015】請求項5の発明は、請求項1又は2の物体
検出器において、前記発光タイミング制御手段は、前記
外乱判定手段が前記発光手段の発光直後に外乱光を検出
したと判定したときに、前記発光手段の発光タイミング
を早める構成とされる。
【0016】本発明によれば、通常時は発光手段より所
定の時間間隔にて検出空間に検出光が発光される。そし
て、この発光に伴う検出空間からの反射光を受光手段で
受光する。物体判定手段では、検出光の発光時における
受光手段の受光量に基いて物体の有無を判定する。
【0017】ここで、発光手段から検出光を発光させる
直前において、受光手段からの受光量に基いて外乱判定
手段が外乱有りと判定すると、発光タイミング制御手段
が発光手段の発光タイミングを遅らせて発光駆動する。
このとき、発光手段の発光タイミングは、外乱判定手段
が外乱有りと判定したときの外乱の検出回数に応じて異
なる時間で遅らせることができる。また、発光手段から
検出光を発光させた直後において、受光手段からの受光
量に基いて外乱判定手段が外乱有りと判定すると、発光
タイミング制御手段が発光手段の発光タイミングを早め
て発光駆動する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明による物体検出器の
一実施の形態を示すブロック構成図、図2は物体検出器
の設置状態の一例を示す図である。
【0019】物体検出器1は、外筐体をなすケース2内
に、発光手段3、受光手段4、受光検出判定手段5、出
力手段6、表示手段7、発光タイミング制御手段8を備
えて1つのユニットを構成している。
【0020】図2に示すように、物体検出器1は、例え
ば複数台のCD9が隣接して並設されたCDコーナーに
おいて、CD9を利用するときの利用者が存在する領域
を検出空間Eとし、この検出空間Eの一部の領域Eaが
重なるように、各CD9の上方位置(例えば天井など)
に設置される。
【0021】発光手段3は、発光素子3aと、この発光
素子3aを駆動する駆動回路3bとを備えて構成され
る。発光素子3aとしては、例えば近赤外線光を発光す
る発光ダイオードを一定間隔おきに複数並設したLED
アレイで構成される。この発光素子3aからの所定波長
の光は検出空間Eに照射される。尚、発光素子3aは、
近赤外線光を発光する発光ダイオードの他、半導体レー
ザでもよく、発光される光も近赤外線に限るものではな
い。
【0022】駆動回路3bは直流電源により発光素子3
aを直流駆動するか、または内蔵された発振器により所
定の周波数で発光素子3aを交流駆動している。
【0023】受光手段4は、受光素子4aと、この受光
素子4aが受光した光を電気信号に変換する変換回路4
bを備えて構成される。受光素子4aとしては、例えば
フォトダイオード、アバランシェフォトダイオードやフ
ォトトランジスタなどが用いられ、発光素子3aが発光
する光に感度を有するものであればよい。この受光素子
4aでは、検出空間Eからの近赤外線光を受光し、その
受光信号を変換回路4bに出力している。
【0024】変換回路4bは、例えば増幅回路及び平滑
回路を含んだ構成であり、受光素子4aからの受光信号
の光電電流における所定の周波数成分を増幅回路で増幅
し、この増幅された交流成分を平滑回路で平滑して直流
電気信号を受光検出判定手段5に出力している。その際
の直流電気信号は、電気量を示す電圧レベルが交流信号
の振幅値に対応し、受光量にも対応している。
【0025】受光検出判定手段5は、外乱検出判定手段
5a、人体在否検出判定手段5bを備えて構成される。
外乱検出判定手段5aは、受光手段4の変換回路4bか
らの出力と、予め内部に定められている外乱判定用の基
準値とを比較し、受光手段4の受光による信号が外乱有
りを示すものであるか否かを判定している。そして、変
換回路4bからの出力が基準値を越えているときには、
受光手段4の受光による信号が外乱有りを示すものであ
ると判定し、外乱検出信号を発光タイミング制御手段8
(後述する検出回数計数手段10、計時制御手段14)
に出力している。
【0026】人体在否検出判定手段5bは、受光手段4
の変換回路4bからの出力と、予め内部に定められてい
る人体判定用の基準値とを比較し、受光手段4の受光に
よる信号が検出空間Eにおける人体の存在を示すもので
あるか否かを判定している。そして、変換回路4bから
の出力が基準値を越えているときには、受光手段4の受
光による信号が検出空間Eにおける人体の存在を示すも
のと判定し、人体の存在信号を出力手段6に出力してい
る。
【0027】尚、外乱検出判定手段5aにおける外乱判
定用の基準値と、人体在否検出判定手段5bにおける人
体判定用の基準値とは、同一レベル、異なるレベルの何
れであってもよい。
【0028】出力手段6は、検出空間Eに人体が存在す
ると判定されたときに人体在否検出判定手段5bから入
力される人体の存在信号を表示手段7や不図示の外部の
制御装置に出力している。例えば、この出力信号をCD
9に入力させると、CD9の操作ガイダンスを開始させ
ることができる。また、CDコーナーを無人で運用する
無人化店舗においては、自動開閉店装置にこの信号の有
無により、シャッターを閉じるなどの閉店動作の開始判
断に使用することができる。
【0029】表示手段7は、例えば発光ダイオード、液
晶や蛍光表示管などの表示器で構成され、出力手段6よ
り入力される人体の存在信号に基き、検出空間Eに人体
が存在する旨の表示を行っている。
【0030】具体的に、表示手段7を発光ダイオードで
構成した場合、出力手段6より人体の存在信号が入力さ
れると、検出空間Eに人体が存在する旨を示すべく、発
光ダイオードを例えば緑色に点灯する。また、表示手段
7を液晶や蛍光表示管などの表示器で構成した場合に
は、出力手段6より人体の存在信号が入力されると、検
出空間Eに人体が存在する旨のメッセージ表示を行う。
【0031】発光タイミング制御手段8は、検出回数計
数手段10、検出回数判定手段11、第1の計時手段1
2、第2の計時手段13、計時制御手段14、駆動制御
手段15を備えて構成される。
【0032】この発光タイミング制御手段8は、外乱検
出がなされていない通常時においては、常に所定時間間
隔にて発光手段3による発光駆動を制御している。ま
た、発光タイミング制御手段8は、受光手段4が外乱を
検出して受光検出判定手段5から外乱検出信号を受けた
とき、発光タイミングを遅らせるか、または早めるよう
に発光手段3の発光駆動を制御している。
【0033】検出回数計数手段10は、例えばシフトレ
ジスタなどで構成され、発光手段3が停止状態から発光
駆動される直前に外乱検出判定手段5aより入力される
外乱検出信号を計数し、その回数を外乱検出データとし
て検出回数判定手段11に出力している。尚、発光手段
3の発光直前に検出回数計数手段10が計数した回数
は、発光手段3がオンした後に0にリセットされる。
【0034】検出回数判定手段11は、検出回数計数手
段10からの外乱検出データの内容が1〜3回の何れの
検出回数を示すものであるかを判定し、その判定信号を
計時制御手段14に出力している。
【0035】第1の計時手段12は、外乱検出がなされ
ていない状態において、所定周期のタイマー時間T(例
えばT=50msec)間隔を計時するタイマー回路で
構成される。第1の計時手段12は、タイマー時間T間
隔による発光手段3の発光直後に外乱が検出されたとき
に、後述する計時制御手段14の制御により、タイムア
ップ時間が所定時間(例えば40msec)に短縮して
設定される。この第1の計時手段12からは、タイムア
ップする毎にタイムアップ信号を駆動制御手段15に出
力している。
【0036】第2の計時手段13は、外乱を検出したと
きに、第1の計時手段12が計時を開始するまでの待機
時間を可変するために使用されるもので、第1の計時手
段12より短いタイマー時間間隔を計時するタイマー回
路で構成される。この第2の計時手段13におけるタイ
ムアップ時間は、計時制御手段14の制御により、外乱
の検出回数に応じて異なる時間に可変設定される。
【0037】具体的には、外乱の検出が1回目の場合は
時間t1=10msecに設定される。また、外乱の検
出が2回目の場合は、時間t1に対して更に時間t2=
5mescだけ遅れた時間に設定される。そして、この
第2の計時手段13からは、タイムアップする毎にタイ
ムアップ信号を計時制御手段14に出力している。
【0038】計時制御手段14は、電源が投入されたと
きの電源投入信号により、第1の計時手段12による計
時を開始制御している。また、計時制御手段14は、検
出回数判定手段11からの判定信号に含まれる外乱の検
出回数に応じて第1の計時手段12の待機時間を可変す
るように、各計時手段12,13による計時を開始制御
している。
【0039】さらに説明すると、計時制御手段14は、
検出回数判定手段11より1回目の検出を示す判定信号
が入力されたときに、第2の計時手段13を起動させて
計時を開始制御し、時間t1が経過してタイムアップし
た後に第1の計時手段12をリセットし、時間t1だけ
遅れた状態で第1の計時手段12による計時を開始制御
している。
【0040】また、計時制御手段14は、検出回数判定
手段11より2回目の検出を示す判定信号が入力された
ときに、第2の計時手段13が時間t1を経過して時間
t2経過してタイムアップした後に第1の計時手段12
をリセットし、時間t1+t2だけ遅れた状態で第1の
計時手段12による計時を開始制御している。
【0041】更に、計時制御手段14は、検出回数判定
手段11より3回目の検出を示す判定信号が入力された
ときには第2の計時手段13を起動させず、待機時間な
く第1の計時手段12による計時を継続させている。
【0042】また、計時制御手段14は、第1の計時手
段12によるタイマー時間T間隔での発光直後に外乱検
出判定手段5aから外乱検出信号が入力されたときに、
第1の計時手段12によるタイマー時間Tが所定時間T
a(例えば40msec)に短縮してタイムアップする
ように、第1の計時手段12による計時を開始制御して
いる。そして、第1の計時手段12が短縮されたタイム
アップ時間になると、第1の計時手段12をリセットし
て通常のタイマー時間Tに戻している。
【0043】このように、発光手段3の発光制御を遅ら
せる場合には、第1の計時手段12によるタイマー時間
T間隔での発光直前に外乱が検出されると、第2の計時
手段13の計時を開始させ、この第2の計時手段13の
タイムアップにより、第1の計時手段12の計時を再ス
タートさせる。
【0044】これに対し、発光手段3の発光制御を早め
る場合には、第1の計時手段12によるタイマー時間T
間隔での発光直後に外乱が検出されると、第1の計時手
段12のタイムアップ時間を短縮して設定する。尚、タ
イムアップ時間が短縮されるのは、発光直後に外乱検出
信号を検出したときの1回のみであり、次回は通常の第
1の計時手段12によるタイマー時間Tにリセットされ
て戻る。
【0045】駆動制御手段15は、通常、第1の計時手
段13によるタイマー時間T毎に入力されるタイムアッ
プ信号のタイミングで、発光手段3の駆動回路3bに駆
動信号を出力して発光素子3の発光駆動を制御してい
る。
【0046】次に、上記構成による物体検出器の動作を
図3及び図4に従って説明する。図3は本発明の物体検
出器における発光制御動作を示すフローチャート図、図
4は外乱の有無に応じた発光状態を示す図である。
【0047】まず、外乱が発生していない場合の動作に
ついて説明する。例えば図2に示すように、複数台のC
D9が隣接して並設されたCDコーナーにおいて、検出
空間Eの一部の領域Eaが重なるように、物体検出器1
を各CD9の上方位置である天井に設置する。物体検出
器1の設置が完了した後、電源が投入されてオンすると
(S1)、第1の計時手段12が起動して計時をスター
トする(S2)。そして、受光手段4が検出空間Eの近
赤外線を受光して取り込む(S3)。
【0048】次に、外乱検出判定手段5aでは、受光手
段4から取り込まれた信号と外乱判定用の基準値とを比
較する。そして、受光手段4による信号が基準値を越え
ていれば、受光手段4による信号が外乱有りを示すもの
と判定し(S4−YES)、後述するS16の処理に移
行する。
【0049】これに対し、受光手段4による信号が基準
値を越えていなければ、外乱が無いと判定し(S4−N
O)、駆動制御手段15により発光手段3が発光駆動さ
れる(S5)。そして、後述のS16において使用する
検出回数計数手段10をリセットする(S6)。
【0050】発光手段3の発光駆動により検出光が検出
空間Eに送出され、検出光が検出空間Eにおいて安定し
て反射され受光できるようになる時間(例えば、2ms
ec)が経過すると(S7−YES)、受光手段4にて
検出空間Eの近赤外線光を受光して取り込み(S8)、
駆動制御手段15により発光手段3の発光駆動が停止さ
れる(S9)。
【0051】次に、人体在否検出判定手段5bでは、受
光手段4から取り込まれた信号と人体判定の基準値を比
較する。そして、受光手段4による信号が基準値を越え
ていれば、受光手段4による信号が人体の存在を示すも
のと判定し(S10−YES)、物体検出器1の表示手
段7に人体の存在を示す表示出力をするか、人体の存在
を示す信号が外部の制御装置に出力される(S20)。
【0052】次に、発光手段3による発光駆動の停止直
後、発光手段3による検出光の影響がなくなる時間(例
えば、2msec)が経過すると(S11−YES)、
外乱検出判定手段5aでは、S12で受光手段4から取
り込まれた信号と外乱判定の基準値とを比較する。そし
て、受光手段4による信号が基準値を越えていれば、受
光手段4による信号が外乱有りを示すものと判定し(S
13−YES)、後述するS21の処理に移行する。
【0053】これに対し、受光手段4による信号が基準
値を越えていなければ、外乱が無いと判定し(S13−
NO)、第1の計時手段12の通常時のタイムアップ時
間であるタイマー時間T=50msecが経過すると
(S14−YES)、計時制御手段14により第1の計
時手段12をリセットし(S15)、S2に戻る。
【0054】このように、外乱が検出されないときは、
図4(a)に示すように、第1の計時手段12のタイマ
ー時間T=50msec毎に発光手段3の発光/停止が
繰り返される。
【0055】次に、発光手段3の発光直前に外乱を検出
し、発光タイミングを遅らせる場合の動作について説明
する。
【0056】S4での外乱検出判定手段5aの処理にお
いて、受光手段4による信号が基準値を越え、受光手段
4による信号が外乱有りを示すものと判定されると(S
4−YES)、S16に移行する。このとき、発光手段
3の発光直前に外乱を検出した回数により、計時制御手
段14が第2の計時手段13のタイムアップ時間を設定
して第1の計時手段12が待機する時間を可変制御して
いる。
【0057】すなわち、検出回数計数手段10が1回目
の外乱検出信号を計数すると、第2の計時手段13はt
1=10msecでタイムアップし、その後、第1の計
時手段12がリセットされ、S2に戻る。また、検出回
数計数手段10が2回目の外乱検出信号を計数したとき
には、第2の計時手段13は更にt2=5msecだけ
遅れてタイムアップし、その後、第1の計時手段12が
リセットされ、S2に戻る。
【0058】なお、検出回数計数手段10が3回目の外
乱検出信号を計数すると、第1の計時手段12は待ち合
わせすることなく、そのまま第1の計時手段12による
計時が継続され、発光手段3の発光動作(S5)に移
る。
【0059】このように、外乱の連続検出回数によって
第1の計時手段12の待機時間を変えるのは、外乱が所
定時間間隔で発生するものでないときや、外乱の強度に
よって発光タイミングをずらす時間幅が異なることがあ
るからである。
【0060】そして、発光手段3の発光直前に外乱を検
出したときは、図4(b)に示すように、第1の計時手
段12のタイマー時間T=50msecにt1=10m
secの待ち時間が経過した後、次の周期における発光
手段3の発光が行われる。
【0061】また、発光手段3の発光直前に外乱を2回
連続して検出したときは、図4(c)に示すように、第
1の計時手段12のタイマー時間T=50msecに対
し、t1=10msecの待ち時間に加え、更にt2=
5msecの待ち時間が経過した後、次の周期における
発光手段3の発光が行われる。
【0062】更に、発光手段3の発光直前に外乱を3回
連続して検出したときは、図4(d)に示すように、待
ち時間が無く、発光手段3の発光が行われる。
【0063】次に、発光手段3の発光直後に外乱を検出
し、発光タイミングを早める場合の動作について説明す
る。
【0064】S13での外乱検出判定手段5aの処理に
おいて、受光手段4による信号が基準値を越え、受光手
段4による信号が外乱有りを示すものと判定されると
(S13−YES)、S21に移行する。S21では、
計時制御手段14の制御により、第1の計時手段12に
よるタイマー時間T=50msecのタイムアップ時間
が所定時間Ta=40msecに短縮して設定され、マ
イマー時間Taが経過すると、第1の計時手段12をリ
セットするとともに、タイムアップ時間をT=50ms
ecに設定し、S2に戻る。
【0065】このように、発光手段3の発光直後に外乱
を検出したときは、図4(e)に示すように、S14に
おけるT=50msecからTa=40msecにタイ
マー時間が短縮されて発光手段3の発光が行われる。
【0066】したがって、上記実施の形態によれば、検
出空間Eへ検出光を一定の時間間隔で発光する物体検出
器1を相互に干渉を受ける位置に設置することができ
る。例えば図2に示すように、限られたスペースで形成
される金融機関のCDコーナー内に複数のCD9を近接
して配置する場合でも、CD9を利用するときの利用者
が存在する領域を検出空間Eとし、この検出空間Eの一
部の領域Eaが重なるように、物体検出器1を各CD毎
に設置することが可能となる。また、このように、検出
空間Eの一部の領域Eaを重ねて物体検出器1の設置を
行うことができるので、既に設置されている物体検出器
のことを考慮せず、後からでも簡単に物体検出器を増設
でき、取付作業にかかる負荷も軽減できる。
【0067】また、周期的に外乱が発生する環境に物体
検出器1を設置しても、発光手段3の発光タイミングを
第1の計時手段12によるタイマー時間Tのタイムアッ
プ時間を前後の何れかにずらすことができるので、ノイ
ズの影響を回避して誤作動を防ぐことができる。
【0068】更に、物体検出器1を取りまく環境が変わ
ったとしても、発光素子3の発光タイミングを自動的に
可変してずらすことができるので、作業員が設置場所に
出向いて発光タイミングを変えるなどの手間を省くこと
ができる。
【0069】ところで、上述した構成による物体検出器
1は、図2に示すような金融機関のCDコーナーにおけ
る各CD9毎に配置されるものに限らず、他の技術分野
にも応用することができる。例えば製造工場ラインにお
いて、ベルトコンベア上を搬送される物体の有無を検出
する物体検出器として用いることができる。
【0070】また、上記実施の形態では、発光手段3の
発光直前において外乱が1回又は2回連続して検出され
たときに限って、次の周期における発光素子3の発光タ
イミングを遅らせるものとして説明したが、外乱が1回
検出されたときのみ、又は外乱が3回以上連続して検出
されたときに、次の周期における発光素子3の発光タイ
ミングを遅らせるべく、発光素子3の発光駆動を制御し
てもよい。尚、外乱が複数回連続して検出された場合、
第2の計時時間13による待機時間は、例えば外乱の検
出回数が1回目の場合は10msec、2回目の場合は
5msec、3回目の場合は3msec、4回目の場合
は1msecといったように、外乱の検出回数に応じて
徐々に短くなるように設定される。
【0071】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、検出空間へ検出光を一定の時間間隔で発光す
る物体検出器を相互に干渉を受ける位置に設置すること
ができる。したがって、物体検出器の後付け作業による
増設も簡単に行うことができる。また、周期的に外乱が
発生する環境に設置しても、発光タイミングを前後何れ
かにずらすことができるので、ノイズの影響を回避して
誤作動を防ぐことができる。更に、物体検出器を取りま
く環境が変わったとしても、発光タイミングを自動的に
ずらすことができるので、作業員が設置場所に出向いて
発光タイミングを変えるなどの手間を省くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による物体検出器の一実施の形態を示す
ブロック構成図
【図2】同物体検出器の設置状態の一例を示す図
【図3】同物体検出器における発光制御動作を示すフロ
ーチャート図
【図4】(a) 同物体検出器において外乱が無いとき
の発光タイミングを示す図 (b) 同物体検出器において発光直前に1回の外乱が
検出されたときの発光タイミングを示す図 (c) 同物体検出器において発光直前に2回の外乱が
連続検出されたときの発光タイミングを示す図 (d) 同物体検出器において発光直前に3回の外乱が
連続検出されたときの発光タイミングを示す図 (e) 同物体検出器において発光直後に外乱が検出さ
れたときの発光タイミングを示す図
【符号の説明】
1…物体検出器、3…発光手段、4…受光手段、5…受
光検出判定手段、5a…外乱検出判定手段、5b…人体
在否検出判定手段、8…発光タイミング制御手段、10
…検出回数計数手段、11…検出回数判定手段、12…
第1の計時手段、13…第2の計時手段、14…計時制
御手段、15…駆動制御手段、E…検出空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01V 8/12 G01V 9/04 K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常時は所定の時間間隔にて検出空間に
    検出光を発光する発光手段と、 前記検出空間からの反射光を受光する受光手段と、 前記検出光の発光時における前記受光手段の受光量に基
    づき物体の有無を判定する物体判定手段と、 前記検出光の発光前又は発光後における前記受光手段の
    受光量に基づき外乱の有無を判定する外乱判定手段と、 該外乱判定手段が外乱有りと判定したときに前記発光手
    段の発光タイミングをずらす発光タイミング制御手段と
    を具備したことを特徴とする物体検出器。
  2. 【請求項2】 検出空間の領域の一部が重なるように複
    数配置され、前記検出空間からの反射光量に基いて物体
    の有無を検出する物体検出器において、 通常時は所定の時間間隔にて検出空間に検出光を発光す
    る発光手段と、 前記検出空間からの反射光を受光する受光手段と、 前記検出光の発光時における前記受光手段の受光量に基
    づき物体の有無を判定する物体判定手段と、 前記検出光の発光前又は発光後における前記受光手段の
    受光量に基づき外乱の有無を判定する外乱判定手段と、 該外乱判定手段が外乱有りと判定したときに前記発光手
    段の発光タイミングをずらす発光タイミング制御手段と
    を具備したことを特徴とする物体検出器。
  3. 【請求項3】 前記発光タイミング制御手段は、前記外
    乱判定手段が前記発光手段の発光直前に外乱光を検出し
    たと判定したときに、前記発光手段の発光タイミングを
    遅らせる請求項1又は2記載の物体検出器。
  4. 【請求項4】 前記発光タイミング制御手段は、前記外
    乱判定手段が前記発光手段の発光直前に外乱光を検出し
    たと判定したときに、前記発光手段の発光タイミング
    を、外乱の検出回数に応じて異なる時間で遅らせる請求
    項1又は2記載の物体検出器。
  5. 【請求項5】 前記発光タイミング制御手段は、前記外
    乱判定手段が前記発光手段の発光直後に外乱光を検出し
    たと判定したときに、前記発光手段の発光タイミングを
    早める請求項1又は2記載の物体検出器。
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