JPS59106481A - 2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ヒドロキシベンゾフランの製造方法 - Google Patents

2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ヒドロキシベンゾフランの製造方法

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JPS59106481A
JPS59106481A JP58215865A JP21586583A JPS59106481A JP S59106481 A JPS59106481 A JP S59106481A JP 58215865 A JP58215865 A JP 58215865A JP 21586583 A JP21586583 A JP 21586583A JP S59106481 A JPS59106481 A JP S59106481A
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/78Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans
    • C07D307/86Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans with an oxygen atom directly attached in position 7
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/01Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by replacing functional groups bound to a six-membered aromatic ring by hydroxy groups, e.g. by hydrolysis
    • C07C37/055Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by replacing functional groups bound to a six-membered aromatic ring by hydroxy groups, e.g. by hydrolysis the substituted group being bound to oxygen, e.g. ether group

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オルトーメタリルオキシフェ、ノールからの
2,3−ジヒドロ−2,2−ツメチルーフーヒドロキシ
ベンゾフランの製造方法に関するものである。
以下、DDHBで表わす2,3−ジヒト・ロー2,2−
ジメチル−7−ヒドロキシベンゾフランは式:それ自体
公知であるこの化合物は、カルN〜フグヒドロー2.2
−ツメチルベンゾフラン−7−イルメチルカルバメート
を製造するために使用することができる。
オルト−メタリルオキシフェノール、すなわちの化合物
である。
オルト−メタリルオキシフェノールを転位サセ(メタリ
ル基のオルト転位)て転位化合物(特にオルト−メタリ
ルピロカテコール)を中間体として生成させ、次いでこ
の転位化合物を環化してDDHBを生成させることによ
り、オルト−メタリルオキシフェノールからDDHBを
製造することが知られている。
オルト−メタリルピロカテコール、すなわち1゜2−ジ
ヒドロキシ−3−メタリルベンゼンは式:の化合物であ
る。
オルト−メタリルオキシフェノールからDDHBへのこ
の変換を転位/環化によって行なう方法は、幾つかの特
許出願の主題となっているが、使用条件に応じて和尚に
異なる結果をもたらす。
フシンス特許第1,403,952号公報は、オルト−
メタリルオキシフェノールをバルクとして190℃まで
加熱して行なうこの変換を記載しておシ、温度はこの変
換に際し270℃に達する。この特許公報に記載された
実験によれば、収率は僅か48.2%である。
ヨーロッパ特許出願第79/420,062.6号(特
許公開第0.012,096号)は、オルト−メタリル
オキシフェノールを水および必要に応じ不活性有機溶剤
の存在下で約200℃の温度まで加熱して行なうこの変
換を記載している。得られる収率は、69〜72%の程
度である。
ヨーロッパ特許出願第80/420,130.9号(特
許公開第0.030,511号)は、オルト−メタリル
オキシフェノールを、触媒としてのアルミニウム誘導体
、好ましくはアルミニウムインプロビラートの存在下、
および必要に応じ有機溶剤の存在下で、一般に120〜
150℃の温度まで加熱して行なうこの変換を記載して
いる。得られる収率は約60〜77%である。このヨー
ロッパ特許出願の実施例9は、反応をより低温度010
0℃)で行なうと、多量の触媒(オルト−メタリルオキ
シフェノール1 moli、90.3molの触媒)を
使用するにも拘わらず、相当低いDDKHの収率(60
,7%)が得られることを示している。
ヨーロッパ特許出願筒807104,521.2号(特
許公開A0,825,843号)は1.オルト−メタリ
ルオキシフェノールを、少なくとも1個のOH基を有す
るポリヒドロキンアルキルエーテルよりなる溶剤中で、
触媒としてp−)ルエンスルホン酸または塩化第2鉄の
存在下に約150〜190℃の温度まで加熱して行なう
この変換を記載している。記載された実施例によれば、
収率は65チから70%まで変化する。
しかしながら、これら特許明細書に記載された方法はい
ずれも、完全には満足しうるものでないことが判明した
本発明の一目的は、上記特許または特許出願に記載され
或いは示唆されたものとは異なる触媒を使用するDDH
Bの改良製造方法を提供することである。
さらに詳細には、本発明の一目的は、良好な収率でDD
HBを得ることができると共に、上記特許または特許出
願に記載された方法におけるよシも相当低い温度で反応
を行ないうる、オルト−メタリルオキシフェノールから
のDD)(Bの製造方法を提供することである。
今回、この目的は、本発明の主題を構成する新規な方法
により達成されることが見出された。
この方法は、オルト−メタリルオキシフェノールを・転
位させ次いで転位化合物を環化させることからなる、加
熱によるオルト−メタリルオキクツエノールからのDD
HBの製造に関するものである。
この方法において、少なくとも環化工程は、錫誘導体よ
勺なる触媒の有効量の存在下で加熱して行なわれる。
本発明の第1具体例においては、オルト−メタリルオキ
シフェノールを先ず錫誘導体の不存在下で高温度まで加
熱し、これにより使用条件に応じて出発化合物は部分的
にまたは完全に転位化合物C特にオルト−メタリルピロ
カテコール)まで変換される。このように得られた反応
混合物を、次いで錫誘導体の存在下で加熱して転位誘導
体の環化を行なう。
本発明のこの第1具体例において、転位工程および環化
工程は2つの全く別途の操作で行なうことができる:す
なわち、オルト−メタリルオキシフェノールをたとえば
ヨーロッパ特許出願筒807420、130.9号(第
9頁、比較実験)に記載された条件下で操作することに
よシ加熱してその転位を生せしめ、かくして主としてオ
ルト−メタリルピロカテコールを含有する混合物を得、
次いで第1操作とは別途の第2操作においてこの反応混
合物を錫誘導体の存在下で加熱することができる。
本発明のこの第1具体例の変法においては、転位および
環化を同じ装置内で順次に行なうこともでき、この場合
加熱を錫誘導体の不存在下で最初に行ない、次いで反応
混合物へ加えられた錦誘導体の存在下で加熱を継続する
本発明の好適具体例においては、オルト−メタリルオキ
シフェノールの転位を錫誘導体の存在下で加熱して行な
い、さらに転位化合物の環化を錫誘導体の存在下で加熱
して行なう。本発明のこの好適具体例において、オルト
−メタリルオキシフェノールを錫g導体の存在下で加熱
し、かつこの加熱を同じ鏝誘導体の存在下でDDHBが
生成されるまで継続することが特に有利である。これら
条件下において、第2の変換は第1の交換の直後に起る
ことが観察される。したがって、これは単一工程でオル
ト−メタリルオキシフェノールからDDHBを製造しう
る方法である。この方法においては、オルト−メタリル
オキシフェノールを錫誘導体の存在下で加熱する。これ
は、本発明の好適具体例を構成する。
本明細書において、「錫誘導体」という用語は、二価の
錫または四価の錫の有機もしくは無機誘導体、および反
応条件下で二価の錫または四価の錫誘導体をその場で生
成しうる任意の錫系試薬を意味するものと了解される。
これらの二価の錫および四価の錫誘導体は一般式: %式%) 〔式中、Rはたとえばハロゲン、酸素もしくは硫黄原子
のような原子、または、無機もしくは有機基を示し、m
は2または4に等しい整数を示し、置換基Rは同一でも
異なってもよいと理解される〕に相当する。
Rは有利には下記の置換基から選択される:ハロダン原
子(好ましくは塩素)、 アルキル基(たとえばエチル、メチルおよびブチル基)
または、たとえば適宜1個もしくはそれ以上のハロゲン
によ多置換されたシクロアルキル基、 適宜置換されたアリールもしくはアルカリール基(たと
えばフェニル基)、および 基−0−R1(ここで、R4はたとえばアルキル、アリ
ールもしくはアシル基のような有機基またはベンゾフリ
ル基を示し、これらの基は適宜置換することができ(た
とえば、2.3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフ
ラン−7−イル基、オルト−メタリルオキジフェノール
基またはヒドロキシ(メタリル)フェニル基とすること
ができ、或いは必要に応じこれらの各種の基をその場で
生成させることもできる)〕。
たとえば、Rが基−0R4を示す場合、この置換基Rは
特にフェノキシ基またはアセトキシ基(OK、Coo)
を示すことができる。
上記式に相当する化合物のうち、たとえば5nCt2゜
錫メチラー)、8nCt4.二酢酸錫、二酸酸シブチル
錫およびジクロルシブチル錫のような化合物を有利に使
用することができるが、これらは限定を意味するもので
ない@ 好ましくは、使用する錫誘導体は二価の錫誘導体、すな
わち上記一般式においてmが2に等しくかつRが上記と
同じ意味を有する化合物である。
これら好適化合物のうち、塩化第1錫(S n C1z
 )が特に好適である。何故なら、後記の実施例で示す
ように、100°0よシ高い温度で高収率を得ることが
できるからである。
使用すべき錫誘導体の量は、使用榮件下で変換を充分に
進行させうるのに充分でなければならない。これは、一
般に変換すべき化合物(オルト−メタリルオキシフェノ
ールまたはこの化合物の転位から得られる誘導体) 1
 mot当り少なくとも0.00005 motの錫誘
導体を使用して達成される。
1 触媒量の上限は臨界的でない。実用的には、変換す
べき化合物1 mot当’) 0.0001〜0.3 
motの錫誘導体、好ましくは変換すべき化合物1 m
o7i 、!l)0.005〜0.1motの錫誘導体
を使用するのが有利である。
錫誘導体の存在下で加熱を行なう温度は、60〜200
°0とすることができ、好ましくは80〜130’0で
ある。
触媒として使用する錫誘導体が塩化第1錫である場合、
反応を100℃よシ高い温度で行なうことによシ極めて
有利な結果が得られる。
本発明による変換は、オルトーメクリルオキシフェノー
ルおよび/またはその転位生成物をバルクとして溶剤の
不存在下で加熱して行なうことができる。
しかしながら、好ましくは、この変換は有利にはたとえ
ばトルエンおよび’O−b”−およびp−キシレンのよ
うな芳香族炭化水素;たとえばオクタンまたはデカンの
ような脂肪族炭化水素;塩素化芳香族炭化水素;たとえ
ばシクロヘキサンのような環式脂肪族炭化水紫;たとえ
ばアニソールのような脂肪族もしくは芳香族エーテル;
たとえばメチルインブチルケトンのよりなケトン;たと
えば低級アルカノール(たとえばイングロノセノール)
のようなアルコール;フェノール類、特にフェノール自
身;ならびにポリヒドロキシアルキルエーテル(たとえ
ばヨーロッ・ゼ特許出願第80/104.5212号に
記載されたもの)から選択される有機溶剤中で行なわれ
るが、これらのみに限定されない。
本発明による変換は、有利には通常の大気圧下で行なわ
れる。しかしながら、大気圧以外の圧力下で行なうこと
もできる。たとえば、通常の大気圧下に2ける沸点が反
応を行なうのに望ましい温度よシも低いような溶剤を使
用することが望ましければ、本発明による変換は大気圧
よシ高い圧力下でオートクレ什゛′中にて行なうことが
できる。
本発明の変換を行なうのに要する時間は、使用温度なら
びにたとえば触媒の選択などの他のファクタに依存する
が、変換時間は一般に温度が高くなる程短かくなる。一
般に、変換時間は15分〜20時間でおる。
反応の完結後、得られたDDHBはたとえば蒸留のよう
な任意公知の手段によシ分離される。しかしながら、成
る用途については、DDHBを単離する必要はなく、こ
の場合DDHBを反応媒体中に残存させてこれをそのま
ま所望の方法で使用すれば充分でおる。錫誘導体は、反
応混合物を強酸の水溶液で洗浄して除去することができ
る。
以下、実施例により本発明を説明し、どのように実施し
うるかを示すが、これらのみに限定されない。
以下、DC(ME)という記号は、それぞれ操作の開始
時および終了時に反応媒体中に存在するオルト−メタリ
ルオキシフェノールの量から計算したオルト−メタリル
オキシフェノールの変換度を示し、かつY(DDHB)
という記号は、変換されたオル)−メタリルオキシフェ
ノールから計算シフIC2,3−ジヒドロ−2,2−・
ジメチル−ツーヒドロキシベンゾフラン(すなわちDD
HB )の収率を意味するために使用される。
実施例 1 使用した装置は、還流凝縮器と磁気撹拌棒とを装着した
100mJの丸底フラスコで構成した。
このフラスコ中へ順次に次のものを加えた:オルトーメ
タリルオキンフェノール(1,0294、li’、 6
.28X10  mot)、塩化第1錫(0,052g
、2.74X10−’moA ) 。
メチルイソブチルケトン(50m)。
この混合物を100℃にて攪拌しながら16.5時間加
熱し、次いで室温(25°C)まで冷却した。
次いで、2NのHClC20m1)を加え、次いで酢酸
エチル(20d)を加え、ぞして全体を分液漏斗中で振
とうした。
有機相と水相とを分離させた後、有機相を蒸留水C30
m1)で洗浄し、次いでこれを水相と合した。次いで、
この水相を酢酸エチル(20m)で洗浄し、これを最初
の有機相と合した。有機相の容量を次いで100m1に
調整し、そして得られた溶液を液相クロマトグラフィー
によυ分析した。
溶液中に次のものが測定された: 未変換のオルト−メタリルオキシフェノール(0,02
249,1,36X10” mot)、DDHB (0
,793g、4.83X10−5mot)、オルトーメ
タリルビロ力テコ−# (0,0017g、lXl0 
 mot)。
結果は次の通シである: DC(ME) = 98% Y(DDHB) = 78.7係 実施例 2 実施例1におけると同じ方法にしたがい、かつ実施例1
におけると同じ錫銹導体(S n C12)  と同じ
溶剤とを使用し、次のものから出発した:オルトーメタ
リルオキシフェノール(1,9421,!li’、塩化
第1錫(0,1121,li+、5.91X10−’m
ot ) 、。
メチルイソブチルケトン(35rnl )。
実施例1におけると同様であるが、105υにおいて9
.5時間加熱した。
結果は次の通シである: DC(ME) = 100饅 Y(DDHB) =79係 実施例 3 実施例1におけると同じ方法にしたがい、かつ実施例1
におけると同じ錫誘導体と同じ溶剤とを使用し、次のも
のから出発した: オルト−メタチルオキシフェノール(2,040,!i
’。
12.44X10  mot)、 塩化第1錫(0,101,!i’、 5.3X10−’
mot) hメチルイソブチルケトン(i si)。
加熱を不活性雰囲気中にて攪拌しながら105℃で6時
間行なった。
結果は次の通シである: DC0巴)=87.7係 Y(DDHB) = 79.3チ 実施例 4 実施例1におけると同じ方法にしたがい、かつ実施例1
におけると同じ錫誘導体を用いたが、メチルイソブチル
ケトンの代pKインプロパノールを使用し、かつ反応を
不活性雰囲気下でオートクレーブ中にて行なった。
この実験は次のものから出発して行なった:オルトーメ
タリルオキシフェノール(1,619g、9.87X1
0  mot )、 塩化第1錫(0,0891,!i’、 0.470X1
0−3mot)、インプロ/ぐノール(12ゴ)。
混合物を100℃にて16時間加熱した。
結果は次の通シである: DC(犯)=54.3チ Y(DDHB) −79,6% 実施例 5 実施例1におけると同じ方法にしたがい、かつ実施例I
Kおけると同じ錫誘導体を使用したが、溶剤を使用する
ことなくオルト−メタリルオキシフェノールをバルクと
して加熱した。
この実験は次のものから出発して行なった:オルトーメ
タリルオキシフェノール(1,4727N、8.98X
10  mol ) 。
塩化第1錫(0,0150,9,7,9X10−5mo
t)。
加熱を100 ”0にて7.5時間行なった。
結果は次の通りである: DC(■)=100条 Y(DDHB) = 53チ 実施例 6 実施例1におけると同じ方法にしたがったが、触媒とし
て式: %式%) の酢酸錫を使用しかつ反応を溶剤としてのm−キシレン
中で行なった。
この実験は次のものから出発して行なった:オルトーメ
タリルオキシフェノール(1,6456,F、10.0
3X10  mot )、 酢酸錫(0,0487,9,0,206X10  mo
t)、m−キシレン(11rILl)。
加熱を120°0にて不活性雰囲気下で16時間行なっ
た。
結果は次の通りである: DC(耶)=86.6% Y(DDHB ) = 67.3% 実施例 7 実施例1におけると同じ方法にしたがったが、触媒とし
て式: %式%) の錦メチラートを使用しかつ溶剤を使用することなくオ
ルト−メタリルオキシフェノールをバルクとして加熱し
た。
この実験は次のものから出発して行なった:オルトーメ
タリルオキシフェノール(2,2740,9゜13.8
6X10  mob)、 錫メチラート(0,0273F、0.15X10−3m
ot)。
加熱を不活性雰囲気下で攪拌′□しながら97°0にて
14時間行なった。
結果は次の通シである: DC(耶)=63.5係 Y(DDHB ) =61.7% 錫メチラートハ、ゾエー・ニス・モリソンおよびエンチ
・エム・ヘンドラ−によシイヤーナル・インオーガニン
ク・ヌクレア・グミストリー、第29巻、第395頁(
1967)に記載された方法によシ製造した。
実施例 8 実施例1におけると同じ方法にしたがったが触媒として
式: %式%) の二酸酢ノブチル錫を使用しかつ溶剤を使用することな
くバルクとして加熱した。
この実験は次のものから出発して行なった:オルトーメ
タリルオキシフェノール(1,720g。
10.49X10  mot)、 二酢酸シブチル錫(0,0368,!9.0.1051
05X10−3 ) 。
加熱を不活性雰囲気で攪拌しながら95℃にて15.5
時間行なった。
結果は次の通シである: DC(ME)=56チ Y(DDHB ) =50係 実施例 9 実施例1におけると同じ方法にしたがったが、触媒とし
て式: %式%) のノクロルジプチル錫を使用し、かつ溶剤を使用するこ
となくバルクとして加熱した。
この実験は次のものから出発して行なった:オルトーメ
タリルオキシフェノール(2,021゜12.19X1
0  mot)、 ノクロルジプチル錫(0,036,!i’、0.118
X10−3moL )。
加熱を120℃にて6時間行なった。
結果は次の通シである: DC(ME) =67.5係 Y(DDI(B) = 55.5% 実施例1における同じ方法にしたがつだが、触媒として
式: %式% の塩化第2錫を使用し、かつ反応を実施例1におけると
同様にメチルイソブチルケトン中で行なった。
この実験は次のものから出発して行なった:オルトーメ
タリルオキシフェノール(2,020、!7゜12.3
2X10  mot)、 塩化第2錫(0,147g、0.56X10  )、メ
チルイソブチルケトン(18mAり。
加熱を不活性雰囲気下で攪拌しながら、105°0にて
6時間行なった。
結果は次の通シである: DC(ME) =99係 Y(DDHB) = 48係 実施例 11 攪拌器を備えかつ不活性雰囲気下に置いたチューブを使
用した。
80重量係のオルト−メタリルピロカテコール(0,6
52X10  moL )を含有する生成物(0,13
36g)と二酢酸ノブチル錫(0,0043,!i’、
0.012 X 10−5mot)とをこのチューブに
入れた。
加熱を130℃にて3.5時間行った。
かくして、全てのオルト−メタリルピロカテコールは反
応混合物から消失し、かくしてDDI(B(0,109
g)が得られ、すなわちDDHHの収率は出発オルト−
メタリルピロカテコールに対し計Kして100チに等し
いことが観察された。
オルト−メタリルピロカテコールを含有する出発物質は
、オルト−メタリルオキシフェノールから200°0に
て1.5時間にわたジシクロヘキサン中で加熱して得ら
れた。
実験 人 実施例1におけると同じ装置において、オルト−メタリ
ルオキシフェノールを、溶剤を使用することなくかつ錫
誘導体の不存在下でバルクとして112°0の温度まで
加熱し、かつこの加熱をこの温度にて24時間継続した
結果は次の通りである: DC(ME) −43係 Y(DDHB) =0係 反応混合物の分析は、反応混合物が主としてオルト−メ
タリルピロカテコール〔未環化〕と少割合のp−メタリ
ルピロカテコール(すなわ?)1.2−ジヒドロキシ−
4−メタリルベンゼン)とを含有し、これらの割合は変
換されたオルト−メタリルオキシフェノールに対しそれ
ぞれ62.3%および20.2%であることを示した。
実験 B 実験人を反復し、オルト−メタリルオキシフェノールを
錫誘導体の不存在下にバルクとして加熱したが、この加
熱は130℃にて15時間行なった。
結果は次の通シである: DC(R口)=82チ Y(DDHB) = 1.4チ 反応混合物の分析は、この反応混合物が主としてオルト
−メタリルピロカテコール(未環化)と少割合の/4ラ
ーメタリルビロ力テコールとを含有し、これら割合は変
換されたオルト−メタリルオキシフェノールに対しそれ
ぞれ61%および22チであることを示した。
実@ C 実験Aを反復し、オルト−メタリルオキ7フエノールを
錫誘導体の不存在下に加熱したが、ただしオルト−メタ
リルオキシフェノールを140°0にて有機溶剤(p−
キシレン)中で11時間加熱した。
結果は次の通シである: DC(近)=98.2チ Y(DDHB) = 1.8% 反応混合物の分析は、この反応混合物が主としてオルト
−メタリルピロカテコール(未環化)と少割合の・ぐラ
ーメタリルピロカテコールとを含有することを示しだ。
これらの実験A、BおよびCは、錫誘導体の不存在下に
おいて112°0〜140℃の範囲の温度については殆
んどDD)(Bが生成されないことを示す。
何故なら、Y(DDI(B)はこれらの条件下で0−1
.8係であるからである。
さらに、実検Cは、オルト−メタリルオキシフェノール
の転位を、加熱をよシ高温度(140”O)で行なうな
らば、触媒の不存在下でも充分に(Dc(Mg)=9s
、z%)行ないうることを示している。
本発明の冥施例1〜11に記載した実験は、極めて類似
した温度条件の下で成る場合にはよシ低い温度でも、反
応混合物中に錫誘導体が存在すれば環化を充分に進行さ
せうろことを示している。
何故なら、Y(DDHB)はこれらの条件において48
チ(実施例10)から99.6%(実施例4)まで変化
するからである。
本発明の実施例1〜7に記載した二価の錫誘導体で得ら
れた結果と、本発明の実施例8〜10に記載した四価の
錫誘導体で得られた結果とを比較すれば、二価の錫誘導
体が一般に四価の錫誘導体で得られるY(DDI(B)
値よシも相当に高いY(DDHB)値を与えることが示
される。
最後に、実施例3におけるS n C1−2を用いて得
られた結果、すなわちY(DDHB) = 79.3チ
を、実施例3におけると正確に同じ条件を用いて行った
実施例10における5nC64で得られた結果、すなわ
ちY(DDHB) = 48%と比較すれば、オルト−
メタリルオキシフェノールをDDHBへ変換させるには
S n C42が明らかにS n et4  よシ優れ
ていることが示される。
さらに、本発明の実施例1および2を参照すれば、触媒
としてのS n C10の使用は、100°Cよシ高い
温度にてオルト−メタリルオキシフェノールの高い変換
度、すなわち98〜100%のDC(ME)と、高いY
(DDE(B)すなわち(78,7〜79%)とを得る
ことが可能であシ、すなわち上記ヨーロン・9特許出願
第0.012,096号および第0.030,511号
明細書に記載された実施例における相当に高い温度で得
られた最良の結果にほぼ等しい結果が得られることが観
察される。
一7′。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)オルト−メタリルオキシフェノールを転位させ次
    いで得られた転位化合物を環化させることによってオル
    ト−メタリルオキシフェノールから加熱によシ2,3−
    ジヒドロー2,2−ジメチル−7−ヒドロキシベンゾフ
    ランを製造するに際し、少なくとも環化工程を錫訪導体
    よシなる触媒の有効量の存在下で加熱して行なうことを
    特徴とする2、3−ゾヒドロー2.2−ジメチル−7−
    ヒドロキシベンゾフランの製造方法。 (2)オルト−メタリルオキシフェノールの転位を錫紡
    導体の不存在下で加熱して行ない、かつ転位化合物の環
    化を次いで錫誘導体よシなる触媒の存在下で加熱して行
    なう特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)転位化合物がオルト−メタリルピロカテコールで
    ある特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 (4)オルト−メタリルオキシフェノールの転位を錫誘
    導体の存在下で加熱して行ない、かつ転位化合物の環化
    を次いで錫誘導体の存在下で加熱して行なう特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 (5)  オルトーメタリルオキシフェノールヲ錫誘導
    体の存在下で2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7
    −ヒドロキシベンゾフランが得られるまで加熱する特許
    請求の範囲第4項記載の方法0(6)錫誘導体が式: %式%) 〔式中、Rは)・ログン原子または無機もしくは有機基
    を示し、mは2または4に等しく、置換基Rは同一もし
    くは異なるものとすることができる〕 の化合物、またはこの化合物を反応条件下にてその場で
    生成しうる錫系試薬である特許請求の範囲第1墳乃至第
    5項のいずれかに記載の方法。 (7)Rがハロダン原子、適宜置換されたアルキル基、
    適宜1置換されたアリール基、適宜置換されたアルカリ
    ル基または基−0RL(ここでR1は有機基を示す)を
    示す特許請求の範囲第6項記載の方法。 (8)mが2に等しい特許請求の範囲第6項または第7
    項記載の方法。 (9)触媒として使用する錫誘導体が塩化第一錫である
    特許請求の範囲第1項乃至第8項のいずれかに記載の方
    法。 01  変換すべき化合物1mo1当り少なくとも0 
    、 OO005mo 1の錫誘導体を使用する特許請求
    の範囲第1項乃至第9項のいずれかに記載の方法。 (11)  変換すべき化合物1mo1当り0.000
    1〜0.3molの間誘導体を使用する特許請求の範囲
    第1項乃至第10項のいずれかに記載の方法。 (2)変換すべき化合物1 mola F) 0.00
    5〜0.1molの錫誘導体を使用する特許請求の範囲
    第1項乃至第11項のいずれかに記載の方法。 α3 錫誘導体の存在下における加熱を60〜200℃
    の温度にて行なう特許請求の範囲第1項乃至第12項の
    いずれかに記載の方法。 04  変換反応を有機溶剤中で行なう特許請求の範囲
    第1項乃至第13項のいずれかに記載の方法。
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